JP2989501B2 - カセット内の平板状ワークの整列装置 - Google Patents
カセット内の平板状ワークの整列装置Info
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- Japan
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 101100160821 Bacillus subtilis (strain 168) yxdJ gene Proteins 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カセット内に収納され
た複数枚の平板状のワークを揃えるための整列装置に関
する。
た複数枚の平板状のワークを揃えるための整列装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、平板状のワークW、例えば、液晶
ガラス基板は、製造工程において、図5に示すカセット
10の棚段11上に複数枚収納されて搬送され、ロボッ
トによって取り出されて次の工程に運ばれるようになっ
ている。カセット10にはワークWが後方へ飛出さない
ように背板12が設けられている。そして、図6に示す
ように、カセット10の側面とワークWの縁との間に
は、ワークWの出し入れを行い易くするための隙間Sが
設けられている。
ガラス基板は、製造工程において、図5に示すカセット
10の棚段11上に複数枚収納されて搬送され、ロボッ
トによって取り出されて次の工程に運ばれるようになっ
ている。カセット10にはワークWが後方へ飛出さない
ように背板12が設けられている。そして、図6に示す
ように、カセット10の側面とワークWの縁との間に
は、ワークWの出し入れを行い易くするための隙間Sが
設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
カセット10は、搬送中の揺れなどによって、図6に示
すように隙間Sの分だけワークWの位置がずれ、ワーク
毎にロボットに挟持される箇所が異なり、その後の工程
に同一条件で送り込むことができず、位置ずれを作業員
がその度毎に修正しなければならないという問題点を有
している。
カセット10は、搬送中の揺れなどによって、図6に示
すように隙間Sの分だけワークWの位置がずれ、ワーク
毎にロボットに挟持される箇所が異なり、その後の工程
に同一条件で送り込むことができず、位置ずれを作業員
がその度毎に修正しなければならないという問題点を有
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、平板状のワー
クを複数枚収納したカセットが載置される載置台に沿っ
て配置した移動フレームに、前記カセットの側面開口孔
から進入して前記カセット内のワークを挟む一対の幅寄
せアームに設けたワーク挟持片を垂直面内において回転
移動可能に設けた整列装置により、前記の課題を解決し
た。
クを複数枚収納したカセットが載置される載置台に沿っ
て配置した移動フレームに、前記カセットの側面開口孔
から進入して前記カセット内のワークを挟む一対の幅寄
せアームに設けたワーク挟持片を垂直面内において回転
移動可能に設けた整列装置により、前記の課題を解決し
た。
【0005】
【作用】整列装置は幅寄せアームに設けたワーク挟持片
が上方或いは下方で待機状態になっている。ワーク挟持
片が上方で待機状態になっているとき、ワークを収納し
たカセットは、搬送装置によって運ばれ載置台上の所定
の位置に載置される。ここで、移動フレームが載置され
たカセットの傍まで移動する。その後、一対の幅寄せア
ームに設けたワーク挟持片は上方から下方の水平位置ま
で回転移動してカセットの側面開口孔に対向し、その側
面開口孔内に進入してカセット内のワークを挟持する。
この結果、カセットの搬送中にカセット内で位置のずれ
たワークの位置を修正して、全部のワークの位置を揃え
ることができる。
が上方或いは下方で待機状態になっている。ワーク挟持
片が上方で待機状態になっているとき、ワークを収納し
たカセットは、搬送装置によって運ばれ載置台上の所定
の位置に載置される。ここで、移動フレームが載置され
たカセットの傍まで移動する。その後、一対の幅寄せア
ームに設けたワーク挟持片は上方から下方の水平位置ま
で回転移動してカセットの側面開口孔に対向し、その側
面開口孔内に進入してカセット内のワークを挟持する。
この結果、カセットの搬送中にカセット内で位置のずれ
たワークの位置を修正して、全部のワークの位置を揃え
ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4に基づ
いて説明する。先ず、整列装置20の構成を説明する。
整列装置20は、カセット10内に収納された複数枚の
平板状のワーク(具体的には液晶ガラス基板)を揃える
装置である。整列装置20は、図4に示すように、ワー
ク取出しシステム21に組み込まれている。
