JP3000628U - コード表示体 - Google Patents

コード表示体

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JP3000628U
JP3000628U JP1994001253U JP125394U JP3000628U JP 3000628 U JP3000628 U JP 3000628U JP 1994001253 U JP1994001253 U JP 1994001253U JP 125394 U JP125394 U JP 125394U JP 3000628 U JP3000628 U JP 3000628U
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JP
Japan
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cord
main body
connection
holding
lid
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Application number
JP1994001253U
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English (en)
Inventor
一郎 清水
巻雄 山浦
Original Assignee
オリエクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続コードに取り付けた際に、接続コードか
ら外れたり所定位置からずれたりせず、しかも接続コー
ド端末導体の絶縁保護も同時に処理できるコード表示体
を提供する。 【構成】 コード挟持用溝5とコード端末保持用有底孔
8を設けた本体部2と、該本体部2のコード挟持用溝5
と対をなすコード挟持用溝6を設けた蓋体部3と、本体
部2と蓋体部3とを開閉可能に連接するセルフヒンジ部
4と,本体部2と蓋体部3とを係止する係止凹部9、係
止凸部10とを、プラスチック材料で一体成形したコー
ド表示体1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、機器間あるいは機器とデバイス間を接続するコードの端末に設けら れる接続先表示体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、カーオーディオなどの機器では、本体機器とスピーカやアンテナ等の 外部の機器、デバイス間を接続し、これら外部の機器やデバイスの制御を行うた めの接続コードが設けられている。そして、これら接続コードには、それぞれの 接続コードがどの機器やデバイスに接続されるかを明示する必要があるため、そ れぞれの接続コードのコード端末に接続先の機器やデバイスの名称を記載した表 示体が付されている。
【0003】 従来の表示体は、接続先の機器やデバイスの名称を印刷した粘着性ラベルを使 用して、これを接続コードの接続側端末の所定位置に貼り付けたり、あるいは接 続先の機器やデバイスの名称を印刷した塩化ビニルなどのプラスチックチューブ を使用して、これを接続コードの接続側端末の所定位置に挿通固定するなどして 用いられていた。
【0004】 また、上述の接続コードの表示体取り付け作業に付帯する作業として、接続コ ードの接続端末導体の絶縁保護処理が行われている。この接続コードの接続端末 導体の絶縁保護は、接続コードを所定の外部の機器やデバイスに接続するまでの 間、電位を有している接続コードの接続端末導体が機器やデバイス等と接触する ことによって発生する電気的事故、特に、機器のICやLSI等の半導体の静電 破壊事故を防止する目的で行われるものである。この接続コードの接続端末導体 の絶縁保護処理としては、接続端末導体に熱収縮性絶縁チューブを被せ温風器で 加熱収縮して行ったり、あるいは塩化ビニルなどの絶縁チューブを被せるなどし て行われていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の表示体は、表示体自体に問題があるとともに、表示体の取り付けと付帯 して行われる接続コードの接続端末導体の絶縁保護にも問題があった。 先ず、表示体自体の問題としては、粘着ラベルを用いた表示体は、ラベルに用 いられている粘着剤が使用環境によって劣化を起こし易く、この粘着剤の劣化に よって接続コードに貼り付けた粘着ラベルが簡単に剥離してしまうという欠点が あった。また、チューブを用いた表示体は、接続コードに挿通し易いようチュー ブ内径が接続コードの外径より若干太めに形成されているため、接続コード端末 の所定位置に挿通しておいても、接続コード上を容易に移動してしまい、接続コ ードの所定の端部位置に固定しておくことが難しいという欠点があった。
【0006】 次に、接続コードの接続端末導体の絶縁保護の問題としては、接続端末導体に 熱収縮性絶縁チューブあるいは塩化ビニルなどの絶縁チューブを被せる絶縁保護 作業は工数を要するうえ、熱収縮性絶縁チューブを用いる場合にはチューブの熱 収縮のための熱源が必要であったり、絶縁性チューブの場合には絶縁性チューブ を被せた後に絶縁性チューブが接続コードから外れ易いため、接続コード端末導 体と機器が接触し、半導体の破壊事故を生じるという問題があった。 そこで、この考案の目的は、簡単に剥離や移動しない、しかもコード端末導体 の絶縁保護も確実容易に行うことの可能なコード表示体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、コード挟持用溝部とコード端末を挿入し保持するためのコード端 末保持用有底孔を設けた本体部と、該本体部の前記コード挟持用溝部と対をなす コード挟持用溝部を設けた蓋体部と、この本体部と蓋体部とを開閉可能に連接す るセルフヒンジ部と、前記本体部と前記蓋体部とに前記本体部と前記蓋体部を閉 成したときにこれらを相互に係止するための係止部とを、プラスチック材料で一 体成形し、前記本体部と蓋体部とを閉成係止したときに前記一対のコード挟持用 溝部により接続コード挟持孔を形成し、この挟持孔により接続コードを挟持する コード表示体を提供する。上記コード表示体において、本体部のコード挟持用溝 部の底部に突起部を設けることが好ましい。
【0008】
【作用】
この考案の表示体では、本体部と蓋体部とに対をなすコード挟持用溝が設けら れ、本体部と蓋体部とがセルフヒンジ部で開閉可能に連接されているので、本体 部と蓋体部を閉成係止することにより、本体部と蓋体部との対をなすコード挟持 用溝で円筒状のコード挟持孔が形成される。従って、本体部のコード挟持用溝部 に接続コードを配置し、この上に蓋体部を被せ、本体部と蓋体部を係止すること により、本体部のコード挟持用溝部と蓋体部のコード挟持用溝部で形成される接 続コード挟持孔で接続コードがしっかりと挟持される。更に、接続コードの接続 端末を本体部のコード端末保持用有底孔に挿入、保持することにより、接続コー ドの接続端末導体の絶縁保護が確実になされるとともに、接続コードは接続コー ド挟持孔とコード端末保持用有底孔とでU字状に曲げられてコード表示体と強固 に保持されることになる。従って、コード表示体が接続コードから外れたり、ず れることがなくなるとともに、接続コードの接続端末導体の絶縁保護も同時に行 うことが可能となる。なお、本体部のコード挟持用溝部の底部に突起部を設けれ ば、接続コードがより一層しっかりと挟持される。
【0009】
【実施例】
以下、図に示す実施例によりこの考案を更に詳細に説明する。なお、これによ り、この考案が限定されるものではない。
【0010】 図1は、この考案の1実施例のコード表示体1を示す斜視図である。コード表 示体1は、ポリプロピレン、ポリエチレンあるいはナイロン等のプラスチックを 一体成形して製作される。コード表示体1は、本体部2と蓋体部3よりなり、本 体部2と蓋体部3とは長手方向の1稜線で薄肉のセルフヒンジ部4により連接さ れ、このセルフヒンジ部4で本体部2と蓋体部3とが開閉可能に一体構成される 。そして、本体部2には、蓋体部3と連接する側面の長手方向に沿って、接続コ ード15を挟持するためのコード挟持用半円状溝部5が設けられる。また、蓋体 部3には、本体部2のコード挟持用半円状溝部5の設けられた面と対面する内側 面の長手方向に沿って、本体部2のコード挟持用半円状溝部5と対をなすコード 挟持用半円状溝部6が設けられる。更に、本体部2には、コード挟持用半円状溝 部5と並列にコード端末保持用有底孔10が穿設される。また、本体部2と蓋体 部3を閉じたときに本体部2と蓋体部3とを係止するため、本体部2のセルフヒ ンジ部4と反対側のコード挟持用半円状溝部5端縁に沿って係止凹部9を設け、 蓋体部3のセルフヒンジ部4と反対側のコード挟持用半円状溝部6端縁に沿って 係止凸部10を設け、係止凹部9と係止凸部10を嵌め合わせることにより本体 部2と蓋体部3が閉成係止される。また、11は本体部2のコード挟持用半円状 溝部5の底部に設けられた突起部で、これを設けた場合には本体部2と蓋体部3 のコード挟持用半円状溝部5、6による接続コード15の挟持がより強固となる 。12は本体部2の表面に記載された接続先の名称で、この名称をコード表示体 1の成形金型に刻印しておけば、コード表示体1を一体成形する際に接続先の名 称も一緒に記載され、また接続先の名称の記載が消える心配もないので好都合で ある。なお、14は蓋体部3の開閉を容易にするため蓋体部3に設けたつまみ部 であり、13はつまみ部14と嵌合する本体部2に設けた切込み部である。
【0011】 次に、かかる表示体1の接続コード15への取り付けを図2と図3に沿って説 明する。図2は表示体1が接続コード15へ取り付かる状態を示す斜視図であり 、図3は表示体1が接続コード15へ取り付かった完成状態を示す斜視図である 。本体部2と蓋体部3が開かれた状態で、先ず接続コード15の接続導体端末部 16を本体部2のコード端末保持用有底孔10に挿入する。次に、接続コード1 5をU字状に折り曲げ、この折り曲げた側の接続コード15を本体部2のコード 挟持用半円状溝部5に沿わせて嵌入する。次に、蓋体部3を閉じると、蓋体部3 のコード挟持用半円状溝部6で接続コード15が押しつけられる。この状態で蓋 体部3の係止凸部10と本体部2の係止凹部9を嵌め合わせ、本体部2と蓋体部 3を係止する。この結果、図3に図示するように、接続コード15は本体部2と 蓋体部3のコード挟持用半円状溝部5、6によって形成されたコード挟持孔7で 挟持される。
【0012】 本考案のコード表示体1の実施例の構造寸法例としては、例えば、接続コード 15に外径1.92mmのコードを使用した場合、コード表示体1の外径寸法は 長さ22mm、幅8.0mm、厚さ5mmの長方体であり、形成されるコード挟 持孔7の内径は1.8mm、コード端末保持用有底孔10は内径1.98mm、 深さ20mmである。
【0013】 本実施例のように、コード挟持孔7の内径は接続コード15の外径と同程度か 若干細目とする方がコードの挟持がより強固となり好ましい。また、コード端末 保持用有底孔10の内径は接続コード15の外径よりやや大きくしておく方がコ ード端末を抜き出す際(コード端末を機器に接続する際)容易である。なお、上 述の実施例では、本体部2と蓋体部3のコード挟持用溝部5,6の形状を半円状 として説明したが、本体部2のコード挟持用溝部5の形状をU字状とし、蓋体部 3のコード挟持用溝部6の形状を円弧状に形成してもよいことは勿論である。
【0014】
【考案の効果】
この考案のコード表示体によれば、本体部と蓋体部とに対をなすコード挟持用 溝が設けられ、本体部と蓋体部とがセルフヒンジ部で開閉可能に連接されている ので、本体部と蓋体部を閉成係止することにより、接続コードは本体部と蓋体部 のコード挟持用溝で形成されるコード挟持孔でしっかりと挟持され、コード表示 体が接続コードから外れたりコードの所定位置からずれたりすることがなくなる 。また、接続コードの接続端末導体は本体部に設けたコード端末保持用有底孔に 挿入保持され絶縁保護されるので、絶縁保護が確実となり、接続コードの接続端 末導体による機器の電気的事故が防止される。更に、接続コードはコード表示体 のコード挟持孔とコード端末保持用有底孔とでコード表示体にU字状に保持され るので、コード表示体の取り付けがより一層強固となる。また、コード表示体の 取り付けと一緒にコード端末導体の絶縁保護処理も容易に行うことができ、作業 工数が大幅に低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコード表示体の外観斜視図である。
【図2】本考案のコード表示体を接続コードに取り付け
る状態を示す外観斜視図である。
【図3】本考案のコード表示体を接続コードに取り付け
た完成状態を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 コード表示体 2 本体部 3 蓋体部 4 セルフヒンジ部 5 本体部のコード挟持用溝 6 蓋体部のコード挟持用溝 7 コード挟持用孔 8 コード端末保持用有底孔 9 係止凹部 10 係止凸部 11 突起部 12 表示先名 15 接続コード 16 接続コードの接続端末

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コード挟持用溝部とコード端末を挿入し
    保持するためのコード端末保持用有底孔を設けた本体部
    と、該本体部の前記コード挟持用溝部と対応するコード
    挟持用溝部を設けた蓋体部と、前記本体部と前記蓋体部
    とを開閉可能に連接するセルフヒンジ部と、前記本体部
    と前記蓋体部とに設けた前記本体部と前記蓋体部を閉成
    係止するための係止部とを、プラスチック材料で一体成
    形したことを特徴とするコード表示体。
  2. 【請求項2】 前記コード挟持用溝部の底部に突起部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のコード表示体。
JP1994001253U 1994-01-31 1994-01-31 コード表示体 Expired - Lifetime JP3000628U (ja)

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