JP2999366B2 - 核燃料ペレットの焼結用移送容器 - Google Patents
核燃料ペレットの焼結用移送容器Info
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- JP2999366B2 JP2999366B2 JP6097555A JP9755594A JP2999366B2 JP 2999366 B2 JP2999366 B2 JP 2999366B2 JP 6097555 A JP6097555 A JP 6097555A JP 9755594 A JP9755594 A JP 9755594A JP 2999366 B2 JP2999366 B2 JP 2999366B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、敷板の上に配置された
焼結皿の水平面内の回動を防ぐ核燃料ペレットの焼結用
移送容器に関する。
焼結皿の水平面内の回動を防ぐ核燃料ペレットの焼結用
移送容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の核燃料ペレットの焼結用移送容
器１は、図３に示すように、敷板２と多段（図３では５
段）に積重ねられた焼結皿３とから構成され、焼結皿３
の上に装荷される成型体ペレット４を、たとえば、焼結
連続式焼結炉において焼結処理することにより核燃料ペ
レットに成型する。
器１は、図３に示すように、敷板２と多段（図３では５
段）に積重ねられた焼結皿３とから構成され、焼結皿３
の上に装荷される成型体ペレット４を、たとえば、焼結
連続式焼結炉において焼結処理することにより核燃料ペ
レットに成型する。
【０００３】核燃料ペレットの焼結は、図４に示すよう
に、焼結皿３の上に成型体ペレット４を装荷した焼結用
移送容器１を、図示しない置換室において不燃性ガス、
たとえば、窒素ガスにてガス置換した後、連続式焼結炉
５の硬質セラミック製炉床６の上に置き、プッシャー７
により炉床６の上を移動させながら、焼結用移送容器１
に装荷された成型体ペレット４を、還元性雰囲気で１６
００℃以上の高温で処理することで行なわれ、焼結後の
焼結用移送容器１は、冷却された後、再び、置換室にお
いて水素ガスが室内に洩れないように、窒素ガスによる
ガス置換を行ない、その後、連続式焼結炉５から搬出さ
れる。
に、焼結皿３の上に成型体ペレット４を装荷した焼結用
移送容器１を、図示しない置換室において不燃性ガス、
たとえば、窒素ガスにてガス置換した後、連続式焼結炉
５の硬質セラミック製炉床６の上に置き、プッシャー７
により炉床６の上を移動させながら、焼結用移送容器１
に装荷された成型体ペレット４を、還元性雰囲気で１６
００℃以上の高温で処理することで行なわれ、焼結後の
焼結用移送容器１は、冷却された後、再び、置換室にお
いて水素ガスが室内に洩れないように、窒素ガスによる
ガス置換を行ない、その後、連続式焼結炉５から搬出さ
れる。
【０００４】核燃料ペレットの焼結用移送容器は、連続
式焼結炉において還元性雰囲気で１６００℃以上の高温
の条件下で、核燃料ペレットの焼結処理時に加熱と冷却
の繰り返しによる急激な温度変化を受ける。そのため、
核燃料ペレットを入れる移送容器としては、急激な温度
変化による熱歪みで割れが生じない材料、たとえば、モ
リブデン金属板が用いられている。
式焼結炉において還元性雰囲気で１６００℃以上の高温
の条件下で、核燃料ペレットの焼結処理時に加熱と冷却
の繰り返しによる急激な温度変化を受ける。そのため、
核燃料ペレットを入れる移送容器としては、急激な温度
変化による熱歪みで割れが生じない材料、たとえば、モ
リブデン金属板が用いられている。
【０００５】すなわち、核燃料ペレットの焼結に用いら
れる焼結用移送容器は、連続式焼結炉内を連続的に押し
出され移動通過されるので、それに応じて強固な構造と
しなければならないが、モリブデン金属は希少金属で高
価であるから、経済的な見地から、プッシャーにより押
される敷板を剛性の強固な厚板（１０〜３５ｍｍ）で作
り、焼結皿を厚さ１．０〜４．０ｍｍのモリブデン金属
板を成形して作るようにしている。
れる焼結用移送容器は、連続式焼結炉内を連続的に押し
出され移動通過されるので、それに応じて強固な構造と
しなければならないが、モリブデン金属は希少金属で高
価であるから、経済的な見地から、プッシャーにより押
される敷板を剛性の強固な厚板（１０〜３５ｍｍ）で作
り、焼結皿を厚さ１．０〜４．０ｍｍのモリブデン金属
板を成形して作るようにしている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記核燃料ペレットの
焼結用移送容器は、焼結皿が薄いモリブデン金属板で作
られているため、燃料ペレットの焼結時に還元性雰囲気
で１６００℃以上の高温で処理する際に、二次再結晶の
成長粗大化、加熱冷却に伴う熱疲労や高温使用中のクリ
ープ現象などによって、焼結皿の底面が敷板の方向に向
かって凸状態となるように変形するが、変形した焼結皿
を敷板の上に配置した場合には、敷板上に配置された焼
結皿が、敷板を炉床の上をプッシャーにより押し出す際
に擦れ合い発生する微振動を炉内を移動している間継続
して受けることで、敷板上に配置された焼結皿が、底面
に形成された凸部を中心軸として少しずつ水平方向に回
動し、やがて、焼結皿が大きく回動し、焼結皿に装荷さ
れた核燃料ペレットが、焼結炉内に落下したり、焼結炉
内の耐熱構造体と接触するという難点がある。
焼結用移送容器は、焼結皿が薄いモリブデン金属板で作
られているため、燃料ペレットの焼結時に還元性雰囲気
で１６００℃以上の高温で処理する際に、二次再結晶の
成長粗大化、加熱冷却に伴う熱疲労や高温使用中のクリ
ープ現象などによって、焼結皿の底面が敷板の方向に向
かって凸状態となるように変形するが、変形した焼結皿
を敷板の上に配置した場合には、敷板上に配置された焼
結皿が、敷板を炉床の上をプッシャーにより押し出す際
に擦れ合い発生する微振動を炉内を移動している間継続
して受けることで、敷板上に配置された焼結皿が、底面
に形成された凸部を中心軸として少しずつ水平方向に回
動し、やがて、焼結皿が大きく回動し、焼結皿に装荷さ
れた核燃料ペレットが、焼結炉内に落下したり、焼結炉
内の耐熱構造体と接触するという難点がある。
【０００７】また、核燃料ペレットの焼結用移送容器
は、焼結皿を敷板に載置した構成であるから、連続式焼
結炉に適用した場合には、炉の内部に特別な移動手段が
設けられていないため、敷板に載置された焼結皿が水平
面内で回動すると、この焼結皿が焼結炉の内部に設けた
各温度領域を仕切る耐熱構造体に引っ掛かり、その位置
に拘束されて動かなくなることがある。このような場
合、焼結炉の電源を切って、焼結炉の内部温度を室温ま
で下げ、焼結炉を分解して移送容器を取り出さなければ
ならないという問題がある。
は、焼結皿を敷板に載置した構成であるから、連続式焼
結炉に適用した場合には、炉の内部に特別な移動手段が
設けられていないため、敷板に載置された焼結皿が水平
面内で回動すると、この焼結皿が焼結炉の内部に設けた
各温度領域を仕切る耐熱構造体に引っ掛かり、その位置
に拘束されて動かなくなることがある。このような場
合、焼結炉の電源を切って、焼結炉の内部温度を室温ま
で下げ、焼結炉を分解して移送容器を取り出さなければ
ならないという問題がある。
【０００８】上記難点を解消するために、焼結皿を厚い
モリブデン金属板で成形し、耐変形強度を増し変形しに
くくする技術手段も提案されたが、この場合、移送容器
全体の重量が重くなり、焼結炉の移送容器を支持する炉
床の構造を強くして耐力を大きくしなければならず、ま
た、モリブデン金属は希少金属で高価であるから製造コ
ストが高くなってしまう。
モリブデン金属板で成形し、耐変形強度を増し変形しに
くくする技術手段も提案されたが、この場合、移送容器
全体の重量が重くなり、焼結炉の移送容器を支持する炉
床の構造を強くして耐力を大きくしなければならず、ま
た、モリブデン金属は希少金属で高価であるから製造コ
ストが高くなってしまう。
【０００９】本発明は上記した点に鑑みてなされたもの
で、敷板の上で配置された焼結皿の敷板に対する水平面
内の回動を防ぐ核燃料ペレットの焼結用移送容器を提供
することを目的とする。
で、敷板の上で配置された焼結皿の敷板に対する水平面
内の回動を防ぐ核燃料ペレットの焼結用移送容器を提供
することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の核燃料ペレット
の焼結用移送容器は、敷板とこの敷板の上に配置された
焼結皿とから構成され、焼結皿の上に成型体ペレットが
装荷される核燃料ペレットの焼結用移送容器において、
敷板の上面に焼結皿のための回り止め突起を設け、焼結
皿に複数の貫通孔を設け、複数の焼結皿を敷板の上に積
み重ね、複数の挿入ロッドを積み重ねられた焼結皿に設
けた貫通孔に挿通して焼結皿を互いに連結したことを特
徴とする。
の焼結用移送容器は、敷板とこの敷板の上に配置された
焼結皿とから構成され、焼結皿の上に成型体ペレットが
装荷される核燃料ペレットの焼結用移送容器において、
敷板の上面に焼結皿のための回り止め突起を設け、焼結
皿に複数の貫通孔を設け、複数の焼結皿を敷板の上に積
み重ね、複数の挿入ロッドを積み重ねられた焼結皿に設
けた貫通孔に挿通して焼結皿を互いに連結したことを特
徴とする。
【００１１】本発明の核燃料ペレットの焼結用移送容器
は、回り止め突起が敷板の上面から上方に延びる一対の
ピンで、一対のピンを敷板の上面隅部で対角線を挟んだ
位置に配置することができる。
は、回り止め突起が敷板の上面から上方に延びる一対の
ピンで、一対のピンを敷板の上面隅部で対角線を挟んだ
位置に配置することができる。
【００１２】
【作用】本発明の核燃料ペレットの焼結用移送容器で
は、敷板上に積み重ねられた焼結皿を各焼結皿に設けた
貫通孔に挿入ロッドを挿通することで互いに連結し、焼
結皿を敷板の上面に設けた回り止め突起に当接したこと
で、敷板上に配置された焼結皿が回動することはない。
は、敷板上に積み重ねられた焼結皿を各焼結皿に設けた
貫通孔に挿入ロッドを挿通することで互いに連結し、焼
結皿を敷板の上面に設けた回り止め突起に当接したこと
で、敷板上に配置された焼結皿が回動することはない。
【００１３】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面につき説明す
る。
る。
【００１４】図１は本発明による核燃料ペレットの焼結
用移送容器を示す。この核燃料ペレットの焼結用移送容
器１０は、モリブデン金属材料により厚い正方形に成形
された敷板１１と、この敷板１１の上に積み重ねられた
５枚のモリブデン金属板製焼結皿１２，１２，…と、敷
板１１の対角線上に対向する隅部に突設された回り止め
突起１３，１３と、各焼結皿１２の周辺部に穿設された
複数の貫通孔１４と、各焼結皿１２に設けた貫通孔１４
を貫通して積み重ねられた焼結皿１２を互いに連結する
挿入ロッド１５とから構成されている。
用移送容器を示す。この核燃料ペレットの焼結用移送容
器１０は、モリブデン金属材料により厚い正方形に成形
された敷板１１と、この敷板１１の上に積み重ねられた
５枚のモリブデン金属板製焼結皿１２，１２，…と、敷
板１１の対角線上に対向する隅部に突設された回り止め
突起１３，１３と、各焼結皿１２の周辺部に穿設された
複数の貫通孔１４と、各焼結皿１２に設けた貫通孔１４
を貫通して積み重ねられた焼結皿１２を互いに連結する
挿入ロッド１５とから構成されている。
【００１５】上記敷板１１の隅部に突設された回り止め
突起１３は、一対のピン１３ａ，１３ｂから形成され、
一対のピン１３ａ，１３ｂは、敷板１１から上方に延び
る高さが焼結皿１２の高さであり、敷板１１の上に積み
重ねられた５枚の焼結皿１２のうちの最下位の焼結皿１
２の隅部外面に当接する位置に配置されている。すなわ
ち、敷板１１の隅部に突設された回り止め突起１３，１
３は、最下位の焼結皿１２の対向する隅部外面に当接し
て、焼結皿１２の水平面内での回動を防ぐ。
突起１３は、一対のピン１３ａ，１３ｂから形成され、
一対のピン１３ａ，１３ｂは、敷板１１から上方に延び
る高さが焼結皿１２の高さであり、敷板１１の上に積み
重ねられた５枚の焼結皿１２のうちの最下位の焼結皿１
２の隅部外面に当接する位置に配置されている。すなわ
ち、敷板１１の隅部に突設された回り止め突起１３，１
３は、最下位の焼結皿１２の対向する隅部外面に当接し
て、焼結皿１２の水平面内での回動を防ぐ。
【００１６】一方、上記焼結皿１２の周辺部には、適当
間隔を置いて複数の貫通孔１４が穿設されており、各焼
結皿１２は、貫通孔１４が同一垂直線上に位置するよう
に敷板１１の上に積み重ねられる。積み重ねられた焼結
皿１２の貫通孔１４には最上位の焼結皿１２から最下位