いて説明する。先ず、整列装置20の構成を説明する。
整列装置20は、カセット10内に収納された複数枚の
平板状のワーク(具体的には液晶ガラス基板)を揃える
装置である。整列装置20は、図4に示すように、ワー
ク取出しシステム21に組み込まれている。
【0007】ワーク取出しシステム21は、正逆転可能
なカセット搬送コンベヤ22によって搬送されてきたカ
セット10を移載機(図示省略)によって載置台23,
23上に移し替え、整列装置20によってカセット10
内のワークWの位置を揃えた後に、ロボット24によっ
てカセット10内からワークWを一枚ずつ取出し、次の
工程の処理装置25に移載するようになっている。
なカセット搬送コンベヤ22によって搬送されてきたカ
セット10を移載機(図示省略)によって載置台23,
23上に移し替え、整列装置20によってカセット10
内のワークWの位置を揃えた後に、ロボット24によっ
てカセット10内からワークWを一枚ずつ取出し、次の
工程の処理装置25に移載するようになっている。
【0008】整列装置20は、図1に示すように、移動
フレーム31に一対の幅寄せアーム41,42が設けら
れた構成になっている。移動フレーム31は、載置台に
沿って配置され、床に設置された固定フレーム32上に
移動フレーム用直線運動ベアリング33によって移動可
能に設けられている。移動フレーム用直線運動ベアリン
グ33は、公知であり、固定フレーム32上に敷設され
たレール34と、移動フレーム31の底面に取り付けら
れてレール34上を移動可能な一対の移動体35,35
と等で構成されている。
フレーム31に一対の幅寄せアーム41,42が設けら
れた構成になっている。移動フレーム31は、載置台に
沿って配置され、床に設置された固定フレーム32上に
移動フレーム用直線運動ベアリング33によって移動可
能に設けられている。移動フレーム用直線運動ベアリン
グ33は、公知であり、固定フレーム32上に敷設され
たレール34と、移動フレーム31の底面に取り付けら
れてレール34上を移動可能な一対の移動体35,35
と等で構成されている。
【0009】固定フレーム32には、載置台に沿って配
置された移動フレーム31を往復移動させる移動フレー
ム用シリンダ36が設けられている。移動フレーム用シ
リンダ36のシリンダ37の部分は固定フレーム32に
取り付けられ、ピストン38の先端は移動フレーム31
に取り付けられている。又、移動フレーム31と固定フ
レーム32との間には、移動フレーム31上の各駆動装
置に電源、圧油、圧縮エアを送る電源ケーブル、油圧ホ
ース、エアホースを収納して保護する公知の屈曲自在な
ケーブルベア(登録商標)39が接続されている。
置された移動フレーム31を往復移動させる移動フレー
ム用シリンダ36が設けられている。移動フレーム用シ
リンダ36のシリンダ37の部分は固定フレーム32に
取り付けられ、ピストン38の先端は移動フレーム31
に取り付けられている。又、移動フレーム31と固定フ
レーム32との間には、移動フレーム31上の各駆動装
置に電源、圧油、圧縮エアを送る電源ケーブル、油圧ホ
ース、エアホースを収納して保護する公知の屈曲自在な
ケーブルベア(登録商標)39が接続されている。
【0010】移動フレーム31上には、L字状の一対の
アーム支持ブラケット43,44が支持ブラケット用直
線運動ベアリング45,46によって移動可能に設けら
れている。支持ブラケット用直線運動ベアリング45,
46は、公知であり、主として、移動フレーム31上に
敷設されたレール47,48と、アーム支持ブラケット
43,44の底面に取り付けられてレール47,48上
を移動可能な移動体49,50とで構成されている。
アーム支持ブラケット43,44が支持ブラケット用直
線運動ベアリング45,46によって移動可能に設けら
れている。支持ブラケット用直線運動ベアリング45,
46は、公知であり、主として、移動フレーム31上に
敷設されたレール47,48と、アーム支持ブラケット
43,44の底面に取り付けられてレール47,48上
を移動可能な移動体49,50とで構成されている。
【0011】一対のアーム支持ブラケット43,44
は、接近離間駆動装置60によって互いに接近離間する
ようになっている。接近離間駆動装置60は、図1にお
いて左側のアーム支持ブラケット43と移動フレーム3
1との間に設けられた接近離間用シリンダ61と、移動
フレーム31上に立設された中心軸62に回転自在に設
けられた回転円板63と、この回転円板63と一対のア
ーム支持ブラケット43,44とを連結する連結リンク
64,65と等で構成されている。
は、接近離間駆動装置60によって互いに接近離間する
ようになっている。接近離間駆動装置60は、図1にお
いて左側のアーム支持ブラケット43と移動フレーム3
1との間に設けられた接近離間用シリンダ61と、移動
フレーム31上に立設された中心軸62に回転自在に設
けられた回転円板63と、この回転円板63と一対のア
