JP2994201B2 - ノズル連動シャッター付清浄槽 - Google Patents
ノズル連動シャッター付清浄槽Info
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- JP2994201B2 JP2994201B2 JP6069990A JP6999094A JP2994201B2 JP 2994201 B2 JP2994201 B2 JP 2994201B2 JP 6069990 A JP6069990 A JP 6069990A JP 6999094 A JP6999094 A JP 6999094A JP 2994201 B2 JP2994201 B2 JP 2994201B2
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- shutter
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄機におけるシャワ
ー洗浄槽或いは洗浄後の付着水滴を除去する（いわゆる
液切り）エアブロー槽の飛沫が槽外へ飛び出すのを防止
するシャッターの改良に関する。なお、以下、シャワー
洗浄槽とエアブロー槽を併せて清浄槽という。
ー洗浄槽或いは洗浄後の付着水滴を除去する（いわゆる
液切り）エアブロー槽の飛沫が槽外へ飛び出すのを防止
するシャッターの改良に関する。なお、以下、シャワー
洗浄槽とエアブロー槽を併せて清浄槽という。
【０００２】
【従来の技術】従来、洗浄槽内で水や、洗浄液のシャワ
ーや、洗浄液の液切りの為にエアブローする場合、ノズ
ルを移動させながらシャワー又はエアブローする方がよ
り効果があることが知られている。
ーや、洗浄液の液切りの為にエアブローする場合、ノズ
ルを移動させながらシャワー又はエアブローする方がよ
り効果があることが知られている。
【０００３】また、シャワーや、エアブローをする槽の
開口部には洗浄液や水の飛散防止の為、シャッターを設
けなければならない。図６は清浄槽の上部片側にヒンジ
15を介してシャッター13を設けこれを円弧矢印で示した
ように開閉する例（ドア式シャッター）を示したもので
ある。
開口部には洗浄液や水の飛散防止の為、シャッターを設
けなければならない。図６は清浄槽の上部片側にヒンジ
15を介してシャッター13を設けこれを円弧矢印で示した
ように開閉する例（ドア式シャッター）を示したもので
ある。
【０００４】図７は、槽開口部に引き戸式のシャッター
14を設け左右方向の矢印で示したように開閉する例であ
る。
14を設け左右方向の矢印で示したように開閉する例であ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構造では、まず第１にシャッター開閉のためにスペー
スを必要とするという問題がある。次に、自動洗浄機の
場合、このようなシャッターの開閉も自動的に行われな
ければならないので開閉駆動のためにエアシリンダーや
モータを用いた自動開閉駆動機構がノズル移動機構の他
に必要になるという問題がある。
の構造では、まず第１にシャッター開閉のためにスペー
スを必要とするという問題がある。次に、自動洗浄機の
場合、このようなシャッターの開閉も自動的に行われな
ければならないので開閉駆動のためにエアシリンダーや
モータを用いた自動開閉駆動機構がノズル移動機構の他
に必要になるという問題がある。
【０００６】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑みて、シャッターの開閉に別途の駆動機構を必要とせ
ず且つ開閉のための占有スペースを大幅に縮小した清浄
槽を提供することにある。
鑑みて、シャッターの開閉に別途の駆動機構を必要とせ
ず且つ開閉のための占有スペースを大幅に縮小した清浄
槽を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために次の手段構成を有する。即ち、本発明のノ
ズル連動シャッター付清浄槽は、上方開口槽内に被清浄
物を置き、その上部を槽の一方側から他方側へノズルを
移動させながらノズルから気体又は液体を被清浄物へ吹
き付ける清浄槽において、ノズルの吹き付け向きは真下
向きから特定角度だけ前記移動の後方側へ傾斜させ、ノ
ズルの移動と連動して引き出されノズル移動後方の槽開
口部を覆う繰り出しシャッターを具備することを特徴と
するノズル連動シャッター付清浄槽である。
成するために次の手段構成を有する。即ち、本発明のノ
ズル連動シャッター付清浄槽は、上方開口槽内に被清浄
物を置き、その上部を槽の一方側から他方側へノズルを
移動させながらノズルから気体又は液体を被清浄物へ吹
き付ける清浄槽において、ノズルの吹き付け向きは真下
向きから特定角度だけ前記移動の後方側へ傾斜させ、ノ
ズルの移動と連動して引き出されノズル移動後方の槽開
口部を覆う繰り出しシャッターを具備することを特徴と
するノズル連動シャッター付清浄槽である。
【０００８】
【作用】以下、上記手段構成の作用について述べる。本
発明の清浄槽では、ノズルの吹付方向はノズルの移動の
後方斜め下となっている。従って被清浄物に吹き付けら
れた洗剤の飛沫あるいは、空気を吹き付けることによっ
て飛散する水滴の飛散方向は主として移動するノズルの
後方ということになる。本発明では、ノズルの移動と連
動して繰り出しシャッターを引き出してノズル後方の開
口部を覆うようになっているので、洗剤の飛沫や飛散水
滴はシャッターに遮られて清浄槽の外へ出ることはな
い。
