JP2003256257A - 全社統合システムにおける共通処理装置並びにその方法、及び共通処理プログラム - Google Patents

全社統合システムにおける共通処理装置並びにその方法、及び共通処理プログラム

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JP2003256257A
JP2003256257A JP2002053889A JP2002053889A JP2003256257A JP 2003256257 A JP2003256257 A JP 2003256257A JP 2002053889 A JP2002053889 A JP 2002053889A JP 2002053889 A JP2002053889 A JP 2002053889A JP 2003256257 A JP2003256257 A JP 2003256257A
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Nobuyuki Umehara
伸之 梅原
Tatsuya Yamamoto
達哉 山本
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NTT Comware Corp
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NTT Comware Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 業務アプリケーション毎に生成される情報と
各業務アプリケーションが共通に扱う情報との間の同期
をとり、また、業務アプリケーションのメール機能、パ
スワード管理の共通化を行い、リソースの有効活用をは
かる。 【解決手段】 全社統合システムが扱う各業務アプリケ
ーションの利用者インタフェースを処理する共通処理装
置であって、各業務アプリケーションの一つが個別に持
つデータベースを更新したことに同期して、各業務アプ
リケーションが共有する共通マスタデータベースを更新
する共通マスタデータベース更新手段31と、基幹シス
テムから登録されるデータで共通マスタデータベースを
更新することにより、業務アプリケーション毎に前記デ
ータを振分け、それぞれが個別に持つデータベースの更
新を行う個別データ振分け処理手段32を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全社統合システム
が扱う各業務アプリケーションの利用者インタフェース
を処理する、共通処理装置並びにその方法、及び共通処
理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】企業内の経営管理、在庫管理、生産管理
といった業務処理を統合し、企業活動を円滑に行うため
の概念にERP(全社統合システム:Enterprise Reso
urcePlanning)がある。ERPにより、企業内の主要シ
ステム群が統合化され、データの共有化、一元化がはか
れ、リアルタイムに経営者が求める情報をマトリクス的
に抽出できる。会計系システム、業務系システム、人事
給与系システムが三位一体となって提供できるパッケー
ジが少なくともERPと呼ぶことが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したE
RPを実現するパッケージのフロントエンド(利用者イ
ンタフェース)において、業務アプリケーション毎に生
成される情報と各業務アプリケーションが共通に扱う情
報との間には同期が取れていることが必須であり、シス
テム連携のために同期制御のためのロジックが必要とさ
れる。また、メールの送受信、パスワード管理等、各業
務アプリケーションに共通の処理があるにもかかわら
ず、各業務アプリケーションが非同期に動作しているた
め、業務アプリケーションの数だけ同じ処理が存在し、
必ずしも効率的なソフトウェア構造になっているとは言
えず、リソースの無駄遣いが生じていた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、業務アプリケーション毎に生成される情報と各業
務アプリケーションが共通に扱う情報との間の同期をと
ることのできる、全社統合システムにおける共通処理装
置並びにその方法、及び共通処理プログラムを提供する
ことを目的とする。また、業務アプリケーションのメー
ル機能の共通化、パスワード管理の共通化をはかり、リ
ソースの有効活用が可能な、全社統合システムにおける
共通処理装置並びにその方法、及び共通処理プログラム
を提供することも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明は、全社統合システムが扱う各業務アプリ
ケーションの利用者インタフェースを処理する共通処理
装置であって、前記各業務アプリケーションの一つが個
別に持つデータベースを更新したことに同期して、前記
各業務アプリケーションが共有する共通マスタデータベ
ースを更新する共通マスタデータベース更新手段、を備
えたことを特徴とする。
【0006】また、本発明において、前記共通マスタデ
ータベース更新手段は、前記各業務アプリケーションか
ら共有使用されるデータをテキスト形式で抽出し、マー
クアップ言語形式に変換する個別データ抽出手段と、前
記変換されたマークアップ言語データのタグを参照する
ことにより前記共通マスタデータベースに格納するデー
タ反映手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】本発明によれば、共通マスタデータベース
更新手段が、各業務アプリケーションの一つが個別に持
つデータベースを更新したことに同期して、各業務アプ
