JP2006517125A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータから発生された駆動力が洗濯軸に伝達されるときに発生する動力伝達の損失を最小化する洗濯機を提供する。
【解決手段】 本洗濯機は、キャビネット内に設けられ、洗濯水を貯留する外槽と、前記外槽内に回転自在に設けられ、洗濯物を収容する内槽と、前記内槽に回転自在に設けられ、洗濯物と洗濯水とを攪拌する攪拌装置と、前記攪拌装置と前記内槽とを回転させるアウターロータ型モータと、前記モータ、前記攪拌装置及び前記内槽が同一の回転中心を有するように前記モータと前記攪拌装置及び前記内槽との間に連結され、運転モードにより前記モータの動力を前記攪拌装置と前記内槽とに伝達する動力伝達装置と、前記外槽内の水を外部に排出する排水装置と、を備えていることを特徴とする。

Description

本発明は洗濯機に係り、より詳細には、アウターロータ型モータにより駆動され、洗濯物を収容する内槽及び洗濯物を攪拌する攪拌装置に上記モータの動力を伝達する動力伝達装置が改善された洗濯機に関する。
洗濯機は、洗剤及び水の作用を利用して、衣服に付着している汚染を除去するように、洗濯、濯ぎ及び脱水の動作を行う装置である。
図1は、一般的なパルセータ式の洗濯機を示す図面である。
図1を参照すると、一般的なパルセータ式洗濯機の外装を形成するキャビネット1内には、洗濯水を収容する外槽2a(outer tub)がダンパ15により支持された状態で備えられ、外槽2a内には内槽2b(inner tub)が回転自在に設けられている。
ここで、内槽2bの壁には多数の通孔(図示せず)が設けられ、洗濯水が内槽2bと外槽2aとの間を出入りすることができるようになっている。そして、内槽2bの下部中央にはパルセータ35が回転自在に設けられている。一方、外槽2aには、キャビネット1の外部と連通した排水ホース50が連結され、排水ホース50の中間には排水バルブ(図示せず)が備えられている。
内槽2bには脱水軸41が連結され、パルセータ35には脱水軸41及び内槽2bを貫通するように設けられた洗濯軸42が連結されている。そして、洗濯軸42と脱水軸41とは、外槽2aの下に具備されたクラッチアセンブリ40により機械的に連結される。一方、外槽2aの下には動力を発生させるモータ3がクラッチアセンブリ40と所定距離だけ離隔されて備えられており、ベルト5によりモータ3と洗濯軸41の下端とを連結するように設けられている。
上述のような構造を有する一般的なパルセータ式の洗濯機において、モータ3が動作すると、その回転力はベルト5を介して洗濯軸42に伝達される。
この場合、クラッチアセンブリ40が洗濯軸42と脱水軸41とを分離させた状態であれば、パルセータ35のみが回転する。従って、洗濯機は、パルセータ35の回転により発生する水流及び摩擦力を用いて洗濯又は濯ぎ作業を行うことができる。
反面、クラッチアセンブリ40が洗濯軸42と脱水軸41とを連結させた状態であれば、パルセータ35と内槽2bとが共に回転する。従って、洗濯機は、洗濯物に含有された水分を除去する脱水作業を行うことができる。
しかしながら、前述の構造を有する一般的な洗濯機は、次のような問題点を有する。
先ず、前述したように、一般的な洗濯機は、モータの回転力がベルトにより間接的に洗濯軸に伝達される構造であるため、ベルトスリップ及び摩擦等により発生する動力伝達の損失が非常に大きい。
また、一般的な洗濯機において、モータの動力伝達の際、ベルトの摺動を防止するためには、ベルトに大きい張力が作用するように設定しなければならない。しかし、その場合には、ベルトが大きい力で洗濯軸の下端部を引き寄せるため、内槽及び外槽がキャビネット内で傾くことがある。
本発明は上記問題点を解決するためのものであり、その目的は、モータから発生した駆動力が洗濯軸に伝達される際に発生する動力伝達の損失を最小化することにある。
本発明の他の目的は、モータ及び動力伝達装置が装着された状態で長時間使用しても洗濯機の内槽及び外槽が傾かないように構造を改善することにある。
本発明のさらに他の目的は、モータの構造を改善してユーザが容易に使用することができるように洗濯機の高さを低減することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る洗濯機は、キャビネット内に設けられ、洗濯水を貯留する外槽と、外槽内に回転自在に設けられ、洗濯物を収容する内槽と、内槽に回転自在に設けられ、洗濯物及び洗濯水を攪拌させる攪拌装置と、攪拌装置及び内槽を回転させるアウターロータ型モータと、モータ、攪拌装置及び内槽が同一の回転中心を有するようにモータと攪拌装置及び内槽との間に連結され、運転モードによりモータの動力を攪拌装置と内槽とに伝達する動力伝達装置と、外槽内の水を外部に排出する排水装置と、を備えている。
モータは、インダクションモータからなる。インダクションモータは、動力伝達装置に直結されて回転するロータアセンブリと、ロータアセンブリの内側に設けられ、交流電流により回転磁界を発生させ、当該回転磁界を用いてロータアセンブリを回転させるステータアセンブリと、を備えている。
ロータアセンブリは、下部中央に動力伝達装置が直結されるロータフレームと、ロータフレームの内側に固定されるロータと、を備えている。
ロータは、複数の貫通孔を有する鉄板が複数積層されて形成されるロータコアと、各貫通孔を貫通して磁束と鎖交する金属バーと、金属バーの両端に結合されてロータコアの上部及び下部を被覆する上部及び下部のエンドリングと、を備えている。
ロータフレームは、インダクションモータの回転中心に設けられ、攪拌装置が回転するように動力伝達装置に連結されるロータブッシングと、内槽が選択的に回転するように、動力伝達装置に選択的に連結されるブッシングシャフトと、を備えている。
ロータフレームは、ロータの下端を支持するように、その内部に設けられているロータ支持部を備えている。
ロータ支持部は、ロータの下端を支持するように、その内周面に沿って形成される段差を備えている。
ロータフレームは、ロータが離脱しないように、その側壁から突出してロータの上端を拘束する上端固定部を備えている。
ステータアセンブリは、複数の鉄板が積層されて形成され、外周面に一体的に形成されるポールを有するコア部と、ポールに巻き取られるコイル部と、コア部とコイル部との接触を防止するインシュレータを備えている。
インシュレータは、コア部の上部と下部とに設けられてポールとコイル部との接触を防止する上部及び下部のインシュレータと、ポールとポールとの間に設けられてコア部とコイル部との接触を防止する内部インシュレータと、を備えている。
動力伝達装置は、攪拌装置に回転力を伝達する洗濯軸と、内槽に回転力を伝達する脱水軸と、脱水軸とモータとを選択的に連結させるクラッチアセンブリと、を備えている。
洗濯軸は、攪拌装置と連結される上部洗濯軸と、下端がモータに連結され、上部がギアセットにより上部洗濯軸と連結される下部洗濯軸と、を備えている。
洗濯軸は、脱水軸の内部に回転自在に設けられており、ギアセットは、下部洗濯軸の上部に固定されて同軸回転する太陽歯車と、脱水軸の内周面に形成されるリングギアと、リングギアと太陽歯車との間に設けられ、回転軸が上部洗濯軸に偏心するように連結される遊星歯車と、を備えている。
