JP2995686B2 - 真空濾過装置に於ける減圧タンクの洗浄装置 - Google Patents
真空濾過装置に於ける減圧タンクの洗浄装置Info
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- Filtration Of Liquid (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、混濁液、懸濁液、その他種々のスラリーな
どの固相−液相系を夫々分離する真空濾過装置に於ける
減圧タンクの洗浄装置に関する。
どの固相−液相系を夫々分離する真空濾過装置に於ける
減圧タンクの洗浄装置に関する。
(従来の技術) 固相−液相系を夫々分離する真空濾過装置は、第3図
に示す如く濾過装置本体1の濾過層1aで区画された上部
の減圧タンク2の開口面に密閉蓋3を取り付けて、該密
閉蓋3に濾液供給パイプ4を接続し、下部の濾過液タン
ク5に減圧パイプ6と液抜きパイプ7を接続して成るも
のである。
に示す如く濾過装置本体1の濾過層1aで区画された上部
の減圧タンク2の開口面に密閉蓋3を取り付けて、該密
閉蓋3に濾液供給パイプ4を接続し、下部の濾過液タン
ク5に減圧パイプ6と液抜きパイプ7を接続して成るも
のである。
この真空濾過装置でスラリーを濾過するには、濾液供
給パイプ4のバルブ8を開き、減圧パイプ6のバルブ9
を開いて、減圧パイプ6に連なる図示せぬ減圧ポンプを
作動して、濾液タンク10から濾液供給パイプ4を通して
減圧タンク2にスラリーを吸引し、濾過層2で濾過して
濾過液タンク5に一旦貯溜し、ここから液抜きパイプ7
のバルブ11を開いて濾過液を図示せぬ液溜タンクに導入
している。
給パイプ4のバルブ8を開き、減圧パイプ6のバルブ9
を開いて、減圧パイプ6に連なる図示せぬ減圧ポンプを
作動して、濾液タンク10から濾液供給パイプ4を通して
減圧タンク2にスラリーを吸引し、濾過層2で濾過して
濾過液タンク5に一旦貯溜し、ここから液抜きパイプ7
のバルブ11を開いて濾過液を図示せぬ液溜タンクに導入
している。
このスラリーの真空濾過に於いて、減圧タンク2内に
スラリーを吸引した際、スラリーが飛散して減圧タンク
2の内面や密閉蓋3の内面に付着堆積する。
スラリーを吸引した際、スラリーが飛散して減圧タンク
2の内面や密閉蓋3の内面に付着堆積する。
この付着堆積物を除去するには、従来密閉蓋3を開
き、洗びんで減圧タンク2の内面や密閉蓋3の内面を洗
浄している。
き、洗びんで減圧タンク2の内面や密閉蓋3の内面を洗
浄している。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記の減圧タンクの洗浄方法は、水圧が低
い為、十分に洗浄できない。また多量の水を必要とす
る。さらに密閉蓋3を開く為、異臭性のあるスラリーを
濾過した場合は、異臭が作業場全体に充満し、作業環境
が悪化する。
い為、十分に洗浄できない。また多量の水を必要とす
る。さらに密閉蓋3を開く為、異臭性のあるスラリーを
濾過した場合は、異臭が作業場全体に充満し、作業環境
が悪化する。
そこで本発明は、少ない水で十分に洗浄でき、しかも
密閉蓋を開けることなく洗浄できる減圧タンクの洗浄装
置を提供しようとするものである。
密閉蓋を開けることなく洗浄できる減圧タンクの洗浄装
置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明の真空濾過装置に於
ける減圧タンクの洗浄装置は、濾過装置本体の濾過層で
区画された上部の減圧タンクの開口面に密閉蓋を取り付
けて、該密閉蓋に濾液供給パイプを接続し、下部の濾過
液タンクに減圧パイプと液抜きパイプを接続して成る真
空濾過装置に於いて、前記減圧タンクの密閉蓋の周方向
に、純水供給パイプと空気導入パイプを三方コックにて
接続したパイプを複数に分岐して接続し、この複数の接
続口に断面Vの字形で内周壁と外周壁の周方向に一定間
隔に噴出ノズルが開孔された中空リングを取り付けて連
通して成るものである。
ける減圧タンクの洗浄装置は、濾過装置本体の濾過層で
区画された上部の減圧タンクの開口面に密閉蓋を取り付
けて、該密閉蓋に濾液供給パイプを接続し、下部の濾過
液タンクに減圧パイプと液抜きパイプを接続して成る真
空濾過装置に於いて、前記減圧タンクの密閉蓋の周方向
に、純水供給パイプと空気導入パイプを三方コックにて
接続したパイプを複数に分岐して接続し、この複数の接
続口に断面Vの字形で内周壁と外周壁の周方向に一定間
隔に噴出ノズルが開孔された中空リングを取り付けて連
通して成るものである。
(作用) 上述の如く構成された本発明の真空濾過装置に於ける
減圧タンクの洗浄装置により、スラリーの真空濾過に於
いて、減圧タンク内にスラリーを吸引した際、スラリー
が飛散して減圧タンクの内面や密閉蓋の内面に付着堆積
したものを除去するには、三方コックを純水供給パイプ
側にして減圧タンクの密閉蓋に設けた中空リング内に純
水を供給し、この純水が中空リング内に満たされたなら
ば直ちに三方コックを空気導入パイプ側にして空気を導
入し中空リング内を高圧することにより、中空リング内
の純水が噴出ノズルより高圧となって噴出し、減圧タン
クの内面や密閉蓋の内面に付着堆積したものが剥離除去
されて洗浄されることとなる。
減圧タンクの洗浄装置により、スラリーの真空濾過に於
いて、減圧タンク内にスラリーを吸引した際、スラリー
が飛散して減圧タンクの内面や密閉蓋の内面に付着堆積
したものを除去するには、三方コックを純水供給パイプ
側にして減圧タンクの密閉蓋に設けた中空リング内に純
水を供給し、この純水が中空リング内に満たされたなら
ば直ちに三方コックを空気導入パイプ側にして空気を導
入し中空リング内を高圧することにより、中空リング内
の純水が噴出ノズルより高圧となって噴出し、減圧タン
クの内面や密閉蓋の内面に付着堆積したものが剥離除去
されて洗浄されることとなる。
(実施例) 本発明の真空濾過装置に於ける減圧タンクの洗浄装置
の一実施例を第1図によって説明する。図中1乃至11の
符号で示す真空濾過装置の構成は、第2図と同一である
ので、その説明を省略する。減圧タンク2の密閉蓋3の
周方向に、純水供給パイプ12と空気導入パイプ13を三方
コック(L型)14にて接続したパイプ15を複数に、本例
では2本に分岐した分岐パイプ15aを接続し、この4本
の分岐パイプ15aの接続口16に、断面Vの字形で内周壁
に第2図に示す如く10度上向きで且つ開口角40度の噴出
ノズル17を周方向に5度間隔に開孔し、外周壁に水平な
噴出ノズル17′を周方向に5度間隔に開孔した中空リン
グ18を連通してある。
の一実施例を第1図によって説明する。図中1乃至11の
符号で示す真空濾過装置の構成は、第2図と同一である
ので、その説明を省略する。減圧タンク2の密閉蓋3の
周方向に、純水供給パイプ12と空気導入パイプ13を三方
コック(L型)14にて接続したパイプ15を複数に、本例
では2本に分岐した分岐パイプ15aを接続し、この4本
の分岐パイプ15aの接続口16に、断面Vの字形で内周壁
に第2図に示す如く10度上向きで且つ開口角40度の噴出
ノズル17を周方向に5度間隔に開孔し、外周壁に水平な
噴出ノズル17′を周方向に5度間隔に開孔した中空リン
グ18を連通してある。
このように構成された本発明の真空濾過装置に於ける
減圧タンクの洗浄装置は、スラリーの真空濾過に於い
て、減圧タンク2内にスラリーを吸引した際、スラリー
が飛散して減圧タンク2の内面や密閉蓋3の内面に付着
堆積したものを除去するもので、スラリー真空濾過終了
後、三方コック14を純水供給パイプ12側に切替えて減圧
タンク2の密閉蓋3に設けた中空リング18内に純水を供
給し、この純水が中空リング18内に満たされたならば直
ちに三方コック14を空気導入パイプ13側に切替えて空気
を導入し、中空リング18内を高圧にすると、中空リング
18内の純水が噴出ノズル17より密閉蓋3の内面に向かっ
て噴出し、また噴出ノズル17′より減圧タンク2の内面
に向かって噴出するので、密閉蓋3の内面や減圧タンク
2の内面に付着堆積したスラリーが剥離除去されて洗浄
される。
減圧タンクの洗浄装置は、スラリーの真空濾過に於い
て、減圧タンク2内にスラリーを吸引した際、スラリー
が飛散して減圧タンク2の内面や密閉蓋3の内面に付着
堆積したものを除去するもので、スラリー真空濾過終了
後、三方コック14を純水供給パイプ12側に切替えて減圧
タンク2の密閉蓋3に設けた中空リング18内に純水を供
給し、この純水が中空リング18内に満たされたならば直
ちに三方コック14を空気導入パイプ13側に切替えて空気
