JP2999934B2 - 吸収冷凍機の起動制御方法 - Google Patents

吸収冷凍機の起動制御方法

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    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、起動時に熱源流体制御
弁を予め設定した所定の低速度で開くスローオープン制
御を行う吸収冷凍機の起動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】再生器の熱源として、例えば高温の水蒸
気などを利用する吸収冷凍機の起動時においては、冷え
た缶体に蒸気が入り過ぎないように、例えば図4に示し
たように10分程度を掛けて蒸気制御弁を徐々に開く、
いわゆるスローオープン制御が行われいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の起動方
法では、稀釈運転中の再起動時や、警報停止をリセット
して再起動する時など、再生器の温度が高く、必ずしも
スローオープン制御を必要としない場合にもスローオー
プン制御が行われて、再起動に手間取っていたので、再
生器の温度が低い時には充分な時間を掛け、再生器の温
度が高い時には速やかに起動できる新しい起動制御方法
の開発が期待されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するため、熱源流体制御弁の初期開度を起動
時の再生器温度に基づいて制御すると共に、前記初期開
度到達後の前記制御弁を予め設定した所定の低速度で開
くようにした第1の構成と、
【0005】前記制御弁の初期開度を起動時の再生器温
度に基づいて設定すると共に、前記初期開度に到達する
までは前記所定の低速度より速い速度で前記制御弁を開
き、前記初期開度到達後は前記所定の低速度で前記制御
弁を開くようにした第2の構成と、
【0006】前記制御弁の初期開度を運転停止後の経過
時間に基づいて制御すると共に、前記初期開度到達後は
前記所定の低速度で前記制御弁を開くようにした第3の
構成と、を提供するものである。
【0007】
【作用】第1の構成の場合;起動時の再生器温度が高い
時には熱源流体制御弁の初期開度を大きくとってスロー
オープン制御に入れるので、前記制御弁を全開するまで
の時間が短縮でき、タイムリーな運転を行うことができ
る。
【0008】第2の構成の場合;起動時の再生器温度が
高い時には熱源流体制御弁の初期開度を大きく設定し、
この初期開度に到達するまでは速い速度で前記制御弁を
開くことで、前記制御弁を全開するまでの時間が短縮で
き、タイムリーな運転を行うことができる。
【0009】第3の構成の場合;運転停止後の経過時間
が短かい時(換言すれば再生器温度が高い時)には、熱
源流体制御弁の初期開度を大きくとってスローオープン
制御に入れるので、前記制御弁を全開するまでの時間が
短縮でき、タイムリーな運転を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいてさら
に詳細に説明する。図3は、例えば冷媒に水、吸収液
(溶液)に臭化リチウム(LiBr)溶液を用いた吸収
冷凍機の概略構成図であって、1は熱源流体(高温・高
圧の水蒸気など)を供給する熱源供給管2が内部を経由
して配管され、稀液を加熱することによって冷媒蒸気を
発生させて中間液に濃縮する高温再生器、3は前記冷媒
蒸気により前記中間液を加熱して濃液にする低温再生
器、4は前記低温再生器3から供給される冷媒蒸気を冷
却して凝縮する凝縮器、5は冷媒分配器6から冷媒液を
散布・滴下などして蒸発させる蒸発器、7はこの蒸発器
から流入する冷媒蒸気を前記低温再生器3から供給され
る濃液に吸収させて器内を低圧に維持する吸収器、8は
低温熱交換器、9は高温熱交換器であり、これらは中間
液管10、濃液管11、吸収液ポンプ12を有する稀液
管13、冷媒導管14、冷媒液管15、および冷媒ポン
プ16を有する冷媒循環管17により接続されて、冷媒
と吸収液のメインの循環サイクルを形成し、さらに、冷
媒タンク18と熱回収器19とが図のように配管接続さ
れて、前記蒸発器5の内部に配管した伝熱管20の管壁
を介して冷媒の蒸発潜熱によって冷却された冷水が冷水
管21によって冷房負荷となる所要の室内熱交換器(図
示せず)に供給可能となっている。また、22は吸収器
7と凝縮器4の内部を経由して配管した冷却水管であ
り、これらの装置構成自体は従来周知である。
【0011】30は上記構成になる吸収冷凍機の制御装
置であり、この制御装置は高温再生器1に設置した温度
センサ31が計測する高温再生器内部の溶液の温度を入
力データとして取り込むと共に、熱源供給管2に流れる
熱源流体の量を制御する制御弁32の装置起動時の初期
開度などを前記溶液温度データに基づいて制御するスロ
ーオープン機能と、冷水管21の蒸発器5出口側に設置
した温度センサ33が計測する冷水の蒸発器出口側温度
を所定の温度、例えば7℃に保つために前記制御弁32
の開度を制御する、いわゆる容量制御を行う機能とを備
えており、この容量制御が前記スローオープン制御に優
先して行われるようになっている。
【0012】具体的には、制御装置30は図示しない記
憶部に、吸収冷凍機を起動する際の制御弁32の初期開
度と温度センサ31が計測する溶液温度との関係を、例
えば図1のように記憶する。すなわち、この場合の制御
装置30は、高温再生器1の溶液の温度が100℃未満
であると、制御弁32の初期開度は0%、150℃以上
では100%、100℃〜150℃の間では1℃上昇す
る毎に2%増加するように記憶している。
【0013】したがって、温度センサ31が計測する溶
液の温度が、例えば100℃未満と低い時には制御弁3
2の初期開度が0%と求められ、温度センサ31が計測
する溶液の温度が、例えば135℃と100℃より高い
