JP2990549B2 - 釣り糸用ガイド部材 - Google Patents

釣り糸用ガイド部材

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JP2990549B2 JP3315077A JP31507791A JP2990549B2 JP 2990549 B2 JP2990549 B2 JP 2990549B2 JP 3315077 A JP3315077 A JP 3315077A JP 31507791 A JP31507791 A JP 31507791A JP 2990549 B2 JP2990549 B2 JP 2990549B2
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fishing line
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昇 中村
裕一 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、釣り竿に取り付けて釣
り糸を案内するための釣り糸用ガイド部材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、リールを用いた釣りでは、釣り
竿にリング状のガイド部材を複数個備え、このガイド部
材によって釣り糸を案内するようになっている。そし
て、従来このガイド部材は樹脂製のものであったが、魚
を釣り上げる時には、釣り糸に強い力が加わりながら上
記ガイド部材と摺動するため、耐摩耗性などの点からセ
ラミックスでガイド部材を形成することが提案されてい
る。
【0003】例えば特公昭63−41532号公報に示
されるように、釣り糸ガイドとして高強度、高靱性の部
分安定化ジルコニアセラミックスを用いることが提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、部分安定化ジ
ルコニアセラミックスからなる釣り糸ガイドは熱伝導率
が低いため、釣り糸との摺動時に発生する熱を逃がしに
くく、この熱によって釣り糸を変質させやすいため、釣
り糸の寿命が短いという問題点があった。
【0005】また、釣り糸ガイドとして他のセラミック
スを用いると、破壊靱性が低いため、使用時にコンクリ
ートや岩場に衝突した際に割れや欠けが発生しやすいと
いう問題点があった。
【0006】そこで、本発明は、放熱性に優れるととも
に、割れや欠けの発生しにくい釣り糸用ガイド部材を得
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記に鑑みて、本発明の
釣り糸用ガイド部材は、破壊靱性値(K1C)が4MPa
√m以上で、かつ熱伝導率が40W/m・K以上の、炭
化珪素質セラミックスあるいは窒化珪素質セラミックス
等の非酸化物セラミックスを用いたものである。
【0008】また、上記炭化珪素質セラミックスも多種
多様存在するうち、本発明者が鋭意研究の結果、焼結助
剤として金属酸化物を添加して液相焼結させたものが、
釣り糸用ガイド部材として最適であることが判明した。
【0009】すなわち、このような炭化珪素質セラミッ
クスは、ビッカース硬度が1500〜2500kg/m
2 と高硬度で大きな耐摩耗性を備えるとともに、摺動
性に優れているため釣り糸に対する摩耗も小さくでき
る。しかも、金属酸化物を添加して液相焼結したことに
よって、破壊靱性値(K1C)を4〜6MPa√mと大き
くすることができ、コンクリートなどと衝突した場合で
も割れや欠けの発生を少なくできる。さらに、本発明の
炭化珪素質セラミックスは、熱伝導率60W/m・K以
上と高熱伝導率を有していることから、釣り糸との摺動
により発生する摩擦熱を放熱することができるため、釣
り糸に対する悪影響をなくし寿命を長くすることもでき
る。
【0010】なお、本発明において、炭化珪素質セラミ
ックスに焼結助剤として添加する金属酸化物としては、
Al2 3 を1〜7%、およびY2 3 、CeO2 など
の3a族元素の酸化物を0.1〜5%加えればよい。こ
れらの金属酸化物は、焼結助剤として炭化珪素質セラミ
ックスの焼結性を高めるとともに、焼結体中で炭化珪素
結晶粒子間に粒界相を形成してクラックの進展を防止
し、セラミックスの靱性を高くする作用がある。ただ
し、添加量が多すぎると、硬度、強度が低くなるため、