脱水軸は、上端が内槽と連結され、下端がモータと所定距離だけ離隔され、その中間部の所定位置に上記遊星歯車になるリングギアが形成されているドラムを備えている。
クラッチアセンブリは、脱水軸の長さ方向に沿って昇降しながら脱水軸とモータとを選択的に連結するスライドカプラと、スライドカプラを昇降させる昇降装置と、を備えている。
スライドカプラと脱水軸、及び、スライドカプラとモータは、セレーションにより相互連結される。
昇降装置は、一端がスライドカプラと連結され、中間の一箇所がヒンジ軸に結合されるクラッチレバーと、クラッチレバーの他端を引いたり押したりしてクラッチレバーの一端をヒンジ軸を中心に回転させ、スライドカプラを昇降させるクラッチモータと、を備えている。
昇降装置は、クラッチレバーの他端とクラッチモータとの間に設けられ、弾性力を有する連結リンクをさらに備えている。
クラッチアセンブリは、スライドカプラの上側に設けられ、スライドカプラの上昇高さを制限するストッパをさらに備えている。
スライドカプラとモータとの連結が切断されたときに、スライドカプラが回転することを防止するため、ストッパ及びスライドカプラのうち、いずれか一方には溝が形成されており、他方には上記溝に挿入される突起が備えられている。
洗濯機は、脱水軸の回転を断続するブレーキアセンブリをさらに備えている。
ブレーキアセンブリは、脱水軸の外周面に摩擦を加えることにより、脱水軸を停止させるブレーキパッドを備えている。
より詳細には、ブレーキアセンブリは、脱水軸の外周面を包囲するように設けられたブレーキパッドと、一端がブレーキパッドと連結され、中間の一箇所がヒンジ軸と連結されるブレーキレバーと、ブレーキレバーの他端を引いたり押したりして、脱水軸を拘束したり拘束を解除したりする作動モータを備えている。
排水装置は、キャビネットの外部と外槽とを連通させる排水流路と、排水流路を開閉する排水バルブと、排水バルブを引いたり押したりして排水流路を開閉する作動モータと、を備えている。
作動モータは、ブレーキアセンブリと排水バルブとを同時に作動させるように構成されている。
作動モータは、内槽の回転のみを断続する第1ステップモードと、内槽の拘束を解除した状態で排水バルブを開閉する第2ステップモードとにより作動する。
排水バルブは、排水流路を閉鎖するように設けられたパッキンと、パッキンと連結されている第2ロッドと、作動モータが第1ステップモードにより作動するときには第2ロッドが移動しないように所定距離を移動し、作動モータが第2ステップモードにより作動するときには第2ロッドに係って第2ロッドと共に移動し、パッキンが排水流路を開放するように、第2ロッドに連結されている第1ロッドと、を備えている。
第1ロッドは、第2ロッド内の軸方向に挿入されて摺動する。
以下、本発明に係る洗濯機の好適な実施の形態について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
本実施の形態の説明においては、同一構成については同一名称及び符号が使用され、これによる付加的な説明及び重複する説明は、下記では省略する。
図2及び図3を参照すると、洗濯機の外観を構成するキャビネット10内には、内部に洗濯水が収容される外槽21が備えられ、外槽21内には、洗濯物を収容し、壁に複数の通孔(図示せず)が形成された内槽22が回転自在に備えられている。また、内槽22内には、洗濯水及び洗濯物を攪拌する攪拌装置が回転自在に備えられている。そして、内槽22と攪拌装置30とは、外槽21の下部に備えられているアウターロータ型モータにより回転する。
ここで、攪拌装置30は、図2に示したように、その外面に突出した少なくとも一つの洗濯翼を有するパルセータにより構成することができるが、これに限定されるものではない。図示はしなかったが、攪拌装置30は、内槽22の内側に突出した棒状のアジテータ(agitator)により構成されることもある。
上記の場合、アジテータの外周面に少なくとも一つの洗濯翼が設けられているとよい。従って、攪拌装置30は、図2に示した構造のみに限定されず、内槽22内において回転しながら水流を発生させることができる構造を有すれば十分である。
本発明に係る洗濯機において、モータと内槽22及び攪拌装置30とは、動力伝達装置により連結される。ここで、モータ及び動力伝達装置は、同一の回転軸線を有するように相互直結される構造を有する。
そして、動力伝達装置と駆動モータとを直結することにおいて、従来のインナーロータ型モータを、従来の動力伝達装置の下端に単に組み立てる場合、洗濯機の高さがロータの高さだけ高くならざるを得ない。特に、洗濯物投入口がキャビネットの上面に形成されるトップローディング方式の洗濯機においては、ユーザが投入口を通して洗濯物を投入したり、引き出したりする際に非常に不便である。
上記の問題を解決するために、本発明では、図2に示したように、内槽22と攪拌装置30とを回転させるモータとして、アウターロータ型モータ、特にインダクションモータを採択し、アウターロータ型モータを構成する回転子の内側に形成されるスペースに動力伝達装置の一部の部品を収容することにより、全体的な高さを低減するようにした。インダクションモータは、交流電流により発生する回転磁界を用いて回転力を発生させる装置である。
そして、前述したように駆動モータと直結される動力伝達装置を有する本発明において、動力伝達装置は、モータの動力を選択的に内槽22に伝達するクラッチアセンブリを有し、内槽が必要により選択的に回転できるように設けられている。
さらに、本発明では、外槽21内に貯留された洗濯水を排水する排水装置と内槽22の回転を断続するブレーキアセンブリの一部部品とが相互に有機的に構成されて一つの作動モータとして作動するようにした。
以下、モータ、動力伝達装置、及び、排水装置を添付した図面に基づいて詳細に説明する。
アウターロータ型モータは、動力伝達装置と直結されて回転するロータアセンブリ500と、ロータアセンブリの内側に設けられて交流電流により回転磁界を発生させるステータアセンブリ400とを備えており、正方向と逆方向との回転が可能なように設けられている。
ステータアセンブリ400を図4を参照して説明すると、ステータアセンブリ400は、複数の鉄板が積層されて形成され、その外周面に一体的に形成されるポールを有するコア部420と、コア部420の外周面に一体的に形成されたポール426に巻き取られるコイル部440と、コア部420とコイル部440との接触を防止するインシュレータ460、460a、460b、460cと、を備えている。
コア部420は、中空を有するドーナツ状の薄い鉄板を複数積層して構成される。そして、ポール426は、コア部420の外周面に突起状に形成され、ポールには、コイル部440を構成するコイルが巻き込まれるようになる。
また、コア部420の上下部には、ポール426とコイル部440との接触を防止する上下部のインシュレータ460a、460bが取り付けられ、ポール426とポールとの間のスペースには、合成樹脂材のフィルムから形成される内部のインシュレータ460cを挿入し、コア部420とコイル部440とが接触することを防止する。
コア部420の中心には、内側に突出した複数の締結部422が形成され、締結部には締結孔424が形成され、ステータアセンブリ400とクラッチアセンブリ300とのネジ結合のために提供される。
また、コイル部440の一方側には、電源供給のために三相の端子が形成され、交流電流により回転磁界を発生させる機能を担う。
次に、ロータアセンブリ500を図5を参照して説明すると、ロータアセンブリ500は、ロータアセンブリの外観を構成し、下部中央に動力伝達装置が直結されるロータフレーム530と、ロータフレーム530の内側に固定されて閉回路を形成するロータ510と、を備えている。
ロータ510は、複数の貫通孔513が形成された鉄板が複数積層されて形成されるロータコア512と、ロータコア512の貫通孔513を貫通して設けられ、磁束と鎖交する金属バー514と、金属バー514の上端及び下端に各々結合されて2次閉回路を形成し、ロータコア512の上部及び下部を被覆する上下部エンドリング516、518と、を備えて構成されている。
ロータフレーム530は、側壁532とベース534とにより構成される上部が開放された円筒状とされ、ロータ510がロータフレーム530の内部に強制的に圧入されて固定される。
そして、ベース534の中央部には、攪拌装置の回転のために、動力伝達装置と直結されるロータブッシング534aが挿入されて結合される結合孔536が形成されている。ロータブッシング534aの上部には、内槽の回転のために外周面にセレーションが形成されたロータブッシングシャフト534bが備えられ、後述するスライドカプラ650と選択的に連結される。
ロータブッシング534aは、中央の軸方向に形成される中空を有し、当該中空には、雌歯車が形成され、後述する動力伝達装置の下部洗濯軸240の下端の外周面に形成された雄歯車とセレーションによる結合を行う。
上記の構成に加えて、ロータフレーム530の下部の側壁532には、上部より縮径することにより、その内周面に沿って段差539が形成され、段差539は、ロータフレーム530にロータ510を強制的に圧入する際、ロータ510の下端部を支持するロータ支持部の役割を担う。勿論、ロータ支持部は、段差539以外にもロータフレームに突出リブを形成する等の方法により多様に構成することができる。
また、ロータフレームは、ロータ510の上端を支持するように、ロータの側壁532から突出してロータの上端を拘束する上端固定部538をさらに備えていることが好ましい。
次に、本発明に係る洗濯機に備えられている動力伝達装置について、図3を参照して説明する。
図3を参照すると、動力伝達装置は、攪拌装置にモータの回転力を伝達するように、外槽21と内槽22とを貫通して攪拌装置に連結されている洗濯軸200と、内槽に連結されてモータの回転力を伝達する脱水軸100と、脱水軸100とモータとを選択的に連結して内槽を選択的に回転させるクラッチアセンブリと、を備えている。
洗濯軸200は、上部洗濯軸210と下部洗濯軸240とを備えている。ここで、上部洗濯軸210の上端は攪拌装置30に連結され、下部洗濯軸240の下端は駆動モータ、具体的には、ロータアセンブリ500のベースに結合されたロータブッシング534aに固定されるように結合されている。
また、脱水軸100も上部脱水軸120と下部脱水軸140とを備えている。ここで、上部脱水軸120の上端は内槽22に連結され、下部脱水軸140の下端は駆動モータ、具体的には、ロータアセンブリ500のベースの上部に所定距離だけ離隔して配置されている。
上部脱水軸120と内槽22との連結のために、上部脱水軸120は、内槽と連結される上端に多角形、例えば八角形の結合部(図示せず)が形成され、内槽の下部には結合部に対応するように結合溝(図示せず)が形成されている。前述のように構成される結合部が結合溝に挿入されて固定されると、脱水軸100が摺動せず、モータ400、500の回転力が内槽22に伝達される。
下部脱水軸140は、後述するクラッチアセンブリのスライドカプラ650との連結のためのセレーションが下端の外周面に形成されている。
そして、下部脱水軸140と上部脱水軸120とは一体的に成形することもできるが、組立てのために別途に製作された後、相互係止やネジ等の締結手段(図示せず)により固定されることが望ましい。
洗濯軸200は、脱水軸100内に軸方向に挿入されて設置され、洗濯軸200が内槽の下面に垂直状態で回転することができるように、洗濯軸200と脱水軸100との間に挿入されて洗濯軸200を支持するベアリングが設置される。本発明においては、ベアリングの例として、洗濯軸200と脱水軸100との間、特に上部洗濯軸210と上部脱水軸120との間にオイルレスベアリング180が備えられている。
オイルレスベアリング180は、摩擦により熱が発生する場合、その内部にあるオイルが外部の摩擦部位に供給される構造を有している。従って、上部洗濯軸210が回転しながら上部脱水軸120と摩擦して熱が発生すると、オイルレスベアリング180からオイルが流出して摩擦部位を潤滑にするため、洗濯軸200は円滑に回転することができる。
そして、脱水軸100内を貫通するように設けられた洗濯軸200が下方に抜けないように、上部洗濯軸210の外周面には延長部211が突出し、延長部211は、オイルレスベアリング180の上部に載置される。
前述のように構成される動力伝達装置は、上部洗濯軸210と下部洗濯軸240との連結のためのギアセットを備えている。
ギアセットの例として、本発明は、下部洗濯軸の上部に固定されて同軸回転する太陽歯車242と、脱水軸の内周面に形成されるリングギアと、リングギアと太陽歯車との間に設けられ、回転軸222が上部洗濯軸に偏心するように連結される遊星歯車220と、を有しているギアセットを備えている。
遊星歯車220は少なくとも一つが具備されるが、洗濯軸の円滑な駆動及び遊星歯車220の過負荷による破損防止のため、三つ以上具備されることが望ましい。また、遊星歯車の回転軸222は、上部洗濯軸210の下端に一体的に形成されたり、別途の部材として製作されて固定されたキャリア230に上部洗濯軸210の回転軸線に偏心してその上・下端が結合されたりする。
キャリア230が別途の部材として構成されて上部洗濯軸210に固定される場合、摺動を防止するために上部洗濯軸210の下端とキャリア230の上端のうち、いずれか一つには八角形等の多角形の突起(図示せず)が形成され、他の一つには突起の形状に対応する挿入溝(図示せず)が形成されることが望ましい。
前述のように洗濯軸200と脱水軸100との間において、遊星歯車220は太陽歯車242の周囲を公転及び自転を同時にしながら、リングギア(図示せず)と太陽歯車242とを連結する。そして、前述のように構成される遊星歯車により洗濯軸200と脱水軸100とが互いに反対方向に回転したり、同一方向に回転したりしながら洗濯物を洗濯することが可能になる。
一方、モータと脱水軸100とを選択的に連結するクラッチアセンブリは、洗濯軸が挿入された脱水軸を内部に収容するクラッチハウジング300と、下部脱水軸140の下部に連結されて脱水軸の長さ方向に昇降しながらモータと脱水軸100とを選択的に連結するスライドカプラ650と、スライドカプラ650を昇降させる昇降装置600と、を備えている。