ーム支持ブラケット43,44とを連結する連結リンク
64,65と等で構成されている。
【0012】接近離間用シリンダ61のシリンダ66の
部分は移動フレーム31に取り付けられ、ピストン67
の先端は図1において左側のアーム支持ブラケット43
に取り付けられている。各連結リンク64,65の一端
は図3に示すように、中心軸62を間にして両側に回転
円板63上に回転可能に設けられている。
部分は移動フレーム31に取り付けられ、ピストン67
の先端は図1において左側のアーム支持ブラケット43
に取り付けられている。各連結リンク64,65の一端
は図3に示すように、中心軸62を間にして両側に回転
円板63上に回転可能に設けられている。
【0013】従って、接近離間駆動装置60の接近離間
用シリンダ61のピストン67をシリンダ66内に引き
込ませると、図1において左側のアーム支持ブラケット
43は右方向へ移動しながら、連結リンク64、回転円
板63、連結リンク65を介して右側のアーム支持ブラ
ケット44を左方向へ牽引する。又、シリンダ66内に
引き込んだピストン67を突出させると、左側のアーム
支持ブラケット43は図1において左方向へ移動しなが
ら、連結リンク64、回転円板63、連結リンク65を
介して右側のアーム支持ブラケット44を右方向へ押し
て移動させる。このようにして、接近離間駆動装置60
は、接近離間用シリンダ61の作動によって一対のアー
ム支持ブラケット43,44を互いに接近離間移動させ
ることができる。
用シリンダ61のピストン67をシリンダ66内に引き
込ませると、図1において左側のアーム支持ブラケット
43は右方向へ移動しながら、連結リンク64、回転円
板63、連結リンク65を介して右側のアーム支持ブラ
ケット44を左方向へ牽引する。又、シリンダ66内に
引き込んだピストン67を突出させると、左側のアーム
支持ブラケット43は図1において左方向へ移動しなが
ら、連結リンク64、回転円板63、連結リンク65を
介して右側のアーム支持ブラケット44を右方向へ押し
て移動させる。このようにして、接近離間駆動装置60
は、接近離間用シリンダ61の作動によって一対のアー
ム支持ブラケット43,44を互いに接近離間移動させ
ることができる。
【0014】一対のアーム支持ブラケット43,44に
は、幅寄せアーム41,42が設けられている。幅寄せ
アーム41,42は、一対のアーム支持ブラケット4
3,44に垂直面において回転可能に取り付けられた一
対の平行リンク68,69,70,71と、平行リンク
の先端に回転可能に設けられた一対のワーク挟持片7
2,73とで構成されている。
は、幅寄せアーム41,42が設けられている。幅寄せ
アーム41,42は、一対のアーム支持ブラケット4
3,44に垂直面において回転可能に取り付けられた一
対の平行リンク68,69,70,71と、平行リンク
の先端に回転可能に設けられた一対のワーク挟持片7
2,73とで構成されている。
【0015】平行リンクの内、下側のリンク69,71
は、アーム支持ブラケット43,44に設けられたロー
タリーアクチュエータ74,75に連結されている。ロ
ータリーアクチュエータ74,75にはエアモータ、電
動モータ等がある。ワーク挟持片72,73は、カセッ
ト10の側面開口孔13に進入することのできる長さと
幅を有している。
は、アーム支持ブラケット43,44に設けられたロー
タリーアクチュエータ74,75に連結されている。ロ
ータリーアクチュエータ74,75にはエアモータ、電
動モータ等がある。ワーク挟持片72,73は、カセッ
ト10の側面開口孔13に進入することのできる長さと
幅を有している。
【0016】次に、整列装置20の動作を説明する。載
置台23上にカセット10が載置されると、そのカセッ
ト10の傍へ移動フレーム用シリンダ36の作動によっ
て移動する。この時、幅寄せアーム41,42の平行リ
ンク68,69,70,71は、図2の想像線で示すよ
うにロータリーアクチュエータ74,75によって上向
きに回動させられている。
置台23上にカセット10が載置されると、そのカセッ
ト10の傍へ移動フレーム用シリンダ36の作動によっ
て移動する。この時、幅寄せアーム41,42の平行リ
ンク68,69,70,71は、図2の想像線で示すよ
うにロータリーアクチュエータ74,75によって上向
きに回動させられている。
【0017】このため、ワーク挟持片72,73は、図
2の想像線で示すように上方に移動し且つアーム支持ブ
ラケット43,44に接近して、カセット10との干渉
を回避している。すなわち、ワーク挟持片72,73
は、図2に示されているように、平行リンク68,6
9,70,71の回転によって、垂直状態を保持したま
ま、垂直面内を円弧軌跡に沿って回転移動し、カセット
10に干渉しないように上方に移動している。なお、幅
寄せアーム41,42に設けたワーク挟持片72,73
は下向きにして待機させておいてもよく、この場合、幅
寄せアーム41,42に設けたワーク挟持片72,73
は、載置台23に干渉しない高さに設ける必要がある。
2の想像線で示すように上方に移動し且つアーム支持ブ
ラケット43,44に接近して、カセット10との干渉
を回避している。すなわち、ワーク挟持片72,73
は、図2に示されているように、平行リンク68,6
9,70,71の回転によって、垂直状態を保持したま
ま、垂直面内を円弧軌跡に沿って回転移動し、カセット
10に干渉しないように上方に移動している。なお、幅
寄せアーム41,42に設けたワーク挟持片72,73
は下向きにして待機させておいてもよく、この場合、幅
寄せアーム41,42に設けたワーク挟持片72,73
は、載置台23に干渉しない高さに設ける必要がある。
【0018】移動フレーム31がカセット10の傍まで
移動すると、ロータリーアクチュエータ74,75が作
動して、平行リンク68,69,70,71を回転し図
2の実線で示すように、水平な状態にする。同時に、ワ
ーク挟持片70,71は、図2の想像線で示すように垂
直面なを円弧軌跡に沿って下方に回転移動して、カセッ
ト10の両脇に位置し、カセット10の側面開口孔13
に対向する。
移動すると、ロータリーアクチュエータ74,75が作
動して、平行リンク68,69,70,71を回転し図
2の実線で示すように、水平な状態にする。同時に、ワ
ーク挟持片70,71は、図2の想像線で示すように垂
直面なを円弧軌跡に沿って下方に回転移動して、カセッ
ト10の両脇に位置し、カセット10の側面開口孔13
に対向する。
【0019】その後、接近離間駆動装置60の接近離間
用シリンダ61を作動させ、幅寄せアーム41,42と
ともに一対のワーク挟持片72,73を互いに接近させ
る。すると、一対のワーク挟持片72,73は、カセッ
ト10の側面開口孔13に進入して、カセット10内の
複数枚のワークWの縁を同時に押圧する。これによっ
て、カセット10の搬送中に不揃いになったワークWの
縁を揃えて、ワークWの上下方向の配列を整えることが
できる。
用シリンダ61を作動させ、幅寄せアーム41,42と
ともに一対のワーク挟持片72,73を互いに接近させ
る。すると、一対のワーク挟持片72,73は、カセッ
ト10の側面開口孔13に進入して、カセット10内の
複数枚のワークWの縁を同時に押圧する。これによっ
て、カセット10の搬送中に不揃いになったワークWの
縁を揃えて、ワークWの上下方向の配列を整えることが
できる。
【0020】ワークWを整列させた一対のワーク挟持片
72,73は、接近離間用シリンダ61の作動によって
互いに離間し、カセット10内から出て、ロータリーア
クチュエータ74,75の作動によって回転移動し上方
へ持ち上げられ、図2の想像線で示す位置で停止する。
その後、ワークWは、図4に示すロボット24によって
カセット10から1枚ずつ取り出され、次の工程の処理
装置25へ移載されていく。
72,73は、接近離間用シリンダ61の作動によって
互いに離間し、カセット10内から出て、ロータリーア
クチュエータ74,75の作動によって回転移動し上方
へ持ち上げられ、図2の想像線で示す位置で停止する。
その後、ワークWは、図4に示すロボット24によって
カセット10から1枚ずつ取り出され、次の工程の処理
装置25へ移載されていく。
【0021】一方、空になったカセット10は、移載機
(図示省略)によってカセット搬送コンベヤ22(図4
参照)上に戻され、新たなワークを収納する場所へと搬
送されていく。又、整列装置20の移動フレーム31
は、他のカセット10の傍へと移動し、同様にして、そ
のカセット10内のワークWを整列させる。
(図示省略)によってカセット搬送コンベヤ22(図4
参照)上に戻され、新たなワークを収納する場所へと搬
送されていく。又、整列装置20の移動フレーム31
は、他のカセット10の傍へと移動し、同様にして、そ
のカセット10内のワークWを整列させる。
【0022】このようにして、整列装置20は、移動フ
レーム31の移動によって一対の幅寄せアーム41,4
2をカセット10の傍に移動させ、幅寄せアーム41,
42に設けたワーク挟持片72,73をカセット10内
に進入させて、カセット10の搬送中に不揃いになった
ワークWの縁を揃えて、ワークWの上下方向の配列を整
えることができる。
レーム31の移動によって一対の幅寄せアーム41,4
2をカセット10の傍に移動させ、幅寄せアーム41,
42に設けたワーク挟持片72,73をカセット10内
に進入させて、カセット10の搬送中に不揃いになった
ワークWの縁を揃えて、ワークWの上下方向の配列を整
えることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、次のとおりの効果を奏するも
のである。一対の幅寄せアームに設けたワーク挟持片で
カセット内の複数枚のワークを両側から同時に挟んで、
全部のワークの両端を揃えて位置決めをすることができ
るので、ロボットが各ワークの同一箇所を挟持してワー
クを次の工程に支障なく送り込む込むことができるよう
になる。
のである。一対の幅寄せアームに設けたワーク挟持片で
カセット内の複数枚のワークを両側から同時に挟んで、
全部のワークの両端を揃えて位置決めをすることができ
るので、ロボットが各ワークの同一箇所を挟持してワー
クを次の工程に支障なく送り込む込むことができるよう
になる。
【0024】カセットの側面開口孔から進入して前記カ
セット内のワークを挟む一対の幅寄せアームに設けたワ
ーク挟持片を垂直面内において回転移動可能に設けたの
で、ワークを整列するとき以外はワーク挟持片を引っ込
めることができ、幅寄せアームに設けたワーク挟持片と
カセットとの干渉を防止することができる。
セット内のワークを挟む一対の幅寄せアームに設けたワ
ーク挟持片を垂直面内において回転移動可能に設けたの
で、ワークを整列するとき以外はワーク挟持片を引っ込
めることができ、幅寄せアームに設けたワーク挟持片と
カセットとの干渉を防止することができる。
【0025】移動フレームは載置台に沿って移動可能で
あるから、ロボットがワークを取り出している間に、他
のカセット内のワークを揃えることができ、このため、
整列装置によって行なわれるワークを揃える作業とロボ
ットによって行なわれるワークを取り出す作業とを、干
渉することなく効率良く行なうことができるようにな
る。
あるから、ロボットがワークを取り出している間に、他
のカセット内のワークを揃えることができ、このため、
整列装置によって行なわれるワークを揃える作業とロボ
ットによって行なわれるワークを取り出す作業とを、干
渉することなく効率良く行なうことができるようにな
る。
【図1】 本発明の実施例の整列装置の正面図である。
【図2】 図1の右側面図である。
【図3】 整列装置の平面図である。
【図4】 整列装置が組み込まれたワーク取出しシステ
ムの概略平面図である。
ムの概略平面図である。
【図5】 カセットの斜視図である。
【図6】 カセットの正面図である。
W ワーク 10 カセット 13 側面開口孔 20 整列装置 23 載置台 31 移動フレーム 34 レール 41,42 幅寄せアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−68332(JP,U) 実開 平2−104923(JP,U) 実開 平3−53487(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 85/86 B65D 85/00 G02F 1/13 101 G02F 1/1333 500
Claims (1)
- 【請求項1】 平板状のワークを複数枚収納したカセッ
トが載置される載置台に沿って配置した移動フレーム
に、前記カセットの側面開口孔から進入して前記カセッ
ト内のワークを挟む一対の幅寄せアームに設けたワーク
挟持片を垂直面内において回転移動可能に設けてなる、
カセット内の平板状ワークの整列装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6304201A JP2989501B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | カセット内の平板状ワークの整列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6304201A JP2989501B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | カセット内の平板状ワークの整列装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08143093A JPH08143093A (ja) | 1996-06-04 |
JP2989501B2 true JP2989501B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=17930239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6304201A Expired - Lifetime JP2989501B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | カセット内の平板状ワークの整列装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2989501B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-15 JP JP6304201A patent/JP2989501B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08143093A (ja) | 1996-06-04 |
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