JP2991681B2 - 2−イミノインドリン誘導体を含有するケラチン繊維の染色用組成物及び染色方法 - Google Patents

2−イミノインドリン誘導体を含有するケラチン繊維の染色用組成物及び染色方法

Info

Publication number
JP2991681B2
JP2991681B2 JP9226885A JP22688597A JP2991681B2 JP 2991681 B2 JP2991681 B2 JP 2991681B2 JP 9226885 A JP9226885 A JP 9226885A JP 22688597 A JP22688597 A JP 22688597A JP 2991681 B2 JP2991681 B2 JP 2991681B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
dihydroindole
dyeing
formula
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9226885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1087449A (ja
Inventor
エリック・テラノヴァ
アジス・ファドゥリ
アラン・ラグランジ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=9495189&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2991681(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JPH1087449A publication Critical patent/JPH1087449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2991681B2 publication Critical patent/JP2991681B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
    • C07D209/04Indoles; Hydrogenated indoles
    • C07D209/30Indoles; Hydrogenated indoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to carbon atoms of the hetero ring
    • C07D209/40Nitrogen atoms, not forming part of a nitro radical, e.g. isatin semicarbazone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/49Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds
    • A61K8/4906Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with one nitrogen as the only hetero atom
    • A61K8/4913Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with one nitrogen as the only hetero atom having five membered rings, e.g. pyrrolidone carboxylic acid
    • A61K8/492Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with one nitrogen as the only hetero atom having five membered rings, e.g. pyrrolidone carboxylic acid having condensed rings, e.g. indol
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/10Preparations for permanently dyeing the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/80Process related aspects concerning the preparation of the cosmetic composition or the storage or application thereof
    • A61K2800/88Two- or multipart kits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発色剤として少な
くとも一の2-イミノインドリン誘導体、及び少なくと
も一の酸化塩基を含有する、ケラチン繊維の酸化染色用
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ケラチン繊維、特にヒトの髪を酸化染料
前駆体、特に、通常は酸化塩基と呼ばれるオルト-、パ
ラ-アミノフェノール、または複素環化合物を含有する
染料組成物で染色することは既知である。酸化染料前駆
体または酸化塩基は、無色または僅かに着色された化合
物であって、酸化製品と混合されると、酸化縮合の方法
によって着色化合物を生成することができる。
【0003】これらの酸化塩基によって得られる色合い
は、これらと発色剤または比色調節剤を混合することに
よって様々であり、比色調節剤としては特に芳香族メタ
-ジアミン、メタ-アミノフェノール、メタ-ジフェノー
ル及び所定の複素環化合物、例えばインドール化合物等
を選択することができる。
【0004】酸化塩基として使用される分子が多様であ
ることにより、広範囲の色を得ることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】いわゆるこれらの酸化
染料によって得られる“パーマネント”着色はさらに、
多数の要求を満たす必要がある。従って、これは毒物学
的な欠点を有してはならず、望ましい濃さの色合いが得
られるものでなければならず、外的要因(光、悪天候、
洗浄、パーマネントウェーブ、発汗及び摩擦)に対して
優れた耐性を有していなければならない。
【0006】該染料は白髪を覆い、最終的には、できる
限り非選択的、すなわち、先端から生え際まで、全く多
様に敏感化されている(すなわち傷み方が様々である)
同一のケラチン繊維の全長に渡って、生じる着色にでき
る限り相違の無いものでなければならない。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】こ
こに、出願人は特定の2-イミノインドリン誘導体を用
いることによって新規の強力な染料を得られることを見