図3を参照すると、クラッチハウジング300は、脱水軸を回転自在に支持すると同時に、他の部品を固定するように、上部ハウジング300aと、上部ハウジングにネジ結合される下部ハウジング300bと、を備えている。
そして、上部脱水軸120と上部ハウジング300aとの間には上部ベアリング330が設置され、下部脱水軸140と下部ハウジング300bとの間には下部ベアリング340が設置され、上・下部ベアリングにより脱水軸100が安定的に回転することができるように支持される。
前述のように設けられたクラッチハウジング300は、洗濯機のキャビネット10の内部に固定されたブラケット(図示せず)に強固に固定される。
スライドカプラ650は、下部脱水軸140の下端が挿入されて連結されるように雌歯車が形成された中空を有する円筒形状であり、円筒の上端には、平坦な上面を有する円盤状のフランジが形成されている。
そして、スライドカプラ650が上下にスライドしながら、モータ、特にロータブッシングシャフト534bと連結又は分離されるように、下部脱水軸140の下端に形成されたセレーションとスライドカプラ650の中空部とが相互セレーション結合され、モータ400、500の回転力を脱水軸100へ選択的に伝達する。
前述の構造により、スライドカプラ650は、その内周面が下部脱水軸140とセレーション結合された状態で、下部脱水軸140の長さ方向に沿って昇降する。そして、スライドカプラは、ロータアセンブリ500のロータブッシングシャフト534bと選択的にセレーション結合しながら、ロータアセンブリ500の回転力を下部脱水軸140に選択的に伝達するようになる。
例えば、スライドカプラ650が下降すると、スライドカプラ650の上部は下部脱水軸140とセレーション結合され、スライドカプラ650の下部はロータブッシングシャフト534bとセレーション結合され、ロータアセンブリ500の回転力が下部脱水軸140に伝達される。
反対に、スライドカプラ650が上昇すると、スライドカプラ650とロータブッシングシャフト534bとの結合が解除され、ロータアセンブリ500の回転力は下部脱水軸140に伝達されない。
上記原理により、スライドカプラ650は、ロータアセンブリ500の回転力を、脱水軸100に連結された内槽22に選択的に伝達することができるようになる。
昇降装置600は、図3に示したように、クラッチレバー640とクラッチ作動モータ620と、を備えている。
ここで、クラッチレバー640は、一端がスライドカプラ650と連結され、中間の一箇所はヒンジ軸660cに結合されており、クラッチ作動モータがクラッチレバー640の他端を押したり引いたりすると、スライドカプラ650が昇降する。
本発明では、クラッチレバー640の一例として、“L”字状に折曲された構造を有するクラッチレバーを備えている。
クラッチレバーの水平部640bはスライドカプラ650の下部を支持し、垂直部640aはクラッチモータ400、500と連結される。そして、ヒンジ軸660cは、垂直部640aと水平部とが当接する折曲部に備えられている。従って、クラッチモータ400、500が垂直部640aを引くと、クラッチレバー640がヒンジ軸660cを中心に回転することになり、これにより水平部640bがスライドカプラ650を上昇させることになる。
一方、クラッチレバー640の水平部640bは、図8に示したように、その端部が二股に分かれた形状を有し、スライドカプラ650の下部に連結されている。
そして、クラッチレバー640の垂直部640aの上端は、クラッチ作動モータに具備されて動力を伝達するように弾性力を有する連結リンク630に連結されることが望ましい。
連結リンク630は、一方側がクラッチ作動モータに連結されるモータ連結部630aと、一端がクラッチレバー640の垂直部の上端に回転自在に連結されるレバー連結部630bと、モータ連結部630aとレバー連結部630bとを連結し、弾性力を有する弾性連結部630cと、を備えている。
弾性連結部630cにはスプリングのような弾性手段が具備され、作動モータによりクラッチレバー640に過度な力が加えられることを防止する。
クラッチアセンブリは、スライドカプラ650の上側に備えられ、クラッチハウジング300の下部に固定され、スライドカプラ650の上昇高さを制限すると同時に、脱水軸100の回転を防止するストッパ660をさらに備えている。
即ち、ストッパ660は、クラッチハウジング300との締結のために上部に形成された複数の締結孔660aを有し、スライドカプラ650が所定高さまで上昇するようにし、スライドカプラ650がモータと分離した後、最高の高さまで上昇してストッパ660と結合すると、ストッパはスライドカプラ650を固定して脱水軸100が回転することを防止する。
このために、スライドカプラ650は、スライドカプラの上面とストッパ660の下面との接触により発生する摩擦力によって固定することもできるが、スライドカプラ650の上部に固定突起(図示せず)が形成され、ストッパ660の下部に固定溝(図示せず)が形成されると、より堅固に固定することができる。勿論、固定突起をストッパ660に形成し、固定溝をスライドカプラ650に形成することもできる。そして、ストッパの一方側には、クラッチレバー640が連結して案内されるガイド部660bが形成されている。
また、ストッパ660は、内槽22を攪拌装置30と同一方向に回転させるために、スライドカプラ650が下降してモータと連結されたとき、スライドカプラ650とモータとの連結状態を維持させるスプリングのような弾性手段660dを有しているとよい。
前述のように構成される乗降装置600によるスライドカプラ650の動作を説明すると、次の通りである。
先ず、クラッチ作動モータ400、500が連結リンクを引くと、クラッチレバー640の水平部がヒンジ軸660cを中心に上向き回転してスライドカプラ650を上昇させ、これにより、モータと下部脱水軸140とが分離されて脱水軸100にモータ400、500の回転力が伝達されなくなる。
スライドカプラ650がストッパ660と接触するように完全に上昇すると、スライドカプラ650が固定されて下部脱水軸140の回転が拘束され、これにより内槽22は、回転しないように固定される。
次に、クラッチ作動モータ620が連結リンク630を押すと、クラッチレバーの水平部がヒンジ軸660cを中心に下向き回転してスライドカプラ650を下降させ、これにより、ロータアセンブリ500と下部脱水軸140とが連結されて脱水軸100にモータの回転力が伝達され、内槽22が攪拌装置30と同一方向に回転するようになる。
このとき、ストッパ660に備えられたスプリング660dがスライドカプラ650の上昇を防止し、モータと下部脱水軸140との連結状態を維持させる。
前述の構成に加えて、洗濯機は、脱水軸の回転を断続するブレーキアセンブリをさらに備えていることが望ましい。
図3及び図6を参照すると、ブレーキアセンブリ700は、脱水軸の外周面に摩擦を加えることにより脱水軸を停止させるブレーキパッド780と、ブレーキパッド780に一端が連結されたブレーキレバー720と、ブレーキレバー720の他端に連結されてブレーキパッドを動かす作動モータと、を備えている。
