JP2991223B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP2991223B2
JP2991223B2 JP4339096A JP33909692A JP2991223B2 JP 2991223 B2 JP2991223 B2 JP 2991223B2 JP 4339096 A JP4339096 A JP 4339096A JP 33909692 A JP33909692 A JP 33909692A JP 2991223 B2 JP2991223 B2 JP 2991223B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置に関
し、ネットワークを介して相互にデータ転送を行なうデ
ータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のデータ処理装置がネットワーク等
を介して接続された並列計算機システム等のデータ処理
システムにおいては、複数のデータ処理装置間でデータ
を転送して並列データ処理を実行する。
【0003】従来システムでは、任意のデータ処理装置
の記憶領域の内容を他のデータ処理装置に対して転送す
る場合、他のデータ処理装置に対するデータ転送要求を
キューイングする転送要求キューを設け、命令処理部で
実行されるユーザプログラムは転送要求を順次転送要求
キューにエンキューし、命令処理部とは独立に動作する
転送処理部が転送要求キューに転送要求がエンキューさ
れている限り、キューから転送要求を読出して転送処理
を行なう方法が提案されている。この方法では命令処理
部と転送処理部とが独立に動作するので命令処理部の負
荷とオーバーヘッドが削減され、大きな性能向上が得ら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来方法では一
連のデータを複数のパケットに分割して転送し、受信側
で最終データのパケットの到着をポーリングして転送の
終了を監視している場合、送信側で一連のデータのうち
途中のパケットの転送処理時に、プログラム例外又はマ
シンチェック等の障害が発生してこのパケットの送信が
抑止された場合も、次のパケットの転送処理に移行して
しまうために、受信側では上記途中のパケットの転送が
行なわれなかったことがわからず、最終データのパケッ
トの到着をもって全データの転送が正常に終了したもの
と誤認してしまうという問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
単一の転送要求で複数個のパケットが転送される際に途
中にパケットの転送が抑止された場合にも転送要求の終
了を正しく受信側の装置に認識させることができるデー
タ処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ処理装置
は、ネットワークを介して相互に接続され、データ処理
を行なう命令処理部の転送要求を転送要求キューにエン
キューし、上記転送要求キューより取出した転送要求に
従って転送処理部で記憶装置と上記ネットワークとの間
でデータ転送を行なうデータ処理装置において、上記転
送要求キューを複数設け、 上記複数の転送要求キューそ
れぞれに対応して、上記命令処理部より参照及び消去可
能で、転送要求に基づく転送処理中に障害が発生したと
き上記転送処理部により障害の表示を行なわれる複数の
障害表示手段を設け、 任意の障害表示手段の障害表示期
間にこの障害表示手段に対応する転送要求キューにエン
キューされた転送要求を取出して行なう転送処理を禁
る。
【0007】また、前記命令処理部は、障害回復処理を
行なった後、前記任意の障害表示手段の障害の表示を消
去する。
【0008】
【作用】本発明においては、複数の転送要求キュー夫々
に対応して障害表示手段を設け、転送処理中にプログラ
ム例外又はハードウェア損傷の障害が発生したとき、
害が表示された障害表示手段に対応する転送要求キュー
から転送要求を取出して行なう転送処理が禁止される
め、単一の転送要求で複数のパケットが転送される際
に、途中のパケットの転送時にプログラム例外又はハー
ドウェア損傷の障害が発生し、このパケットの転送が抑
止されても、次のパケットの転送が禁止されて受信側の
データ処理装置で転送要求の終了を誤認することが防止
され、また、障害の発生していない転送要求キューの転
送要求による転送処理は続けられ、ネットワークを有効
に使用できる。
【0009】また、前記命令処理部は、障害回復処理を
行なった後、前記任意の障害表示手段の障害の表示を消
去するため、障害回復により転送途中のパケットと残り
のパケットの転送が再開されるか、又はこの転送要求が
消去され、また、障害の発生していない転送要求キュー
の転送要求による転送処理は続けられ、ネットワークを
有効に使用しつつ、単一の転送要求で複数個のパケット
が転送される際に障害が発生しても受信側のデータ処理
装置で転送要求の終了を誤認することを防止できる。
【0010】
【実施例】図2は本発明装置を適用した並列計算機シス
テムの構成図を示す。同図中、データ処理装置101
10n夫々はネットワーク11を介して接続されてい
る。各データ処理装置101 〜10nはこのネットワー
ク11を介して相互にデータ転送を行ない、かつ、個別
にデータ処理を行なう。
【0011】各データ処理部101 〜10nは図3に示
す如く、転送処理部15と、命令処理部16と、主記憶
17とから構成されている。転送処理部15は命令処理
部16からの指示に従って、主記憶17とネットワーク
11との間でパケットの転送処理を行なう。転送パケッ
トは送信側及び受信側のデータ処理装置におけるメモリ
アクセス属性、及び受信側のデータ処理装置における処
理の指定を行なう情報等であるヘッダと、転送データ本
体であるボディデータとよりなる。
【0012】命令処理部16は主記憶17に格納されて
いるプログラムを読出して実行し、主記憶17に格納さ
れているデータのデータ処理を行なう。
【0013】図1は本発明装置の転送処理部の第1実施
例のブロック図を示す。
【0014】同図中、ネットワーク転送制御部20は、
命令処理部16から端子21を通して供給される指令に
よって起動され、転送キュー読出しポインタ22と転送
キュー書込みポインタ23との値によって転送処理を開
始し、転送パケットのヘッダ及びボディデータの読出し
のため主記憶アクセス制御部24に主記憶アクセス要求
を発行し、端子25を介して接続されたネットワーク1
1とのインタフェースを制御してデータバッファ26か
ら端子27を介してネットワーク11に転送パケットを
送出する。また、プログラム例外又はマシンチェック等
の障害が発生してパケットの送信が抑止されたときに障
害表示レジスタに割込み表示フラグをセットし、障害の
状態を書込む。また、転送終了時には転送キュー読出し
ポインタ22をインクリメントする。
【0015】主記憶アクセス制御部24はネットワーク
転送制御部20からの指令によって、端子28を介して
主記憶17に対してアクセスを行ない、主記憶17とデ
ータバッファ26との間の端子29を介するデータ転送
を制御する。データバッファ26は主記憶17とネット
ワーク11との間でデータ転送を行なうとき、一時的に
データのバッファリングを行なうと共に、ネットワーク
転送制御部20及び主記憶アクセス制御部24が主記憶
17上の必要とするデータを読み書きする際に、一時的
にデータをバッファリングする。
【0016】転送キューベースアドレスレジスタ31は
命令処理部16から参照及び更新が可能であり、主記憶
17上の転送キューの先頭アドレスを格納する。転送キ
ュー書込みポインタ23は命令処理部16が転送キュー
のどの位置まで転送要求をエンキューしたかを管理し、
転送キュー読出しポインタは転送キューのどの位置まで
の転送要求の転送処理を終了したかを管理する。
【0017】障害表示レジスタ30は障害によるパケッ
トの送信が抑止されたとき、割込み表示フラグにより命
令処理部16による割込みを求め、また障害の状態を表
示して、障害の管理を行なう。
【0018】図4はネットワーク転送制御部20のブロ
ック図を示す。同図中、端子21を介して命令処理部1
6より入来する起動/停止コマンドは受信ステート制御
部40及び送信ステート制御部41に供給される。
【0019】受信ステート制御部40は上記起動/停止
コマンドの他に受信バッファ制御部42よりの受信開始
通知、主記憶アクセス制御部24より端子43を介して
の受信アクセス終了を供給されて受信状態を管理してお
り、端子47を介して接続されたレジスタ、ポインタの
読み出し/書き込みコマンドをバス調整処理部44に供
給し、また主記憶アクセス制御部24に受信アクセス制
御コマンドを供給する。
【0020】送信ステート制御部41は上記起動/停止
コマンドの他に、主記憶アクセス制御部24より端子4
3を介しての送信アクセス終了を供給されて送信状態を
管理しており、端子47を介して接続されたレジスタ、
ポインタの読み出し/書き込みコマンドをバス調整処理
部44に供給し、また主記憶アクセス制御部24に受信
アクセス制御コマンドを供給すると共に送信バッファ制
御部46に送信終了通知を供給する。
【0021】バス調停処理部44は受信ステート制御部
40,送信ステート制御部41夫々よりのコマンドの調
停して端子47を介して障害レジスタ30,転送キュー
ベースアドレスレジスタ31、転送キュー読出しポイン
タ22,転送キュー書込みポインタ23及び主記憶アク
セス制御部24に接続されたバスにバス制御コマンド,
バスアドレス及びデータを供給する。
【0022】受信バッファ制御部42は端子48を介し
てネットワーク11より受信有効信号,受信終了信号を
供給されて端子49を介してデータバッファ26にネッ
トワーク11よりのデータの受信バッファ書込有効信号
及びアドレスを供給すると共にネットワーク11に送信
応答信号を供給し、データバッファ26に対し受信バッ
ファ読出しアドレスを供給して端子43を介して主記憶
アクセス制御部24より受信バッファ読出有効信号を供
給される。
【0023】送信バッファ制御部46は端子43を介し
て主記憶アクセス制御部24より送信バッファ書込有効
信号を供給されて端子49よりデータバッファ26に送
信バッファ書込アドレスを供給し、またデータバッファ
26に送信バッファ読出し有効信号及びアドレスを供給
して、端子48を介しネットワーク11に送信有効信号
を供給し、ネットワーク11より応答信号を供給され
る。また、転送終了通知を受けるとネットワーク11に
送信終了信号を供給する。更に端子49を介してデータ
バッファとデータバスで接続されており、転送要求の制
御情報の所定の検査及び変更を行なう。
【0024】図5は主記憶アクセス制御部24のブロッ
ク図を示す。同図中、送信リクエスト/アドレス発生部
51は端子52を介してネットワーク転送制御部20か
らバス制御コマンド及びバスアドレスを供給されると共
にデータバスで接続され、かつ端子53を介してネット
ワーク転送制御部20より送信アクセス制御コマンド及
び送信バッファフル信号を供給され、また主記憶読出タ
イミング調整部54より主記憶読出データ有効信号を供
給され、端子55を介してデータバッファ26経由で主
記憶17の転送キューの内容を供給されており、送信リ
クエスト,オペレーションコード及びアドレスを発生し
て主記憶アクセスプライオリティ制御部56に供給し、
送信アクセス終了を端子53を介してネットワーク転送
制御部20に通知する。
【0025】受信リクエスト/アドレス発生部57は端
子52を介してネットワーク転送制御部20からバス制
御コマンド及びバスアドレスを供給されると共にデータ
バスで接続され、かつ端子53を介してネットワーク転
送制御部20より受信アクセス制御コマンド及び受信バ
ッファフル/エンプティ信号を供給され、また主記憶ア
クセスプライオリティ制御部56より受信バッファ読出
有効信号を供給され、端子55を介してデータバッファ
26経由で主記憶17の転送キューの内容を供給されて
おり、受信リクエスト,オペレーションコード及びアド
レスを発生して主記憶アクセスプライオリティ制御部5
6に供給し、受信アクセス終了を端子53を介してネッ
トワーク転送制御部20に通知する。
【0026】主記憶アクセスプライオリティ制御部56
は送信リクエスト,受信リクエスト及びオペレーション
コードを供給されると、そのプライオリティに従って
(通常は受信優先)、いずれかを選択し、端子58を介
して主記憶17にリクエスト,オペレーションコード及
びアドレスを供給し、主記憶読出タイミング調整部54
を起動し、また受信バッファ読出有効信号をデータバッ
ファ26及びネットワーク転送制御部20に供給する。
【0027】主記憶読出タイミング調整部54は上記起
動に基づき主記憶読出データ有効信号,送信バッファ書
込有効信号を生成してデータバッファ26及びネットワ
ーク転送制御部20に供給する。
【0028】次に転送処理部15の動作について説明す
る。
【0029】ユーザプログラムは転送要求の受信処理装
置指定、ボディーデータ長、送信アドレス、受信アドレ
ス等の転送要求の制御情報を転送パケットのヘッダの形
式として転送キューベースアドレスレジスタ31の値+
転送キュー書込みポインタ23の値×ヘッダ長で示され
る主記憶17上のアドレスに書込む。この後、転送キュ
ー書込みポインタ23をインクリメントする。以降ユー
ザプログラムは転送キューへの転送要求の制御情報の書
込みと転送キュー書込みポインタ23のインクリメント
とを繰り返しエンキュー処理を終る。
【0030】これによって、主記憶17の転送キューに
は図6に示す如く、転送要求の制御情報が格納される。
【0031】ネットワーク転送制御部20は命令処理部
16よりの指令によって起動された状態で転送要求のエ
ンキュー待ち状態となっており、転送キュー読出しポイ
ンタ22の値と転送キュー書込みポインタ23の値が一
致しなくなると、未処理の転送要求があるとして転送処
理を開始し、転送パケットのヘッダの読出しのため主記
憶アクセス制御部24に主記憶アクセスリクエストを発
行する。
【0032】これにより、主記憶アクセス制御部24は
転送キューベースアドレスレジスタ31の値+転送キュ
ー読出しポインタ22の値×ヘッダ長を演算して、最も
古い未処理の転送要求のパケットヘッダの主記憶17上
のアドレスを求め、主記憶17に対して読出しアクセス
を発行する。これにより主記憶17からパケットヘッダ
が読出されると、主記憶アクセス制御部24はこれをデ
ータバッファ26に格納すると共にネットワーク転送制
御部20にパケットヘッダの読出し終了を通知する。
【0033】引き続き主記憶アクセス制御部24は主記
憶17からデータバッファ26を介して転送要求の制御
情報を取出して転送パケットのボディのアドレスを計算
し、主記憶17に対して上記パケットボディの読出しア
クセスを発行する。主記憶17からパケットボディが順
次読出されてくると主記憶アクセス制御部24はこれを
順次データバッファ26に格納すると共に、ネットワー
ク転送制御部20にパケットボディの読出し量を順次通
知する。
【0034】ネットワーク転送制御部20は主記憶アク
セス制御部24からパケットヘッダの読出し終了を通知
されると、データバッファ26から転送要求の制御情報
を取出して所定の検査と変更を加えた後、この制御情報
をデータバッファ26に書戻す。
【0035】引き続きネットワーク転送制御部20はデ
ータバッファ26からネットワーク11にパケットヘッ
ダを送出する。更にネットワーク転送制御部20は主記
憶アクセス制御部24からパケットボディの読出し量を
順次通知されると、データバッファ26に格納されたパ
ケットボディを順次ネットワーク11に送出する。この
ようにしてネットワーク11への転送パケットの送出を
終えると、ネットワーク転送制御部20は転送キュー読
出しポインタ22をイクリメントする。
【0036】更に、ネットワーク転送制御部20は転送
キュー読出しポインタ22と転送キュー書込みポインタ
の値を検査し、未処理の転送要求が残っていれば次の転
送処理を開始する。
【0037】ここで、上記転送処理中に、転送処理に関
連したプログラム例外、又はハードウェア損傷を検出し
た場合には、ネットワーク転送制御部20は障害表示レ
ジスタ30の割込み表示フラグをセットし、かつ検出し
た障害の状態を書込む。この後、割込み表示フラグがセ
ットされている期間、転送要求キューにエンキューされ
た転送要求があっても、これを取出し転送処理を行なう
ことを禁止する。
【0038】命令処理部16で実行されるユーザプログ
ラムは転送処理部15の上記障害表示レジスタ30に割
込み表示フラグがセットされていることを検出すると障
害表示レジスタ30に書込まれている障害の状態等から
転送を失敗した原因を解析し、回復可能であればその原
因となる部分を修正して転送制御情報をエンキューし、
また回復不能であれば残りの転送要求を消去して、これ
に合わせて転送キュー読出しポインタ22、転送キュー
書込みポインタ23の値を変更する。この後、ユーザプ
ログラムは障害表示レジスタ30の内容を消去して障害
回復処理を行なう。
【0039】障害が回復可能な場合は未処理の転送要求
が残っているため転送処理部15は障害表示レジスタ3
0の消去を検出した後、残りの転送処理を実行する。
【0040】このように、転送処理中にプログラム例外
又はハードウェア損傷の障害が発生したとき、障害の表
示により転送要求キューから転送要求を取出して行なう
転送処理が禁止され、障害回復後にこの禁止が解かれる
ため、単一の転送要求で複数のパケットが転送される際
に、途中のパケットの転送時にプログラム例外又はハー
ドウェア損傷の障害が発生し、このパケットの転送が抑
止されても、次のパケットの転送が禁止され、障害回復
により上記途中のパケットと残りのパケットの転送が再
開されるか、又はこの転送要求が消去され、受信側のデ
ータ処理装置で転送要求の終了を誤認することが防止さ
れる。
【0041】図7は本発明装置の転送処理部の他の実施
例のブロック図を示す。同図中、図1と同一部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。図7においては、
障害表示レジスタ30、転送キューベースアドレスレジ
スタ31、転送キュー読出しポインタ22、転送キュー
書込みポインタ23とは別に、障害表示レジスタ60、
転送キューベースアドレスレジスタ61、転送キュー読
出しポインタ62、転送キュー書込みポインタ63が設
けられており、これらは命令処理部16及びネットワー
ク転送制御部20及び主記憶アクセス制御部24とバス
で接続されてアクセス可能とされている。
【0042】この場合は、主記憶17上に転送要求キュ
ーが2つ設けられ、各転送要求キューを用いて独立に転
送処理が行なわれる。例えば障害表示レジスタ60に対
応する一方の転送要求キューによる転送処理に関連した
プログラム例外又はハードウェア損傷を検出した場合に
は障害表示レジスタ60の割込み表示フラグをセットし
て障害の状態を書込み、この割込み表示フラグがセット
されている期間は上記一方の転送要求キューを用いた転
送書は禁止される。しかし、障害表示レジスタ30に対
応する他方の転送要求キューに転送要求がエンキューさ
れていれば、障害表示レジスタ30の割込み表示フラグ
がセットされていない限り、他方の転送要求キューから
転送要求を取出して転送処理を実行する。なお、障害が
発生した一方の転送要求キューの転送要求については命
令処理部16で転送制御情報を修正してエンキューする
か、又は残りの転送要求を消去する障害回復処理を行な
うのは先の実施例と同一である。
【0043】このように、複数の転送要求キュー夫々に
対応して障害表示手段を設けることにより、障害が表示
された障害表示手段に対応する転送要求キューの転送要
求による転送処理を禁止して、障害の発生していない転
送要求キューの転送要求による転送処理は続けられ、ネ
ットワークを有効に使用しつつ、単一の転送要求で複数
個のパケットが転送される際に障害が発生しても受信側
のデータ処理装置で転送要求の終了を誤認することを防
止できる。
【0044】
【発明の効果】上述の如く、本発明のデータ処理装置に
よれば、単一の転送要求で複数個のパケットが転送され
る際に途中にパケットの転送が抑止された場合にも転送
要求の終了を正しく受信側の装置に認識させることがで
き、実用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の転送処理部のブロック図である。
【図2】並列計算機システムの構成図である。
【図3】本発明のデータ処理装置のブロック図である。
【図4】ネットワーク転送制御部のブロック図である。
【図5】主記憶アクセス制御部のブロック図である。
【図6】転送キューの構成図である。
【図7】本発明装置の転送処理部のブロック図である。
【符号の説明】
101 〜10n データ処理装置 11 ネットワーク 15 転送処理部 16 命令処理部 17 主記憶 20 ネットワーク転送制御部 22,62 転送キュー読出しポインタ 23,63 転送キュー書込みポインタ 24 主記憶アクセス制御部 26 データバッファ 30,60 障害表示レジスタ 31,61 転送キューベースアドレスレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上埜 治彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 内海 照雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 小早川 和重 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 出羽 正実 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 石坂 賢一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−292442(JP,A) 特開 平2−41542(JP,A) 特開 昭55−6668(JP,A) 特開 平1−125151(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 13/00 G06F 11/00 H04L 13/00 H04L 29/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して相互に接続され、
    データ処理を行なう命令処理部の転送要求を転送要求キ
    ューにエンキューし、上記転送要求キューより取出した
    転送要求に従って転送処理部で記憶装置と上記ネットワ
    ークとの間でデータ転送を行なうデータ処理装置におい
    て、上記転送要求キューを複数設け、 上記複数の転送要求キューそれぞれに対応して、 上記命
    令処理部より参照及び消去可能で、転送要求に基づく転
    送処理中に障害が発生したとき上記転送処理部により障
    害の表示を行なわれる複数の障害表示手段を設け、 任意の 障害表示手段の障害表示期間にこの障害表示手段
    に対応する転送要求キューにエンキューされた転送要求
    を取出して行なう転送処理を禁止することを特徴とする
    データ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ処理装置におい
    て、前記命令処理部は、障害回復処理を行なった後、前記任
    意の障害表示手段の障害の表示を消去する ことを特徴と
    するデータ処理装置。
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