発明の清浄槽では、ノズルの吹付方向はノズルの移動の
後方斜め下となっている。従って被清浄物に吹き付けら
れた洗剤の飛沫あるいは、空気を吹き付けることによっ
て飛散する水滴の飛散方向は主として移動するノズルの
後方ということになる。本発明では、ノズルの移動と連
動して繰り出しシャッターを引き出してノズル後方の開
口部を覆うようになっているので、洗剤の飛沫や飛散水
滴はシャッターに遮られて清浄槽の外へ出ることはな
い。
【０００９】このように、本発明ではシャッターの開閉
をノズルの移動と連動させているので、シャッターの開
閉駆動機構を別途に設ける必要はない。シャッターの前
端をノズル保持機構に連結して置くだけでよいからであ
る。
をノズルの移動と連動させているので、シャッターの開
閉駆動機構を別途に設ける必要はない。シャッターの前
端をノズル保持機構に連結して置くだけでよいからであ
る。
【００１０】また、繰り出し式のシャッターは、使用時
のみ繰り出し、非使用時には、折りたたみ状態、小片に
区切られたものの重ね状態、巻き取り、或いはローラ等
により向きを変えて占有空間を小さくすることのできる
シャッターであるから、従来の図６、図７のシャッター
のように開閉のための空間が不要である。
のみ繰り出し、非使用時には、折りたたみ状態、小片に
区切られたものの重ね状態、巻き取り、或いはローラ等
により向きを変えて占有空間を小さくすることのできる
シャッターであるから、従来の図６、図７のシャッター
のように開閉のための空間が不要である。
【００１１】
【実施例】以下、本発明清浄槽の実施例を図面を参照し
て説明する。図１はシャッターを、槽内のノズル移動開
始側の側壁内側に設けられたローラ２を介して下方へ錘
り３を付けて必要な長さ分垂下させノズル７の移動につ
れてローラ２部分でノズル移動方向に方向を変えて引き
出されるシート１にしたものである。
て説明する。図１はシャッターを、槽内のノズル移動開
始側の側壁内側に設けられたローラ２を介して下方へ錘
り３を付けて必要な長さ分垂下させノズル７の移動につ
れてローラ２部分でノズル移動方向に方向を変えて引き
出されるシート１にしたものである。
【００１２】図１（ａ）は斜視図、（ｂ）は移動前の断
面図、（ｃ）はノズル７から洗浄液又は空気を被清浄物
８に吹き付けながら左方へ移動中であることを示す図で
ある。ノズル７の吹き付け角度は真下よりやや移動後方
に傾斜しており、吹き付けにより飛沫・飛散水滴９がノ
ズル後方へ舞い上がるがシート１により覆われて清浄槽
４の外へは出ない。図２は、ローラ２が清浄槽４の側壁
の外側に設けられ例である。
面図、（ｃ）はノズル７から洗浄液又は空気を被清浄物
８に吹き付けながら左方へ移動中であることを示す図で
ある。ノズル７の吹き付け角度は真下よりやや移動後方
に傾斜しており、吹き付けにより飛沫・飛散水滴９がノ
ズル後方へ舞い上がるがシート１により覆われて清浄槽
４の外へは出ない。図２は、ローラ２が清浄槽４の側壁
の外側に設けられ例である。
【００１３】図３は、繰り出しシャッターが、清浄槽４
内のノズル移動開始側の側壁内に設けられた巻き込み収
納部10に巻き込み収納されており、ノズル７の移動につ
れて引き出されるシート状のものの場合である。ノズル
７が最初の位置に戻る場合には巻き戻しテンションによ
り巻き戻される。この巻き込み収納部は図２のローラの
場合と同様に側壁の外側に設けてもよい。
内のノズル移動開始側の側壁内に設けられた巻き込み収
納部10に巻き込み収納されており、ノズル７の移動につ
れて引き出されるシート状のものの場合である。ノズル
７が最初の位置に戻る場合には巻き戻しテンションによ
り巻き戻される。この巻き込み収納部は図２のローラの
場合と同様に側壁の外側に設けてもよい。
【００１４】図４は、繰り出しシャッターを、槽内のノ
ズル移動開始側の端部に一端が固定され他端がノズルの
移動と連動する折りたたみ伸縮自在シャッター11にした
場合である。
ズル移動開始側の端部に一端が固定され他端がノズルの
移動と連動する折りたたみ伸縮自在シャッター11にした
場合である。
【００１５】図５は、繰り出しシャッターを、槽内のノ
ズル移動開始側の端部に一端が固定され他端がノズルの
移動と連動する滑り重ね型伸縮自在シャッターにした場
合である。
ズル移動開始側の端部に一端が固定され他端がノズルの
移動と連動する滑り重ね型伸縮自在シャッターにした場
合である。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の清浄槽
は、シャッターを繰り出し式のものとしその引き出しを
ノズルの移動と連動させ、ノズル移動の後方の開口部を
シャッターで覆うようにし、ノズルを後方に傾斜させて
あるので、シャッターの開閉駆動機構を別途に設ける必
要がなく且つ開閉のための空間を殆ど占有することな
く、洗浄液の飛沫や飛散水滴が洗浄槽外に出るのを防止
できるという利点がある。
は、シャッターを繰り出し式のものとしその引き出しを
ノズルの移動と連動させ、ノズル移動の後方の開口部を
シャッターで覆うようにし、ノズルを後方に傾斜させて
あるので、シャッターの開閉駆動機構を別途に設ける必
要がなく且つ開閉のための空間を殆ど占有することな
く、洗浄液の飛沫や飛散水滴が洗浄槽外に出るのを防止
できるという利点がある。
【図１】本発明の実施例で、繰り出しシャッターとし
て、錘りを付けローラを介して垂下させたシートを用い
た例を示す図である。
て、錘りを付けローラを介して垂下させたシートを用い
た例を示す図である。
【図２】図１の実施例に対し、ローラを側壁の外側に設
けた例を示す図である。
