JP2999547B2 - ウェーハ・ポリシング用セパレート定盤 - Google Patents

ウェーハ・ポリシング用セパレート定盤

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JP2999547B2 JP33859590A JP33859590A JP2999547B2 JP 2999547 B2 JP2999547 B2 JP 2999547B2 JP 33859590 A JP33859590 A JP 33859590A JP 33859590 A JP33859590 A JP 33859590A JP 2999547 B2 JP2999547 B2 JP 2999547B2
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隆 荒木
勝昭 神足
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東芝セラミックス株式会社
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シリコン・ウェーハのポリシング加工で使
用されるポリシング用定盤に係わり、特に非金属製の新
規なセパレート型定盤に関する。
[従来の技術] 従来、ポリシング用定盤は黄銅製が多く使用され、そ
のポリシング面に研磨布を貼り付けてシリコンウェーハ
のポリシング加工に供されていた。このように、高水準
平面度のポリシング面を加工可能な黄銅などの金属材料
で強固な定盤ベースを製造し、ポリシング平面には研磨
布を張り付けるなどの方法で研磨部が形成されたポリシ
ング用定盤は、これを所定の駆動装置に固定する手段と
して、駆動回転平行度の安定保持に実績のある金属ボル
トなどを使う組み付け式となっているのが通常であっ
た。
[発明が解決しようとする問題点] 黄銅などの金属製定盤におけるレベル出し、研磨布貼
り替えなどの困難性は当該技術分野でよく知られる通り
であり、また金属材料を使う以上研磨中の熱変形の問題
が未解決のまま付随するから、このような不合理と欠点
の解消を本発明の目的とする。
詳しくは、熱膨張が大きれば定盤の平坦度に及ぼす影
響が大きく、この影響を見込んで行う定盤のレベル出し
には相当な熟練を要するばかりでなく、熱歪によって平
坦度が基準に合わなくなると研磨布の交換とレベル出し
の再作業のために研磨工程ラインの作業中断を余儀なく
されて生産性のマイナスを招いていたから、このような
欠点の原因となっている技術的不合理を是正解消する。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、高水準な平面度、加工中に高水準平坦度を
保持する剛性、そして回転平行度を出すための駆動装置
への調整可能な取り付け固定手段まで、これら不可欠の
定盤3要件を満足させる新規なポリシング用定盤を構成
するものであって、セラミック製定盤1と、ターンテー
ブル2と、該ターンテーブル2の上面に形成する少なく
とも3箇所の支持具装着部2aと、上記セラミック製定盤
1の下面に形成する少なくとも3箇所の支持具嵌合部1a
と、前記支持具装着部2aにそれぞれ高さ調整可能に取り
付けられ上部が前記支持具嵌合部1aと嵌合する調整支持
具3とを有するウェーハ・ポリシング用セパレート定盤
である。
セラミック製定盤1の材質、例えば、アルミナ質セラ
ミックについてその原材料の改質技術とその焼成プロセ
スの制御技術の両面検討の結果、定盤として要求される
高水準な平面加工が可能であり、この3要件の1つの充
足に従って、セラミックの優れた硬質性とともに相対的
に小さな熱膨張性がウェーハのポリシング用定盤として
新規な特質を持つ定盤となることを見出した。
[作用] 高精度加工でポリシングに必要な平面度を備えたセラ
ミック製定盤1は、セラミック特有の硬質性と小さな熱
膨張性により従来のような熱歪の影響を受けない優れた
定盤平坦度を保持する新規な機能を有して上記3要件の
2つ目を充足する。
一方、ターンテーブル2の支持具装着部2aに設ける調
整支持具3と支持具嵌合部1aを介して着脱可能に組付け
られる該セラミック製定盤1は、熱膨張が小さくなった
分容易になった調整支持具3の自在な調整で能率よく正
確に回転平行度を設定できる機能を有して上記3要件の
3つ目を充足し、交換・調整ロスが少なく生産性を引き
上げ得た該定盤は上記定盤の不可欠3要件に相当する所
要機能を全て備える新規定盤となっている。
特に、調整支持具3については、セラミック製定盤の
硬質性と形状の熱的安定性の優れた特質を合理的に活用
することで、その構造を簡潔にすることができ、例えば
マイクロネジで微妙な高さ調整を可能にすると云う簡易
構造で該調整支持具3を構成するメリットを有し、また
その所要数も最少の3個とするいわゆる3点支持型の調
整機構とする大きなメリットを有する。即ち、本発明の
実施例の1つは、取外し自由な高さ微調整機構のついた
3点支持型のウェーハ・ポリシング用セパレート定盤で
ある。
[実施例] 図面はこの3点支持型のセパレート定盤1を示し、そ
の裏面には支持具嵌合部1aが相互等間隔で3箇所形成さ
れる。該セラミック製定盤1を回転させるターンテーブ
ル2は金属製でもよく、その上面には上記支持具嵌合部
1aに対応する支持具装着部2aがマイクロ雌ネジとして形
