JP2993834B2 - 自動改頁装置 - Google Patents

自動改頁装置

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JP2993834B2
JP2993834B2 JP30385093A JP30385093A JP2993834B2 JP 2993834 B2 JP2993834 B2 JP 2993834B2 JP 30385093 A JP30385093 A JP 30385093A JP 30385093 A JP30385093 A JP 30385093A JP 2993834 B2 JP2993834 B2 JP 2993834B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冊子状媒体の改頁を行
う自動改頁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動改頁装置で冊子状媒体の改頁
をする場合、先ず綴目を改頁ローラの軸と平行になるよ
うに冊子状媒体を捲り位置に位置付け、捲り頁面を改頁
ローラに押圧し、改頁ローラを回転してこの頁面を撓ま
せながら1枚捲り上げる。捲り上げられた頁は改頁ロー
ラに圧接した状態から解放されて改頁ローラに自重で接
近し、改頁ローラに当接する。この時、改頁ローラの上
方で光センサの光路が遮られ、頁を捲り上げられたこと
が検知される。次に、冊子状媒体を改頁位置に搬送して
捲り頁を改頁ローラにより反転させることにより改頁
し、冊子状媒体を再び捲り位置に戻し、次の頁捲りに備
える。つまり複数枚改頁する場合、頁を1枚捲り上げる
毎に冊子状媒体を捲り位置と改頁位置との間を往復させ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動改頁装置に
あっては、複数枚改頁する場合、冊子状媒体を捲り位置
と改頁位置との間を複数回往復運動させなければなら
ず、この結果改頁動作に時間がかかるという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、光路を冊子状媒体の綴目方向に配設した
光センサと、捲り頁が捲られるとき、及び捲り上げられ
て改頁ローラに接近するときに上記光路を横切り光セン
サから出力される第1のパルスと第2のパルスとを入力
して、捲り頁が捲り上げられたことを判定する改頁判定
手段とを設けたものである。
【0005】
【作用】上記のように構成された自動改頁装置の改頁ロ
ーラを回転すると、捲り頁が捲られ湾曲し始める。この
時、この頁が光センサの光路を横切ると光センサは第1
のパルスを出力し、このパルスは改頁判定手段に入力さ
れる。さらに改頁ローラを回転すると、捲り頁はさらに
捲られ光路は透光状態に戻る。この後、捲り頁は改頁ロ
ーラ上方へ捲り上がり、自重で改頁ローラに接近しなが
ら再び光センサの光路を横切り、光センサは第2のパル
スを出力し、改頁判定手段に入力される。光センサは再
び透光状態となり、捲り頁は改頁ローラに載る。改頁判
定手段は、第1のパルスと第2のパルスとを入力して判
定処理を行い、捲り頁が捲り上げられたことを判定す
る。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。なお各図面に共通する要素に
は同一の符号を付す。図1は、本発明に係る実施例の自
動改頁装置を示す概略構成図であり、図2は実施例の自
動改頁装置を示す正面図である。
【0007】自動改頁装置1には搬送部2及び改頁部3
が設けられている。搬送部2には、アッパガイド4及び
ロアガイド5を有する搬送路6が設けられており、搬送
路6には一対の搬送ローラ7a、7bが回転可能に設け
られている。搬送ローラ7a、7bは、後述する搬送ロ
ーラ用モータにより回転力を伝達されるようになってい
る。搬送ローラ7aと改頁部3との間に設けられたアッ
パガイド4の改頁部3側には、規制手段である規制ガイ
ド4aが形成されている。規制ガイド4aは、通帳12
の捲り頁12aが捲られると、この頁12aの面に接触
する。
【0008】改頁部3には、改頁ローラ8、クランプロ
ーラ9、ガイド10、及び光センサ11が設けられてい
る。改頁ローラ8は、通帳12の綴目12bと平行な回
転軸8aに図2に示すように2個固定されており、通帳
12の捲り頁12aと当接する。回転軸8aは、装置1
のサイドフレーム1aに回転可能に設けられている。ま
た回転軸8aの端部にはギア13が固定され、ギア13
はモータ14の軸に固定されたモータギア15と噛み合
っている。クランプローラ9は改頁ローラ8と対向する
