JPH09204467A - 統合ワークフロー管理方法及びシステム - Google Patents

統合ワークフロー管理方法及びシステム

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JPH09204467A
JPH09204467A JP1040896A JP1040896A JPH09204467A JP H09204467 A JPH09204467 A JP H09204467A JP 1040896 A JP1040896 A JP 1040896A JP 1040896 A JP1040896 A JP 1040896A JP H09204467 A JPH09204467 A JP H09204467A
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workflow
external activity
activity
activities
workflow management
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Application number
JP1040896A
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English (en)
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Ichigaku Asano
一学 浅野
Takeya Mukougaito
岳弥 向垣向
Masahiro Morita
昌宏 森田
Haruo Hayamizu
治夫 速水
Keiji Obayashi
恵次 大林
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 統合ワークフローの管理において、進行状況
の詳細を知らせたくない、あるいは、ワークフローの構
成の詳細を知られたくない相手と通信する場合に、問題
のない範囲で通信したり、進行状況を報告することが可
能とする。 【解決手段】 本発明は、複数の人が関わる一連業務の
流れであるアクティビティをワークフローに記述してお
き、通信相手に応じて複数のアクティビティを纏めて1
つの対外アクティビティとして提示して、ワークフロー
の流れに従ってワークフロー管理システム間で電子メー
ルを送受することにより連携して動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、統合ワークフロー
管理方法及びシステムに係り、特に、複数の人が関わる
一連の業務の流れをコンピュータ上のワークフローに記
述しておき、ワークフローの流れに従って、文書を個人
に送付したり、アプリケーションの起動を行ったり等の
業務の流れに沿った処理を実現し、それらの処理を管理
する統合ワークフロー管理方法及びシステムに関する。
【0002】特に、本発明は、通信相手となるワークフ
ローに対してワークフローの構成の詳細や進行状況の詳
細を知られたくない場合に、通信相手に自ワークフロー
のアクティビティの内容を通知するための統合ワークフ
ロー管理方法及びシステムに関する。
【0003】
【従来の技術】ワークフローは、仕事の流れを手順的か
つ明示的に記述したルールである。図10は、ワークフ
ローの記述の例を示す。同図に示すワークフロー100
は、複数のプロセスアクティビティ101〜108を有
する。プロセスアクティビティ101〜108は、業務
を構成する仕事の単位であり、ワークフロー100は、
プロセスアクティビティ101〜108をノードとする
グラフ構造で記述する。同図において、業務が開始され
ると、即ち、ワークフロー100が開始されると、先頭
のプロセスアクティビティ101から実行が開始され
る。プロセスアクティビティ101は、文書を個人に送
付したり、アプリケーションの起動を行ったりする。プ
ロセスアクティビティ101が終了すると、プロセスア
クティビティ102の実行が同様に開始される。同様に
プロセスアクティビティ103まで実行が進み、プロセ
スアクティビティ103の実行が終了すると、プロセス
アクティビティ104とプロセスアクティビティ107
の実行が並行して開始される。
【0004】プロセスアクティビティ104が終了する
と、プロセスアクティビティ105の実行が開始され、
これと並行してプロセスアクティビティ107の実行が
終了すると、プロセスアクティビティ108の実行が開
始される。プロセスアクティビティ105とプロセスア
