JP2993416B2 - 電子回路付き電気接続箱 - Google Patents
電子回路付き電気接続箱Info
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- JP2993416B2 JP2993416B2 JP7333214A JP33321495A JP2993416B2 JP 2993416 B2 JP2993416 B2 JP 2993416B2 JP 7333214 A JP7333214 A JP 7333214A JP 33321495 A JP33321495 A JP 33321495A JP 2993416 B2 JP2993416 B2 JP 2993416B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ワイヤハ
ーネスと接続する電子回路付き電気接続箱に関し、詳し
くは、電気接続箱内に収容するバスバーと電子回路板と
を接続する接続端子を収容したハウジングを、電子回路
板に取り付けた状態で、電気接続箱のケース内部にセッ
トする時の位置決めが確実に行えるようにするものであ
る。
ーネスと接続する電子回路付き電気接続箱に関し、詳し
くは、電気接続箱内に収容するバスバーと電子回路板と
を接続する接続端子を収容したハウジングを、電子回路
板に取り付けた状態で、電気接続箱のケース内部にセッ
トする時の位置決めが確実に行えるようにするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子回路付き電気接続箱
としては、図8(A)(B)(C)に示すように、電気
接続箱1とは別のケース2に電子回路板3を収容する一
方、電気接続箱1内に収容したバスバー4から上方に突
設したタブ4aに、電気接続箱1の外面に成形したハウ
ジング部1aに収容した接続用端子5のバスバー側電気
接続部5aを上方から嵌合させて、電気接続箱1の外面
のレール溝部1b,1bに上記ケース2のレール部2
b,2bを嵌め込みながら、電子回路板3の回路部3a
を接続用端子5の電子回路側電気接続部5bに側方から
嵌合させて、電気接続箱1のバスバー4と電子回路板3
の回路部3aとを電気的に接続するものがある。(特開
昭58−182414号参照)
としては、図8(A)(B)(C)に示すように、電気
接続箱1とは別のケース2に電子回路板3を収容する一
方、電気接続箱1内に収容したバスバー4から上方に突
設したタブ4aに、電気接続箱1の外面に成形したハウ
ジング部1aに収容した接続用端子5のバスバー側電気
接続部5aを上方から嵌合させて、電気接続箱1の外面
のレール溝部1b,1bに上記ケース2のレール部2
b,2bを嵌め込みながら、電子回路板3の回路部3a
を接続用端子5の電子回路側電気接続部5bに側方から
嵌合させて、電気接続箱1のバスバー4と電子回路板3
の回路部3aとを電気的に接続するものがある。(特開
昭58−182414号参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子回路付き電気接続箱1では、電気接続箱1とは
別に電子回路板3を収容するケース2を必要とするの
で、コストアップになると共に、ケース2の電子回路板
3の回路部3aを電気接続箱1のハウジング部1aの接
続端子5の電子回路側電気接続部5bに嵌合させると
き、半嵌合(嵌合不良)になるおそれがあった。
来の電子回路付き電気接続箱1では、電気接続箱1とは
別に電子回路板3を収容するケース2を必要とするの
で、コストアップになると共に、ケース2の電子回路板
3の回路部3aを電気接続箱1のハウジング部1aの接
続端子5の電子回路側電気接続部5bに嵌合させると
き、半嵌合(嵌合不良)になるおそれがあった。
【0004】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、電子回路板を収容するケースを廃止してコ
ストダウンを図ると共に、電子回路板およびバスバーの
タブが接続端子との半嵌合になるのを未然に防止できる
電子回路付き電気接続箱を提供することを課題とするも
のである。
れたもので、電子回路板を収容するケースを廃止してコ
ストダウンを図ると共に、電子回路板およびバスバーの
タブが接続端子との半嵌合になるのを未然に防止できる
電子回路付き電気接続箱を提供することを課題とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1では、ロアケース上に積層配置す
る絶縁板とバスバーの一部上方に電子回路板を収容する
もので、該電子回路板の回路部と上記バスバーに設けた
タブとを接続する電気接続部を有する接続端子を収容し
たハウジングを、上記電子回路板の周縁に側方から嵌合
させて接続端子と回路部を接続していると共に、該電子
回路板に取り付けたハウジングに収容した接続端子を上
方より上記バスバーのタブに嵌合させ、かつ、この上方
よりセットするハウジングの外面に当接するガイドリブ
を上記ロアケースおよび絶縁板より突出させ、該ガイド
リブによりハウジングを位置決めしていることを特徴と
する電子回路付き電気接続箱を提供している。
に、本発明の請求項1では、ロアケース上に積層配置す
る絶縁板とバスバーの一部上方に電子回路板を収容する
もので、該電子回路板の回路部と上記バスバーに設けた
タブとを接続する電気接続部を有する接続端子を収容し
たハウジングを、上記電子回路板の周縁に側方から嵌合
させて接続端子と回路部を接続していると共に、該電子
回路板に取り付けたハウジングに収容した接続端子を上
方より上記バスバーのタブに嵌合させ、かつ、この上方
よりセットするハウジングの外面に当接するガイドリブ
を上記ロアケースおよび絶縁板より突出させ、該ガイド
リブによりハウジングを位置決めしていることを特徴と
する電子回路付き電気接続箱を提供している。
【0006】上記請求項1の電気接続箱では、電気接続
箱のロアケースの上面に、上方に突設したタブを有する
バスバーを上方からセットし、上記電子回路板の回路部
に、ハウジングに収容した接続端子の電子回路側電気接
続部を側方から嵌合させてセットし、該電子回路板とと
もに上記ハウジングに収容した接続端子のバスバー側電
気接続部を上記バスバーのタブに上方から嵌合させ、そ
のさい、上記ガイドリブにハウジングを摺接させながら
挿入して、ハウジングを所定位置に位置決めしてバスバ
ーのタブと確実に嵌合させ、その後、ロアケースをアッ
パーケースに被せてロック固定している。このように、
電子回路板に取り付けたハウジングを、電気接続箱にセ
ットする時、ガイドリブにより規制すると、ハウジング
は所定位置に確実に位置決めされ、該ハウジング内に収
容した接続端子と電子回路板の回路部との接続およびバ
スバーのタブとの接続を確実に行え、半嵌合状態となる
ことを防止できる。
箱のロアケースの上面に、上方に突設したタブを有する
バスバーを上方からセットし、上記電子回路板の回路部
に、ハウジングに収容した接続端子の電子回路側電気接
続部を側方から嵌合させてセットし、該電子回路板とと
もに上記ハウジングに収容した接続端子のバスバー側電
気接続部を上記バスバーのタブに上方から嵌合させ、そ
のさい、上記ガイドリブにハウジングを摺接させながら
挿入して、ハウジングを所定位置に位置決めしてバスバ
ーのタブと確実に嵌合させ、その後、ロアケースをアッ
パーケースに被せてロック固定している。このように、
電子回路板に取り付けたハウジングを、電気接続箱にセ
ットする時、ガイドリブにより規制すると、ハウジング
は所定位置に確実に位置決めされ、該ハウジング内に収
容した接続端子と電子回路板の回路部との接続およびバ
スバーのタブとの接続を確実に行え、半嵌合状態となる
ことを防止できる。
【0007】また、上記電気接続箱では、そのロアケー
スとアッパーケースとからなるケース内部に設けた電子
回路収容部に、別のケースに収容した状態で電子回路板
を収容せず、電子回路板をケース無しの状態で合理的に
収容している。
スとアッパーケースとからなるケース内部に設けた電子
回路収容部に、別のケースに収容した状態で電子回路板
を収容せず、電子回路板をケース無しの状態で合理的に
収容している。
【0008】上記ガイドリブの上端部を傾斜させて切欠
き、細幅にすることが好ましい。このように細幅にする
と、電気回路板にハウジングを取り付けた状態で容易に
セットでき、挿入力を低減できる。
き、細幅にすることが好ましい。このように細幅にする
と、電気回路板にハウジングを取り付けた状態で容易に
セットでき、挿入力を低減できる。
【0009】上記ハウジングを電子回路板の対向する周
縁に取り付けると共に、上記ガイドリブを対向させて突
設し、これらガイドリブで電子回路板に取り付けたハウ
ジングを挟む構成としている。(請求項2)
縁に取り付けると共に、上記ガイドリブを対向させて突
設し、これらガイドリブで電子回路板に取り付けたハウ
ジングを挟む構成としている。(請求項2)
【0010】また、上記電子回路板はロアケースより突
設する台座上に載置し、上記ロアケースに組みつけてロ
ック固定するアッパーケースに設けた押え用肩部で上記
ハウジングの上面を押圧固定することが好ましい。(請
求項3)
設する台座上に載置し、上記ロアケースに組みつけてロ
ック固定するアッパーケースに設けた押え用肩部で上記
ハウジングの上面を押圧固定することが好ましい。(請
求項3)
【0011】上記のように、上記電子回路板を台座と押
え用肩部とで挟持して固定すると、上下方向も位置決め
でき、上記ガイドリブによる左右方向の位置決めと合わ
せて、電子回路板及びハウジングを所定位置に位置決め
保持し、ハウジング内の接続端子と回路部およびバスバ
ーとの接続をより確実に行うことができる。
え用肩部とで挟持して固定すると、上下方向も位置決め
でき、上記ガイドリブによる左右方向の位置決めと合わ
せて、電子回路板及びハウジングを所定位置に位置決め
保持し、ハウジング内の接続端子と回路部およびバスバ
ーとの接続をより確実に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1〜図6に示すように、
電気接続箱10は、合成樹脂製の四角箱状ロアケース1
1とアッパーケース12とを備え、ロアケース11にア
ッパーケース12を被せたとき、ロアケース11の外面
11aの各ロック爪11bにアッパーケース12の外面
12aの各ロック爪12bがそれぞれ係合して、ロアケ
ース11にアッパーケース12がロック固定されるよう
にしている。
を参照して詳細に説明する。図1〜図6に示すように、
電気接続箱10は、合成樹脂製の四角箱状ロアケース1
1とアッパーケース12とを備え、ロアケース11にア
ッパーケース12を被せたとき、ロアケース11の外面
11aの各ロック爪11bにアッパーケース12の外面
12aの各ロック爪12bがそれぞれ係合して、ロアケ
ース11にアッパーケース12がロック固定されるよう
にしている。
【0013】上記ロアケース11の上面には、上方に突
設したタブ13aを有するバスバー13が上方からセッ
トされて位置決めされる。該バスバー13を上方からロ
アケース11の上面に押え付けるバスバー押えカバー1
8を設けても良い。
設したタブ13aを有するバスバー13が上方からセッ
トされて位置決めされる。該バスバー13を上方からロ
アケース11の上面に押え付けるバスバー押えカバー1
8を設けても良い。
【0014】上記ロアケース11の上面の長さ方向の右
側の2隅部と長さ方向の略中間部とに、上記バスバー1
3よりも上位置まで突出する計4本の台座11c,…,
11cを立設している。該各台座11cの外面は、ロア
ケース11の外面11aと面一となるように形成してい
る。なお、左側隅部の1本の台座11c−1のみは、ロ
アケース11から立設した柱部11eの内方に立設され
ていて、該柱部11eの外面がロアケース11の外面1
1aと面一となるように形成している。
側の2隅部と長さ方向の略中間部とに、上記バスバー1
3よりも上位置まで突出する計4本の台座11c,…,
11cを立設している。該各台座11cの外面は、ロア
ケース11の外面11aと面一となるように形成してい
る。なお、左側隅部の1本の台座11c−1のみは、ロ
アケース11から立設した柱部11eの内方に立設され
ていて、該柱部11eの外面がロアケース11の外面1
1aと面一となるように形成している。
【0015】上記各台座11cの上方を電子回路収容部
としている。該電子回路収容部に収容される電子回路板
14は、上記ロアケース11の各台座11cの上面に四
隅が丁度セットされるように長方形状に形成しており、
上記柱部11eに対応する左側隅部には、柱部11eを
逃げるための切欠き(具体的に図示せず。)を設けてい
る。
としている。該電子回路収容部に収容される電子回路板
14は、上記ロアケース11の各台座11cの上面に四
隅が丁度セットされるように長方形状に形成しており、
上記柱部11eに対応する左側隅部には、柱部11eを
逃げるための切欠き(具体的に図示せず。)を設けてい
る。
【0016】上記台座11cの上面に電子回路板14を
上方からセットするときに、電子回路板14の両側の外
周辺に取り付けたハウジング16,16(後述)を位置
決めするガイドリブ11f,11fをロアケース11よ
り突設していると共に、ガイドリブ19aをバスバー1
3と積層する絶縁板19より突設している。
上方からセットするときに、電子回路板14の両側の外
周辺に取り付けたハウジング16,16(後述)を位置
決めするガイドリブ11f,11fをロアケース11よ
り突設していると共に、ガイドリブ19aをバスバー1
3と積層する絶縁板19より突設している。
【0017】上記ガイドリブ11fとガイドリブ19a
とは電子回路板14の左右両側周縁に取り付けるハウジ
ング16、16の外面にそれぞれ摺接する位置に設定し
ており、ガイドリブ11fと19aの間に挿入する電気
回路板14の左右両側のハウジング16、16をガイド
すると共に位置決め挟持するものである。
とは電子回路板14の左右両側周縁に取り付けるハウジ
ング16、16の外面にそれぞれ摺接する位置に設定し
ており、ガイドリブ11fと19aの間に挿入する電気
回路板14の左右両側のハウジング16、16をガイド
すると共に位置決め挟持するものである。
【0018】上記ガイドリブ11fは図4および図5に
示すように、上端部を傾斜させて切り欠いて細幅とし、
電子回路板14にハウジング16、16を取り付けた状
態で、ガイドリブ11fと19aとの間に容易に挿入で
きるようにしている。
示すように、上端部を傾斜させて切り欠いて細幅とし、
電子回路板14にハウジング16、16を取り付けた状
態で、ガイドリブ11fと19aとの間に容易に挿入で
きるようにしている。
【0019】上記電子回路板14の上面には、各種の電
子部品15,…,15を取り付け、該電子回路板14の
下面には、各電子部品15を電気的に接続するためのプ
リント回路部(具体的に図示せず。)を形成している。
該電子回路板14の上面の両側の外周辺に、上記プリン
ト回路部に連続する回路部14aを形成している。
子部品15,…,15を取り付け、該電子回路板14の
下面には、各電子部品15を電気的に接続するためのプ
リント回路部(具体的に図示せず。)を形成している。
該電子回路板14の上面の両側の外周辺に、上記プリン
ト回路部に連続する回路部14aを形成している。
【0020】上記電子回路板14に着脱自在に取り付け
るハウジング16、16は、略ハーモニカ状として合成
樹脂製で、該各ハウジング16に並設した多数の端子収
容室16aに接続端子17をそれぞれ収容している。、
各接続用端子17は、上記電子回路板14の回路部14
aに側方から嵌合させて電気的に接続される電気接続部
17aと、上記ロアケース11のバスバー13のタブ1
3aに上方から嵌合させる電気接続部17bとを直交す
る方向に設けている。
るハウジング16、16は、略ハーモニカ状として合成
樹脂製で、該各ハウジング16に並設した多数の端子収
容室16aに接続端子17をそれぞれ収容している。、
各接続用端子17は、上記電子回路板14の回路部14
aに側方から嵌合させて電気的に接続される電気接続部
17aと、上記ロアケース11のバスバー13のタブ1
3aに上方から嵌合させる電気接続部17bとを直交す
る方向に設けている。
【0021】上記各ハウジング16は、収容した各接続
端子17の電子回路側の電気接続部17aを電子回路板
14の回路部14aに側方から嵌合させて、電子回路板
14に予めセットしている。
端子17の電子回路側の電気接続部17aを電子回路板
14の回路部14aに側方から嵌合させて、電子回路板
14に予めセットしている。
【0022】図3および図6に示すように、上記アッパ
ーケース12の内面の上部には、該アッパーケース12
をロアケース11に被せてロックしたとき、上記各ハウ
ジング16の上面に当接する押え用肩部12c,12c
を形成して、各押え用肩部12cで各ハウジング16を
バスバー13の上面に押し付け、電子回路板14の四隅
をロアケース11の各台座11cの上面と押さえ用肩部
12cの間に挟んで固定するようにしている。
ーケース12の内面の上部には、該アッパーケース12
をロアケース11に被せてロックしたとき、上記各ハウ
ジング16の上面に当接する押え用肩部12c,12c
を形成して、各押え用肩部12cで各ハウジング16を
