JP2935684B2 - 動力装置を有する洗濯機 - Google Patents

動力装置を有する洗濯機

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JP2935684B2
JP2935684B2 JP9341597A JP34159797A JP2935684B2 JP 2935684 B2 JP2935684 B2 JP 2935684B2 JP 9341597 A JP9341597 A JP 9341597A JP 34159797 A JP34159797 A JP 34159797A JP 2935684 B2 JP2935684 B2 JP 2935684B2
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/30Driving arrangements 
    • D06F37/40Driving arrangements  for driving the receptacle and an agitator or impeller, e.g. alternatively

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機に係わり、よ
り詳しくは洗濯時には回転槽の回転を抑制し、脱水時に
は回転槽を高速で回転させる動力装置を有する洗濯機に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、洗濯機は、外形をなす本体と、
この本体の内部に設置される水槽とを備える。水槽の内
部には回転槽と回転羽とが設置され、水槽の下部には前
記回転槽と回転羽を選択的に駆動させるための動力装置
が設置される。
【0003】図7に示されているように、このような洗
濯機において従来の動力装置は動力伝達装置100と駆
動モータ(示されていない)とから備えられ、前記動力
伝達装置100は中空部を有する脱水軸101とこの脱
水軸101の中空部を貫通して設置された洗濯軸102
とを備える。洗濯軸102は回転速度を減速するための
遊星ギヤ部103によって上下に両分されている。
【0004】また、脱水軸101の一側面にはこの脱水
軸101の制動のためのブレーキバンド104とブレー
キレバー105とが設置され、その下部には洗濯時に脱
水軸101が一方向のみに回転するようにブレーキバン
ド104と共に作用して回転槽110の空回転を抑制す
る一方向ベアリング106が設置される。また、脱水軸
101と洗濯軸102に動力を伝達したり又は遮断する
ためのクラッチスプリング107とクラッチレバー10
8が一方向ベアリング106の下部に設置され、駆動モ
ータの駆動力を伝達するためのベルト(示されていな
い)が掛けられるプーリー109が洗濯軸102の下端
に装着されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の洗濯
機の動力伝達装置100はクラッチスプリング107を
利用してモータの回転力が回転羽111と回転槽110
に選択的に伝達されるようにすることにより洗濯と脱水
行程が遂行されるようにした。しかし、前述のクラッチ
スプリング107は高速で回転する洗濯軸102と脱水
軸101を制御する機能を遂行するため引張り強度が極
めて強くなければならない。従って、一般の他のスプリ
ングに比して製造が難しく、製造単価が高いとの問題が
ある。
【0006】また、洗濯時に回転槽110の空回転を防
止するため設置されたブレーキバンド104は一方向に
対する制動時に水槽内の水流によって回転槽110が制
動方向の反対方向に回転しようとする力のため制動に対
して大きい抵抗を受けるようになる。このため、この抵
抗による空回転を抑制するため一方向ベアリング106
をさらに使用することにより構造が複雑になり、動力伝
達装置100の製造費用を上昇させ、さらにブレーキバ
ンド104の制動により、高音の摩擦音が発生して、使
用者に不快感を誘発させるようになる。
【0007】以上のように従来の洗濯機の動力装置は洗
濯、脱水、制動などの機能を遂行するため設置されたそ
れぞれの構成部品の配置と設置が複雑なので動力装置の
製造と設置のため多くの時間と費用が消耗され、このよ
うなそれぞれの部品の設置によって洗濯機内部における
動力装置の設置空間が多く占められるようになる問題点
があった。
【0008】本発明の目的は、構造が簡単であるととも
に動力の切換えが円満であり、洗濯時に回転槽の空回転
を効果的に抑制することができる洗濯機用動力装置を提
供することにある。また、本発明の他の目的は、多数の
ギヤから構成され、その噛合いが容易に行われることが