本発明において、ブレーキアセンブリ700による脱水軸100の断続は、脱水軸100の中間部、本発明では下部脱水軸140の上部、より詳細には、リングギアが形成された内周面を有する筒状のドラム160を断続することによって行われる。
ブレーキレバー720は、下部ハウジング300bの一方側を貫通して設置され、その中間部の所定位置がクラッチハウジング300に固定されたヒンジ軸740に回転自在に連結され、作動モータがブレーキレバー720を押したり引いたりすると、脱水軸100がブレーキパッド780により拘束されたり、拘束が解除されたりして脱水軸100を断続する。
ブレーキレバーのヒンジ軸740にはトーションスプリング760が備えられてブレーキレバー720が弾力を有することにより、作動モータの力が除去されると、トーションスプリングがブレーキレバーを元の位置に移動させることが望ましい。そして、ブレーキパッド780は別途のヒンジ軸790に回転自在に結合されて、ブレーキレバー720の回転により2段に動くように構成することもできる。
本発明において、ブレーキパッド780は、ドラム160の外周面を包囲する帯状に構成され、ブレーキレバー720がブレーキパッド780を引くように回転すると、ブレーキパッド780がドラム160の外周面に接触して脱水軸100を拘束し、ブレーキレバー720が逆回転すると、ブレーキパッド780とドラム160との接触状態が解除されて脱水軸100の拘束が解除される。勿論、ブレーキパッドは、ブロック状に構成することもできる。即ち、脱水軸に摩擦力を加えることができる形状であれば、いかなる形状でも採択が可能である。但し、ブレーキパッドの材質としては耐摩耗性が優れた材質を選択することが望ましい。
ブレーキアセンブリ700は、洗濯時に洗濯軸200のみを回転させる場合や、脱水時に脱水軸100を瞬時に制動するために主に用いられる。
一方、本発明に係る洗濯機に備えられている外槽21の下部の一方側には、外槽内に貯留された水を外部に排出する排水装置が備えられている。
図3、図6及び図7を参照すると、排水装置は、キャビネットの外部と外槽とを連通させる排水流路65、66と、排水流路を開閉する排水バルブ64と、排水バルブ64を引いたり押したりして排水流路を動かすバルブ作動モータ761と、を備えている。
排水流路は、外槽と連結される連結ホース65と、一端が連結ホースに連結され、外部と連通して排水バルブ64により開閉される排水ホース66と、を備えている。
作動モータ400、500は、内槽の回転のみを断続する第1ステップモードと、内槽22の拘束を解除した状態で排水バルブ64を開閉する第2ステップモードとにより動作する。
排水バルブ64は、排水流路を閉鎖するように設置されるベローズタイプのパッキン76と、パッキンと連結される第2ロッド78と、作動モータが第1ステップモードにより動作するときには第2ロッド78が動かないように所定距離を移動し、作動モータが第2ステップモードにより動作するときには第2ロッドに係止されて第2ロッドと共に移動し、パッキン76が排水流路を開放するように第2ロッド78に連結されている第1ロッド77と、を備えている。
第1ロッド77は、一端がバルブ作動モータ761側に連結され、第2ロッド78内に軸方向に挿入されて摺動しながら排水流路、特に排水ホース66を開閉する。ここで、第1ロッド77は、内部に挿入された第1スプリング79により弾力的に支持され、第2ロッド78は、外周面に備えられた第2スプリング80により弾力的に支持される。
より詳細に説明すると、第1ロッド77の内部に挿入されて固定された第1スプリング79は、その一端が作動モータにより動くバルブレバー762の固定片763に係止され、第1ロッド77の外周面には、上記一端側が低くなるように段差81が形成される。また、第2ロッド78の外周面には、第2スプリング80とパッキン76とが備えられ、その内周面には、第1ロッドの段差81に係止されるリブ82がバルブレバー762側が厚くなるように内側に突出している。
そして、作動モータ400、500から延びて排水バルブ64に連結されるバルブレバー762が作動モータ400、500により押されたり引かれたりすると、排水バルブ64が開放又は閉鎖される。
本発明に係る洗濯機において、前述のように排水バルブを開閉する作動モータ400、500は、ブレーキアセンブリも同時に作動させることができるように構成されている。
このために、ブレーキアセンブリ700に備えられているブレーキレバー720は、一方側がバルブレバー762に設けられたレバー突起767に連結されるように構成され、作動モータがバルブレバー762を引いたり押したりしながら第1ロッド77が動くと、ブレーキレバー720もレバー突起767により同時に引かれたり押されるようになる。
前述の機能を担うバルブレバー762は、組立て性を向上させるために、別途に製作した単位レバーを互いに連結して構成することができる。
ここで、単位レバーのうち、いずれか一つには“T”字状等の連結突起が形成され、他の一つには連結突起を受け入れる係止孔が形成されて、全体的にバルブレバー762を形成することになる。
排水バルブ64の開閉過程をより詳細に説明すると、次の通りである。
排水装置は、外槽21に貯留された洗濯水を外部に排出する排水工程時、全自動洗濯機の外槽21に装着されたバルブ作動モータ761が第1ステップモードにより駆動を行うと、バルブレバー762が所定距離Dだけ動きながら第1スプリングを引くようになり、これにより、第1ロッド77が所定距離だけ移動するようになる。しかし、第1ステップモードでは、第1ロッドの段差81が第2ロッドのリブ82に係らないため、第2ロッド76には影響がない。このとき、レバー突起767は、ブレーキレバー720の一端を押すようになり、これにより、ブレーキパッド780がドラムから分離して脱水軸100の拘束が解除される。
第1ステップモードにおいて、第1ロッド77が移動する距離は、第1ロッドが引かれていない状態で第1ロッド77の段差81と第2ロッド78のリブ82との間の距離E以下に設定する。
次に、バルブ作動モータ761が、バルブレバー762を第1ステップモードの上限距離Eよりさらに引くと、バルブレバー762、ブレーキレバー720及びレバー突起767が同時に引かれ、これにより、第1ロッド77の段差81が第2ロッド78のリブ82に係止されて第2ロッドが動きながら第2スプリングが圧縮される。
第2スプリングが圧縮されることにより、排水バルブ64が開放され、外槽21内の洗濯水が排水流路を通じて外部に排出される。
そして、バルブ作動モータ761の電源がオフにされると、バルブレバー762、レバー突起767、ブレーキレバー720、第2ロッド78、及び、第1ロッド77等が各スプリングの復原力により初期状態に戻され、排水流路の排水ホース66が閉鎖され、脱水軸100が拘束される。
以下、前述の構造を有する本発明に係る洗濯機の動作を、図8A乃至図10Cを参照して説明する。
前述の構造からなる洗濯機において、上記運転モードは、攪拌装置30のみを回転させる第1モードと、攪拌装置30と内槽22とが相異する方向に回転する第2モードと、攪拌装置30と内槽22とが同一方向に回転する第3モードと、を含んでいる。
第1モードを図8A乃至図8Cを参照して説明すると、第1モードにおいて、クラッチアセンブリ600は、脱水軸100とモータ400、500との連結状態を解除し、モータ400、500の回転力が洗濯軸200にだけ伝達されて攪拌装置30のみが回転するようになる。
このような過程を図8A及び図8Bを参照してより詳細に説明すると、先ず、乗降装置600がスライドカプラ650を最高位置まで上昇させてストッパ660に接触させることにより、モータと下部脱水軸140との連結状態を解除し、バルブ作動モータ761が作動せず、排水ホース66が閉鎖され、ブレーキパッド780が脱水軸100のドラム160に接触して脱水軸100を拘束する。
このため、モータの回転力は、ロータフレームのベース534に固定された下部洗濯軸240にだけ伝達される。そして、下部洗濯軸240の回転力は、太陽歯車242を介して遊星歯車220に伝達され、図8Cに示したように、遊星歯車220が太陽歯車242の回転方向と同一方向に太陽歯車の周囲を公転すると同時に太陽歯車242の回転方向と反対方向に自転する。
遊星歯車220の公転により、遊星歯車220の回転軸に連結されたキャリア230が下部洗濯軸240と同一方向に回転し、これにより、上部洗濯軸210に連結された攪拌装置30が下部洗濯軸の回転方向と同一方向に回転して洗濯物と洗濯水とを攪拌する。
次に、第2モードを図9A乃至図9Cを参照して説明すると、第2モードにおいて、乗降装置600は、スライドカプラ650を上昇させてモータと下部脱水軸140との連結状態を解除し、バルブ作動モータ400、500が第1ステップモードにより作動しながら、排水ホース66は閉鎖され、ブレーキパッド780は脱水軸の拘束を解除する。
第2モードにおいて、単に、スライドカプラ650は、ストッパ660に接触しない位置まで上昇して脱水軸100の拘束が完全に解除される。これは、内槽22と攪拌装置30とが互いに反対方向に回転することにより、スライドカプラ650とストッパ660とが相互摩擦されて発生する騷音や引っ掻き現象を防止するためである。このために、ストッパ660とスライドカプラ650とは互いの接触を防止するように、1乃至10mm、望ましくは3mm程度離隔されているとよい。
このため、モータ400、500の回転力は、ロータフレームのベース534に固定された下部洗濯軸240にだけ伝達される。そして、下部洗濯軸240の回転力は、太陽歯車242を介して遊星歯車220に伝達され、遊星歯車220は、図9Cに示したように、公転及び自転をしながらリングギア(図示せず)を回転させる。
遊星歯車220の公転と自転とにより、遊星歯車の回転軸に連結されたキャリア230が下部洗濯軸240と同一方向に回転し、これにより、上部洗濯軸210に連結された攪拌装置30が下部洗濯軸の回転方向と同一方向に回転し、上部脱水軸120は、リングギア(図示せず)の回転により攪拌装置30と反対方向に回転しながら洗濯物と洗濯水とを攪拌する。
次に、第3モードを図10A乃至図10Cを参照して説明すると、第3モードにおいて、クラッチアセンブリは、モータの回転力が洗濯軸200と脱水軸100とに伝達されるように脱水軸とモータとを連結し、これにより、攪拌装置30と内槽22とが同一方向に回転する。
このような過程を図10A及び図10Bを参照してより詳細に説明すると、先ず、乗降装置600が、スライドカプラ650を下降させてスライドカプラをモータのロータブッシングシャフト534bとセレーション結合させると、下部脱水軸140がモータとスライドカプラにより連結される。
そして、バルブ作動モータ400、500が第1ステップモードにより作動し、排水流路は閉鎖され、ブレーキパッド780は、脱水軸の拘束を解除する。
このため、モータの回転力は、ロータフレームのベース534に固定された下部洗濯軸240とスライドカプラ650に連結された下部脱水軸140とに同時に伝達される。
そして、図10Cに示したように、下部洗濯軸240の回転力は、太陽歯車242に伝達され、下部脱水軸140の回転力は、太陽歯車242と同一の回転数で回転するリングギア(図示せず)に伝達されるため、遊星歯車220は自転せず、太陽歯車242が1回転するとき、1回公転することになる。
遊星歯車220の公転とリングギアの回転とにより、遊星歯車220の回転軸に連結されたキャリア230が下部洗濯軸と同一方向に回転することになる。
このため、上部洗濯軸210に連結された攪拌装置30が下部洗濯軸240の回転方向と同一方向に回転し、下部脱水軸140の回転力は、上部脱水軸120に伝達されて攪拌装置30と同一の方向及び回転速度で内槽22が回転しながら、洗濯物の洗濯又は濯ぎを行う。
このとき、モータのロータアセンブリ500が高速で回転すると、洗濯水が遠心力により外槽21の内壁に沿って上方側に上昇した後、内槽22の内側に落下しながら“V”字状の水流を形成する。そして、洗濯水は、洗濯物を内槽側から外槽側へ透過しながら洗濯物を洗濯する。
モータのロータアセンブリ500が低速で回転すると、内槽22と外槽21との間の洗濯水が“V”字状の水流を形成せず、遠心力により外槽21の内壁に押し付けられた状態を維持しながら洗濯物を洗濯する。
前述のように動作する第2モードにおいて、バルブ作動モータが第2ステップモードにより作動すると、排水バルブ64を構成するパッキン76が排水ホース66を開放し、脱水モードがスタートする。
前述のいくつかの実施の形態が説明されたが、本発明がこの趣旨及び範疇から逸脱せずに他の様々な形態で具現化することができるという事実は、当該技術に対する通常の知識を有する者にとって自明である。
従って、上述した実施の形態は制約的なものではない、例示的なものとしてみなされなければならず、添付された請求項及びその同等範囲内のあらゆる実施の形態は本発明の範疇内に含まれる。
産業上の利用分野
本発明に係る洗濯機は、内槽と攪拌装置とを回転させる駆動モータの動力が動力伝達装置へ直接伝達される構造を有する。
従って、駆動モータから発生した駆動力が洗濯軸に伝達されるときに発生する動力損失が最小化されてエネルギー効率が向上する。
そして、駆動モータ、攪拌手段及び内槽が同一の回転軸線を中心に回転するために、洗濯機の内槽や外槽が傾かず、内槽の回転中の洗濯物の傾きが防止され、これにより、振動や騷音が発生せず、故障が少なく寿命が長くなる。
また、本発明では、アウターロータ型インダクションモータが攪拌装置及び内槽を回転させる動力伝達装置に直結した構造を提供しているため、ユーザが容易に使用することができるように洗濯機の高さを低くすることができる。
さらに、本発明において、動力伝達装置には、洗濯軸と脱水軸とを有機的に連結する遊星歯車装置が備えられている。従って、攪拌装置と内槽とを多様な方法で回転させながら洗濯及び濯ぎの力を向上させることができる。
本発明に係る洗濯機は、動力伝達装置とインダクションモータとの間の動力を断続するクラッチアセンブリの構造が単純化され、誤作動の虞がなく、製品の信頼性が向上する。
さらに、本発明に係る洗濯機では、一つの作動モータを用いて、脱水軸の回転を断続するブレーキアセンブリと排水バルブとを同時に制御するため、部品数を減少させて製作費が低減し、組立て工程が減少して生産性が向上する。
一般的な洗濯機を概略的に示す断面図である。 本発明に係る洗濯機の実施の一形態を示す断面図である。 本発明に係る洗濯機に備えられているアウターロータ型モータ及び動力伝達装置を示す断面図である。 図3のモータを構成するステータアセンブリの実施の一形態を示す分解斜視図である。 図3のモータに適用されるロータアセンブリの実施の一形態を示す分解斜視図である。 本発明に係る洗濯機に備えられている排水装置及びブレーキアセンブリを示す斜視図である。 図6の排水装置を示す断面図である。 本発明に係る洗濯機のパルセータのみが回転する第1モードにおける各部品の連結関係、特にモータ並びに動力伝達装置及びクラッチアセンブリの位置を示す部分断面図である。 本発明に係る洗濯機のパルセータのみが回転する第1モードにおける各部品の連結関係、特にクラッチアセンブリのクラッチレバー並びにスライドカプラ及びストッパの位置を示す斜視図である。 本発明に係る洗濯機のパルセータのみが回転する第1モードにおける各部品の連結関係、特に動力伝達装置の内部に備えられているギアセットの回転状態を示す図面である。 本発明に係る洗濯機のパルセータと内槽とが相異する方向に回転する第2モードにおける各部品の連結関係、特にモータ並びに動力伝達装置及びクラッチアセンブリの位置を示す部分断面図である。 本発明に係る洗濯機のパルセータと内槽とが相異する方向に回転する第2モードにおける各部品の連結関係、特にクラッチアセンブリのクラッチレバー並びにスライドカプラ及びストッパの位置を示す斜視図である。 本発明に係る洗濯機のパルセータと内槽とが相異する方向に回転する第2モードにおける各部品の連結関係、特に動力伝達装置の内部に備えられているギアセットの回転状態を示す図面である。 本発明に係る洗濯機のパルセータと内槽とが同一方向に回転する第3モードにおける各部品の連結関係、特にモータ並びに動力伝達装置及びクラッチアセンブリの位置を示す部分断面図である。 本発明に係る洗濯機のパルセータと内槽とが同一方向に回転する第3モードにおける各部品の連結関係、特にクラッチアセンブリのクラッチレバー並びにスライドカプラ及びストッパの位置を示す斜視図である。 本発明に係る洗濯機のパルセータと内槽とが同一方向に回転する第3モードにおける各部品の連結関係、特に動力伝達装置の内部に備えられているギアセットの回転状態を示す図面である。

Claims (43)

  1. キャビネット内に設けられ、洗濯水を貯留する外槽と、
    前記外槽内に回転自在に設けられ、洗濯物を収容する内槽と、
    前記内槽に回転自在に設けられ、洗濯物と洗濯水とを攪拌する攪拌装置と、
    前記攪拌装置と前記内槽とを回転させるアウターロータ型モータと、
    前記モータ、前記攪拌装置及び前記内槽が同一の回転中心を有するように前記モータと前記攪拌装置及び前記内槽との間に連結され、運転モードにより前記モータの動力を前記攪拌装置と前記内槽とに伝達する動力伝達装置と、
    前記外槽内の水を外部に排出する排水装置と、
    を備えていることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記モータは、インダクションモータであることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記インダクションモータは、
    前記動力伝達装置に直結されて回転するロータアセンブリと、
    前記ロータアセンブリの内側に設けられ、交流電流により回転磁界を発生させ、前記回転磁界を用いて前記ロータアセンブリを回転させるステータアセンブリと、
    を備えていることを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記ロータアセンブリは、
    下部中央に前記動力伝達装置が直結されたロータフレームと、
    前記ロータフレームの内側に固定されたロータと、
    を備えていることを特徴とする請求項3に記載の洗濯機。
  5. 前記ロータは、
    複数の貫通孔を有する鉄板が複数積層されて形成されたロータコアと、
    前記各貫通孔を貫通して磁束と鎖交する金属バーと、
    前記金属バーの両端に結合されて前記ロータコアの上部及び下部を被覆する上部及び下部のエンドリングと、
    を備えていることを特徴とする請求項4に記載の洗濯機。
  6. 前記ロータフレームは、
    前記インダクションモータの回転中心に設けられ、前記攪拌装置が回転するように前記動力伝達装置に連結されたロータブッシングと、
    前記内槽が選択的に回転するように、前記動力伝達装置に選択的に連結されるブッシングシャフトと、
    を備えていることを特徴とする請求項4に記載の洗濯機。
  7. 前記ロータフレームは、前記ロータの下端を支持するように、その内部に設けられたロータ支持部を備えていることを特徴とする請求項3に記載の洗濯機。
  8. 前記ロータ支持部は、前記ロータの下端を支持するように、その内周面に沿って形成された段差を備えていることを特徴とする請求項7に記載の洗濯機。
  9. 前記ロータフレームは、前記ロータが離脱しないように、その側壁から突出して前記ロータの上端を拘束する上端固定部を備えていることを特徴とする請求項3に記載の洗濯機。
  10. 前記ステータアセンブリは、
    複数の鉄板が積層されて形成され、外周面に一体的に形成されたポールを有するコア部と、
    前記ポールに巻き取られるコイル部と、
    前記コア部とコイル部との接触を防止するインシュレータと、
    を備えていることを特徴とする請求項3に記載の洗濯機。
  11. 前記インシュレータは、
    前記コア部の上部及び下部に設けられて前記ポールと前記コイル部との接触を防止する上部及び下部のインシュレータと、
    前記ポールとポールとの間に設けられて前記コア部と前記コイル部との接触を防止する内部インシュレータと、
    を備えていることを特徴とする請求項10に記載の洗濯機。
  12. 前記動力伝達装置は、
    前記攪拌装置に回転力を伝達する洗濯軸と、
    前記内槽に回転力を伝達する脱水軸と、
    前記脱水軸と前記モータとを選択的に連結させるクラッチアセンブリと、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  13. 前記洗濯軸は、
    前記攪拌装置と連結される上部洗濯軸と、
    下端が前記モータに連結され、上部がギアセットにより前記上部洗濯軸と連結される下部洗濯軸と、
    を備えていることを特徴とする請求項12に記載の洗濯機。
  14. 前記洗濯軸は、前記脱水軸の内部に回転自在に設けられていることを特徴とする請求項13に記載の洗濯機。
  15. 前記ギアセットは、
    前記下部洗濯軸の上部に固定されて同軸回転する太陽歯車と、
    前記脱水軸の内周面に形成されるリングギアと、
    前記リングギアと前記太陽歯車との間に設けられ、回転軸が前記上部洗濯軸に偏心するように連結される遊星歯車と、
    を備えていることを特徴とする請求項14に記載の洗濯機。
  16. 前記脱水軸は、上端が前記内槽と連結され、下端が前記モータと所定距離だけ離隔され、その中間部の所定位置に前記遊星歯車になる前記リングギアが形成されているドラムを備えていることを特徴とする請求項15に記載の洗濯機。
  17. 前記クラッチアセンブリは、
    前記脱水軸の長さ方向に沿って昇降しながら前記脱水軸と前記モータとを選択的に連結するスライドカプラと、
    前記スライドカプラを昇降させる昇降装置と、
    を備えていることを特徴とする請求項12又は15に記載の洗濯機。
  18. 前記スライドカプラと前記脱水軸、及び、前記スライドカプラと前記モータは、セレーションにより相互連結されることを特徴とする請求項17に記載の洗濯機。
  19. 前記昇降装置は、
    一端が前記スライドカプラと連結され、中間の一箇所がヒンジ軸に結合されるクラッチレバーと、
    前記クラッチレバーの他端を引いたり押したりして前記クラッチレバーの一端を前記ヒンジ軸を中心に回転させ、前記スライドカプラを昇降させるクラッチモータと、
    を備えていることを特徴とする請求項17に記載の洗濯機。
  20. 前記昇降装置は、前記クラッチレバーの他端と前記クラッチモータとの間に設けられ、弾性力を有する連結リンクをさらに備えていることを特徴とする請求項19に記載の洗濯機。
  21. 前記クラッチアセンブリは、前記スライドカプラの上側に設けられ、前記スライドカプラの上昇高さを制限するストッパをさらに備えていることを特徴とする請求項17に記載の洗濯機。
  22. 前記スライドカプラと前記モータとの連結が切断されたとき、前記スライドカプラの回転を防止するため、前記ストッパ及び前記スライドカプラのうち、いずれか一方には溝が形成されており、他方には前記溝に挿入される突起が形成されていることを特徴とする請求項21に記載の洗濯機。
  23. 前記脱水軸の回転を断続するブレーキアセンブリをさらに備えていることを特徴とする請求項12に記載の洗濯機。
  24. 前記ブレーキアセンブリは、前記脱水軸の外周面に摩擦を加えることにより、前記脱水軸を停止させるブレーキパッドを備えていることを特徴とする請求項23に記載の洗濯機。
  25. 前記ブレーキアセンブリは、
    前記脱水軸の外周面を包囲するように設けられたブレーキパッドと、
    一端が前記ブレーキパッドと連結され、中間の一箇所がヒンジ軸と連結されるブレーキレバーと、
    前記ブレーキレバーの他端を引いたり押したりして、前記脱水軸を拘束したり拘束を解除したりする作動モータと、
    を備えていることを特徴とする請求項23に記載の洗濯機。
  26. 前記排水装置は、
    前記キャビネットの外部と前記外槽とを連通させる排水流路と、
    前記排水流路を開閉する排水バルブと、
    前記排水バルブを引いたり押したりして前記排水流路を開閉する作動モータと、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  27. 前記内槽の回転を断続するブレーキアセンブリをさらに備えていることを特徴とする請求項26記載の洗濯機。
  28. 前記作動モータは、前記ブレーキアセンブリと前記排水バルブとを同時に作動させることを特徴とする請求項27に記載の洗濯機。
  29. 前記作動モータは、
    前記内槽の回転のみを断続する第1ステップモードと、
    前記内槽の拘束を解除した状態で前記排水バルブを開閉する第2ステップモードと、
    により作動することを特徴とする請求項28に記載の洗濯機。
  30. 前記排水バルブは、
    前記排水流路を閉鎖するように設けられたパッキンと、
    前記パッキンと連結された第2ロッドと、
    前記作動モータが前記第1ステップモードにより作動するときには前記第2ロッドが動かないように所定距離を移動し、前記作動モータが前記第2ステップモードにより作動するときには前記第2ロッドに係止されて前記第2ロッドと共に移動し、前記パッキンが排水流路を開放するように前記第2ロッドに連結された第1ロッドと、
    を備えていることを特徴とする請求項29に記載の洗濯機。
  31. 前記第1ロッドは、前記第2ロッド内に軸方向に挿入されて摺動されることを特徴とする請求項30に記載の洗濯機。
  32. 前記運転モードは、前記攪拌装置のみを回転させる第1モードを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  33. 前記運転モードは、前記クラッチアセンブリが前記脱水軸と前記モータとを分離し、前記モータの回転力が前記洗濯軸にのみ伝達され、前記攪拌装置のみを回転させる第1モードを含んでいることを特徴とする請求項12に記載の洗濯機。
  34. 前記運転モードは、前記攪拌装置と前記内槽とが相異する方向に回転する第2モードを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  35. 前記運転モードは、前記クラッチアセンブリが前記脱水軸と前記モータとを分離させると共に、前記洗濯軸の回転力が前記洗濯軸と前記脱水軸とを機械的に連結する前記遊星歯車を介して前記脱水軸に伝達され、前記攪拌装置と前記内槽とが相異する方向に回転する第2モードを含んでいることを特徴とする請求項15に記載の洗濯機。
  36. 前記運転モードは、前記クラッチアセンブリが前記脱水軸と前記モータとの連結を分離させると共に、前記スライドカプラは前記ストッパより所定距離だけ離隔された位置に配置され、前記洗濯軸の回転力が前記洗濯軸と前記脱水軸とを機械的に連結する前記遊星歯車を介して前記脱水軸に伝達され、前記攪拌装置と前記内槽とが相異する方向に回転する第2モードを含んでいることを特徴とする請求項21に記載の洗濯機。
  37. 前記ストッパと前記スライドカプラとは互いに接触しないように1乃至10mm離隔されることを特徴とする請求項36に記載の洗濯機。
  38. 前記運転モードは、前記攪拌装置と前記内槽とが同一方向に回転する第3モードを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  39. 前記運転モードは、前記モータの回転力が前記洗濯軸と前記脱水軸とに伝達されるように、前記クラッチアセンブリが前記脱水軸と前記モータとを連結し、前記攪拌装置と前記内槽とを同一方向に回転させる第3モードを含んでいることを特徴とする請求項12に記載の洗濯機。
  40. 前記内槽と前記洗濯軸とは、前記洗濯水が遠心力により前記外槽の上方側に上昇した後、前記内槽の内側に落下できるように、高速で回転することを特徴とする請求項39に記載の洗濯機。
  41. 前記内槽と前記洗濯軸とは、前記内槽と前記外槽との間の水が遠心力により前記外槽の内壁に押し付けられた状態を維持するように、低速で回転することを特徴とする請求項39に記載の洗濯機。
  42. 前記排水装置は、前記内槽及び前記洗濯軸の回転中に前記外槽内の水を外部に排出することを特徴とする請求項39に記載の洗濯機。
  43. 前記モータは、正方向及び逆方向の回転が可能なように備えられていることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
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