JP2998907B2 - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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JP2998907B2 JP7871791A JP7871791A JP2998907B2 JP 2998907 B2 JP2998907 B2 JP 2998907B2 JP 7871791 A JP7871791 A JP 7871791A JP 7871791 A JP7871791 A JP 7871791A JP 2998907 B2 JP2998907 B2 JP 2998907B2
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茂男 千葉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はステアリングロック装
置、特にステアリングシャフトの傾斜角度を調整できる
チルト式ステアリングシャフトに装着できるステアリン
グロック装置を提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】取付角度の調整可能なチルト構造のステ
アリングシャフトを錠止するステアリングロック装置を
チルト構造に適用させるため、例えば特公昭62−50
95号公報に示されるようにステアリングロック装置の
挿込口部とインストルメントパネルに設けた配設孔との
間をステアリングロック装置の上下動に追従可能な遮蔽
材で閉塞した構造が公知である。また、特開昭63−4
3850号公報にはチルト構造に対応するため、ハウジ
ング部を回転可能に支持したステアリングロック装置が
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
62−5095号公報では、固定されるステアリングロ
ック装置が実際にどのように移動できるかについて具体
的な構造が示されていない。また、特開昭63−438
50号公報の構造では、ステアリングロック装置に内蔵
されたキーシリンダの軸線が折れ曲がる構造のため、構
造が複雑となり破壊に対して抵抗力が小さくなる欠点が
ある。この発明は前記の欠点を解消してリンク部材を介
してロッキングロッドをハンガに連結しかつフレームの
スリーブが回転できる構造とすることにより構造が比較
的簡素でかつ破壊に対する大きな抵抗力を有するステア
リングロック装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明によるステアリ
ングロック装置は、ステアリングシャフト(7)にそれぞ
れ係合及び離脱するロック位置及びアンロック位置に移
動されるロッキングロッド(13)と、ハンガ(18)を介して
ロッキングロッド(13)に作動連結されたキーシリンダ(1
1)と、キーシリンダ(11)を収容するフレーム(12)と、ロ
ッキングロッド(13)を収容する孔部(14a)を有しかつフ
レーム(12)に回転可能に設けられたスリーブ(14)とを備
えている。このステアリングロック装置では、一対のフ
レーム固定ピン(43, 44)によりスリーブ(14)をフレーム
(12)に軸着し、リンク部材(30)によりロッキングロッド
(13)をハンガ(18)に連結する。ハンガ(18)に連結された
リンク部材(30)を介してロッキングロッド(13)を操作す
ることにより、フレーム(12)に対しスリーブ(14)を回動
させてハンガ(18)の中心軸に対してロッキングロッド(1
3)を傾斜した状態でロック位置とアンロック位置との間
で移動できる。この発明の実施例では、リンク部材(30)
は第1のリンクピン(41)によりハンガ(18)に軸着されか
つ第2のリンクピン(42)によりロッキングロッド(13)に
軸着される。キーシリンダ(11)、ロッキングロッド(13)
及びステアリングシャフト(7)の各中心軸はほぼ同一平
面上にある。スリーブ(14)の長溝内(47, 48)に一対のフ
レーム固定ピン(43, 44)が配置され、フレーム(12)がロ
ッキングロッド(13)の周りに回転できる。
【0005】
【作用】リンク部材(30)によりロッキングロッド(13)を
ハンガ(18)に連結したので、一対のフレーム固定ピン(4
3, 44)の周りでスリーブ(14)に対してフレーム(12)を回
転させて、ハンガ(18)の中心軸に対してロッキングロッ
ド(13)を傾斜した状態に配置することができる。また、
ハンガ(18)の中心軸に対してロッキングロッド(13)が傾
斜した状態でも、ハンガ(18)に連結されたリンク部材(3
