JP3000968U - 定 規 - Google Patents
定 規Info
- Publication number
- JP3000968U JP3000968U JP1994001772U JP177294U JP3000968U JP 3000968 U JP3000968 U JP 3000968U JP 1994001772 U JP1994001772 U JP 1994001772U JP 177294 U JP177294 U JP 177294U JP 3000968 U JP3000968 U JP 3000968U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ruler
- magnet
- scale
- hole
- magnet body
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】磁石体を付設した定規に於いて、既存の定規を
そのまま利用して使い易く安価な定規を提供する。 【構成】曲尺或は直尺等の長尺定規本体1に、複数の貫
通孔2をバランス良く穿設すると共に、各貫通孔に磁石
体3を嵌合して装着する。
そのまま利用して使い易く安価な定規を提供する。 【構成】曲尺或は直尺等の長尺定規本体1に、複数の貫
通孔2をバランス良く穿設すると共に、各貫通孔に磁石
体3を嵌合して装着する。
Description
【0001】
本考案は、主として建設並びに建築に従事する者が使用する曲尺、或は直尺に 関するものである。
【0002】
曲尺或は直尺は、長さ計測や、線引き等に使用されるものであるが、その材質 は一般にステンレス鋼、プラスチック等で形成されている。 ところでこれら曲尺や直尺が軽量鉄骨家屋の建築並びにビル建設の使用に適す るように磁石体を付設することが提案されている。
【0003】 具体的には、定規体の表面又は裏面に磁石を貼付又は本体に嵌め込み或は埋め 込んだ磁石体装着タイプの定規(実開昭55−11595号公報)、磁石シート の表面に寸法目盛りを印刷表示した磁石シートタイプの定規(実開昭58−18 6401号公報)、ゴム磁石と充填物とを金属板の被覆した被覆タイプの定規( 実開昭59−29701号公報)、差金の内端面に磁石を装着した端面磁石タイ ブの定規(実開平2−81401号公報)等が知られている。
【0004】
定規に磁石を装着して使い易くすることは広く知られているが、前記した従来 の定規は、その磁石の組み込みが煩雑で、実用的とは言えない。
【0005】 例えば磁石体装着タイプは単なる貼付では磁石部分が突出して使い難く、相応 の大きさの磁石体を定規本体に嵌め込んだり埋め込むことはその製造が煩雑であ る。又磁石シートタイプの定規は、磁石シートの製造自体が高価となり、且つ剛 性の点から通常の使用(磁石を必要としない箇所での使用)には適さない。更に 金属被覆タイプのものも一般的でない特定の定規構造であるため、コスト高とな り、且つ背面使用ができないし、端面磁石タイプの定規も、厚みのある差金のよ うに特殊な定規にしか適用できない等実用接性に欠けるものである。 そこで本考案は、既成の定規をそのまま使用して僅かに改良を施すことで製造 でき、而も使い易い磁石付きの定規を提案したものである。
【0006】
本考案に係る定規は、所定の目盛りを施してなる曲尺或は直尺等の長尺定規本 体に、複数の貫通孔をバランス良く穿設すると共に、各貫通孔に定規本体と同一 厚さ若しくは多少薄い磁石体を嵌合し、必要に応じて貫通孔内壁面と磁石体の周 面との間に接着剤を介在せしめる等して固着したことを特徴とするものである。
【0007】 また特に前記の定規に於いて、定規両端の表裏部分を先薄のテーパー状に形成 したことを特徴とするものである。
【0008】
定規体に単に貫通孔を穿設して、磁石体を嵌合固着するので、定規体に既存の ものをそのまま使用でき、而も磁石体は表面に突出しないので、何等支障なく使 用できる。
【0009】 磁石体の吸着力で定規体が吸着状態でも定規本体の端面を先薄のテーパー状に 形成しているので、指先で端面の浮き上がり部分を引っ掛けて容易に剥離させる ことができる。
【0010】
次に本考案の実施例について説明する。 図1乃至図3は本考案の第一実施例を示したもので、この実施例に係る定規は 、定規本体1がステンレス製の曲尺であり、従前のステンレス製曲尺と同様に寸 法目盛り11及び寸法数字12が表示されているものである。この定規本体1に バランス良く即ち変に偏らずに適当数個の貫通孔2を穿設する。尚貫通孔の大き さは定規本体1の強度を低下させない程度とし、また数は、磁石の吸引程度を勘 案して定める。また定規本体1の両端部分は、その表裏をテーパー状に形成して 先薄部13としたものである。
【0011】 磁石体3は、前記貫通孔2と一致する形状にして、その厚さは、定規本体1の 厚みと一致することが望ましいが多少薄くとも差し支え無い。この磁石体3を前 記各貫通孔2に嵌合固着するもので、磁石体3を貫通孔2に圧入して密嵌状態と して固定しても良いし、或は予め磁石体3の周面或は貫通孔2の内壁面に接着剤 4を塗布して、接着剤4で固定するようにしても良い。
【0012】 而して定規本体定規(曲尺)1に、磁石体3がバランス良く装着されているの で、鉄骨等の金属部分に安定して吸着し、而も磁石体2が定規本体1の表面より 突出しないので、特に手で定規本体1を抑えずともケガキ作業や計測作業を行う ことができるものである。
【0013】 また既成の曲尺をそのまま定規本体1に使用できるので、その製造自体も容易 で且つ安価なコストでなされるものである。
【0014】 本考案は前記第一実施例のように曲尺に限定されるものではなく、図4及び図 5に例示した第二実施例のように直尺を定規本体1Aとしても良いもので、直尺 の場合も第一実施例と同様に貫通孔2に磁石体3を嵌合固着するものである。 更に本考案は、定規本体1が必ずしも金属尺に限定されず、プラスチック製定 規本体を採用してもよいものである。
【0015】
以上のように本考案は、定規本体にバランス良く複数の貫通孔を穿設すると共 に、貫通孔に磁石体を嵌合固着したものであるから、既存の定規をそのまま転用 でき、而も外形自体は既存の定規と同様であるから使い易いものである。 更に定規本体の端部を先薄テーパー状とすることで、磁気吸着時の剥離を容易 にし、更に使い易くしたものである。
【図1】本考案の第一実施例の全体斜視図。
【図2】同要部断面図。
【図3】同剥離時の説明図。
【図4】本考案の第二実施例の平面図。
【図5】同要部断面図。
1 定規本体(曲尺) 1A 定規本体(直尺) 13 先薄部 2 貫通孔 3 磁石体 4 接着剤
Claims (7)
- 【請求項1】 所定の目盛りを施してなる長尺定規本体
に、複数の貫通孔をバランス良く穿設すると共に、各貫
通孔に定規本体と同一厚さ若しくは多少薄い磁石体を嵌
合固着したことを特徴とする定規。 - 【請求項2】 請求項1記載の定規に於いて、貫通孔内
壁面と磁石体の周面との間に接着剤を介在せしめて固着
したことを特徴とする定規。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の定規に於い
て、定規両端の表裏部分を先薄のテーパー状に形成した
ことを特徴とする定規。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の定規に於い
て、定規本体を曲尺としたことを特徴とする定規。 - 【請求項5】 請求項3記載の定規に於いて、定規本体
を曲尺としたことを特徴とする定規。 - 【請求項6】 請求項1又は請求項2記載の定規に於い
て、定規本体を直尺としたことを特徴とする定規。 - 【請求項7】 請求項3記載の定規に於いて、定規本体
を直尺としたことを特徴とする定規。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994001772U JP3000968U (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 定 規 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994001772U JP3000968U (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 定 規 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3000968U true JP3000968U (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=43136963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994001772U Expired - Lifetime JP3000968U (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 定 規 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3000968U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03193084A (ja) * | 1989-12-25 | 1991-08-22 | Matsushita Electric Works Ltd | ヘアカッター |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP1994001772U patent/JP3000968U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03193084A (ja) * | 1989-12-25 | 1991-08-22 | Matsushita Electric Works Ltd | ヘアカッター |
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