けた例を示す図である。
【図３】本発明の実施例で、繰り出しシャッターとし
て、巻き込み収納式のシートを用いた例を示す図であ
る。
て、巻き込み収納式のシートを用いた例を示す図であ
る。
【図４】本発明の実施例で、繰り出しシャッターとし
て、折りたたみ伸縮自在シャッターを用いた例を示す図
である。
て、折りたたみ伸縮自在シャッターを用いた例を示す図
である。
【図５】本発明の実施例で、繰り出しシャッターとし
て、滑り重ね式伸縮自在シャッターを用いた例を示す図
である。
て、滑り重ね式伸縮自在シャッターを用いた例を示す図
である。
【図６】従来の例で、片側をヒンジで支持し円弧状に開
閉するシャッターの例を示す図である。
閉するシャッターの例を示す図である。
【図７】従来の例で、引き戸式のシャッターの例を示す
図である。
図である。
１ シート（シャッター） ２ ローラ ３ 錘り ４ 清浄槽 ５ ノズル移動駆動部 ６ ノズル保持機構 ７ ノズル ８ 被清浄物 ９ 飛沫・飛散水滴 10 巻き込み収納部 11 折りたたみ伸縮自在シャッター 12 滑り重ね式伸縮自在シャッター 13 シャッター 14 シャッター 15 ヒンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B08B 3/02 B08B 15/00
Claims (5)
- 【請求項１】 上方開口槽内に被清浄物を置き、その上
部を槽の一方側から他方側へノズルを移動させながらノ
ズルから気体又は液体を被清浄物へ吹き付ける清浄槽に
おいて、ノズルの吹き付け向きは真下向きから特定角度
だけ前記移動の後方側へ傾斜させ、ノズルの移動と連動
して引き出されノズル移動後方の槽開口部を覆う繰り出
しシャッターを具備することを特徴とするノズル連動シ
ャッター付清浄槽。 - 【請求項２】 繰り出しシャッターが、槽内のノズル移
動開始側の側壁内側又は外側に設けられたローラを介し
て下方へ錘りを付けて必要な長さ分垂下させノズルの移
動につれてローラ部分でノズル移動方向に方向を変えて
引き出されるシート状のものである請求項１記載のノズ
ル連動シャッター付清浄槽。 - 【請求項３】 繰り出しシャッターが、槽内のノズル移
動開始側の側壁内側又は外側に設けられた巻き込み手段
に巻き込み収納されておりノズルの移動につれて引き出
されるシート状のものである請求項１記載のノズル連動
シャッター付清浄槽。 - 【請求項４】 繰り出しシャッターが、槽内のノズル移
動開始側の端部に一端が固定され他端がノズルの移動と
連動する折りたたみ伸縮自在形式の構造である請求項１
記載のノズル連動シャッター付清浄槽。 - 【請求項５】 繰り出しシャッターが、槽内のノズル移
動開始側の端部に一端が固定され他端がノズルの移動と
連動する滑り重ね型伸縮自在形式の構造である請求項１
記載のノズル連動シャッター付清浄槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069990A JP2994201B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | ノズル連動シャッター付清浄槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069990A JP2994201B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | ノズル連動シャッター付清浄槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07251133A JPH07251133A (ja) | 1995-10-03 |
| JP2994201B2 true JP2994201B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=13418626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6069990A Expired - Fee Related JP2994201B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | ノズル連動シャッター付清浄槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2994201B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5855428B2 (ja) * | 2011-11-11 | 2016-02-09 | 株式会社ディスコ | 筐体カバー機構 |
| JP2013229462A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Disco Abrasive Syst Ltd | 洗浄機構を備えた加工装置 |
| CN115502135B (zh) * | 2022-10-08 | 2023-06-27 | 上海强荣建设集团有限公司 | 一种智能化控制的建筑外遮阳百叶系统 |
-
1994
- 1994-03-15 JP JP6069990A patent/JP2994201B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07251133A (ja) | 1995-10-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |