JP2994198B2 - 電子メール管理システム - Google Patents
電子メール管理システムInfo
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- JP2994198B2 JP2994198B2 JP901694A JP901694A JP2994198B2 JP 2994198 B2 JP2994198 B2 JP 2994198B2 JP 901694 A JP901694 A JP 901694A JP 901694 A JP901694 A JP 901694A JP 2994198 B2 JP2994198 B2 JP 2994198B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子メール管理システム
に関し、特に複数の人が複数のワークステーションを共
同で使用する環境において、電子メールを特定のワーク
ステーションで集中管理する場合の電子メール管理シス
テムに関する。
に関し、特に複数の人が複数のワークステーションを共
同で使用する環境において、電子メールを特定のワーク
ステーションで集中管理する場合の電子メール管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の人が複数のワークステーションを
共同で使用するために各個人は不特定のワークステーシ
ョンを使用しなければならない環境の場合、通信ネット
ワークに接続された特定のワークステーションで電子メ
ールを集中管理することが行われている。電子メールを
特定のワークステーションで集中管理した場合、従来、
電子メールの着信の有無などの電子メールに関する情報
は、特定のワークステーションだけが保有していた。す
なわち、電子メールの着信の有無や電子メール内容の参
照など電子メールに関する操作を行うことができるの
は、特定のワークステーションだけであった。
共同で使用するために各個人は不特定のワークステーシ
ョンを使用しなければならない環境の場合、通信ネット
ワークに接続された特定のワークステーションで電子メ
ールを集中管理することが行われている。電子メールを
特定のワークステーションで集中管理した場合、従来、
電子メールの着信の有無などの電子メールに関する情報
は、特定のワークステーションだけが保有していた。す
なわち、電子メールの着信の有無や電子メール内容の参
照など電子メールに関する操作を行うことができるの
は、特定のワークステーションだけであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電子メ
ール管理システムでは、特定のワークステーションで電
子メールを集中管理した場合、他のワークステーション
では電子メールの有無の確認や電子メールに関する操作
を行うことができず、それらを行うためには特定のワー
クステーションを使用することが必要であった。すなわ
ち、使用者が電子メールに関する情報を得ることができ
るのは、使用者が特定のワークステーションを使用でき
たときである。このことは、複数の人が複数のワークス
テーションを共同で使用する環境において、高速度で情
報を伝達できる電子メールの機能を十分に発揮させるた
めの障害となっていた。
ール管理システムでは、特定のワークステーションで電
子メールを集中管理した場合、他のワークステーション
では電子メールの有無の確認や電子メールに関する操作
を行うことができず、それらを行うためには特定のワー
クステーションを使用することが必要であった。すなわ
ち、使用者が電子メールに関する情報を得ることができ
るのは、使用者が特定のワークステーションを使用でき
たときである。このことは、複数の人が複数のワークス
テーションを共同で使用する環境において、高速度で情
報を伝達できる電子メールの機能を十分に発揮させるた
めの障害となっていた。
【0004】本発明の目的は、上述した問題点の解決を
図るために、電子メールの管理と電子メール管理情報と
を区別し、電子メール管理情報を各ワークステーション
でも重複して保持管理することにより、どのワークステ
ーションからでも電子メール操作を可能とする電子メー
ル管理システムを提供することである。
図るために、電子メールの管理と電子メール管理情報と
を区別し、電子メール管理情報を各ワークステーション
でも重複して保持管理することにより、どのワークステ
ーションからでも電子メール操作を可能とする電子メー
ル管理システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子メール管理
システムは、通信ネットワークに接続され電子メールを