上記範囲のものがよい。
【0011】さらに、本発明で用いる窒化珪素質セラミ
ックスは、主成分であるSi3 4 と、Sc、Yb、E
r、HoおよびDyの群から選ばれる少なくとも1種の
元素(M)の化合物を酸化物換算(M2 3 )で1〜5
モル%と、原料粉末中にSiO2 などの形で含有される
過剰酸素(O2 )を10モル%以下の割合で含有してな
るものである。この窒化珪素質セラミックスは、破壊靱
性が6MPa√m以上と高く、熱伝導率も60W/m・
K以上と高いことから、釣り糸ガイドに用いた場合、割
れや欠けを生じにくく、かつ摩擦熱を放熱しやすくな
る。
【0012】また、本発明の非酸化物セラミックスにお
いて、放熱性を高めて釣り糸の変質を防止するために
は、熱伝導率40W/m・K以上、好ましくは60W/
m・K以上であることが望ましい。さらに、平均結晶粒
子径は10μm以下、好ましくは0.5〜6μmのもの
がよい。これは、平均結晶粒子径が10μmを越える
と、強度が劣化して欠けやすくなるためである。なお、
窒化珪素質セラミックスの場合は針状結晶となるが、短
径を上記範囲内とし、アスペクト比(長径/短径)を
1.5〜20とすればよい。
【0013】さらに、本発明の非酸化物セラミックス
は、開気孔率1%以下、好ましくは0.3%以下のもの
を用いる。これは、開気孔率が1%より大きいと、強度
が低くなるとともに、釣り糸に対して傷を付けやすくな
るためである。
【0014】また、本発明の釣り糸用ガイド部材におい
て、釣り糸との摺動性を高めるためには摺動面の状態が
重要であり、摺動面の中心線平均粗さ(Ra)は0.1
5μm以下としたものがよい。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0016】図1に、本発明の釣り糸用ガイド部材1を
示す。このガイド部材1は、リング状体であり、内側に
滑らかな曲面状の摺動面2を有しており、この摺動面2
は断面の曲率半径Rが0.5〜5mmとなっている。ま
た、上記ガイド部材1は、炭化珪素または窒化珪素を主
成分とし、破壊靱性値(K1C)4MPa√m以上、熱伝
導率40W/m・K以上の非酸化物セラミックスからな
っている。そして、不図示の取付部材によって、このガ
イド部材1を釣り竿の所定位置に取りつけることがで
き、釣り糸をこのガイド部材1で案内することができ
る。
【0017】このとき、本発明の釣り糸用ガイド部材1
は、高靱性、高熱伝導率の非酸化物セラミックスからな
るため、耐摩耗性、摺動性、放熱性、耐チッピング性に
優れており、ガイド部材1および釣り糸の双方の寿命を
長くすることができるとともに、ガイド部材1の欠けや
割れを防止できる。
【0018】ここで、本発明の炭化珪素質セラミックス
および窒化珪素質セラミックスの特性を他のセラミック
スと比較して表1に示す。
【0019】表1より明らかに、本発明の好適な実施例
である炭化珪素質セラミックス(SiC−A〜D)およ
び窒化珪素質セラミックス(Si3 4 −A)は、熱伝
導率が60W/m・K以上と他のセラミックスに比べて
格段に大きいことがわかる。前述したように、釣り上げ
た魚を引き上げる際には、釣り糸には強い力が加わりな
がらガイド部材1と摺動することとなり、摩擦熱によっ
て釣り糸が変質しやすいが、ガイド部材1をこれらの非
酸化物セラミックスとすることで放熱性を高くし、釣り
糸の変質を防止することができる。
【0020】また、表1中SiC−Eは、炭化珪素質セ
ラミックスであるが、添加剤として金属酸化物ではなく
硼素(B)と炭素(C)を用いて固相焼結したものであ
って、これは破壊靱性値(K1C)が3.4MPa√mと
低いため、ガイド部材1として用いた場合に割れや欠け
が生じる恐れはあるが、放熱性は優れている。これに対
し、SiC−A〜Dは、金属酸化物を添加した本発明の
炭化珪素質セラミックスであり、これらは破壊靱性値
(K1C)が4MPa√m以上と高いため、欠けや割れの
発生を極めて低くできる。
【0021】さらに、表1中Si3 4 −Bは、窒化珪
素質セラミックスであるが、添加剤としてAl2 3
2 3 を用いたものであり、熱伝導率が21W/m・
Kと低いため、放熱性が悪いものである。これに対し、
本発明のSi3 4 −Aは、添加剤としてYb2 3
用いて、SiO2 により過剰酸素を含有させたものであ
って、熱伝導率が60W/m・K以上と高いため、放熱
性に優れ釣り糸の変質を防止できる。
【0022】