できるようにした動力装置を有する洗濯機を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明による洗濯機は、内部に水が貯蔵される水槽
と、この水槽の内部に回転可能に設置された回転槽とを
備える。回転槽の底部には正逆回転する回転羽が設置さ
れ、水槽の下部には回転槽と回転羽を選択的に回転させ
るための動力装置が設けられる。
【0010】前記動力装置は、水槽の外側部に設置され
た正逆回転駆動を行う駆動モータと、回転槽に上端が結
合され下端は水槽の外部まで延長された中空部を有する
脱水軸とを備える。また、この脱水軸の中空部には、脱
水軸の上下部に延長されており、その上端は回転羽に結
合され、その下端は駆動モータに結合された洗濯軸が設
けられる。
【0011】また、洗濯軸に結合されて洗濯軸と共に回
転するように設けられた結合ギヤと、脱水軸に形成され
た案内溝に長さ方向に上下移動可能に設置されて脱水軸
と一体に回転し、上昇すると洗濯軸だけが回転するよう
にし、下降すると結合ギヤと噛合って洗濯軸と脱水軸が
一体に回転するようにする連結ギヤとが装着される。さ
らに、前述の案内溝に挿入されるように案内溝の幅より
小さく連結ギヤに設けられた案内突起と、この案内突起
に案内溝の一側と接するように設置されて連結ギヤの歯
の噛合いを調整するように案内溝と案内突起との間を弾
性支持し設置されたスプリングとを備える。
【0012】前記スプリングの両端部は案内溝の内側の
両壁に支持されるように案内突起の両側から突出されて
おり、連結ギヤの一側にはスプリングを固定支持するよ
うに案内突起の一側から他の一側に延長された橋を備え
た支持板が設けられる。さらに、案内突起の橋と接する
部分には橋が挿入される挿入溝が形成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による洗濯機は、図1に示
されているように、外形をなす洗濯機本体10と、この
洗濯機本体10の内部に設置されて水が貯水される水槽
11とを備える。さらに、水槽11の内部には洗濯物の
洗濯が行われる回転槽12が設置され、回転槽12の底
部には正逆回転して水流を発生させる回転羽13が装着
される。
【0014】一方、水槽11の下部外側面には回転羽1
3と回転槽12とを駆動させるための動力装置14が設
置される。この動力装置14は、駆動モータ20と、こ
の駆動モータ20の回転力を回転羽13又は回転槽12
に選択的に伝達するための動力伝達装置30とを備え
る。
【0015】前記動力装置14の一側には水槽11の水
を洗濯機本体10の外部に排出するための排水ホース1
5が装着され、排水ホース15の中間部には排水ホース
15の開閉のための排水バルブ16が設置される。さら
に、排水バルブ16と動力伝達装置30の作動を制御す
るドレーンモータ(示されていない)が排水バルブ16
と動力伝達装置30との間に設置される。
【0016】このような本発明の動力装置14における
動力伝達装置30は、図1から図3に示されているよう
に、上端は回転槽12に結合され下端は水槽11の下側
の外部に貫通される中空部41を有する脱水軸40と、
この脱水軸40が結合支持されることができるように円
筒状に形成されて水槽11の内側の底面に結合された結
合板43とを備える。前記結合板43と脱水軸40との
間にはベアリング44が設置されて結合板43に結合支
持された脱水軸40が自由に回転することができるよう
になっている。
【0017】また、前記動力伝達装置30は、脱水軸4
0の中空部41に挿入設置され上端は回転羽13に結合
され下端は駆動モータ20の回転子21に結合された洗
濯軸45を備える。この洗濯軸45の上下端部はセレー
ションが形成されてそれぞれの端部が回転羽13と駆動
モータ20に結合される。
【0018】また、脱水軸40の外周面には上下に昇降
可能に環状に設けられて、下降時には脱水軸40と洗濯
軸45がともに回転するようにし、上昇時には洗濯軸4
5のみが回転するように脱水軸40に挿通された連結ギ
ヤ46が設けられる。
【0019】さらに、洗濯軸45の下部には駆動モータ
20と一体に回転するように設けられて連結ギヤ46の
下降時にこの連結ギヤ46と噛合う結合ギヤ53が設置
される。
【0020】以下、本発明による動力伝達装置30にお
いて連結ギヤ46を中心にそれぞれの構成要素を互いに
関連させてより詳しく説明する(図4、図5、図6参
照)。まず、連結ギヤ46は、環状に内側下部に内側歯
48が形成され、外側上部に外側歯47が形成されてい
る。前記内側歯48の上部には多数の案内突起49が形
成されている。これら案内突起49は脱水軸40の下端
に形成された多数の案内溝42に対応して配置される。
従って、脱水軸40の案内溝42が連結ギヤ46の案内
突起49に嵌められて連結ギヤ46がこの案内溝42に
沿って上下に滑り運動するようになる。
【0021】このような前記の連結ギヤ46の内側歯4
8と外側歯47は端部が尖って形成されている。これ
は、それぞれの歯47、48が噛合おうとする瞬間に歯
の位置がよく当たらなくて互いに相対する歯と歯との間
の山が互いに接して噛み合わない場合が発生することを
防止するためである。
【0022】しかし、それぞれの山の端部を尖らせると
しても歯の噛合いが完全によく行われるとは限らない。
これに加えて、案内突起49の幅を前記案内溝42の幅
より小さく設けて案内突起49と案内溝42との間に所
定の隙間が生ずるようにして連結ギヤ46に左右間隔が
生ずるようにする。また、この案内溝42の側壁と案内
突起49の側壁との間、即ち前記の隙間にはスプリング
54を設置する。このスプリング54は、連結ギヤ46
の上下動作による他のギヤ部材との噛合い時、それぞれ
の歯の山が互いに噛合って噛合いがよく行われない場合
に連結ギヤ46が左右間隔によって動いて噛合いが調整
誘導されることができるようにする。
【0023】このスプリング54は連結ギヤ46に形成
された受容溝51に挿入設置されるようになっており、
挿入されたスプリング54の一部は受容溝51の外部に
突出されている。さらに、スプリング54の突出した部
分を支持するための支持板55が設置される。支持板5
5は連結ギヤ46の上部面に結合されるように環状の板
から設けられ、支持板55のスプリング54が位置する
案内突起49の部位には案内突起49を上側から下側に
横切って延長された橋56が設けられている。さらに、
この橋の挿入のため案内突起49には挿入溝75が上下
に延長されて形成されている。また、橋56の下端部に
は連結ギヤ46に形成された係止敷居52に橋56が係
止されて結合されることができるように環状に折り曲げ
られた係止部57が形成されている。
【0024】これによって支持板55の橋56はスプリ
ング54の中間部分を覆いながら下側に延長されている
ためスプリング54は受容溝51に挿入されて支持板5
5の橋56によって固定支持されるようになる。そして
連結ギヤ46の上面とこれに対向する支持板55の内側
面とにはそれぞれ固定溝72と固定突起73が形成され
て支持板55が連結ギヤ46に堅く結合維持されること
ができるようになっている。
【0025】一方、水槽11の外側下部面にはその中心
に中空部が形成された固定板58が設置される。この固
定板58には、連結ギヤ46が上昇するようになると、
この連結ギヤ46の外側歯47と噛合うようにする内側
歯59が形成されている。この内側歯59は、連結ギヤ
46の上昇時、連結ギヤ46の外側歯47と噛合って脱
水軸40の回転駆動を抑制するようになる。
【0026】連結ギヤ46は脱水軸40の案内溝42に
沿って上下に昇降しなければならない。このための昇降
手段は、まず、固定板58にねじ又はボルト結合され円
形に形成されて下部に延長された昇降案内板60を備え
る。この昇降案内板60には互いに相対する方向に上下
に延長形成された2個の昇降案内孔61を備える。
【0027】昇降手段は、さらに、昇降案内孔61に嵌
合される昇降突起63が形成された昇降環62を備え
る。この昇降環62はベアリング65を挟んで連結ギヤ
46の段差部50に結合される。前記ベアリング65は
昇降環62の上端部に形成された多数個の係止敷居64
に係止されて固定設置されるようになっている。このベ
アリング65は連結ギヤ46が回転しても昇降環62に
は回転力が伝達されないようにし、これと反対に昇降環
62が回転しても連結ギヤ46は回転しないようにす
る。
【0028】一方、前述の昇降突起63は昇降案内板6
0の各昇降案内孔61に対応するように昇降環62の一
側と他の一側に2個形成されている。前記のように構成
された昇降環62の昇降突起63が昇降案内孔61に沿
って昇降して連結ギヤ46を昇降案内するようにするた
め昇降突起63の端部には昇降ギヤ66が結合される。
昇降ギヤ66の外周面には歯67が形成されており、そ
の内周面には前記昇降突起63と対応して一対の溝68
が形成されている。
【0029】さらに、この昇降ギヤ66を回動させるた
めの回動ギヤ69が昇降ギヤ66の歯67と噛合うよう
に設置され回動ギヤ69には連結ピン70によって連結
バー71がリンク結合されている。そして、この連結バ
ー71には回動ギヤ69を回転させるためドレーンモー
タ(示されていない)が結合される。
【0030】一方、動力装置14の駆動モータ20は、
図3に示されているように、無ブラシ直流モータ(Brus
hless DC motor)であって、円板状の回転子21と、こ
の回転子21の内側に位置した固定子(符号なし)とか
ら構成される。
【0031】動力伝達装置30の洗濯軸45と結合ギヤ
53は前記回転子21の中央部分で結合される。回転子