クティビティ108の実行が終了すると、プロセスアク
ティビティ106の実行が開始される。プロセスアクテ
ィビティ106の実行が終了すると、ワークフロー10
0全体の実行が終了し、業務が終了する。
【0005】図10のように記述されたワークフローを
管理・実行するコンピュータシステムをワークフロー管
理システムと言い、その一例を図11に示す。同図にお
いて、ワークフロー管理システム200は、サーバコン
ピュータ201、クライアントコンピュータ202〜2
04から構成される。クライアントコンピュータ202
〜204は、それぞれサーバコンピュータ201にLA
N等で接続される。サーバコンピュータ201は、ワー
クフローを保持し、実行、管理を行う。クライアントコ
ンピュータ202〜204は主にグラフィックユーザイ
ンタフェース(GUI)により、ワークフローの記述を
行う機能と、サーバコンピュータから指示されるプロセ
スアクティビティを実行する機能とを有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のワークフロー管理システムは、単独のサーバコンピ
ュータ上でのみ動作し、他のワークフロー管理システム
との連携動作は不可能である。即ち、製造元の異なるワ
ークフロー管理システムを接続して連携動作をさせるこ
とができない。例えば、ある事業所においてある業務ま
での処理が進んだ時点で、外部に保持されている連続す
るアプリケーションを使用したい場合に、当該アプリケ
ーションを利用する手段が無いため、当該事業所内に閉
じた処理しか実行できない。
【0007】このため、発明者らによる特願平8−15
99(統合ワークフロー管理方法及びシステム)におい
て、以下のようなシステムを開示している。図12は、
統合ワークフロー管理システムの構成を示す。同図に示
すシステムはワークフロー管理システム300、310
とネットワーク320から構成される。ワークフロー管
理システム300、310は、それぞれ、サーバコンピ
ュータ301、311、クライアントコンピュータ30
2〜304、312〜314を有する。なお、同図の例
では、説明の簡単化のために2つのワークフロー管理シ
ステム300、310を用いているが、n個のワークフ
ロー管理システム間で構成されてもよい。
【0008】ワークフロー管理システム300と310
は、異なるベンダのワーク管理システムである。ワーク
管理システム300は、1つのサーバコンピュータ30
1と3つのクライアントコンピュータ302〜304か
ら構成され、LAN等で接続されている。一方、ワーク
フロー管理システム310は、1つのサーバコンピュー
タ311と3つのクライアントコンピュータ312〜3
14から構成され、LAN等で接続されている。サーバ
コンピュータ301とサーバコンピュータ311は、ネ
ットワーク320で接続され、電子メールでの通信が可
能である。ネットワーク320はインターネット等であ
る。
【0009】図13は、ワークフローの動作を説明する
ための図である。同図に示すシステムは、ワークフロー
400、410を有し、ワークフロー400は、プロセ
スアクティビティ401〜408を有し、ワークフロー
410は、プロセスアクティビティ411〜415を有
する。ワークフロー400と410は、異なるベンダの
ワークフロー管理システム(図12のワークフロー管理
システム300と310)にそれぞれ属しており、図1
2のサーバコンピュータ301と311上にそれぞれ設
定されているものとする。
【0010】プロセスアクティビティ401〜408と
プロセスアクティビティ411〜415はそれぞれベン
ダの異なるワークフロー400と410に属している。
業務が開始されると、プロセスアクティビティ401か
ら実行が開始される。プロセスアクティビティ401
は、文書を個人に送付したり、アプリケーションの起動
を行ったりする。
【0011】 まず、プロセスアクティビティ401
が終了すると、プロセスアクティビティ402の実行が
同様に開始される。プロセスアクティビティ402は他
のワークフロー410と連携をとるために、ワークフロ
ー410へ電子メールを送信する。電子メール421に
はワークフー410を起動させる内容が書かれている。
【0012】 電子メール421を受けたワークフロ
ー410は、実行を開始し、プロセスアクティビティ4
11から実行を開始する。この時点からワークフロー4
00とワークフロー410は並行に動作し、それぞれの
ワークフローのプロセスアクティビティを実行してい
く。
【0013】 ワークフロー400上でプロセスアク
ティビティ403まで実行が進むと、ワークフロー41
0と連携をとるために、電子メール422をプロセスア
クティビティ413へ送信する。当該電子メール422
にはプロセスアクティビティ413に動作させたい事項
や文書等が含まれている。
【0014】 ワークフロー410では、プロセスア
クティビティ413の実行が開始されると、ワークフロ
ー400と連携するための電子メール422の受信を行
う。このとき、電子メール422が先に到着していれ
ば、当該電子メールの内容は、サーバコンピュータ31
1でバッファリングされ、実行がプロセスアクティビテ
ィ413に達すると、プロセスアクティビティ413に
より電子メール422がバッファより読み取られる。逆
に、電子メール422の到着より先にプロセスアクティ
ビティ413の実行が開始されると、プロセスアクティ
ビティ413の実行は電子メール422の到着まで待た
され、電子メール422の到着により、電子メール42
2を読み取り、実行を再開する。
【0015】 ワークフロー410でプロセスアクテ
ィビティ414へ実行が進むと、ワークフロー400と
連携をとるために、電子メール423をプロセスアクテ
ィビティ407に送信する。電子メール423にはプロ
セスアクティビティ407に動作させたい事項や文書等
が含まれている。
【0016】 この後、プロセスアクティビティ41
4は実行を続け、終了すると、ワークフロー410の実
行は終了する。ワークフロー400では、プロセスアク
ティビティ407が電子メール423を受け取り、実行
を進める。プロセスアクティビティ406の実行が終了
すると、ワークフロー400の実行が終了し、業務が終
了する。
【0017】このように、電子メールを異なるベンダが
有するワークフローに送信することにより、他のワーク
フローを自ベンダのワークフローと連携して実行させる
ことが可能となる。しかしながら、上記の特願平8−1
599で開示されている統合ワークフロー管理システム
では、一連の動作の最中に電子メールによる通信が発生
した場合、アクティビティの名称を指定して通信を行
い、また、アクティビティの名称で実行中、完了等の報
告をしている。このように、上記の特願平8−1599
における統合フロー管理システムでは、どの通信相手に
対してもアクティビティの単位でしか通信することがで
きないため、通信の相手毎に複数のアクティビティを纏
めて1つの対外アクティビティとして報告することがで
きないという問題がある。このため、通信相手にワーク
フローの詳細や進行状況を全て通知していることにな
り、通信相手のワークフローが他社に存在する場合等に
は公開すべきでないような情報までも通知することにな
る。
【0018】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、進行状況の詳細を知らせたくない、あるいは、ワー
クフローの構成の詳細を知られたくない相手と通信する
場合に、問題のない範囲で通信したり、進行状況を報告
することが可能な統合ワークフロー管理方法及びシステ
ムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明は、サーバコンピュー
タと複数台のクライアントコンピュータを接続したワー
クフロー管理システムがネットワークを介して複数台接
続されるシステム上で統合的にワークフローを管理する
統合ワークフロー管理方法において、複数の人が関わる
一連業務の流れであるアクティビティをワークフローに
記述しておき(ステップ1)、通信相手に応じて複数の
アクティビティを纏めて(ステップ2)1つの対外アク
ティビティとして提示して(ステップ3)、該ワークフ
ローの流れに従ってワークフロー管理システム間で電子
メールを送受することにより連携して動作する(ステッ
プ4)。
【0020】また、本発明は、通信相手に対外アクティ
ビティを提示する際に、通信する相手のワークフロー管
理システム毎に対応付けるアクティビティの数を変え
て、対外アクティビティとして提示する。また、本発明
は、通信相手に対外アクティビティを提示する際に、任
意の範囲で複数のアクティビティを纏めた対外アクティ
ビティ毎に任意の識別子を付与する。
【0021】また、本発明は、対外アクティビティ識別
子を付与する際に、通信相手のワークフローに提示して
問題のない識別子を用いる。また、本発明は、通信相手
毎に、対外アクティビティの提示方法を変更する。図2
は、本発明の原理構成図である。
【0022】本発明は、サーバコンピュータと複数台の