集中管理する特定ワークステーションに、電子メールを
送信するメール送信部と、電子メールを受信するメール
受信部と、電子メールを集中管理し電子メール制御情報
を受けて電子メールに関する処理を実行すると共に実行
結果情報と電子メール管理情報とを出力するメール管理
部と、電子メール管理情報と電子メールに関する実行結
果情報とをローカルエリアネットワークに送信する管理
情報送信部と、ローカルエリアネットワークから電子メ
ール制御情報を受信する制御情報受信部とを備え、前記
特定ワークステーションとローカルエリアネットワーク
で接続された各ワークステーションに、電子メール管理
情報を保持管理し電子メール制御情報を出力する制御情
報管理部と、前記特定ワークステーションの管理情報送
信部からの情報を受信する管理情報受信部と、前記特定
ワークステーションの制御情報受信部に対して電子メー
ル制御情報を送信する制御情報送信部とを備えて構成さ
れている。
システムは、通信ネットワークに接続され電子メールを
集中管理する特定ワークステーションに、電子メールを
送信するメール送信部と、電子メールを受信するメール
受信部と、電子メールを集中管理し電子メール制御情報
を受けて電子メールに関する処理を実行すると共に実行
結果情報と電子メール管理情報とを出力するメール管理
部と、電子メール管理情報と電子メールに関する実行結
果情報とをローカルエリアネットワークに送信する管理
情報送信部と、ローカルエリアネットワークから電子メ
ール制御情報を受信する制御情報受信部とを備え、前記
特定ワークステーションとローカルエリアネットワーク
で接続された各ワークステーションに、電子メール管理
情報を保持管理し電子メール制御情報を出力する制御情
報管理部と、前記特定ワークステーションの管理情報送
信部からの情報を受信する管理情報受信部と、前記特定
ワークステーションの制御情報受信部に対して電子メー
ル制御情報を送信する制御情報送信部とを備えて構成さ
れている。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【0008】本実施例の電子メール管理システムは、図
1に示すように、通信ネットワークに接続され電子メー
ルを集中管理する特定ワークステーション1と、特定ワ
ークステーション1とローカルエリアネットワークで接
続されたワークステーション2及び3とで構成されてい
る。特定ワークステーション1は、電子メールを送信す
るメール送信部11と、電子メールを受信するメール受
信部12と、電子メールを集中管理し電子メール制御情
報を受けて電子メールに関する処理を実行すると共に実
行結果情報と電子メール管理情報とを出力するメール管
理部13と、電子メール管理情報と電子メールに関する
実行結果情報とをローカルエリアネットワークに送信す
る管理情報送信部14と、ローカルエリアネットワーク
から電子メール制御情報を受信する制御情報受信部15
とを備えている。一方、ワークステーション2及び3
は、それぞれ電子メール管理情報を保持し電子メール制
御情報を出力する制御情報管理部21及び31と、特定
ワークステーション1の管理情報送信部14からの情報
を受信する管理情報受信部23及び33と、特定ワーク
ステーション1の制御情報受信部15に対して電子メー
ル制御情報を送信する制御情報送信部22及び32とを
備えている。
1に示すように、通信ネットワークに接続され電子メー
ルを集中管理する特定ワークステーション1と、特定ワ
ークステーション1とローカルエリアネットワークで接
続されたワークステーション2及び3とで構成されてい
る。特定ワークステーション1は、電子メールを送信す
るメール送信部11と、電子メールを受信するメール受
信部12と、電子メールを集中管理し電子メール制御情
報を受けて電子メールに関する処理を実行すると共に実
行結果情報と電子メール管理情報とを出力するメール管
理部13と、電子メール管理情報と電子メールに関する
実行結果情報とをローカルエリアネットワークに送信す
る管理情報送信部14と、ローカルエリアネットワーク
から電子メール制御情報を受信する制御情報受信部15
とを備えている。一方、ワークステーション2及び3
は、それぞれ電子メール管理情報を保持し電子メール制
御情報を出力する制御情報管理部21及び31と、特定
ワークステーション1の管理情報送信部14からの情報
を受信する管理情報受信部23及び33と、特定ワーク
ステーション1の制御情報受信部15に対して電子メー
ル制御情報を送信する制御情報送信部22及び32とを
備えている。
【0009】メール送信部11は、メール管理部13か
ら渡された電子メール情報に基づき電子メール信号を通
信ネットワークに送信する。メール受信部12は、通信
