JP3000237B2 - 魚探画像情報の符号化伝送方法 - Google Patents

魚探画像情報の符号化伝送方法

Info

Publication number
JP3000237B2
JP3000237B2 JP3-110990A JP11099091A JP3000237B2 JP 3000237 B2 JP3000237 B2 JP 3000237B2 JP 11099091 A JP11099091 A JP 11099091A JP 3000237 B2 JP3000237 B2 JP 3000237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image information
fish finder
signal
fish
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3-110990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04318489A (ja
Inventor
哲 永島
勝正 梶原
俊郎 赤根
Original Assignee
株式会社緑星社
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社緑星社 filed Critical 株式会社緑星社
Priority to JP3-110990A priority Critical patent/JP3000237B2/ja
Priority to TW080105953A priority patent/TW218046B/zh
Priority to CN91109429A priority patent/CN1024310C/zh
Priority to ES09102189A priority patent/ES2041576B1/es
Priority to KR1019910017621A priority patent/KR950006771B1/ko
Priority to US07/775,748 priority patent/US5159579A/en
Priority to FR9114892A priority patent/FR2675588B1/fr
Priority to SU5010436/09A priority patent/RU2107307C1/ru
Publication of JPH04318489A publication Critical patent/JPH04318489A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3000237B2 publication Critical patent/JP3000237B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号の伝送とくに
海中の魚探画像情報を比較的遠隔地に伝送するために使
用する魚探画像情報の符号化伝送方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】2次元すなわち画像情報を遠隔地に伝送
するためには有線または無線が利用されており、海中の
魚群の存在が表わされた魚探画像情報は、船舶またはブ
イなどから伝送される理由上、無線によって伝送されて
いる。この魚探画像情報は少なくとも魚群の存在範囲お
よび位置などの情報を含んでいればよく、情報伝送に係
る速度および精度は高度なものでなくても、時系列アナ
ログ信号で実用上支障はない。
【0003】ところで魚群探知機は船底に取り付けられ
た送波器から超音波を海中の魚群に向って発射し、海底
または魚群からの反射波を受信することに基いて、CR
Tディスプレイおよび記録紙などに魚探画像情報を表示
するものである。この魚群の存在を示す情報は、明暗ま
たは濃淡によって表示される2次元情報であり、これを
通信回線によって伝送するためには1次元の情報に変換
しなければならない。
【0004】そこで図8に示した画像送信装置1によっ
て、魚探画像情報を走査および光電変換することによ
り、2次元情報から1次元情報に変換している。この1
次元情報に変換された魚探画像情報は、送出側の画像信
号変換装置2によって符号変換・変調されたのち、伝送
網3を介して受入側の画像信号変換装置4によって復調
・復号変換されるとともに、1次元情報から2次元情報
に変換され、画像受信装置5によって魚探画像情報は復
元・表示される。
【0005】このような2次元情報を伝送するときには
情報処理上の理由から、魚探画像の画素情報を各画素
(ドット)について一旦A/D変換するとともにメモリ
したのち、画素毎に符号化している。このことから伝送
される魚探画像の情報量はきわめて多量、かつ、密にな
るので、コードによる文字情報伝送の場合と比較してき
わめて広帯域かつ高速度の通信回線および高性能の装置
が必要になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述したよう
な通信回線はノイズによる影響を受け易く、ノイズによ
る影響を受けにくくするため、VHFおよびUFFなど
の比較的高い周波数帯域の使用も考えられるが、この帯
域では通信可能距離に制限があるうえ、設備費および維
持費が高価になるとともに、伝送装置が大型化するとい
う問題を招く。
【0007】そこで本発明は、容易、安価しかも遠距離
