JP2997399B2 - 作業機におけるブーム揺動装置の支持構造 - Google Patents

作業機におけるブーム揺動装置の支持構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックホー等の作業機
におけるブーム揺動装置の支持構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の作業機におけるブーム揺動装置の
支持構造には、図8に示すように、作業機の機体70に
左右一対の側壁71を備え、該側壁71に左右方向の軸
心を有するブーム支軸72を備え、該ブーム支軸72に
枢支して上下揺動自在なブーム73を備え、該ブーム7
3を揺動駆動する油圧シリンダ等のブーム揺動装置74
が、左右の側壁71間に配置した軸支持部材75に挿脱
自在に装着する支軸ピン76によって上下揺動自在に枢
支されている。
【0003】そして、前記軸支持部材75は、左右の側
壁71の略中央に立設した支持壁75aと、左右の側壁
71のうち一方の内側面より左右方向に突出した支持筒
75bよりなり、支軸ピン76は、支持壁75a側の端
部に平板状のフランジ部76aを設けて、支持壁75a
の外側面にボルト77により固定するようにしている。
【0004】そして、ブームシリンダ74の取り付けや
交換作業等をする際には、他方の側壁71と支持壁75
aとの間で、支軸ピン76を軸支持部材75に挿脱する
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のものに
おいては、支軸ピン76を軸支持部材75に挿脱するた
めに、他方の側壁71と支持板75aとの間隔を支軸ピ
ン76の長さよりも広いもの(図8のLで示す寸法)と
しなければならず、従って、左右の側壁71間が広くな
ってしまう。
【0006】このため、作業機による作業中にこの側壁
71間に土砂等が侵入し易く泥づまりの原因となり、ま
た、作業機を小型化する上での妨げとなっていた。ま
た、構造上、軸支持部材75の支持筒75bを設けなけ
ればならないため、この支持筒75b上に泥がたまりや
すく、泥の排除作業が必要となっていた。そこで、本発
明は、機体に備えた左右の側壁間を狭くすることが可能
で、これにより、泥の侵入を少なくし、機体の小型化を
することができるブーム揺動装置の支持構造を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、作業機1の機
体2に左右の側壁30を設け、該側壁30間に左右方向
の軸心廻りに上下揺動自在なブーム14を備え、該ブー
ム14を揺動駆動するブーム揺動装置24を備え、該ブ
ーム揺動装置24を上下揺動自在に枢支すべく左右の側
壁30間に配置した軸支持部材31に挿脱自在に装着す
る左右方向の軸心を有する支軸ピン21を備えた作業機
におけるブーム揺動装置の支持構造において、上述の目
的を達成するために以下の技術的手段を講じている。
【0008】すなわち、前記軸支持部材31は、前記支
軸ピン21の両端を支持する左右一対の支持板31aよ
りなり、左右の側壁30の少なくとも一方に、該側壁3
0の外側方より左右の支持板31aへと前記支軸ピン2
1を挿脱する挿脱口30aを備えることを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】軸支持部材31に挿脱自在に備えられた支軸ピ
ン21を挿脱する際に、左右一対の側壁30に備えた挿
脱口30aの外側方へと支軸ピン21を取り外し、ま
た、挿脱口30aの外側方から軸支持部材31へと挿入
するようにする。従って、左右の側壁30の間隔(側壁
30と軸支持部材31との間隔)に左右されずに支軸ピ
ン21の挿脱ができるため、この左右の側壁30の間隔
を狭くして、該間隔に土砂等が侵入するのを少なくで
き、また、機体2の小型化をすることができる。そし
て、軸支持部材31を左右一対の支持板31aにより形
成しているため、該支持板31a上に泥等が溜まりにく
くなり、泥の排除作業を容易にしている。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1乃至図7は実施例を示し、図3〜5に示す全体
図において、1はバックホー(作業機)を示し、該バッ
クホー1は機体2と掘削装置3とから構成され、機体2
はゴムクローラ型式の走行装置4の上部に、旋回台5を
上下方向の軸心廻りに旋回自在に支持して成る。また、
走行装置4の前部には、ドーザ装置6が設けられ、旋回
台5の上部左側には操作レバー等を備えた操縦装置7お
よび運転席8等とを備えてなる運転部9が設けられ、旋
回台5の左右方向略中央には、前後一対の支柱11が立
設され、該支柱11の上端に運転部9の上方を覆う日除
け10が設けられている。
【0011】掘削装置3は旋回台5の右側に配置された
掘削装置支持部13に備えられ、ブーム14とアーム1
8とバケット19とを備えている。ブーム14は、下部
側が掘削装置支持部13に左右方向の軸心廻りに揺動自
在に支持された第1ブーム15と、この第1ブーム15
の上部に下部側が左右揺動自在に枢支連結された第2ブ
ーム16と、この第2ブーム16の上部に左右揺動自在
に枢支連結された第3ブーム17とから主構成されてい
る。
【0012】そして、第1ブーム15と掘削装置支持部
13との間には、油圧シリンダからなるブームシリンダ
(揺動装置)24が介装され、このブームシリンダ24
の伸縮によってブーム14が左右方向の軸心廻りに揺動
動作される。アーム18は、その上端部が第3ブーム1
7上部の二股部に左右方向の支軸58を介して該支軸5
8廻りに回動自在に支持され、アーム18の上部と第3
ブーム17との間に介装された油圧シリンダからなるア
ームシリンダ25の伸縮によって支軸58廻りに揺動動
作される。なお、アームシリンダ25のシリンダ本体は
第3ブーム17の下部に左右方向の軸心廻りに回動自在
に枢着されている。
【0013】バケット19は、アーム18の下部に左右
方向の軸心廻り回動自在に支持され、バケット19とア
ーム18上部との間に介装された油圧シリンダからなる
バケットシリンダ26によって、掻き込み揺動駆動され
る。第1ブーム15の上部近傍と第3ブーム17との間
には、これらに亘って連係リンク28が取付けられ、こ
の連係リンク28と前記第1ブーム15、第2ブーム1
6および第3ブーム17とにより平行4連リンクが構成
され、第1ブーム15と第2ブーム16とに亘って介装
されたオフセットシリンダ27により第2ブーム16を
揺動操作することによって、図5に示すようにアーム1
8及びバケット19を左右方向に平行移動させることが
できるように構成されている。
【0014】掘削装置支持部23は、図1及び図2に示
すように、旋回台5に備えた左右の側壁30と前下向き
傾斜した底壁32とを有しており、左右の側壁には、ブ
ーム14(第1ブーム15)の下端を枢支し、左右方向
の軸心を有するブーム支軸20を備えている。そして、
ブーム支軸20の前方に、ブーム14を揺動駆動するブ
ームシリンダ24の下端が、左右方向の軸心を有する支
軸ピン21によって上下揺動自在に枢支され、該支軸ピ
ン21は、左右の側壁30間に配置された軸支持部材3
1に装着されている。また、左右の側壁30の少なくと
も一方には、軸支持部材31に装着された支軸ピン21
の側方に位置し、該支軸ピン21が挿脱し得る大きさの
挿脱口30aを形成している。この挿脱口30aは、円
形、多角形等のどのような形状としてもよいが、本実施
例では、円形で示している。
【0015】軸支持部材31は、底壁32上に立設した
平板状の左右一対の支持板31aにて構成されており、
該支持板31aに支軸ピン21の両端が挿通する通孔3
1bを形成している。そして、支軸ピン21はこの通孔
31bに挿脱可能として、その両端が左右の支持板31
aに支持されている。支軸ピン21は、鋼製よりなる棒
状に形成し、その一側端部に切欠凹部21aを形成して
おり、該切欠凹部21aに平板状のプレート22を係合
させ、該プレート22を支持壁31aにボルトにより固
定して支軸ピン21の軸支持部材31からの抜け止めを
するようにしている。また、側壁30に形成した挿脱口