位置に設けられ、後述するソレノイドにより矢印A、B
方向に移動して改頁ローラ8に接離するようになってい
る。ガイド部材10は図2に示すサイドフレーム1aに
固定されており、改頁ローラ8により捲り上げられた頁
12aを載せるようになっている。
【0009】光センサ11は発光素子11a、受光素子
11bを有しており、発光素子11aの光路11cが通
帳12の綴目方向となるように配置してあり、さらにこ
の光路11cは捲り頁12aの面で遮断されるように、
例えば図2に示すように回転軸8aの軸方向に対し斜め
になっている。そして、光路11cが捲り頁12aに遮
られることによりこの頁12aの横切りを検出し、パル
スとして後述する制御部に出力するようになっている。
【0010】次に、実施例の制御系について図3に基づ
いて説明する。図3は実施例の制御系を示すブロック図
である。制御部20は装置1全体の制御をする。この制
御部20には光センサ11、モータ14、ソレノイド2
1、搬送ローラ用モータ22が接続されている。またモ
ータ14には改頁ローラ8が接続され、ソレノイド21
にはクランプローラ9が接続され、搬送ローラ用モータ
22には搬送ローラ7が接続されている。
【0011】次に、制御部20の内部について図4に基
づいて説明する。図4は実施例の制御部の内部を示すブ
ロック図であり、図5は判定回路と改頁パルス生成部の
タイムチャートである。制御部20の内部には判定回路
23、改頁パルス生成部24、及び改頁判定手段である
改頁判定回路25が設けられており、判定回路23は改
頁パルス生成部24と接続している。また、判定回路2
3は光センサ11から出力されるパルスが入力されるよ
うになっており、改頁パルス生成部24は図5に示すよ
うに判定回路23にパルスが入力されると、それをトリ
ガとしてタイマが一定間隔T1作動し、改頁パルスが生
成されるようになっている。
【0012】改頁判定回路25の内部にはカウンタ2
6、レジスタ27、演算部28が設けられており、改頁
パルス生成部24から出力される改頁パルスはカウンタ
26に入力されるようになっている。カウンタ26は、
改頁パルス生成部24から出力される改頁パルスをカウ
ントするようになっており、レジスタ27にはここでは
予め定数2が記憶されている。演算部28は、カウンタ
26がカウントした改頁パルスと定数2とが等しいか否
かを演算し、等しい場合は1頁捲られたと判定し、等し
くない場合はまだ1頁捲られていないと判定する。改頁
パルスはある程度の時間的長さ(T1)を有しているの
で、捲り頁12aを捲り上げる際この頁12aが何らか
の原因によりふらついて光センサ11の光路11cを2
回以上横切ってしまった場合でも、改頁パルス時間内で
あればパルスは1回としてカウントされる。従って、捲
り頁12aが捲り上げられたことを確実に判定できる。
【0013】次に、本発明の改頁動作を図1〜図6に基
づいて説明する。図6は実施例のタイムチャートであ
る。
【0014】先ず、制御部20は搬送ローラ用モータ2
2を駆動して搬送ローラ7a、7bを回転することによ
り通帳12を捲り位置まで搬送して停止した後、時刻t
1でソレノイド21を励磁してクランプローラ9を矢印
A方向に移動させ、改頁ローラ8と共に通帳12を圧接
挟持する。時刻t2で、制御部20はモータ14を駆動
して改頁ローラ8を矢印C方向に回転し、これにより捲
り頁12aが捲りかかる。時刻t3で、制御部20はソ
レノイド21を消磁しクランプローラ9を矢印B方向に
移動して圧接を解除し、頁の過剰捲りを防止する。そし
て、規制ガイド4aにより捲り頁12aは綴目12b付
近を規制され、図1の破線で示すように湾曲していく。
制御部20は光センサ11を介して捲り頁12aが光セ
ンサ11の光路11cを横切ったか否かを検出してお
り、時刻t4で横切ったことを検出すると第1のパルス
として制御部20の判定回路23に送出する。また、こ
のパルスが判定回路23に入力されることにより、改頁
パルス生成部24では図5に示したようにタイマが一定
時間T1作動し時刻t5でオフ状態となり改頁パルスが
生成される。この改頁パルスはカウンタ26によりカウ
ントされ、演算部28が改頁パルスと定数2とが等しい
か否かを演算する。この時改頁パルスは1回カウントさ
れており、定数2とは等しくなっていないので、改頁判
定回路25はまだ1頁捲り上げられていないと判定す
る。
【0015】捲り頁12aは改頁ローラ8によりさらに
捲り上げられ、ついには改頁ローラ8の上方へ跳ね上が
るが、規制ガイド4aに規制されているので自重で改頁
ローラ8へ接近する。制御部20は光センサ11を介し