に伝送可能な魚探画像情報の符号化伝送方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するために、請
求項1の魚探画像情報の符号化伝送方法は、海中からの
反射波を受信して該受信信号をA/D変換し、かつ、該
受信信号をメモリに格納し、該メモリに格納された反射
波の画像情報を時間軸に沿って予め定められた単位信号
量毎に順次サンプリングしたのち、信号量と時間軸とで
重み付けし、サンプリングされた画像情報をモールスコ
ードに変換し、モールスコード化された画像情報を前記
単位信号量に対応した同期信号とともに伝送することを
特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記のように構成したので、モールスコードを
同期信号とともに伝送することによって、通信回線の周
波数帯域を狭くすることができ、同期信号に基いてモー
ルスコードを画像情報に複元することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基いて
説明する。図1は本発明の方法を実施するための装置
で、その要部を示している。この装置は呼出装置6と魚
探装置7とを主構成とし、呼出装置6は魚探装置7を起
動させるためのもので、魚探装置7は呼出装置6からの
呼出信号に基いて魚探画像情報を呼出装置6に伝送す
る。
【0011】呼出装置6は信号発生部8と受像部9とか
らなり、信号発生部8には信号発生器10および送信回路
11が備えられている。信号発生器10は呼出装置6に固有
な呼出信号を発生させ、この呼出信号を送信回路11に入
力する。そして送信回路11は、この呼出信号を変調し
て、アンテナ12から予め定められた周波数の電波でアン
テナ12から伝送する。
【0012】受像部9はアンテナ13、受信回路14および
表示部15を備え、魚探装置7から伝送された電波をアン
テナ13を介して受信回路14によって受信し、表示部15に
魚探画像情報を表示する。表示部15にはローパス=ハイ
パス用のフィルター16、CPU17、ディスプレイ18およ
びメモリ(図示省略)が備えられている。
【0013】このメモリはRAMおよびROM(ともに
図示省略)からなり、ROMには魚探装置7から伝送さ
れた魚探画像情報の復調用の手順のほか、呼出装置6を
制御するための手順および各種データが格納されてい
る。
【0014】魚探装置7にはアンテナ19、受信回路20お
よび中波制御回路21、CPU22、ユニットセパレータ2
3、音波センサ24、符号化回路25、送信回路26およびメ
モリ(図示省略)が備えられている。
【0015】このメモリはRAMおよびROM(ともに
図示省略)からなり、ROMには呼出装置6から伝送さ
れた呼出信号に基いて特定の呼出装置6を識別するため
の手順と、音波センサ24に基いて魚探画像情報をA/D
変換し、かつ、A/D変換された魚探画像情報を順次サ
ンプリングするための手順(後述)とのほか、魚探装置
7を制御するための手順および各種データが格納されて
いる。
【0016】アンテナ19は呼出装置6から発生された電
波を受信するとともに、送信回路26から出力される魚探
画像情報を電波として送信する。受信回路20は、アンテ
ナ19を通して受信される電波を電気信号に変換して中波
制御回路21に入力する。
【0017】中波制御回路21は受信回路20から入力され
た受信信号を、整合を図ったうえでCPU22に入力す
る。CPU22は上記メモリに格納された手順を順次実行
する。
【0018】ユニットセパレータ23は、魚探装置7の受
信機能と送信機能とを切り換えるためのもので、受信状
態にあるときにはスイッチ27の接点をアンテナ19および
受信回路20間で閉成する一方、送信状態にあるときには
スイッチ27の接点をアンテナ19および送信回路26間で閉
成する。なお初期状態にあっては、ユニットセパレータ
23はスイッチ27の接点をアンテナ19および受信回路20間
で閉成している。
【0019】またユニットセパレータ23には超音波を海
中に向って発生させる発振回路(図示省略)が備えられ
ており、この発振回路は1024bitのパルスを送出
することができる。さらに上記発振回路はユニットセパ
レータ23から入力される制御信号に基いて、魚探装置7
が送信機能に切り換えられているときに駆動される。
【0020】音波センサ24は上記発振回路から発生され
た超音波が海底および魚群などによって反射された反射
波を検知し、検知信号をユニットセパレータ23に入力す
る。符号化回路25はCPU22によってサンプリングされ
た魚探画像情報をモールスコードに変換し、モールスコ
ード化された画像情報を同期信号とともに送信回路26に
入力するためのものである。
【0021】送信回路26は符号化回路25からの入力信号
に基いて、魚探装置7に固有な周波数の電波または固有
な信号を付加して、アンテナ19から画像情報を同期信号
とともに伝送する。
【0022】このように構成された装置によって魚探画
像情報を伝送する手順を以下に説明する。まず呼出装置
6を操作することにより呼出信号を発生させると、魚探
装置7は中波制御回路21によって特定の呼出装置6を識
別し、不都合がない場合に中波制御回路21は受信回路20
からCPU22に受信信号を入力する。
【0023】ついでCPU22は動作信号をユニットセパ
レータ23に入力すると、ユニットセパレータ23は上記発
振回路から超音波を海中に向って発射する。やがて音波
センサ24が超音波の反射波を受信検知し、受信信号をユ
ニットセパレータ23を通してCPU22に入力する。
