JP3000519U - 照明ステッキ - Google Patents

照明ステッキ

Info

Publication number
JP3000519U
JP3000519U JP1994001085U JP108594U JP3000519U JP 3000519 U JP3000519 U JP 3000519U JP 1994001085 U JP1994001085 U JP 1994001085U JP 108594 U JP108594 U JP 108594U JP 3000519 U JP3000519 U JP 3000519U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stick
lighting
miniature
handle
light bulbs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994001085U
Other languages
English (en)
Inventor
達男 森山
Original Assignee
達男 森山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 達男 森山 filed Critical 達男 森山
Priority to JP1994001085U priority Critical patent/JP3000519U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3000519U publication Critical patent/JP3000519U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者においては足元をも含めて前方を見え
やすく、また、他人においては注意されやすく、巧妙に
照らすことのできる照明ステッキを提供する。 【構成】 柄付きのステッキ棒に、上下段々に数個の豆
電球を内装し、豆電球により前方を照らし得るように、
前面に透明蓋により封じられる照明窓を設け、柄には豆
電球の電源を内装し、豆電球を点滅するスイッチを備え
て照明ステッキを構成した。 【効果】 ステッキ棒により前方の照明がなされ、それ
が上下に段々と並ぶ数個の豆電球によるために、例え
ば、一個の懐中電灯で照らすというような場合に比し
て、照明効果が格段に大きく、しかも、遠方ばかりでな
く、足元も照らされるので、目の不自由な老人や障害者
であっても、些細な障害をも避け得るように、極めて安
全に歩行でき、また、他人に注意を喚起する力が威嚇的
とも言える程に非常に大きいので、交通事故防止にも絶
大な威力を発揮する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、老人や身体障害者,病人等が、暗闇の夜間に、安全に歩行するた めに使用する照明ステッキに関する。
【0002】
【従来の技術】
ステッキは、棒の上端に柄を設けたもので、主に老人や身体障害者の歩行を助 けるために使用され、時にはアクセサリーとして携帯されることもある。そして 、使用目的が歩行の補助であるときには、安全対策として他人に注意を促す手段 が講じられることがあった。
【0003】 注意を促す手段としては、色を白くするというように着色によるものと、発光 体を取り付けるものとがあるが、その発光体は、前方を照明するものではなかっ た。つまり、従来、前方を照らすことのできるステッキが使用されることはなか った。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のステッキは、このように照明能力がなく、暗がりにおいて安全な歩行に 役立たないことはもちろん、照明を要するときには、一方の手でステッキを、他 方の手で照明器具を持つ必要があるために、老人には非常に無理が強いられ、風 雨の際には傘がさせなくなる不都合があった。
【0005】 発光するものがあったにしても、一点の発光によるものであったから、他人に 注意を促すにも不完全であって、交通事故防止には安全性に欠けていた。殊に、 速いスピードで走る自動車には識別されないために無防備に近かった。
【0006】 この考案は、上記のような実情に鑑みて、使用者においては足元をも含めて前 方を見えやすく、また、他人においては注意されやすく、巧妙に照らすことので きる照明ステッキを提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案は、柄付きのステッキ棒に、上下段々 に数個の豆電球を内装し、豆電球により前方を照らし得るように、前面に透明蓋 により封じられる照明窓を設け、柄には豆電球の電源を内装し、豆電球を点滅す るスイッチを備えて照明ステッキを構成した。
【0008】 透明蓋がプラスチックレンズであると、さらに目的達成に有効である。
【0009】
【作 用】
夜間において照明ステッキを使用する時に、スイッチを入れて豆電球を点灯さ せておくと、一個の豆電球を点灯させる場合とは違って、前方を単に照らすだけ でなく、その照明が格段に大きく、しかも、足元も照らすことになるために、些 細な障害物をも見逃すことなく安全に歩行できる。
【0010】 殊に、横断歩道においては、照明しながら持ち上げると、他人に与える注意が 威嚇的に完全となるために、たとえ、ネオンサインのきらめく都会地において、 速いスピードで走る自動車からでもそれを見逃すことがなく、それにより交通事 故も防止される。
【0011】
【実施例】
次に、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1および図2は、一実施例を示したもので、その照明ステッキは、ステッキ 棒1の上端に柄3を、下端に端末クッション5がそれぞれ取り付けられ、柄3に 複数の豆電球7,7,・・を装備し、柄3には蓄電池8,8を内装し、数個の豆 電球7,7,・・により前方を照らし得るようになっているので、他人に注意を 促す威力が大きい。また、普通の懐中電灯に比べて絶大な照明能力を有している ばかりでなく、照明範囲の特有性を有している。
【0013】 ステッキ棒1は、軽量なアルミ押出形材(航空機に使われている硬質軽量中空 アルミ材)からなるもので、その断面形状については、円形の中空に形成すると ともに、前面となる一側に豆電球7の収納溝9を設け、収納溝9の開口部を照明 窓10としたもので、その両側開口縁に透明蓋11の係合溝13,13が形成さ れる。このようなリブ構造により単なる円形の場合に比して強度が大きい。
【0014】 豆電球7の取り付けについては、図2に示すように、収納溝9の底部に豆電球 7を取り付けるソケット15,15,・・の嵌着孔17,17,・・を設け、嵌 着孔17にソケット15を保持してある。従って、豆電球7が切れたときには、 透明蓋11を外すことによって、それを取り替えることができる。
【0015】 ソケット15には、クリスマスツリーに見られる豆電球の並列配線におけると 同じく、マイナスプラスの両コード18に豆電球7,7,・・が数珠繋ぎになさ れているが、コードをプラスだけにして、柄3をアースとして使用することもで きる。
【0016】 豆電球7の向きは水平な前方であるが、足元を特に照らしたいときには、下端 の豆電球7を下向き傾斜にする。そして、上の豆電球7に行くにつれて上向きに なるような角度にしても良い。そうすれば、目の不自由な人に特に好都合である し、ステッキの前後の揺動運動中にも、常に前方を確実に照らすようにできる。
【0017】 透明蓋11は、アクリル樹脂等のプラスチックレンズであって、前面がステッ キ棒1の断面の円周面に沿って曲がる断面円弧形状に形成するとともに、両側端 が係合溝13,13と係合するように形成されている。そして、上下両端が柄3 および端末クッション5により止められて脱出しないように保持されているから 、透明蓋11を取り外すときには、柄3を取り外して上端から抜き出せば良い。
【0018】 ステッキ棒1の上端には、ステッカー24が貼られ、それには、万一の場合に 備えて、使用者の氏名、年令、血液型、緊急連絡先が記載できるようになってい る。
【0019】 柄3は、多くのステッキに見られるように略T字形であって、握り部分が筒形 において二個の蓄電池8,8が内装されるようにプラスチックにより形成され、 後端に蓄電池8,8を出し入れする際に取り外す蓋21が嵌着されている。また 、下面に豆電球7を点滅するスイッチ20を取り付け、先端上部に手首に回す紐 23が装着される。なお、蓄電池8,8には3ボルトのものを使用した。これで あると、継続して約3時間ないし5時間の使用が可能である。
【0020】 さらに、柄3には、不測の危険を警告により避けるために、緊急発信ブザー2 7とそのスイッチ29を装備する他、健康促進のために、万歩計31が取り付け られている。
【0021】 図3は、他の実施例を示したもので、この場合は、ステッキ棒1を円形の中空 に形成したものであって、豆電球7,7,・・毎に照明窓10,10,・・を設 け、それに凸レンズの透明蓋11が嵌められている。
【0022】 豆電球7の取り付けについては、内部に差し込む保持板33が使用され、それ にソケツト15が嵌着されている。保持板33は、上端の柄に取り付けられてい るので、豆電球7が切れたときには、保持板33をステッキ棒1の上端から抜き 出すことになる。なお、豆電球7は、レンズ付きであってもよく、或いはレンズ と一体化した豆電球であってもよい。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の照明ステッキによれば、次のような優れた効 果がある。
【0024】 ステッキ棒により前方の照明がなされ、それが上下に段々と並ぶ数個の豆電球 によるために、例えば、一個の懐中電灯で照らすというような場合に比して、照 明効果が格段に大きく、しかも、遠方ばかりでなく、足元も照らされるので、目 の不自由な老人や障害者であっても、些細な障害をも避け得るように、極めて安 全に歩行でき、また、他人に注意を喚起する力が威嚇的とも言える程に非常に大 きいので、交通事故防止にも絶大な威力を発揮する。
【0025】 照明窓の透明蓋にプラスチックレンズを使用したときには(請求項2)、豆電 球が拡大して見え、遠くからもそれを確認できるために、さらに、他人に注意を 促す力が大きくなり、殊に、交通事故防止に効果が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す一部破断した斜視図である。
【図2】ステッキ棒の拡大断面図である。
【図3】他の実施例を示すステッキ棒の一部断面斜視図
である。
【符号の説明】
1 ステッキ棒 3 柄 7 豆電球 8 電源としての蓄電池 10 照明窓 11 透明蓋 20 スイッチ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄付きのステッキ棒に、上下段々に数個
    の豆電球を内装し、豆電球により前方を照らし得るよう
    に、前面に透明蓋により封じられる照明窓を設け、柄に
    は豆電球の電源を内装し、豆電球を点滅するスイッチを
    備えたことを特徴とする照明ステッキ。
  2. 【請求項2】 透明蓋がプラスチックレンズであること
    を特徴とする請求項1記載の照明ステッキ。
JP1994001085U 1994-01-28 1994-01-28 照明ステッキ Expired - Lifetime JP3000519U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994001085U JP3000519U (ja) 1994-01-28 1994-01-28 照明ステッキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994001085U JP3000519U (ja) 1994-01-28 1994-01-28 照明ステッキ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3000519U true JP3000519U (ja) 1994-08-09