リケーションが共有する共通マスタデータベースを更新
するため、業務アプリケーション毎に生成される情報と
各業務アプリケーションが共通に扱う情報との間の同期
がとれ、システム間の連携を可能とした全社統合システ
ムにおける共通処理装置を提供することができる。
【0008】上記した課題を解決するために本発明は、
全社統合システムが扱う各業務アプリケーションの利用
者インタフェースを処理する共通処理装置であって、基
幹システムから登録されるデータで前記共通マスタデー
タベースを更新することにより、前記業務アプリケーシ
ョン毎に前記データを振分け、それぞれが個別に持つデ
ータベースの更新を行う個別データ振分け処理手段、を
備えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明において、前記個別データ振
分け処理手段は、前記基幹システムから登録されるデー
タをテキスト形式で抽出してマークアップ言語形式に変
換する統合データ抽出手段と、前記変換されたマークア
ップ言語データのタグを参照してそれぞれが個別に持つ
データベース、共通マスタデータベースのそれぞれに格
納するデータ反映手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】本発明によれば、個別データ振分け処理手
段が、基幹システムから登録されるデータで共通マスタ
データベースを更新することにより、業務アプリケーシ
ョン毎にデータを振分け、それぞれが個別に持つデータ
ベースの更新を行うため、業務アプリケーション毎に生
成される情報と各業務アプリケーションが共通に扱う情
報との間の同期がとれ、システム間の連携を可能とした
全社統合システムにおける共通処理装置を提供すること
ができる。
【0011】上記した課題を解決するために本発明は、
全社統合システムが扱う各業務アプリケーションの利用
者インタフェースを処理する共通処理装置であって、前
記各業務アプリケーションの一つからメール送受信依頼
を受付け、あらかじめ用意された前記業務アプリケーシ
ョン毎の送信先情報を入手し、当該送信先となるクライ
アント端末へあらかじめ用意されたメールの送受信を行
うメール送受信処理手段、を備えたことを特徴とする。
【0012】また、本発明において、前記メール送受信
処理手段は、前記業務アプリケーションの終了を契機に
前記共通マスタデータベースを参照して送信者IDから
送信先アドレスを取得する送信先アドレス取得手段と、
前記送信者IDと業務アプリケーションIDとによりメ
ッセージテーブルをアクセスして必要な送信メッセージ
を取得するメッセージ取得手段と、メールサーバの負荷
をチェックして送信メールサーバを設定し、送信および
送信結果を受信したときに処理状況テーブルのフラグを
更新する処理状況フラグ更新手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0013】本発明によれば、メール送受信処理手段
が、各業務アプリケーションの一つからメール送受信依
頼を受付け、あらかじめ用意された前記業務アプリケー
ション毎の送信先情報を入手し、当該送信先となるクラ
イアント端末へあらかじめ用意されたメールの送受信を
行うため、業務アプリケーションのメール機能の共通化
がはかれ、リソースの有効活用が可能な、全社統合シス
テムにおける共通処理装置を提供することができる。
【0014】上記した課題を解決するために本発明は、
全社統合システムが扱う各業務アプリケーションの利用
者インタフェースを処理する共通処理装置であって、前
記各業務アプリケーションを介して利用者並びにシステ
ム管理者により登録されるパスワードの変更および初期
パスワードの再発行を行い、前記共通マスタデータベー
スに反映させるパスワード管理手段、を備えたことを特
徴とする。
【0015】また、本発明において、前記パスワード管
理手段は、初回ログイン時、システム管理者により設定
された初期パスワードの設定変更を利用者に促がし、利
用者によって設定入力される新規パスワードを前記共通
マスタデータベースに反映させるパスワード変更設定手
段と、パスワード忘れによるパスワードの変更時、利用
者の個人情報を認証して初期パスワードを付与し、利用
者のクライアント端末にそのパスワードをメール送信す
るパスワード通知手段と、前記パスワードの変更日時を
管理して所定時間経過後、利用者のクライアント端末に
対してパスワードの設定変更入力を促がすパスワード設
定変更入力催促手段と、を備えたことを特徴とする。
【0016】本発明によれば、バスワード管理手段が、
各業務アプリケーションを介して利用者並びにシステム
管理者により登録されるパスワードの変更および初期パ
スワードの再発行を行い、共通マスタデータベースに反
映させるため、業務アプリケーションのパスワード管理
機能の共通化がはかれ、リソースの有効活用が可能な、
全社統合システムにおける共通処理装置を提供すること
ができる。
【0017】上記した課題を解決するために本発明は、
全社統合システムが扱う各業務アプリケーションの利用
者インタフェースを処理する全社統合システムのための
共通処理方法であって、前記各業務アプリケーションの
一つが個別に持つデータベースを更新したことに同期し
て、前記各業務アプリケーションが共有する共通マスタ
データベースを更新すること、を特徴とする。
【0018】上記した課題を解決するために本発明は、
全社統合システムが扱う各業務アプリケーションの利用
者インタフェースを処理する全社統合システムのための
共通処理方法であって、基幹システムから登録されるデ
ータで前記共通マスタデータベースを更新することによ
り、前記業務アプリケーション毎に前記データを振分
け、それぞれが個別に持つデータベースの更新を行うこ
と、を特徴とする。