【0024】こののちCPU22は上記反射波の受信信号
をA/D変換し、かつ、該受信信号を時間軸Tにおける
受信信号として上記メモリに格納し、これを16回繰り
返す。これと同時に図2に示すように、この反射波の画
像情報を同期パルスP1〜P16によって予め定められた
周期Cで等分し、かつ、該画像情報を同期パルスP1〜
P16とともに上記メモリに格納する。
【0025】つぎにCPU22は上記メモリに格納された
画像情報を時間軸Tに沿って、予め定められた単位信号
量(単位量)d毎に8bit単位(128語)で4回サ
ンプリングするとともに(図3t1〜t4参照)、この
サンプリングデータを上記メモリにMSBから順次格納
する。このときCPU22は各サンプリングの開始・終了
を示すために、上記サンプリングデータを格納すると
き、上記t1〜t4の各サンプリングに対応させた同期
パルスA1〜A4とともに重みづけしてメモリに格納す
る。
【0026】こののち符号化回路25はCPU22によって
サンプリングされた魚探画像情報を各々同期パルスA1
〜A4(同期パルスP1〜P16)とともに、ドットおよ
びスペースからなるモールスコードに変換し、モールス
コード化された画像情報を同期パルスA1〜A4ととも
に送信回路26に入力する。これにより画像情報および同
期パルスA1〜A4がモールスコードで表わされ、信号
の変動幅(電圧)wが限定されるので、通信回線の周波
数帯域を狭くすることができる。
【0027】しかるのち送信回路26は符号化回路25から
の入力信号に基いて、魚探装置7に固有な周波数の電波
または固有な信号を付加してアンテナ19から画像情報
を、t1、t2、t3およびt4の順に伝送する。この
ときユニットセパレータ23はスイッチ27の接点をアンテ
ナ19および送信回路26間で閉成することによって魚探装
置7を送信状態にしている。
【0028】ついで受像部9はアンテナ13から画像情報
を受信回路14にt1、t2、t3およびt4の順に受信
し、同期パルスA1〜A4(同期パルスP1〜P16)に
よって重みづけされた画像情報を図4に示すように順次
合成し、この合成された画像情報をディスプレイ18に表
示する。
【0029】本実施例では図1に示すように構成した受
像部9を使用して自動でディスプレイ18に表示した場合
を説明したが、これに限定されるものではなく、フィル
ター16に符号信号録音機28、再生機29およびキーボード
30を設けてもよい。
【0030】このように構成することにより、図6に示
すように受信回路14が受信した画像情報のS/N比を良
好にできない場合、受信した画像情報をCPU17による
合成の以前に符号信号録音機28によって記録し、この画
像情報を再生機29によってドットおよびスペースからな
るモールスコードで、スピーカなどを介して再生するこ
とができる。
【0031】これにより画像情報のS/N比が良好でな
い場合、聴覚によってモールスコードのドットまたはス
ペースを判定し、キーボード30を介してCPU17に補正
信号を入力することができ、CPU17は図7に示した補
正後の画像情報を図4に示すように合成することができ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したもので
あるから、魚探画像情報をドットおよびスペースからな
るモールスコードによって比較的少ない情報量で伝送で
き、かつ、同期パルスA1〜A4に基いてモールスコー
ドを画像情報に複元することができ、しかも通信回線の
周波数帯域を狭くすることができる。このため周波数帯
域および電波の到達距離に係る制限が緩和されるととも
に、設備費および維持費と装置の大型化とをの抑止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示したブロック図で
ある。
【図2】図1に示した魚探装置から得られる魚探画像情
報を示した図である。
【図3】図1に示した魚探装置によってサンプリングさ
れた魚探画像情報を示した図である。
【図4】図1に示した呼出装置によって合成された魚探
画像情報を示した図である。
【図5】図1の表示部と異る実施例を示したブロック図
である。
【図6】図1および図5の呼出装置によって受信された
魚探画像情報の一部を示した図である。
【図7】図6に示した魚探画像情報の補正後を示した図
である。
【図8】従来例を示したブロック図である。
【符号の説明】
6 呼出装置 7 魚探装置 8 信号発生部 9 受像部 10 信号発生器 11 送信回路 12,13,19 アンテナ 14,20 受信回路 15 表示部 16 フィルター 17,22 CPU 18 ディスプレイ 21 中波制御回路 23 ユニットセパレータ 24 音波センサ 25 符号化回路 26 送信回路 27 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/52 - 7/64 G01S 15/00 - 15/96

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海中からの反射波を受信して該受信信号
    をA/D変換し、かつ、該受信信号をメモリに格納し、
    該メモリに格納された反射波の画像情報を時間軸に沿っ
    て予め定められた単位信号量毎に順次サンプリングした
    のち、信号量と時間軸とで重み付けし、サンプリングさ
    れた画像情報をモールスコードに変換し、モールスコー
    ド化された画像情報を前記単位信号量に対応した同期信
    号とともに伝送することを特徴とする魚探画像情報の符
    号化伝送方法。
JP3-110990A 1991-04-16 1991-04-16 魚探画像情報の符号化伝送方法 Expired - Lifetime JP3000237B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-110990A JP3000237B2 (ja) 1991-04-16 魚探画像情報の符号化伝送方法
TW080105953A TW218046B (ja) 1991-04-16 1991-07-30
ES09102189A ES2041576B1 (es) 1991-04-16 1991-10-04 Aparato para codificar informacion de imagen de localizador de cardumenes (bancos de peces) y metodo de transmision.
CN91109429A CN1024310C (zh) 1991-04-16 1991-10-04 编码鱼群探测器图像信息的装置及发送方法
KR1019910017621A KR950006771B1 (ko) 1991-04-16 1991-10-08 어군탐지기 영상정보 부호화 장치와 송신방법
US07/775,748 US5159579A (en) 1991-04-16 1991-10-15 Apparatus for encoding fishfinder image information and transmission method
FR9114892A FR2675588B1 (fr) 1991-04-16 1991-12-02 Appareil pour coder l'information graphique emise par un detecteur de poissons, et procede de transmission.
SU5010436/09A RU2107307C1 (ru) 1991-04-16 1991-12-19 Способ передачи кодированной отраженной информации о нахождении рыбы, передающая система для дистанционно удаленного радиопеленгатора и передающая система кодирования и передачи информации

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-110990A JP3000237B2 (ja) 1991-04-16 魚探画像情報の符号化伝送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04318489A JPH04318489A (ja) 1992-11-10
JP3000237B2 true JP3000237B2 (ja) 2000-01-17

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0502546A2 (en) Radio communication apparatus
US7006407B2 (en) Communication system for underwater use
JP2004528773A (ja) 水中通信システム
JP4828120B2 (ja) 水中探知装置
JPH04292026A (ja) 水中通信装置
US5159579A (en) Apparatus for encoding fishfinder image information and transmission method
JP3000237B2 (ja) 魚探画像情報の符号化伝送方法
US5163026A (en) Method for increasing the image rate of a sonar and sonar for the implementation of this method
US3823375A (en) System for transmitting priority messages and secondary messages
JP3966089B2 (ja) 水中通信方式
AU666746B2 (en) Speech decoding apparatus comprising alarm signal generator operable on deterioration of transmission path quality
JPS6359470B2 (ja)
JPS5918779Y2 (ja) フアクシミリ送受信装置
JP3814734B2 (ja) 魚群探知機
JP2002107451A (ja) 魚群探知機
JPH0141947B2 (ja)
JPS6343932B2 (ja)
JPS58223954A (ja) 発信元情報の伝送方式
JP3925823B2 (ja) 魚群探知機
JPH04351093A (ja) 超音波テレメーター
JP2565276B2 (ja) 無線選択呼出受信機
JP2652969B2 (ja) レーダービデオ信号伝送装置
JPH03245626A (ja) 水中ディジタル通信装置
JPH0938090A (ja) テレビジョン受信装置
JPH0738458A (ja) 音声表示送信装置と音声表示受信装置