クライアントコンピュータをネットワークを介して複数
接続したワークフロー管理システムからなる統合ワーク
フロー管理システムにおいて、任意の数のアクティビテ
ィを、通信相手のワークフローに提示してもよい範囲で
1つの対外アクティビティに対応させる対外アクティビ
ティ生成手段1と、対外アクティビティ生成手段1によ
り対応付けられた対外アクティビティを通信相手のワー
クフローに通知する対外アクティビティ通知手段2と、
対外アクティビティ通知手段2により通知された対外ア
クティビティを宛先として通信を行う通信手段3とを有
する。
【0023】また、上記の対外アクティビティ生成手段
1は、通信する相手のワークフロー毎に対応付けるアク
ティビティの数を変更する手段を含む。また、上記の対
外アクティビティ生成手段1は、通信する相手のワーク
フロー対して問題のない範囲で対外アクティビティに任
意の識別子を付与する識別子付与手段を含む。
【0024】また、上記の識別子付与手段は、通信する
相手のワークフロー毎に識別子を変更する。また、上記
の対外アクティビティ生成手段1は、対外アクティビテ
ィに通信する相手のワークフローに対して進行状況を反
映しない任意の識別子を付与する手段を含む手段を含
む。
【0025】また、上記の通信手段3として、電子メー
ルを用いる。このように、本発明は、任意の数のアクテ
ィビティを1つの対外アクティビティに対応付ける手段
を用いて、通信の相手に応じて複数のアクティビティを
纏めて1つの対外アクティビティを生成して、相手のワ
ークフローに提示することができる。即ち、統合ワーク
フロー管理システムが見せる内容は、問題のない範囲で
複数のアクティビティを纏めて1つの対外アクティビテ
ィとして当該対外アクティビティに識別子(名前)を付
与し、その名前で通信あるいは進行状況の報告を行うこ
とにより、不特定の相手に進行状況の詳細やワークフロ
ーの構成の詳細もしられないようにすることが可能であ
る。
【0026】また、対外アクティビティに付与される識
別子は、自ワークフローのアクティビティの内容や進捗
状況等を知られては困る場合には、曖昧性を持たせた識
別子を付与することにより自ワークフロー内のアクティ
ビティの状況を通信相手のワークフローに認識されな
い。
【0027】さらに、通信相手のワークフロー毎に、対
外アクティビティとして纏めるアクティビティの数を変
更したり、対外アクティビティに付与する識別子を適宜
変更することにより、汎用性のあるシステムとして利用
することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】まず、本発明の動作の概要を説明
する。図3は、本発明の動作の概要を説明するための図
である。以下の処理の前提として、ワークフローA及び
ワークフローBにおいて自ワークフロー内におけるアク
ティビティを少なくとも1つ以上の対外アクティビティ
として纏めて、それぞれに識別子(名前)を付与してお
く。
【0029】ステップ101) まず、ワークフローA
または、ワークフローBから任意の識別子が付与された
対外アクティビティを相手のワークフローに電子メール
等の通信手段を用いて送付する。ステップ102) 相
手のワークフローから対外アクティビティを受信する
と、自ワークフロー内のサーバの記憶部に格納してお
く。
【0030】ステップ103) 相手のワークフローと
連携をとる場合には、ステップ102で格納されている
対外アクティビティ情報を読み込んで、連携させたい業
務を行う対外アクティビティを選択する。ステップ10
4) 選択された相手のワークフローの対外アクティビ
ティ宛に電子メールを送付する。
【0031】図4は、本発明の統合ワークフロー管理シ
ステムの構成を示す。同図に示すシステムは、2つのワ
ークフロー500、510から構成され、ワークフロー
500には、8つのアクティビティ501,502,5
03,504,505,506,507,508が存在
し、そのうち、アクティビティ501、502が1つの
対外アクティビティ531であり、アクティビティ50
3,504,505,506,507,508で1つの
対外アクティビティ532を構成している。このように
して生成されたワークフロー500の変換テーブルの例
を図5に示す。
【0032】また、ワークフロー510には、アクティ
ビティ511,512,513,514,515が存在
し、そのうち、1つのアクティビティ511で1つの対
外アクティビティ541を構成し、4つのアクティビテ
ィ512,513,514,515を纏めて対外アクテ
ィビティ542を構成している。このようにして生成さ
れたワークフロー510の変換テーブルの例を図6に示
す。
【0033】これにより、ワークフロー500からワー
クフロー510を見ると、対外アクティビティ541と
対外アクティビティ542が見える。つまり、ワークフ
ロー510からワークフロー500に対して送信される
のは、対外アクティビティのみであるため、詳細なアク
ティビティはワークフロー500からは見ることができ
ない。
【0034】ここで、ワークフロー500において、ア
クティビティ502までの実行が進むと、他のワークフ
ロー510と連携をとるために、ワークフロー510へ
電子メール521を送信する。電子メール521には、
ワークフロー510を起動させることが書かれている。
この場合は、アクティビティ及び対外アクティビティは
指定されない。
【0035】電子メール521を受信したワークフロー
510は、実行を開始し、アクティビティ511から実
行を開始する。ワークフロー500において、アクティ
ビティ503まで実行が進むと、ワークフロー510と
連携を取るために、電子メール522を対外アクティビ
ティ542に送信する。この電子メールには、対外アク
ティビティ542に動作させたい事項や文書等が含まれ
ている。
【0036】ワークフロー510からワークフロー50
0を見ると、対外アクティビティ531と対外アクティ
ビティ532が見える。ワークフロー510では、アク
ティビティ513の実行が開始されると、ワークフロー
500と連携するための電子メール522の受信を行
う。
【0037】ワークフロー510は、アクティビティ5
14に実行が進むと、ワークフロー500と連携を取る
ために、電子メール523を対外アクティビティ532
に送信する。電子メール523には、対外アクティビテ
ィ532に動作させたい事項や文書等が含まれている。
【0038】このようにして2つのワークフロー間にお
いて、幾つかのアクティビティを1つに纏めて識別子を
付与した対外アクティビティに対して電子メールを送信
して、2つのワークフロー間の連携動作を行うことがで
きる。
【0039】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図7は、本発明の一実施例のワークフロー管理シス
テムのサーバコンピュータの構成を示す。なお、ワーク
フロー管理システムは、前述の図12と同様であり、サ
ーバ310及び320共に同様の構成であるとする。な
お、サーバ310は、図4のワークフロー500に対応
し、サーバ320は、ワークフロー510に対応するも
のとして説明する。
【0040】図7に示すサーバ310、320共に、対
外アクティビティ指定部311、321、変換テーブル
312、322、電子メール生成部313、323、電
子メール送信部314、324、電子メール受信部31
5、325、及び対外アクティビティ記憶部316、3
26より構成される。
【0041】対外アクティビティ指定部311は、複数
の自ワークフロー中のアクティビティを機能毎または、
相手に知られてもよい範囲内で1つの対外アクティビテ
ィとし、当該対外アクティビティ毎に識別子を付与して
図5、図6に示すような変換テーブル312、322に
登録する。
【0042】電子メール生成部313、323は、変換
テーブル312、322を参照して相手のワークフロー
に対して対外アクティビティの情報を電子メールに編集
する、または、相手のワークフローと連携して動作する
場合に、相手から通知されている対外アクティビティを
宛先として、さらに、当該対外アクティビティに対して
動作させたい事項や文書等を電子メールに編集する。
【0043】電子メール送信部314、324は、電子
メール生成部313により生成された電子メールを相手
のワークフローに送信する。電子メール受信部315、
325は、相手のワークフローの電子メール送信部31
4、324から電子メールを受信する。
【0044】対外アクティビティ記憶部316、326
は、電子メール受信部315、325で受信した相手の
ワークフローの対外アクティビティ情報を格納してお
く。例えば、ワークフロー510の電子メール受信部3
25がワークフロー500から“対外アクティビティ5
41”と“対外アクティビティ542”の2つの対外ア
クティビティの名前を受信すると、当該対外アクティビ
ティの名前を対外アクティビティ記憶部326に格納し
ておく。また、ワークフロー500の電子メール受信部
315がワークフロー510から対外アクティビティ5
31”と“対外アクティビティ532”の2つの対外ア
クティビティの名前を受信すると、同様に、機能情報等
と共に対外アクティビティ記憶部316に格納する。
【0045】以下に、ワークフロー間の動作を図4に基
づいて説明する。図8は、本発明の一実施例のワークフ
ロー間の動作を説明するためのシーケンスチャートであ
る。ステップ201) ワークフロー500の対外アク
ティビティ指定部311は、相手のワークフロー510
に提示するためにアクティビティ501、502を纏め
て『対外アクティビティ531』とし、アクティビティ
503〜508を纏めて『対外アクティビティ532』
として図5に示す変換テーブル312を生成する。ま
た、ワークフロー510の対外アクティビティ指定部3
21は、相手のワークフロー500に提示するためにア
クティビティ511を『対外アクティビティ541』と
し、アクティビティ512〜515を纏めて『対外アク
ティビティ542』として図6に示す変換テーブル32
2を生成する。
【0046】ステップ202) 次に、ワークフロー5
00の電子メール生成部313は、ステップ201で生
成された変換テーブル312を参照して、設定されてい
る対外アクティビティ名に必要に応じて相手のワークフ
ローに提示してもよい範囲の情報を付与し、電子メール
送信部314を介して相手のワークフロー510に送信
する。
【0047】ステップ203) ワークフロー510の
電子メール受信部325がワークフロー500からの対
外アクティビティ情報を受信すると、当該情報を対外ア
クティビティ記憶部326に格納する。ステップ20
4) 次に、ワークフロー510においても電子メール
生成部323が、ステップ201で生成された変換テー
ブル332を参照して、設定されている対外アクティビ
ティに相手のワークフローに提示してもよい範囲の情報
を付与して電子メール送信部324を介して相手のワー
クフロー500に送信する。
【0048】ステップ205) ワークフロー500の
電子メール受信部315がワークフロー510からの対
外アクティビティ情報を受信すると、当該情報を対外ア
クティビティ記憶部316に格納する。ステップ20
6) ここで、ワークフロー500のサーバ310は、
アクティビティ502まで処理を実行する。
【0049】ステップ207) ワークフロー500の
サーバ310の電子メール生成部313は、ワークフロ
ー510を起動させるための電子メールを生成し、電子
メール送信部314からワークフロー510に送信す
る。ステップ208) ワークフロー510のサーバ3
20の電子メール受信部325がワークフロー500か
ら送信された電子メールを受信し、当該電子メールに従
って、ワークフロー510を起動させ、アクティビティ
511から実行を開始する。
【0050】ステップ209) 次に、ワークフロー5
00において、対外アクティビティ指定部311が対外
アクティビティ記憶部316の情報を参照して、『対外
アクティビティ542』を取得し、電子メール生成部3
13に転送する。電子メール生成部313では、当該対
外アクティビティ宛に連携動作を指示する内容の電子メ
ール522を生成し、電子メール送信部314を介して
ワークフロー500の対外アクティビティ542に送信
する。
【0051】ステップ210) ワークフロー510の
電子メール受信部325がワークフロー500からの電
子メールを受信する。このとき、ワークフロー510
は、先頭のアクティビティ511から順に処理を実行し
ていき、アクティビティ513まで実行されると、ワー
クフロー500と連携をするための電子メール522の
受信を行う。さらに、ワークフロー510において、ア
クティビティ514まで実行する。
【0052】ステップ211) ワークフロー510の
対外アクティビティ指定部321は、対外アクティビテ
ィ記憶部326の情報を参照して、ワークフロー500
と連携するための『対外アクティビティ532』を取得
し、電子メール生成部323に転送する。ここで、電子
メール生成部323は、当該『対外アクティビティ53
2』に対して連携動作を指示する内容の電子メール52
3を生成し、電子メール送信部324を介してワークフ
ロー500に送信する。
【0053】このように、自ワークフローのサーバ内の
変換テーブルには、自ワークフロー内の全てのアクティ
ビティに対応する対外アクティビティを設定しておき、
通信相手のワークフローに対して、自ワークフローのア
クティビティ名を通知する場合には、単にいくつかのア
クティビティを纏めた対外アクティビティのみを通知す
ることにより、相手のワークフローからは、どのアクテ
ィビティが纏められているかは見ることはできない。
【0054】また、上記の実施例では、1つの通信相手
について変換テーブルを生成する例を示したが、図9に
示すように、1つのワークフローにおいて、複数の通信
相手の変換テーブルを生成することも可能である。同図
の例は、ワークフローAとワークフローBでは対外アク
ティビティの見せ方が異なるものであり、5個のアクテ
ィビティをワークフローAに対しては2つの対外アクテ
ィビティを提示し、ワークフローBに対しては3つの対
外アクティビティを提示している。この例の場合には、
ワークフローAよりワークフローBに詳細なアクティビ
ティを提示していることになる。
【0055】また、通信相手のワークフロー毎に対外ア
クティビティの識別子を変更するようにしてもよい。対
外アクティビティに識別子を付与する場合には、通信相
手のワークフローに進捗状況を反映しないような識別子
または、アクティビティの内容を認識されないような識
別子を付与する。
【0056】例えば、アクティビティとして、「計画立
案」、「要件定義」、「外部設計」、「内部設計」、
「プログラム開発」、「システムテスト」、「導入と保
守」等が有る場合に、「計画立案」と「要件定義」の2
つのアクティビティを1つの対外アクティビティとし、
その対外アクティビティの識別子として『構造化』とい
うような曖昧な意味を有する識別子を付与して通信相手
のワークフローに転送する。また、「外部設計」、「内
部設計」、「プログラム開発」の3つのアクティビティ
を対外アクティビティとしてその識別子を『設計』とす
ること等が考えられる。
【0057】このように、上記の実施例によれば、通信
相手となるワークフローに応じて幾つかのアクティビテ
ィを1つの対外アクティビティとして指定し、各々の対
外アクティビティに対して通信相手には詳細なアクティ
ビティの内容を知られることがないような概略的な対外
アクティビティ識別子を付与することにより、特に、ワ
ークフロー同士が他社である場合にも自社の詳細な業務
内容を公開することなく、連携してワークフローシステ
ムを動作させることが可能となる。
【0058】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0059】
【発明の効果】上述のように本発明の統合ワークフロー
管理方法及びシステムによれば、進行状況の詳細を知ら
せたくない、または、ワークフローの構成の詳細を知ら
れたくない相手と通信する場合に、問題のない範囲で通
信したり、進行状況を報告することを選択的に行うこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の動作の概要を説明するための図であ
る。
【図4】本発明の統合ワークフロー管理システムの構成
図である。
【図5】本発明の一実施例の変換テーブルの例を示す図
(その1)である。
【図6】本発明の一実施例の変換テーブルの例を示す図
(その2)である。
【図7】本発明の一実施例のワークフロー管理システム
のサーバ構成を示す図である。
【図8】本発明の一実施例のワークフロー間の動作を説
明するためのシーケンスチャートである。
【図9】本発明の他の実施例の変換テーブルの例を示す
図である。
【図10】ワークフローの記述例を示す図である。
【図11】ワークフロー管理システムの構成図である。
【図12】統合ワークフロー管理システムの構成図であ
る。
【図13】統合ワークフローの動作を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 対外アクティビティ生成手段 2 対外アクティビティ通知手段 3 通信手段 310,320 サーバ 311,321 対外アクティビティ指定部 312,322 変換テーブル 313,323 電子メール生成部 314,324 電子メール送信部 315,325 電子メール受信部 316,326 対外アクティビティ記憶部 500 ワークフロー 501〜508,511〜515 アクティビティ 531,532,541,542 対外アクティビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 速水 治夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 大林 恵次 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバコンピュータと複数台のクライア
    ントコンピュータを接続したワークフロー管理システム
    がネットワークを介して複数台接続されるシステム上で
    統合的にワークフローを管理する統合ワークフロー管理
    方法において、 複数の人が関わる一連業務の流れをワークフローに記述
    しておき、該ワークフローの流れに従って前記ワークフ
    ロー管理システム間で電子メールを送受することにより
    連携して動作する際に、 通信相手に応じて幾つかのアクティビティを纏めて1つ
    の対外アクティビティとして提示することを特徴とする
    統合ワークフロー管理方法。
  2. 【請求項2】 前記通信相手に前記対外アクティビティ
    を提示する際に、 通信する相手のワークフロー管理システム毎に対応付け
    る前記アクティビティの数を変えて、対外アクティビテ
    ィとして提示する請求項1記載の統合ワークフロー管理
    方法。
  3. 【請求項3】 前記通信相手に前記対外アクティビティ
    を提示する際に、 任意の範囲で複数のアクティビティを纏めた対外アクテ
    ィビティ毎に任意の識別子を付与する請求項1記載の統
    合ワークフロー管理方法。
  4. 【請求項4】 前記対外アクティビティ識別子を付与す
    る際に、前記通信相手のワークフローに提示して問題の
    ない識別子を用いる請求項3記載の統合ワークフロー管
    理方法。
  5. 【請求項5】 前記通信相手毎に、前記対外アクティビ
    ティの提示方法を変更する請求項1記載の統合ワークフ
    ロー管理方法。
  6. 【請求項6】 サーバコンピュータと複数台のクライア
    ントコンピュータをネットワークを介して複数接続した
    ワークフロー管理システムからなる統合ワークフロー管
    理システムにおいて、 任意の数のアクティビティを、通信相手のワークフロー
    に提示してもよい範囲で1つの対外アクティビティに対
    応させる対外アクティビティ生成手段と、 前記対外アクティビティ生成手段により対応付けられた
    前記対外アクティビティを通信相手のワークフローに通
    知する対外アクティビティ通知手段と、 前記対外アクティビティ通知手段により通知された前記
    対外アクティビティを宛先として通信を行う通信手段と
    を有することを特徴とする統合ワークフロー管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記対外アクティビティ生成手段は、 通信する相手のワークフロー毎に対応付ける前記アクテ
    ィビティの数を変更する手段を含む請求項6記載の統合
    ワークフロー管理システム。
  8. 【請求項8】 前記対外アクティビティ生成手段は、 通信する相手のワークフローに対して問題のない範囲で
    対外アクティビティに任意の識別子を付与する識別子付
    与手段を含む請求項6記載の統合ワークフロー管理シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記識別子付与手段は、 前記通信する相手のワークフロー毎に識別子を変更する
    請求項8記載の統合ワークフロー管理システム。
  10. 【請求項10】 前記対外アクティビティ生成手段は、 前記対外アクティビティに通信する相手のワークフロー
    対して進行状況を反映しない任意の識別子を付与する手
    段を含む手段を含む請求項6記載の統合ワークフロー管
    理システム。
  11. 【請求項11】 前記通信手段として、電子メールを用
    いる請求項6記載の統合ワークフロー管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6986138B1 (en) 1999-04-08 2006-01-10 Hitachi, Ltd. Virtual work flow management method
JP2006107480A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Microsoft Corp フローベースおよび制約ベースのワークフローをオーサリングし、実行するための統一モデル
JP2008065580A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Fuji Xerox Co Ltd ワークフロー連携プログラムおよびワークフロー管理システム

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