ネットワークから電子メール信号を受信し、電子メール
情報をメール管理部13に渡す。
ら渡された電子メール情報に基づき電子メール信号を通
信ネットワークに送信する。メール受信部12は、通信
ネットワークから電子メール信号を受信し、電子メール
情報をメール管理部13に渡す。
【0010】メール管理部13は、図2に示すように、
一時領域格納手段91と、メール判別手段92と、処理
実行手段93と、送信先情報取得手段94と、管理情報
作成手段95と、送信情報変換手段96と、制御情報判
別/切り替え手段97と、登録ワークステーション管理
テーブル98と、メール着信情報管理テーブル99とを
備え、メール受信部12から渡された電子メール情報を
分析して集中管理し、自装置(特定ワークステーション
1)及び制御情報受信部15を介して受け取った制御情
報に従って電子メールに関する各種の処理を実行する。
実行結果は、電子メール管理情報と共に管理情報送信部
14を介してワークステーション2及び3にも送られ
る。詳しくは、後述する処理具体例で説明する。
一時領域格納手段91と、メール判別手段92と、処理
実行手段93と、送信先情報取得手段94と、管理情報
作成手段95と、送信情報変換手段96と、制御情報判
別/切り替え手段97と、登録ワークステーション管理
テーブル98と、メール着信情報管理テーブル99とを
備え、メール受信部12から渡された電子メール情報を
分析して集中管理し、自装置(特定ワークステーション
1)及び制御情報受信部15を介して受け取った制御情
報に従って電子メールに関する各種の処理を実行する。
実行結果は、電子メール管理情報と共に管理情報送信部
14を介してワークステーション2及び3にも送られ
る。詳しくは、後述する処理具体例で説明する。
【0011】図3は、メール管理部13が保持する管理
テーブルの説明図で、図3(a)は登録ワークステーシ
ョン管理テーブル98の構成例を、図3(b)はメール
着信情報管理テーブル99の構成例を示す。前者には集
中管理対象の各ワークステーションのアドレスが、後者
には受信した電子メールの管理情報として、あて先のユ
ーザID,ユーザ名,着信日時などを含む必要な情報が
格納される。
テーブルの説明図で、図3(a)は登録ワークステーシ
ョン管理テーブル98の構成例を、図3(b)はメール
着信情報管理テーブル99の構成例を示す。前者には集
中管理対象の各ワークステーションのアドレスが、後者
には受信した電子メールの管理情報として、あて先のユ
ーザID,ユーザ名,着信日時などを含む必要な情報が
格納される。
【0012】制御情報管理部21,31は、図4に示す
ように、制御情報変換手段81,管理情報判別/切り替
え手段82,入力データ判別/切り替え手段83,メー
ル情報格納手段84,メール着信情報管理テーブル85
並びに制御情報管理テーブル86を備え、管理情報受信
部23,33から受け取った管理情報を保持管理して必
要に応じて使用者に表示し、使用者からの電子メール操
作要求を受け取り制御情報として制御情報送信部22,
32を介して送信する。詳しくは、後述する処理具体例
で説明する。
ように、制御情報変換手段81,管理情報判別/切り替
え手段82,入力データ判別/切り替え手段83,メー
ル情報格納手段84,メール着信情報管理テーブル85
並びに制御情報管理テーブル86を備え、管理情報受信
部23,33から受け取った管理情報を保持管理して必
要に応じて使用者に表示し、使用者からの電子メール操
作要求を受け取り制御情報として制御情報送信部22,
32を介して送信する。詳しくは、後述する処理具体例
で説明する。
【0013】図5は、制御情報管理部21,31が保持
する管理テーブルの説明図で、図5(a)はメール着信
情報管理テーブル85の構成例を、図5(b)は制御情
報管理テーブル86の構成例を示す。前者にはメール管
理部13のメール着信情報管理テーブル98と同一の情
報が、後者には電子メールに関する処理に使用されるメ
ールコマンドが格納されている。
する管理テーブルの説明図で、図5(a)はメール着信
情報管理テーブル85の構成例を、図5(b)は制御情
報管理テーブル86の構成例を示す。前者にはメール管
理部13のメール着信情報管理テーブル98と同一の情
報が、後者には電子メールに関する処理に使用されるメ
ールコマンドが格納されている。
【0014】次に、本実施例の具体的な処理実行動作に
ついて、四つの処理パターンに分けて詳細に説明する。
第1の処理パターンは電子メールの着信に関する処理、
第2の処理パターンは共有の一時格納領域から各個人の
指定領域への電子メールの取り込みに関する処理、第3
の処理パターンは電子メールの送信に関する処理、第4
の処理パターンは上記以外の電子メールに関する処理で