て再び捲り頁12aが光センサ11の光路11cを横切
ったか否かを検出しており、時刻t6で横切ったことを
検出すると第2のパルスとして制御部20の判定回路2
3に送出する。また、このパルスが判定回路23に入力
されることにより、改頁パルス生成部24では再びタイ
マが一定時間T1作動し時刻t7でオフ状態となり改頁
パルスが生成される。この改頁パルスはカウンタ26に
よりカウントされ、演算部28は改頁パルスと定数2と
が等しいか否かを再び演算する。改頁パルスは合計2回
カウントされており定数2と等しくなり、改頁判定回路
25は捲り頁12aが1枚捲り上げられたと判定する。
時刻t8で制御部20はモータ14を停止し改頁ローラ
8の回転を停止する。この時捲り頁12aはガイド10
に載っている。制御部20は捲り頁12aがまだある場
合、カウンタ26をクリアして次の頁捲り動作に備え、
時刻t1〜t8までを再び繰り返し、捲る頁12aが無
ければ頁捲り動作を完了する。
【0016】制御部20は、ソレノイド21を励磁して
クランプローラ9を矢印A方向に移動させ、モータ14
を改頁時とは逆方向に駆動して改頁ローラ8を矢印E方
向に回転すると共に搬送ローラ用モータ22を駆動して
搬送ローラ7a、7bを回転し、通帳12を改頁位置ま
で矢印D方向に搬送してガイド10に載った捲り頁12
aを反転する。以上により改頁は完了する。
【0017】本実施例では、レジスタ27に定数2を設
定しているが、捲る枚数の2倍の数をレジスタ27に設
定し、設定した値とカウンタ26によりカウントされた
値とが等しいか否かを演算し、頁の捲り上げを検出する
ようにしてもよい。また、光センサ11の光路11cが
斜めに通っているので厚さの薄い頁であっても頁の横切
りを検出することができる。
【0018】ところで、規制ガイド4aは捲り頁12a
の面と接触することにより捲られる頁12aの湾曲を規
制するものであるで、捲り頁12aの湾曲を規制できる
ものであれば、綴目12b方向に延びたワイヤであって
もよいし、特に綴目12b方向に延在させる必要もな
い。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、光路を冊子状媒体の綴目方向に配設した光センサ
と、捲り頁が捲られるとき、及び捲り上げられて改頁ロ
ーラに接近するときに上記光路を横切り光センサから出
力される第1のパルスと第2のパルスとを入力して、捲
り頁が捲り上げられたことを判定する改頁判定手段とを
設けることにより、複数枚改頁する場合、捲り頁を1枚
捲り上げる毎に冊子状媒体を捲り位置と改頁位置との間
を往復運動させて捲り頁を反転しなくても、頁の捲り上
げを判定できるので、改頁時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の自動改頁装置を示す概略
構成図である。
【図2】実施例の自動改頁装置を示す正面図である。
【図3】実施例の制御系を示すブロック図である。
【図4】実施例の制御部の内部を示すブロック図であ
る。
【図5】判定回路と改頁パルス生成部のタイムチャート
である。
【図6】実施例のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 自動改頁装置 8 改頁ローラ 11 光センサ 12 通帳 12a 捲り頁 12b 綴目 20 制御部 25 改頁判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B42D 9/04 G06F 19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 捲り位置に位置決めした冊子状媒体の捲
    り頁に改頁ローラを圧接して回転することによりこの頁
    を捲り上げる自動改頁装置において、 光路を冊子状媒体の綴目方向に配設した光センサと、 捲り頁が捲られるとき及び捲り上げられて改頁ローラに
    接近するときに上記光路を横切り光センサから出力され
    る第1のパルスと第2のパルスとを入力して、捲り頁が
    捲り上げられたことを判定する改頁判定手段とを設けた
    ことを特徴とする自動改頁装置。
  2. 【請求項2】 前記捲り頁面の綴目側に配設され捲り頁
    が捲られるとこの頁と接触する規制手段を有する請求項
    1記載の自動改頁装置。
JP30385093A 1993-12-03 1993-12-03 自動改頁装置 Expired - Fee Related JP2993834B2 (ja)

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