JP2996005B2 - 磁気ディスク位置決め信号書き込み装置 - Google Patents
磁気ディスク位置決め信号書き込み装置Info
- Publication number
- JP2996005B2 JP2996005B2 JP10263792A JP10263792A JP2996005B2 JP 2996005 B2 JP2996005 B2 JP 2996005B2 JP 10263792 A JP10263792 A JP 10263792A JP 10263792 A JP10263792 A JP 10263792A JP 2996005 B2 JP2996005 B2 JP 2996005B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- writing
- head
- servo
- magnetic disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク位置決め信
号書き込み装置、特に、周波数一定でかつ書き込み始め
と書き込み終わりの位相整合条件を満たす基準クロック
信号を用いた磁気ディスク位置決め信号書き込み装置に
関する。
号書き込み装置、特に、周波数一定でかつ書き込み始め
と書き込み終わりの位相整合条件を満たす基準クロック
信号を用いた磁気ディスク位置決め信号書き込み装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】近年の磁気ディスク位置決め信号書き込
み装置は、位置決め信号を書き込んで大記憶容量を有す
る磁気ディスク装置が高速回転する傾向にともない、位
置決め信号書き込み時に高速回転化して生産量を増加す
る傾向にある。
み装置は、位置決め信号を書き込んで大記憶容量を有す
る磁気ディスク装置が高速回転する傾向にともない、位
置決め信号書き込み時に高速回転化して生産量を増加す
る傾向にある。
【０００３】従来の磁気ディスク位置決め信号書き込み
装置は、磁気ディスク数枚をスピンドルモーターに組込
んだディスクアセンブリと、前記磁気ディスクからリフ
ァレンス信号を書き込み読み取るリファレンスヘッド
と、前記リファレンスヘッドをもいちて前記リファレン
ス信号の書き込み読み出しと基準クロック信号を生成す
るリファレンス信号書き込み読み出し部と、前記基準ク
ロック信号と前記サーボヘッドとをもちいて前記ディス
クアセンブリに位置決め信号を書き込むサーボパターン
書き込み部と、前記磁気ディスクに信号を書き込むサー
ボヘッドとを含んで構成される。次に、従来の磁気ディ
スク位置決め信号書き込み装置について図面を参照して
詳細に説明する。
装置は、磁気ディスク数枚をスピンドルモーターに組込
んだディスクアセンブリと、前記磁気ディスクからリフ
ァレンス信号を書き込み読み取るリファレンスヘッド
と、前記リファレンスヘッドをもいちて前記リファレン
ス信号の書き込み読み出しと基準クロック信号を生成す
るリファレンス信号書き込み読み出し部と、前記基準ク
ロック信号と前記サーボヘッドとをもちいて前記ディス
クアセンブリに位置決め信号を書き込むサーボパターン
書き込み部と、前記磁気ディスクに信号を書き込むサー
ボヘッドとを含んで構成される。次に、従来の磁気ディ
スク位置決め信号書き込み装置について図面を参照して
詳細に説明する。
【０００４】図４は、従来の一例を示すブロック図であ
る。図４に示す磁気ディスク位置決め信号書き込み装置
は、磁気ディスク１１１，数枚をスピンドルモーター１
１２に組込んだディスクアセンブリ１１と、磁気ディス
ク１１１からリファレンス信号３０２を書き込み読み出
すリファレンスヘッド３４と、リファレンス信号書き込
み読み出し部３３と、サーボパターン書き込み部３５
と、磁気ディスク１１１にサーボ信号３０３を書き込む
サーボヘッド１６とを含んで構成される。
る。図４に示す磁気ディスク位置決め信号書き込み装置
は、磁気ディスク１１１，数枚をスピンドルモーター１
１２に組込んだディスクアセンブリ１１と、磁気ディス
ク１１１からリファレンス信号３０２を書き込み読み出
すリファレンスヘッド３４と、リファレンス信号書き込
み読み出し部３３と、サーボパターン書き込み部３５
と、磁気ディスク１１１にサーボ信号３０３を書き込む
サーボヘッド１６とを含んで構成される。
【０００５】基準クロック信号１４について、図５
（ａ）〜（ｃ）を参照して説明する。一般に磁気ディス
ク位置決め信号書き込み装置では、図５（ａ）に示すデ
ィスクの回転信号に対し、図５（ｃ）に示す位相整合の
とれたクロック信号が必要である。図５（ｂ）に示す位
相整合のとれないクロックが書き込まれた場合、位相ず
れがないようクロック信号の周波数を変化させて、図５
（ｃ）のクロック信号が得られるまで基準クロック書き
込みを行う。リファレンス書き込み読みだし部３３は、
位相ずれがないようリファレンス信号３０２の周波数を
変化させて何度も書き込みを行い、ディスク回転信号に
対して整合がとれたリファレンス信号３０２が読み出せ
るまで、基準クロック書き込みを行い、基準クロック信
号１４１を生成する。サーボパターン書き込み部３５
は、位相整合がとれた基準クロック信号１４１をもちい
て、スピンドルモーター１１２の回転変動に影響を受け
ないサーボ信号３０３を生成する。サーボヘッド１６
は、サーボ信号３０３を用いて磁気ディスク１１１にサ
ーボパターンを書き込む。
（ａ）〜（ｃ）を参照して説明する。一般に磁気ディス
ク位置決め信号書き込み装置では、図５（ａ）に示すデ
ィスクの回転信号に対し、図５（ｃ）に示す位相整合の
とれたクロック信号が必要である。図５（ｂ）に示す位
相整合のとれないクロックが書き込まれた場合、位相ず
れがないようクロック信号の周波数を変化させて、図５
（ｃ）のクロック信号が得られるまで基準クロック書き
込みを行う。リファレンス書き込み読みだし部３３は、
位相ずれがないようリファレンス信号３０２の周波数を
変化させて何度も書き込みを行い、ディスク回転信号に
対して整合がとれたリファレンス信号３０２が読み出せ
るまで、基準クロック書き込みを行い、基準クロック信
号１４１を生成する。サーボパターン書き込み部３５
は、位相整合がとれた基準クロック信号１４１をもちい
て、スピンドルモーター１１２の回転変動に影響を受け
ないサーボ信号３０３を生成する。サーボヘッド１６
は、サーボ信号３０３を用いて磁気ディスク１１１にサ
ーボパターンを書き込む。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気デ
ィスク位置決め信号書き込み装置では、前記基準クロッ
ク信号をリファレンスヘッドを用いて書き込んでいるた
め、磁気ディスク装置に外部からリファレンスヘッドを
ロードする機構が必要で、以下の様な欠点があった。 １）リファレンスヘッドをロードするためには、ディス
ク装置にディスクアセンブリを組み込む途中の工程で書
き込みを実施したり、ディスク装置にロードできる開口
部を設ける必要があるため、書き込み装置とディスクア
センブリを含めた機構が複雑になり、メカ共振周波数が
低くなるため、書き込み時のディスク回転数をあげるこ
とが困難であった。 ２）リファレンスヘッドはディスク装置の磁気ディスク
が回転停止時に磁気ディスクに接触する必要があるた
め、ディスク装置にリファレンスヘッドをロードする時
間が必要であった。
ィスク位置決め信号書き込み装置では、前記基準クロッ
ク信号をリファレンスヘッドを用いて書き込んでいるた
め、磁気ディスク装置に外部からリファレンスヘッドを
ロードする機構が必要で、以下の様な欠点があった。 １）リファレンスヘッドをロードするためには、ディス
ク装置にディスクアセンブリを組み込む途中の工程で書
き込みを実施したり、ディスク装置にロードできる開口
部を設ける必要があるため、書き込み装置とディスクア
センブリを含めた機構が複雑になり、メカ共振周波数が
低くなるため、書き込み時のディスク回転数をあげるこ
とが困難であった。 ２）リファレンスヘッドはディスク装置の磁気ディスク
が回転停止時に磁気ディスクに接触する必要があるた
め、ディスク装置にリファレンスヘッドをロードする時
間が必要であった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】第１の発明の磁気ディス
ク位置決め信号書き込み装置は、少なくとも１枚はカー
効果もしくはファラデー効果発生材を含む磁気ディスク