ある。以下、これら四つの処理パターンについて順次説
明する。
ついて、四つの処理パターンに分けて詳細に説明する。
第1の処理パターンは電子メールの着信に関する処理、
第2の処理パターンは共有の一時格納領域から各個人の
指定領域への電子メールの取り込みに関する処理、第3
の処理パターンは電子メールの送信に関する処理、第4
の処理パターンは上記以外の電子メールに関する処理で
ある。以下、これら四つの処理パターンについて順次説
明する。
【0015】第1の処理パターン(電子メールの着信に
関する処理)の情報の流れを、図6に太線で示してあ
る。メール受信部12で電子メール信号を受信すると、
受信した電子メール情報はメール管理部13に渡され
る。メール管理部13では、メール判別手段92で電子
メールの種別等を判別し、一時領域格納手段91により
受信した電子メールを共有の一時格納領域に格納すると
同時に、管理情報作成手段95により電子メールを受信
したことを示すメール着信情報を作成してメール着信情
報管理テーブル99に登録し、メール着信情報をローカ
ルエリアネットワークに出力するための制御情報に変換
する。更に、送信先情報取得手段94により登録ワーク
ステーション管理テーブル98をサーチしてメール着信
情報の送信先のアドレス情報を取得する。送信情報変換
手段96は、管理情報作成手段95で制御情報に変換さ
れたメール着信情報と送信先のアドレス情報とを合わせ
て送信情報を作成し管理情報送信部14に渡す。管理情
報送信部14は、メール管理部13からの送信要求に従
ってワークステーション2及び3へメール着信情報を送
信する。
関する処理)の情報の流れを、図6に太線で示してあ
る。メール受信部12で電子メール信号を受信すると、
受信した電子メール情報はメール管理部13に渡され
る。メール管理部13では、メール判別手段92で電子
メールの種別等を判別し、一時領域格納手段91により
受信した電子メールを共有の一時格納領域に格納すると
同時に、管理情報作成手段95により電子メールを受信
したことを示すメール着信情報を作成してメール着信情
報管理テーブル99に登録し、メール着信情報をローカ
ルエリアネットワークに出力するための制御情報に変換
する。更に、送信先情報取得手段94により登録ワーク
ステーション管理テーブル98をサーチしてメール着信
情報の送信先のアドレス情報を取得する。送信情報変換
手段96は、管理情報作成手段95で制御情報に変換さ
れたメール着信情報と送信先のアドレス情報とを合わせ
て送信情報を作成し管理情報送信部14に渡す。管理情
報送信部14は、メール管理部13からの送信要求に従
ってワークステーション2及び3へメール着信情報を送
信する。
【0016】ワークステーション2,3の管理情報受信
部23,33は、それぞれ管理情報送信部14から送ら
れてきたメール着信情報を受信して、制御情報管理部2
1,31へ渡す。制御情報管理部21,31は、管理情
報受信部23,33から渡された情報が、メール着信情
報か、メール着信情報の取り消し情報か、実行結果情報
かを管理情報判別/切り替え手段82により判別する。
この場合はメール着信情報と判断され、メール情報格納
手段84によってメール着信情報管理テーブル85にメ
ール着信情報(ユーザID,ユーザ名等)が格納され
る。これにより、ワークステーション2,3は、使用開
始時などの必要な時にメール着信情報管理テーブル85
を参照することにより、メール着信情報を標準出力とし
て画面に表示させ使用者に知らせることができる。
部23,33は、それぞれ管理情報送信部14から送ら
れてきたメール着信情報を受信して、制御情報管理部2
1,31へ渡す。制御情報管理部21,31は、管理情
報受信部23,33から渡された情報が、メール着信情
報か、メール着信情報の取り消し情報か、実行結果情報
かを管理情報判別/切り替え手段82により判別する。
この場合はメール着信情報と判断され、メール情報格納
手段84によってメール着信情報管理テーブル85にメ
ール着信情報(ユーザID,ユーザ名等)が格納され
る。これにより、ワークステーション2,3は、使用開
始時などの必要な時にメール着信情報管理テーブル85
を参照することにより、メール着信情報を標準出力とし
て画面に表示させ使用者に知らせることができる。
【0017】第2の処理パターン(共有の一時格納領域
から各個人の指定領域への電子メールの取り込みに関す
る処理)の情報の流れを図7に示す。図7は、ワークス
テーション3を使用している使用者Cが、メール着信情
報の出力を見て、電子メールを共有の一時格納領域から
個人の格納領域へ取り込むための要求コマンドを入力し
た場合を示す。ワークステーション3への使用者Cから
