JP2993913B2 - 洗濯機の動力装置 - Google Patents

洗濯機の動力装置

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JP2993913B2
JP2993913B2 JP9154159A JP15415997A JP2993913B2 JP 2993913 B2 JP2993913 B2 JP 2993913B2 JP 9154159 A JP9154159 A JP 9154159A JP 15415997 A JP15415997 A JP 15415997A JP 2993913 B2 JP2993913 B2 JP 2993913B2
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/30Driving arrangements 
    • D06F37/40Driving arrangements  for driving the receptacle and an agitator or impeller, e.g. alternatively
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D11/00Clutches in which the members have interengaging parts
    • F16D11/14Clutches in which the members have interengaging parts with clutching members movable only axially

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機に係り、さら
に詳しくは洗濯時は回転槽の回転を抑え、脱水時は回転
槽を高速回転させる洗濯機の動力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、洗濯機は外形をなす本体を備え
る。この本体の内部には水が貯水される水槽が設けら
れ、水槽の内部には回転槽と回転羽根が設けられる。ま
た、回転槽と回転羽根を駆動させるための動力装置が水
槽の下部に設けられる。この洗濯機において従来の動力
装置はモータと動力伝達装置、そしてモータと動力伝達
装置を連結するベルトを備える。
【0003】以下、従来の動力伝達装置について図に基
づき詳述する。図6に示したように、従来の洗濯機の動
力伝達装置10は中空の脱水軸11と該脱水軸11の中
空に貫着された洗濯軸12を備える。洗濯軸12は回転
速度を減速するための遊星ギヤ部13により上下に分け
られている。そして、脱水軸11の制動のためのブレー
キバンド14とブレーキレバ15が脱水軸11の側面に
設けられ、洗濯時脱水軸11が一方向にのみ回転するよ
うブレーキバンド14と共に作用して回転槽21の空回
転を抑える一方向軸受16が脱水軸11の下部に設けら
れる。また、脱水軸11と洗濯軸12に動力を伝達した
り遮断させるためのクラッチバネ17とクラッチレバ1
8が一方向軸受16の下部に設けられ、モータ(図示せ
ず)の駆動力を伝達されるようにベルト(図示せず)の
嵌め込まれるプーリ19が洗濯軸12の下端に装着され
る。
【0004】このような従来の洗濯機の動力伝達装置1
0はクラッチバネ17を用いてモータの回転力を回転羽
根22と回転槽21に選択的に伝達させることにより洗
濯と脱水行程を行わせる。しかし、前述したクラッチバ
ネ17は高速回転する洗濯軸12と脱水軸11に動力を
伝達したり遮断する機能を果たすので、引張強度がかな
り強くなければならない。従って、一般の他のバネ17
に比べて製造が困難であり、製造コストも高価である。
また、洗濯時回転槽21の空回転を防ぐために設けられ
たブレーキバンド14は一方向に対する制動時水槽20
内の水流により回転槽21が制動方向の逆方向に回転し
ようとする力のため制動について相当な抵抗を受ける。
このため、この抵抗による空回転を抑えるために一方向
軸受16をさらに使用することにより構造が複雑にな
り、その製造費用も上がる。さらに、ブレーキバンド1
4の制動時高音の摩擦音が発生してユーザーに不快感を
与える。
【0005】以上のように従来の洗濯機の動力装置は洗
濯、脱水、制動などの機能を行うために設けられたそれ
ぞれの構成部品の配置と設置が複雑なので製造と設置の
ために多くの時間と費用が消耗され、また、このそれぞ
れの部品の設置により洗濯機の内部における動力装置の
設置空間も大面積を要する問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は前述
した事情に鑑みて案出されたもので、その目的は動力伝
達装置と駆動モータが一体に結合され設置と操作を容易
くさせる動力装置を備えた洗濯機を提供することであ
る。
【0007】本発明の他の目的は駆動時発生する騒音を
最小化できるようにした動力装置を備えた洗濯機を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明による洗濯機は、内部に水が貯水される水
槽と、前記水槽の内部に回転自在に設けられた回転槽
と、前記回転槽の底部に設けられた回転羽根を備える。
そして、前記水槽の下部には正逆転モータが設けられ
る。脱水軸は中空で形成され、その上端は回転槽に取り
付けられ、下端は水槽の外部まで延長される。そして、
脱水軸の内部には洗濯軸が備えられ、この洗濯軸の上端
には回転羽根が取り付けられ、下端には前記モータが取
り付けられる。
【0009】また、脱水軸とモータとの間に露出された
洗濯軸の下部には結合部材が圧設され、脱水軸と一体に
回転するよう備えられ、上昇すれば前記洗濯軸のみ回転
させ、下降すれば結合部材と噛み合って洗濯軸と脱水軸
を一体に回転させる連結部材と、前記連結部材を昇降さ
せる昇降手段が連結部材の側方に備えられ、前記昇降手
段は前記連結部材と共に昇降するよう前記連結部材に取
り付けられた昇降リングと前記昇降リングの一側と他側
から延長された昇降突起を備え、前記昇降突起は前記水
槽の下面に取り付けられた昇降案内板に傾斜して形成さ
れた昇降案内スリットを貫通して前記昇降突起に加えら
れた外力により前記昇降案内スリットを摺動させる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい実施の形態を詳細に説明する。図1に示し
たように、本発明による洗濯機は外観をなす洗濯機の本
体50と、該本体の内部に設けられ水が貯水される水槽
51を備える。そして、水槽51の内部には洗濯物の洗
濯がなされる回転槽52が設けられ、回転槽52の底部
には正逆転して水流を発生させる回転羽根53が設けら
れる。
【0011】一方、水槽51の下部の外側面には回転羽
根53と回転槽52を駆動させるための動力装置60が
設けられる。ここで、動力装置60はモータ90とモー
タの回転力を回転羽根53または回転槽52に伝達する
ための動力伝達装置70を備える。
【0012】そして、動力装置60の右側には水槽51
の水を本体50の外部へ排出するための排水ホース54
が装着され、排水ホース54の中間部には排水ホース5
4の開閉のための排水弁55が設けられる。そして、排
水弁55と動力伝達装置70の作動を制御するドレイン
モート(図示せず)が排水弁55と動力伝達装置70と
の間に設けられる。
【0013】この本発明の動力装置60において動力伝
達装置70は図2に示したように、上端は回転槽52に
取り付けられ、下端は水槽51の下側の外部に貫着され
た中空の脱水軸72を備え、この脱水軸72が結合支持
されうるように円筒形より形成され水槽51の内側の底
面に取り付けられた支持板73を備える。ここで、支持
板73と脱水軸72との間には軸受74が設けられ、支
持板73に結合支持された脱水軸72が回転駆動自在に
なっている。
【0014】そして、脱水軸72の中空に挿着され、上
端は回転羽根53に取り付けられ、下端は正逆転モータ
90の回転子92に取り付けられた洗濯軸71を備え
る。この洗濯軸72の上下端部はセレーション形成され
それぞれの端部が回転羽根53と正逆転モータ90に取
り付けられるようになっている。
【0015】また、脱水軸72の外周面には上下に昇降
自在に環状に備えられ、下降時脱水軸72と洗濯軸71
を共に回転させ、上昇時は洗濯軸71のみ回転するよう
脱水軸72に嵌め込まれた連結ギヤ77が備えられる。
そして、洗濯軸71の下部にはモータ90と一体に回転
するようになって連結ギヤ77の下降時連結ギヤ77と
噛み合う結合ギヤ81が設けられる。
【0016】以下、本発明による動力伝達装置70をさ
らに詳細に説明する。まず、連結ギヤ77は内側下部に
内歯77aが形成され、外部上部に外歯77bが形成さ
れた段差部を備えており、内歯77aの上部には多数の
突起77cが形成されている。この突起77cは脱水軸
72の連結ギヤ77が結合される結合部分に上下に延設
された多数の結合溝72aに嵌め込まれ連結ギヤ77を
この結合溝72aに沿って上下に摺動させるために形成
される。
【0017】そして、結合ギヤ81は外側上部に外歯8
1aが形成されているが、この結合ギヤ81の外歯81
aは連結ギヤ77が下降すれば、連結ギヤ77の内側下
部面に形成された内歯77aと噛み合うようになってい
る。
【0018】一方、水槽51の外側下部面には中空を備
えた固定板75が設けられる。この固定板75は連結ギ
ヤ77が上昇すればこの連結ギヤ77の外歯77bと噛
み合わせる内歯75aが形成されており、この固定板7
5の内歯75aは連結ギヤ77の上昇時連結ギヤ77の
外歯77bと噛み合って脱水軸72の回転駆動を抑制す
る。
【0019】以上のような作動のため、連結ギヤ77は
脱水軸72の溝72aに沿って上下に昇降すべきであ
る。以下、連結ギヤ77の昇降のために備えられた昇降
手段について説明する。
【0020】昇降手段はまず固定板75にネジまたはボ
ルト締結される昇降案内板76を備える。この昇降案内
板76は二枚の板状の部材より備えられ、それぞれの板
の内側端部にはこの端部から下側に延長され半円状にな
った昇降案内面76bを備え、昇降案内面76bにはそ
れぞれ上下に傾斜して形成され、下部が開口された昇降
案内スリット76aが形成されている。
【0021】そして、昇降手段は昇降案内スリット76
aに嵌め込まれる昇降突起79aが形成された昇降リン
グ79を備える。この昇降リング79は連結ギヤ77の
段差部に結合されるが、この結合部分には軸受78が設
けられる。この軸受78は連結ギヤ77が回転しても昇
降リング79には回転力を伝達させなく、また昇降リン
グ79が回転しても連結ギヤ77は回転しなくなる。そ
して、この軸受78は昇降リング79の上端部に形成さ
れた多数個の係止顎79bに係止され固定されるような
っている。一方、前述した昇降突起79aはそれぞれが
昇降リング79の一側と他側に二つが形成されている。
【0022】このような昇降リング79はこれに回転力
が伝達され、昇降突起79aが昇降案内スリット76a
に沿って昇降して連続ギヤ77を昇降案内するが、この
ために昇降突起79aの端部には昇降ギヤ80が結合さ
れる。
【0023】昇降ギヤ80は外周面に外歯80aが形成
されており、一側と他側には昇降突起79aが嵌め込ま
れるようになったホール80bの形成された円形環状よ
り備えられる。
【0024】そして、この昇降ギヤ80を回動させるた
めの回動ギヤ82が昇降ギヤ80の外歯80aと噛み合
うよう設置され、回動ギヤ82には連結ピン83により
連結バー84が関節結合されている。そして、この連結
バー84にはドレインモータ(図示せず)の駆動力を伝
達させることになって回動ギヤ82を駆動させる。
【0025】以上のようなそれぞれの構成要素のうち環
状のギヤは昇降ギヤ80が最大直径に外側に位置し、次
いで昇降リング79,連結ギヤ77がそれぞれ位置して
回動ギヤ82の駆動力が加えられ連結ギヤ77が昇降す
る。
【0026】そして、動力装置60の駆動モータは図3
に示したように、無ブラシDCモータ(Brushless DC m
otor)より備えられ、円板状の回転子92とこの回転子
92の内側に位置した固定子91より構成されており、
回転子92の中央部には動力伝達装置70の洗濯軸71
と結合ギヤ81が取り付けられている。そして、回転子
92の円周面壁体の内側には磁石93が取り付けられて
いる。そして、固定子91はこの磁石93の内側に向か
い合う部分に設けられたコア94とこのコア94に巻線
されたコイル95より構成され外部からコイル95に加
えられた電流により固定子91のコア95と回転子92
の磁石93との間に磁石気力が発生して回転子92を回
転駆動させる。
【0027】以上のように構成された本発明による洗濯
機の動力装置60の作動において、洗濯時の作動を図3
に基づき説明する。最初に印加された電流によりドレイ
ンモータ(図示せず)が作動して回動ギヤが回動され
る。この回動ギヤ82の回動により昇降ギヤ80が回動
され、昇降ギヤ80の回動はこれに取り付けられた昇降
突起79aを回動させる。昇降ギヤ80は昇降案内板7
6の昇降案内スリット76aに沿って上昇動作され、よ
って昇降リング79も上昇する。昇降リング79が上昇
されれば、連結ギヤ77は回転駆動無しに脱水軸72の
突起72aに沿って上昇され、連結ギヤ77の外歯77
bが固定板75の内歯75aに噛み合って連結ギヤ77
が固定される。
【0028】この状態で洗濯物が回転槽52に投げ込ま
れ、水槽51に貯水されてからモータ90に電流が印加
されれば、モータ90の回転子92は正逆転される。こ
の際、モータ90の正逆転により回転軸71と結合ギヤ
81は共に正逆転され、よって洗濯軸71に取り付けら
れた回転羽根53も正逆転して洗濯または濯ぎ行程が行
われる。以後、洗濯が終了される時はドレインモータ
(図示せず)が作動して排水弁55を開放すれば、水槽
51に貯水された水は外部へ排水される。
【0029】水の排水が完了されれば、排水弁55が開
放されている状態で脱水行程が始まる。以下、脱水行程
時の動力装置60の作動について図4に基づき説明す
る。洗濯後排水のために排水弁55がドレインモータ
(図示せず)により開放される際動力伝達装置70は脱
水駆動状態に置かれるが、まずドレインモータ(図示せ
ず)が作動されれば排水弁55が開放されると共に、回
動ギヤ82は昇降ギヤ80を回動させる。回動ギヤ82
が回動することにより昇降突起79aが昇降案内板76
の昇降案内スリット76aに沿って下降され、よって昇
降リング79も下降される。昇降リング79が下降され
れば、連結ギヤ77も脱水軸72の溝72aに沿って下
降され、下降された連結ギヤ77は連結ギヤ81の外歯
81aに内歯77aを噛み合わせる。この状態で駆動モ
ータ90に電流が印加され駆動モータ90の回転子92
が一方向高速回転すれば、洗濯軸71は勿論、結合ギヤ
81に噛み合った連結ギヤ77も高速回転され、かつ脱
水軸72も高速回転する。よって、回転羽根53と回転
槽52が高速回転して洗濯物に残された水が遠心力によ
り洗濯物から取れて排水ホース54を通して外部に排水
される。
【0030】そして、モータ90の停止時には逆方向の
磁束をコイル95に発生させるよう電流を印加して回転
子93に逆方向の電磁気力を発生させることにより、モ
ータ90は逆方向に回転しようとする力が発生して回転
子92の回転速度を急に落とし、ようやく停止状態に置
かれる。この作動は洗濯機の制御部で作動を行えるよう
にする。
【0031】一方、図5は本発明による他の実施例によ
る動力装置の断面図である。本実施例ではモータに対す
る説明は前述した通りなので、以下の実施例では動力伝
達装置に対する構成と作用についてのみ説明する。
【0032】まず、中空の脱水軸100が備えられ、脱
水軸100の中空には洗濯軸101が挿着される。そし
て洗濯軸101の下部に一体に結合された結合ギヤ10
2が備えられ、水槽111の下部外側面には脱水軸10
0と一体に回転する固定ギヤ103が設けられている。
そして、固定ギヤ103と結合ギヤ102との間には上
下に段差あるよう歯104a,104bが形成された連
結ギヤ104が備えられるが、この連結ギヤ104の下
部歯104bは連結ギヤ104の下降時結合ギヤ102
と噛み合い、上部歯104aは連結ギヤ104の下降時
固定ギヤ103と噛み合うようになっている。そして、
連結ギヤ104の段差部には昇降リング105が取り付
けられ、この昇降リング105と連結ギヤ104との間
には軸受106が設けられる。また、この昇降リング1
05には二つの昇降突起105aが形成され、それぞれ
の昇降突起105aが貫通突出するようなった案内ホー
ル107aが形成された円筒形の案内板107が設けら
れ、案内板107の案内ホール107aに突出した昇降
突起105aは外力により下部に作動させる。そして、
昇降突起105aの上端と水槽111の下部面との間に
はバネ108が設けられ昇降突起105aに加えられた
外力が取り除かれれば、連結ギヤ104がバネ108の
弾性力により上昇して固定ギヤ103に噛み合うように
なっている。
【0033】一方、連結ギヤ104は脱水軸100の外
周面に形成された溝に挿入され上下昇降させる突起が内
周面に形成されており、脱水軸100と水槽111との
間には脱水軸100の円滑な駆動のための軸受110が
設けられている。
【0034】以上のような構成において作動はまず脱水
時には昇降突起105aに外力が加えられ連結ギヤ10
4が下部に駆動され、これにより連結ギヤ104は結合
ギヤ102に噛み合って脱水軸100と洗濯軸とが一体
に回転される。そして、洗濯または濯ぎの時は昇降突起
105aに加えられた外力が取り除かれ連結ギヤ104
はバネ108の復元力により上昇して固定ギヤ103に
噛み合い、よって脱水軸100は回転せず洗濯軸101
のみ回転する。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の洗濯機の動
力装置は洗濯軸と脱水軸の動力制御が多数のギヤによる
噛み合いにてなされ、また制動力や動力転換は無ブラシ
モータにより制御される。これにより、物理的な摩擦力
などによる駆動の制御が不要なので騒音発生が少なく、
また動力伝達装置と駆動モータとの結合が直接になされ
るので、モータの動力を伝達するための別の伝達媒体を
要しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による動力装置が設けられた洗濯機を
示した側断面図である。
【図2】 本発明による動力伝達装置の分解斜視図であ
る。
【図3】 本発明による動力装置の洗濯時を示した断面
図である。
【図4】 本発明による動力装置の脱水時を示した断面
図である。
【図5】 本発明による動力装置の他の実施例を示した
断面図である。
【図6】 従来の洗濯機の動力伝達装置を示した断面図
である。
【符号の説明】
50 本体 51 水槽 52 回転槽 53 回転羽根 54 排水ホース 55 排水弁 60 動力装置 70 動力伝達装置 72 脱水軸 73 支持板 74 軸受 90 モータ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に水が貯水される水槽と、 前記水槽の内部に回転自在に設けられた回転槽と、 前記回転槽の底部に設けられた回転羽根と、 前記水槽の外側部に設けられた正逆転モータと、上端が前記回転槽に 取り付けられ、下端前記水槽の外
    部まで延長された中空の脱水軸と、 前記脱水軸の中空に挿入され前記脱水軸の上下部に延長
    され、その上端は前記回転羽根に取り付けられ、その下
    端は前記モータに取り付けられた洗濯軸と、 前記洗濯軸の下端の外周縁に取り付けられ前記洗濯軸と
    共に回転するよう備えられた結合部材と、 前記脱水軸の長手方向に上下移動自在に設けられ、上昇
    すれば前記洗濯軸のみ回転させ、下降すれば前記結合部
    材と取り付けられ前記洗濯軸と前記脱水軸を一体に回転
    させる連結部材と、 前記連結部材を昇降させる昇降手段を備え 前記昇降手段は前記連結部材と共に昇降するよう前記連
    結部材に取り付けられた昇降リングと前記昇降リングの
    一側と他側から延長された昇降突起を備え、 前記昇降突起は前記水槽の下面に取り付けられた昇降案
    内板に傾斜して形成された昇降案内スリットを貫通して
    前記昇降突起に加えられた外力により前記昇降案内スリ
    ットを摺動させる ことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記連結部材は上部外側面と下部内側面
    に歯が形成された段差部を備え、 前記結合部材は前記連結部材が下降されれば、前記連結
    部材の下部内側面に形成された歯と噛み合わせる外歯を
    備えることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記水槽の下面には前記連結部材が上昇
    した時前記脱水軸の回転を抑えるよう前記連結部材の外
    歯と噛み合う内歯を備える固定部材が備えられることを
    特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記脱水軸は前記連結部材に貫挿され、
    前記脱水軸の外側面には上下に延長された少なくとも一
    つ以上の溝が備えられ、前記連結部材の内側面には前記
    溝と噛み合わせられる少なくとも一つ以上の突起が形成
    されることを特徴とする請求項3に記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記連結部材と前記昇降リングとの間に
    は前記連結部材と前記昇降リングを別に回転させる軸受
    が設けられることを特徴とする請求項に記載の洗濯
    機。
  6. 【請求項6】 前記昇降リングの外周面には前記昇降突
    起が嵌め込まれ前記昇降リングが回転駆動できるよう外
    部から加えられた動力を伝達する昇降ギヤが設けられる
    ことを特徴とする請求項に記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 前記昇降リングは一端が前記水槽に取り
    付けられ、他端が前記昇降リングの一側に取り付けられ
    前記昇降突起の下降時に加えられた外力が取り除かれれ
    ば前記昇降リングを上昇復元させる一つ以上のバネを含
    むことを特徴とする請求項に記載の洗濯機。
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