JP2995178B1 - ガス流量制御装置 - Google Patents
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Abstract
2の状態に設定でき、これらの状態を容易に切り換える
ことのできるガス流量制御装置を提供する。 【解決手段】 バーナ用の可燃性ガスは、流量制御部6
1及び電磁弁62を介してガスバーナへ供給される。基
準電圧発生回路54において発生された基準電圧に基づ
いて第1調整ボリューム35及び第2調整ボリューム3
7によって所望の電圧が各々調整される。流量切換回路
64は調整されたいずれかの電圧を流量制御部61に印
加し、可燃性ガスを所望の供給流量となるように制御す
る。流量切換回路64は、フットスイッチ15のON操
作によって第1調整ボリューム35によって設定された
電圧から第2調整ボリューム37によって設定された電
圧に切り換えて流量制御部61に印加する。同様に流量
制御部51及び電磁弁52を介してガスバーナへ供給さ
れる酸素も、所望の流量と他の所望の流量に切り換えら
れる。
Description
に関し、特にガスろう付け等に用いられるガスバーナに
可燃性ガスと支燃性ガスとを供給するガス流量制御装置
に関するものである。
て、アセチレン及び酸素の入口と出口間に各々制御コッ
クを挿入すると共に、この制御コックを火口アームの運
動により開閉するように構成したアセチレン溶接装置が
開示されている。具体的には、火口アームに火口(ガス
バーナ)をかけると、アセチレンガス及び酸素が止ま
り、火口アームから火口を取り上げると火口に対してア
セチレンガスと酸素とが自動供給されるように構成され
ている。
チレンガス及び酸素が自動供給されるため、ガスバーナ
に種火から着火することによって直ちに使用できる状態
となり使い勝手がよい。
置では、ガスバーナを取り上げるとガスが供給される
が、可燃性ガス(アセチレン)及び支燃性ガス(酸素)
の供給量はガスバーナに付属する各々のバルブを手動で
調整する必要があった。従って、着火したガスバーナの
火炎の強さ等は火炎を目視しながら経験と勘によって調
整せざるを得ず、再現性に乏しい。また、ろう付け作業
時のような強炎で予熱し、還元炎でろう差しするような
火炎状態を一つの作業中に迅速に変更しなければならな
いような場合、短時間で正確に火炎を切り換えるにはか
なりの熟練を要していた。また、この変更に時間がかか
ると、被加熱物の加熱状態に影響を与え、さらに、可燃
性ガスや支燃性ガスの無駄な消費が生じることにもな
り、コスト的にも望ましいものではない。
めになされたもので、ガスバーナの火炎を所望の第1の
状態及び第2の状態に設定でき、かつこれらの状態を容
易に切り換えることができるガス流量制御装置を提供す
ることを目的とする。
めに、請求項1記載の発明は、ガスバーナと、ガスバー
ナに接続され、可燃性ガスを供給するガス源と支燃性ガ
スを供給する支燃性ガス源との間に配置されるガス流量
制御装置であって、供給すべき可燃性ガスの流量として
第1の流量及び第1の流量と異なる第2の流量を設定す
る第1の設定手段と、供給すべき支燃性ガスの流量とし
て第1の流量に対応した第3の流量及び第2の流量に対
応した第4の流量を設定する第2の設定手段と、ガスバ
ーナへの可燃性ガスの供給量を制御する第1の制御弁
と、ガスバーナへの支燃性ガスの供給量を制御する第2
の制御弁と、第1の供給状態及び第2供給状態のいずれ
かの供給状態を指示する指示手段と、指示手段による第
1の供給状態の指示出力に応答して、可燃性ガスの供給
量が第1の流量に、かつ支燃性ガスの供給量が第3の流
量になるように第1の制御弁及び第2の制御弁を制御
し、指示手段による第2の供給状態の指示出力に応答し
て、可燃性ガスの供給量が第2の流量に、かつ支燃性ガ
スの供給量が第4の流量になるように、第1の制御弁及
び第2の制御弁を制御する制御手段と、ガスバーナを取
外し及び取付け自在に支持し、ガスバーナの取外し又は
取付けに応答して、制御手段を能動化又は非能動化する
バーナ支持手段とを備えたものである。
応答して、ガスバーナに供給されるべき可燃性ガス及び
支燃性ガスの流量が切り換わり、さらに、ガスバーナの
取外し又は取付けによって可燃性ガス及び支燃性ガスの
供給又は供給停止が制御される。
明の構成において、可燃性ガス及び支燃性ガスの各々の
ガスバーナへ供給している流量を表示する流量表示手段
をさらに備えたものである。
の状態が具体的な数値で把握できる。請求項3記載の発