をスピンドルモーターに組込んだディスクアセンブリ
と、前記磁気ディスクの１枚に位置決め信号を書き込む
サーボヘッドと、前記磁気ディスクに、前記サーボヘッ
ドを用いて円周上にクロック周波数一定でかつ位相整合
条件が満足される基準クロック信号を磁気記憶させ前記
基準クロック信号を読み取るリファレンス信号書き込み
読み出し部と、前記磁気記憶により発生する磁束変化を
カー効果もしくはファラデー効果により読み取る光ベッ
ドと、前記基準クロック信号と前記サーボヘッドとをも
ちいて前記ディスクアセンブリに位置決め信号を書き込
むサーボパターン書き込み部とを含んで構成される。
ク位置決め信号書き込み装置は、少なくとも１枚はカー
効果もしくはファラデー効果発生材を含む磁気ディスク
をスピンドルモーターに組込んだディスクアセンブリ
と、前記磁気ディスクの１枚に位置決め信号を書き込む
サーボヘッドと、前記磁気ディスクに、前記サーボヘッ
ドを用いて円周上にクロック周波数一定でかつ位相整合
条件が満足される基準クロック信号を磁気記憶させ前記
基準クロック信号を読み取るリファレンス信号書き込み
読み出し部と、前記磁気記憶により発生する磁束変化を
カー効果もしくはファラデー効果により読み取る光ベッ
ドと、前記基準クロック信号と前記サーボヘッドとをも
ちいて前記ディスクアセンブリに位置決め信号を書き込
むサーボパターン書き込み部とを含んで構成される。
【０００８】第２の発明の磁気ディスク位置決め信号書
き込み装置は、少なくとも１枚はカー効果もしくはファ
ラデー効果発生材を含む磁気ディスクをスピンドルモー
ターに組込んだディスクアセンブリと、前記磁気ディス
クの全ディスクに位置決め信号を書き込むＲ／Ｗヘッド
と、前記磁気ディスクに、前記Ｒ／Ｗヘッドの一つを用
いて円周上にクロック周波数一定でかつ位相整合条件が
満足される基準クロック信号を磁気記憶させ前記基準ク
ロック信号を読み取るリファレンス信号書き込み読み出
し部と、前記磁気記憶により発生する磁束変化をカー効
果もしくはファラデー効果により読み取る光ヘッドと、
前記基準クロック信号と前記Ｒ／Ｗヘッドとをもちいて
前記ディスクアセンブリに位置決め信号を書き込むサー
ボパターン書き込み部とを含んで構成される。
き込み装置は、少なくとも１枚はカー効果もしくはファ
ラデー効果発生材を含む磁気ディスクをスピンドルモー
ターに組込んだディスクアセンブリと、前記磁気ディス
クの全ディスクに位置決め信号を書き込むＲ／Ｗヘッド
と、前記磁気ディスクに、前記Ｒ／Ｗヘッドの一つを用
いて円周上にクロック周波数一定でかつ位相整合条件が
満足される基準クロック信号を磁気記憶させ前記基準ク
ロック信号を読み取るリファレンス信号書き込み読み出
し部と、前記磁気記憶により発生する磁束変化をカー効
果もしくはファラデー効果により読み取る光ヘッドと、
前記基準クロック信号と前記Ｒ／Ｗヘッドとをもちいて
前記ディスクアセンブリに位置決め信号を書き込むサー
ボパターン書き込み部とを含んで構成される。
【０００９】
【実施例】次に、本発明について、図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【００１０】図１は、本発明の第１の実施例を示すブロ
ック図である。図１に示す磁気ディスク位置決め信号書
き込み装置は、ディスクアセンブリ１１と、カー効果発
生材を有する磁気ディスク１１０と、磁気ディスク１１
１と、スピンドル１１２と、スピンドルモーター１１３
と、光ヘッド１３と、リファレンス信号書き込み読み出
し部１４と、サーボ面サーボ信号書き込み部１５と、サ
ーボヘッド１６とから構成されている。
ック図である。図１に示す磁気ディスク位置決め信号書
き込み装置は、ディスクアセンブリ１１と、カー効果発
生材を有する磁気ディスク１１０と、磁気ディスク１１
１と、スピンドル１１２と、スピンドルモーター１１３
と、光ヘッド１３と、リファレンス信号書き込み読み出
し部１４と、サーボ面サーボ信号書き込み部１５と、サ
ーボヘッド１６とから構成されている。
【００１１】ディスクアセンブリ１１は、位置決め信号
を書き込み対象である磁気ディスク１１０と、数枚の磁
気ディスク１１１とをスピンドル１１２に組込み、スピ
ンドルモーター１１３により回転する。リファレンス信
号書き込み読み出し部１４は、磁気ディスク１１１上の
サーボヘッド１６が光ヘッド１３と同一半径上に位置す
るとき、円周上にクロック周波数一定でかつ位相整合条
件が満足される基準クロック信号１４１が発生できるま
で、サーボ面サーボ信号書き込み部１５を通じて書き込
み読み出し動作を繰り返す。ここで、書き込み動作は、
リファレンス信号書き込み読み出し部１４がファラデー
回転角発生磁化信号１４２をサーボ面サーボ信号書き込
み部１５に出力し、サーボ面サーボ信号書き込み部１５
がサーボヘッド１６に書き込み用磁化信号１６１に変換
することにより行う。また、読み出し動作は、サーボヘ
ッド１６から読み出された磁化信号１６１をサーボ面サ
ーボ信号書き込み部１５に出力し、サーボ面サーボ信号
書き込み部１５がリファレンス信号１４３に変換し、リ
ファレンス信号書き込み読み出し部１４に出力すること
により行う。
を書き込み対象である磁気ディスク１１０と、数枚の磁
気ディスク１１１とをスピンドル１１２に組込み、スピ
ンドルモーター１１３により回転する。リファレンス信
号書き込み読み出し部１４は、磁気ディスク１１１上の
サーボヘッド１６が光ヘッド１３と同一半径上に位置す
るとき、円周上にクロック周波数一定でかつ位相整合条
件が満足される基準クロック信号１４１が発生できるま
で、サーボ面サーボ信号書き込み部１５を通じて書き込
み読み出し動作を繰り返す。ここで、書き込み動作は、
リファレンス信号書き込み読み出し部１４がファラデー
回転角発生磁化信号１４２をサーボ面サーボ信号書き込
み部１５に出力し、サーボ面サーボ信号書き込み部１５
がサーボヘッド１６に書き込み用磁化信号１６１に変換
することにより行う。また、読み出し動作は、サーボヘ
ッド１６から読み出された磁化信号１６１をサーボ面サ
ーボ信号書き込み部１５に出力し、サーボ面サーボ信号
書き込み部１５がリファレンス信号１４３に変換し、リ
ファレンス信号書き込み読み出し部１４に出力すること
により行う。
【００１２】光ベッド１３は、基準クロック信号１４１
が前記条件を満たした後、磁気ディスク１１１からカー
回転角変化信号１３１を読み取り、リファレンス信号書
き込み読み出し部１４に出力する。サーボ面サーボ信号
書き込み部１５は、基準クロック信号１４１に同期し
て、各位置に応じて位置決め信号を発生し、磁化信号１
６１に変換し、サーボヘッド１６に出力する。サーボヘ
ッド１６は、ディスクアセンブリ１１上の磁気ディスク
１１０に前記位置決め信号を磁束変化に変換し磁気記録
を行い、ディスク装置の位置決めサーボ機構に必要なサ
ーボ面を磁気ディスク１１０の半面に形成する。
が前記条件を満たした後、磁気ディスク１１１からカー
回転角変化信号１３１を読み取り、リファレンス信号書
き込み読み出し部１４に出力する。サーボ面サーボ信号
書き込み部１５は、基準クロック信号１４１に同期し
て、各位置に応じて位置決め信号を発生し、磁化信号１
６１に変換し、サーボヘッド１６に出力する。サーボヘ
ッド１６は、ディスクアセンブリ１１上の磁気ディスク
１１０に前記位置決め信号を磁束変化に変換し磁気記録
を行い、ディスク装置の位置決めサーボ機構に必要なサ
ーボ面を磁気ディスク１１０の半面に形成する。
【００１３】図２を用いて基準クロック信号１４１の原
信号であるカー回転角変化信号１３１の発生・検出原理
について説明する。図２のカー回転角変化信号１３１
は、磁気ディスク１１０上のカー効果発生材領域２１
に、サーボヘッド１６の磁気記録により形成された磁区
２２を、光ヘッド１３から照射された直線偏光である光
ビーム２３により、カー効果を発生させることで検出さ
れる。カー効果発生材領域２１では、ディスク基板２１
０の表層に磁性膜２１１が形成され、磁性膜２１１の表
層にはカー効果発生膜２１２が形成されているため、磁
区２２から磁力線２４が光ビーム２３と平行に通過し、
磁区２２のＮ極Ｓ局に対応して通過方向が変化し磁界の
強さが変化し、光ビーム２３の偏光面に変化が発生す
る。光ヘッド１３では、レーザー２３１から出射した光
をコリメーター２３２で平行光線にし、偏光子２３３に
より直線偏光にし、ビームスプリッタ２３６と対物レン
ズ２３７を通じて磁気ディスク１１０に出射し、反射光
を対物レンズ２３７を通じてビームスプリッタ２３６で
偏光子２３４に入射し、前記偏光面の変化を光の強度を
ディテクタ２３５で検出する。
信号であるカー回転角変化信号１３１の発生・検出原理
について説明する。図２のカー回転角変化信号１３１
は、磁気ディスク１１０上のカー効果発生材領域２１
に、サーボヘッド１６の磁気記録により形成された磁区
２２を、光ヘッド１３から照射された直線偏光である光
ビーム２３により、カー効果を発生させることで検出さ
れる。カー効果発生材領域２１では、ディスク基板２１
０の表層に磁性膜２１１が形成され、磁性膜２１１の表
層にはカー効果発生膜２１２が形成されているため、磁
区２２から磁力線２４が光ビーム２３と平行に通過し、
磁区２２のＮ極Ｓ局に対応して通過方向が変化し磁界の
強さが変化し、光ビーム２３の偏光面に変化が発生す
る。光ヘッド１３では、レーザー２３１から出射した光
をコリメーター２３２で平行光線にし、偏光子２３３に
より直線偏光にし、ビームスプリッタ２３６と対物レン
ズ２３７を通じて磁気ディスク１１０に出射し、反射光
を対物レンズ２３７を通じてビームスプリッタ２３６で
偏光子２３４に入射し、前記偏光面の変化を光の強度を
ディテクタ２３５で検出する。
【００１４】図３は、本発明の第２の実施例を示すブロ
ック図である。図３に示す磁気ディス位置決め信号書き
込み装置は、ディスクアセンブリ１１、カー効果発生材
を有する磁気ディスク１１０と、磁気ディスク１１１
と、スピンドル１１２と、スピンドルモータ１１３と、
光ヘッド１３と、リファレンス信号書き込み読み出し部
１４と、データ面サーボ信号書き込み部１５０と、Ｒ／
Ｗヘッド１６０と、Ｒ／Ｗヘッド１７０とから構成され
ている。
ック図である。図３に示す磁気ディス位置決め信号書き
込み装置は、ディスクアセンブリ１１、カー効果発生材
を有する磁気ディスク１１０と、磁気ディスク１１１
と、スピンドル１１２と、スピンドルモータ１１３と、
光ヘッド１３と、リファレンス信号書き込み読み出し部
１４と、データ面サーボ信号書き込み部１５０と、Ｒ／
Ｗヘッド１６０と、Ｒ／Ｗヘッド１７０とから構成され
ている。
【００１５】ディスクアセンブリ１１は、位置決め信号
を書き込み対象である磁気ディスク１１０と、数枚の磁
気ディスク１１１とをスピンドル１１２に組込み、スピ
ンドルモータ１１３により回転する。リファレンス信号
書き込み読み出し部１４は、磁気ディスク１１１上のＲ
／Ｗヘッド１６０が光ヘッド１３と同一半径上に位置す
るとき、円周上にクロック周波数一定でかつ位相整合条
件が満足される基準クロック信号１４１が発生できるま
で、データ面サーボ信号書き込み部１５０を通じて書き
込み読みだし動作を繰り返す。ここで、書き込み動作
は、リファレンス信号書き込み読み出し部１４がファラ
デー回転角発生磁化信号１４２をデータ面サーボ信号書
き込み部１５０に出力し、データ面サーボ信号書き込み
部１５０がＲ／Ｗヘッド１６０に書き込み用磁化信号１
６１に変換することにより行う。また、読み出し動作
は、Ｒ／Ｗヘッド１６０から読み出された磁化信号１６
１をデータ面サーボ信号書き込み部１５０に出力し、デ
ータ面サーボ信号書き込み部１５０がリファレンス信号
１４３に変換し、リファレンス信号書き込み読み出し部
１４に出力することにより行う。
を書き込み対象である磁気ディスク１１０と、数枚の磁
気ディスク１１１とをスピンドル１１２に組込み、スピ
ンドルモータ１１３により回転する。リファレンス信号
書き込み読み出し部１４は、磁気ディスク１１１上のＲ
／Ｗヘッド１６０が光ヘッド１３と同一半径上に位置す
るとき、円周上にクロック周波数一定でかつ位相整合条
件が満足される基準クロック信号１４１が発生できるま
で、データ面サーボ信号書き込み部１５０を通じて書き
込み読みだし動作を繰り返す。ここで、書き込み動作
は、リファレンス信号書き込み読み出し部１４がファラ
デー回転角発生磁化信号１４２をデータ面サーボ信号書
き込み部１５０に出力し、データ面サーボ信号書き込み
部１５０がＲ／Ｗヘッド１６０に書き込み用磁化信号１
６１に変換することにより行う。また、読み出し動作
は、Ｒ／Ｗヘッド１６０から読み出された磁化信号１６
１をデータ面サーボ信号書き込み部１５０に出力し、デ
ータ面サーボ信号書き込み部１５０がリファレンス信号
１４３に変換し、リファレンス信号書き込み読み出し部
１４に出力することにより行う。
【００１６】光ヘッド１３は、基準クロック信号１４１
が前記条件を見たした後磁気ディスク１１１からカー回
転角変化信号１３１を読み取り、リファレンス信号書き
込み読み出し部１４に出力するデータ面サーボ信号書き
込み部１５０は、基準クロック信号１４１に同期して、
角位置に応じた位置決め信号を発生し、磁化信号１６１
に変換し、Ｒ／Ｗヘッド１６０に出力し、サーボ信号１
７１に変換し、Ｒ／Ｗヘッド１７０に出力する。Ｒ／Ｗ
ヘッド１６０は、ディスクアセンブリ１１上の磁気ディ
スク１１０に前記位置決め信号を磁束変化に変換し磁気
記録を行い、ディスク装置の位置決めサーボ機構に必要
なデータ面サーボ信号を磁気ディスク１１０の半面に形
成する。Ｒ／Ｗヘッド１７０は、ディスクアセンブリ１
１上の磁気ディスク１１１に前記サーボ信号を磁気記録
を行い、ディスク装置の位置決めサーボ機構に必要なデ
ータ面サーボ信号を磁気ディスク１１１の全面に形成す
る。
が前記条件を見たした後磁気ディスク１１１からカー回
転角変化信号１３１を読み取り、リファレンス信号書き
込み読み出し部１４に出力するデータ面サーボ信号書き
込み部１５０は、基準クロック信号１４１に同期して、
角位置に応じた位置決め信号を発生し、磁化信号１６１
に変換し、Ｒ／Ｗヘッド１６０に出力し、サーボ信号１
７１に変換し、Ｒ／Ｗヘッド１７０に出力する。Ｒ／Ｗ
ヘッド１６０は、ディスクアセンブリ１１上の磁気ディ
スク１１０に前記位置決め信号を磁束変化に変換し磁気
記録を行い、ディスク装置の位置決めサーボ機構に必要
なデータ面サーボ信号を磁気ディスク１１０の半面に形
成する。Ｒ／Ｗヘッド１７０は、ディスクアセンブリ１
１上の磁気ディスク１１１に前記サーボ信号を磁気記録
を行い、ディスク装置の位置決めサーボ機構に必要なデ
ータ面サーボ信号を磁気ディスク１１１の全面に形成す
る。
【００１７】
【発明の効果】本発明の磁気ディスク位置決め信号書き
込み装置は、基準クロック信号の書き込み読み出しにリ
ファレンスヘッドを用いていないため、以下の様な効果
がある。 １）ディスク装置にディスクアセンブリを完全に組み込
み後の工程で書き込みが実施できる上、ディスク装置に
は光ビームが通過できる微小開口部を設けるだけで良い
ため、書き込み装置とディスクアセンブリを含めた機構
が単純になり、メカ共振周波数をあげることが可能で、
書き込み時のディスク回転数をあげることができ、生産
性をあげることができる。 ２）光ヘッドは非接触にディスク装置の磁気ディスクか
ら基準クロックを読み出すことができるため、ヘッドロ
ード時間が不要となる。
込み装置は、基準クロック信号の書き込み読み出しにリ
ファレンスヘッドを用いていないため、以下の様な効果
がある。 １）ディスク装置にディスクアセンブリを完全に組み込
み後の工程で書き込みが実施できる上、ディスク装置に
は光ビームが通過できる微小開口部を設けるだけで良い
ため、書き込み装置とディスクアセンブリを含めた機構
が単純になり、メカ共振周波数をあげることが可能で、
書き込み時のディスク回転数をあげることができ、生産
性をあげることができる。 ２）光ヘッドは非接触にディスク装置の磁気ディスクか
ら基準クロックを読み出すことができるため、ヘッドロ
ード時間が不要となる。
【図１】本発明の第１の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図２】カー回転画変化信号の発生・検出を示す原理図
である。
である。
【図３】本発明の第２の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図４】従来の一例を示すブロック図である。
【図５】（ａ）〜（ｃ）は図４の動作を示すタイムチャ
ートである。
ートである。
【符号の説明】 １１ ディスクアセンブリ １１０ 磁気ディスク １１１ 磁気ディスク １１２ スピンドル １１３ スピンドルモータ １３ 光ヘッド １３１ カー回転角変化信号 １４ リファレンス信号書き込み読み出し部 １４１ 基準クロック １４２ カー回転角発生磁化信号 １５ サーボ面サーボ信号書き込み部 １５０ データ面サーボ信号書き込み部 １６ サーボヘッド １６１ 磁化信号 ２１ カー効果発生材領域 ２１０ ディスク基板 ２１１ 磁性膜 ２１２ カー効果発生膜 ２２ 磁区 ２３ 光ビーム ２３１ レーザー ２３２ コリメーター ２３３ 偏光子 ２３４ 検光子 ２３５ ディテクタ ２３６ ビームスプリッタ ２３７ 対物レンズ ２４ 磁力線 ３３ リファレンス書き込み読みだし部 ３４ リファレンスヘッド ３５ サーボパターン書き込み部 ３０２ リファレンス信号 ３０３ サーボ信号
Claims (2)
- 【請求項１】少なくとも１枚はカー効果もしくはファラ
デー効果発生材を含む磁気ディスクをスピンドルモータ
ーに組込んだディスクアセンブリと、前記磁気ディスク
の１枚に位置決め信号を書き込むサーボヘッドと、前記
磁気ディスクに、前記サーボヘッドを用いて円周上にク
ロック周波数一定でかつ位相整合条件が満足される基準
クロック信号を磁気記憶させ前記基準クロック信号を読
み取るリファレンス信号書き込み読み出し部と、前記磁
気記憶により発生する磁束変化をカー効果もしくはファ
ラデー効果により読み取る光ベッドと、前記基準クロッ
ク信号と前記サーボヘッドとをもちいて前記ディスクア
センブリに位置決め信号を書き込むサーボパターン書き
込み部とを含むことを特徴とする磁気ディスク位置決め
信号書き込み装置。 - 【請求項２】少なくとも１枚はカー効果もしくはファラ
デー効果発生材を含む磁気ディスクをスピンドルモータ
ーに組込んだディスクアセンブリと、前記磁気ディスク
の全ディスクに位置決め信号を書き込むＲ／Ｗヘッド
と、前記磁気ディスクに、前記Ｒ／Ｗヘッドの一つを用
いて円周上にクロック周波数一定でかつ位相整合条件が
満足される基準クロック信号を磁気記憶させ前記基準ク
ロック信号を読み取るリファレンス信号書き込み読み出
し部と、前記磁気記憶により発生する磁束変化をカー効
果もしくはファラデー効果により読み取る光ヘッドと、
前記基準クロック信号と前記Ｒ／Ｗヘッドとをもちいて
前記ディスクアセンブリに位置決め信号を書き込むサー
ボパターン書き込み部とを含むことを特徴とする磁気デ
ィスク位置決め信号書き込み装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-285884 | 1991-10-31 | ||
| JP28588491 | 1991-10-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05303852A JPH05303852A (ja) | 1993-11-16 |
| JP2996005B2 true JP2996005B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=17697275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10263792A Expired - Lifetime JP2996005B2 (ja) | 1991-10-31 | 1992-04-22 | 磁気ディスク位置決め信号書き込み装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2996005B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6057976A (en) * | 1994-04-28 | 2000-05-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for detecting rotational displacement information of a rotating object |
| US6356401B1 (en) * | 1997-07-22 | 2002-03-12 | Seagate Technology Llc | Method and apparatus for forming accurate optical clock patterns |
| US6414807B2 (en) * | 1997-07-22 | 2002-07-02 | Seagate Technology Llc | Method and apparatus for optically sensing accurate clock patterns |
| JP3781585B2 (ja) | 1999-06-30 | 2006-05-31 | 富士通株式会社 | ディスクファイル装置のｓｔｗ方法 |
| US6865041B1 (en) | 2000-02-29 | 2005-03-08 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Method and apparatus for servowriting using a unipolar write current |
| US6940678B2 (en) * | 2002-04-10 | 2005-09-06 | Seagate Technology Llc | Magnetic alignment marking of hard disks |
| JP4170707B2 (ja) | 2002-08-30 | 2008-10-22 | 富士通株式会社 | サーボトラック書込装置及び方法 |
| KR100494387B1 (ko) * | 2002-11-19 | 2005-06-13 | 삼성전자주식회사 | 디스크 기록장치 및 그 기록방법 |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP10263792A patent/JP2996005B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05303852A (ja) | 1993-11-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5339204A (en) | System and method for servowriting a magnetic disk drive | |
| US4771414A (en) | Optical pick-up apparatus | |
| JP2996005B2 (ja) | 磁気ディスク位置決め信号書き込み装置 | |
| KR100241984B1 (ko) | 광 자기 기록 재생 장치 | |
| JPS5982646A (ja) | 光磁気記憶装置 | |
| JPS61199254A (ja) | 光デイスク装置 | |
| JPH0652641A (ja) | 磁気ディスク位置決め信号書き込み装置 | |
| US7136241B2 (en) | Information writing device | |
| JPS58128037A (ja) | 磁気光学ヘツド | |
| JPS5883348A (ja) | 光学式磁気メモリ | |
| JP2578796B2 (ja) | 光磁気デイスク装置 | |
| JP2859519B2 (ja) | 光情報再生装置 | |
| JP2921801B2 (ja) | 光学的情報再生装置 | |
| JP2606258B2 (ja) | 光磁気記録再生用光学ヘッド | |
| JPH10320943A (ja) | 光学ヘッド・サーボ・ライタ | |
| JPH0567345A (ja) | 光基板型光情報記録再生装置 | |
| JPH03218440A (ja) | 複屈折測定装置 | |
| JPS6360451B2 (ja) | ||
| JP2574915B2 (ja) | 光磁気記録媒体の再生用光学装置 | |
| JP2672927B2 (ja) | 磁気光学ヘッド | |
| JPS60133550A (ja) | 光学的情報記録装置 | |
| JPH0562275A (ja) | 光磁気記録再生装置 | |
| JPS62259248A (ja) | 光磁気メモリ記録再生装置 | |
| JPH01211345A (ja) | 光磁気記録再生用光学ヘッド | |
| JPH0359828A (ja) | 情報処理装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990928 |