JPH06187302A - 転送要求キュー制御方式 - Google Patents

転送要求キュー制御方式

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JPH06187302A
JPH06187302A JP4339094A JP33909492A JPH06187302A JP H06187302 A JPH06187302 A JP H06187302A JP 4339094 A JP4339094 A JP 4339094A JP 33909492 A JP33909492 A JP 33909492A JP H06187302 A JPH06187302 A JP H06187302A
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JP4339094A
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English (en)
Inventor
Kazue Kobayakawa
和重 小早川
Shigeru Nagasawa
茂 長沢
Masayuki Ikeda
正幸 池田
Haruhiko Ueno
治彦 上埜
Naoki Shinjo
直樹 新庄
Teruo Uchiumi
照雄 内海
Masami Dewa
正実 出羽
Kenichi Ishizaka
賢一 石坂
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
    • G06F15/163Interprocessor communication
    • G06F15/17Interprocessor communication using an input/output type connection, e.g. channel, I/O port

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は転送要求キュー制御方式に関し、転
送キューの有効性を管理することにより、ユーザプログ
ラムのオーバーヘッドを削減し、ユーザプログラムを効
率良く並列に実行可能とする転送要求キュー制御方式を
実現することを目的とする。 【構成】 少なくとも1つの処理装置の転送処理部(1
1)を、転送キューの有効性を示す転送キューバリッド
フラグを管理する管理手段(111,112,114)
と、転送キューバリッドフラグに基づいてデータ転送要
求に応じたデータ転送を行う制御手段(111,11
4)とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は転送要求キュー制御方式
に係り、特に複数の処理装置が接続された構成の並列計
算機システムなどに適用する転送要求キュー制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】複数の処理装置が接続された構成の並列
計算機システムでは、第1の処理装置内の主記憶部に格
納されているデータを第2の処理装置へ転送するデータ
転送が比較的頻繁に行われる。この様な第2の処理装置
に対するデータ転送のキューイングの管理は、従来第1
の処理装置のスーパバイザプログラム(オペレーティン
グシステム:OS)が管理していた。従って、ユーザが
第1の処理装置のスーパバイザプログラムに対してデー
タ転送要求を行う場合、ユーザプログラムがスーパバイ
ザプログラムに対して割込みを発生し、スーパバイザプ
ログラムが割込みに応じてデータ転送の指示を行ってい
た。
【0003】しかし、この従来の方法では、データ転送
要求による割込みが多発してしまい、オーバーヘッドが
大きくなってしまう。又、ユーサが複数の場合の対処に
ついては一切考慮されていなかった。
【0004】そこで、データ転送要求がある毎にスーパ
バイザプログラムが介入することによりオーバーヘッド
が大きくなることを防止する方法が考えられる。この方
法によれば、データ転送要求のキューに書込みポインタ
及び読出しポインタを設けて、これらのポインタをユー
ザプログラムに直接管理させると共に、各処理装置の主
記憶部に対して1つの仮想空間を用いてアクセスを行
う。尚、データ転送は、ヘッダとボディデータのとから
なるパケット単位で転送され、ヘッダにはデータの転送
先やデータの長さなどが含まれる。データ転送要求のキ
ューとは、ヘッダをリスト形式に並べたものであり、ポ
インタはリスト中の位置を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の考えら
れる方法では、データ転送要求のキュー(以下、転送キ
ューと言う)のデキューを行う際に、書込みポインタと
読出しポインタとが異なる場合にデキューを開始しよう
とすると、デキューを止めるには書込みポインタと読出
しポインタとを同じ値にする必要がある。つまり、デー
タ転送を途中で止めるには、書込みポインタ自体を変更
しなければならない。
【0006】他方、ユーザプログラムが複数あり、転送
キューが複数設けられている場合は、一部の転送キュー
のデキューを集中的に行ったり、複数の転送キューのデ
キューを均等に行ったりするために、毎回書込みポイン
タ及び読出しポインタを操作する必要がある。しかし、
従来の並列計算機システムでは複数のユーザがユーザプ
ログラムを切替えて実行することを前提としておらず、
単一ユーザによる単一ユーザプログラムの実行を前提と
していた。
【0007】このため、書込みポインタ及び読出しポイ
ンタの操作に複雑な制御が必要となり、オーバーヘッド
が大きくなってしまい、システムの処理性能が低下して
しまうという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明になる転送要求キ
ュー制御方式は、各々が命令及びデータを格納する主記
憶部(13)と、主記憶部から命令を読出して実行する
命令処理部(12)と、少なくともデータの転送先と主
記憶部へのメモリアクセスの属性とデータの長さとに関
する情報を含むヘッダ及びボディデータからなるパケッ
トを単位としてデータ転送を行う転送処理部(11)と
からなる複数の処理装置(11 〜1n )と、パケットの
ヘッダに含まれる情報に基づいてデータ転送を行うべき
複数の処理装置を接続するネットワーク(2)とからな
り、転送処理部(11)は主記憶部とネットワークとの
間でメモリアクセスの属性に応じたデータ転送をパケッ
ト単位で行うことにより並列処理を行う並列計算機シス
テムにおいて用いられる。本発明では、少なくとも任意
の1つの処理装置の転送処理部(11)が、管理手段
(111,112,114)と制御手段(111,11
4)とを有する。
【0009】
【作用】管理手段(111,112,114)は、転送
キューの有効性を示す転送キューバリッドフラグを管理
し、制御手段(111,114)は、転送キューバリッ
ドフラグに基づいてデータ転送要求に応じたデータ転送
を行う。
【0010】ここで、転送キューとは、ヘッダをリスト
形式に並べたものである。
【0011】従って、転送キューの使用可否の制御を容
易に行え、ユーザプログラムのオーバーヘッドを削減で
きるので、ユーザプログラムを効率良く並列に実行可能
である。
【0012】
【実施例】図1は、本発明になる転送要求キュー制御方
式の一実施例を適用し得る並列計算機システム(マルチ
プロセッサシステム)を示し、図2は処理装置の構成を
示す。
【0013】図1中、並列計算機システムは大略複数の
処理装置11 〜1n と、これらの処理装置11 〜1n
接続するネットワーク2とからなる。
【0014】各処理装置1i (i=1〜n)は、図2に
示す如く、転送処理部11と、命令処理部12と、主記
憶部13とからなる。主記憶部13は、命令(プログラ
ム)とデータとを格納する。命令処理部12は、主記憶
部13から命令(プログラム)を読出して実行する。転
送処理部11は、主記憶部13とネットワーク2との間
でデータ転送をパケット単位で行う。
【0015】各パケットは、ヘッダとボディデータとか
らなり、ヘッダには少なくともデータの転送先、主記憶
部13へのメモリアクセスの属性及びデータの長さなど
が含まれる。従って、ネットワーク2は、パケットのヘ
ッダ内の転送先を認識して切替えを行うことにより、デ
ータ転送を行う2つの処理装置を接続する。ネットワー
ク2としては、複数のスイッチ回路(図示せす)を有す
る公知のネットワークを使用し得る。この場合、ネット
ワーク2は、パケットのヘッダ内の転送先(即ち、受信
側処理装置)に応じてスイッチ回路を切替えることによ
り、転送元(即ち、送信側処理装置)からのボディデー
タの量がゼロでなければヘッダに含まれるデータ転送に
おけるメモリアクセスの属性(アクセスID)を示す情
報を参照してボディデータを転送先へ転送する。つま
り、ボディデータが送信側処理装置の主記憶部13から
読出されてネットワーク2を介して受信側処理装置の主
記憶部13へ書込まれる。
【0016】図3は、転送キューが1つの場合の転送処
理部11の一実施例を示す。転送処理部11は、ネット
ワーク転送制御部111と、レジスタ部112と、主記
憶アクセス制御部114と、データバッファ116とか
らなる。
【0017】レジスタ部112は、レジスタ112a〜
112dからなる。レジスタ112aは転送キューバリ
ッドフラグを格納する。レジスタ112b及び112c
は夫々転送キュー書込みポインタ及び転送キュー読出し
ポインタを格納する。又、レジスタ112dは転送キュ
ーベースアドレスを格納する。
【0018】転送キューバリッドフラグは、転送要求キ
ューの有効性を示す。転送キュー書込みポインタは、命
令処理部12が転送キューのどこまでのデータ転送要求
をエンキューしたかを示す。又、転送キュー読出しポイ
ンタは、転送処理部11が転送キューのどこまでのデー
タ転送要求に関するデータ転送処理を終了したかを示
す。転送キューベースアドレスは、主記憶部13上の転
送キューの先頭アドレスを示す。レジスタ部112のレ
ジスタ112a〜112dは各々命令処理部12から参
照/更新可能である。尚、レジスタ部112の数は後述
する如く1つに限定されるものではなく、並列に処理す
るべきユーザプログラムの数に対応させた数だけ設けれ
ば良い。本実施例では、説明の便宜上、レジスタ部11
2が単一のユーザに対して設けられているものとする。
【0019】図4は、上記転送キューの構成の一実施例
を示す。図4には2パケット分のヘッダを示し、このヘ
ッダには受信処理装置を指定する情報、ボディデータ長
を示す情報、送信アドレス、受信アドレスを示す情報な
どが含まれる。
【0020】図3中、ネットワーク転送制御部(以下、
転送制御部と言う)111は、命令処理部12からの指
令によって起動され、転送キュー読出しポインタ及び転
送キュー書込みポインタの値に応じてデータ転送処理を
開始する。又、転送制御部111は、転送パケットのヘ
ッダ及びボディデータの読出しのために主記憶アクセス
制御部114へ主記憶アクセス要求を発行すると共に、
ネットワーク2とのインタフェースを制御し、データバ
ッファ116からネットワーク2へのデータの送出を制
御する。
【0021】主記憶アクセス制御部(以下、アクセス制
御部と言う)114は、転送制御部111からの指令に
よって主記憶部13に対してアクセスを行い、主記憶部
13とデータバッファ116との間のデータ転送を制御
する。又、アクセス制御部114は、ヘッダに含まれる
情報により指定されたアクセスの空間IDの値に応じて
アドレス変換を行い、主記憶部13に対するアクセスア
ドレスを発行する。
【0022】データバッファ116は、主記憶部13と
ネットワーク2との間でデータ転送を行い際に、一時的
にデータをバッファリングする。又、データバッファ1
16は、転送制御部111及びアクセス制御部114が
必要とする主記憶部13上のデータの読み書きを行う際
に、一時的にデータをバッファリングする。
【0023】スーパバイザプログラム(OS)は、ユー
ザプログラムの実行に先立って、或いはユーザプログラ
ムの要求に従って動的に、アクセス制御部114内にア
ドレス変換情報を格納する。ユーザプログラムは、デー
タ転送要求のエンキューに先立って、データ転送要求の
受信処理装置の指定、ボディデータ長、送信アドレス、
受信アドレスなどの制御情報を、(転送キューベースア
ドレス)+(転送キュー書込みポインタ)×(ヘッダ
長)で示される主記憶部13上の位置に、パケットのヘ
ッダの形式で書込む。次に、ユーザプログラムは、転送
キュー書込みポインタをインクリメントする。その後、
ユーザプログラムは、転送キューへのデータ転送要求の
制御情報の書込みと転送キュー書込みポインタのインク
リメントとを繰り返し行い、エンキュー処理を終了す
る。
【0024】次に、図3の転送処理部11の全体の動作
を説明する。
【0025】転送制御部111は、命令処理部12から
の指令によって起動された状態でデータ転送要求のエン
キューを待っているが、レジスタ112a内の転送キュ
ーバリッドフラグが無効であれば該当する転送キューか
らのデータ転送は開始しない。転送キューバリッドフラ
グが有効であり、転送キュー書込みポインタと転送キュ
ー読出しポインタとが一致していなければ、転送制御部
111は未処理のデータ転送要求があるものとみなして
データ転送処理を開始し、転送パケットのヘッダを読出
すためにアクセス制御部114へ主記憶アクセス要求を
発行する。
【0026】アクセス制御部114は、主記憶アクセス
要求に応答して、レジスタ部112内のレジスタ112
d及び112cに格納されている転送キューベースアド
レスと転送キュー読出しポインタとから最も古い未処理
のデータ転送要求のパケットヘッダの主記憶部13上の
アドレスを計算し、主記憶部13に対してアクセス要求
を発行する。
【0027】主記憶部13からパケットヘッダが読出さ
れて来ると、アクセス制御部114はこのパケットヘッ
ダをデータバッファ116に格納すると共に、転送制御
部111へパケットヘッダの読出しの終了を通知する。
アクセス制御部114は引き続いてデータバッファ11
6からデータ転送要求の制御情報を取り出してパケット
ボディの主記憶部13上のアドレスを計算し、主記憶部
13に対して読出しアクセス要求を発行する。
【0028】主記憶部13からパケットボディが順次読
出されて来ると、アクセス制御部114はこのパケット
ボディを順次データバッファ116へ格納すると共に、
転送制御部111へパケットボディの読出し量を順次通
知する。
【0029】転送制御部111は、アクセス制御部11
4からパケットヘッダの読出し終了を通知されると、デ
ータバッファ116からデータ転送要求の制御情報を取
り出して、この制御情報に対して所定の検査を行い所定
の変更を加えてからデータバッファ116へ書戻す。こ
れに引き続き、転送制御部111は、パケットヘッダを
データバッファ116からネットワーク2へ送出する。
更に、転送制御部111は、アクセス制御部114から
パケットボディの読出し量を順次通知されると、データ
バッファ116に格納された分のパケットボディを順次
ネットワーク2へ送出する。
【0030】この様にしてネットワーク2へのパケット
の送出を終了すると、転送制御部111はレジスタ部1
12内のレジスタ112cに格納された転送キュー読出
しポインタをインクリメントする。これに引き続き、転
送制御部111はレジスタ112aに格納された転送キ
ューバリッドフラグが有効であれば、レジスタ112b
及び112cに格納された転送キュー書込みポインタと
転送キュー読出しポインタとの値を検査し、未処理のデ
ータ転送要求が残っていれば次のデータ転送処理を開始
する。上記の如きデータ転送処理は、レジスタ112c
及び112bに格納された転送キュー読出しポインタ及
び転送キュー書込みポインタの値が等しくなるまで繰り
返される。
【0031】図3において、転送制御部111及びアク
セス制御部114の機能は、ソフトウェアで実現できる
が、説明の便宜上その場合の動作フローはキューが複数
の場合について後述する。
【0032】図5は、転送キューが複数の場合の転送処
理部11の一実施例を示す。同図中、図3と同一部分に
は同一符号を付し、その説明は省略する。
【0033】本実施例では、転送キューの数nに応じた
数のレジスタ部1121 ,1122,…,112n (図
示せず)が設けられ、優先順位選択回路119が新たに
設けられている。各レジスタ部112i (i=1,…,
n)は、レジスタ112a〜112dに加えて、転送キ
ュー優先順位指定フラグを格納するレジスタ112eを
有する。このレジスタ112eに格納された転送キュー
優先順位指定フラグも、命令処理部12から参照/更新
可能である。優先順位選択回路119は、レジスタ11
2eに格納された転送キュー優先順位指定フラグにより
指定された優先順位に従って転送キューを選択する。
【0034】ユーザプログラムは、データ転送要求のエ
ンキューに先立って、各転送キューの優先順位を対応す
るレジスタ部のレジスタ112e間に転送キュー優先順
位指定フラグとして設定する。優先順位選択回路119
は、転送制御部111がデータ転送要求のエンキュー待
ちの状態で複数の転送キューからデータ転送要求がある
と、レジスタ部1121 〜112n のレジスタ112e
に格納されている転送キュー優先順位フラグに基づいて
最も優先順位の高い転送キューを選択し、転送制御部1
11へ対応するレジスタ部のレジスタ112b,112
c,112dに格納された転送書込みポインタ、転送キ
ュー読出しポインタ及び転送キューベースアドレスを供
給してデータ転送処理を依頼する。
【0035】転送制御部111がネットワーク2に対す
るデータ転送を終了すると、優先順位選択回路119は
上記対応するレジスタ部のレジスタ112cに格納され
た転送キュー読出しポインタをインクリメントする。こ
れに引き続き、未処理のデータ転送要求が残っていれば
それらの優先順位を検査し、データ転送要求がなくなる
まで上記と同様の動作が繰り返される。
【0036】優先順位選択回路119は、転送キュー優
先順位フラグにより転送キュー毎に異なる優先順位が指
定されると、最も優先順位の高い転送キューを選択す
る。最も高い優先順位の転送キューのパケットが全てネ
ットワーク2に対して転送されてデキューされると、順
次次に優先順位の高い転送キューを選択する。複数の転
送キューに同じ優先順位が指定されていると、優先順位
選択回路119は同一優先順位の転送キューを任意の順
番で選択する。例えば、同一優先順位の転送キューは、
ラウンドロビン方式で選択される。
【0037】図6は、3つの転送キューA,B,Cに同
一の優先順位が指定されている場合に、ラウンドロビン
方式でこれらの転送キューA,B,Cが選択される順番
の一例を示す。この場合、優先順位選択回路119は先
ず転送キューAを選択し、これにより1パケットが転送
されてデキューされる。次に、優先順位選択回路119
は転送キューBを選択し、これにより1パケットが転送
されてデキューされる。更に、優先順位選択回路119
は転送キューCを選択し、これにより1パケットが転送
されてデキューされる。次に優先順位選択回路119
は、転送キューAを選択し、これにより1パケットが転
送されてデキューされる。以下同様にして転送キュー
B,C,Aが順番に選択されるので、その都度1パケッ
トが転送されてデキューされる。
【0038】図7は、3つの転送キューA,B,Cに同
一の優先順位が指定されている場合の優先順位選択回路
119の一実施例を示す。優先順位選択回路119は、
アンド回路31〜33と、優先順位グループ選択回路3
4と、ラウンドロビン選択回路35と、選択回路36と
からなる。
【0039】アンド回路31〜33の夫々には、転送キ
ューA〜Cとこれらに対応する優先順位選択フラグFA
〜FCが供給される。優先順位グループ選択回路34
は、アンド回路31〜33から得られる優先順位選択フ
ラグFA〜FCに基づいて、転送キューA〜Cの優先順
位が異なる場合はこれらを選択回路36へ出力する。他
方、転送キューA〜Cのうち同じ優先順位のものがあれ
ば、これらをラウンドロビン選択回路35へ出力する。
ラウンドロビン選択回路35は、同じ優先順位の2つ又
は3つの転送キューをラウンドロビン方式に従って選択
回路36へ出力する。そして、選択回路36は、優先順
位の高い転送キューから順番に出力する。次に、転送キ
ューが複数である場合に図5の転送制御部111及びア
クセス制御部114の機能をソフトウェアで実現すると
きの動作フローを図8と共に説明する。図8では、説明
の便宜上、転送キューが2つ、即ち、転送キューA,B
がある場合を例にとって説明する。
【0040】図8において、ステップS1はレジスタ部
1121 を参照して、転送キューAの転送キュー読出し
ポインタと転送キュー書込みポインタとの値がこ異な
り、かつ、転送キューAの転送キューバリッドフラグが
有効であるか否かを判定する。又、ステップS2はレジ
スタ1122 を参照して、転送キューBの転送キュー読
出しポインタと転送キュー書込みポインタとの値が異な
り、かつ、転送キューBの転送キューバリッドフラグが
有効であるか否かを判定する。ステップS1,S2の判
定結果がYESであると、ステップS3はレジスタ部1
121 ,1122を参照して転送キュー優先順位指定フ
ラグFA,FBに基づいて、優先順位の高い方の転送キ
ューA又はBを選択する。
【0041】ステップS4は、アクセス制御部114に
対してヘッダ読出し要求を発行する。ステップS5は、
パケットのヘッダ部分をデータバッファ116からネッ
トワーク2へ送出する。又、ステップS6は、ボディア
ドレスを計算する。
【0042】ステップS7は、アクセス制御部114に
対してボディ読出し要求を発行する。ステップS8は、
ボディをデータバッファ116に格納する。又、ステッ
プS9は、ボディの転送が完了したか否かを判定する。
ステップS9の判定結果がNOであると、処理はステッ
プS6へ戻るが、YESであるとステップS10へ進
む。ステップS10は選択された転送キューに対応する
レジスタ部1121 又は1122 内の転送キュー読出し
ポインタをインクリメントし、処理はステップS1,S
2へ戻る。
【0043】他方、ステップS1,S2の判定結果がN
Oであると、ステップS11がネットワーク2から受信
したパケットのヘッダ部分が全てデータバッファ116
に格納されたか否かを判定する。ステップS11の判定
結果がNOであると処理はステップS1,S2へ戻る
が、YESであるとステップS12へ進む。ステップS
12は、アクセス制御部114に対してヘッダ読出し要
求を発行する。ステップS13は、ヘッダをチェックし
て誤りがないか否かを判定する。ステップS13の判定
結果がNOであると、ステップS14が以降の当該パケ
ットのボディを捨て、処理はステップS1,S2へ戻
る。
【0044】ステップS13の判定結果がYESである
と、ステップS15がパケットのヘッダ部分をデータバ
ッファ116から主記憶部13へ格納する。ステップS
16は、ボディアドレスを計算し、ステップS17がア
クセス制御部114に対してボディ読出し要求を発行す
る。又、ステップS18はボディをデータバッファ11
6に格納する。ステップS19は、ボディの転送が完了
したか否かを判定する。ステップS19の判定結果がN
Oであれば処理はステップS16へ戻り、YESであれ
ばステップS1,S2へ戻る。
【0045】上記各実施例によれば、考えられる方法の
様に書込みポインタ及び/又は読出しポインタを書込ん
だ際、これらのポインタが異なると、その直後にデータ
転送が開始されてしまうと言うことがない。つまり、転
送キューバリッドフラグが有効となるまでデータ転送の
開始を止めることができる。このため、これらの実施例
によれば、ユーザプログラムのプログラミングの柔軟性
う向上することができる。
【0046】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明はこれらの実施例に限定されることなく、種々の
変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、転送キューバリッドフ
ラグを設けているため、転送キューの使用可否の制御を
容易に行うことができるので、転送キューを無効とする
のに転送キュー書込みポインタ及び転送キュー読出しポ
インタの値を一致させる必要もてく、ユーザプログラム
のオーバーヘッドを削減でき、ユーザプログラムを効率
良く並列に実行可能であり、実用的には極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる転送要求キュー制御方式の一実施
例を適用し得る並列計算機システムを示すブロック図で
ある。
【図2】並列計算機システムの処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】転送キューが1つの場合の処理装置の転送処理
部の一実施例を示すブロック図である。
【図4】転送キューの構成の一実施例を示す図である。
【図5】転送キューが複数の場合の処理装置の転送処理
部の一実施例を示すブロック図である。
【図6】転送キューのラウンドロビン方式による選択を
説明する図である。
【図7】優先順位選択回路の一実施例を示すブロック図
である。
【図8】転送処理部の転送制御部及びアクセス制御部の
動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 〜1n 処理装置 2 ネットワーク 11 転送処理部 12 命令処理部 13 主記憶部 111 転送制御部 112,1121 〜112n レジスタ部 112a〜112e レジスタ 114 アクセス制御部 116 データバッファ 119 優先順位選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上埜 治彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 新庄 直樹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 内海 照雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 出羽 正実 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 石坂 賢一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が命令及びデータを格納する主記憶
    部(13)と、該主記憶部から命令を読出して実行する
    命令処理部(12)と、少なくともデータの転送先と該
    主記憶部へのメモリアクセスの属性とデータの長さとに
    関する情報を含むヘッダ及びボディデータからなるパケ
    ットを単位としてデータ転送を行う転送処理部(11)
    とからなる複数の処理装置(11 〜1n )と、パケット
    のヘッダに含まれる情報に基づいてデータ転送を行うべ
    き複数の処理装置を接続するネットワーク(2)とから
    なり、該転送処理部(11)は該主記憶部と該ネットワ
    ークとの間でメモリアクセスの属性に応じたデータ転送
    をパケット単位で行うことにより並列処理を行う並列計
    算機システムにおいて、 少なくとも任意の1つの処理装置の転送処理部(11)
    は、転送キューの有効性を示す転送キューバリッドフラ
    グを管理する管理手段(111,112,114)と、 該転送キューバリッドフラグに基づいてデータ転送要求
    に応じたデータ転送を行う制御手段(111,114)
    とを有し、 該転送キューとは、ヘッダをリスト形式に並べたもので
    あることを特徴とする転送要求キュー制御方式。
  2. 【請求項2】 前記管理手段(111,112,11
    4)は、複数ある転送キューに対して転送キューバリッ
    ドフラグを転送キュー毎に管理することを特徴とする請
    求項1の転送要求キュー制御方式。
  3. 【請求項3】 前記転送キューバリッドフラグは、転送
    キュー毎に設定可能であることを特徴とする請求項1又
    は2の転送要求キュー制御方式。
  4. 【請求項4】 前記管理手段(111,112,11
    4)は、複数ある転送キューに対して実行の優先順位を
    示す転送キュー優先順位フラグを転送キュー毎に更に管
    理することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1
    項の転送要求キュー制御方式。
  5. 【請求項5】 前記転送キュー優先順位フラグは、転送
    キュー毎に設定可能であることを特徴とする請求項1〜
    4のうちいずれか1項の転送要求キュー制御方式。
  6. 【請求項6】 前記管理手段(111,112,11
    4)は、複数の転送キューの転送キュー優先順位フラグ
    が同一の優先順位を有する場合にはこれらの転送キュー
    をラウンドロビンでデキューすることを特徴とする請求
    項4又は5の転送要求キュー制御方式。
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