JP2994562B2 - 食品用コンベヤーベルト - Google Patents
食品用コンベヤーベルトInfo
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- B65G15/30—Belts or like endless load-carriers
- B65G15/32—Belts or like endless load-carriers made of rubber or plastics
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なコンベヤーベル
ト、特に食品用のコンベヤーベルトに関するものであ
る。
ト、特に食品用のコンベヤーベルトに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】物品をユニット内のある場所から別の場
所へ移動させたり、物品に各種処理や操作を加えるため
に物品を「ライン」上に配置することは多くのプロセス
で必要になる。農産加工の分野ではコンベヤーベルトが
利用されている。この分野のコンベヤーベルトにはコン
ペヤーに通常要求される品質、耐反復曲げ抵抗性、弾性
抵抗、柔軟性、耐薬品性、各種条件下での表面耐久性が
良く、取付け・交換が容易で、弱い箇所(一般には連結
部分)がないことが要求される他に、食品レベルの品質
を備え、しかも、油脂(動物性または植物性)などの物
質に対する耐久性が要求され、さらに清掃が容易でなけ
ればならない。また、製造ラインで支持体として使用さ
れるコンベヤーベルトの場合には、ラインで働く人に物
品、特に食品を乗せる位置および/または取上げる位置
を示すためのマーク等の装飾をコンベヤーベルトライン
に付けることができるようになっているのが好ましい。
所へ移動させたり、物品に各種処理や操作を加えるため
に物品を「ライン」上に配置することは多くのプロセス
で必要になる。農産加工の分野ではコンベヤーベルトが
利用されている。この分野のコンベヤーベルトにはコン
ペヤーに通常要求される品質、耐反復曲げ抵抗性、弾性
抵抗、柔軟性、耐薬品性、各種条件下での表面耐久性が
良く、取付け・交換が容易で、弱い箇所(一般には連結
部分)がないことが要求される他に、食品レベルの品質
を備え、しかも、油脂(動物性または植物性)などの物
質に対する耐久性が要求され、さらに清掃が容易でなけ
ればならない。また、製造ラインで支持体として使用さ
れるコンベヤーベルトの場合には、ラインで働く人に物
品、特に食品を乗せる位置および/または取上げる位置
を示すためのマーク等の装飾をコンベヤーベルトライン
に付けることができるようになっているのが好ましい。
【0003】コンベヤーベルトに必要な機械強度を付与
するために、芯材としてテキスタイルや布を用い、この
芯材をゴム等の弾性材料中に埋め込む方法は種々提案さ
れている。しかし、これらの芯材は高価である他に、ポ
リマーで完全に被覆しなければならないため、製造コス
トが高くなり、しかも、無端コンベヤーベルトにするに
はリング状にする必要があり、そのためにはベルト端部
を互いに重ねる必要があるが、そうするとベルトの接合
部のみが厚くなるという欠点がある。この余分な厚さは
問題を引き起こす。
するために、芯材としてテキスタイルや布を用い、この
芯材をゴム等の弾性材料中に埋め込む方法は種々提案さ
れている。しかし、これらの芯材は高価である他に、ポ
リマーで完全に被覆しなければならないため、製造コス
トが高くなり、しかも、無端コンベヤーベルトにするに
はリング状にする必要があり、そのためにはベルト端部
を互いに重ねる必要があるが、そうするとベルトの接合
部のみが厚くなるという欠点がある。この余分な厚さは
問題を引き起こす。
【0004】欧州特許第 489,694号には、必要な機械特
性を与えるための芯材の布地を弾性熱可塑性ポリマーで
被覆したコンベヤーベルトが記載されている。公知のコ
ンベヤーベルト用ポリマーは例えばポリウレタンであ
る。
性を与えるための芯材の布地を弾性熱可塑性ポリマーで
被覆したコンベヤーベルトが記載されている。公知のコ
ンベヤーベルト用ポリマーは例えばポリウレタンであ
る。
【0005】特開昭61−307330号および特開昭61−2078
13号に記載の動力伝達用および輸送用ベルトはポリマー
混合物で作られている。このポリマー混合物は例えばポ
リエーテルとポリアミドとの混合物またはポリアミドと
ポリアミド/ポリエーテルコポリマーとの混合物であ
る。
13号に記載の動力伝達用および輸送用ベルトはポリマー
混合物で作られている。このポリマー混合物は例えばポ
リエーテルとポリアミドとの混合物またはポリアミドと
ポリアミド/ポリエーテルコポリマーとの混合物であ
る。
【0006】米国特許第 4,979,591号に記載の勘定カウ
ンタ用コンベヤーベルトは表面が透明で、その下に広告
模様が描かれている。この特許では模様をインク転写ま
たはシルクスクリーン印刷で付けた後に透明層で被覆す
るという複数の製造段階を必要とし、芯材を必要とす
る。
ンタ用コンベヤーベルトは表面が透明で、その下に広告
模様が描かれている。この特許では模様をインク転写ま
たはシルクスクリーン印刷で付けた後に透明層で被覆す
るという複数の製造段階を必要とし、芯材を必要とす
る。
【0007】コンベヤーベルトが複数のポリマーを含む
場合には、各ポリマーが互いに相溶性がなければならな
いが、このことは達成すべき目的を考えると困難なこと
が多く、相溶化剤または結合剤を添加することもある
が、そうすると製造段階が複雑化し、コストも上昇す
る。
場合には、各ポリマーが互いに相溶性がなければならな
いが、このことは達成すべき目的を考えると困難なこと
が多く、相溶化剤または結合剤を添加することもある
が、そうすると製造段階が複雑化し、コストも上昇す
る。
【0008】食品分野では、全てのコンベヤーベルトに
要求される機械特性の他に、食品レベルの品質に関する
農産加工分野独自の性質が要求され、しかも、ベルト接
合部が余分な厚さを持たず、必要な場合には容易に装飾
可能なコンベヤーベルトが要求されている。しかし、こ
の要求を満たすコンベヤーベルトは存在しない。
要求される機械特性の他に、食品レベルの品質に関する
農産加工分野独自の性質が要求され、しかも、ベルト接
合部が余分な厚さを持たず、必要な場合には容易に装飾
可能なコンベヤーベルトが要求されている。しかし、こ
の要求を満たすコンベヤーベルトは存在しない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記要
求を満たすコンベヤーベルトを提供することにある。
求を満たすコンベヤーベルトを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】 本発明は厚さが5〜50
0 μmであるポリアミドの外側層と厚さが0.2 〜20mmで
あるポリエーテルエステルアミド(PEEA)からなる
熱可塑性ブロックポリマーの内側層とを有する食品用コ
ンベヤーベルトを提供する。
0 μmであるポリアミドの外側層と厚さが0.2 〜20mmで
あるポリエーテルエステルアミド(PEEA)からなる
熱可塑性ブロックポリマーの内側層とを有する食品用コ
ンベヤーベルトを提供する。
【0011】
【作用】 「ブロックポリマー」という用語は少なく
とも1つのユニットがブロックの形をした熱可塑性ポリ
マーを意味する。このブロックの例としてはジオールポ
リマーのような軟かいセグメントである。本発明のブロ
ックポリマーはポリエーテルエステルアミド(PEE
A)である。
とも1つのユニットがブロックの形をした熱可塑性ポリ
マーを意味する。このブロックの例としてはジオールポ
リマーのような軟かいセグメントである。本発明のブロ
ックポリマーはポリエーテルエステルアミド(PEE
A)である。
【0012】本発明の一実施例では、コンベターベルト
の内側層が下記一般式で表されるポリエーテルエステル
アミド(PEEA)の層である: HO−〔CO−PA−CO−O−PE−O〕n −H (ここで、PAはポリアミドセグメントを示し、PEは
ポリエーテルセグメントを示し、nは繰り返し単位を示
す整数である) 商業的に入手可能なPEEAの例としてはエルフ アト
ケム(ELF ATOCHEM)社から市販のペバックス(Pebax 、
登録商標)がある。
の内側層が下記一般式で表されるポリエーテルエステル
アミド(PEEA)の層である: HO−〔CO−PA−CO−O−PE−O〕n −H (ここで、PAはポリアミドセグメントを示し、PEは
ポリエーテルセグメントを示し、nは繰り返し単位を示
す整数である) 商業的に入手可能なPEEAの例としてはエルフ アト
ケム(ELF ATOCHEM)社から市販のペバックス(Pebax 、
登録商標)がある。
【0013】本発明で使用される「ポリアミド」という
用語は当業者に公知の全てのポリアミド、ホモポリマ
ー、コポリマー、任意比率のアロイが含まれる。ポリア
ミドの例としはPA11、PA12、PA6、PA6−
6、PA6−12、SAPA(セミ芳香族ポリアミ
ド)、これらのコポリマーおよび混合物が挙げられる。
混合物とは複数のポリアミドの任意比率の混合物を意味
する。当業者に公知の充填剤または添加剤を含むことが
できる。
用語は当業者に公知の全てのポリアミド、ホモポリマ
ー、コポリマー、任意比率のアロイが含まれる。ポリア
ミドの例としはPA11、PA12、PA6、PA6−
6、PA6−12、SAPA(セミ芳香族ポリアミ
ド)、これらのコポリマーおよび混合物が挙げられる。
混合物とは複数のポリアミドの任意比率の混合物を意味
する。当業者に公知の充填剤または添加剤を含むことが
できる。
【0014】本発明の一実施例では、コンベヤーベルト
の外側層が食品グレードのポリアミドである。「食品グ
レードのポリアミド」とは動物、特に人間の食物と接触
可能なポリアミドを意味する。食品グレードのポリアミ
ドとしてはエルフ アトケム社からリルサン(Rilsan、
登録商標) の名で市販されているPA11がある。この
食品グレードの品質を備えたポリアミドを用いたコンベ
ヤーベルトは食品および/または農産加工業の分野で有
利に用いられる。
の外側層が食品グレードのポリアミドである。「食品グ
レードのポリアミド」とは動物、特に人間の食物と接触
可能なポリアミドを意味する。食品グレードのポリアミ
ドとしてはエルフ アトケム社からリルサン(Rilsan、
登録商標) の名で市販されているPA11がある。この
食品グレードの品質を備えたポリアミドを用いたコンベ
ヤーベルトは食品および/または農産加工業の分野で有
利に用いられる。
【0015】本発明の好ましいコンベヤーベルトは、P
A11層(Rilsan、登録商標) とPEEA層(ペバック
ス(Pebax) 、登録商標)とで構成される。本発明のコン
ベヤーベルトの厚さは用途に応じて変えることができる
が、通常のコンベヤーベルトの厚さはポリアミド層の厚
さが5〜500 μm、好ましくは10〜250 μm、例えば約
50μmで、ブロックポリマー層の厚さが0.2 〜20mm、好
ましくは 0.4〜10mm、例えば約2mmである。
A11層(Rilsan、登録商標) とPEEA層(ペバック
ス(Pebax) 、登録商標)とで構成される。本発明のコン
ベヤーベルトの厚さは用途に応じて変えることができる
が、通常のコンベヤーベルトの厚さはポリアミド層の厚
さが5〜500 μm、好ましくは10〜250 μm、例えば約
50μmで、ブロックポリマー層の厚さが0.2 〜20mm、好
ましくは 0.4〜10mm、例えば約2mmである。
【0016】本発明のコンベヤーベルトは他の追加層、
例えば布地層、補強層(ケブラー(Kevlar)、登録商標、
ポリエステル)、フィラメント、特に押出時に配合可能
なポリエステルを含むことができる。当業者は使用条件
に応じて本発明ベルトに補強材を用いることができる。
本発明コンベヤーベルトは柔軟性、反復曲げ抵抗性、弾
性記憶に優れ、ヒステリシスが小さく、曲率半径を小さ
くでき、軽量である他に、洗剤、脂肪、油、溶媒、食品
に対する耐侵性を有し、耐加水分解性、耐磨耗性、表面
耐熱性、耐汚染性等の食品レベルの品質で要求される特
性を有している。
例えば布地層、補強層(ケブラー(Kevlar)、登録商標、
ポリエステル)、フィラメント、特に押出時に配合可能
なポリエステルを含むことができる。当業者は使用条件
に応じて本発明ベルトに補強材を用いることができる。
本発明コンベヤーベルトは柔軟性、反復曲げ抵抗性、弾
性記憶に優れ、ヒステリシスが小さく、曲率半径を小さ
くでき、軽量である他に、洗剤、脂肪、油、溶媒、食品
に対する耐侵性を有し、耐加水分解性、耐磨耗性、表面
耐熱性、耐汚染性等の食品レベルの品質で要求される特
性を有している。
【0017】本発明のコンベヤーベルトは熱可塑性ポリ
マー成分を含むので溶着ができる。溶着は高温または高
周波で当分野で公知の方法で行うことができる。余分な
厚さが生じるのを避けるためには、突き合わせ溶着する
のが好ましい。この突き合わせ溶着はフィンガースプラ
イシング(finger splicing) とよばれる端部が互いに噛
み合うように輪郭を鋸歯状に切断する方法で行うことが
できる。
マー成分を含むので溶着ができる。溶着は高温または高
周波で当分野で公知の方法で行うことができる。余分な
厚さが生じるのを避けるためには、突き合わせ溶着する
のが好ましい。この突き合わせ溶着はフィンガースプラ
イシング(finger splicing) とよばれる端部が互いに噛
み合うように輪郭を鋸歯状に切断する方法で行うことが
できる。
【0018】本発明のベルトは清掃が非常に簡単である
ので、堆積物による汚れや埃の侵入が防止できる。本発
明のベルトには装飾要素、例えばマークを付けることも
できる。ベルトにマークを付けることは作業者が物品を
正確な位置で取り上げて正確な位置に戻す必要のあるラ
インでの支持体としてベルトを使用する場合に有利であ
る。実際にはコンベヤーベルトに物品の形を描くことが
できる。
ので、堆積物による汚れや埃の侵入が防止できる。本発
明のベルトには装飾要素、例えばマークを付けることも
できる。ベルトにマークを付けることは作業者が物品を
正確な位置で取り上げて正確な位置に戻す必要のあるラ
インでの支持体としてベルトを使用する場合に有利であ
る。実際にはコンベヤーベルトに物品の形を描くことが
できる。
【0019】装飾は任意の方法で行うことができるが、
昇華装飾法を用いるのが好ましい。この昇華装飾法では
蒸発した顔料をポリマー、例えばポリアミドの表面に堆
積させた後に熱でポリマーの厚さ方向へ拡散移動させ
る。昇華装飾法は当業者に公知で、例えばフランス国特
許第 2,387,793号に記載されている。
昇華装飾法を用いるのが好ましい。この昇華装飾法では
蒸発した顔料をポリマー、例えばポリアミドの表面に堆
積させた後に熱でポリマーの厚さ方向へ拡散移動させ
る。昇華装飾法は当業者に公知で、例えばフランス国特
許第 2,387,793号に記載されている。
【0020】コンベヤーベルトは公知の任意の方法、好