【0019】上記した課題を解決するために本発明は、
全社統合システムが扱う各業務アプリケーションの利用
者インタフェースを処理する全社統合システムのための
共通処理方法であって、前記各業務アプリケーションの
一つからメール送受信依頼を受付け、あらかじめ用意さ
れた前記業務アプリケーション毎の送信先情報を入手
し、当該送信先となるクライアント端末へあらかじめ用
意されたメールの送受信を行うこと、を特徴とする。
【0020】上記した課題を解決するために本発明は、
全社統合システムが扱う各業務アプリケーションの利用
者インタフェースを処理する全社統合システムのための
共通処理方法であって、前記各業務アプリケーションを
介して利用者並びにシステム管理者により登録されるパ
スワードの変更および初期パスワードの再発行を行い、
前記共通マスタデータベースに反映させること、を特徴
とする。
【0021】上記した課題を解決するために本発明は、
全社統合システムが扱う各業務アプリケーションの利用
者インタフェースを処理する共通処理装置に用いられる
共通処理プログラムであって、前記各業務アプリケーシ
ョンからのデータ投入を契機に前記各業務アプリケーシ
ョンで共有使用されるデータをテキスト形式で抽出し、
マークアップ言語形式に変換する個別データ抽出ステッ
プと、前記変換されたマークアップ言語データのタグを
参照することにより前記共通マスタデータベースに格納
するデータ反映ステップと、をコンピュータに実行させ
ることを特徴とする。
【0022】上記した課題を解決するために本発明は、
全社統合システムが扱う各業務アプリケーションの利用
者インタフェースを処理する共通処理装置に用いられる
共通処理プログラムであって、基幹システムから登録さ
れるデータをテキスト形式で抽出してマークアップ言語
形式に変換する統合データ抽出ステップと、前記変換さ
れたマークアップ言語データのタグを参照してそれぞれ
が個別に持つデータベース、共通マスタデータベースの
それぞれに格納するデータ反映ステップと、をコンピュ
ータに実行させることを特徴とする。
【0023】上記した課題を解決するために本発明は、
全社統合システムが扱う各業務アプリケーションの利用
者インタフェースを処理する共通処理装置に用いられる
共通処理プログラムであって、前記業務アプリケーショ
ンの終了を契機に前記共通マスタデータベースを参照し
て送信者IDから送信先アドレスを取得する送信先アド
レス取得ステップと、前記送信者IDと業務アプリケー
ションIDとによりメッセージテーブルをアクセスして
必要な送信メッセージを取得するメッセージ取得ステッ
プと、メールサーバの負荷をチェックして送信メールサ
ーバを設定し、送信および送信結果を受信したときに処
理状況テーブルのフラグを更新する処理状況フラグ更新
ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴と
する。
【0024】上記した課題を解決するために本発明は、
全社統合システムが扱う各業務アプリケーションの利用
者インタフェースを処理する共通処理装置に用いられる
共通処理プログラムであって、初回ログイン時、システ
ム管理者により設定された初期パスワードの設定変更を
利用者に促がし、利用者によって設定入力される新規パ
スワードを前記共通マスタデータベースに反映させるパ
スワード変更設定ステップと、パスワード忘れによるパ
スワードの変更時、利用者の個人情報を認証して初期パ
スワードを付与し、利用者のクライアント端末にそのパ
スワードをメール送信するパスワード通知ステップと、
前記パスワードの変更日時を管理して所定時間経過後、
利用者のクライアント端末に対してパスワードの設定変
更入力を促がすパスワード設定変更入力催促ステップ
と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が実現される全社
統合システムのインフラストラクチャを説明するために
引用した図である。ここでは、グループウェアを中心に
据えて企業内の基幹システムと連携させる他に、グルー
プ企業や取引先企業を含めたエクストラネット3やオー
プンネットワークであるインターネット1等の社外シス
テムと連携させて大規模なERPを構築する例が示され
ている。
【0026】イントラネット2は、企業内の閉じたプラ
イベートなネットワークであり、ここでは、グループウ
ェアを中核にERPを構築し、企業内の基幹システム2
1およびインターネット1やエクストラネット3等外部
システムとの連携をはかっている。図1中、22は、各
種アプリケーションサーバを統合する統合サーバ、23
は、各業務アプリケーションが共有使用する共通マスタ
DB(データベース)、24は基幹システム21が持つ
既存DB群、25はクライアント端末、26は、クライ
アント端末25により業務アプリケーション毎個別に業
務DBが構築されるローカルDBである。
【0027】図2は、図1に示されるERPのソリュー
ションイメージを説明するために引用した図である。こ
こでは、ハードウェア(HW)やネットワーク(NW)
の動作基盤上200に、UNIX(登録商標)、米国マ
イクロソフト社のWindows(登録商標)NT等、
基本ソフトウェア201(OS)、データベース管理シ
ステム202(DBMS:Data Base Management Sy
stem)、アプリケーションサーバ203がマッピングさ
れている。
【0028】また、アプリケーションサーバ203と、
各業務アプリケーション(経営分析アプリケーション2
05、総務申請系アプリケーション206、総務文書決
済アプリケーション207、人事スキル管理アプリケー
ション208、人事考課・評価アプリケーション20
9)の間には、テンプレートコア204が介挿されてお
り、ここで本発明における、データベースの同期制御、
メール送受信、パスワード管理等利用者インタフェース
(フロントエンド)の共通化処理が行なわれる。以降こ
のテンプレートコアを共通処理装置と称し、説明を継続
する。210はバックエンドアダプタ、211は、ER
P本体である。
【0029】図3は、図2に示す共通処理装置の内部構
成を機能展開して示したブロック図であり、データベー
スの同期制御に関係する部分のみ抽出して示してある。
以下に示すブロックは、具体的には、CPUならびにメ
モリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記
録されたプログラムを逐次読み出し実行することにより
そのブロックが持つ機能を実現するものとする。
【0030】本発明の共通処理装置は、共通マスタ更新
処理部31と、個別データ振分け処理部32で構成され
る。共通マスタ更新処理部31は、各業務アプリケーシ
ョン205〜209の一つが個別に持つデータベース
(ローカルDB26)を更新したことに同期して、各業
務アプリケーション205〜209が共有する共通マス
タDB23を更新する機能を持ち、個別データ抽出部3
11と、データ反映部313で構成される。個別データ
抽出部311は、各業務アプリケーション205〜20
9から共有使用されるデータをテキスト形式(ここでは
CSV:Comma Separated Valueformat)で抽出し、
マークアップ言語形式(ここではXML:eXtensible
Markup Language)に変換する機能を持ち、データ反映
部313は、XML変換されたマークアップ言語データ
のタグを参照することにより共通マスタDB23に格納
する機能を持つ。
【0031】個別データ振分け処理部321は、基幹シ
ステム21から登録されるデータで共通マスタDB23
を更新することにより、業務アプリケーション205〜
209毎にデータを振分け、それぞれが個別に持つロー
カルDB26の更新を行う機能を持ち、基幹データ抽出
部321と、データ反映部323で構成される。基幹デ
ータ抽出部321は、基幹システム21から登録される
データをCSV形式で抽出してXML形式に変換する機
能を持ち、データ反映部323は、XML変換されたデ
ータのタグを参照してそれぞれが個別に持つローカルD
B26、共通マスタDB23のそれぞれに格納する機能
を持つ。
【0032】図4は、図2に示す共通処理装置の内部構
成を機能展開して示したブロック図であり、メール送受
信、パスワード管理の共通制御に関係する部分のみ抽出
して示してある。以下に示すブロックは、具体的には、
CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され、C
PUがメモリに記録されたプログラムを逐次読み出し実
行することによりそのブロックが持つ機能を実現するも
のとする。
【0033】本発明の共通処理装置は、通信インタフェ
ース部41と、メール送受信処理部42と、パスワード
管理部43で構成される。通信インタフェース部41
は、利用者とのインタフェースを司る部分であり、ここ
ではクライアント端末25とはインターネット1経由で
接続されるため、TCP/IP(Transport Control
Protocol/Internet Protocol)が実装されるものとす
る。メール送受信処理部42は、各業務アプリケーショ
ン205〜209の一つからメール送受信依頼を受付
け、あらかじめ用意された業務アプリケーション205
〜209毎の送信先情報を入手し、当該送信先となるク
ライアント端末25へあらかじめ用意されたメールの送
受信を行う機能を持ち、送信先アドレス取得部421
と、メッセージ取得部422と、処理状況フラグ更新部
423と、送信先アドレステーブル(TBL)424
と、メッセージTBL425と、処理状況TBL426
で構成される。
【0034】送信先アドレス取得部421は、業務アプ
リケーション205〜209の終了を契機に共通マスタ
DB23(送信先アドレスTBL424)を参照して送
信者IDから送信先アドレスを取得する機能を持ち、メ
ッセージ取得部422は、送信者IDと業務アプリケー
ションIDとによりメッセージTBL425をアクセス
して必要な送信メッセージを取得する機能を持つ。処理
状況フラグ更新部423は、メールサーバの負荷をチェ
ックして送信メールサーバを設定し、送信および送信結
果を受信したときに処理状況TBL426のフラグを更
新する機能を持つ。
【0035】一方、パスワード管理部43は、各業務ア
プリケーション205〜209を介して利用者並びにシ
ステム管理者により登録されるパスワードの変更および
初期パスワードの再発行を行い、共通マスタDB23に
反映させる機能を持ち、パスワード変更設定部431
と、パスワード通知部432と、パスワード変更設定入
力催促部433と、パスワード(PW)/メールアドレ
スTBL434と、個人情報TBL435と、更新日時
管理TBL436で構成される。
【0036】パスワード変更設定部431は、初回ログ
イン時、システム管理者により設定された初期パスワー
ドの設定変更を利用者に促がし、利用者によって設定入
力される新規パスワードを共通マスタデータベース(パ
スワード/メールアドレスTBL434)に反映させる
機能を持ち、パスワード通知部432は、パスワード忘
れによるパスワードの変更時、個人情報TBL435を
参照して利用者の個人情報を認証して初期パスワードを
付与し、利用者のクライアント端末25にそのパスワー
ドをメール送信する機能を持つ。また、パスワード変更
設定入力催促部433は、パスワードの変更日時を管理
して所定時間経過後、利用者のクライアント端末25に
対してパスワードの設定変更入力を促がす機能を持つ。
【0037】図5〜図10は、本発明実施形態の動作を
説明するために引用した図であり、図5〜図8は、共通
マスタ更新処理、個別データ振分け処理、メール送受信
処理、パスワード管理のそれぞれにおける本発明の共通
処理プログラムによる処理手順がフローチャートで示さ
れている。図9、図11は、共通マスタ更新処理、個別
データ振分け処理による各DBへのデータ反映の様子を
概念的に示した動作概念図である。以下、図5〜図10
を参照しながら図1〜図4に示す本発明実施形態の動作
について詳細に説明する。
【0038】まず、図5に示すフローチャートを参照し
ながら共通マスタ更新処理から説明する。共通マスタ更
新処理部31では、個別業務の実行にあたり(ステップ
S501)、個別データ抽出部311が、個別業務から
共通で用いるデータをCSV形式で抽出し(ステップS
502、S503)、変換ツールを用いてXMLファイ
ルに変換する(ステップS504)。XMLファイルへ
の変換は、個別業務の投入を契機に行なわれる。一方、
データ反映部313では、個別業務データから抽出さ
れ、そして変換されたXMLデータのタグに基づき、共
通マスタDB23に格納する(ステップS505)。共
通マスタDB23へのデータ格納のタイミングは、スケ
ジューラによる自動起動、あるいはシステム管理者メニ
ューから起動することが考えられる。図9に、タグ参照
により共通マスタDB23に共通データが格納される様
子が示されている。
【0039】次に、図6に示すフローチャートを参照し
ながら個別データ振分け処理について説明する。個別デ
ータ振分け処理部32では、基幹データ抽出部321
が、基幹システム21の規則DB群24から全社統合シ
ステムで用いるデータをCSV形式で抽出し(ステップ
S601)、変換ツールを用いてXMLファイルに変換
する(ステップS602)。一方データ反映部323で
は、タグにより共通データと個別業務データに振分け、
全ての業務アプリケーション205〜209で使用する
共通DB23と、業務アプリケーション205〜209
毎に用意される業務DB(ローカルDB26)のそれぞ
れに対応するデータを格納する(ステップS603〜S
605)。図10にその振分けの様子が示されるよう
に、XMLデータのタグにより実現が可能である。な
お、共通マスタDB23およびローカルDB26へのデ
ータ格納のタイミングは、スケジューラによる自動起
動、あるいはシステム管理者メニューから起動すること
が考えられる。
【0040】次に、図7に示すフローチャートを参照し
ながらメール送受信処理について説明する。ここでい
う、「メール送信機能」とは、一般に言われるメール送
受信機能をいうものではなく、メールの送り先、内容を
意識することのないメール送信機能をいい、利用者がシ
ステムを利用して複数の業務を遂行中、業務アプリケー
ション間で連携が図れるように中間処理の完結等を自動
的に利用者間で把握できるようにしたことを可能にした
ものである。
【0041】具体的に、利用者は、クライアント端末2
5を操作してある業務アプリケーションの実行を終了し
たとする(ステップS701)。このとき、メール送受
信部42では、送信先アドレス取得部421が、共通マ
スタDB23をアクセスして送信者IDから送信先アド
レスを取得する(ステップS702、S703)。送信
先アドレスはあらかじめ送信先アドレスTBLL424
に登録されているものとする。更に、メッセージ取得部
422は、送信者IDと業務IDをキーにメッセージT
BL425をアクセスして必要なメッセージを取得する
(ステップS704)。
【0042】メール送受信処理部42は、メールサーバ
の負荷状況および起動状況を管理しており、送信すべき
メールサーバを設定し(ステップS705)、メール送
信時(ステップS706)、処理状況フラグ更新部42
3を介して処理状況TBL426の該当フラグを送信中
に更新して(ステップS707)、先に設定されたメー
ルサーバへ当該取得したメッセージを送信する(ステッ
プS708)。メール送受信処理部42は、更に、送信
結果を受信し、処理状況フラグ更新部423を介して処
理状況TBL426の該当フラグを更新する(ステップ
S709、S710)。処理結果その他については当然
暗号化が施されているものとする。上記したように、利
用者は送信先アドレス、送信内容のいずれも意識する必
要はなく、メールサーバの稼働状況、負荷状況を監視し
ながら送信依頼を行うメールサーバを変更可能とするも
のである。
【0043】最後に図8に示すフローチャートを参照し
ながらパスワードの管理について説明する。ここでいう
「パスワード管理」とは、利用者のパスワードを管理、
更新することをいい、利用者からのパスワード変更を容
易に行い、かつ十分な安全性を提供するものである。パ
スワードの変更は、システム管理者ならびに利用者の双
方が行うこととし、システム管理者によりパスワードが
変更された場合、利用者に対しメール送信する。また、
利用者がパスワードを忘れた場合に、利用者の個人情報
から利用者を認証して新たな初期パスワードを付与し、
その際、メールでの通知も可能とし、パスワード変更を
初回ログイン時に義務付ける仕組みになっている。
【0044】具体的には、まず、システム管理者により
初期パスワードの設定がなされる(ステップS80
1)。ここでは利用者の初期パスワードを生成して設定
するが、ログインIDと同じであっても構わない。利用
者による初回ログイン時(ステップS802)、利用者
に初期設定されたパスワードの変更が義務付けられてお
り、利用者はここでパスワードの変更設定入力を行う。
このとき、メールアドレスの変更及び確認を義務付けて
も良い(ステップS804)。パスワード管理部43で
は、パスワード変更設定部431が利用者によって設定
入力されたパスワード、あるいはメールアドレスを取り
込み、パスワード/メールアドレスTBL434に反映
