JP2001163737A - ケラチン繊維の酸化染色用組成物及びこの組成物を使用する染色方法 - Google Patents

ケラチン繊維の酸化染色用組成物及びこの組成物を使用する染色方法

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JP2001163737A
JP2001163737A JP2000323388A JP2000323388A JP2001163737A JP 2001163737 A JP2001163737 A JP 2001163737A JP 2000323388 A JP2000323388 A JP 2000323388A JP 2000323388 A JP2000323388 A JP 2000323388A JP 2001163737 A JP2001163737 A JP 2001163737A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な強度、色度、及び毛髪が受けるであろ
う種々の攻撃要因に対する耐性がある着色をするための
染色用組成物及び染色方法を提供する。 【解決手段】 染色に適した媒体に次の式(I): 【化1】 [上式中、R及びRは水素又はハロゲン原子、C-
アルキル基等を表し;Rは、水素原子、C-C
モノヒドロキシアルキル基等を表し、R、R 及び
基の少なくとも1つは水素原子以外である]の置換
されたパラ-フェニレンジアミン誘導体とその酸付加塩
類から選択される酸化ベースと、次の式(II): 【化2】 [Rは水素原子又は置換されるか又は非置換のC-C
アシル基を表し;Rは水素原子、置換されるか又は
非置換のC-Cアルキル基等を表し;Rは水素又
はハロゲン原子、C-Cアルコキシ基等を表し;R
はC-Cアルキル基を表す]の2-置換5-アミノア
ルキルフェノール誘導体とその酸付加塩類から選択され
るカップラーを含有せしめて染色用組成物とし、これを
ケラチン繊維に適用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染色に適した媒体
に、所定の置換がなされたパラ-フェニレンジアミン誘
導体及びそれらの酸付加塩類から選択される少なくとも
1つの酸化ベース、及び2-置換5-アミノアルキルフェ
ノール誘導体から選択される少なくとも1つのカップラ
ーを含有せしめてなる、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒ
トのケラチン繊維を酸化染色するための組成物、及びこ
の組成物を使用する染色方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ケラチ
ン繊維、特にヒトの毛髪を、酸化染料先駆物質、特に、
一般に酸化ベースといわれているオルト-又はパラ-フェ
ニレンジアミン類、オルト-又はパラ-アミノフェノール
類及び複素環ベース類を含有する染色用組成物で染色す
ることが知られている。酸化染料先駆物質すなわち酸化
ベースは、酸化物質と組み合わされて、酸化縮合プロセ
スにより、着色した化合物及び染料を生じる無色か弱く
着色した化合物である。
【0003】また、これらの酸化ベースをカップラー又
は調色剤と組合せることにより、酸化ベースにより得ら
れる色調を変化させることができることも知られてお
り、後者は芳香族のメタ-ジアミン類、メタ-アミノフェ
ノール類、メタ-ジフェノール類及びある種の複素環化
合物から特に選択される。酸化ベース及びカップラーと
して使用される様々な分子により、幅広い色調を得るこ
とが可能になる。
【0004】これら酸化染料により得られる、いわゆる
「永久的な」着色は、いくつかの要求をさらに満足させ
るものでなくてはならない。例えば、所望の強さの色調
が得られ、外的要因(光、悪天候、洗浄、パーマネント
ウェーブ処理、発汗、摩擦)に対して耐性があるもので
なくてはならない。また、染料は白色の毛髪をカバー可
能なものでなければならず、最後に、可能な限り非選択
的でなければならない、すなわち、実際には毛髪の先端
と末端の間で敏感度(すなわち傷み具合)が異なりうる、
同じケラチン繊維の長さに沿って可能な限り色差が小さ
くなるようにしなければならない。
【0005】例えば、ある種のパラ-フェニレンジアミ
ン類、パラ-アミノフェノール、パラ-メチルアミノフェ
ノール及びオルト-アミノフェノール、又は代わりにあ
る種の複素環酸化ベース類、例えば2,5-ジアミノピリ
ジン又はテトラアミノピリミジンから選択される一又は
複数の酸化ベースと組合せて、カップラーとして2-置
換5-アミノアルキルフェノール誘導体を含有するケラ
チン繊維の酸化染色用組成物は、特に特許出願JP-2
521636において既に提案されている。しかしなが
ら、これらの組成物を使用して得られる着色に、十分な
強度、色度、又は毛髪が受けるであろう種々の攻撃要因
に対する耐性が常にあるとは限らない。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
出願人は、以下に定義する式(I)の特定のパラ-フェニ
レンジアミン誘導体とそれらの酸付加塩類から選択され
る少なくとも1つの酸化ベースと、以下に定義する式
(II)の2-置換5-アミノアルキルフェノール誘導体と
それらの酸付加塩類から選択される少なくとも1つのカ
ップラーとを組合せることで、繊維が受けるであろう種
々の攻撃要因に対し満足のいく耐性を示し、主として非
選択的な、様々な色調において色度があり、強くて美し
い着色を付与することのできる新規な染料が得られるこ
とを見出した。これらの発見が本発明の基礎を形成す
る。
【0007】よって、本発明の第1の主題は、染色に適
した媒体に、 − 次の式(I):
【化3】 [上式中: − R及びRは同一でも異なっていてもよく、水素
原子又は塩素、臭素、フッ素及びヨウ素等のハロゲン原
子;C-Cアルキル基;C-Cモノヒドロキシア
ルキル基;C-Cポリヒドロキシアルキル基;又は
-Cヒドロキシアルコキシ基を表し; − Rは、水素原子;C-Cモノヒドロキシアル
キル基;C-Cポリヒドロキシアルキル基;又はC
-Cアルコキシル(C-C)アルキル基を表し; − R、R及びR基の少なくとも1つは水素原子
以外であり; − Rが水素原子を表し、2つのR又はR基の一
方が水素原子を表す場合、R又はR基の他方はメチ
ル基又は塩素原子以外であると理解される]の置換され
たパラ-フェニレンジアミン誘導体及びそれらの酸付加
塩類から選択される少なくとも1つの酸化ベースと; − 次の式(II):
【化4】 [上式中: − Rは水素原子又は置換されるか又は非置換のC
-Cアシル基を表し; − Rは水素原子、置換されるか又は非置換のC-
アルキル基、置換されるか又は非置換のC-C
アルコキシ基又は置換されるか又は非置換のアミノ基を
表し; − Rは水素又はハロゲン原子、C-Cアルコキ
シ基又はC-Cモノヒドロキシアルコキシ基を表
し; − RはC-Cアルキル基を表す]の2-置換5-ア
ミノアルキルフェノール誘導体及びそれらの酸付加塩類
から選択される少なくとも1つのカップラー;を含有し
てなることを特徴とする、ケラチン繊維、特に毛髪等の
ヒトのケラチン繊維の酸化染色用組成物にある。
【0008】本発明の染色用組成物により、低い選択性
と、大気中の要因、例えば光や悪天候だけではなく、発
汗や毛髪が受けるであろう種々の処理に対する耐性にお
いて優れた特性を示し、様々な色調において色度があ
り、強くて美しい着色が付与される。
【0009】また、本発明の主題は、この染色用組成物
を使用するケラチン繊維の酸化染色方法にある。
【0010】上述した式(I)の置換されたパラ-フェニ
レンジアミン誘導体としては、特に、2-クロロ-パラ-
フェニレンジアミン、2,3-ジメチル-パラ-フェニレン
ジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、
2,6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,5-ジメ
チル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチ
ル-パラ-フェニレンジアミン、2-フルオロ-パラ-フェ
ニレンジアミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジ
アミン、2-n-プロピル-パラ-フェニレンジアミン、N
-β-ヒドロキシエチル-2-メチル-パラ-フェニレンジア
ミン、N-(β-ヒドロキシプロピル)-パラ-フェニレンジ
アミン、N-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)-パラ-フェ
ニレンジアミン、2-ヒドロキシメチル-パラ-フェニレ
ンジアミン、2-β-ヒドロキシエチルオキシ-パラ-フェ
ニレンジアミン及びN-(β-メトキシエチル)-パラ-フェ
ニレンジアミン、及びそれらの酸付加塩類を挙げること
ができる。
【0011】本発明の染色用組成物においてカップラー
として使用される式(II)の2-置換5-アミノアルキル
フェノール誘導体、それらの合成中間生成物及びそれら
の調製方法は特許出願JP-2521636に記載され
ており、その内容が本出願の主要部分を形成する。
【0012】上述した式(II)の化合物のRとR
により表されたC-Cアルキル基としては、例えば
メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチ
ル、sec-ブチル及びtert-ブチル基を挙げることがで
きる。上述した式(II)の化合物のRとR基により
表されたC-Cアルコキシ基としては、例えばメト
キシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-
ブトキシ、sec-ブトキシ及びtert-ブトキシ基を挙げ
ることができる。
【0013】上述した式(II)の化合物のR基により
表されたC-Cアシル基としては、例えばアセチ
ル、プロパノイル、2,2-ジメチルプロパノイル、3-
メチルプロパノイル、ブタノイル、2-メチルブタノイ
ル及びペンタノイル基を挙げることができる。上述した
式(II)の化合物のR基により表されたハロゲン原子
としては、例えばフッ素、塩素、臭素及びヨウ素を挙げ
ることができる。
【0014】上述した式(II)の化合物において、R
基は好ましくはメチル又はエチル基を表し;R基は好
ましくはメチル、エチル、メトキシ又はアミノ基を表
し;R 基は好ましくは水素原子又はアセチル又はプロ
パノイル基を表し;R基は好ましくは水素原子又はメ
トキシ基を表す。
【0015】上述したC-Cアルキル及びC-C
アルコキシ及びC-Cアシル基における置換基とし
ては、特にフッ素、塩素、臭素及びヨウ素等のハロゲン
原子;メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロ
ポキシ、n-ブトキシ、sec-ブトキシ及びtert-ブト
キシ等のC-Cアルコキシ基;アセトキシ、プロパ
ノイルオキシ、2,2-ジメチルプロパノイルオキシ、3
-メチルプロパノイルオキシ、ブタノイルオキシ、2-メ
チルブタノイルオキシ及びペンタノイルオキシ等のC
-Cアルカノイルオキシ基;ヒドロキシル基;アミノ
基;保護基で保護されたアミノ基;カルボキシル基;メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-プロポキ
シカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n-ブトキ
シカルボニル、sec-ブトキシカルボニル及びtert-ブ
トキシカルボニル等のC-Cアルコキシカルボニル
基を挙げることができる。これらの置換基のなかでも、
メトキシ及びヒドロキシル基が好ましい。上述したアミ
ノ基のための保護基としては、例えばtert-ブトキシカ
ルボニル及びベンジルオキシカルボニル基を挙げること
ができる。
【0016】Rの上述したアミノ基における置換基と
しては、特に一又は複数のヒドロキシル基で置換される
か又は非置換のC-Cアルキル基を挙げることがで
きる。これらの置換基は、好ましくはヒドロキシエチル
基である。
【0017】上述した式(II)の2-置換5-アミノアル
キルフェノール誘導体としては、特に: − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ホルムアミ
ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)メチルカル
バマート、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ウレア、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-N'-(2-
ヒドロキシエチル)ウレア、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセトアミ
ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)クロロアセ
トアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセトキシ
アセトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ヒドロキシ
アセトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)メトキシア
セトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アミノアセ
トアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)プロピオン
アミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-2-ヒドロ
キシプロピオンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-3-アミノ
プロピオンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ブタンアミ
ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-4-クロロ
ブタンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)スクシンア
ミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-イソプロピルフェニル)アセ
トアミド、 − 2'-アセトアミド-5'-メチルフェニルアタセター
ト、 − 2'-プロピオンアミド-5'-メチルフェニルプロピ
オナート、 − N-(2-ヒドロキシ-5-メトキシ-4-メチルフェニ
ル)アセトアミド、及びそれらの酸付加塩類を挙げるこ
とができる。
【0018】式(I)の置換パラ-フェニレンジアミンの
誘導体(類)及び/又はそれらの酸付加塩(類)は、本発明
の染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約0.0
005〜12重量%、さらに好ましくはこの重量に対し
て約0.005〜6重量%である。式(II)の2-置換
5-アミノアルキルフェノール誘導体(類)及び/又はそ
れらの酸付加塩(類)は、染色用組成物の全重量に対し
て、好ましくは約0.0005〜12重量%、より好ま
しくはこの重量に対して約0.005〜6重量%であ
る。
【0019】本発明の染色用組成物は、本発明の式(I)
の置換されたパラ-フェニレンジアミン誘導体以外の一
又は複数の付加的な酸化ベース及び/又は式(II)のカ
ップラー以外の一又は複数の付加的なカップラー及び/
又は一又は複数の直接染料をさらに含有してもよい。
【0020】これらの付加的なカップラーとしては、特
にメタ-フェニレンジアミン類、メタ-アミノフェノール
類、メタ-ジフェノール類、及び複素環カップラー類、
例えばインドール誘導体、インドリン誘導体、ベンゾイ
ミダゾール誘導体、ベンゾモルホリン誘導体、セサモー
ル誘導体、及びピリジン、ピリミジン及びピラゾール誘
導体、及びそれらの酸付塩類を挙げることができる。こ
れらの付加的なカップラーは、特に、2-メチル-5-ア
ミノフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-
2-メチルフェノール、3-アミノフェノール、1,3-ジ
ヒドロキシベンゼン、1,3-ジヒドロキシ-2-メチルベ
ンゼン、4-クロロ-1,3-ジヒドロキシベンゼン、2,
4-ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼ
ン、2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチルアミノ)-1-メ
トキシベンゼン、1,3-ジアミノベンゼン、1,3-ビス
(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン、セサモール、1
-アミノ-2-メトキシ-4,5-メチレンジオキシベンゼ
ン、α-ナフトール、2-メチル-1-ナフトール、6-ヒ
ドロキシインドール、4-ヒドロキシインドール、4-ヒ
ドロキシ-N-メチルインドール、6-ヒドロキシインド
リン、2,6-ジヒドロキシ-4-メチルピリジン、1H-
3-メチルピラゾール-5-オン及び1-フェニル-3-メチ
ルピラゾール-5-オン、及びそれらの酸付加塩類から選
択される。
【0021】本発明の染色用組成物に使用可能な(酸化
ベース及びカップラーの)酸付加塩類は、特に、塩酸塩
類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類
及び酢酸塩類から一般的に選択される。
【0022】本発明の染色用組成物の染色に適した媒体
(又は支持体)は、一般的に、水、又は水に十分には溶解
しない化合物を溶解させるための少なくとも1つの有機
溶媒と水との混合物からなる。有機溶媒の例としては、
例えば、C-Cアルカノール類、例えばエタノール
及びイソプロパノール;グリセロール;グリコール類及
びグリコールエーテル類、例えば2-ブトキシエタノー
ル、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル及びモノメチルエーテル、及び芳香族アルコール
類、例えばベンジルアルコール又はフェノキシエタノー
ル、それらの類似物及び混合物を挙げることができる。
溶媒類は、染色用組成物の全重量に対して、好ましくは
約1〜40重量%、さらに好ましくは約5〜30重量%
の割合で存在し得る。
【0023】本発明の染色用組成物のpHは、一般的に
は約3〜12、好ましくは約5〜12である。これは、
ケラチン繊維の染色において通常使用される酸性化剤又
は塩基性化剤を使用して、所望の値に調節することがで
きる。
【0024】酸性化剤としては、例えば、無機酸又は有
機酸、例えば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸
類、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸又は乳酸、及びスル
ホン酸類を挙げることができる。塩基性化剤としては、
例えば、アンモニア水、アルカリ性炭酸塩類、アルカノ
ールアミン類、例えばモノ-、ジ-及びトリエタノールア
ミン類、2-メチル-2-アミノプロパノールとその誘導
体、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び次の式
(III):
【化5】 [ここで、Wは、C-Cアルキル基又はヒドロキシル
基で置換されていてもよいプロピレン残基であり;
、R、R10及びR11は同一でも異なっていて
もよく、水素原子又はC-Cアルキル又はC-C
ヒドロキシアルキル基を表す]の化合物を挙げることが
できる。
【0025】また、本発明の染色用組成物は、従来より
毛髪の染色用組成物に使用されている種々のアジュバン
ト類、例えば、アニオン性、カチオン性、非イオン性、
両性又は双性の界面活性剤又はそれらの混合物、アニオ
ン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性のポリマ
ー類又はそれらの混合物、無機又は有機の増粘剤、例え
ば非イオン性のグアーガム、酸化防止剤、浸透剤、金属
イオン封鎖剤、香料、バッファー、分散剤、コンディシ
ョナー、例えば揮発性又は非揮発性で変性又は未変性の
シリコーン類、皮膜形成剤、セラミド類、防腐剤及び乳
白剤をさらに含有してもよい。
【0026】言うまでもなく、当業者であれば、本発明
の染色用組成物に固有の有利な特性が、考えられる添加
により悪影響を全く受けないか、実質的には受けないよ
うに留意して、これらの任意の補足的な化合物(類)を選
択するであろう。
【0027】本発明の染色用組成物は、種々の形態、例
えば、加圧されていてもよい液体、パウダー、クリーム
又はゲルの形態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪の
染色に適した任意の他の形態にすることができる。
【0028】また本発明の主題は、上述した染色用組成
物を使用する、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラ
チン繊維の染色方法にある。この方法に従えば、上述し
た染色用組成物を繊維に適用し、染色用組成物の使用時
にのみ添加される、又は、同時に又は続いて別個に適用
される酸化組成物中に存在する酸化剤の助けにより、酸
性、中性又はアルカリ性のpHで発色させるものであ
る。この本発明の染色方法の特に好ましい実施態様で
は、染色に適した媒体中に、発色させるのに十分な量の
少なくとも1つの酸化剤を含有せしめてなる酸化組成物
と、上述した染色用組成物とを好ましくは使用時に混合
する。ついで、得られた混合物をケラチン繊維に適用
し、約3〜50分、好ましくは約5〜30分間放置した
後、繊維をすすいで、シャンプーで洗髪し、再度すすい
で乾燥させる。
【0029】上述した酸化組成物中に存在する酸化剤
は、ケラチン繊維の酸化染色で従来から使用されている
酸化剤から選択することができ、このようなものとして
は、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭素酸塩
類、過酸塩類、例えば過ホウ酸塩及び過硫酸塩、過酸類
及び酵素、例えばペルオキシダーゼ、ウリカーゼ等の2
電子オキシドレダクターゼ、ラッカーゼ等の4-電子オ
キシゲナーゼを挙げることができる。過酸化水素が特に
好ましい。
【0030】上述した酸化剤を含有する酸化組成物のp
Hは、染色用組成物と混合した後に得られる、ケラチン
繊維に適用される組成物のpHが、好ましくは約3〜1
2、さらに好ましくは約5〜11の範囲になるようにさ
れる。これは、ケラチン繊維の染色に通常使用される、
上述したような酸性化剤又は塩基性化剤により、所望の
値に調節される。
【0031】また、上述した酸化組成物は、毛髪の染色
用組成物に従来から使用されている、上述したような種
々のアジュバントをさらに含有してもよい。
【0032】最終的にケラチン繊維に適用される組成物
は、種々の形態、例えば、液体、クリーム又はゲルの形
態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色するのに
適した任意の他の形態にすることができる。
【0033】本発明の他の主題は、多区画染色具又は染
色「キット」又は任意の他の多区画包装システムにあ
り、その第1の区画部は上述した染色用組成物を含み、
第2の区画部は上述した酸化組成物を含む。これらの染
色具は、毛髪に所望の混合物を塗布する手段を具備せし
めたものであってよく、このようなものとしては、出願
人名義の仏国特許第2586913号に記載されている
ものを挙げることができる。
【0034】
【実施例】次の実施例は、本発明の例証を意図したもの
である。アルカリ性媒体における染色実施例1 次の本発明の染色用組成物を調製した:
【表1】 (*)共通の染色用支持体 − セピック社(SEPPIC)からオラミックス(O ramix)CG110(登録商標)の名称で販 売されている(C-C10)アルキルポリグ ルコシドの60%水溶液 5.4g − エタノール 18.0g − ベンジルアルコール 1.8g − ポリエチレングリコール400 2.7g − アクゾ社(Akzo)からディソルイン(Disso luine)D-40(登録商標)の名称で販売 されている、ジエチレントリアミン五酢 酸の五ナトリウム塩の40%水溶液 1.08g − メタ重亜硫酸ナトリウム 0.205g − 20.5%のNHを含有するアンモニ ア水 10.0g
【0035】使用時に、上述した染色用組成物を、同重
量の20容量の過酸化水素(6重量%)と混合した。この
ようにして調製された各混合物を、白髪を90%含有す
るナチュラルなグレイの毛髪の束に30分間適用した。
ついで、毛髪の束をすすぎ、標準的なシャンプーを用い
て洗髪を行い、再度すすいで乾燥した。毛髪は強い青色
に染色された。
【0036】染色実施例2及び3の比較 次の染色用組成物を調製した:
【表2】 (**):本発明の一部を形成しない組成物 (*)共通の染色用支持体 これは実施例1で使用されたものと同一である。つい
で、上述した染色用組成物を、実施例1で記載した条件
下で、白髪を90%含有するナチュラルなグレイの毛髪
の束に適用した。
【0037】このように染色された毛髪の束の色調を、
得られた着色の色度(明度:luminosity)を算出するため
に、ミノルタCM2002(登録商標)分光光度計を使用
し、L*a*b*系により評価した。このL*a*b*系にお
いて、3つのパラメータは、それぞれ強度(L*)、暗度
(shade)(a*)及び飽和度(b*)を示す。この系におい
て、L*値が高くなればなる程、色は明るくなるか、又
は弱まる。逆に、L*値が低くなればなるほど、色は暗
くなるか、又は強まる。a*及びb*は2つの色軸を示
し、a*は緑/赤の色軸を、b*は青/黄の色軸を示す。
a*及びb*が0に近ければ、グレーな色になる。
【0038】着色の色度(C)は、次の等式:
【式1】 を適用することにより算出することができる。この式に
おいて、Cは染色された毛髪の束の色度を表し、a*
及びb*はそれぞれ染色された毛髪の束の二乗にした
暗度及び飽和度を表す。C値が大きくなればなるほど、
着色の色度(又は明度)が増加する。
【0039】得られた結果を次の表に示す:
【表3】 (**):本発明の一部を形成しない比較例 これらの結果から、本発明の実施例2の染色用組成物、
すなわち2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジア
ミン-ジヒドロクロリドとN-(2-ヒドロキシ-4-メチル
フェニル)アセトアミドを組合せて含有する組成物によ
れば、2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミ
ン-ジヒドロクロリドが本発明の一部を形成しない酸化
ベース、特にパラ-フェニレンジアミンと置き換えられ
ているために本発明の一部を構成しない実施例3の組成
物で得られたものよりも、顕著に色度の高まった着色が
得られることが分かる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 染色に適した媒体に: − 次の式(I): 【化1】 [上式中: − R及びRは同一でも異なっていてもよく、水素
    原子又は塩素、臭素、フッ素及びヨウ素等のハロゲン原
    子;C-Cアルキル基;C-Cモノヒドロキシア
    ルキル基;C-Cポリヒドロキシアルキル基;又は
    -Cヒドロキシアルコキシ基を表し; − Rは、水素原子;C-Cモノヒドロキシアル
    キル基;C-Cポリヒドロキシアルキル基;又はC
    -Cアルコキシル(C-C)アルキル基を表し; − R、R及びR基の少なくとも1つは水素原子
    以外であり; − Rが水素原子を表し、2つのR又はR基の一
    方が水素原子を表す場合、R又はR基の他方はメチ
    ル基又は塩素原子以外であると理解される]の置換され
    たパラ-フェニレンジアミン誘導体及びそれらの酸付加
    塩類から選択される少なくとも1つの酸化ベースと; − 次の式(II): 【化2】 [上式中: − Rは水素原子又は置換されるか又は非置換のC
    -Cアシル基を表し; − Rは水素原子、置換されるか又は非置換のC-
    アルキル基、置換されるか又は非置換のC-C
    アルコキシ基又は置換されるか又は非置換のアミノ基を
    表し; − Rは水素又はハロゲン原子、C-Cアルコキ
    シ基又はC-Cモノヒドロキシアルコキシ基を表
    し; − RはC-Cアルキル基を表す]の2-置換5-ア
    ミノアルキルフェノール誘導体及びそれらの酸付加塩類
    から選択される少なくとも1つのカップラー;を含有し
    てなることを特徴とするヒトの毛髪等のケラチン繊維の
    酸化染色用組成物。
  2. 【請求項2】 式(I)の置換されたパラ-フェニレンジ
    アミン誘導体が、2,3-ジメチル-パラ-フェニレンジア
    ミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,
    6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,5-ジメチ
    ル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチル
    -パラ-フェニレンジアミン、2-フルオロ-パラ-フェニ
    レンジアミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジア
    ミン、2-n-プロピル-パラ-フェニレンジアミン、N-
    β-ヒドロキシエチル-2-メチル-パラ-フェニレンジア
    ミン、N-(β-ヒドロキシプロピル)-パラ-フェニレンジ
    アミン、N-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)-パラ-フェ
    ニレンジアミン、2-ヒドロキシメチル-パラ-フェニレ
    ンジアミン、2-β-ヒドロキシエチルオキシ-パラ-フェ
    ニレンジアミン及びN-(β-メトキシエチル)-パラ-フェ
    ニレンジアミン、及びそれらの酸付加塩類から選択され
    ることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 式(II)の2-置換5-アミノアルキルフ
    ェノール誘導体が: − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ホルムアミ
    ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)メチルカル
    バマート、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ウレア、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-N'-(2-
    ヒドロキシエチル)ウレア、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセトアミ
    ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)クロロアセ
    トアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アセトキシ
    アセトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ヒドロキシ
    アセトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)メトキシア
    セトアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)アミノアセ
    トアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)プロピオン
    アミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-2-ヒドロ
    キシプロピオンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-3-アミノ
    プロピオンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)ブタンアミ
    ド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)-4-クロロ
    ブタンアミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-メチルフェニル)スクシンア
    ミド、 − N-(2-ヒドロキシ-4-イソプロピルフェニル)アセ
    トアミド、 − 2'-アセトアミド-5'-メチルフェニルアタセター
    ト、 − 2'-プロピオンアミド-5'-メチルフェニルプロピ
    オナート、 − N-(2-ヒドロキシ-5-メトキシ-4-メチルフェニ
    ル)アセトアミド、及びそれらの酸付加塩類から選択さ
    れることを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 式(I)の置換されたパラ-フェニレンジ
    アミン(類)及び/又はそれらの酸付加塩(類)が染色用組
    成物の全重量に対して0.0005〜12重量%である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載の組成物。
  5. 【請求項5】 式(I)の置換されたパラ-フェニレンジ
    アミン誘導体(類)及び/又はそれらの酸付加塩(類)が染
    色用組成物の全重量に対して0.005〜6重量%であ
    ることを特徴とする請求項4に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 式(II)の2-置換5-アミノアルキルフ
    ェノール誘導体(類)及び/又はそれらの酸付加塩(類)が
    染色用組成物の全重量に対して0.0005〜12重量
    %であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    1項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 式(II)の2-置換5-アミノアルキルフ
    ェノール誘導体(類)及び/又はそれらの酸付加塩(類)が
    染色用組成物の全重量に対して0.005〜6重量%で
    あることを特徴とする請求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 酸付加塩類が、塩酸塩類、臭化水素酸塩
    類、硫酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類及び酢酸塩類から
    選択されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれ
    か1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1項に記載
    の少なくとも1つの染色用組成物をケラチン繊維に適用
    し、染色用組成物の使用時にのみ添加される、又は、同
    時に又は続いて別個に適用される酸化組成物中に存在す
    る酸化剤により、酸性、中性もしくはアルカリ性のpH
    で発色させることを特徴とするヒトの毛髪等のケラチン
    繊維の染色方法。
  10. 【請求項10】 酸化組成物中に存在している酸化剤
    が、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭素酸
    塩、過酸塩類、過酸類及び酵素から選択されることを特
    徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし8のいずれか1項に記
    載の染色用組成物を収容する第1の区画部と、酸化組成
    物を収容する第2の区画部を有することを特徴とする多
    区画染色具又は多区画染色キット。
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