バスバー13の上面に押し付け、電子回路板14の四隅
をロアケース11の各台座11cの上面と押さえ用肩部
12cの間に挟んで固定するようにしている。
【0023】上記電気接続箱10に電子回路板14を組
み付ける時、各ハウジング16の端子収容部16aに接
続端子17を収容した後、電子回路板14の左右両側の
外周辺の各回路部14aに、各ハウジング16と共に接
続端子17の電子回路側電気接続部17aを側方から嵌
合させてセットしたものを用意する。ついで、電子回路
板14とともに左右のハウジング16、16の外面を両
側のガイドリブ11f、19aに摺接させながら上方よ
りセットし、ハウジング16、16に収容した接続端子
17のバスバー側の電気接続部17bを、ロアケース1
1の上面にセットしたバスバー13のタブ13aに上方
から嵌合させ、かつ、電子回路板14をロアケース11
の各台座11cの上面にセットする。
み付ける時、各ハウジング16の端子収容部16aに接
続端子17を収容した後、電子回路板14の左右両側の
外周辺の各回路部14aに、各ハウジング16と共に接
続端子17の電子回路側電気接続部17aを側方から嵌
合させてセットしたものを用意する。ついで、電子回路
板14とともに左右のハウジング16、16の外面を両
側のガイドリブ11f、19aに摺接させながら上方よ
りセットし、ハウジング16、16に収容した接続端子
17のバスバー側の電気接続部17bを、ロアケース1
1の上面にセットしたバスバー13のタブ13aに上方
から嵌合させ、かつ、電子回路板14をロアケース11
の各台座11cの上面にセットする。
【0024】このとき、左右両側をガイドリブ11fと
19aで規制しているため、仮に、電子回路板14が傾
いていても自動的に矯正され、ハウジング16、16が
正規位置に自動的に位置させることができる。また、電
子回路板14とハウジング16,16とが確実にセット
されずに、半嵌合状態となっている場合でも、左右両側
のガイドリブ11fと19gでハウジング16が内側に
押圧されて自動的に矯正され、ハウジング16,16内
の接続端子17と電子回路板14とを、正規接続状態と
することができる。よって、ハウジング16、16内の
接続端子17とバスバー13のタブ13aとが半嵌合状
態になることはなく、確実な正規嵌合を確保することが
できる。
19aで規制しているため、仮に、電子回路板14が傾
いていても自動的に矯正され、ハウジング16、16が
正規位置に自動的に位置させることができる。また、電
子回路板14とハウジング16,16とが確実にセット
されずに、半嵌合状態となっている場合でも、左右両側
のガイドリブ11fと19gでハウジング16が内側に
押圧されて自動的に矯正され、ハウジング16,16内
の接続端子17と電子回路板14とを、正規接続状態と
することができる。よって、ハウジング16、16内の
接続端子17とバスバー13のタブ13aとが半嵌合状
態になることはなく、確実な正規嵌合を確保することが
できる。
【0025】電子回路板14を各台座11cの上面にセ
ットする前に、ロアケース11の上面にセットしたバス
バー13を上方からバスバー押えカバー18で押える
と、バスバー13だけを先に押え付けて固定することが
できる。
ットする前に、ロアケース11の上面にセットしたバス
バー13を上方からバスバー押えカバー18で押える
と、バスバー13だけを先に押え付けて固定することが
できる。
【0026】上記のように電子回路板14をセットした
後、ロアケース11にアッパーケース12を被せて、各
押え用肩部12cで各ハウジング16を介して電子回路
板14をロアケース11の台座11cに押し付けると、
電子回路板14が自動的にロアケース11とアッパーケ
ース12内に固定されるようになる。また、ハウジング
16を押圧することにより、電気接続部17bとバスバ
ータブとの嵌合を確実に行えると共に、電気接続部17
aと電子回路板14の回路部との接続もより確実に行え
る。
後、ロアケース11にアッパーケース12を被せて、各
押え用肩部12cで各ハウジング16を介して電子回路
板14をロアケース11の台座11cに押し付けると、
電子回路板14が自動的にロアケース11とアッパーケ
ース12内に固定されるようになる。また、ハウジング
16を押圧することにより、電気接続部17bとバスバ
ータブとの嵌合を確実に行えると共に、電気接続部17
aと電子回路板14の回路部との接続もより確実に行え
る。
【0027】図7は上記ハウジング16の変形例を示
し、該ハウジング16には、ガイドリブ19a,11f
と対向する外壁より、ガイドリブ19a,11fの両側
位置に突出する一対のガイド板部16b,16bを突設
している。該ハウジング16では、電気接続箱10に電
子回路板14と組み付ける時に、上記一対のガイド板部
16b,16bでガイドリブ19a,11fを挟み込ん
で、容易に左右方向の位置決めをすることができる。よ
って、作業性よく電子回路板14を電気接続箱10にセ
ットすることができる。
し、該ハウジング16には、ガイドリブ19a,11f
と対向する外壁より、ガイドリブ19a,11fの両側
位置に突出する一対のガイド板部16b,16bを突設
している。該ハウジング16では、電気接続箱10に電
子回路板14と組み付ける時に、上記一対のガイド板部
16b,16bでガイドリブ19a,11fを挟み込ん
で、容易に左右方向の位置決めをすることができる。よ
って、作業性よく電子回路板14を電気接続箱10にセ
ットすることができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電子回路付き電気接続箱では、電子回路板に取り付け
た接続端子収容のハウジングを、バスバーのタブと嵌合
させながら上方よりセットする時、ロアケースおよび絶
縁板より突設したガイドリブで規制して案内しているた
め、正規位置に自動的に挿入されて位置決め保持でき
る。よって、該ハウジング内の接続端子とバスバーとの
タブが半嵌合状態となることはなく、確実に嵌合でき、
電気的接続の信頼性を向上させることができる。
の電子回路付き電気接続箱では、電子回路板に取り付け
た接続端子収容のハウジングを、バスバーのタブと嵌合
させながら上方よりセットする時、ロアケースおよび絶
縁板より突設したガイドリブで規制して案内しているた
め、正規位置に自動的に挿入されて位置決め保持でき
る。よって、該ハウジング内の接続端子とバスバーとの
タブが半嵌合状態となることはなく、確実に嵌合でき、
電気的接続の信頼性を向上させることができる。
【0029】また、上記ガイドリブによる左右の規制に
加えて、電子回路板をロアケースから突設した台座とア
ッパーケースに設けた押え用肩部との間で挟持固定して
上下方向の規制を図るため、接続端子とバスバーのタブ
および電子回路板の回路部との接続状態を確実に保持す
ることができる。
加えて、電子回路板をロアケースから突設した台座とア
ッパーケースに設けた押え用肩部との間で挟持固定して
上下方向の規制を図るため、接続端子とバスバーのタブ
および電子回路板の回路部との接続状態を確実に保持す
ることができる。
【図1】 本発明の電気接続箱のアッパーケースを被せ
る前の状態を示す斜視図である。
る前の状態を示す斜視図である。
【図2】 電気接続箱の分解斜視図である。
【図3】 電気接続箱の分解断面図である。
【図4】 (A)(B)は電子回路板に取り付けたハウ
ジングのケースへの挿入状態を示す一部断面図である。
ジングのケースへの挿入状態を示す一部断面図である。
【図5】 上記ハウジング内の接続端子をバスバーのタ
ブと嵌合した状態を示す断面図である。
ブと嵌合した状態を示す断面図である。
【図6】 電気接続箱の組立状態を示す断面図である。
【図7】 ハウジングの変形例を示す斜視図である。
【図8】 従来の電気接続箱であり、(A)は電気接続
箱とケースの分解斜視図、(B)は電気接続箱とケース
を組み立てた状態を示す断面図、(C)は接続用端子の
側面図である。
箱とケースの分解斜視図、(B)は電気接続箱とケース
を組み立てた状態を示す断面図、(C)は接続用端子の
側面図である。
10 電気接続箱 11 ロアケース 11c 台座 11f 19a ガイドリブ 12 アッパーケース 12c 押え用肩部 13 バスバー 13a タブ 14 電子回路板 14a 回路部 16 ハウジング 17 接続端子 17a 電子回路側の電気接続部 17b バスバー側の電気接続部
Claims (3)
- 【請求項1】 ロアケース上に積層配置する絶縁板とバ
スバーの一部上方に電子回路板を収容するもので、該電
子回路板の回路部と上記バスバーに設けたタブとを接続
する電気接続部を有する接続端子を収容したハウジング
を、上記電子回路板の周縁に側方から嵌合させて接続端
子と回路部を接続していると共に、該電子回路板に取り
付けたハウジングに収容した接続端子を上方よりバスバ
ーのタブに嵌合させ、かつ、この上方よりセットするハ
ウジングの外面に当接するガイドリブを上記ロアケース
および絶縁板より突出させ、該ガイドリブによりハウジ
ングを位置決めしていることを特徴とする電子回路付き
電気接続箱。 - 【請求項2】 上記ハウジングを電子回路板の対向する
周縁に取り付けると共に、上記ガイドリブを対向させて
突設し、これらガイドリブで電子回路板に取り付けたハ
ウジングを挟む構成としている請求項1に記載の電子回
路付き電気接続箱。 - 【請求項3】 上記電子回路板はロアケースより突設す
る台座上に載置し、上記ロアケースに組みつけてロック
固定するアッパーケースに設けた押え用肩部で上記ハウ
ジングの上面を押圧固定している請求項1に記載の電子
回路付き電気接続箱。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7333214A JP2993416B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 電子回路付き電気接続箱 |
EP96120075A EP0782216B1 (en) | 1995-12-14 | 1996-12-13 | An electrical connection box, a connection construction, a bus bar fixing construction and a connection terminal |
US08/764,987 US5822189A (en) | 1995-12-14 | 1996-12-13 | Electrical connection box, a connection construction, a busbar fixing construction and a connection terminal |
DE69620730T DE69620730T2 (de) | 1995-12-14 | 1996-12-13 | Elektrisches Verbindungsgehäuse, Verbindungskonstruktion, Fixiervorrichtung für Sammelschienen und Anschlussklemme |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7333214A JP2993416B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 電子回路付き電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09182248A JPH09182248A (ja) | 1997-07-11 |
JP2993416B2 true JP2993416B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=18263597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7333214A Expired - Fee Related JP2993416B2 (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-21 | 電子回路付き電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2993416B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-21 JP JP7333214A patent/JP2993416B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09182248A (ja) | 1997-07-11 |
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Legal Events
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