させる。
【0045】一方、パスワード忘れ時(ステップS80
3)、パスワード通知部432は、個人情報TBL43
5を参照して個人認証を行い、個人ID、電話番号、パ
スワード忘れ時のキーワード当から初期パスワードを付
与し(ステップS805)、利用者に対してメールでそ
の初期パスワードを自動送信する(ステップS80
6)。システム管理者が利用者のパスワードを変更した
場合も同様、メールで各利用者にその変更内容が通知さ
れる。パスワード管理部43は、パスワード変更設定入
力催促部433がパスワードの更新日時を管理しており
(ステップS807)、所定時間経過後に利用者にパス
ワードの変更入力を促がし、機密性を保持している(ス
テップS808)。勿論、共通マスタDB23には暗号
化してパスワードが保管される。
【0046】以上説明のように本発明は、業務アプリケ
ーション毎に生成される情報と各業務アプリケーション
が共通に扱う情報との間の同期をとることのできる、全
社統合システムにおける共通処理装置並びにその方法、
及び共通処理プログラムを提供するものであり、また、
業務アプリケーションのメール機能の共通化、パスワー
ド管理の共通化をはかり、リソースの有効利用を実現す
るものである。なお、図3、図4に示す共通マスタ更新
処理部31、個別データ振分け処理部32、通信インタ
フェース部41、メール送受信処理部42、パスワード
管理部43、個別データ抽出部311、データ反映部3
13、基幹データ抽出部321、データ反映部323、
送信先アドレス取得部421、メッセージ取得部42
2、処理状況フラグ更新部423、パスワード変更設定
部431、パスワード通知部432、パスワード変更設
定入力催促部433のそれぞれで実行される手順をコン
ピュータ読取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体
に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み
込ませ、実行することにより、本発明の全社統合システ
ムにおける共通処理装置が実現されるものとする。ここ
でいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等の
ハードウアを含むものである。
【0047】更に、「コンピュータシステム」は、WW
Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、RO
Mの他に、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵
されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さら
に「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、インタ
ーネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介
してプログラムが送信された場合のシステムやクライア
ントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ
(RAM)のように、一定時間プログラムを保持してい
るものも含むものとする。
【0048】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0049】以上、この発明の実施形態について図面を
参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態
に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない
範囲の設計等も含まれる。
【0050】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、各業
務アプリケーションの一つが個別に持つデータベースを
更新したことに同期して、各業務アプリケーションが共
有する共通マスタデータベースを更新することにより、
業務アプリケーション毎に生成される情報と各業務アプ
リケーションが共通に扱う情報との間の同期がとれ、シ
ステム間の連携を可能とすることができる。また、基幹
システムから登録されるデータで共通マスタデータベー
スを更新することにより、業務アプリケーション毎にデ
ータを振分け、それぞれが個別に持つデータベースの更
新を行うことにより、業務アプリケーション毎に生成さ
れる情報と各業務アプリケーションが共通に扱う情報と
の間の同期がとれ、システム間の連携を可能とすること
ができる。
【0051】更に、本発明によれば、各業務アプリケー
ションの一つからメール送受信依頼を受付け、あらかじ
め用意された前記業務アプリケーション毎の送信先情報
を入手し、当該送信先となるクライアント端末へあらか
じめ用意されたメールの送受信を行うことにより、業務
アプリケーションのメール機能の共通化がはかれ、リソ
ースの有効活用が可能となる。また、本発明によれば、
各業務アプリケーションを介して利用者並びにシステム
管理者により登録されるパスワードの変更および初期パ
スワードの再発行を行い、共通マスタデータベースに反
映させることにより、業務アプリケーションのパスワー
ド管理機能の共通化がはかれ、リソースの有効活用が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が実現される全社統合システムのイン
フラストラクチャを説明するために引用した図である。
【図2】 図1に示されるERPのソリューションイメ
ージを説明するために引用した図である。
【図3】 図2に示す共通処理装置の内部構成を機能展
開して示したブロック図である。
【図4】 図2に示す共通処理装置の内部構成を機能展
開して示したブロック図である。
【図5】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
したフローチャートである。
【図6】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
したフローチャートである。
【図7】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
したフローチャートである。
【図8】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
したフローチャートである。
【図9】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
した動作概念図である。
【図10】 本発明実施形態の動作を説明するために引
用した動作概念図である。
【符号の説明】
1…インターネット、2…イントラネット、3…エクス
トラネット、21…基幹システム、22…統合サーバ、
23…共通マスタDB、24…既存DB群、25…クラ
イアント端末、26…ローカルDB、31…共通マスタ
更新処理部、32…個別データ振分け処理部、42メー
ル送受信処理部、43パスワード管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B075 KK02 KK04 KK45 KK54 KK63 KK66 NR02 5B082 GA11 HA03 HA08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全社統合システムが扱う各業務アプリケ
    ーションの利用者インタフェースを処理する共通処理装
    置であって、 前記各業務アプリケーションの一つが個別に持つデータ
    ベースを更新したことに同期して、前記各業務アプリケ
    ーションが共有する共通マスタデータベースを更新する
    共通マスタデータベース更新手段、を備えたことを特徴
    とする全社統合システムにおける共通処理装置。
  2. 【請求項2】 前記共通マスタデータベース更新手段
    は、 前記各業務アプリケーションから共有使用されるデータ
    をテキスト形式で抽出し、マークアップ言語形式に変換
    する個別データ抽出手段と、 前記変換されたマークアップ言語データのタグを参照す
    ることにより前記共通マスタデータベースに格納するデ
    ータ反映手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の全社統合システムにおける共通処理装置。
  3. 【請求項3】 全社統合システムが扱う各業務アプリケ
    ーションの利用者インタフェースを処理する共通処理装
    置であって、 基幹システムから登録されるデータで前記共通マスタデ
    ータベースを更新することにより、前記業務アプリケー
    ション毎に前記データを振分け、それぞれが個別に持つ
    データベースの更新を行う個別データ振分け処理手段、
    を備えたことを特徴とする全社統合システムにおける共
    通処理装置。
  4. 【請求項4】 前記個別データ振分け処理手段は、 前記基幹システムから登録されるデータをテキスト形式
    で抽出してマークアップ言語形式に変換する基幹データ
    抽出手段と、 前記変換されたマークアップ言語データのタグを参照し
    てそれぞれが個別に持つデータベース、共通マスタデー
    タベースのそれぞれに格納するデータ反映手段と、を備
    えたことを特徴とする請求項3に記載の全社統合システ
    ムにおける共通処理装置。
  5. 【請求項5】 全社統合システムが扱う各業務アプリケ
    ーションの利用者インタフェースを処理する共通処理装
    置であって、 前記各業務アプリケーションの一つからメール送受信依
    頼を受付け、あらかじめ用意された前記業務アプリケー
    ション毎の送信先情報を入手し、当該送信先となるクラ
    イアント端末へあらかじめ用意されたメールの送受信を
    行うメール送受信処理手段、を備えたことを特徴とする
    全社統合システムにおける共通処理装置。
  6. 【請求項6】 前記メール送受信処理手段は、 前記業務アプリケーションの終了を契機に前記共通マス
    タデータベースを参照して送信者IDから送信先アドレ
    スを取得する送信先アドレス取得手段と、 前記送信者IDと業務アプリケーションIDとによりメ
    ッセージテーブルをアクセスして必要な送信メッセージ
    を取得するメッセージ取得手段と、 メールサーバの負荷をチェックして送信メールサーバを
    設定し、送信および送信結果を受信したときに処理状況
    テーブルのフラグを更新する処理状況フラグ更新手段
    と、を備えたことを特徴とする請求項5に記載の全社統
    合システムにおける共通処理装置。
  7. 【請求項7】 全社統合システムが扱う各業務アプリケ
    ーションの利用者インタフェースを処理する共通処理装
    置であって、 前記各業務アプリケーションを介して利用者並びにシス
    テム管理者により登録されるパスワードの変更および初
    期パスワードの再発行を行い、前記共通マスタデータベ
    ースに反映させるパスワード管理手段、を備えたことを
    特徴とする全社統合システムにおける共通処理装置。
  8. 【請求項8】 前記パスワード管理手段は、 初回ログイン時、システム管理者により設定された初期
    パスワードの設定変更を利用者に促がし、利用者によっ
    て設定入力される新規パスワードを前記共通マスタデー
    タベースに反映させるパスワード変更設定手段と、 パスワード忘れによるパスワードの変更時、利用者の個
    人情報を認証して初期パスワードを付与し、利用者のク
    ライアント端末にそのパスワードをメール送信するパス
    ワード通知手段と、 前記パスワードの変更日時を管理して所定時間経過後、
    利用者のクライアント端末に対してパスワードの設定変
    更入力を促がすパスワード設定変更入力催促手段と、を
    備えたことを特徴とする請求項7に記載の全社統合シス
    テムにおける共通処理装置。
  9. 【請求項9】 全社統合システムが扱う各業務アプリケ
    ーションの利用者インタフェースを処理する全社統合シ
    ステムのための共通処理方法であって、 前記各業務アプリケーションの一つが個別に持つデータ
    ベースを更新したことに同期して、前記各業務アプリケ
    ーションが共有する共通マスタデータベースを更新する
    こと、を特徴とする全社統合システムにおける共通処理
    方法。
  10. 【請求項10】 全社統合システムが扱う各業務アプリ
    ケーションの利用者インタフェースを処理する全社統合
    システムのための共通処理方法であって、 基幹システムから登録されるデータで前記共通マスタデ
    ータベースを更新することにより、前記業務アプリケー
    ション毎に前記データを振分け、それぞれが個別に持つ
    データベースの更新を行うこと、を特徴とする全社統合
    システムにおける共通処理方法。
  11. 【請求項11】 全社統合システムが扱う各業務アプリ
    ケーションの利用者インタフェースを処理する全社統合
    システムのための共通処理方法であって、 前記各業務アプリケーションの一つからメール送受信依
    頼を受付け、あらかじめ用意された前記業務アプリケー
    ション毎の送信先情報を入手し、当該送信先となるクラ
    イアント端末へあらかじめ用意されたメールの送受信を
    行うこと、を特徴とする全社統合システムにおける共通
    処理方法。
  12. 【請求項12】 全社統合システムが扱う各業務アプリ
    ケーションの利用者インタフェースを処理する全社統合
    システムのための共通処理方法であって、 前記各業務アプリケーションを介して利用者並びにシス
    テム管理者により登録されるパスワードの変更および初
    期パスワードの再発行を行い、前記共通マスタデータベ
    ースに反映させること、を特徴とする全社統合システム
    における共通処理方法。
  13. 【請求項13】 全社統合システムが扱う各業務アプリ
    ケーションの利用者インタフェースを処理する共通処理
    装置に用いられる共通処理プログラムであって、 前記各業務アプリケーションからのデータ投入を契機に
    前記各業務アプリケーションで共有使用されるデータを
    テキスト形式で抽出し、マークアップ言語形式に変換す
    る個別データ抽出ステップと、 前記変換されたマークアップ言語データのタグを参照す
    ることにより前記共通マスタデータベースに格納するデ
    ータ反映ステップと、をコンピュータに実行させる共通
    処理プログラム。
  14. 【請求項14】 全社統合システムが扱う各業務アプリ
    ケーションの利用者インタフェースを処理する共通処理
    装置に用いられる共通処理プログラムであって、 基幹システムから登録されるデータをテキスト形式で抽
    出してマークアップ言語形式に変換する基幹データ抽出
    ステップと、 前記変換されたマークアップ言語データのタグを参照し
    てそれぞれが個別に持つデータベース、共通マスタデー
    タベースのそれぞれに格納するデータ反映ステップと、
    をコンピュータに実行させる共通処理プログラム。
  15. 【請求項15】 全社統合システムが扱う各業務アプリ
    ケーションの利用者インタフェースを処理する共通処理
    装置に用いられる共通処理プログラムであって、 前記業務アプリケーションの終了を契機に前記共通マス
    タデータベースを参照して送信者IDから送信先アドレ
    スを取得する送信先アドレス取得ステップと、 前記送信者IDと業務アプリケーションIDとによりメ
    ッセージテーブルをアクセスして必要な送信メッセージ
    を取得するメッセージ取得ステップと、 メールサーバの負荷をチェックして送信メールサーバを
    設定し、送信および送信結果を受信したときに処理状況
    テーブルのフラグを更新する処理状況フラグ更新ステッ
    プと、をコンピュータに実行させる共通処理プログラ
    ム。
  16. 【請求項16】 全社統合システムが扱う各業務アプリ
    ケーションの利用者インタフェースを処理する共通処理
    装置に用いられる共通処理プログラムであって、 初回ログイン時、システム管理者により設定された初期
    パスワードの設定変更を利用者に促がし、利用者によっ
    て設定入力される新規パスワードを前記共通マスタデー
    タベースに反映させるパスワード変更設定ステップと、 パスワード忘れによるパスワードの変更時、利用者の個
    人情報を認証して初期パスワードを付与し、利用者のク
    ライアント端末にそのパスワードをメール送信するパス
    ワード通知ステップと、 前記パスワードの変更日時を管理して所定時間経過後、
    利用者のクライアント端末に対してパスワードの設定変
    更入力を促がすパスワード設定変更入力催促ステップ
    と、をコンピュータに実行させる共通処理プログラム。
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