JP2994491B2 - 位置登録ふくそう制御方法 - Google Patents

位置登録ふくそう制御方法

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功治 森川
勝弥 尾作
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極小ゾーンにより構成
され、特定のゾーンでの位置登録トラヒックの集中を避
けるために位置登録規制を行う移動通信システムにおい
て、規制中でも移動端末は位置登録動作の再試行を行う
ことが可能な位置登録ふくそう制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車電話方式では基地局を単位
として構成される無線ゾーンと位置登録エリアの大きさ
は必ずしも一致せず、通常は位置登録エリアは複数の
(例えば10局程度)無線ゾーンをまとめた単位として
構成される場合が多い。無線ゾーンの大きさは半径3〜
5km程度であるから位置登録エリアの大きさは約30
〜50kmとなるのが普通である。従って、自動車が時
速40km程度で走ったとしても位置登録ゾーンを横切
るためには相当の時間もかかるため位置登録トラヒック
は発呼や着呼に比べて小さく特に位置登録の規制をする
必要はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年携帯電話
が著しく発展しつつあり、自動車電話を含めた陸上移動
通信への加入者が急増しつつある。一方、移動通信方式
に割り当てられる電波は逼迫しているため、周波数の増
加はほとんど期待できない。このような状況に対処する
ため無線ゾーンを小さくして周波数を何度も繰り返して
使用することが行われている。この傾向はこれからも続
き、携帯機のパーソナル化に伴って加入者がさらに大幅
に増加した時には無線ゾーンの半径は例えば半径100
m程度にも小さくなることが想定される。このような極
小ゾーン構成になると、必然的に位置登録エリアもそれ
に応じて小さくなるから端末の移動に伴って位置登録ト
ラヒックも非常に増加することが考えられる。さらにも
う一つの傾向としてエリア毎に位置登録トラヒックが著
しく偏ることも想定される。この例を図2に示す。10
−1は位置登録トラヒックの多いエリア、10−2は位
置登録トラヒックの小さいエリア、11は基地局(BS
ともいう)、12は通勤電車である。例えば極小ゾーン
構成をとる移動通信方式では高速に移動する移動端末は
頻繁に位置登録エリアを横切るから、各々のエリアを横
切るたびに位置登録をしていたのではシステムが正常に
動作しなくなる。従って、移動局の速度等を検出して一
定速度以上で移動中の移動局は位置登録をしない方法が
考えられる。このようなシステムでは、通勤時間帯等で
各自が移動端末を持って通勤電車から都心の混雑する駅
に下りた時にはそこで一斉に位置登録要求動作がされる
ことなり、周辺エリアに比べて極端に位置登録トラヒッ
クが増加する現象が起こり得る。ところが、位置登録と
いうのは移動端末に正確に着信させるための必須の処理
ではあるが、加入者の通信呼ではないため、位置登録ト
ラヒックが大きくなるとそれによって本来の目的である
発呼や他の移動加入者への着呼等の通信呼の処理が圧迫
されて回線接続率の低下、すなわちサービスの低下を引
き起こすことになる。そのため位置登録を規制すると、
そのために多くの移動端末への着呼が無駄となり、やは
り回線接続率を低下させることになっていた。
【0004】本発明は位置登録トラヒックが非常に大き
かったり、エリア毎に偏っていても位置登録を可能とし
て回線接続率の低下を防止できる新規な手段を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基地局が移動
端末からの位置登録トラヒックを計測して一定値を越え
る場合は位置登録を規制する信号を送信し、移動局は位
置登録要求がある時にはこの規制信号を参照して一定の
割合で位置登録要求を取り止めることとし、さらに取り
止めた時には所定の時間だけ待機してから再び上記の位
置登録要求動作を繰り返すことを第一の特徴とする。さ
らに繰り返し回数が増えるたびに上記の待機時間を変更
させることを第二の特徴とするものである。
【0006】
【作用】位置登録トラヒックが急増する場合には移動端
末側で一定の確率で位置登録要求を規制するから位置登
録トラヒックの増加による回線接続率の低下を防止でき
る。また位置登録を規制した移動端末は一定時間待機し
た後に再び位置登録要求動作を行う動作を繰り返し、最
終的には位置登録を行うことができるから、確実に着信
を受けることができる。また移動端末は位置登録要求を
繰り返している途中に他の位置登録エリアに移行するこ
とによりエリア毎の位置登録トラヒックの偏りをなくし
て位置登録トラヒックを平準化できる。さらに位置登録
要求動作を繰り返すたびに待機時間を短縮するから位置
登録規制エリア内で静止している移動局でも確実な位置
登録が可能となる。
【0007】
【実施例】本発明の前提となる移動端末(PS)と基地
局(BS)の基本動作フローを図3に示す。20は移動
端末、11は基地局(BS)、111は基地局内の位置
登録ラヒック測定部、112は位置登録規制情報送信部
である。基地局11は配下の多数の移動端末20から送
信される位置登録信号を受信するとともに一定時間単位
でその信号数を数えて位置登録トラヒックを測定する。
(位置登録トラヒック測定部111の機能。)この測定
値が一定値以上になった場合には、位置登録規制信号を
送信する。この信号を受信した移動端末は以下に示す本
発明の方法により位置登録要求を規制する。図4に基地
