JP3000266B2 - パネルおよびその気密取付け工法 - Google Patents

パネルおよびその気密取付け工法

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JP3000266B2
JP3000266B2 JP9221033A JP22103397A JP3000266B2 JP 3000266 B2 JP3000266 B2 JP 3000266B2 JP 9221033 A JP9221033 A JP 9221033A JP 22103397 A JP22103397 A JP 22103397A JP 3000266 B2 JP3000266 B2 JP 3000266B2
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英明 久次米
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築用パネルおよび
その気密取付け工法に関するものであり、特に防湿性、
反射断熱性シートを配置した建築用パネルおよびその気
密取付け工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より建築用パネルの取付け時にパネ
ル内の気密性を高めるためには、パネル全面に空気の透
過しにくいシート等を接着すると共に、隣接するパネル
間にシール材を配置すること等が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
シール材を使用する手段では、シール材を必要とする上
にパネルの側端にシール材を嵌め込むための凹溝を設け
る等しなければならないので、製造コストが高く、また
使用現場でのシール材取付けに手間が掛かるので作業能
率が悪く、建物の工期が長く掛かる等の問題点があっ
た。本発明はこのような事情を背景としてなされたもの
であり、本発明の目的は気密性を高め得ると共に取付け
の容易な屋根用パネル、床用パネル、外壁用パネルおよ
びその気密取付け工法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するためになされたものであり、本発明は下記のよう
に構成される。 A 防湿性および/または反射断熱性を有するシートを
パネル自体の下面側全面に少なくとも接着してなる屋根
用パネルにおいて、前記シートの両端部はパネル自体の
両端に配置された枠材より所定長さ折曲げ自在にはみ出
すようにされると共に前記枠材の上面側にパネル自体の
幅より若干幅が狭くされた板材を両端の枠材から引っ込
んだ状態に取付け、パネル取付け時に隣接する各パネル
の前記板材端面間に所定の間隔を生じるようにし、かつ
シートのはみ出す寸法は前記シートの両端部がパネル取
付け時に隣接する他のパネルのシートと共に各パネルの
枠材側面に沿って上方に折り曲げ得ると共に重ね合わさ
れた両シートは枠材の上面側で左右いずれか一方向に折
曲げ得るようにし、あるいは折曲げられたシートはさら
に逆方向に折り返され得る長さとした屋根用パネル。 B 前記A項記載の屋根用パネルを使用した屋根用パネ
ルの気密取付け工法であって、前記シートの両端部を前
記枠材側面に沿って上方に折り曲げ、パネル取付け時に
隣接する各パネルの枠材間にシート同士が重なり合うよ
うに挟持させてから両シートを隣接する各パネルの枠材
上面に形成された前記板材端面間の所定間隔を有する部
分内の枠材上面側で左右いずれか一方向に折曲げ、ある
いは折曲げられたシートをさらに逆方向に折り返し、そ
の上から押え部材により押し付けて止めるようにした屋
根用パネルの気密取付け工法。 C 防湿性および/または反射断熱性を有するシートを
パネル自体の上面側に少なくとも接着してなる床用パネ
ルにおいて、前記シートの両端部はパネル自体の両端に
配置された枠材より所定長さ折曲げ自在にはみ出すよう
にされると共に前記シートの上面側にパネル自体の幅よ
り若干幅が狭くされた板材をパネル両端の前記枠材から
引っ込んだ状態に取付け、パネル取付け時に隣接する各
パネル自体の前記板材端面間に所定の間隔を生じるよう
にし、かつ前記シートの両端部は前記枠材側面に沿って
