JP2998489B2 - プロテクタ被装装置 - Google Patents

プロテクタ被装装置

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JP2998489B2 JP10145993A JP10145993A JP2998489B2 JP 2998489 B2 JP2998489 B2 JP 2998489B2 JP 10145993 A JP10145993 A JP 10145993A JP 10145993 A JP10145993 A JP 10145993A JP 2998489 B2 JP2998489 B2 JP 2998489B2
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茂 大津
聡一郎 山本
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口金付ホースのカラー
にプロテクタの前端部を被装させるプロテクタ被装装置
に関する。このプロテクタ被装装置は、例えばフュエル
ホースを得る場合に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】組付機により得られる口金付ホースは、
図3に示すように、円筒状チューブ90の開口90aに
口金91の挿入部91aが挿入され、開口90aの周壁
には挿入部91aの抜き止めを図るべくカラー92が被
装されている。この口金付ホースは、例えばフュエルホ
ースに採用されるに際し、カラー92にチューブ90と
同軸のプロテクタ93の前端部が被装され、これにより
例えば車両において他の構造物との干渉による損傷が防
止され、同時にカラー92の抜き止め、ひいては挿入部
91aのさらなる抜き止めが図られている。
【0003】従来、かかる口金付ホースのカラー92に
プロテクタ93の前端部を被装させる方法としては、図
4に示すように、作業者がプロテクタ93の後端部を口
金付ホースのチューブ90に沿って矢印のように押圧
し、これによりプロテクタ93の前端部をカラー92に
被装させることがなされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プロテクタ9
3はチューブ90の外径より微小に大きい内径しか与え
られていない。このため、プロテクタ93はチューブ9
0に対しては比較的滑らかに摺動可能であるものの、カ
ラー92に対しては拡径されなければ摺動が困難となっ
ている。
【0005】よって、従来の方法のように作業者が手動
によりプロテクタ93の被装を行えば、作業者の押圧力
でプロテクタ93を拡径しなければならず、労力を要し
て作業性が十分でなかった。また、手動でプロテクタ9
3を被装すれば、カラー92との相対位置にズレを生じ
やすく、製品にバラツキを生じやすい。本発明は、上記
従来の実情に鑑みてなされたものであって、好適な作業
性の下、製品にバラツキを生じにくいプロテクタ被装装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプロテクタ被装
装置は、円筒状チューブの開口に口金の挿入部が挿入さ
れ、該開口の周壁にカラーが被装された口金付ホースを
用い、該チューブと同軸のプロテクタの前端部を該カラ
ーに被装させるプロテクタ被装装置であって、前記プロ
テクタを摺動可能に保持するプロテクタ保持部材と、該
プロテクタの後端部の開口から該プロテクタの内周面と
該チューブの外周面との間に空気を介在させて該プロテ
クタを拡径しつつ、該後端部を前記カラー側に押圧する
ことにより該プロテクタの前記前端部を該カラーに被装
させる拡径押圧部材とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のプロテクタ被装装置では、拡径押圧部
材は、プロテクタの後端部の開口からプロテクタの内周
面とチューブの外周面との間に空気を介在させることに
よりプロテクタを拡径する。そして、この状態で、拡径
押圧部材は、プロテクタの後端部をカラー側に押圧す
る。このとき、プロテクタは空気の圧力で拡径され、か
つプロテクタ保持部材がこのプロテクタを摺動可能に保
持しているため、プロテクタのカラーに対する移動は比
較的なめらかである。よって、拡径された状態でプロテ
クタがカラーに被装され、労力が不要となる。また、カ
ラーに対するプロテクタの位置決めをすれば、カラーと
の相対位置にズレを生じず、プロテクタの前端部が正確
にカラーに被装される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照しつつ説明する。なお、口金付ホースWの構成要素及
びプロテクタは前記と同一であるため同一符号を付す。
図1に示すプロテクタ被装装置では、口金付ホースWの
チューブ90の外周面下半分を載置させる可動載置台1
が可動ブラケット2に固定され、可動ブラケット2には
可動載置台1に対してエアーシリンダ3により上下揺動
可能な可動挟持台4がチューブ90の外周面上半分を挟
持可能に設けられている。これら可動載置台1及び可動
挟持台4には、図2に示すように、内部に適数個の空気
通路1a、4aが形成されており、これら空気通路1
a、4aは外端がパイプ5により図示しないポンプと接
続され、内端が載置面及び挟持面に連通されている。可
動載置台1及び可動挟持台4の前端にはプロテクタ93
の後端部と整合する段部1b、4bが凹設されており、
後端にはチューブ90を封止するパッキン1c、4cが
設けられている。かかる載置台1及び挟持台4は、図1
に示すように、可動ブラケット2を介してエアーシリン
ダ6により口金付ホースWの延在方向で移動可能になさ
れている。これら可動載置台1、可動挟持台4、可動ブ
ラケット2、ポンプ、ホース5及びエアーシリンダ3、
6が本発明における拡径押圧部材を構成している。
【0009】口金付ホースWの延在方向前方には、プロ
テクタ93の外周面下半分を載置させる摺動載置台7が
固定されており、摺動載置台7に対してエアーシリンダ
8により上下揺動可能な摺動挟持台9がプロテクタ93
の外周面上半分を挟持可能に設けられている。これら摺
動載置台7、摺動挟持台9及びエアーシリンダ8が本発
明におけるプロテクタ保持部材を構成している。
【0010】また、口金付ホースWの上方には延在方向
と直角にガイドレール10が延設されており、ガイドレ
ール10上にはエアーシリンダ11により摺動可能に搬
送ブラケット12が装備されている。搬送ブラケット1
2の下端にはエアーシリンダ13により昇降可能にチャ
ック14が装備され、このチャック14は図示しない駆
動装置により開閉可能になされている。ガイドレール1
0の後方には図示しない組付機が装備されている。
【0011】ガイドレール10の側方には固定ブラケッ
ト15を介してエアーシリンダ16が装備され、エアー
シリンダ16により昇降可能にエアーシリンダ17が装
備されている。エアーシリンダ17の水平伸縮可能なロ
ッドには口金付ホースWのカラー92を挟持可能な位置
調整ブラケット18が装備され、この位置調整ブラケッ
ト18は、エアーシリンダ16、17の作動により、口
金付ホースWの延在位置を調整可能になされている。
【0012】また、口金付ホースWのカラー92の外周
面近傍には挿入位置確認光センサ20とワーク確認光セ
ンサ21とが並列に設けられており、これら挿入位置確
認光センサ20とワーク確認光センサ21とは図示しな
いコントローラに接続されている。上記のように構成さ
れたこのプロテクタ被装装置では、エアーシリンダ1
1、13及び駆動装置の作動により、組付機で完成した
口金付ホースWが搬送されてくる。このとき、口金付ホ
ースWのチューブ90には、同軸のプロテクタ93が嵌
挿されている。
【0013】そして、可動載置台1上にチューブ90の
外周面下半分が載置され、ワーク確認光センサ21のワ
ーク確認信号によりエアーシリンダ3が作動し、可動挟
持台4がチューブ90の外周面上半分を挟持する。ま
た、摺動載置台7上にプロテクタ93の外周面下半分が
載置され、ワーク確認光センサ21のワーク確認信号に
よりエアーシリンダ8が作動し、摺動挟持台9がプロテ
クタ93の外周面上半分を挟持する。さらに、エアーシ
リンダ16、17の作動により、位置調整ブラケット1
8が口金付ホースWのカラー92を挟持し、その後口金
付ホースWの延在位置を適正位置に調整する。
【0014】この後、ポンプからの圧縮空気がホース5
を経て空気通路1a、4aに導かれる。これと同時に、
エアーシリンダ6の作動により、可動ブラケット2とと
もに可動載置台1及び可動挟持台4がカラー92側に前
進する。これにより、図2に示すように、プロテクタ9
3の後端部が可動載置台1及び可動挟持台4の段部1
b、4bと当接し、空気通路1a、4aを経た圧縮空気
がプロテクタ93の後端部の開口からプロテクタ93の
内周面とチューブ90の外周面との間に空気を介在させ
る。こうして、プロテクタ93が拡径される。このと
き、可動載置台1及び可動挟持台4の後端から漏れよう
とする圧縮空気はパッキン1c、4cにより阻止され
る。
【0015】そして、プロテクタ93が空気の圧力で拡
径された状態で、プロテクタ93はチューブ90に対し
て摺動するともに摺動載置台7及び摺動挟持台9に対し
て摺動し、前端部がカラー92に近づく。このとき、プ
ロテクタ93のカラー92に対する移動は比較的滑らか
である。よって、拡径された状態でプロテクタ93がカ
ラー92に被装され、労力が不要となる。
【0016】この後、図1に示す挿入位置確認光センサ
20のプロテクタ確認信号によりエアーシリンダ6が反
転し、可動ブラケット2とともに可動載置台1及び可動
挟持台4が後退する。これにより、プロテクタ93のカ
ラー92への被装が終了する。よって、プロテクタ93
はカラー92との相対位置にズレを生じず、前端部が正
確にカラー92に被装される。
【0017】完成されたフュエルホースは、エアーシリ
ンダ11、13及び駆動装置の作動により、他の工程に
搬送される。したがって、このプロテクタ被装装置で
は、自動化という好適な作業性の下、製品にバラツキを
生じることなく、口金付ホースWのカラー92にプロテ
クタ93の前端部を被装することができる。このため、
このプロテクタ被装装置を採用すれば、省人化による低
コストが可能になるとともに、安定した製品を提供する
ことが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のプロテク
タ被装装置では、特許請求の範囲記載の構成を採用して
いるため、口金付ホースのカラーにプロテクタの前端部
を被装させるに際し、好適な作業性の下、製品のバラツ
キを生じにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のプロテクタ被装装置の斜視図である。
【図2】実施例のプロテクタ被装装置に係り、要部拡大
断面図である。
【図3】口金付ホースのカラーにプロテクタの前端部を
被装させた状態を示す断面図である。
【図4】従来の方法を示す側面図である。
【符号の説明】
90…チューブ 90a…開口 91
…口金 91a…挿入部 92…カラー W…
口金付ホース 93…プロテクタ 7、8、9…プロテクタ保持部
材(7…摺動載置台、8…エアーシリンダ、9…摺動挟
持台) 1〜6…拡径押圧部材(1…可動載置台、2…可動ブラ
ケット、3、6…エアーシリンダ、4…可動挟持台、5
…ホース)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−121079(JP,A) 特開 昭58−175646(JP,A) 実開 平4−111992(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 65/56,65/64 B29C 63/18 - 63/20 F16L 57/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状チューブの開口に口金の挿入部が挿
    入され、該開口の周壁にカラーが被装された口金付ホー
    スを用い、該チューブと同軸のプロテクタの前端部を該
    カラーに被装させるプロテクタ被装装置であって、 前記プロテクタを摺動可能に保持するプロテクタ保持部
    材と、該プロテクタの後端部の開口から該プロテクタの
    内周面と該チューブの外周面との間に空気を介在させて
    該プロテクタを拡径しつつ、該後端部を前記カラー側に
    押圧することにより該プロテクタの前記前端部を該カラ
    ーに被装させる拡径押圧部材とを有することを特徴とす
    るプロテクタ被装装置。
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