明は、請求項2記載の発明の構成において、指示手段に
よって第1の供給状態の指示出力が出されているとき、
第1の流量及び第3の流量を調整し、前記指示手段によ
って第2の供給状態の指示出力が出されているとき、第
2の流量及び第4の流量を調整することができる流量調
整手段をさらに備えたものである。
4の流量の各々を、第1の供給状態又は第2の供給状態
に関連づけて流量を数値として確認しながら調整でき
る。請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明の構成
において、ガスバーナのバーナ支持手段からの取外し中
における可燃性ガス及び支燃性ガスの各々の供給流量を
積算し、積算結果を表示する積算結果表示手段をさらに
備えたものである。
しから取付けまでの一つの作業における可燃性ガス及び
支燃性ガスの消費量を確認できる。請求項5記載の発明
は、請求項1から請求項4記載の発明のいずれかの構成
において、指示手段が、足踏みによって出力が切り換わ
るフットスイッチを含むものである。
明は、指示手段の出力に応答して、可燃性ガス及び支燃
性ガスの流量が切り換わり、ガスバーナの加熱作業に応
じて火炎の強さを前もって設定しておいた強さで変更で
きるので、ガスバーナ側での調整は不要となり使い勝手
が向上し、又ガスバーナの構造を単純化できる。
よって可燃性ガス及び支燃性ガスの供給が制御されるの
で、不用意な可燃性ガス及び支燃性ガスの供給が防止さ
れ、安全性が向上する。また、無駄な可燃性ガス及び支
燃性ガスの消費を抑制する。請求項2記載の発明は、請
求項1記載の発明の効果に加えて、ガスバーナの火炎状
態が具体的な数値で把握できるので、ガスバーナによる
加熱を精度良く実施でき、かつ加熱状態の再現が容易と
なる。
明の効果に加えて、第1から第4の流量の各々を第1の
供給状態又は第2の供給状態に関連づけて数値として確
認しながら調整できるので、所望の流量に容易に調整で
き使い勝手が向上する。請求項4記載の発明は、請求項
1記載の発明の効果に加えて、一つの加熱作業における
可燃性ガス及び支燃性ガスの消費量が表示されるので、
加熱作業に応じた可燃性ガス及び支燃性ガスの各々の消
費量の予測及び管理に寄与する。
項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、手動によ
らずフットスイッチを足踏みすることによってガスバー
ナの火炎の強さを切り換えることができるので、ガスバ
ーナの作業性及び使い勝手が向上する。
形態によるガス流量制御装置の外観を示した図である。
図を参照して、ガス流量制御装置11は、大きくは制御
機構等が組み込まれている本体12と、本体12の上面
に取付けられた支柱13と、支柱13に支持され、各種
制御情報等を表示する制御パネル14とから構成され
る。本体12の底部には、アセチレン、プロパン等の可
燃性ガス及び支燃性ガスの酸素が接続されている。具体
的には酸素のホース17は本体12に直接接続され、可
燃性ガスのホース18はべーパーフラックスタンク19
を介して本体12に接続され、ホース18から分岐した
可燃性ガスのホース20は直接本体12に接続される。
尚、可燃性ガスのホース20は、制御パネル14に設け
られている種火に可燃性ガスを供給するものである。こ
のように可燃性ガスを2系統に分けて本体12に接続し
ているのは、べーパータンク19を通して本体12に供
給される可燃性ガスはフラックスを含むため、種火用の
非常に小さいノズル穴のべーパーフラックスによる詰り
を防止するためである。
フットスイッチ15が接続されている。さらに本体12
の上面には、酸素ホース22及び可燃性ガスホース23
の一方端部が接続され、これらのホースの他方端部は、
ガスバーナ24に接続されている。尚ガスバーナ24に
はフック25が設けられており、フック25は制御パネ
ル14の側面に取付けられているバーナハンガ26に対
して取付け及び取外し自在となっている。バーナハンガ
26はガスバーナ24が取付けられたときは仮想線で示
されているような位置に降下し、使用のためにガスバー
ナー24を取り外したときには、実線の位置に上昇し、
これによってバーナハンガ26は、後述するようにガス
流量制御装置11の起動スイッチを構成している。
した図であり、図3は、図2におけるIII−IIIラ
インの拡大断面図である。これらの図を参照して、制御
パネル14の下部には、ガス流量制御装置の電源を入力
するための電源スイッチ30と、ガスバーナ24の着火
を検知するためのフレーム検知スイッチ32と、種火の
着火を起動スイッチとは独立に行うためのパイロット炎
スイッチ33とが設けられている。制御パネル14の中
央左方向には、フットスイッチ15をONとしていない
状態における第1火炎としての酸素の供給量を調整する
ための酸素第1調整ボリューム34と、可燃性ガスの供
給量を調整するための可燃性ガス第1調整ボリューム3
5とが設けられている。一方、制御パネル14の中央右
方向には、フットスイッチ15がONされたときの状態
における第2火炎としての酸素の供給量を調整するため
の酸素第2調整ボリューム36と、可燃性ガスの供給量
を調整するための可燃性ガス第2調整ボリューム37と
が設けられている。尚これらの調整ボリュームの上方に
は第1火炎における使用時及び調整時に点灯する第1表
示ランプ38と第2火炎の使用時及び調整時に点灯する
第2表示ランプ39が設けられている。
の使用時及び調整時における酸素の供給量を表示するた
めの第1表示部40と、可燃性ガスの供給量を表示する
ための第2表示部41とが設けられている。制御パネル
14の上面には、フレームセンサ45が取付けられてい
る。フレームセンサ45は、コード58を介して接地さ
れているアース接続板47と、アース接続板47の前方
に所定距離離れて設けられ、コード57を介して後述す
るフレーム検知回路に接続する棒状のフレームロッド4
6とから構成される。
使用時に種火48が形成される。この種火48からガス
バーナ24に着火させる際の状態として、トーチ27か
ら噴出された燃焼ガスが種火48によって着火されて形
成された火炎49が、フレームロッド46を通過してア
ース接続板47にまで達した状態が図3に示されてい
る。
成功し火炎49が形成されると、フレームロッド46と
アース接続板47との間に微小電流が流れ、これによっ
て、ガスバーナ24の着火が検知されることになる。図
4は、図1のガス流量制御装置の制御構成の概略を示し
た図である。図を参照して、酸素は、例えば本出願人に
よる特願平7−123457号においてガス流量制御回
路42、43として開示されている、公知のマスフロー
コントローラーによって構成される流量制御部51に入
力され、流量制御部51によって所定の流量に制御され
た酸素は、電磁弁52を介してガスバーナへ供給され
る。流量制御部51には通過流量を算出するための流量
算出部53が接続され、算出された流量は第1表示部4
0において表示される。また流量制御部51には、基準
電圧発生回路54によって発生された基準電圧に基づい
て、所望の電圧に調整するための酸素第1調整ボリュー
ム34及び他の所望の電圧を調整するための酸素第2調
整ボリューム36によって各々設定された電圧を切り換
えて、流量制御部51に印加して制御流量を切り換える
ための流量切換回路55が接続されている。
マスフローコントローラーからなる流量制御部61に供
給され、制御されて所望の流量となった可燃性ガスは、
電磁弁62を介してガスバーナへ供給される。流量制御
部61にも、上記で示した酸素と同様に、流量算出部6
3及び第2表示部41が接続され、さらに基準電圧発生
回路54の発生電圧に基づいて、所望の電圧に調整する
ための可燃性ガス第1調整ボリューム35及び可燃性ガ
ス第2調整ボリューム37が設けられ、さらに可燃性ガ
ス第1調整ボリューム35及び可燃性ガス第2調整ボリ
ューム37によって調整された各々の電圧を切り換え
て、可燃性ガスの流量を切り換えるための流量切換回路
64が接続されている。
を介して種火口へ供給される。フレームセンサ45を構
成するアース接続板47は接地され、フレームロッド4
6はフレーム検知回路68に接続され、フレーム検知回
路68の出力はフレーム検知スイッチ32のON端子に
接続される。フレーム検知スイッチ32の出力は、AN
D回路73の一方端子に接続される。起動スイッチ31
のON端子には電源電圧が接続され、その出力はAND
回路73の他方端子及びパルス発生回路69に接続され
る。パイロット炎スイッチ33のON端子には電源電圧
が接続され、パイロット炎スイッチ33のOFF端子
は、パルス発生回路69に接続される。パイロット炎ス
イッチ33の出力は、種火の着火用に用いられるイグナ
イタ70及び電磁弁66に接続される。
磁弁62及びAND回路72の一方端子に接続される。
パルス発生回路69の出力は同様に電磁弁52、電磁弁
62及びAND回路72の一方端子に接続される。フッ
トスイッチ15のON端子には電源電圧が接続され、足