0)を介してロッキングロッド(13)をロック位置とアンロ
ック位置との間で移動できる。このため、ステアリング
シャフト(7)の取付角度を調整するときにステアリング
ロック装置の取付角度を円滑に調整することができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明によるステアリングロック装
置の実施例を図1〜図11について説明する。
【0007】図1に示すように、ステアリングロック装
置10はステアリングシャフト7に取り付けられる。図
8に示すように、ステアリングロック装置10はキーシ
リンダ11を収容するフレーム12と、フレーム12の
端部15に軸着されかつロッキングロッド13を収容す
る孔部14aを有するスリーブ14とを備えている。ロ
ッキングロッド13はキーシリンダ11の回転及びキー
の抜取操作によりステアリングシャフト7の凹部7a
(図3)にそれぞれ係合及び離脱するロック位置(図1
0及び図11)及びアンロック位置(図8及び図9)に
移動される。図2及び図8に示すように、ハンガ18は
キーシリンダ11にカム部11aが接触する従動部18a
と、従動部18aに連結されるコネクタ18bとを有す
る。従動部18aはフレーム12に固定されたリッド2
0と従動部18aとの間に配置されたスプリング19に
より押圧される押圧面21を有する。従動部18aの下
部にはフック部22が形成される。コネクタ18bはフ
ック部22に係合される頭部23と、頭部23の下部に
形成された首部24と首部24の下部に設けられた孔部
25とを有する。
【0008】リンク部材30は第1の孔31と第2の孔
32とを有する。ロッキングロッド13にはリンク部材
30を受けるスリット33と、スリット33と直交する
孔34とが形成されている。コネクタ18bの孔部25
とリンク部材30の第1の孔31には第1のリンクピン
41が挿入され、コネクタ18bとリンク部材30とが
軸着される。また、ロッキングロッド13の孔34とリ
ンク部材30の第2の孔32には第2のリンクピン42
が挿入され、ロッキングロッド13とリンク部材30と
が軸着される。また、図3に示すように、スリーブ14
は一対のフレーム固定ピン43、44によりフレーム1
2の端部15に軸着される。一対のフレーム固定ピン4
3、44はそれぞれスプリング45、46によりスリー
ブ14の長溝47、48内に付勢される。従って、長溝
47、48内でフレーム固定ピン43、44が移動でき
る範囲内でスリーブ14はフレーム12に対して回転す
ることができる(図5及び図7)。図3、図6及び図7
に示すように、第1及び第2のリンクピン41、42並
びに一対のフレーム固定ピン43、44の各中心軸を同
一平面上に配置してもよい。キーシリンダ11、ロッキ
ングロッド13及びステアリングシャフト7の各中心軸
はほぼ同一平面上にある。
【0009】前記の構成において、キーシリンダ11に
正規のキーが挿入されていない施錠状態では、図10に
示すようにロッキングロッド13はスリーブ14から突
出したロック位置にある。ロッキングロッド13がロッ
ク位置にあるとき、ステアリングシャフト7が回動され
ると、図11に示すように、リンク部材30はコネクタ
18bに対して第1のリンクピン41の周りで回転でき
る。このとき、スリーブ14は一対のフレーム固定ピン
43、44を中心に回転する。このため、ロッキングロ
ッド13がロック位置にあっても、ステアリングロック
装置10を取り付けた状態でステアリングシャフト7の
角度を変更することができる。キーシリンダ11に正規
のキーを挿入して、キーシリンダ11を回転した状態で
は、ロッキングロッド13は図8又は図9に示すように
スリーブ14内に引込んだアンロック位置にある。ロッ
キングロッド13がアンロック位置にあるとき、ステア
リングシャフト7が回動されると、図9に示すように、
ロッキングロッド13はリンク部材30と軸着された第
2のリンクピン42の周りで回転できる。このとき、ス
リーブ14は一対のフレーム固定ピン43、44を中心
に回転する。このため、ロッキングロッド13がアンロ
ック位置にあっても、ステアリングロック装置10を取
り付けた状態でステアリングシャフト7の角度を変更す
ることができる。更に、リンク部材30が第1のリンク
ピン41でコネクタ18bに連結され、第2のリンクピ
ン42でロッキングロッド13と連結されているので、
図9のアンロック位置と図11のロック位置との間でも
円滑にロッキングロッド13を移動させることができ
る。要するに、本実施例では、スリーブ14はキーシリ
ンダ11及びステアリングシャフト7の中心軸を含む平
面内でロッキングロッド13がハンガ18に対して角度
変更を行うことができる。また、スリーブ14の長溝4
7、48内に一対のフレーム固定ピン43、44が配置
されているので、ロッキングロッド13の周りにフレー
ム12を回転させることができる。
【0010】本発明の実施態様は前記の実施例に限定さ
れず変更が可能である。例えば、従動部18aとコネク
タ18bとを含むハンガ18を一体に成形することがで
きる。また、ハンガ18とロッキングロッド13との間
にリンク部材30を複数個連結してもよい。スリーブ1
4の長溝47、48を丸孔に形成して、ロッキングロッ
ド13の周りにフレーム12を回転できないように構成
してもよい。
【0011】
【発明の効果】ロッキングロッドがハンガの中心軸に対
して傾斜した状態でロッキングロッドをロック位置とア
ンロック位置との間で移動できるので、破壊に対する強
度の大きなステアリングロック装置の盗難防止効果を減
殺することがなく、ステアリングシャフトの取付角度を
調整するときにステアリングロック装置の取付角度を円
滑に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるステアリングロック装置の取
付状態を示す斜視図
【図2】 この発明によるステアリングロック装置の分
解斜視図
【図3】 この発明によるステアリングロック装置の正
面図
【図4】 傾斜した状態にある一対のフレーム固定ピン
を示す断面図
【図5】 図4の状態を示すステアリングロック装置の
平面図
【図6】 傾斜しない状態にある一対のフレーム固定ピ
ンを示す断面図
【図7】 図6の状態を示すステアリングロック装置の
平面図
【図8】 傾斜しない状態かつアンロック状態にあるロ
ッキングロッドを示すステアリングロック装置の断面図
【図9】 傾斜した状態かつアンロック状態にあるロッ
キングロッドを示すステアリングロック装置の断面図
【図10】 傾斜しない状態かつロック状態にあるロッ
キングロッドを示すステアリングロック装置の断面図
【図11】 傾斜した状態かつロック状態にあるロッキ
ングロッドを示すステアリングロック装置の断面図
【符号の説明】
7・・ステアリングシャフト、 11・・キーシリン
ダ、 12・・フレーム、 13・・ロッキングロッ
ド、 14・・スリーブ、 14a・・孔部、 18・
・ハンガ、 30・・リンク部材、 41・・第1のリ
ンクピン、 42・・第2のリンクピン、 43、44
・・フレーム固定ピン、 47、48・・長溝、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/02 B62D 1/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフトにそれぞれ係合及
    び離脱するロック位置及びアンロック位置に移動される
    ロッキングロッドと、ハンガを介してロッキングロッド
    に作動連結されたキーシリンダと、キーシリンダを収容
    するフレームと、ロッキングロッドを収容する孔部を有
    しかつフレームに回転可能に設けられたスリーブとを備
    えたステアリングロック装置において、 一対のフレーム固定ピンによりスリーブをフレームに軸
    着し、 リンク部材によりロッキングロッドをハンガに連結し、 ハンガに連結されたリンク部材を介してロッキングロッ
    ドを操作することにより、フレームに対しスリーブを回
    動させてハンガの中心軸に対してロッキングロッドを傾
    斜した状態でロック位置とアンロック位置との間で移動
    できることを特徴とするステアリングロック装置。
  2. 【請求項2】 リンク部材は第1のリンクピンによりハ
    ンガに軸着されかつ第2のリンクピンによりロッキング
    ロッドに軸着される請求項1に記載のステアリングロッ
    ク装置。
  3. 【請求項3】 キーシリンダ、ロッキングロッド及びス
    テアリングシャフトの各中心軸はほぼ同一平面上にある
    請求項1又は2に記載のステアリングロック装置。
  4. 【請求項4】 スリーブの長溝内に一対のフレーム固定
    ピンが配置され、フレームがロッキングロッドの周りに
    回転できる請求項1〜3のいずれか1項に記載のステア
    リングロック装置。
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JP6168694B2 (ja) * 2013-08-09 2017-07-26 株式会社ユーシン ステアリングロック装置

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