パネル自体の下面側に向かって折曲げ得るようにされ、
隣接する他のパネルのシートと重なり合うようにされた
床用パネル。 D 前記C項記載の床用パネルを使用した床用パネルの
気密取付け工法であって、前記シートの両端部を前記枠
材側面に沿ってパネル自体の下面側に向かって折曲げ、
パネル取付け時に隣接する各パネルの枠材間にシート同
士が重なり合うように挟持させてから隣接する各パネル
の枠材上面に形成された前記板材端面間の所定間隔を有
する部分に気密テープを貼付すると共に該気密テープを
押え部材により押し付けて止めるようにした床用パネル
の気密取付け工法。 E 防湿性および/または反射断熱性を有するシートを
パネル自体の上面側に少なくとも接着してなる床用パネ
ルにおいて、前記シートの両端部はパネル自体の両端に
配置された枠材より所定長さ折曲げ自在にはみ出すよう
にされると共に前記シートの上面側にパネル自体の幅よ
り若干幅が狭くされ板材をパネル両端の前記枠材から引
っ込んだ状態に取付け、パネル取付け時に隣接する各パ
ネル自体の前記板材端面間に所定の間隔を生じるように
し、かつシートのはみ出す寸法は前記シートの両端部が
パネル取付け時に隣接する他のパネルのシートと共に各
パネルの枠材側面の延長面上に沿って上方に折り曲げ得
ると共に重ね合わされた両シートは枠材の上面側で左右
いずれか一方向に折曲げ得るようにし、あるいは折曲げ
られたシートはさらに逆方向に折り返され得る長さとし
た床用パネル。 F 前記E項記載の床用パネルを使用した床用パネルの
気密取付け工法であって、前記シートの両端部を前記枠
材側面の延長面上もしくはその延長面付近に沿って上方
に折り曲げ、パネル取付け時に隣接する各パネルのシー
ト同士が重なり合うようにしてから両シートを隣接する
各パネルの枠材上面に形成された前記板材端面間の所定
間隔を有する部分内の枠材上面側で左右いずれか一方向
に折曲げ、あるいは折曲げられたシートをさらに逆方向
に折り返し、その上から押え部材により押し付けて止め
るようにした床用パネルの気密取付け工法。 G パネル自体の両端部付近に配置された枠材に、該枠
材の両側から所定長さはみ出す状態に板材が取り付けら
れ、板材のはみ出した部分を釘等により軸柱に打ちつけ
てパネル自体を取付け得るようににされると共に、防湿
性および/または反射断熱性を有するシートをパネル自
体の室内側に少なくとも接着してなる外壁用パネルにお
いて、前記シートの両端部はパネル自体の両端に配置さ
れた枠材より所定長さ折曲げ自在にはみ出すようにさ
れ、かつシートのはみ出す寸法は前記シートの両端部が
前記枠材の側面に沿って折り曲げ得ると共に、前記板材
のはみ出した部分の裏面側に少なくとも接するように折
り曲げられ得、あるいはシートの端部はさらに延び隣接
するパネルのシート同士が重なり得る長さとした外壁用
パネル。 H 前記G項記載の外壁用パネルを使用した外壁用パネ
ルの気密取付け工法であって、前記シートの両端部を前
記枠材の側面と前記板材のはみ出した部分の裏面側に接
し得る状態にパネル自体を軸柱に押し当て、前記板材の
はみ出した部分を釘等により軸柱に固定するようにした
外壁用パネルの気密取付け工法。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を記載した図
面に基づいて、発明の実施の形態を詳細に説明する。図
1において、10は屋根用パネルであり、両端に配置さ
れた枠材12、14の間には硬質ウレタンフォーム16
が充填されると共に、枠材12、14の上面側には野地
板をなす板材18が釘等で打付けられて取付けられてい
る。板材18はパネル10の幅より若干狭くされ、板材
18の端面は枠材12、14の外側より引っ込んだ状態
に取り付けられている。そして、パネル10取付け時に
隣接するパネル同士の板材18端面間に所定の間隔を生
じるようにされている。さらに、屋根用パネル10の下
面側にはアルミクラフト紙20が枠材12、14から所
定長さはみ出した状態に接着されている。アルミクラフ
ト紙20は紙の両面にポリエチレンフィルムが接着され
ると共にその表面にアルミニュームを蒸着した防湿性と
反射断熱性を有するシート状の部材である。また、アル
ミクラフト紙20のはみ出す寸法は、図2に示すように
枠材12、14の側面に沿って上方に折り曲げると共に
枠材12、14の上面側で直角方向に折り曲げ、あるい
はさらに逆方向に折り返し得るように決定される。な
お、アルミクラフト紙は作図上厚みを誇張して図示され
ている。
【0006】以上のように構成された屋根用パネル10
は、次のようにして取り付けられる。すなわち、図1
(ロ)に示すように屋根骨組のたる木22上に隣り合う
各パネル10の枠材12と枠材14とが互いに当接し、
かつ上方に折り曲げたアルミクラフト紙20を挟持する
状態に釘等で固定する。図2(イ)はアルミクラフト紙
20を枠材12、14の側面に沿って上方に折り曲げた
状態を示す。次に、アルミクラフト紙20を枠材12、
14の上面で左右どちらかにに折り曲げ、さらに逆方向
に折り返す。図2(ロ)はこの状態を示す。隣接するパ
ネル10の板材18同士の端面間は、所定間隔を生じる
ようにされており、図2(ロ)に示すようにこの間隔と
同じか、あるいは若干幅が狭くされた長手状の押え部材
24を折り曲げたアルミクラフト紙の上にのせ、図2
(ハ)に示すように釘で止めると取付けは完了する。互
いに隣接するパネル10間の隙間は、折り曲げたアルミ
クラフト紙20により塞がれるので、屋根用パネル10
取付け時の気密性を高めることができる。また、その取
付け作業も容易である。なお、アルミクラフト紙20の
端部は、折り曲げてから、さらに折り返したが、簡略に
するには折返さずに、折り曲げただけとし、その上から
押え部材で止めるようにすることも可能である。
【0007】図3は本発明の床用パネルの実施例を示
す。なお、変更を要しない部分は前記実施例と同一番号
を付して詳しい説明は省略する(以下他の実施例におい
ても同様である)。床用パネル30は、両端に配置され
た枠材32、34の上面側にアルミクラフト紙20が両
枠材よりはみ出した状態に接着されると共にその下面側
で枠材32、34の間には硬質ウレタンフォーム36が
充填され、さらにアルミクラフト紙20の上面側には枠
材32、34の外側間の幅より狭くされた合板からなる
板材38が取り付けられて構成されている。板材38は
パネル30の幅より若干狭くされ、板材38の端面は枠
材32、34の外側より引っ込んだ状態に取り付けられ
ている。そして、パネル30取付け時に隣接するパネル
同士の板材38端面間に所定の間隔を生じるようにされ
ている。また、アルミクラフト紙20のはみ出す寸法
は、図3(ロ)に示すように枠材32、34の側面に沿
って下方に折り曲げできるように決定される。その際ア
ルミクラフト紙20の端部は、枠材32、34の下面に
達する程度とするが、多少出入りがあってよい。
【0008】以上のように構成された床用パネル30
は、次のようにして取り付けられる。すなわち、図3
(ロ)に示すように床桁40上に隣り合う各パネル30
の枠材32と枠材34とが互いに当接し、かつ下方に折
り曲げたアルミクラフト紙20を挟持する状態に釘等で
固定し、挟持したアルミクラフト紙20の折曲げ部の上
に気密テープ42をおき、上から押え部材44を釘で止
めて固定する。図4(イ)はアルミクラフト紙20を枠
材32、34の側面に沿って下方に折り曲げた状態を示
す。図4(ロ)は両アルミクラフト紙20の折曲げ部の
上に気密テープ42をのせた状態を示す。隣接するパネ
ル30の板材38同士の端面間は、所定間隔を生じるよ
うにされており、この間隔と同じか、あるいは若干幅が
狭くされた長手状の押え部材44を気密テープ42の上
にのせ、図4(ハ)に示すように釘で止めると取付けは
完了する。隣接するパネル30間には、アルミクラフト
紙20が挟持されると共に、その合わせ目は気密テープ
42により塞がれるので、床用パネル30取付時の気密
性を高めることが取付けができる。また、その取付け作
業も容易である。
【0009】図5は本発明の床用パネルの他の実施例を
示す。床用パネル46は、前記実施例の床用パネル30
と同じ構成であるが、アルミクラフト紙21の枠材から
はみ出す寸法が異なる。はみ出す寸法は、図6に示すよ
うに上方に折り曲げてから、さらに左右何れか一方に折
り曲げ、あるいはその後さらに逆方向に折り返しできる
ような長さに決定される。
【0010】以上のように構成された床用パネル46
は、次のようにして取り付けられる。すなわち、図6
(ロ)に示すように床桁40上に隣り合う各パネル46
の枠材32と枠材34とが互いに当接する状態に釘等で
固定する。図6(イ)はアルミクラフト紙21を枠材3
2、34の側面の延長面上に沿って上方に折り曲げた状
態を示す。次に、アルミクラフト紙21を枠材32、3
4の上面で左右どちらかにに折り曲げ、さらに逆方向に
折り返す。図6(ロ)はこの状態を示す。隣接するパネ
ル46の板材38同士の端面間は、所定間隔を生じるよ
うにされており、図6(ロ)に示すようにこの間隔と同
じか、あるいは若干幅が狭くされた長手状の押え部材4
4を、折り曲げたアルミクラフト紙の上にのせ、図6
(ハ)に示すように釘で止めると取付けは完了する。互
いに隣接するパネル46間の隙間は、折り曲げたアルミ
クラフト紙21により塞がれるので、床用パネル46取
付け時の気密性を高めることができる。また、その取付
け作業も容易である。なお、アルミクラフト紙21の端
部は、折り曲げてから、さらに折り返したが、簡略にす
るには折返さずに、折り曲げただけとし、その上から押
え部材で止めるようにすることも可能である。
【0011】図7は本発明の外壁用パネルの実施例を示
す。外壁用パネル50は四角状に配置された枠材の一面
側に板材52が取り付けられると共に、両端側の枠材5
4、56の間で板材52の内側、すなわち室内側には、
硬質ウレタンフォーム58が挿入され、かつその上にア
ルミクラフト紙20が両端の枠材54、56から所定長
さはみ出すように接着されている。なお、アルミクラフ
ト紙20の上には、筋違材60が取り付けられている。
板材52は、枠材54、56より所定長さはみ出すよう
に取り付けられ、そのはみ出した部分に釘を打付けてパ
ネル50を軸柱62に取り付けるようにされている。ア
ルミクラフト紙20のはみ出す寸法は、枠材54、56
の側面に沿って折り曲げ得ると共に、板材52の枠材5
4、56からはみ出した部分の内側に接し得る程度の長
さとすることが少なくとも必要である。ここでは、さら
に延び、隣接するパネル50のアルミクラフト紙20の
端部同士が重なるようにされている。
【0012】以上のように構成された外壁用パネル50
は、次のようにして取り付けられる。すなわち、図7
(ロ)に示すようにアルミクラフト紙20の端部は、一
面側が板材52のはみ出した部分の内側と、枠材54ま
たは56の側面に接し、他面側は軸柱62の角の部分に
接する状態に、パネル50は取付けられる。従って、ア
ルミクラフト紙20の端部は、軸柱62と、板材52、
枠材54または56の側面とで挟持された状態となる。
図8(イ)は、パネル50を取り付けるため軸柱62に
近づけた状態を示す。隣接するパネル50のアルミクラ
フト紙20同士の端部は、互いに重なり合うようにされ
ている。図8(ロ)はパネル50を軸柱72に釘で止
め、固定した状態を示す。パネル50の両端は、アルミ
クラフト紙20の端部が板材52の内側部分で軸柱72
に押付けられるので、隣接するパネル50間は隙間がな
く、パネル50取付時の気密性を高めることができる。
また、その取付け作業も容易である。
【0013】図1に示す実施例では、隣接する各パネル
10のアルミクラフト紙20は重なり合う端部を同じ長
さとしたが、例えば図9に示すように一方のアルミクラ
フト紙20の端部を短くすることも可能である。要する
に、隣接するパネル10間の隙間をいずれか一方のアル
ミクラフト紙20で塞ぎ得る場合は、アルミクラフト紙
の一方の端部の長さを短くすることが可能である。以上
本発明のいくつかの実施例について説明したが、本発明
はこのような実施例に何等限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実
施し得ることはもちろんである。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1〜請求項8記
載のパネルおよび取付け工法によれば、パネル全面に接
着されたシートのパネルからはみ出した部分は、パネル
取付時に隣接するパネル同士で挟持する状態に押圧さ
れ、あるいは重ね合わせて折り曲げられ、さらにはその
上を押え部材で押し付けるので、取付時の気密性を容易
に高めることができる。パネル自体に特別な加工等を施
こしたり、特別な部品等を使用したりする必要がないの
で、コストの軽減を図ることが可能であり、またパネル
の取付け作業も簡単であるから、作業能率の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)、(ロ)は本発明の屋根用パネルの実施
例を示す斜視図、取付け状態を示す説明図である。
【図2】(イ)〜(ハ)は同実施例の取付け状態を示す
模式的部分拡大説明図である。
【図3】(イ)、(ロ)は本発明の床用パネルの実施例
を示す斜視図、取付け状態を示す説明図である。
【図4】(イ)〜(ハ)は同実施例の取付け状態を示す
模式的部分拡大説明図である。
【図5】(イ)、(ロ)は本発明の床用パネルの他の実
施例を示す斜視図、取付け状態を示す説明図である。
【図6】(イ)〜(ハ)は同実施例の取付け状態を示す
模式的部分拡大説明図である。
【図7】 (イ)、(ロ)は本発明の外壁用パネルの実
施例を示す断面図、取付け状態を示す説明図である。
【図8】(イ)、(ロ)は同実施例の取付け状態を示す
模式的部分拡大説明図である。
【図9】図1に示す実施例の部分的変形例を示す模式的
部分拡大説明図である。
【符号の説明】
10 屋根用パネル 12 枠材 14 枠材 18 板材 20 アルミクラフト紙(シート) 21 アルミクラフト紙(シート) 24 押え部材 30 床用パネル 32 枠材 34 枠材 38 板材 42 気密テープ 44 押え部材 46 床用パネル 50 外壁用パネル 52 板材 54 枠材 56 枠材 62 軸柱

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防湿性および/または反射断熱性を有す
    るシートをパネル自体の下面側に少なくとも接着してな
    る屋根用パネルにおいて、前記シートの両端部はパネル
    自体の両端に配置された枠材より所定長さ折曲げ自在に
    はみ出すようにされると共に前記枠材の上面側にパネル
    自体の幅より若干幅が狭くされた板材を両端の枠材から
    引っ込んだ状態に取付け、パネル取付け時に隣接する各
    パネルの前記板材端面間に所定の間隔を生じるように
    し、かつシートのはみ出す寸法は前記シートの両端部が
    パネル取付け時に隣接する他のパネルのシートと共に各
    パネルの枠材側面に沿って上方に折り曲げ得ると共に重
    ね合わされた両シートは枠材の上面側で左右いずれか一
    方向に折曲げ得るようにし、あるいは折曲げられたシー
    トはさらに逆方向に折り返され得る長さとした屋根用パ
    ネル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の屋根用パネルを使用した
    屋根用パネルの気密取付け工法であって、前記シートの
    両端部を前記枠材側面に沿って上方に折り曲げ、パネル
    取付け時に隣接する各パネルの枠材間にシート同士が重
    なり合うように挟持させてから両シートを隣接する各パ
    ネルの枠材上面に形成された前記板材端面間の所定間隔
    を有する部分内の枠材上面側で左右いずれか一方向に折
    曲げ、あるいは折曲げられたシートをさらに逆方向に折
    り返し、その上から押え部材により押し付けて止めるよ
    うにした屋根用パネルの気密取付け工法。
  3. 【請求項3】 防湿性および/または反射断熱性を有す
    るシートをパネル自体の上面側に少なくとも接着してな
    る床用パネルにおいて、前記シートの両端部はパネル自
    体の両端に配置された枠材より所定長さ折曲げ自在には
    み出すようにされると共に前記シートの上面側にパネル
    自体の幅より若干幅が狭くされた板材をパネル両端の前
    記枠材から引っ込んだ状態に取付け、パネル取付け時に
    隣接する各パネル自体の前記板材端面間に所定の間隔を
    生じるようにし、かつ前記シートの両端部は前記枠材側
    面に沿ってパネル自体の下面側に向かって折曲げ得るよ
    うにされ、隣接する他のパネルのシートと重なり合うよ
    うにされた床用パネル。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の床用パネルを使用した床
    用パネルの気密取付け工法であって、前記シートの両端
    部を前記枠材側面に沿ってパネル自体の下面側に向かっ
    て折曲げ、パネル取付け時に隣接する各パネルの枠材間
    にシート同士が重なり合うように挟持させてから隣接す
    る各パネルの枠材上面に形成された前記板材端面間の所
    定間隔を有する部分に気密テープを貼付すると共に該気
    密テープを押え部材により押し付けて止めるようにした
    床用パネルの気密取付け工法。
  5. 【請求項5】 防湿性および/または反射断熱性を有す
    るシートをパネル自体の上面側に少なくとも接着してな
    る床用パネルにおいて、前記シートの両端部はパネル自
    体の両端に配置された枠材より所定長さ折曲げ自在には
    み出すようにされると共に前記シートの上面側にパネル
    自体の幅より若干幅が狭くされ板材をパネル両端の前記
    枠材から引っ込んだ状態に取付け、パネル取付け時に隣
    接する各パネル自体の前記板材端面間に所定の間隔を生
    じるようにし、かつシートのはみ出す寸法は前記シート
    の両端部がパネル取付け時に隣接する他のパネルのシー
    トと共に各パネルの枠材側面の延長面上に沿って上方に
    折り曲げ得ると共に重ね合わされた両シートは枠材の上
    面側で左右いずれか一方向に折曲げ得るようにし、ある
    いは折曲げられたシートはさらに逆方向に折り返され得
    る長さとした床用パネル。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の床用パネルを使用した床
    用パネルの気密取付け工法であって、前記シートの両端
    部を前記枠材側面の延長面上もしくはその延長面付近に
    沿って上方に折り曲げ、パネル取付け時に隣接する各パ
    ネルのシート同士が重なり合うようにしてから両シート
    を隣接する各パネルの枠材上面に形成された前記板材端
    面間の所定間隔を有する部分内の枠材上面側で左右いず
    れか一方向に折曲げ、あるいは折曲げられたシートをさ
    らに逆方向に折り返し、その上から押え部材により押し
    付けて止めるようにした床用パネルの気密取付け工法。
  7. 【請求項7】 パネル自体の両端部付近に配置された枠
    材に、該枠材の両側から所定長さはみ出す状態に板材が
    取り付けられ、板材のはみ出した部分を釘等により軸柱
    に打ちつけてパネル自体を取付け得るようににされると
    共に、防湿性および/または反射断熱性を有するシート
    をパネル自体の室内側に少なくとも接着してなる外壁用
    パネルにおいて、前記シートの両端部はパネル自体の両
    端に配置された枠材より所定長さ折曲げ自在にはみ出す
    ようにされ、かつシートのはみ出す寸法は前記シートの
    両端部が前記枠材の側面に沿って折り曲げ得ると共に、
    前記板材のはみ出した部分の裏面側に少なくとも接する
    ように折り曲げられ得、あるいはシートの端部はさらに
    延び隣接するパネルのシート同士が重なり得る長さとし
    た外壁用パネル。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の外壁用パネルを使用した
    外壁用パネルの気密取付け工法であって、前記シートの
    両端部を前記枠材の側面と前記板材のはみ出した部分の
    裏面側に接し得る状態にパネル自体を軸柱に押し当て、
    前記板材のはみ出した部分を釘等により軸柱に固定する
    ようにした外壁用パネルの気密取付け工法。
JP9221033A 1997-08-01 1997-08-01 パネルおよびその気密取付け工法 Expired - Fee Related JP3000266B2 (ja)

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