局から送信される位置登録規制信号の信号構成例を示
す。21は位置登録規制確率表示部、22は基地局番号
である。位置登録規制確率表示部21は位置登録規制を
しない時は規制無を示す特定パターンとし、規制がある
時はその規制確率値とする。
【0008】図1は本発明の第1の実施例に相当する移
動端末の位置登録要求の動作手順である。S1は図4で
例示したような基地局11からの位置登録規制信号を受
信して規制確率値Mを検出する工程である。S2は位置
登録要求確率を表す乱数Nを発生する工程である。S3
は上記MとNの大きさを判定しそれに応じて処理手順を
変える工程である。S4はN>Mの時に位置登録要求信
号を送信する工程である。S5はN≦Mの時に一定時間
待機して再度工程S1に戻る工程である。以上の動作手
順のように、移動端末は位置登録をしようとする時に
は、まず基地局から報知されている位置登録規制信号を
モニタし、規制がかかっている時にはその規制確率値M
を検出する。次に移動端末内蔵の乱数発生器を動作させ
て位置登録要求確率を表す乱数値Nを発生し、それが規
制確率値Mより大きいときには位置登録信号を送信し、
小さい時には一定時間アイドルして再度最初から位置登
録動作を繰り返すものである。このような複数回の試行
によりたとえ位置登録トラヒックが大きい時でも位置登
録が可能となる。また、移動端末は通常は移動している
ことが多いから、再試行をしている(つまり待機してい
る)過程で他の位置登録エリアに移行する可能性も高
い。その場合に新エリアのトラヒックが小さければ速や
かな位置登録が可能となる効果があるし、エリア毎のト
ラヒックが平準化できる効果も期待できる。
【0009】しかし、上記の実施例では位置登録規制エ
リアに静止している移動端末に対しては試行回数が増加
して位置登録に要する時間が長くなり、その間は着信が
受けられないということが起こり得る。それを解決した
のが第2の実施例である。これは上記の動作手順におい
て、工程S5における待機時間を試行回数毎に変化させ
ることである。特に繰り返し回数が増加するにつれて待
機時間の間隔を小さくしていく方法が有効である。つま
り同一エリア内に滞在している移動端末の位置登録要求
の試行回数を増加させて短時間に確実に位置登録をさせ
るものである。表1に試行回数と待機時間間隔の一例を
示しておく。
【0010】
【表1】
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば位
置登録規制があった時には一定時間をおいて複数回の位
置登録動作を繰り返すから位置登録規制中でも位置登録
できる確率が高くなるとともにその複数回の繰り返し動
作の途中で他の位置登録エリアに移行することで位置登
録トラヒックの平準化が可能になるという効果がある。
【0012】さらに上記繰り返す再の待機時間を短くし
ていくことにより位置登録規制エリアに停止中の移動端
末でもほぼ確実に位置登録が可能になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を表す移動端末の位置登録動作手
順である。
【図2】駅の周辺等の特定のエリアに位置登録トラヒッ
クが集中する例である。
【図3】本発明の前提となる位置登録規制の基本動作図
である。
【図4】基地局から送信される位置登録規制信号の一構
成例である。
【符号の説明】
11 基地局 20 移動端末 111 トラヒック測定部 112 位置登録規制信号送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−19533(JP,A) 特開 平4−373325(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局と、この基地局と無線回線
    で接続される複数の移動端末とを含み、位置登録エリア
    が一又は複数の基地局を単位として構成される移動通信
    システムにおいて、基地局は位置登録トラヒックを計測
    して一定値を越える場合は位置登録を規制する確率を明
    示した信号を送信し、移動端末は位置登録要求がある時
    には乱数を発生するとともにこの乱数値と前記位置登録
    を規制する確率の値を比較し、この乱数値の方が大きい
    時には位置登録信号を送信し、小さい時には所定の待機
    時間経過後に再び上記乱数発生以降の動作を繰返すこと
    を特徴とする位置登録ふくそう制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の位置登録ふくそう制御方
    法において、前記移動端末は上記乱数発生以降の動作を
    繰返す毎に上記待機時間を変更することを特徴とする位
    置登録ふくそう制御方法。
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JP4667194B2 (ja) 2005-10-07 2011-04-06 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 規制制御システム、無線通信端末装置、規制制御方法、無線通信端末制御方法
JP4885251B2 (ja) * 2009-04-09 2012-02-29 富士通株式会社 移動局,基地局及び位置登録エリア変更方法
JP2014116815A (ja) 2012-12-11 2014-06-26 Fujitsu Ltd 通信制御装置、通信制御方法、移動局、通信方法、および通信システム
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