を導入し、中空リング18内を高圧にすると、中空リング
18内の純水が噴出ノズル17より密閉蓋3の内面に向かっ
て噴出し、また噴出ノズル17′より減圧タンク2の内面
に向かって噴出するので、密閉蓋3の内面や減圧タンク
2の内面に付着堆積したスラリーが剥離除去されて洗浄
される。
(発明の効果) 以上の通り、本発明の減圧タンクの洗浄装置によれ
ば、密閉蓋を開くことなく減圧タンク内面や密閉蓋の内
面を洗浄できるので、作業性が良く、特に異臭性のある
スラリーを濾過した場合、密閉蓋を開かないので、異臭
が作業場に充満することがないので、作業環境を悪化す
ることがない。また水圧を高くできるので、少量の純水
で効果的に洗浄できる。
ば、密閉蓋を開くことなく減圧タンク内面や密閉蓋の内
面を洗浄できるので、作業性が良く、特に異臭性のある
スラリーを濾過した場合、密閉蓋を開かないので、異臭
が作業場に充満することがないので、作業環境を悪化す
ることがない。また水圧を高くできるので、少量の純水
で効果的に洗浄できる。
第1図は本発明の減圧タンクの洗浄装置を備えた真空濾
過装置を示す図、第2図は第1図における密閉蓋の一部
拡大断面図、第3図は洗浄装置を有しない従来の真空濾
過装置を示す図である。
過装置を示す図、第2図は第1図における密閉蓋の一部
拡大断面図、第3図は洗浄装置を有しない従来の真空濾
過装置を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】濾過装置本体の濾過層で区画された上部の
減圧タンクの開口面に密閉蓋を取り付けて、該密閉蓋に
濾液供給パイプを接続し、下部の濾過液タンクに減圧パ
イプと液抜きパイプを接続して成る真空濾過装置に於い
て、前記減圧タンクの密閉蓋の周方向に、純水供給パイ
プと空気導入パイプを三方コックにて接続したパイプを
複数に分岐して接続し、この複数の接続口に断面Vの字
形で内周壁と外周壁の周方向に一定間隔に噴出ノズルが
開孔された中空リングを取り付けて連通して成る真空濾
過装置に於ける減圧タンクの洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2128542A JP2995686B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 真空濾過装置に於ける減圧タンクの洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2128542A JP2995686B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 真空濾過装置に於ける減圧タンクの洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0422409A JPH0422409A (ja) | 1992-01-27 |
JP2995686B2 true JP2995686B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=14987337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2128542A Expired - Lifetime JP2995686B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 真空濾過装置に於ける減圧タンクの洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2995686B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104998867B (zh) * | 2015-06-26 | 2017-01-11 | 上海齐达重型装备有限公司 | 一种压力容器清洗装置 |
-
1990
- 1990-05-18 JP JP2128542A patent/JP2995686B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0422409A (ja) | 1992-01-27 |
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