21の内壁には磁石22が結合されている。固定子は、
この磁石22の内側に設置されたコア23と、このコア
23に巻かれたコイル24とから構成される。前記コイ
ル24に電流が加わると、固定子のコア23と回転子2
1の磁石22との間に電磁気力が発生して回転子21が
回転駆動するようになる。
【0032】以上のような本発明による動力装置14の
作動において洗濯時の作動は次のようである。洗濯機に
電源が供給されると、ドレーンモータ(示されていな
い)が作動して回動ギヤ69が回動するようになる。こ
の回動ギヤ69の回動によって昇降ギヤ66が回動する
ようになり、これによってこの昇降ギヤ66に結合され
た昇降環62が回動するようになる。よって昇降突起6
3は昇降案内板60の昇降案内溝61に沿って上昇する
ようになる。昇降環62が上昇するようになると、連結
ギヤ46はベアリング65によって回転されることなく
脱水軸40の案内溝42に沿って上昇するようになる。
これによって、連結ギヤ46の外側歯47が固定板58
の内側歯59に噛合うことにより連結ギヤ46が固定板
58に固定されるようになる。
【0033】この際、上昇した連結ギヤ46の外側歯4
7の山と固定板58の内側歯59の溝が正確に当たらず
に行き違うと、連結ギヤ46と固定板58に形成された
それぞれの歯に作用する力は円周方向と軸方向との力に
分解される。これらの力のうち、円周方向に作用する力
はスプリング54の力を克服し連結ギヤ46を回転させ
ることによりそれぞれの歯の山と谷が互いに噛合うよう
になる。そして、山と谷が正確に噛合った時、スプリン
グ54が案内突起49を案内溝42の側壁側に弾性支持
することにより案内溝42と案内突起49との間に流動
が発生しないようにする。
【0034】このような状態で洗濯物が回転槽12に投
入され水槽11に水が貯水された後、駆動モータ20に
電流が印加されると、駆動モータ20の回転子21は正
逆回転するようになる。この際、駆動モータ20の正逆
回転によって洗濯軸45と結合ギヤ53はともに正逆回
転するようになり、これによって洗濯軸45に結合され
た回転羽13も正逆回転して洗濯又は濯ぎ行程が遂行さ
れるようになる。
【0035】洗濯が完了されると、まず、ドレーンモー
タ(示されていない)が作動して排水バルブ16を開放
させて水槽11に貯水された水が外部に排出されるよう
にする。排水が終ると、排水バルブ16が開放されてい
る状態で脱水行程が始まるようになる。
【0036】以下、脱水行程時の動力装置14の作動に
ついて説明する。洗濯後、排水のため排水バルブ16が
ドレーンモータ(示されていない)によって開放される
時、動力伝達装置30は脱水駆動状態におかれるように
なる。まず、ドレーンモータ(示されていない)が作動
すると、排水バルブ16が開放されるとともに回動ギヤ
69は昇降ギヤ66を回動させるようになる。回動ギヤ
69が回動することにより昇降突起63が昇降案内板6
0の昇降案内孔61に沿って下降するようになり、これ
によって昇降環62も下降するようになる。昇降環62
が下降すると、連結ギヤ46は脱水軸40の案内溝42
に沿って下降するようになり、下降した連結ギヤ46は
結合ギヤ53の外側歯74に内側歯48が噛合うように
なる。
【0037】この際、下降した連結ギヤ46の内側歯4
8の山又は谷と結合ギヤ53の歯74の谷又は山が正確
に当たらずに行き違うと、連結ギヤ46と結合ギヤ53
に形成されたそれぞれの歯48、74に作用する力は円
周方向と軸方向の力に分解される。これらの力のうち、
円周方向に作用する力はスプリング54の力を克服し連
結ギヤ46を回転させることによりそれぞれの歯の山と
谷が互いに噛合うようになる。そして、山と谷が正確に
噛合った時、スプリング54が案内突起49を案内溝4
2の側壁側に弾性支持することにより案内溝42と案内
突起49との間に流動が発生しないようにする。
【0038】この状態で駆動モータ20に電流が印加さ
れて駆動モータ20の回転子21が一方向高速回転する
と、洗濯軸45はもちろん結合ギヤ53に噛合った連結
ギヤ46も高速回転するようになり、同時に脱水軸40
も高速回転するようになる。これによって回転羽13と
回転槽12が高速回転して洗濯物に残っている水が遠心
力によって洗濯物から分離されて排水ホース15を通じ
て外部に排水されるようになる。
【0039】また、駆動モータ20の停止時には逆方向
の磁束をコイル24に発生させるように電流を印加して
回転子21に逆方向の電磁気力が発生するようにするこ
とにより駆動モータ20は反対方向に回転しようとする
力が発生するようになって回転子21の回転速度を急激
に低下させるようになり、ついに停止状態におかれるよ
うになる。このような作動は洗濯機の制御部で作動を遂
行することができるようにする。
【0040】