成される。調整支持具3は、マイクロ雄ネジ3cと、上記
セラミック製定盤1を受承するフランジ3bと、嵌入ボス
3aを有する。
支持具装着部2aのマイクロ雌ネジにマイクロ雄ネジ3c
を螺合した調整支持具3の嵌入ボス3aを支持具嵌合部1a
に嵌着した時、、フランジ3bがセラミック製定盤1の回
転平行度を確定する。このためのセラミック製定盤1の
各点高さの微調整は、フランジ3bを回してマイクロ雄ネ
ジ3cの深さを変えて行う。フランジ3bの高さが高精度に
一致すれば、これに受承されるセラミック製定盤1の回
転平行度を所要水準に保持可能となる。
上記構成による3点支持機構に従って、セラミック製
定盤1は嵌入ボス3aから抜き取るだけで容易に取外しが
でき、セラミック製定盤1の研磨布張替え作業のための
取外し作業は能率よく極く簡便に行える。
このように高度に簡便・簡潔化された新規なウェーハ
・ポリシング用セパレート定盤は、定盤を熱膨張が小さ
く、優れた硬質性をもつセラミックで製作した点にあ
り、従来に比べ相当に小さく抑えられる定盤の熱膨張は
嵌入ボス3a相互間に及ぼす熱歪ないし熱応力を小さく規
制して定盤精度の狂いを所要限度内に的確に収めること
ができる。しかも、この定盤の特質は、調整支持具3の
構造を簡潔化するための決め手となり、従来の定盤とタ
ーンテーブルとの間の堅牢な結合機構を抜本的に簡易化
するための斬新な技術ベースとなる重要なポイントでも
ある。
さらに、ポリシング工程を自動化システムとする場
合、この定盤の特質はその斬新な重要性が一層明らかと
なる。即ち、研磨布の張替え作業の能率がその自動シス
テムの生産性を実質的に決めるため、セラミック製定盤
1の取外しと再取り付けを能率よく自由に行い得る本発
明のウェーハ・ポリシング用セパレート定盤は、この点
で、従来予期できなかった優れた特徴となる。
[発明の効果] シリコンウェーハの急激な需要増加に応えるために、
増産のネックとなっていた素材処理段階に属するウェー
ハ・ポリシング工程のポリシング用定盤を根本的に刷新
する本発明は、従来の黄銅などの金属製定盤が解決でき
なかった熱歪問題を、セラミックを定盤とすることでそ
の相対的に小さな熱膨張率により当該熱歪問題を根本的
に解決し、従来困難な作業となっていた定盤の取外し作
業とこれに伴うレベル出し作業を優れた能率で実行可能
とするとともに、かかる作業を簡便とした結果生産性を
大幅に引き上げて従来の増産ネックの解消を図ることが
できた。一方、熱歪問題を実質的に排除できたことによ
り、従来の定盤とターンテーブルとの間の強固な結合機
構を大幅に簡易化することができ、定盤のトータルコス
トの大幅な引下げに成功したばかりでなく、端的には、
定盤の回転平行度を確定する調整支持具3は従来実現さ
れなかった嵌合手段によってセラミック製定盤1の支持
具嵌合部1aと嵌合結合できるようにし、この嵌合手段を
用いた簡易な結合機構に従って、セラミック製定盤1の
ターンテーブル2からの取外し作業が該嵌合部分におけ
る抜き外し操作で能率よく行い得る優れた合理性を備え
るものとなっている。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例であるセラミック製定盤とター
ンテーブルとを分離して示す一部断面斜視図である。 1:セラミック製定盤 1a:支持具嵌合部 2:ターンテーブル 2a:支持具装着部 3:調整支持具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−25029(JP,A) 特開 昭59−44829(JP,A) 実開 平1−138656(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 B24B 37/00 - 37/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック製定盤1と、ターンテーブル2
    と、該ターンテーブル2の上面に形成する少なくとも3
    箇所の支持具装着部2aと、上記セラミック製定盤1の下
    面に形成する少なくとも3箇所の支持具嵌合部1aと、前
    記支持具装着部2aにそれぞれ高さ調整可能に取り付けら
    れ上部が前記支持具嵌合部1aと嵌合する調整支持具3と
    を有することを特徴とするウェーハ・ポリシング用セパ
    レート定盤。
JP33859590A 1990-11-30 1990-11-30 ウェーハ・ポリシング用セパレート定盤 Expired - Fee Related JP2999547B2 (ja)

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WO1995029039A1 (fr) * 1994-04-22 1995-11-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Plaque support de surface de meulage separable et appareil associe
JP3418467B2 (ja) * 1994-10-19 2003-06-23 株式会社荏原製作所 ポリッシング装置

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