30aに近接している支軸ピン21の端面には雌ネジ2
1bを形成しており、挿脱補助具23をこの雌ネジ21
bに着脱自在に備えるようにしている。この挿脱補助具
23は、支軸ピン21に形成した雌ネジ21bに螺合し
得る雄ネジを有するボルト等によりなっている。
【0016】ところで、掘削装置3の組付けや、メンテ
ナンス等をする際に、ブームシリンダ24を掘削装置支
持部13より組付け、取り外しをすることがあるが、こ
のような場合に、軸支持部材31より支軸ピン21を挿
脱させる必要がある。支軸ピン21を軸支持部材31よ
り取り外す際には、支軸ピン21に挿脱補助具23を突
出状に取り付け、側壁30に形成した挿脱口30aの外
側方より挿脱補助具23を引き抜き用工具にて挟持して
支軸ピン21を側壁30の外側方へ引き抜き、また、支
軸ピン21を軸支持部材31に挿入するには、挿脱補助
具23を支軸ピン21に取り付けこれをハンマ等の押し
込み用工具にて側壁30の外側方から支軸ピン21を押
し込み挿入するようにしている。
【0017】従って、支軸ピン21を側壁30の外側方
より挿脱する挿脱口30を形成することにより、左右の
側壁30の間隔に左右されずに支軸ピン21の取り付
け、取り外しを行うことができ、言い換えると、軸支持
部材31から支軸ピン21を挿脱するために、左右の側
壁30の間隔を広くする必要がなく、左右の側壁30間
に土砂等が侵入するのを少なくでき、また、機体2を小
型化する上での妨げとなることがない。
【0018】また、軸支持部材31を平板状の左右一対
の支持板31aに形成することにより、左右の側壁30
間に侵入した土砂等が軸支持部材31に溜まりにくくな
り土砂等の除去作業を容易なものとしている。そして、
支軸ピン21に挿脱補助具23を備えることにより、支
軸ピン21を軸支持部材31より容易に、且つ支軸ピン
21を傷めることなく挿脱可能としている。
【0019】なお、挿脱補助具23は、六角ボルトを示
しているが、例えばアイボルトのような、輪付き金具を
備えたものであっても良いし、また、支軸ピン21に着
脱自在であっても、固定のものであっても良い。図1及
び図2に示すように、前記アームシリンダ25、バケッ
トシリンダ26及びオフセットシリンダ27等に圧油を
供給する油圧ホース37が、底壁32の下方から底壁3
2に形成した挿通孔33を貫通し、ブーム支軸20の後
側を通ってブーム14(第1ブーム15)に沿わされて
配置されている。そして、ブーム14の後下部近傍には
ホース案内体38が設けられ、該ホース案内体38によ
って油圧ホース37がブーム14の後側に沿った状態か
ら離れるのを規制している。このホース案内体38は、
クリップ、押さえ具等であって、複数本の油圧ホース3
7を同時に固定するもの、又は長手方向に移動を許容す
るものである。
【0020】また、前記挿通孔33の周縁には、油圧ホ
ース37が当たっても損傷しないようにゴム縁34が設
けられている。前記挿通孔33の下方には、底壁32よ
り下方に突出した支持片36aに支持された案内ローラ
36を設けている。案内ローラ36は、油圧ホース37
に接触して、ブーム14の上下揺動に伴う油圧ホースの
移動を案内し、特に、ブーム14が上方へ揺動して油圧
ホース37が下方へ移動する際に、該油圧ホース37が
底壁32の下方において撓むように案内している。
【0021】前記挿通孔33の後方の底壁32上には、
上方へ立設された泥溜まり板35を備えている。この泥
溜まり板35は、平板状に形成し、挿通孔33の左右方
向の幅と同じかやや広い幅を有しており、その高さは、
ブーム14に沿わせた油圧ホース37が接触しない程度
の高さとなっている。この泥溜まり板35は、掘削作業
機3より土砂等が落ちてきた際に、この泥溜まり板35
の後方に泥Dが溜まるようにしており、挿通孔33内に
泥が侵入するのを防ぐことができ、また、挿通孔33に
泥が侵入しなくても、泥が油圧ホース37の後方に溜ま
って該ホース37を破損したり、ブーム14の上下揺動
による油圧ホース37の移動を妨げることがないように
している。
【0022】なお、この泥溜まり板35の上部に、油圧
ホース37と当接するように、案内用のローラを設け
て、油圧ホース37の移動を案内するようにしても良
い。図6に、ブーム14の第1ブーム15と第2ブーム
16との連結部分を示している。第1ブーム15の上部
側には、上下に二股状に突出した継手部15aを備えて
おり、該継手部15aと第2ブーム16の下部側のボス
部16aとが上下方向の軸心を有し、第1ブーム15に
対して第2ブーム16を左右方向に揺動自在に枢支する
連結ピン40によって連結されている。
【0023】第1ブーム15の継手部15aには、その
二股の突出部分に挿通孔15bを形成しており、該挿通
孔15bに嵌入した円筒状の上側ブッシュ42及び下側
ブッシュ43を介して連結ピン40を挿通している。連
結ピン40は、その上端部に平板状のフランジ部41を
溶接等により固着しており、該連結ピン40を継手部1
5aの上方より挿通孔15bに挿通してフランジ部41
を継手部15bの上部にボルト44により固定してい
る。
【0024】継手部15aの下側の突出部分には、下側
ブッシュ43が下方へと抜け落ちるのを防止する押さえ
板45がボルト46によって固定されている。この押さ
え板45は、平板状の矩形に形成し、その長手方向中央
部に半円弧状の切欠部45aを設けており、この切欠部
45aは連結ピン40の外周面に沿って下側ブッシュ4
3のみにかかる形状となっている。
【0025】この押さえ板45を備えることにより、第
1ブーム15と第2ブーム16とを連結するにあたり、
連結ピンを両者15、16に挿通する際に、下側ブッシ
ュ43が下方へと抜け落ちるのを防止して連結作業をし
易くし、また、この部分にフランジ付ブッシュ等の高価
なブッシュを用いる必要がなくなる。なお、上側ブッシ
ュ42は、連結ピン40に固着したフランジ部41によ
ってその上面が押さえられている。
【0026】図7に、ブーム14の第2ブーム16と第
3ブーム17との連結部分を示している。第3ブーム1
7には、上下に二股状に形成した側面視略コ字状の継手
部17aを備えており、該継手部17aと第2ブーム1
6の上部側のボス部16bとが上下方向の軸心を有し、
第2ブーム16に対して第3ブーム17を左右方向に揺
動自在に枢支する連結ピン48によって連結されてい
る。
【0027】第3ブーム15の継手部15aには、その
二股の突出部分に挿通孔17bを形成しており、該挿通
孔17bに嵌入した円筒状の上側ブッシュ50及び下側
ブッシュ51を介して連結ピン48を挿通している。連
結ピン48は、その下部に平板状のフランジ部49を溶
接等により固着しており、該連結ピン48を継手部17
aの下方より挿通孔17bに挿通してフランジ部49を
継手部17aの上部にボルト52により固定している。
【0028】なお、第2ブーム16と、第3ブーム17
との連結部分の上方にはアームシリンダ25やバケット
シリンダ26等に圧油を供給する油圧ホース59が配設
されており、該ホース59に連結ピン48が接触しない
ように継手部17aの下方より連結ピン48を挿通する
ようにしている。継手部17aの下側の突出部分には、
連結ピン48を固定するボルト52が何らかによって外
れたり破損したりして連結ピン48が下方へと脱落しな
いようにする脱落防止装置54を備えている。
【0029】この前記脱落防止装置54は、平板状に形
成しその長手方向両端部分に通孔を形成したプレート5
5と、該プレート55の両端部分から上方へ突出した筒
状に形成し、筒内部がプレート55に形成した通孔と連
通するカラー56と、該カラー56及びプレート55の
通孔に挿通して継手部17bに固定する固定ボルト57
とからなっており、連結ピン48の下端面と当接する
か、若干の間隙をおいてプレート55が位置するように
カラー56の長さが調整されている。
【0030】継手部17aの上部には、連結ピン48を
継手部17aの下方より挿通する際に上側ブッシュ50
が上方へと飛び出るのを防止する押さえ板53が溶接等
により固着されている。この押さえ板53は、ドーナツ
形状、又はC字形状をなす平板状に形成するか、又は第
1ブーム15の継手部15aの下部に固定した押さえ板
45の如く矩形に形成して長手方向中央部に半円弧状の
切欠部を有する平板状に形成している(図では、ドーナ
ツ形状、C字状に形成の場合の断面形状を示してい
る)。そして、押さえ板45の内周または、切欠部は連
結ピン48の外周面に沿って上側ブッシュ43のみにか
かる形状となっている。
【0031】この押さえ板45を備えることにより、第
2ブーム16と第3ブーム17とを連結するにあたり連
結ピンを両者16、17に挿通する際に、上側ブッシュ
50が上方へと飛び出すのを防止し、連結作業をし易く
している。また、連結ピン48を下方より挿通すること
で継手部17aの上面より連結ピン48が突出するのを
少なくし、同様に押さえ板53を平板状に形成して継手
部17aの上面より突出するのを少なくしているので、
油圧ホース59を配設するスペースを十分に確保してい
る。
【0032】なお、上側ブッシュ42は、連結ピン40
に固着したフランジ部41によってその上面が押さえら
れている。本発明は、上記実施例に限ることなく、例え
ば掘削装置支持部の左右の側壁の一方に備えた挿脱口
は、左右両方に設けることがてき、また、ブーム揺動装
置としては、油圧シリンダに限定されずネジ式シリンダ
等を使用する等適宜設計変更可能である。
【0033】
【発明の効果】作業機の機体に備えた左右の側壁の少な
くとも一方に、該側壁の外側方よりブーム揺動装置を枢
支する支軸ピンを挿脱する挿脱口を形成することによ
り、左右の側壁の間隔に左右されずに支軸ピンの取り付
け、取り外しを行うことができ、従って、左右の側壁の
間隔を狭くすることができるため、左右の側壁間に土砂
等が侵入するのを少なくでき、また、機体を小型化する
上での妨げとなることがない。
【0034】また、支軸ピンを保持する軸支持部材を平
板状の左右一対の支持板に形成することにより、左右の
側壁間に侵入した土砂等が軸支持部材に溜まりにくくな
り土砂等の除去作業を容易なものとしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部正面図である。
【図2】本発明の実施例を示し、図1のA−A矢示図
(一部断面図)である。
【図3】本発明の実施例における作業機の正面図であ
る。
【図4】本発明の実施例における作業機の側面図であ
る。
【図5】本発明の実施例における作業機の平面図であ
る。
【図6】本発明の実施例を示し、(a)は側面一部断面
図、(b)は底面図である。
【図7】本発明の実施例を示し、(a)は側面一部断面
図、(b)は底面図である。
【図8】従来例を示す要部正面図である。
【符号の説明】
1 作業機 2 機体 14 ブーム 21 支軸ピン 24 揺動装置 30 側壁 30a 挿脱口 31 軸支持部材 31a 支持板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 3/36 E02F 9/00 E02F 9/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機(1)の機体(2)に左右一対の
    側壁(30)を設け、該側壁(30)間に左右方向の軸
    心廻りに上下揺動自在なブーム(14)を備え、該ブー
    ム(14)を揺動駆動するブーム揺動装置(24)を備
    え、該ブーム揺動装置(24)を上下揺動自在に枢支す
    べく左右の側壁(30)間に配置した軸支持部材(3
    1)に挿脱自在に装着する左右方向の軸心を有する支軸
    ピン(21)を備えた作業機におけるブーム揺動装置の
    支持構造において、 前記軸支持部材(31)は、前記支軸ピン(21)の両
    端を支持する左右一対の支持板(31a)よりなり、左
    右の側壁(30)の少なくとも一方に、該側壁(30)
    の外側方より左右の支持板(31a)へと前記支軸ピン
    (21)を挿脱する挿脱口(30a)を備えることを特
    徴とする作業機におけるブーム揺動装置の支持構造。
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