Family

ID=43136525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994001085U Expired - Lifetime JP3000519U (ja) 1994-01-28 1994-01-28 照明ステッキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3000519U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200485986Y1 (ko) * 2017-08-10 2018-03-19 이지웅 등산용 스틱

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200485986Y1 (ko) * 2017-08-10 2018-03-19 이지웅 등산용 스틱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3037669U (ja) 発光傘
US6145993A (en) Illuminated cane tip
KR20100025451A (ko) 우산용 발광장치
JP3000519U (ja) 照明ステッキ
ATE518445T1 (de) Zahnbürste mit beleuchtungssystem
JP5696871B2 (ja) 車椅子の照明装置
KR200413605Y1 (ko) 지팡이용 손잡이 구조
US20090260663A1 (en) Safety umbrella
US6546638B2 (en) Self-illuminated attitude indicator and method for self-rescue from avalanche
KR200418376Y1 (ko) 조명장치가 구비된 우산
JP3112664U (ja) すてきなメロデイステッキ
JP2005293912A (ja) 歩行者用安全灯
JP3115433U (ja) 照明機器付き補助具
CN2472554Y (zh) 伸缩式多功能拐杖
CN2092897U (zh) 多功能照明手杖
JP3137208U (ja) 照明付杖
JP2001252117A (ja) 足下を安定に照明する歩行杖具、および歩行杖具用の足下安定照明器
JP3206545U (ja) 電気による光る杖
KR200183145Y1 (ko) 신발의 조명장치
JP3100797U (ja) 発光傘
JP3064949U (ja) 警告杖
JP3035812U (ja) 多機能杖
GB2296082A (en) Illuminated stick
JP6188450B2 (ja) 杖歩行者用点灯装置とその装置を備えた杖
KR200432945Y1 (ko) 안전 지팡이