JP2991673B2 - 推進工法 - Google Patents

推進工法

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JP2991673B2
JP2991673B2 JP9142403A JP14240397A JP2991673B2 JP 2991673 B2 JP2991673 B2 JP 2991673B2 JP 9142403 A JP9142403 A JP 9142403A JP 14240397 A JP14240397 A JP 14240397A JP 2991673 B2 JP2991673 B2 JP 2991673B2
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浩 田中
強 宮原
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Okamoto Kensetsu Yohin Seisakusho KK
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Konoike Construction Co Ltd
Okamoto Kensetsu Yohin Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は推進工法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】地下埋設物が輻輳した条件下や交通障害
を引き起こさないで管きょを埋設する工法として、従来
から推進工法が多用されている。この工法に用いられる
推進管の長さは施工範囲に含まれるカーブ部分における
推進管の継手部分の止水性や耐震性等を考慮して0.4
〜2.43m程度の範囲で選定されている。
【0003】上記の推進管は、一般に遠心力鉄筋コンク
リート管(いわゆるヒューム管)が用いられており、推
進管の推進方向に見た前端を若干小径に形成して差し口
とし、後端に鋼板製の雌継手が一体に設けられた構造で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】推進工法は上記のごと
き推進管を発進坑内で順次継ぎ足しながら推進装置によ
り押込んでいく。この場合推進管内には、排泥管、油圧
ホース、送風管、給水管、滑材送給管などの配管類や、
給電用、計測管理用、制御用などのケーブル類が挿通さ
れ、これらの配管類及びケーブル類等は発進坑から地上
に引き出され、それぞれ地上の設備に接続される。
【0005】上記のように、配管類やケーブル類が円筒
状の推進管に挿通された状態で、新しい推進管を継ぎ足
そうとすると、上記の配管類やケーブル類を一旦切り離
したうえで新しい推進管を発進坑に据え付け、上記の配
管類やケーブル類の切り離し端をその推進管に挿通した
のちにこれらを再接続する必要がある。
【0006】上記の配管類は鋼管やFRP管等が用いら
れ、継手を用いて接続されるが、その長さは推進管と同
一長さ(0.4〜2.43m)であり、急カーブの部分
ではこれより更に短いものが用いられるので、配管類の
切り離しや再接続の頻度が多くなり作業能率を著しく低
下させる原因となる。
【0007】また、特に排泥管は地上の排泥タンクとの
ヘッド差により、切り離した際に排泥が逆流して発進坑
内に噴出し、発進坑の内部や作業者を汚損するため、発
進坑内での作業が難渋する大きな原因となる。
【0008】そこで、この発明は推進管の継ぎ足し時に
配管類やケーブル類を切り離すことなく継ぎ足しできる
ようにして、作業能率を向上させると共に、排泥による
汚損を無くするようにした推進工法を提供することを課
題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明に係る推進工法は、所要幅のスリットを
全長にわたり設けたコンクリート製の管本体と、上記ス
リット内に嵌脱自在に嵌合され、かつ結合手段により上
記管本体と結合されるコンクリート製の蓋体とから成る
推進管を用い、上記蓋体を管本体に固定したまま該推進
管を発進坑内に吊込み、発進坑内において上記蓋体を外
してスリットを開放し、最後尾の推進管から引出された
配管類、ケーブル類を上記のスリットを通じて管本体の
内部に挿通したのち、上記蓋体を上記スリットに嵌合係
止せしめて結合し、その後推進装置により当該推進管を
先行推進管と共に推進させるようにしたものである。
【0010】なお、上記の推進工法において、推進管と
推進装置との間にスリットを有する欠円形の押輪を、当
該スリットを管本体のスリットに合致させて介在させ、
管本体のスリットに配管類、ケーブル類を挿通する際
に、これらを上記押輪のスリットにも同時に挿通させる
ことができる。
【0011】
【実施の形態】図1(a)、(b)に示すように、この
発明に係る推進工法用の推進管1は、管本体2と蓋体3
とからなる。管本体2と蓋体3は、共に同一の曲率半径
を有する鉄筋コンクリート製である。管本体2にはその
全長にわたり所要幅のスリット4が設けられ、そのスリ
ット4の内側に蓋体3が嵌脱自在に嵌合係止される。
【0012】上記のスリット4の幅は、図2に示すよう
に、管本体2の中心角θ(図示の場合は90度)に相当
する幅を有する。この中心角θ、即ちスリット4の幅
は、推進工法に用いられる配管類、ケーブル類を自由に
通すことができ、かつ管本体2の必要な強度が維持され
る範囲で適宜選定されるが、望ましくは90度又はその
近辺の角度(±10度程度)に選定することが望まし
い。
【0013】それは、推進管に作用する土圧の分布は、
図3に示すようになっており、推進管1の中心を通る鉛
直方向の基準線Vを基準にした±45度の符号aで示す
範囲に引張り応力が分布し、また水平方向の基準線Hを
基準にした±45度の符号bで示す範囲に圧縮応力が分
布する。上記の引張り応力から圧縮応力に変わる変曲点
cは圧力分布が極小になる部分である。従ってこの変曲
点cに管本体2と蓋体3との継ぎ目を位置せしめること
により、推進管の耐荷重性を通常の推進管と同等に維持
することができる。
【0014】管本体2は上記のスリット4の両内側面に
鋼板製の本体側板5(図2参照)を有し、その本体側板
5の後端部(受け口側)に鋼板製の本体雌継手6(図1
参照)が設けられると共に、前端部(差し口側)に同じ
く鋼板製の本体雄継手7が設けられる。
【0015】上記の本体側板5は、図4及び図5に示す
ように、その幅方向の中間部分にスリット4の内方へ突
き出した係止段部8が全長にわたり形成される。
【0016】また、上記本体側板5の一部分に、その上
端辺が広く下方に至るに従い狭くなったテーパ状の位置
決め凹部9が設けられる。
【0017】上記本体側板5にその長さ方向に一定の間
隔をおいてボルト孔11が設けられ、そのボルト孔11
に対応して本体側板5の内面(スリット4の反対側の
面)に、ボルト操作箱12が一体に設けられる(図7
(b)参照)。このボルト操作箱12は、管本体2の内
面に開放されている。
【0018】また、前記の本体雌継手6は、図4(b)
に示すように、管本体2の後端面に沿った欠円形の端板
13の外周に欠円形断面の継手板14の中央部分を溶接
したものであり、その継手14の約半分は端板13を越
えて後方に突き出し、残りの部分は管本体2のコンクリ
ート15と一体化される。また、上記の端板13と継手
板14はそれぞれ本体側板5の後端部、即ち雌側端部に
溶接一体化される。上記の継手板14の両側面には相い
欠き継ぎ用の下段突部16が形成される。
【0019】管本体2のコンクリート15は図5及び図
8に示すように、前端部に段部17を介して小径部18
が設けられる。
【0020】前記の本体雄継手7は、図6及び図8に示
すように、上記の小径部18の端面に沿った欠円形の端
板19の外周に上記小径部18の外周に沿った円弧状の
小径継手板21を溶接すると共に、コンクリート15の
大径部外周に沿った円弧状の大径継手板22を、前記段
部17の高さに相当するスペーサ23を介して小径継手
板21の端部外面に溶接したものである。上記小径継手
板21の外面には周方向に平行2本のリブ24が一体に
溶接され、後述するパッキン25のずれ止めとなる。
【0021】上記の本体雌継手6と本体雄継手7の間に
は、鉄筋26が長さ方向及び幅方向に設けられ、管本体
2の骨格を構成する。
【0022】一方、蓋体3は、そのコンクリート15’
の部分に吊りボルト挿通孔27(図1、図2参照)が設
けられ、またそのコンクリート15’の両外側面に鋼板
製の蓋体側板5’が設けられ(図4参照)、その蓋体側
板5’の後端部に鋼板製の蓋体雌継手6’が設けられる
と共に、前端部に同じく鋼板製の蓋体雄継手7’が設け
られる(図5参照)。
【0023】上記の蓋体側板5’は、図2及び図4
(a)に示すように、その幅方向の中間部分に係止凹部
8’が全長にわたり設けられ、前記の本体側板5の係止
段部8上に係止される。その係止により管本体2に対す
る蓋体3の径方向の位置決めを行う。
【0024】また、上記蓋体側板5’の一部分に、図4
(a)及び図5に示すように、上端辺が広く下方に至る
に従い狭くなったテーパ状の位置決め凸部9’が設けら
れ、前記の本体側板5の位置決め凹部9に上下方向に嵌
脱自在に嵌合される。その嵌合により管本体2に対する
蓋体3の長さ方向の位置決めを行う。
【0025】また、上記蓋側板5’には、前記の本体側
板5のボルト孔11と合致するボルト孔11’が設けら
れると共に、そのボルト孔11’の内面にナット28が
溶接される(図7(b)参照)。
【0026】また、前記の蓋体雌継手6’は、蓋体3の
後端面に沿った円弧状の端板13’(図4(a)参照)
の外面に円弧状の継手板14’の中央部分を溶接したも
のであり、継手板14’の約半分は端板13’を越えて
後方に突き出し、残りの部分は蓋体3のコンクリート1
5’と一体化される。上記の端板13’と継手板14’
はそれぞれ蓋体側板5’の後端部に溶接一体化される。
【0027】上記の継手板14’の両側面には、図4
(a)に示すように、相い欠き継ぎ用の下段凹部16’
が形成され、前記の本体雌継手6の継手板14の下段突
部16と相い欠き継ぎ状に組合される(図7(a)参
照)。
【0028】上記のように、蓋体雌継手6’の構造は、
前記の本体雌継手6と、中心角の大きさが異なるだけで
あり、他は同一構造である。管本体2のスリット4に蓋
体3を嵌合係止させて推進管1を構成した状態では、本
体雌継手6と蓋体雌継手6’とが全体として環状の雌継
手29を構成する(図1(a)参照)。
【0029】蓋体3のコンクリート15’は、図8に示
すように前端部に段部17’を介して小径部18’が設
けられ、蓋体雄継手7’は、上記の小径部18’の端面
に沿った円弧状の端板19’の外周に上記小径部18’
の外周に沿った円弧状の小径継手板21’を溶接すると
共にコンクリート15’の大径部外周に沿った円弧状の
大径継手板22’を前記段部17’の高さに相当するス
ペーサ23’を介して小径継手板21’の端部外面に溶
接したものである。上記小径継手板21’の外面には周
方向に平行2本のリブ24’が設けられ、前記の管本体
2側のリブ24と共に、パッキン25のずれ止めとな
る。
【0030】上記のように蓋体雄継手7’の構造は、前
述の本体雄継手7と中心角の大きさが異なるだけであ
り、他は同一構造であり、本体雄継手7と蓋体雄継手
7’とにより環状の雄継手31を構成する(図1(a)
参照)。
【0031】上記の蓋体雌継手6’と蓋体雄継手7’の
間には鉄筋26’が長さ方向及び幅方向に設けられ、蓋
体3の骨格を構成する。
【0032】上記の推進管1は、上述した管本体2の骨
格と、蓋体3の骨格とを円筒型枠の内部に籠状に組合せ
て収納したのち、コンクリートを投入し、上記型枠を高
速回転させて遠心力を加えることにより成形される。そ
の成形の際、本体側板5と蓋体側板5’は、コンクリー
トの周方向の流動を妨げ、これらの側板5、5’近傍の
コンクリートの仕上がり面が凹入することがあるが、こ
れを防止するために、図9に示すように両方の側板5、
5’の高さ(コンクリート15、15’の外周面を基準
とした高さ)をコンクリート15、15’の仕上がり内
周面より低くなるように形成するとよい。このようにす
ると、コンクリートの流動性が改善され、コンクリート
15、15’の内周面の仕上がり高さが均一化される。
【0033】なお、両方の側板5、5’を上記のように
低く形成すると、コンクリート15、15’内周面との
間に凹部が生じるため、この部分にもコンクリートが充
填されることになるが、充填されたコンクリートは成形
後にハツリを加えることにより簡単に除去することがで
き、その除去によって本体側段差部32と蓋体側段差部
32’が生じる。これらの両段差部32、32’を周方
向に突き合わせると、長さ方向のパッキン33の装着溝
34が形成される。
【0034】上記蓋体雌継手6’の継手板14’と蓋体
雄継手7’の大径継手板22’との間のコンクリート1
5’の露出部分を覆う鋼板製の保護用鋼板を該コンクリ
ート15’と一体に設けてもよい。図10は、両方の継
手板14’と22’を一体化することによりこれらの継
手板14’と22’を1枚の保護用鋼板35で兼用した
場合を示している。
【0035】上記の保護用鋼板35は、推進管1の埋設
後に、地上から誤ってボーリングなどを行った場合に、
推進管1が破壊されることを防止する。
【0036】実施形態の推進管1は以上のごときもので
あり、工場において遠心成形を行ったのち、蓋体3の吊
りボルト挿通孔27に吊りボルト37(図2参照)を取
付け、吊上げ機により蓋体3を管本体2から一旦外し
(図2の二点鎖線参照)、本体側板5と蓋体側板5’と
の間にシール剤36(図7参照)を充填したのち、再び
蓋体3をスリット4に嵌合係止させ、ボルト操作箱12
からボルト37をボルト孔11、11’に挿入すると共
に、ナット28に螺合して蓋体3を管本体2に一体に結
合し、更に雄継手31の小径継手板21、21’のまわ
りのリブ24、24’間にパッキン25を装着して現場
に輸送される。
【0037】図11は上記の推進管1を用いて推進工法
を実施する発進坑38の部分を示している。発進坑38
の内部には所要数のジャッキ39と反力支持壁41等よ
りなる推進装置42及び基台40等が設置され、地上か
ら基台40上に吊り降ろした推進管1を順次継ぎ足して
地中の掘削坑43内に押し進める。発進坑38のまわり
の地上には、吊上げ機44、排泥タンク52、巻取りド
ラム53、その他推進工法に必要な各種機械器具が設置
され、これらに接続された各種の配管45、ケーブル4
6類が掘削坑43内の推進管1の内部に引き込まれる。
【0038】推進装置42によって直接推進力が加えら
れる最後尾の推進管1の後端面にはクッション材49を
介して押輪47が介在される。この押輪47は図14に
示すように管本体2の端面と合致するスリット48を有
する欠円部材により形成される。
【0039】なお、図14において、押輪47の端面に
ジャッキ39を押し付ける位置を一点鎖線で示す。
【0040】図11のように、最後尾の推進管1の推進
を完了した状態において、配管45及びケーブル46は
押輪47のスリット48から地上に引き出され、配管4
5は所要の余長をもって排泥タンク52等に接続され、
またケーブル46は巻取りドラム53を経て所要の機器
に接続されている。
【0041】次に、図12に示すように、新しい推進管
1を発進坑38に吊込む前に推進装置42を収縮させ、
押輪47を吊上げ機44により後方に移動させ、その押
輪47と最後尾の推進管1との間に新しい推進管1を吊
込む。基台40上で最後尾の推進管1との芯合わせを行
い、新しい推進管1内部から作業者がボルト操作箱12
(図7(b)参照)に工具を差入れをボルト37を外
す。
【0042】しかる後に、図13に示すように蓋体3を
吊上げて管本体2のスリット4を開放し、そのスリット
4及び押輪47のスリット48に、最後尾の推進管1の
後端から引き出されている配管45及びケーブル46を
通す(図14参照)。その後再び蓋体3をスリット4に
嵌合係止させ、ボルト37を締結する。次に、最後尾の
推進管1の後端部の雌継手29の端板13、13’と、
新しい推進管1の雄継手31の端板19、19’との間
にクッション材49を介在させると共に、シール剤51
を注入する(図8参照)。
【0043】その後、推進装置42を寸動させて押輪4
7と共に、新しい推進管1を押し、その推進管1の雄継
手31を最後尾の推進管1の雌継手29に差込む。その
差込みによりパッキン25が雌継手29の内周面に密着
すると共に、シール剤51が圧縮され、すき間に侵入す
る。この場合のシール剤51としては、液状ポリブタジ
ェンに硬化剤を加えたもの(「TSシール」の商品名で
市販されている。)が好適である。
【0044】以上のような準備を終えたのち推進装置4
2を駆動させて新しい推進管1と共に掘削坑43内の全
ての先行推進管1を推進させる。以後同様にして次々に
新しい推進管の継ぎ足しと推進を行う。
【0045】なお、配管45は地上において適当な余長
をとっておくことにより、その余長がなくなるまでは継
ぎ足しは必要としないが、余長が無くなると新しい配管
45を継ぎ足す必要がある。この場合の継ぎ足しはヘッ
ド差の影響のない地上で行うので、排泥の噴出による周
辺の汚損はない。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る推進工法
は、推進管の継ぎ足し時に配管類やケーブル類の切り離
し、再接続の必要がないため、継ぎ足しの作業の能率が
著しく向上し、また排泥が噴出することもないので周辺
の汚損が防止される。また配管類は可撓性チューブを用
いることができるので、カーブ部分も継手を用いること
なく対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)実施形態の推進管の斜視図 (b)同上の分解斜視図
【図2】同上の拡大断面図
【図3】同上の圧力分布図
【図4】(a)同上の蓋体の一部斜視図 (b)同上の管本体の一部斜視図
【図5】同上の一部切欠分解斜視図
【図6】同上の管本体の前端部分の斜視図
【図7】(a)図1(a)の7a−7a線の断面図 (b)図1(b)の7b−7b線の断面図
【図8】同上の推進管の突き合わせ部分の断面図
【図9】図1(a)の7a−7a線の変形例の断面図
【図10】(a)同上の蓋体の変形例の斜視図 (b)(a)図の拡大断面図
【図11】推進工法実施の状況を示す断面図
【図12】推進工法実施の状況を示す断面図
【図13】推進工法実施の状況を示す断面図
【図14】推進工法実施時の一部斜視図
【符号の説明】
1 推進管 2 管本体 3 蓋体 4 スリット 5 本体側板 5’ 蓋体側板 6 本体雌継手 6’ 蓋体雌継手 7 本体雄継手 7’ 蓋体雄継手 8 係止段部 8’ 係止凹部 9 位置決め凹部 9’ 位置決め凸部 11 ボルト穴 11’ ボルト穴 12 ボルト操作箱 13 端板 13’ 端板 14 継手板 14’ 継手板 15 コンクリート 15’ コンクリート 16 下段突部 16’ 下段凹部 17 段部 17’ 段部 18 小径部 18’ 小径部 19 端板 19’ 端板 21 小径継手板 21’ 小径継手板 22 大径継手板 22’ 大径継手板 23 スペーサ 23’ スペーサ 24 リブ 24’ リブ 25 パッキン 26 鉄筋 26’ 鉄筋 27 吊りボルト挿通穴 28 ナット 29 雌継手 31 雄継手 32 本体側段差部 32’ 蓋体側段差部 33 パッキン 34 装着溝 35 保護用鋼板 36 シール剤 37 吊りボルト 38 発進坑 39 ジャッキ 40 基台 41 反力支持壁 42 推進装置 43 掘削坑 44 吊上げ機 45 配管 46 ケーブル 47 押輪 48 スリット 49 クッション材 51 シール剤 52 排泥タンク 53 巻取りドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮原 強 滋賀県愛知郡愛知川町大字東円堂961番 地 栗本コンクリート工業株式会社内 (72)発明者 岡本 佳和 滋賀県蒲生郡竜王町大字山面373番地の 47 (56)参考文献 実開 平2−106093(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21D 9/06 311

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要幅のスリットを全長にわたり設けた
    コンクリート製の管本体と、上記スリット内に嵌脱自在
    に嵌合され、かつ結合手段により上記管本体と結合され
    るコンクリート製の蓋体とから成る推進管を用い、上記
    蓋体を管本体に固定したまま該推進管を発進坑内に吊込
    み、発進坑内において上記蓋体を外してスリットを開放
    し、最後尾の推進管から引出された配管類、ケーブル類
    を上記のスリットを通じて管本体の内部に挿通したの
    ち、上記蓋体を上記スリットに嵌合係止せしめて結合
    し、その後推進装置により当該推進管を先行推進管と共
    に推進させる推進工法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の推進工法において、推
    進管と推進装置との間にスリットを有する欠円形の押輪
    を当該スリットを管本体のスリットに合致させて介在さ
    せ、管本体のスリットに配管類、ケーブル類を挿通する
    際に、これらを上記押輪のスリットにも同時に挿通させ
    る推進工法。
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