【表1】
【0023】実験例1 ここで、表1中の炭化珪素質セラミックス(SiC−A
〜E)および窒化珪素質セラミックス(Si3 4
A)により形成したガイド部材1の衝撃試験を行った。
各炭化珪素質セラミックスで、直径8mm、内径5.5
mm、厚み2mm、摺動面2の断面曲率半径Rが1mm
のガイド部材1を形成し、それぞれ10個ずつ、直径7
0mm、高さ180mmのガラス瓶に入れて上下に振っ
た後、欠けずに残ったものの数を調べた。結果は表2に
示す通り、本発明の好適な実施例であるSiC−A〜D
およびSi3 4 −Aは、平均して10個中9個以上が
残ったのに対し、SiC−Eは1個以下しか残らず、本
発明実施例のガイド部材1は耐チッピング性に優れてい
ることがわかる。これは、前記したように、本発明の炭
化珪素質セラミックスは、金属酸化物を添加して液相焼
結したものであり、靱性が高いためである。
【0024】
【表2】
【0025】実験例2 さらに、ガイド部材1の衝撃試験を行った。上記実験例
1と同じ材質で、直径9.9mm、内径7mm、厚み
2.3mm、摺動面2の断面曲率半径Rが1.1mmの
ガイド部材1を形成し、各ガイド部材1をそれぞれ10
個ずつ、図2に示すように両端をセラミック板4で塞い
だ長さ950mmの容器3中に入れ、この容器3を中心
部を支点として90°の角度で上下動させた後、欠けず
に残ったガイド部材1の数を調べた。なお、上下動の速
度は7往復/分、21.5往復/分の二種類とし、往復
回数50〜1000回のテストを行った。
【0026】結果は表3、4に示す通り、SiC−Eを
用いたものは、7往復/分で500回、あるいは21.
5往復/分で50回のテストで全て欠けてしまった。こ
れに対し、本発明の好適な実施例であるSiC−A〜D
およびSi34 −Aを用いたものは、7往復/分で1
000回、あるいは21.5往復/分で250回のテス
ト後でもほとんど欠けが発生せず、極めて耐チッピング
性が優れていることがわかる。
【0027】これらの衝撃試験の結果より、本発明の好
適な実施例である炭化珪素質セラミックス(SiC−A
〜D)を用いたガイド部材は、低靱性の炭化珪素質セラ
ミックス(SiC−E)に比べてはるかに欠けにくく、
同じ炭化珪素質セラミックスであっても靱性値の違いに
よって耐チッピング性に大きな差が生じることがわか
る。また、本発明の窒化珪素質セラミックス(Si3
4 −A)も高靱性であり、優れた耐チッピング性を示す
ことがわかる。
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】
【発明の効果】このように本発明によれば、釣り糸用ガ
イド部材を破壊靱性値(K1C)が4MPa√m以上で、
かつ熱伝導率が40W/m・K以上の非酸化物セラミッ
クスで構成したことによって、高硬度、軽量で、釣り糸
との摺動性に優れるとともに、熱伝導性が高いことから
放熱性に優れ、釣り糸の変質を防止することができる。
しかも、高靱性であるから、使用中にコンクリートや岩
に衝突しても欠けや割れが発生しにくく、長期間にわた
って良好に使用することが可能となるなど、さまざまな
特長を持った釣り糸用ガイド部材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の釣り糸用ガイド部材を示し、(A)は
斜視図、(B)はX−X線断面図である。
【図2】釣り糸用ガイド部材の衝撃試験を行うための装
置を示す図である。
【符号の説明】
1・・・ガイド部材 2・・・摺動面 3・・・容器 4・・・セラミック板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01K 87/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】破壊靱性値(K1C)が4MPa√m以上
    で、かつ熱伝導率が40W/m・K以上の、炭化珪素を
    主成分として金属酸化物の液相で焼結した炭化珪素質セ
    ラミックスからなる釣り糸用ガイド部材
  2. 【請求項2】破壊靱性値(K1C)が4MPa√m以上
    で、かつ熱伝導率が40W/m・K以上の、窒化珪素を
    主成分として金属酸化物と過剰酸素を含有した窒化珪素
    質セラミックスからなる釣り糸用ガイド部材
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