ましくは平ダイを用いた共押出しで両成分を同時に押出
して製造することができる。本発明の他の対象はは両成
分を共押出して得られるこのコンベヤーベルトにある。
ましくは平ダイを用いた共押出しで両成分を同時に押出
して製造することができる。本発明の他の対象はは両成
分を共押出して得られるこのコンベヤーベルトにある。
【0021】このコンベヤーベルトは別々に作られたポ
リマーフィルムを公知の方法、例えばラミムーションで
組み合わせて作ることもできる。コンベヤーベルトまた
はその構成ポリマー層を一軸延伸または二軸延伸するこ
ともできる。また、ポリアミドの外側層に浮き出し模様
を付けることもでき、ベルトの外側表面にエンボス加工
を施すこともできる。本発明の一具体例ではコンベヤー
ベルトの外側表面にはエンボス加工が施されている。こ
のコンベヤーベルトは全ての産業、特に食品および農産
加工業で使用することができる。
リマーフィルムを公知の方法、例えばラミムーションで
組み合わせて作ることもできる。コンベヤーベルトまた
はその構成ポリマー層を一軸延伸または二軸延伸するこ
ともできる。また、ポリアミドの外側層に浮き出し模様
を付けることもでき、ベルトの外側表面にエンボス加工
を施すこともできる。本発明の一具体例ではコンベヤー
ベルトの外側表面にはエンボス加工が施されている。こ
のコンベヤーベルトは全ての産業、特に食品および農産
加工業で使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−239006(JP,A) 実開 平2−13011(JP,U) 特公 昭59−5253(JP,B2)
Claims (6)
- 【請求項1】 厚さが5〜500 μmであるポリアミドの
外側層と厚さが0.2〜20mmであるポリエーテルエステル
アミド(PEEA)からなる熱可塑性ブロックポリマー
の内側層とを有する食品用コンベヤーベルト。 - 【請求項2】 ポリアミドが食品グレードのポリアミド
である請求項1に記載のコンベヤーベルト。 - 【請求項3】 食品グレードのポリアミドがPA11で
ある請求項2に記載のコンベヤーベルト。 - 【請求項4】 外側表面上に浮き彫り加工を有する請求
項1〜3のいずれか一項に記載のコンベヤーベルト。 - 【請求項5】 両成分を共押出しして製造される請求項
1〜4のいずれか一項に記載のコンベヤーベルト。 - 【請求項6】 食品工業または農産加工業で利用される
請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンベヤーベル
ト。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9314296 | 1993-11-30 | ||
FR9314296 | 1993-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07187341A JPH07187341A (ja) | 1995-07-25 |
JP2994562B2 true JP2994562B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=9453357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6321491A Expired - Fee Related JP2994562B2 (ja) | 1993-11-30 | 1994-11-30 | 食品用コンベヤーベルト |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5697491A (ja) |
EP (1) | EP0655398B1 (ja) |
JP (1) | JP2994562B2 (ja) |
KR (1) | KR0157659B1 (ja) |
CN (1) | CN1057743C (ja) |
CA (1) | CA2135573C (ja) |
DE (1) | DE69401120T2 (ja) |
IL (1) | IL111646A (ja) |
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DE19903632A1 (de) | 1999-01-29 | 2000-08-10 | Fraunhofer Ges Forschung | Verfahren zur Beeinflussung der optischen Eigenschaften von Polymeren |
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SE516210C2 (sv) * | 2000-06-14 | 2001-12-03 | Nordifa Ab | Transportband och förfarande för dess framställning |
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