の要求コマンドは、制御情報管理部31に渡され、入力
データ判別/切り替え手段83が制御情報管理テーブル
86をサーチし、テーブル内に該当コマンドがあるかな
いかを判別し、なければ制御情報管理部31から解放さ
れて電子メール以外の通常コマンドとしてワークステー
ション3内で実行される。この場合は、テーブル内にあ
るので、電子メールに関するコマンドとして認識され、
制御情報変換手段81により対応する制御情報に変換さ
れ、特定ワークステーション1に対して送信するよう制
御情報送信部32に送信要求が出される。
から各個人の指定領域への電子メールの取り込みに関す
る処理)の情報の流れを図7に示す。図7は、ワークス
テーション3を使用している使用者Cが、メール着信情
報の出力を見て、電子メールを共有の一時格納領域から
個人の格納領域へ取り込むための要求コマンドを入力し
た場合を示す。ワークステーション3への使用者Cから
の要求コマンドは、制御情報管理部31に渡され、入力
データ判別/切り替え手段83が制御情報管理テーブル
86をサーチし、テーブル内に該当コマンドがあるかな
いかを判別し、なければ制御情報管理部31から解放さ
れて電子メール以外の通常コマンドとしてワークステー
ション3内で実行される。この場合は、テーブル内にあ
るので、電子メールに関するコマンドとして認識され、
制御情報変換手段81により対応する制御情報に変換さ
れ、特定ワークステーション1に対して送信するよう制
御情報送信部32に送信要求が出される。
【0018】特定ワークステーション1の制御情報受信
部15は、制御情報送信部32からの制御情報を受信し
てメール管理部13に渡す。メール管理部13は、渡さ
れた制御情報を制御情報判別/切り替え手段97により
電子メール送信要求であるかどうかを判別する。この場
合、電子メール送信要求でないので処理実行手段93に
よりコマンドを実行させ、共有一時格納領域から指定の
使用者Cの格納領域に該当する電子メール情報を取り込
む。取り込み処理が実行されると、該当する電子メール
のメール着信情報がメール着信情報管理テーブル99か
ら削除され、実行結果情報と共にメール着信情報の取り
消し情報が制御情報判別/切り替え手段97に戻され
る。制御情報判別/切り替え手段97は、取り消し情報
と実行結果情報とを送信情報変換手段96に渡すと同時
に、送信先情報取得手段94により登録ワークステーシ
ョン管理テーブル98をサーチし、登録されたワークス
テーションのアドレス情報を取り出して送信情報変換手
段96に渡す。送信情報変換手段96では、実行結果情
報を要求元のワークステーション3に送信する要求と同
時に、取り消し情報をワークステーション2,3の双方
に送信する要求を管理情報送信部14に出す。管理情報
送信部14は、メール管理部13からの要求に従って取
り消し情報と実行結果情報とを送信する。
部15は、制御情報送信部32からの制御情報を受信し
てメール管理部13に渡す。メール管理部13は、渡さ
れた制御情報を制御情報判別/切り替え手段97により
電子メール送信要求であるかどうかを判別する。この場
合、電子メール送信要求でないので処理実行手段93に
よりコマンドを実行させ、共有一時格納領域から指定の
使用者Cの格納領域に該当する電子メール情報を取り込
む。取り込み処理が実行されると、該当する電子メール
のメール着信情報がメール着信情報管理テーブル99か
ら削除され、実行結果情報と共にメール着信情報の取り
消し情報が制御情報判別/切り替え手段97に戻され
る。制御情報判別/切り替え手段97は、取り消し情報
と実行結果情報とを送信情報変換手段96に渡すと同時
に、送信先情報取得手段94により登録ワークステーシ
ョン管理テーブル98をサーチし、登録されたワークス
テーションのアドレス情報を取り出して送信情報変換手
段96に渡す。送信情報変換手段96では、実行結果情
報を要求元のワークステーション3に送信する要求と同
時に、取り消し情報をワークステーション2,3の双方
に送信する要求を管理情報送信部14に出す。管理情報
送信部14は、メール管理部13からの要求に従って取
り消し情報と実行結果情報とを送信する。
【0019】ワークステーション2,3の管理情報受信
部23,33は、それぞれメール着信情報の取り消し情
報を受信して制御情報管理部21,31に渡す。制御情
報管理部21,31は、管理情報判別/切り替え手段8
2で渡された情報がメール着信情報か取り消し情報か実
行結果情報かを判別する。この場合は、取り消し情報な
のでメール情報格納手段84によりメール着信情報管理
テーブル85の該当するメール着信情報を削除する。そ
れに加えて、ワークステーション3では、管理情報受信
部33が管理情報送信部14からの実行結果情報を受信
して制御情報管理部31に渡し、管理情報判別/切り替
え手段82によって実行結果情報と判断される。実行結
果情報の場合はそのまま出力画面に表示される。
部23,33は、それぞれメール着信情報の取り消し情
報を受信して制御情報管理部21,31に渡す。制御情
報管理部21,31は、管理情報判別/切り替え手段8
2で渡された情報がメール着信情報か取り消し情報か実
行結果情報かを判別する。この場合は、取り消し情報な
のでメール情報格納手段84によりメール着信情報管理
テーブル85の該当するメール着信情報を削除する。そ
れに加えて、ワークステーション3では、管理情報受信
部33が管理情報送信部14からの実行結果情報を受信
して制御情報管理部31に渡し、管理情報判別/切り替
え手段82によって実行結果情報と判断される。実行結
果情報の場合はそのまま出力画面に表示される。
【0020】第3の処理パターン(電子メールの送信に
関する処理)の情報の流れを図8に示す。図8は、ワー
クステーション3を使用している使用者Cが電子メール
を送信する場合を示す。使用者Cから入力データとして
電子メール送信情報(メール内容,あて先)と共に送信
要求のコマンドが入力されると、制御情報管理部31で
は、入力データ判別/切り替え手段83が制御情報管理
テーブル86をサーチし、電子メールに関するコマンド
と認識して制御情報変換手段81から制御情報として制
御情報送信部32に渡す。制御情報送信部32は、要求
に従ってコマンドと電子メール送信情報とを制御情報と
して送信する。
関する処理)の情報の流れを図8に示す。図8は、ワー
クステーション3を使用している使用者Cが電子メール
を送信する場合を示す。使用者Cから入力データとして
電子メール送信情報(メール内容,あて先)と共に送信
要求のコマンドが入力されると、制御情報管理部31で
は、入力データ判別/切り替え手段83が制御情報管理
テーブル86をサーチし、電子メールに関するコマンド
と認識して制御情報変換手段81から制御情報として制
御情報送信部32に渡す。制御情報送信部32は、要求
に従ってコマンドと電子メール送信情報とを制御情報と
して送信する。
【0021】特定ワークステーション1の制御情報受信
部15は、制御情報を受信してメール管理部13に渡
す。メール管理部13は、制御情報判別/切り替え手段
97で電子メールの送信要求であるかどうかを判別す
る。この場合は、送信要求であるので処理実行手段93
は電子メール送信情報をメール送信部11に渡して送信
要求を出す。メール送信部11は要求に従い電子メール
信号を作成して送信する。処理実行手段93は実行結果
情報を制御情報判別/切り替え手段97に戻し、制御情
報判別/切り替え手段97は送信情報変換手段96を介
して要求元のワークステーション3に実行結果情報を送
信するよう管理情報送信部14に要求する。管理情報送
信部14は、要求に従って実行結果情報の送信を行う。
部15は、制御情報を受信してメール管理部13に渡
す。メール管理部13は、制御情報判別/切り替え手段
97で電子メールの送信要求であるかどうかを判別す
る。この場合は、送信要求であるので処理実行手段93
は電子メール送信情報をメール送信部11に渡して送信
要求を出す。メール送信部11は要求に従い電子メール
信号を作成して送信する。処理実行手段93は実行結果
情報を制御情報判別/切り替え手段97に戻し、制御情
報判別/切り替え手段97は送信情報変換手段96を介
して要求元のワークステーション3に実行結果情報を送
信するよう管理情報送信部14に要求する。管理情報送
信部14は、要求に従って実行結果情報の送信を行う。
【0022】ワークステーション3の管理情報受信部3
3は、実行結果情報を受信して制御情報管理部31に渡
す。制御情報管理部31では、管理情報判別/切り替え
手段82で実行結果情報と判断し、そのまま標準出力に
出力し画面表示される。この場合、ワークステーション
2には何の変化も生じない。
3は、実行結果情報を受信して制御情報管理部31に渡
す。制御情報管理部31では、管理情報判別/切り替え
手段82で実行結果情報と判断し、そのまま標準出力に
出力し画面表示される。この場合、ワークステーション
2には何の変化も生じない。
【0023】第4の処理パターン(着信,取り込み,送
信以外の電子メールに関する処理、例えば電子メールの
参照など)の情報の流れを図9に示す。図9は、使用者
Cがワークステーション3から電子メールの参照を要求
した場合を示す。電子メールに関する操作コマンドの入
力に対し、制御情報管理部31は入力データ判別/切り
替え手段83で制御情報管理テーブル86をサーチし、
電子メールに関するコマンドと認識して制御情報変換手