時には、制御弁32の初期開度が(135−100)×
2=70%と求められる。
【0014】そして、制御装置30から、制御弁32の
開度を調節するステップモータ34に所要の制御信号が
出力されて、制御弁32の初期開度を前記開度に制御で
きるようになっている。
【0015】また、制御装置30は、制御弁32が前記
初期開度に到達した後、スローオープン制御を行うため
に予め設定したゆっくりとした速度、例えば10%/分
の開放速度で制御弁32を開けるように、ステップモー
タ34に所要の制御信号を出力するようになっている。
【0016】このため、高温再生器1が冷えていて制御
弁32の初期開度が0%と求められた時には、従来技術
と同様に制御弁32が全開するまでに10分を要する
が、稀釈運転中などに起動指令を受け、温度センサ31
が計測する溶液の温度が前記のように135℃と高い時
には初期開度が70%と求められるので、制御弁32が
全開するまでには僅か3分あれば良く、起動時の操作性
が顕著に改善される。
【0017】なお、制御装置30は前記したように容量
制御を上記スローオープン制御に優先して行うので、制
御弁32のスローオープン制御を行っていて、温度セン
サ33が計測する冷水の蒸発器出口側温度が所定の温度
(この場合、7℃)にまで低下してくると、制御弁32
の開度が100%に到達していなくても、前記温度セン
サ33が計測する冷水の蒸発器出口側温度が所定の温度
を維持するように制御弁32の開度を制御する。
【0018】また、制御弁32の初期開度、例えば図1
に示す初期開度までは第1の速度、例えば100%/分
の速い速度で制御弁32を開き、前記初期開度に到達し
た後はスローオープン制御を行うために、第2の速度、
例えば10%/分の遅い速度で制御弁32を開くよう
に、制御装置30を構成することもできる。
【0019】また、運転停止後の経過時間に基づいて、
制御弁32の初期開度を例えば図2の実線のように設定
して制御しても良い。
【0020】すなわち、高温再生器1の溶液温度が殆ど
低下しない運転停止後10分までは制御弁32の初期開
度を100%とし、その後は0%になるまで1分毎に1
00%の開度から1%づつ開度を下げるように設定す
る。
【0021】この起動制御を行う場合も、制御弁32を
前記のように初期開度に直ちに制御したり、100%/
分などの所定の速い速度で前記初期開度に到達させ、そ
の後10%/分などのゆっくりとした速度で開度を増や
すスローオープン制御とすることが可能である。
【0022】また、運転停止後の経過時間に基づいて、
制御弁32の初期開度を例えば図2の一点鎖線のように
設定して制御しても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、熱源流体
制御弁の初期開度を起動時の再生器温度に基づいて制御
すると共に、前記初期開度到達後の前記制御弁を予め設
定した所定の低速度で開くようにした吸収冷凍機の起動
制御方法であり、
【0024】前記制御弁の初期開度を起動時の再生器温
度に基づいて設定すると共に、前記初期開度に到達する
までは前記所定の低速度より速い速度で前記制御弁を開
き、前記初期開度到達後は前記所定の低速度で前記制御
弁を開くようにした吸収冷凍機の起動制御方法であり、
【0025】前記制御弁の初期開度を運転停止後の経過
時間に基づいて制御すると共に、前記初期開度到達後は
前記所定の低速度で前記制御弁を開くようにした吸収冷
凍機の起動制御方法であるので、
【0026】上記何れの起動制御方法においても再生器
温度が高い時には熱源流体制御弁の初期開度を大きくと
ってスローオープン制御に入れるので、前記制御弁を全
開するまでの時間が短縮でき、タイムリーな運転を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱源流体制御弁の初期開度の説明図である。
【図2】熱源流体制御弁の初期開度の他の説明図であ
る。
【図3】装置構成の説明図である。
【図4】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 高温再生器 2 熱源供給管 3 低温再生器 4 凝縮器 5 蒸発器 7 吸収器 20 伝熱管 21 冷水管 30 制御装置 31 温度センサ 32 制御弁 33 温度センサ 34 ステップモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 15/00 306

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起動時に熱源流体制御弁を予め設定した
    所定の低速度で開くスローオープン制御を行う吸収冷凍
    機において、前記制御弁の初期開度を起動時の再生器温
    度に基づいて制御すると共に、前記初期開度到達後に前
    記所定の低速度で前記制御弁を開くことを特徴とする吸
    収冷凍機の起動制御方法。
  2. 【請求項2】 起動時に熱源流体制御弁を予め設定した
    所定の低速度で開くスローオープン制御を行う吸収冷凍
    機において、前記制御弁の初期開度を起動時の再生器温
    度に基づいて設定すると共に、前記初期開度に到達する
    までは前記所定の低速度より速い速度で前記制御弁を開
    き、前記初期開度到達後は前記所定の低速度で前記制御
    弁を開くことを特徴とする吸収冷凍機の起動制御方法。
  3. 【請求項3】 起動時に熱源流体制御弁を予め設定した
    所定の低速度で開くスローオープン制御を行う吸収冷凍
    機において、前記制御弁の初期開度を運転停止後の経過
    時間に基づいて制御すると共に、前記初期開度到達後は
    前記所定の低速度で前記制御弁を開くことを特徴とする
    吸収冷凍機の起動制御方法。
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