【発明の効果】以上のような本発明の洗濯機の動力装置
は洗濯時に回転槽の空回転をギヤの噛合いによって抑制
するので空回転を確実に防止することができ、空回転抑
制時に摩擦騒音を低減することができる利点がある。ま
た、回転槽の空回転防止と駆動モータ回転力の伝達経路
を切換えるための構造が3個のギヤによってなるのでそ
の製造費用を節減することができる。さらに、動力伝達
装置の連結ギヤが固定板又は結合ギヤに噛合う時、山と
谷が一致しない場合、案内突起と案内溝との間に形成さ
れた間隔によって容易に噛合う。また、間隔を有する案
内突起と案内溝をスプリングが弾性支持するので間隔に
よる誘導が防止される利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による動力装置が設置された洗濯機を示
した側断面図である。
【図2】図1に示された本発明の動力伝達装置の分解斜
視図である。
【図3】本発明による動力装置を示した断面図である。
【図4】本発明による動力装置の連結ギヤを示した斜視
図である。
【図5】本発明による連結ギヤの平面図である。
【図6】図5のA-A線視断面図である。
【図7】従来の動力伝達装置を示した断面図である。
【符号の説明】
11 水槽 12 回転槽 13 回転羽 14 動力装置 40 脱水軸 41 中空部 42 案内溝 45 洗濯軸 46 連結ギヤ 49 案内突起 51 受容溝 52 係止敷居 53 結合ギヤ 54 スプリング 55 支持板 56 橋 75 挿入溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 37/30 D06F 37/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽、前記水槽内部に設置された回転
    槽、前記回転槽の底部に設置された回転羽、前記回転槽
    に上端が結合され下端は前記水槽の外部まで延長された
    中空部を有する脱水軸、前記脱水軸の中空部に挿入され
    て前記脱水軸の上下部に延長された洗濯軸、前記洗濯軸
    に結合されて前記洗濯軸と共に回転するように設けられ
    た結合ギヤ、前記脱水軸に形成された案内溝に長さ方向
    に上下移動可能に設置されて前記脱水軸と回転は一体に
    し、上昇すると前記洗濯軸のみが回転するようにし、下
    降すると前記結合ギヤと噛合って前記洗濯軸と前記脱水
    軸が一体に回転するようにする連結ギヤを備えた動力装
    置を有する洗濯機において、 前記連結ギヤは前記案内溝に挿入されるように前記案内
    溝の幅より小さく前記連結ギヤに設けられた案内突起
    と、 前記案内突起に前記案内溝の一側と接するように設置さ
    れて前記連結ギヤの歯の噛合いを調整するように前記案
    内溝と前記案内突起との間を弾性支持しながら設置され
    たスプリングを備えたことを特徴とする動力装置を有す
    る洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記スプリングの両端部は前記案内溝の
    内側の両壁に支持されるように前記案内突起の両側から
    突出されていることを特徴とする請求項1に記載の動力
    装置を有する洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記連結ギヤの一側には前記スプリング
    を固定支持するように案内突起の一側から他の一側に延
    長された橋を備えた支持板が設けられたことを特徴とす
    る請求項2に記載の動力装置を有する洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記案内突起の前記橋と接する部分には
    前記橋が挿入される挿入溝が形成されたことを特徴とす
    る請求項3に記載の動力装置を有する洗濯機。
JP9341597A 1997-02-26 1997-12-11 動力装置を有する洗濯機 Expired - Fee Related JP2935684B2 (ja)

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KR1019970006029A KR100233427B1 (ko) 1997-02-26 1997-02-26 세탁기용 동력전달장치
KR19976029 1997-02-26

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JPH10235077A JPH10235077A (ja) 1998-09-08
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