段81により制御情報に変換し、制御情報送信部32に
特定ワークステーション1に対して送信するよう要求を
出す。制御情報送信部32は、制御情報管理部31の要
求に従って送信する。
信以外の電子メールに関する処理、例えば電子メールの
参照など)の情報の流れを図9に示す。図9は、使用者
Cがワークステーション3から電子メールの参照を要求
した場合を示す。電子メールに関する操作コマンドの入
力に対し、制御情報管理部31は入力データ判別/切り
替え手段83で制御情報管理テーブル86をサーチし、
電子メールに関するコマンドと認識して制御情報変換手
段81により制御情報に変換し、制御情報送信部32に
特定ワークステーション1に対して送信するよう要求を
出す。制御情報送信部32は、制御情報管理部31の要
求に従って送信する。
【0024】特定ワークステーション1の制御情報受信
部15は、制御情報を受信してメール管理部13に渡
す。メール管理部13では、制御情報判別/切り替え手
段97により電子メールの送信要求でないと判断されて
処理実行手段93で実行され、参照を要求された電子メ
ール情報が実行結果情報として戻される。実行結果情報
は、制御情報判別/切り替え手段97から送信情報変換
手段96を経て管理情報送信部14に渡され、要求元で
あるワークステーション3に送信される。
部15は、制御情報を受信してメール管理部13に渡
す。メール管理部13では、制御情報判別/切り替え手
段97により電子メールの送信要求でないと判断されて
処理実行手段93で実行され、参照を要求された電子メ
ール情報が実行結果情報として戻される。実行結果情報
は、制御情報判別/切り替え手段97から送信情報変換
手段96を経て管理情報送信部14に渡され、要求元で
あるワークステーション3に送信される。
【0025】ワークステーション3の管理情報受信部3
3は、受信した実行結果情報を制御情報管理部31に渡
す。制御情報管理部31では、管理情報判別/切り替え
手段82により実行結果情報として認識され、参照した
い電子メール情報が標準出力に出力され画面表示され
る。参照の対象となる電子メールは、メール管理部13
の管理下にある共有一時格納領域または所有者の格納領
域のいずれにあってもよい。なお、使用者の格納領域か
ら電子メールを削除する場合も同様であるが、共有一時
格納領域から削除する場合は、図7の取り込みの場合と
同様になる。
3は、受信した実行結果情報を制御情報管理部31に渡
す。制御情報管理部31では、管理情報判別/切り替え
手段82により実行結果情報として認識され、参照した
い電子メール情報が標準出力に出力され画面表示され
る。参照の対象となる電子メールは、メール管理部13
の管理下にある共有一時格納領域または所有者の格納領
域のいずれにあってもよい。なお、使用者の格納領域か
ら電子メールを削除する場合も同様であるが、共有一時
格納領域から削除する場合は、図7の取り込みの場合と
同様になる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子メー
ル管理システムによれば、着信した電子メールは特定ワ
ークステーションの共有一時格納領域で集中管理される
が、管理情報は各ワークステーションでも重複保持され
るので、すべてのワークステーションで電子メールの有
無が確認できる。又、電子メールに関する操作も任意の
ワークステーションを使用した状態で操作が可能にな
り、処理結果も得ることができる。つまり、使用してい
るワークステーションを意識することなく不特定のワー
クステーションから電子メールに関する操作を行うこと
ができるという効果がある。
ル管理システムによれば、着信した電子メールは特定ワ
ークステーションの共有一時格納領域で集中管理される
が、管理情報は各ワークステーションでも重複保持され
るので、すべてのワークステーションで電子メールの有
無が確認できる。又、電子メールに関する操作も任意の
ワークステーションを使用した状態で操作が可能にな
り、処理結果も得ることができる。つまり、使用してい
るワークステーションを意識することなく不特定のワー
クステーションから電子メールに関する操作を行うこと
ができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1のメール管理部の内部構成を示すブロッ図
である。
である。
【図3】図2に示した管理テーブルの構成を示す説明図
である。
である。
【図4】図1の制御情報管理部の内部構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】図4に示した管理テーブルの構成を示す説明図
である。
である。
【図6】図1における電子メール受信時の情報の流れ示
