JP2999118B2 - 炉内足場 - Google Patents

炉内足場

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JP2999118B2
JP2999118B2 JP9734594A JP9734594A JP2999118B2 JP 2999118 B2 JP2999118 B2 JP 2999118B2 JP 9734594 A JP9734594 A JP 9734594A JP 9734594 A JP9734594 A JP 9734594A JP 2999118 B2 JP2999118 B2 JP 2999118B2
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金次郎 小林
浩一朗 大坪
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電用ボイラなどの炉
底部ステージに適用されるボイラ炉内足場に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は発電用ボイラなどの炉底部ステー
ジに使用されている従来のボイラ炉内足場の説明図であ
る。図において、発電用ボイラなどの炉底部ステージ1
は橋梁状足場4を炉内で組立てて炉内の炉底部の傾斜管
6に沿って取付け、その上に設置されるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、発電用
ボイラなどの炉底部ステージ1は橋梁状足場4を炉内で
組立てて炉内の炉底部の傾斜管6に沿って取付け、その
上に設置されるようになっている。橋梁状足場4は一部
が梁状に組立てられているので部品数は少なくなってい
るが、炉底部の傾斜管6に沿って取付ける際に橋梁状足
場4側の傾斜と炉底部の傾斜管6との間に角度の誤差が
あると橋梁状足場4の荷重を均一に支持するように取付
けることが難しい。また、組立てて架設した後、炉底部
ステージ1上に上方の足場や作業用機材等を積載すると
橋梁状足場4に撓みを生じて点線で示すように橋梁状足
場4上方の支点Aは炉底部の傾斜管6から離れる方向
に、また下方の支点Cは逆に炉底部の傾斜管6に押し付
けられる。炉底部ステージ1上の荷重は支点A,B,C
でそれぞれ均等に3等分されて支持されるべきである
が、支点Cだけに荷重が掛かるために炉底部の傾斜管6
が損傷することがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る炉内足場は
上記課題の解決を目的にしており、傘骨状に央部で折り
畳み可能に形成され炉内に張り渡される梁と、該梁の両
端に揺動可能に装着され炉底部の傾斜に沿って設置され
て上記梁の両端を支える荷重支持材と、該荷重支持材と
上記梁との間に上記梁とともに折り畳み可能に介装され
上記梁の央部を支える部材とを備えた構成を特徴とす
る。
【0005】
【作用】即ち、本発明に係る炉内足場においては、傘骨
状に央部で折り畳み可能に形成され炉内に張り渡される
梁の両端に梁の両端を支える荷重支持材が揺動可能に装
着され炉底部の傾斜に沿って設置されるとともに荷重支
持材と梁との間に梁の央部を支える部材が梁とともに折
り畳み可能に介装されており、本足場を炉内へ搬入、搬
出する場合は梁の央部をワイヤーで吊り揚げることによ
り本足場の骨組みを折り畳み略一体に棒状に縮めて炉内
上方から炉内へ挿入、或いは引き上げる。また、炉内に
設置する場合は梁の両端をワイヤーで吊り揚げることに
より本足場の骨組みを開いて炉底部の傾斜に沿って設置
する。このようにして極めて容易に炉内に設置すること
ができる。また、炉内に張り渡される梁の両端に梁の両
端を支える荷重支持材が揺動可能に装着され炉底部の傾
斜に沿って設置されるとともに荷重支持材と梁との間に
梁の央部を支える部材が介装されていることにより梁が
撓むことなく梁上の荷重が炉底部に均等に掛かる。
【0006】
【実施例】図1乃至図4は本発明の一実施例に係るボイ
ラ炉内足場の説明図である。図において、本実施例に係
るボイラ炉内足場は発電用ボイラなどの炉底部ステージ
に使用されるもので、図1に示すように発電用ボイラな
どの炉底部ステージ1は図1に示すように本ボイラ炉内
足場を炉内で組立てて炉内の炉底部の傾斜管6に沿って
取付け、その上に設置されるようになっている。本ボイ
ラ炉内足場は発電用ボイラ内に張り渡されて炉底部ステ
ージ1を支持する梁7aと、炉底部の傾斜管6に沿って
設置され炉底部ステージ1上の荷重を支える荷重支持材
7bと、梁7aと荷重支持材7bとの間に介装されて梁
7aを支える斜材7cと、斜材7cの間に挿入されて斜
材7cを荷重支持材7bに固定する安全支持材7dなど
から構成されており、図2に示すように梁7aは央部を
止めピン8を介して傘骨状に折り畳み可能になってい
る。また、斜材7cの一端は梁7aの中間部に止めピン
8で連結され、他端は炉底部の傾斜管6に沿わせる荷重
支持材7bにスライド可能なモノレールローラ12を介
して連結されている。また、安全支持材7aは中央部を
止めピン8により折り込み可能に結合するとともに、長
さを調整可能に調整装置11を組込んでおくことにより
自動的に装着することが可能になっている。
【0007】このように、本ボイラ炉内足場は発電用ボ
イラにおける炉底部の傾斜管6の任意の傾斜に自由に沿
って設置できるように斜材7cの長さが調整可能に設け
られているとともに、各部材間が止めピン8を介して折
り畳み可能に連結されており、発電用ボイラの炉内に挿
入する際は各連結部の止めピン8で折り畳まれて略一体
に棒状となり、さらに梁7aの中央が折節でき、この梁
7a中央と荷重支持材7bとを連結する斜材7cの荷重
支持材7bとの結合部はモノレールローラ12を介して
荷重支持材7b上を摺動させて移動することができるよ
うになっている。これにより、足場骨組みの各部材間を
止めピン8で連結し、炉内への搬入、排出時は梁7aな
どの各部材を止めピン8部で折込んで一体に縮め、炉内
上方からワイヤー9で吊り揚げ、搬入後は順次拡開して
各部材間に止めピン8等をセットすることにより足場骨
組みが出来上る。さらに、斜材7cの止めピン8穴の位
置が実寸法に合わせて斜材7cの止めピン8による接合
位置が調整されるように斜材7c及び安全支持材7dに
長さ調整装置11が装備されている。これにより、足場
ステージ1の荷重支持材7bが炉底部の傾斜管6の傾斜
に沿って正確にセットすることができる。
【0008】本ボイラ炉内足場を炉内へ搬入する場合
は、図3に示すように梁7aなどの各部材を止めピン8
部で折り畳んで略一体に棒状に縮め、炉内上方からワイ
ヤー9で吊り揚げて炉内に挿入する。足場骨組みの主要
部材が略一体となっているので、炉内で開放して組立て
ることが容易にできる。即ち、炉内への挿入時はワイヤ
ー9を梁7aの両端部に締結して2点吊り方式とし、こ
のワイヤー9を一本のワイヤーで吊り揚げる。そして、
炉底部へ吊り降ろした後、梁7aの中間部をワイヤーで
引き上げ、両端部のワイヤー9を緩めていくと梁7aが
直線状になる。斜材7cの一端は梁7aの中間部に止め
ピン8で連結され、他端は炉底部の傾斜管6に沿わせる
荷重支持材7bにスライド可能なモノレールローラ12
を介して連結されており、梁7aの中間部を引上げて梁
7aが直線状になるのにつれてモノレールローラ12が
荷重支持材7bの上方向に自動的に移動して足場骨組み
は実線で示す形状から点線で示す形状へ順次移行し、図
4(b)に示す足場骨組みが形成される。
【0009】ここで、モノレールローラ12を荷重支持
材7bに止め金物10を介して固定し、さらに荷重支持
材7bが炉底部の傾斜管6の傾斜角に沿うように調整装
置11で斜材7cの長さを調整する。その後、安全支持
材7dを斜材7c間に取付けることにより、足場ステー
ジ1を支持する本足場の組立てが完了する。この安全支
持材7dは中央部を止めピン8により折り込み可能に結
合するとともに、長さを調整可能に最初から調整装置1
1を安全支持材7dに組込んでおくことにより自動的に
装着される。同様にして複数の梁7aを炉底部に間隔を
空けて並べてセットし、別途準備された炉底部ステージ
1を梁7a上に配置することにより、炉内ステージ1が
全く簡単に安全に組み立てられる。
【0010】従来の橋梁状足場においては一部が梁状に
組立てられているので部品数は少なくなっているが、炉
底部の傾斜管に沿って取付ける際に橋梁状足場側の傾斜
と炉底部の傾斜管との間に角度の誤差があると橋梁状足
場の荷重を均一に支持するように取付けることが難し
い。また、組立てて架設した後、炉底部ステージ上に上
方の足場や作業用機材等を積載すると橋梁状足場に撓み
を生じて橋梁状足場上方の支点Aは炉底部の傾斜管から
離れる方向に、また下方の支点Cは逆に炉底部の傾斜管
に押し付けられる。炉底部ステージ上の荷重は支点A,
B,Cでそれぞれ均等に3等分されて支持されるべきで
あるが、支点Cだけに荷重が掛かるために炉底部の傾斜
管6が損傷することがある。これに対して本ボイラ炉内
足場においては、調整装置11、モノレールローラ12
などにより炉底部の傾斜管6に荷重支持材7bが完全に
密着するように容易に調整が可能となり、ステージ1上
の荷重が炉底部の傾斜管6に均等に伝達されて支持され
ることにより傾斜管6が損傷しなくなる。また、足場骨
組みを折り畳み可能な構造にすることにより炉内への搬
入および組み立て設置が極めて容易に、また安全になる
とともに組み立て設置に要する日数が短縮される。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る炉内足場は前記のように構
成されており、極めて容易に炉内に設置することができ
るので、設置に要する日数が短縮される。また、梁上の
荷重が炉底部に均等に掛かるので、炉底部の傾斜管が損
傷しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施例に係るボイラ炉
内足場の正面図、同図(b)は同図(a)におけるB−
B矢視図である。
【図2】図2はその要部詳細図である。
【図3】図3はその作用説明図である。
【図4】図4もその作用説明図である。
【図5】図5(a)は従来のボイラ炉内足場の正面図、
同図(b)はその作用説明図である。
【符号の説明】
1 炉底部ステージ 6 傾斜管 7a 梁 7b 荷重支持材 7c 斜材 7d 安全支持材 8 止めピン 9 ワイヤー 10 止め金物 11 調整装置 12 モノレールローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 1/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘骨状に央部で折り畳み可能に形成され
    炉内に張り渡される梁と、該梁の両端に揺動可能に装着
    され炉底部の傾斜に沿って設置されて上記梁の両端を支
    える荷重支持材と、該荷重支持材と上記梁との間に上記
    梁とともに折り畳み可能に介装され上記梁の央部を支え
    る部材とを備えたことを特徴とする炉内足場。
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