踏みしない通常の状態ではフットスイッチ15はOFF
状態となっている。フットスイッチ15の出力は、AN
D回路72の他方端子に接続される。AND回路72の
出力は、流量切換回路55及び流量切換回路64に接続
される。
て説明する。図4に示されているように、フレーム検知
スイッチ32がONとされ、パイロット炎スイッチ33
がOFFとなっている通常の場合の動作について説明す
る。まず電源スイッチがONされると、システムに通電
され、装置が制御可能な状態となる。この状態で、ガス
バーナ24を使用すべくバーナハンガ26から取り外す
と、バーナハンガ26は上方に移動し起動スイッチ31
がONとなる。これによって起動スイッチ31からのO
N信号がAND回路73の他方端子及びパルス発生回路
69に入力される。パルス発生回路69はこの実施の形
態においては、2秒間パルス信号を発生し、これによっ
て電磁弁52及び電磁弁62が”開”となり、流量制御
部51及び流量制御部61においてその流量が制御され
た酸素及び可燃性ガスがガスバーナ24に供給される。
即ちこの状態で、ガスバーナ24から可燃性ガスと酸素
とが所定量混合された混合(燃焼)ガスが、噴出するこ
とになる。
れたパルス信号は、パイロット炎スイッチ33を通し
て、イグナイタ70及び電磁弁66に入力する。これに
よって所定量の種火用の可燃性ガスが種火口から噴出さ
れ、この種火口に設けられているイグナイタ70のスパ
ークによって種火が形成される。即ちこの状態では図3
に示された状態となっており、ガスバーナ24のトーチ
27を種火48に近づけると噴出された混合ガスが種火
48によって着火され火炎49が形成される。これによ
ってフレームロッド46からアース接続板47に微少電
流が流れることから、フレーム検知回路68はガスバー
ナ24の着火を検知し、ON信号をフレーム検知スイッ
チ32を介してAND回路73の一方端子に出力する。
次に、起動スイッチ31のONから2秒間が経過してパ
ルス発生回路69からパルス信号が出力されない状態と
なっても、AND回路73からON信号が電磁弁52、
電磁弁62及びAND回路72に出力される。そして、
電磁弁52及び電磁弁62は”開”状態が保持され、酸
素及びバーナ用の可燃性ガスは連続して供給され、火炎
49が形成されたガスバーナ24を継続して使用するこ
とができる。
出力が停止されると、パイロット炎スイッチ33を介し
てイグナイタ70及び電磁弁66にON信号が出力され
なくなり、イグナイタ70のスパークが停止され、かつ
電磁弁66が”閉”となって種火は消火する。これによ
って、無用な種火の継続点火による可燃性ガスの消費を
押えることができる。
N状態となったときの制御について説明する。フットス
イッチ15がONされ、そのON信号がAND回路72
の他方端子に入力されると、上述のように、AND回路
72の一方端子にはAND回路73からのON信号が入
力されているため、AND回路72からON信号が流量
切換回路55及び流量切換回路64に出力される。これ
によって、酸素第1調整ボリューム34によって調整さ
れていた電圧に代わって酸素第2調整ボリューム36に
よって調整された電圧が流量制御部51に印加され、酸
素第2調整ボリューム36によって調整された電圧に対
応した通過流量に切り換わる。
フットスイッチ15のONによって、可燃性ガス第2調
整ボリューム37によって調整された電圧に対応した通
過流量に切り換わる。またこの切り換わった酸素及びバ
ーナ用の可燃性ガスの流量が第1表示部40及び第2表
示部41にそれぞれ表示される。次に足踏みを解除して
フットスイッチがOFFとなると流量切換回路55及び
流量切換回路64にOFF信号が入力され、酸素第1調
整ボリューム34及び可燃性ガス第1調整ボリューム3
5によって調整された電圧に対応した元の通過流量の各
々に復帰する。
34によって調整された供給量と酸素第2調整ボリュー
ム36によって調整された供給量とをフットスイッチ1
5のON,OFF操作によって切り換えることができ、
また、その切り換えられた流量を第1表示部40によっ
て確認することができる。さらに、フットスイッチ15
をONにしないときには、酸素第1調整ボリューム34
によって調整された流量は第1表示部40に逐次表示さ
れるため、この表示の値に基づいて酸素第1調整ボリュ
ーム34を調整すれば良い。またフットスイッチ15を
ONした状態においては、酸素第2調整ボリューム36
によって調整された供給流量が逐次第1表示部40に表
示されるため、表示の値に基づいて同様に酸素第2調整
ボリューム36を調整すれば良い。
同様にフットスイッチ15のON,OFF操作によって
第2表示部41の表示を見ながら、可燃性ガス第1調整
ボリューム35又は可燃性ガス第2調整ボリューム37
の調整を容易にすることができる。これによって第1火
炎を構成する酸素の供給量及び可燃性ガスの供給量を各
々酸素第1調整ボリューム34及び可燃性ガス第1調整
ボリューム35によって調整でき、同様に第2の火炎に
対して酸素第2調整ボリューム36及び可燃性ガス第2
調整ボリューム37によって調整することができ、容易
に所望の強さの第1火炎及び第2火炎をガスバーナ24
から得ることができる。
形態によるガス流量制御装置における各種スイッチ、フ
レームセンサ、イグナイタ及び各種ガスの動作タイミン
グの関係を示したタイムチャートである。図5において
は、フレーム検知スイッチ32がONとされており、フ
レーム検知回路68によるガスバーナ24の着火が所定
時間内に検知されたときの関係を示している。即ち、起
動スイッチが時刻T1 においてONされると、上述のよ
うに時刻T2 までの間、この実施の形態では2秒間種火
ガスが供給されイグナイタがスパークする。また同時
に、第1の火炎を構成する可燃性ガス量(1)の可燃性
ガス及び酸素量(2)の酸素が供給されている。
ーム検知回路68からフレームセンサ信号が出力される
と、上述のように、電磁弁62及び電磁弁52が”開”
状態が保持され、可燃性ガス量(1)及び酸素量(1)
の供給は時刻T2 を過ぎてもその状態が保持される。こ
の状態で、フットスイッチ15が時刻T3 でONされる
と、第1の火炎から第2の火炎に切り換わる。即ち可燃
性ガス量(1)は第2の火炎を構成する可燃性ガス量
(2)に切り換えられ、同様に酸素量(1)も第2火炎
を構成する酸素量(2)に切り換わる。そして時刻T4
においてフットスイッチがOFFされると、第2火炎は
第1火炎に切り換わり、可燃性ガス及び酸素は可燃性ガ
ス量(1)及び酸素量(1)に戻るように流量制御部6
1及び流量制御部51によって制御される。加熱作業が
終了して、時刻T5 においてガスバーナ24がバーナハ
ンガ26に取付けられると起動スイッチはONからOF
F状態に変わり、これに応じて電磁弁62及び電磁弁5
2が”閉”となり可燃性ガス量(1)の可燃性ガス及び
酸素量(1)の酸素の供給は停止する。
チ32がON状態とされており、起動スイッチがONさ
れた時刻T1 から2秒後の時刻T2 までの間にフレーム
検知回路68によるフレームセンサ信号が出力されなか
った場合の状態を示している。このような状態では時刻
T2 において電磁弁62及び電磁弁52が”閉”とな
り、可燃性ガス量(1)の可燃性ガス及び酸素量(1)
の酸素は時刻T2 においてその供給が停止される。これ
によって、着火していないガスバーナ24への可燃性ガ
ス及び酸素の供給は停止され、その安全性が確保され
る。
チ32がOFFとされた状態を示した図である。フレー
ム検知スイッチ32がOFFとされていると、常にフレ
ーム検知スイッチ32からON信号がAND回路73の
他方端子に入力されることになる。従って、電磁弁62
及び電磁弁52は起動スイッチがONとされたとき即ち
時刻T1から常に”開”状態を保つことになる。そのた
め、種火ガス及びイグナイタの時刻T2 における供給及
び動作の停止にかかわらず、可燃性ガス及び酸素は継続
してガスバーナ24に供給されることになる。この状態
では図5に示したのと同様に、フットスイッチのON,
OFF動作に応じて第1火炎又は第2火炎を構成する可
燃性ガス量及び酸素量に各々切り換わることになる。加
熱作業が終了してT 5 において起動スイッチがOFFと
なると、第1火炎を構成する可燃性ガス及び酸素の供給
は停止し、ガスバーナ24は消火する。
算はしていないが、起動スイッチのONからOFFまで
の間の流量算出部53の算出データを積算する積算部を
設け、この積算結果を第1表示部40において随時表示
したり、プリンタ等に出力するようにしてもよい。これ
によって、起動スイッチ31のONからOFFまでの一
つの加熱作業において、どれぐらい可燃性ガスや酸素が
消費されたかが把握でき、ガスの消費量の管理に寄与で
きる。
31のOFFと同時に可燃性ガス及び酸素の供給を停止
しているが、火炎の消火をスムーズにするためには、可
燃性ガス及び酸素の供給停止のタイミングをタイマー等
を用いることによって起動スイッチ31のOFFのタイ
ミングより遅らせても良い。この場合、火炎の状況に応