す説明図である。
す説明図である。
【図7】図1における電子メール取り込み時の情報の流
れ示す説明図である。
れ示す説明図である。
【図8】図1における電子メール送信時の情報の流れ示
す説明図である。
す説明図である。
【図9】図1における電子メール参照時の情報の流れ示
す説明図である。
す説明図である。
11 メール送信部 12 メール受信部 13 メール管理部 14 管理情報送信部 15 制御情報受信部 21,31 制御情報管理部 22,32 制御情報送信部 23,33 管理情報受信部 81 制御情報変換手段 82 管理情報判別/切り替え手段 83 入力データ判別/切り替え手段 84 メール情報格納手段 85,99 メール着信情報管理テーブル 86 制御情報管理テーブル 91 一時領域格納手段 92 メール判別手段 93 処理実行手段 94 送信先情報取得手段 95 管理情報作成手段 96 送信情報変換手段 97 制御情報判別/切り替え手段 98 登録ワークステーション管理テーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 通信ネットワークに接続され電子メール
を集中管理する特定ワークステーションに、電子メール
を送信するメール送信部と、電子メールを受信するメー
ル受信部と、電子メールを集中管理し電子メール制御情
報を受けて電子メールに関する処理を実行すると共に実
行結果情報と電子メール管理情報とを出力するメール管
理部と、電子メール管理情報と電子メールに関する実行
結果情報とをローカルエリアネットワークに送信する管
理情報送信部と、ローカルエリアネットワークから電子
メール制御情報を受信する制御情報受信部とを備え、前
記特定ワークステーションとローカルエリアネットワー
クで接続された各ワークステーションに、電子メール管
理情報を保持管理し電子メール制御情報を出力する制御
情報管理部と、前記特定ワークステーションの管理情報
送信部からの情報を受信する管理情報受信部と、前記特
定ワークステーションの制御情報受信部に対して電子メ
ール制御情報を送信する制御情報送信部とを備えたこと
を特徴とする電子メール管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP901694A JP2994198B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 電子メール管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP901694A JP2994198B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 電子メール管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07219864A JPH07219864A (ja) | 1995-08-18 |
JP2994198B2 true JP2994198B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=11708865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP901694A Expired - Fee Related JP2994198B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 電子メール管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2994198B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6225742B2 (ja) | 2014-02-20 | 2017-11-08 | 富士通株式会社 | 情報処理システムおよび情報処理システムの制御方法 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP901694A patent/JP2994198B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07219864A (ja) | 1995-08-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991005 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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