出した。これらの染料はかなり非選択的で、特に色褪せ
しにくく、様々な色合いの濃い着色を生成させることが
できる。さらにまた、これらの化合物(一部は、そのも
の自体が新規である)は容易に合成される。この発見が
本発明の基礎となっている。
【0008】従って、本発明の主題は、ケラチン繊維、
特に髪等のヒトのケラチン繊維の染色のための組成物で
あり、染色に適切な媒体中に、 ・発色剤として、少なくとも一の化学式(I)の2-イミ
ノインドリン及び/またはその酸との付加塩及び、 ・少なくとも一の酸化塩基を含有することを特徴とす
る。
【0009】
【化2】
【0010】上記式中、 ・R1は水素原子、C1−C4アルキル、C1−C4モノヒ
ドロキシアルキル、C2−C4ポリヒドロキシアルキルま
たは(C1−C4)アルコキシカルボニル基またはC2
4アシル基を表し、 ・R2は水素原子またはC1−C4アルキル、フェニルま
たはアリールスルホニル基を表し、 ・R3は水素原子または、一以上のヒドロキシル、C1
4アルコキシ、アミノ、モノ(C1−C4)アルキルア
ミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、シアノまたはア
リール基によって置換されたC1−C4アルキル基を表
し、 ・R4及びR5は、同一でも異なってもよく、水素原子ま
たはヒドロキシル、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
キシ、アミノ、モノ(C1−C4)アルキルアミノ、ジ
(C1−C4)アルキルアミノまたはC7−C11アラルキ
ル基、ハロゲン原子またはニトロ基を表す。
【0011】上記の化学式(I)では、C1−C4アルキ
ル及びC1−C4アルコキシ基は直鎖状でも分枝状でもよ
く、ハロゲン原子としては、塩素、臭素、ヨウ素及びフ
ッ素を挙げることができる。
【0012】上記の化学式(I)では、アリール基は、
例えばフェニル、チオフェンまたはフランを表すことが
できる。
【0013】上記の化学式(I)では、以下の三つの互
変性体を生成することができる。
【0014】
【化3】
【0015】これら三つの各互変異性体の優位性及び/
または安定性は、置換基R1、R2及びR3の性質によ
る。
【0016】本発明の2-イミノインドールより誘導さ
れる化合物を明瞭に示すため、以下の互変異性体によっ
て定義する。
【0017】
【化4】
【0018】本発明の染料組成物で得られる着色には、
強力で、かなり非選択的であり、光及び悪天候の環境要
因及び発汗及び髪が受ける多様な処理(シャンプー、パ
ーマネントウェーブ)に対して色褪せないという著しい
特性がある。
【0019】本発明の組成物において発色剤として使用
することのできる化学式(I)の2-イミノインドリン誘
導体の中では、特に以下の、 ・4-ベンジルオキシ-1,3-ジヒドロインドール-2-
イリデンアミン、 ・4-メトキシ-1,3-ジヒドロインドール-2-イリデ
ンアミン、 ・2-イミノ-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-4-オ
ール、 ・5-クロロ-7-メトキシ-1,3-ジヒドロインドール-
2-イリデンアミン、 ・5,6-ジメトキシ-1,3-ジヒドロインドール-2-
イリデンアミン、 ・5,6-ジヒドロキシ-1,3-ジヒドロインドール-2
-イリデンアミン、 ・1,3-ジヒドロインドール-2-イリデンアミン、 ・2-イミノ-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5,6
-ジオールを挙げることができる。
【0020】化学式(I)の2-イミノインドリン誘導体
は、染料組成物全重量の0.0005から12重量%、
さらに好ましくはこの重量の0.005から6重量%を
を占めることが望ましい。
【0021】本発明の染料組成物において使用すること
のできる酸化塩基の性質は決定的なものではない。この
酸化塩基はパラ-フェニレンジアミン、ビス-(フェニ
ル)アルキレンジアミン、パラ-アミノフェノール、オ
ルト-アミノフェノール及び複素環塩基、及びこれらの
酸との付加塩より選択されることが好ましい。
【0022】本発明の染料組成物において使用すること
のできるパラ-フェニレンジアミンとしては、特に、下
記の化学式(II)に相当する化合物及びその酸との付加
塩を挙げることができる。
【0023】
【化5】
【0024】上記式中、 ・R6は水素原子またはC1−C4アルキル、C1−C4
ノヒドロキシアルキル、C2−C4ポリヒドロキシアルキ
ルまたは(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル
基を表し、 ・R7は水素原子またはC1−C4アルキル、C1−C4
ノヒドロキシアルキルまたはC2−C4ポリヒドロキシア
ルキル基を表し、 ・R8は水素原子、塩素等のハロゲン原子またはC1−C
4アルキル、スルホ、カルボキシル、C1−C4モノヒド
ロキシアルキルまたはC1−C4ヒドロキシアルコキシ
基、 ・R9は水素原子またはC1−C4アルキルを表す。
【0025】上記の化学式(II)において、R8が水素
原子でない場合、R6及びR7は水素原子を表すのが好ま
しく、R8はR9と同一であることが好ましく、R8がハ
ロゲン原子を表す場合、R6、R7及びR9は水素原子を
表すことが好ましい。
【0026】化学式(II)のパラ-フェニレンジアミン
の中では、特にパラ-フェニレンジアミン、パラ-トルイ
レンジアミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジア
ミン、2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミ
ン、2-β−ヒドロキシエチルオキシ-パラ-フェニレン
ジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミ
ン、2,6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,
3-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ビス
(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、
4-アミノ-1-(β-メトキシエチル)アミノ-ベンゼン
及び2-クロロ-パラ-フェニレンジアミン及びこれらの
酸との付加塩を挙げることができる。
【0027】本発明の染料組成物において酸化塩基とし
て使用することのできるビス(フェニル)アルキレンジ
アミンの中では、特に下記の化学式(III)に相当する
化合物及びその酸との付加塩を挙げることができる。
【0028】
【化6】
【0029】上記式中、Q1及びQ2は、同一でも相違し
てもよく、ヒドロキシル基またはNHR13を表し、R13
は水素原子またはC1−C4アルキル基を表し、R10は水
素原子またはC1−C4アルキル基、C1−C4モノヒドロ
キシアルキル、C2−C4ポリヒドロキシアルキルまたは