じて可燃性ガス及び酸素の何れかを先に供給停止するよ
うにタイマーを設定すればよりスムーズな消火が実現で
きる。
御装置に接続されるガスバーナはガスろう付け用に用い
られているが、ガス溶接、ガス切断用のガスバーナを用
いても良いことは言うまでもない。
御装置の外観構造を示した図である。
した図である。
る。
したブロック図である。
御装置において、各種スイッチ及び各種ガス等の動作タ
イミングを示すタイムチャートであり、フレームセンサ
信号が所定時間内に出力された場合の例を示した図であ
る。
御装置において、各種スイッチ及び各種ガス等の動作タ
イミングを示すタイムチャートであり、フレームセンサ
信号が所定時間内に出力されなかった場合の例を示した
図である。
御装置において、各種スイッチ及び各種ガス等の動作タ
イミングを示すチャートであり、フレーム検知スイッチ
をOFFとした場合の例である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ガスバーナと、前記ガスバーナに接続さ
れ、可燃性ガスを供給する可燃性ガス源と支燃性ガスを
供給する支燃性ガス源との間に配置されるガス流量制御
装置であって、 前記供給すべき前記可燃性ガスの流量として第1の流量
及び前記第1の流量とは異なる第2の流量を設定する第
1の設定手段と、 前記供給すべき前記支燃性ガスの流量として前記第1の
流量に対応した第3の流量及び前記第2の流量に対応し
た第4の流量を設定する第2の設定手段と、 前記ガスバーナへの前記可燃性ガスの供給量を制御する
第1の制御弁と、 前記ガスバーナへの前記支燃性ガスの供給量を制御する
第2の制御弁と、 第1の供給状態及び第2の供給状態のいずれかの供給状
態を指示する指示手段と、 前記指示手段による前記第1の供給状態の指示出力に応
答して、前記可燃性ガスの供給量が前記第1の流量に、
かつ前記支燃性ガスの供給量が前記第3の流量になるよ
うに前記第1の制御弁及び前記第2の制御弁を制御し、
前記指示手段による前記第2の供給状態の指示出力に応
答して、前記可燃性ガスの供給量が前記第2の流量に、
かつ前記支燃性ガスの供給量が前記第4の流量になるよ
うに、前記第1の制御弁及び前記第2の制御弁を制御す
る制御手段と、 前記ガスバーナを取外し及び取付け自在に支持し、前記
ガスバーナの取外し又は取付けに応答して、前記制御手
段を能動化又は非能動化するバーナ支持手段とを備え
た、ガス流量制御装置。 - 【請求項2】 前記可燃性ガス及び前記支燃性ガスの各
々の、前記ガスバーナへ供給している流量を表示する流
量表示手段をさらに備えた、請求項1記載のガス流量制
御装置。 - 【請求項3】 前記指示手段によって前記第1の供給状
態の指示出力が出されているとき、前記第1の流量及び
前記第3の流量を調整し、 前記指示手段によって前記第2の供給状態の指示出力が
出されているとき、前記第2の流量及び前記第4の流量
を調整することができる、流量調整手段をさらに備え
た、請求項2記載のガス流量制御装置。 - 【請求項4】 前記ガスバーナの前記バーナ支持手段か
らの取外し中における、前記可燃性ガス及び前記支燃性
ガスの各々の供給流量を積算し、積算結果を表示する積
算結果表示手段をさらに備えた、請求項1記載のガス流
量制御装置。 - 【請求項5】 前記指示手段は、足踏みによって出力が
切り換わるフットスイッチを含む、請求項1から請求項
4のいずれかに記載のガス流量制御装置。
Priority Applications (1)
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JP22257998A JP2995178B1 (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | ガス流量制御装置 |
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US20190160573A1 (en) * | 2017-11-29 | 2019-05-30 | Lincoln Global, Inc. | Apparatus and method for brazing |
-
1998
- 1998-08-06 JP JP22257998A patent/JP2995178B1/ja not_active Expired - Lifetime
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