の焼結皿１２まで延びる挿入ロッド１５が挿通される。
この挿入ロッド１５の挿通により、積み重ねられた焼結
皿１２は互いに連結される。
間隔を置いて複数の貫通孔１４が穿設されており、各焼
結皿１２は、貫通孔１４が同一垂直線上に位置するよう
に敷板１１の上に積み重ねられる。積み重ねられた焼結
皿１２の貫通孔１４には最上位の焼結皿１２から最下位
の焼結皿１２まで延びる挿入ロッド１５が挿通される。
この挿入ロッド１５の挿通により、積み重ねられた焼結
皿１２は互いに連結される。
【００１７】つぎに作用を説明する。核燃料ペレットの
焼結は、焼結皿１２の上に成型体ペレット４を装荷した
焼結用移送容器１０を、図示しない置換室において不燃
性ガス、たとえば、窒素ガスにてガス置換した後、連続
式焼結炉５の硬質セラミック製炉床６の上に置き、プッ
シャー７により炉床６の上を移動させながら、成型体ペ
レット４を還元性雰囲気で１６００℃以上の高温で処理
することで行なわれるが、敷板１１と最下位の焼結皿１
２は、回り止め突起１３により結合され、敷板１１の上
に積み重ねられた５枚の焼結皿１２は、周辺部に穿設さ
れた貫通孔１４に挿入ロッド１５を挿通することで互い
に連結されているので、燃料ペレットの焼結時に還元性
雰囲気で１６００℃以上の高温で処理する際の二次再結
晶の成長粗大化、加熱冷却に伴う熱疲労や高温使用中の
クリープ現象などによって、焼結皿の底面が敷板の方向
に向かって凸状態となる変形が生じても、変形した焼結
皿１２が焼結用移送容器１０を炉床６の上を移動させる
ことで発生する微振動により敷板１１の上で水平面内で
回動することがなく、したがって、焼結皿に装荷された
核燃料ペレットが焼結炉内に落下したり、焼結炉内の耐
熱構造体と接触することはない。
焼結は、焼結皿１２の上に成型体ペレット４を装荷した
焼結用移送容器１０を、図示しない置換室において不燃
性ガス、たとえば、窒素ガスにてガス置換した後、連続
式焼結炉５の硬質セラミック製炉床６の上に置き、プッ
シャー７により炉床６の上を移動させながら、成型体ペ
レット４を還元性雰囲気で１６００℃以上の高温で処理
することで行なわれるが、敷板１１と最下位の焼結皿１
２は、回り止め突起１３により結合され、敷板１１の上
に積み重ねられた５枚の焼結皿１２は、周辺部に穿設さ
れた貫通孔１４に挿入ロッド１５を挿通することで互い
に連結されているので、燃料ペレットの焼結時に還元性
雰囲気で１６００℃以上の高温で処理する際の二次再結
晶の成長粗大化、加熱冷却に伴う熱疲労や高温使用中の
クリープ現象などによって、焼結皿の底面が敷板の方向
に向かって凸状態となる変形が生じても、変形した焼結
皿１２が焼結用移送容器１０を炉床６の上を移動させる
ことで発生する微振動により敷板１１の上で水平面内で
回動することがなく、したがって、焼結皿に装荷された
核燃料ペレットが焼結炉内に落下したり、焼結炉内の耐
熱構造体と接触することはない。
【００１８】図２は本発明の他の実施例を示し、図２に
示す実施例では、敷板２０が剛性の強い長方形厚板であ
り、この敷板２０の上面全周囲に焼結皿２１を囲むよう
に全体形状を枠形とした回り止め突起２２が配置されて
いる。この回り止め突起２２は、積み重ねられた焼結皿
２１の内の１段目の焼結皿２１の高さと同じ高さであ
る。各焼結皿２１には図１と同様に貫通孔２３が穿設さ
れ，貫通孔２３にＵ形挿入ロッド２４を挿入することで
積み重ねられた焼結皿２１同士が互いに連結される。
示す実施例では、敷板２０が剛性の強い長方形厚板であ
り、この敷板２０の上面全周囲に焼結皿２１を囲むよう
に全体形状を枠形とした回り止め突起２２が配置されて
いる。この回り止め突起２２は、積み重ねられた焼結皿
２１の内の１段目の焼結皿２１の高さと同じ高さであ
る。各焼結皿２１には図１と同様に貫通孔２３が穿設さ
れ，貫通孔２３にＵ形挿入ロッド２４を挿入することで
積み重ねられた焼結皿２１同士が互いに連結される。
【００２１】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、敷板
の上面に焼結皿のための回り止め突起を設け、焼結皿に
複数の貫通孔を設け、複数の焼結皿を敷板の上に積み重
ね、複数の挿入ロッドを積み重ねられた焼結皿に設けた
貫通孔に挿通して焼結皿を互いに連結したことで、焼結
による熱処理を受けて変形した焼結皿が炉床の上を移動
することで発生する微振動により水平面内で回動するこ
とがなく、焼結皿に装荷された核燃料ペレットが、焼結
炉内に落下したり焼結炉内の耐熱構造体と接触すること
はない。
の上面に焼結皿のための回り止め突起を設け、焼結皿に
複数の貫通孔を設け、複数の焼結皿を敷板の上に積み重
ね、複数の挿入ロッドを積み重ねられた焼結皿に設けた
貫通孔に挿通して焼結皿を互いに連結したことで、焼結
による熱処理を受けて変形した焼結皿が炉床の上を移動
することで発生する微振動により水平面内で回動するこ
とがなく、焼結皿に装荷された核燃料ペレットが、焼結
炉内に落下したり焼結炉内の耐熱構造体と接触すること
はない。
【図１】本発明による核燃料ペレットの焼結用移送容器
の斜視図。
の斜視図。
【図２】本発明による核燃料ペレットの焼結用移送容器
の他の実施例を示す図。
の他の実施例を示す図。
【図３】従来の核燃料ペレットの焼結用移送容器を示す
図。
図。
【図４】核燃料ペレットの焼結用移送容器を連続式焼結
炉に配置した状態を示す図。
炉に配置した状態を示す図。
５ 連続式焼結炉 ６ 炉床 １０ 焼結用移送容器 １１ 敷板 １２ 焼結皿 １３ 回り止め突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F27D 3/12 G21C 21/02
Claims (2)
- 【請求項１】敷板とこの敷板の上に配置された焼結皿と
から構成され、焼結皿の上に成型体ペレットが装荷され
る核燃料ペレットの焼結用移送容器において、敷板の上
面に焼結皿のための回り止め突起を設け、焼結皿に複数
の貫通孔を設け、複数の焼結皿を敷板の上に積み重ね、
複数の挿入ロッドを積み重ねられた焼結皿に設けた貫通
孔に挿通して焼結皿を互いに連結したことを特徴とする
焼結用移送容器。 - 【請求項２】回り止め突起が、敷板の上面から上方に延
びる一対のピンであり、一対のピンは、敷板の上面隅部
で対角線を挟んだ位置に配置されたことを特徴とする請
求項１に記載の焼結用移送容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6097555A JP2999366B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 核燃料ペレットの焼結用移送容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6097555A JP2999366B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 核燃料ペレットの焼結用移送容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07305963A JPH07305963A (ja) | 1995-11-21 |
| JP2999366B2 true JP2999366B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=14195494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6097555A Expired - Fee Related JP2999366B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 核燃料ペレットの焼結用移送容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2999366B2 (ja) |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP6097555A patent/JP2999366B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07305963A (ja) | 1995-11-21 |
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Legal Events
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