1−C4アミノアルキル基を表し、このアミノ残基は置
換されていてもよく、R11及びR12は同一でも相違して
もよく、水素原子またはハロゲン原子またはC1−C4
ルキル基を表し、Wは下記の基からなる群より選択され
る基を表す。式中、nは0から8までの整数であり、m
は0から4までの整数である。
【0030】
【化7】
【0031】上記化学式(III)のビス(フェニル)ア
ルキレンジアミンの中では、特に、N,N’-ビス(β-
ヒドロキシエチル)-N,N’-ビス(4’-アミノフェ
ニル)-1,3-ジアミノ-2-プロパノール、N,N’-
ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N’-ビス(4’-ア
ミノフェニル)エチレンジアミン、N,N’-ビス(4-
アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N’-
ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N’-ビス(4-アミ
ノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N’-ビス
(4-メチルアミノフェニル)テトラメチレンジアミン
及びN,N’-ビス(エチル)-N,N’-ビス(4’-ア
ミノ-3’-メチルフェニル)エチレン-ジアミン及びこ
れらの酸との付加塩を挙げることができる。
【0032】化学式(III)のこれらのビス(フェニ
ル)アルキレンジアミンの中では、N,N’-ビス(β-
ヒドロキシエチル)-N,N’-ビス(4’-アミノフェ
ニル)-1,3-ジアミノプロパノールまたはその酸との
付加塩の一つが特に好ましい。
【0033】本発明の染料組成物において酸化塩基とし
て使用することのできるパラ-アミノフェノールの中で
は、特に下記の化学式(IV)に相当する化合物及びその
酸との付加塩を挙げることができる。
【0034】
【化8】
【0035】上記式中、R14は水素原子またはC1−C4
アルキル、C1−C4モノヒドロキシアルキル、(C1
4)アルコキシ(C1−C4)アルキルまたはC1−C4
アミノアルキル基を表し、R15は水素原子またはフッ素
原子またはC1−C4アルキル、C1−C4モノヒドロキシ
アルキル、C2−C4ポリヒドロキシアルキル、C1−C4
アミノアルキル、C1−C4シアノアルキルまたは(C1
−C4)アルコキシ(C1−C4)アルキル基を表し、R
13とR14の少なくともいずれかは水素原子を表すと理解
される。
【0036】上記化学式(IV)のパラ-アミノフェノー
ルの中では、特にパラ-アミノフェノール、4-アミノ-
3-メチルフェノール、4-アミノ-3-フルオロフェノー
ル、4-アミノ-3-ヒドロキシメチルフェノール、4-ア
ミノ-2-メチルフェノール、4-アミノ-2-ヒドロキシ
メチルフェノール、4-アミノ-2-メトキシメチルフェ
ノール、4-アミノ-2-アミノメチルフェノール及び4-
アミノ-2-(β-ヒドロキシエチルアミノメチル)フェ
ノール、及びこれらの酸との付加塩を挙げることができ
る。
【0037】本発明の染料組成物において酸化塩基とし
て使用することのできるオルト-アミノフェノールの中
では、特に2-アミノフェノール、2-アミノ-1-ヒドロ
キシ-5-メチルベンゼン、2-アミノ-1-ヒドロキシ-6
-メチルベンゼン及び5-アセトアミド-2-アミノフェノ
ール及びこれらの酸との付加塩を挙げることができる。
【0038】本発明の染料組成物において酸化塩基とし
て使用することのできる複素環塩基の中では、特にピリ
ジン誘導体、ピリミジン誘導体及びピラゾール誘導体及
びこれらの酸との付加塩を挙げることができる。
【0039】ピリジン誘導体の中では特に、例えば、英
国特許GB 1,026,978号及びGB 1,15
3,196号に記載の化合物、例えば、2,5-ジアミ
ノピリジン及びその酸との付加塩を挙げることができ
る。
【0040】ピリミジン誘導体の中では特に、例えば、
独国特許DE 2,359,339号または日本国特許
JP 88−169,571号及びJP 91−333,
495号に記載の化合物、例えば2,4,5,6-テト
ラアミノピリミジン及び4-ヒドロキシ-2,5,6-ト
リアミノピリミジン及びこれらの酸との付加塩を挙げる
ことができる。
【0041】ピラゾール誘導体の中では特に、例えば、
独国特許DE 3,843,892号及びDE 4,13
3,957号及び国際特許出願WO 94/08969
号及びWO 94/08970号に記載の化合物、例え
ば4,5-ジアミノ-1-メチルピラゾール、3,4-ジア
ミノピラゾール及びこれらの酸との付加塩を挙げること
ができる。
【0042】本発明によれば、酸化塩基が、染料組成物
全重量の約0.0005から12重量%、より好ましく
はこの重量の約0.005から6重量%を占めることが
望ましい。
【0043】本発明の染料組成物はまた、化学式(I)
の2-イミノインドリン誘導体以外の一以上の付加的な
発色剤及び/または一以上の直接染料を含有してもよ
く、これによって酸化塩基により得られる色合いに輝き
を与えて変化を付けるまたはこれを濃厚にすることがで
きる。
【0044】本発明の組成物に使用することのできる付
加的な発色剤は、酸化染色に通常使用される発色剤より
選択することができ、これらの中では特にメタ-フェニ
レンジアミン、メタ-アミノフェノール、メタ-ジフェノ
ール及び複素環発色剤、例えば、インドール誘導体及び
インドリン誘導体、これらの酸との付加塩を挙げること
ができる。
【0045】これらの発色剤は、特に、2-メチル-5-
アミノフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)ア
ミノ-2-メチルフェノール、3-アミノフェノール、
1,3-ジヒドロキシベンゼン、1,3-ジヒドロキシ-
2-メチルベンゼン、4-クロロ-1,3-ジヒドロキシベ
ンゼン、2,4-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチルオ
キシ)-ベンゼン、2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチ
ルアミノ)-1-メトキシベンゼン、1,3-ジアミノベ
ンゼン、1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プ
ロパン、セサミオール(sesamol)、α-ナフトール、6
-ヒドロキシインドール、4-ヒドロキシインドール、4
-ヒドロキシ-N-メチルインドール及び6-ヒドロキシイ
ンドリン及びこれらの酸との付加塩より選択することが
できる。
【0046】これらの付加的な発色剤が存在する場合
は、染料組成物全重量の約0.0005から5重量%、
より好ましくはこの重量の約0.005から3重量%を
占めることが望ましい。
【0047】本発明の染料組成物に使用することのでき
る酸化塩基及び/または付加的な発色剤の酸との付加塩
は特に、塩酸塩、臭素酸塩、硫酸鉛、酒石酸塩、乳酸塩
及び酢酸塩より選択される。
【0048】染色に適切な媒体(または担体)は、通
常、水または、水には充分溶解しない化合物を溶解させ
る少なくとも一の有機溶媒と水との混合物からなる。有
機溶媒としては、エタノール及びイソプロパノール等の
1−C4低級アルカノール;グリセリン;2-ブトキシ
エタノール、プロピレングリコール、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル及びモノメチルエーテル等のグリコール及
びグリコールエーテル、ベンジルアルコールまたはフェ
ノキシエタノール等の芳香族アルコール、類似の製品及
びこれらの混合物を挙げることができる。
【0049】該溶媒は染料組成物全重量の約1から40
重量%、より好ましくは約5から30重量%の割合を占
めることが望ましい。
【0050】本発明の染料組成物のpHは、一般的に3
から12である。これはケラチン繊維の染色に通常使用
される酸性化剤または塩基性化剤を用いて望ましい値に
調整することができる。
【0051】酸性化剤の例としては、塩酸、オルトリン
酸、酒石酸、クエン酸及び乳酸等のカルボン酸、及びス
ルホン酸等の無機または有機酸を挙げることができる。
【0052】塩基性化剤の例としては、アンモニア水、
アルカリ炭酸塩、モノ-、ジ-及びトリエタノールアミン
及びこれらの誘導体等のアルカノールアミン、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム及び下記の化学式(V)の化
合物を挙げることができる。
【0053】
【化9】
【0054】上記式中、Rは、ヒドロキシル基またはC
1−C4アルキルによって任意に置換されたプロピレン残
基;R16、R17、R18及びR19は同一でも相違してもよ
く、水素原子またはC1−C4アルキルまたはC1−C4
ドロキシアルキル基を表す。
【0055】本発明の染料組成物はまた、陰イオン性、
陽イオン性、非イオン性、両性イオン性または双性イオ
ン性の界面活性剤またはこれらの混合物、陰イオン性、
陽イオン性、非イオン性、両性イオン性または双性イオ
ン性のポリマーまたはこれらの混合物、無機または有機
の増粘剤、抗酸化剤、浸透剤、金属イオン封鎖剤、香
料、緩衝剤、分散剤、シリコーン等の調整剤、フィルム
形成剤、保存料及び乳白剤等の髪の染色に従来使用され
ている様々な補助剤を含有することができる。
【0056】当業者であれば明らかに、予定した添加に
よって本発明の染料組成物に本来備わっている有利な特
性が損なわれることのないように、または本質的には損
なわれることのないように、上述の任意の相補化合物を
選択するであろう。
【0057】本発明の染料組成物は、液体、クリーム、
ゲルまたはケラチン繊維、特にヒトの髪の染色に適した
他の形態等の様々な形態をとることができる。
【0058】本発明の主題はまた、ケラチン繊維、特に
髪等のヒトのケラチン繊維の酸化染色のための少なくと
も一の酸化塩基と併用する、上記の化学式(I)の2-イ
ミノインドリン誘導体の使用である。
【0059】本発明の別の主題は、上述の染料組成物を
使用するケラチン繊維、特に髪等のヒトのケラチン繊維
の酸化染色の方法である。
【0060】この方法によれば、上記の少なくとも一の
染料組成物を繊維に適用し、使用時に染料組成物に添加
されるかまたは別々の操作で同時にまたは連続的に適用
される酸化剤の使用により、酸性、中性またはアルカリ
性のpHで発色する。
【0061】本発明の染色方法の特に好ましい実施態様
によれば、上述の染料組成物を、染色に適した媒体中に
発色に充分な量で少なくとも一の酸化剤を含有する酸化
組成物と使用時に混合する。得られた混合物をケラチン
繊維に適用し、約3から50分間、好ましくは約5から
30分間そのままおいた後、該繊維を濯ぎ、シャンプー
で洗浄し、再度濯いで乾燥させる。
【0062】上述の酸化組成物中に存在する酸化剤は、
ケラチン繊維の酸化染色に従来使用される酸化剤より選
択することができ、その中では過酸化水素、過酸化尿
素、臭素酸アルカリ金属、及びペルボラート及びペルサ
ルファート等のペル塩を挙げることができる。過酸化水
素が特に好ましい。
【0063】上述の酸化剤を含有する酸化組成物のpH
は、染料組成物を混合した後に得られ、ケラチン繊維に
適用される組成物のpHが、約3から12、より好まし
くは約5から11に渡るようなものである。これはケラ
チン繊維の染色に通常使用される酸性化剤または塩基性
化剤を用いて望ましい値に調整される。
【0064】上述の酸化組成物はまた、髪の染色のため
の組成物に従来使用されている様々な補助剤を含有する
ことができる。
【0065】最終的にケラチン繊維に適用される組成物
は、液体、クリーム、ゲルまたはケラチン繊維、特にヒ
トの髪の染色に適した他の形態等の様々な形態をとるこ
とができる。
【0066】本発明の別の主題は、第一の区画が上述の
染料組成物を収容し、第二の区画が上述の酸化組成物を
収容する染色のための多区画装置または染色キットまた
は他のあらゆる多区画実装システムである。これらの装
置には、望ましい混合物を髪に送達させることのでき
る、出願人による仏国特許FR 2,586,913号
に記載のもののような手段を取り付けることもできる。
【0067】本発明において発色剤として用いられる化
学式(I)の化合物には、既知のものも新規のものもあ
る。
【0068】化学式(I)のR1及びR2が水素原子に相
当する化学式(I'A)の特定の化合物は、下記のスキー
ムAに相当するRG Glushkov documents USSR Patent 17
9 320(1965)及びChem. Abstr 65, 2225 (1966)に記載の
調製方法によって得られる。
【0069】
【化10】
【0070】上記のスキームAでは、化学式(1)及び
(2)におけるR3、R4及びR5の意味するところは化
学式(I)に示されるものと同一である。
【0071】これは、その調製方法が文献(M. Makosz
a, J. Winiarski, Acc. Chem. Res.,87,1987, 282; M.
Makosza, W. Danikiewicz, K. Wojciechowski, Liebig
s, Ann. Chem., 1988, 203)によって既知である、オル
ト-ニトロフェニルアセトニトリル構造を有する化学式
(1)の出発化合物を用いた2段階の方法である。
【0072】第一の段階は、亜鉛またはスズ等の金属を
用いる有機溶媒の存在下での化学還元と、パラジウムま
たは白金等の触媒を用いる選択的な水素化とのいずれか
である。これによりオルト-アミノフェニルアセトニト
リル構造(化学式(2))となる。この反応では特に、
塩酸媒体中で亜鉛粉末が使用される。溶媒としては、エ
ーテル、特にテトラヒドロフラン(THF)を用いるこ
とが好ましい。反応温度は、25℃と溶媒の還流温度と
の間、特に25から40℃の間であることが好ましい。
【0073】第二段階は、有機溶媒の存在下、酸性媒体
中での閉環反応である。特に酢酸が使用される。反応温
度は、溶媒の還流温度である。化学式(I)の最終生成
物は酸との付加塩の形態、好ましくは塩酸塩の形態で単
離されることが望ましい。これは酸性媒体中での反応媒
体の沈殿によって得られ、例えば塩酸塩を得るために
は、反応の終点でHClガスを通すことによって得られ
る。
【0074】化学式(I)のR1が水素原子、R2が水素
原子でないものに相当する化学式(I'B)の特定の化合
物、及び化学式(I)のR1及びR2がいずれも水素原子
でないものに相当する化学式(I'C)の特定の化合物
が、下記のスキームBに相当する文献に参照される調製
方法に従って得られる。
【0075】
【化11】
【0076】化合物(1)は、例えば、Makosza M.ら、
Liebigs Ann. Chem., 203,(1988)に記載の既知の閉環還
元条件下で処理され、インドール(3)となる。
【0077】インドール(3)は、N. J. Houlian編、W
iley-Interscience刊、“Heterocyclic Compounds: Ind
oles”part II 72-73頁に記載の標準的な方法によって
アルキル化され、インドール(4)となる。
【0078】化合物(3)及び(4)は、既知の方法
[Harmon R. E.ら、J. Org. Chem. 38(1), 11, (197
3)]によって構造式(5)のアジドと反応し、それぞれ
2-イミノインドリン(I'B)及び(I'C)となる。
【0079】構造式(I'B)及び(I'C)の化合物もま
た、Hino T.ら、Tetrahedron 27, 775, (1971)に記載さ
れ、下記のスキームCに表されるように、アミンR2
2と、それぞれ構造式(6)及び(7)の2-インドリ
ンチオン誘導体との反応によって得られる。
【0080】
【化12】
【0081】以下の実施例は、本発明の範囲を限定する
ことなく詳説するためのものである。
【0082】
【実施例】
〈調製実施例〉 (実施例 No.1:1,3-ジヒドロインドール-2-イ
リデンアミン=ヒドロクロライドの調製)
【0083】
【化13】
【0084】温度計及び冷却器を取り付けた50mlの三
口丸底フラスコ中で、(2-ニトロフェニル)アセトニ
トリル2gをTHF/37% HClの10ml/10ml混
合物に溶解した。
【0085】40℃未満の温度で亜鉛5gを少量ずつ導
入した。全量添加した後、15分間攪拌を継続し、過剰
な亜鉛を濾過して除去した。濾液を完全に蒸発させた。
(2-アミノフェニル)アセトニトリル=ヒドロクロライ
ドが酢酸25mlを還流させたところ溶解した。1時間加
熱した後、溶液を塩化水素ガスで飽和させた。析出物を
濾過して除去した。これを真空中五酸化リン及び水酸化
カリウムを用いて乾燥させた。1,3-ジヒドロインド
ール-2-イリデンアミン=ヒドロクロライドが得られた
(収率48%)。1H及び13C NMRは構造に見合うも
のであった。
【0086】
【表1】
【0087】(実施例 No.2:4-メトキシ-1,3-
ジヒドロインドール-2-イリデンアミン=ヒドロクロラ
イドの調製)
【0088】
【化14】
【0089】第一段階:(2-アミノ-6-メトキシフェ
ニル)アセトニトリル=ヒドロクロライドの調製 温度計及び冷却器を取り付けた100mlの三口丸底フラ
スコ中で、(2-メトキシ-6-ニトロフェニル)アセト
ニトリル3.84gをTHF/37% HCl(40ml)
の1/1混合物に溶解した。
【0090】40℃未満の温度で亜鉛7.8gを少量ず
つ導入した。全量添加した後、15分間攪拌を継続し、
過剰な亜鉛を濾過して除去した。濾液を完全に蒸発させ
た。(2-アミノ-6-メトキシフェニル)アセトニトリ
ル=ヒドロクロライド3gが回収された(収率75%)。
【0091】第二段階:4-メトキシ-1,3-ジヒドロ
インドール-2-イリデンアミン=ヒドロクロライドの調
製 温度計及び冷却器を取り付けた100mlの三口丸底フラ
スコ中で、酢酸25ml中の(2-アミノ-6-メトキシフ
ェニル)アセトニトリル=ヒドロクロライド3gを1時間
還流させた。真空中で酸を蒸発させ、五酸化リン及び水
酸化カリウムを用いて乾燥させた後、4-メトキシ-1,
3-ジヒドロインドール-2-イリデンアミン=ヒドロクロ
ライド2.9gが回収された(収率96%)。1H及び13
C NMRは構造に見合うものであった。
【0092】
【表2】
【0093】(実施例 No.3:2-イミノ-2,3-ジ
ヒドロ-1H-インドール-4-オール=ヒドロブロマイド
の調製)
【0094】
【化15】
【0095】温度計及び冷却器を取り付けた25mlの三
口丸底フラスコ中で、4-メトキシ-1,3-ジヒドロイ
ンドール-2-イリデンアミン=ヒドロクロライド2gを6
0%臭化水素酸8ml中で4時間還流した。媒体を放冷し
て室温に戻した。2-イミノ-2,3-ジヒドロ-1H-イ
ンドール-4-オール=ヒドロブロマイドが結晶化した。
これを濾過して石油エーテルで洗浄した。これを真空中
五酸化リン及び水酸化カリウムを用いて乾燥させたとこ
ろ、生成物1.6gが回収された(収率70%)。1H及
13C NMRは構造に見合うものであった。
【0096】
【表3】
【0097】(実施例 No.4:4-ベンジルオキシ-
1,3-ジヒドロインドール-2-イリデンアミン=ヒドロ
クロライドの調製)
【0098】
【化16】
【0099】第一段階:(2-アミノ-6-ベンジルオキ
シフェニル)アセトニトリルの調製 温度計及び冷却器を取り付けた2lのSLV反応器中
で、(2-ベンジルオキシ-6-ニトロフェニル)アセト
ニトリル135gをTHF1l及び37%塩酸0.5lに
溶解した。
【0100】40℃未満の温度で亜鉛150gを少量ず
つ導入した。全量添加した後、15分間攪拌を継続し、
過剰な亜鉛を濾過して除去した。濾液を10体積の氷水
に注いだ。析出物を濾過して除去し、水で洗浄し、石油
エーテルで洗浄した。真空中、五酸化リンを用いて乾燥
させたところ、(2-アミノ-6-ベンジルオキシフェニ
ル)アセトニトリル80gが回収された(収率67
%)。
【0101】第二段階:4-ベンジルオキシ-1,3-ジ
ヒドロインドール-2-イリデンアミン=ヒドロクロライ
ドの調製 温度計及び冷却器を取り付けた500mlの三口丸底フラ
スコ中で、酢酸350ml中の(2-アミノ-6-ベンジル
オキシフェニル)アセトニトリル71.5gを1時間還
流させた。媒体を放冷して室温に戻し、塩化水素ガスで
飽和させた。析出物を濾過して除去した。これを石油エ
ーテルで洗浄した。真空中、五酸化リン及び水酸化カリ
ウムを用いて乾燥させたところ、4-ベンジルオキシ-
1,3-ジヒドロインドール-2-イリデンアミン=ヒドロ
クロライド63gが回収された(収率76%)。1H及び
13C NMRは構造に見合うものであった。
【0102】
【表4】
【0103】(実施例 No.5:5-クロロ-7-メトキ
シ-1,3-ジヒドロインドール-2-イリデンアミン=ヒ
ドロクロライドの調製)
【0104】
【化17】
【0105】第一段階:(2-アミノ-5-クロロ-3-メ
トキシフェニル)アセトニトリルの調製 実施例No.
3に従い、THF/37%HClの100ml/70ml混
合物に溶解した(5-クロロ-3-メトキシ-2-ニトロフ
ェニル)アセトニトリル22.7gを亜鉛粉末26gで還
元した。(2-アミノ-5-クロロ-3-メトキシフェニ
ル)アセトニトリル19gが得られた(収率97%)。
【0106】第二段階:5-クロロ-7-メトキシ-1,3
-ジヒドロインドール-2-イリデンアミン=ヒドロクロラ
イドの調製 実施例No.3に従い、(2-アミノ-5-クロロ-3-メ
トキシフェニル)アセトニトリル15gを酢酸150ml
中で還流させた。5-クロロ-7-メトキシ-1,3-ジヒ
ドロインドール-2-イリデンアミン=ヒドロクロライド
11.2gが得られた(収率63.6%)。1H及び13
NMRは構造に見合うものであった。
【0107】
【表5】
【0108】(実施例 No.6:5,6-ジメトキシ-
1,3-ジヒドロインドール-2-イリデンアミン=ヒドロ
クロライドの調製)
【0109】
【化18】
【0110】温度計及び冷却器を取り付けた250mlの
三口丸底フラスコ中で、(4,5-ジメトキシ-2-ニト
ロフェニル)アセトニトリル22.2gをTHF/37
%HClの150ml/60ml混合物に溶解した。
【0111】40℃未満の温度で亜鉛26gを少量ずつ
導入した。添加は発熱反応であった。全量添加した後、
15分間攪拌を継続し、過剰な亜鉛を濾過して除去し
た。濾液をHClガスで飽和させ、得られた析出物を濾
過して除去した。これを石油エーテルで洗浄し、真空中
で、五酸化リン及び水酸化カリウムを用いて乾燥させ
た。5,6-ジメトキシ-1,3-ジヒドロインドール-2
-イリデンアミン=ヒドロクロライド15gが得られた
(収率65%)。1H及び13C NMRは構造に見合うも
のであった。
【0112】
【表6】
【0113】(実施例 No.7:5,6-ジヒドロキシ
-1,3-ジヒドロインドール-2-イリデンアミン=ヒド
ロクロライドの調製)
【0114】
【化19】
【0115】実施例No.6に従い、(4,5-ジヒド
ロキシ-2-ニトロフェニル)アセトニトリル1.9gを
THF/37%HClの20ml/20ml混合物に溶解
し、亜鉛5gで処理した。処理後、5,6-ジヒドロキシ
-1,3-ジヒドロインドール-2-イリデンアミン=ヒド
ロクロライド1.8gが得られた(収率90%)。1H及
13C NMRは構造に見合うものであった。
【0116】
【表7】
【0117】〈製剤実施例〉 (製剤実施例1及び2)下記の染料組成物を調製した
(含量はグラムで表示)。
【0118】
【表8】
【0119】 (**):通常の染料担体 ・グリセリン2molでポリグリセロール化したオレイルアルコール 4.0g ・活性物質(AM)78%を含有する、 グリセリン4molでポリグリセロール化したオレイルアルコール 5.69g
AM ・オレイン酸 3.0g ・酸化エチレン2molを含有するオレイルアミン、 Akzo社より市販のEthomeen O12(商品名) 7.0g ・55%AMを含有するジエチルアミノプロピル=ラウリルアミノ =スクシナマート、ナトリウム塩 3.0g AM ・オレイルアルコール 5.0g ・オレイン酸ジエタノールアミド 12.0g ・プロピレングリコール 3.5g ・エチルアルコール 7.0g ・ジプロピレングリコール 0.5g ・プロピレングリコールモノメチルエーテル 9.0g ・35%AMを含有するメタ重亜硫酸ナトリウム水溶液 0.455g AM ・酢酸アンモニウム 0.8g ・抗酸化剤、金属イオン封鎖剤 適量 ・香料、保存料 適量 ・NH320%を含有するアンモニア水 10.0g
【0120】各染料組成物1及び2を使用時に、20体
積の過酸化水素水溶液(6重量%)同体積と混合した。
得られた各混合物を、自然の、パーマネントウェーブし
たまたはパーマネントウェーブしていない、90%の白
髪を含有する白髪混じりの髪の毛束に、髪3gにつき2
8gの割合で30分間適用した。濯ぎ、標準のシャンプ
ーで洗浄し、乾燥させた後、毛束は下記の表に示す色合
いに染められていた。
【0121】
【表9】
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−44315(JP,A) 特開 昭63−183521(JP,A) 特開 平10−88018(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/13 D06B 9/02

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 染色に適した媒体中に、 ・発色剤として、少なくとも一の化学式(I): 【化1】 [上記式中、 ・R1は水素原子、C1−C4アルキル、C1−C4モノヒ
    ドロキシアルキル、C2−C4ポリヒドロキシアルキルま
    たは(C1−C4)アルコキシカルボニル基またはC2
    4アシル基を表し、 ・R2は水素原子またはC1−C4アルキル、フェニルま
    たはアリールスルホニル基を表し、 ・R3は水素原子または、一以上のヒドロキシル、C1
    4アルコキシ、アミノ、モノ(C1−C4)アルキルア
    ミノ、ジ(C1−C4)アルキルアミノ、シアノまたはア
    リール基によって置換されたC1−C4アルキル基を表
    し、 ・R4及びR5は、同一でも異なってもよく、水素原子ま
    たはヒドロキシル、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
    キシ、アミノ、モノ(C1−C4)アルキルアミノ、ジ
    (C1−C4)アルキルアミノまたはC7−C11アラルキ
    ル基、ハロゲン原子またはニトロ基を表す]の2-イミ
    ノインドリン誘導体及び/またはその酸との付加塩及び ・少なくとも一の酸化染料前駆体 を含有することを特徴とするヒトのケラチン繊維の染色
    用組成物。
  2. 【請求項2】 化学式(I)の化合物が、 ・4-ベンジルオキシ-1,3-ジヒドロインドール-2-
    イリデンアミン、 ・4-メトキシ-1,3-ジヒドロインドール-2-イリデ
    ンアミン、 ・2-イミノ-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-4-オ
    ール、 ・5-クロロ-7-メトキシ-1,3-ジヒドロインドール-
    2-イリデンアミン、 ・5,6-ジメトキシ-1,3-ジヒドロインドール-2-
    イリデンアミン、 ・5,6-ジヒドロキシ-1,3-ジヒドロインドール-2
    -イリデンアミン、 ・1,3-ジヒドロインドール-2-イリデンアミン、 ・2-イミノ-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5,6
    -ジオール 及びこれらの酸との付加塩より選択されることを特徴と
    する請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 化学式(I)の化合物の酸との付加塩
    が、塩酸塩、臭素酸塩、硫酸鉛、酒石酸塩、及び酢酸塩
    より選択されることを特徴とする請求項1または2に記
    載の組成物。
  4. 【請求項4】 化学式(I)の化合物が、染料組成物全
    重量の0.0005から12重量%を占めることを特徴
    とする請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 化学式(I)の化合物が、染料組成物全
    重量の0.005から6重量%を占めることを特徴とす
    る請求項4に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 酸化染料前駆体がパラ-フェニレンジア
    ミン、ビス-(フェニル)アルキレンジアミン、パラ-ア
    ミノフェノール、オルト-アミノフェノール及び複素環
    酸化染料前駆体、及びこれらの酸との付加塩より選択さ
    れることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に
    記載の組成物。
  7. 【請求項7】 酸化染料前駆体が、染料組成物全重量の
    0.0005から12重量%を占めることを特徴とする
    請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 酸化染料前駆体が、染料組成物全重量の
    0.005から6重量%を占めることを特徴とする請求
    項7に記載の組成物
  9. 【請求項9】 化学式(I)の化合物以外の一以上の付
    加的な発色剤及び/または一以上の直接染料をさらに含
    有することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項
    に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 染色に適切な媒体(または担体)が、
    水または、C1−C4低級アルカノール、グリセリン、グ
    リコール及びグリコールエーテル、芳香族アルコール及
    びこれらの混合物より選択される少なくとも一の有機溶
    媒と水との混合物からなることを特徴とする請求項1か
    ら9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 pHが、3から12であることを特徴
    とする請求項1から10のいずれか一項に記載の組成
    物。
  12. 【請求項12】 液体、クリームまたはゲルあるいはケ
    ラチン繊維の染色に適した形態であることを特徴とする
    請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 ヒトのケラチン繊維の酸化染色用組成
    物中で少なくとも一の酸化染料前駆体と併用される、請
    求項1から3のいずれか一項に定義される化学式(I)
    の化合物の発色剤としての使用。
  14. 【請求項14】 ヒトのケラチン繊維の酸化染色方法に
    おいて、請求項1から12のいずれか一項に定義される
    少なくとも一の染料組成物を該ケラチン繊維に適用し、
    使用時に染料組成物に添加されるかまたは別々の操作で
    同時にまたは連続的に適用される酸化剤の使用により、
    酸性、中性またはアルカリ性のpHで発色させることを
    特徴とする酸化染色方法。
  15. 【請求項15】 酸化剤が、過酸化水素、過酸化尿素、
    臭素酸アルカリ金属、及びペル塩より選択されることを
    特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 ペル塩が、ペルボラート及びペルサル
    ファートであることを特徴とする請求項15に記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 第一の区画が請求項1から12のいず
    れか一項に定義される染色組成物を収容し、第二の区画
    が酸化組成物を収容する多区画装置
  18. 【請求項18】化学式(I): 【化2】 [上記式中、 ・R 1 は水素原子、C 1 −C 4 アルキル、C 1 −C 4 モノヒ
    ドロキシアルキル、C 2 −C 4 ポリヒドロキシアルキルま
    たは(C 1 −C 4 )アルコキシカルボニル基またはC 2
    4 アシル基を表し、 ・R 2 は水素原子またはC 1 −C 4 アルキル、フェニルま
    たはアリールスルホニル基を表し、 ・R 3 は水素原子または、一以上のヒドロキシル、C 1
    4 アルコキシ、アミノ、モノ(C 1 −C 4 )アルキルア
    ミノ、ジ(C 1 −C 4 )アルキルアミノ、シアノまたはア
    リール基によって置換されたC 1 −C 4 アルキル基を表
    し、 ・R 4 及びR 5 は、同一でも異なってもよく、水素原子ま
    たはヒドロキシル、C 1 −C 4 アルキル、C 1 −C 4 アルコ
    キシ、アミノ、モノ(C 1 −C 4 )アルキルアミノ、ジ
    (C 1 −C 4 )アルキルアミノまたはC 7 −C 11 アラルキ
    ル基、ハロゲン原子またはニトロ基を表す]に示される
    2-イミノインドリン誘導体及び/またはその酸との付
    加塩からなるヒトのケラチン繊維の染色用組成物用発色
    剤。
  19. 【請求項19】 化学式(I)の化合物が、 ・4-ベンジルオキシ-1,3-ジヒドロインドール-2-
    イリデンアミン、 ・4-メトキシ-1,3-ジヒドロインドール-2-イリデ
    ンアミン、 ・2-イミノ-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-4-オ
    ール、 ・5-クロロ-7-メトキシ-1,3-ジヒドロインドール-
    2-イリデンアミン、 ・5,6-ジメトキシ-1,3-ジヒドロインドール-2-
    イリデンアミン、 ・5,6-ジヒドロキシ-1,3-ジヒドロインドール-2
    -イリデンアミン、 ・1,3-ジヒドロインドール-2-イリデンアミン、 ・2-イミノ-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-5,6
    -ジオール 及びこれらの酸との付加塩より選択されることを特徴と
    する請求項18に記載の発色剤。
  20. 【請求項20】 化学式(I)の化合物の酸との付加塩
    であって、塩酸塩、臭素酸塩、硫酸鉛、酒石酸塩、及び
    酢酸塩より選択されることを特徴とする請求項18また
    は19に記載の発色剤。
JP9226885A 1996-08-23 1997-08-22 2−イミノインドリン誘導体を含有するケラチン繊維の染色用組成物及び染色方法 Expired - Fee Related JP2991681B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9610413A FR2752575B1 (fr) 1996-08-23 1996-08-23 Compositions de teinture des fibres keratiniques contenant des derives 2-iminoindoliniques, nouveaux derives, leur procede de synthese, et procede de teinture
FR9610413 1996-08-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1087449A JPH1087449A (ja) 1998-04-07
JP2991681B2 true JP2991681B2 (ja) 1999-12-20

Family

ID=9495189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9226885A Expired - Fee Related JP2991681B2 (ja) 1996-08-23 1997-08-22 2−イミノインドリン誘導体を含有するケラチン繊維の染色用組成物及び染色方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5876465A (ja)
EP (1) EP0826669B1 (ja)
JP (1) JP2991681B2 (ja)
DE (1) DE69700299T2 (ja)
ES (1) ES2135973T3 (ja)
FR (1) FR2752575B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
HUP0102869A2 (hu) 1998-06-23 2002-02-28 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Keratin szálak színezésére szolgáló festőanyag
US6743264B2 (en) 2002-02-14 2004-06-01 Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco, Inc. Two step permanent coloring of hair
US6821302B2 (en) * 2002-11-01 2004-11-23 Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco, Inc. Permanent coloring of hair using carbonate salts and bicarbonate salts and using percarbamic acid precursors

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3000899A (en) * 1956-07-10 1961-09-19 Ciba Pharm Prod Inc 1-r-2-amino-indoles
LU56102A1 (ja) * 1968-05-17 1970-01-14
US3944672A (en) * 1972-12-13 1976-03-16 Schering Corporation Method for treating microbial infections
GB1437804A (en) * 1973-09-10 1976-06-03 Lepetit Spa Indole derivatives
DE2939304A1 (de) * 1979-09-28 1981-04-16 Wella Ag Mittel und verfahren zur oxidativen faerbung von haaren
US4776857A (en) * 1986-11-21 1988-10-11 Repligen Corporation Use of hydroxylated indoles as dye precursors
LU87128A1 (fr) * 1988-02-08 1989-09-20 Oreal Composition de teinture des fibres keratiniques mettant en oeuvre du 5,6-dihydroxyindole et au moins une paraphenylenediamine disubstituee sur l'un des groupements amino et procede de mise en oeuvre
US4932977A (en) * 1988-11-21 1990-06-12 Clairol Incorporated Indole-aldehyde hair dyes
LU87403A1 (fr) * 1988-12-06 1990-07-10 Oreal Procede de teinture de fibres keratiniques avec un hydroxyindole,associe a un derive quinonique
FR2649886B1 (fr) * 1989-07-21 1991-10-11 Oreal Composition de teinture des fibres keratiniques mettant en oeuvre un colorant indolique et au moins une paraphenylenediamine comportant un groupement amino secondaire et procede de mise en oeuvre
US5167669A (en) * 1989-07-21 1992-12-01 L'oreal Composition for dyeing keratinous fibers employing an indole dye and at least one para-phenylenediamine containing a secondary amino group and process for use
FR2654335A1 (fr) * 1989-11-10 1991-05-17 Oreal Compositions tinctoriales pour fibres keratiniques contenant des precurseurs de colorants par oxydation et des coupleurs derives du 4-hydroxyindole, et procede de teinture les mettant en óoeuvre.
US5752982A (en) * 1991-03-28 1998-05-19 L'oreal Methods for dyeing keratinous fibers with compositions which contain aminoindole couplers, oxidation dye precursors, and oxidizing agents at acid pHs
FR2674431A1 (fr) * 1991-03-28 1992-10-02 Oreal Procede de teinture des fibres keratiniques avec des aminoindoles, a ph acide et compositions mises en óoeuvre.
FR2686344B1 (fr) * 1992-01-16 1994-04-15 Oreal Produits indoliniques, leurs procedes de preparation et leur utilisation en cosmetique.
FR2686248B1 (fr) * 1992-01-16 1994-04-15 Oreal Produit a base de particules minerales ou organiques portant un produit indolinique, son procede de preparation et son utilisation en cosmetique.

Also Published As

Publication number Publication date
FR2752575A1 (fr) 1998-02-27
FR2752575B1 (fr) 1998-10-02
ES2135973T3 (es) 1999-11-01
DE69700299T2 (de) 1999-11-04
EP0826669B1 (fr) 1999-06-30
JPH1087449A (ja) 1998-04-07
DE69700299D1 (de) 1999-08-05
US5876465A (en) 1999-03-02
EP0826669A1 (fr) 1998-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6248137B1 (en) Compositions for dyeing keratinous fibres, containing 3-aminopyrazolo [1,5-a]pyrimidines, method of dyeing and novel 3-aminopyrazolo [1,5-a]pyrimidines
US5769903A (en) Composition for the oxidation dyeing of keratin fibers, comprising an oxidation base, an indole coupler and an additional heterocyclic coupler, and dyeing process
US6027538A (en) Compositions for dyeing keratinous fibers comprising indazoleamine derivatives and dyeing process
AU719623B2 (en) Novel cationic 4-hydroxyindoles, their use for the oxidation dyeing of keratinous fibres, dyeing compositions, and methods of dyeing
JP2005325135A (ja) 新規なカチオン性酸化塩基、ケラチン繊維を染色するためのそれらの使用、染色組成物、及び、染色方法
JP2000119546A (ja) 新規のカチオン性オルト―フェニレンジアミン、そのケラチン繊維の酸化染色への使用、染色用組成物及び染色方法
JP2000119547A (ja) 新規のカチオン性化合物、そのケラチン繊維の酸化染色への使用、染色用組成物及び染色方法
JP3095419B2 (ja) N−置換4−ヒドロキシインドール誘導体およびこれを含有するケラチン繊維染色組成物
JP2996625B2 (ja) ケラチン繊維の染色用組成物と該組成物の合成方法および該組成物を使用した染色方法
JP2004515495A (ja) ジアミノピラゾール誘導体及びケラチン線維の酸化染色におけるその使用
JP3851773B2 (ja) 新規なカチオン性カップリング剤、ケラチン繊維の酸化染色におけるそれらの用途、染色用組成物及び染色方法
FR2788522A1 (fr) Nouvelles bases d'oxydation cationiques, leur utilisation pour la teinture d'oxydation des fibres keratiniques, compositions tinctoriales et procedes de teinture
US5814106A (en) Composition for the oxidation dyeing of keratin fibres contains a 4-hydroxyindoline coupler at an acidic pH and dyeing process using this composition
JP3202198B2 (ja) 酸化塩基としてアミノ酸誘導体を含むケラチン性繊維の酸化染色用組成物及び新規なアミノ酸誘導体
JP2991681B2 (ja) 2−イミノインドリン誘導体を含有するケラチン繊維の染色用組成物及び染色方法
US6093219A (en) Composition for the oxidation dyeing of keratin fibers, comprising at least two oxidation bases and an indole coupler, and dyeing process
AU752948B2 (en) Oxidation dyeing composition for keratinous fibres and dyeing method using same
JP2002535263A (ja) ケラチン繊維の酸化染色のためのカチオン性ネフタレンカップラー
JP2002047154A (ja) 酸化ベースとして少なくとも5−メチルピラゾロ[1,5−α]ピリミジン−3,7−ジアミンを含有するケラチン繊維の酸化染色用組成物並びにそれらを使用する染色方法
JP3164569B2 (ja) カップラーとして3−アミノピラゾリン誘導体を含有するケラチン繊維の染色用組成物と染色方法及び染色キット
JP2001163737A (ja) ケラチン繊維の酸化染色用組成物及びこの組成物を使用する染色方法
JP3696096B2 (ja) グアニジン鎖を含む新規な酸化ベース、その調製方法、ケラチン繊維の酸化染色へのその使用、染色組成物及び染色方法
JP2001163738A (ja) ケラチン繊維の酸化染色用組成物及びこの組成物を使用する染色方法
FR2887880A1 (fr) Nouvelles para-phenylenediamines doubles reliees par un groupe aromatique et utilisation en coloration
FR2887875A1 (fr) Nouvelles para-phenylenediamines doubles reliees par un bras de liaison substitue par un ou plusieurs groupes hydroxy, alcoxy et/ou amino et utilisation en coloration

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990907

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees