JP2989407B2 - 空気調和機の制御装置及び空気調和機の異常検出装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置及び空気調和機の異常検出装置

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JP2989407B2 JP5013776A JP1377693A JP2989407B2 JP 2989407 B2 JP2989407 B2 JP 2989407B2 JP 5013776 A JP5013776 A JP 5013776A JP 1377693 A JP1377693 A JP 1377693A JP 2989407 B2 JP2989407 B2 JP 2989407B2
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利一 都丸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の制御装置
に関し、特にマイクロコンピュータから不揮発性メモリ
に情報を書き込む際の制御や空気調和機がどのような環
境で使用されたかを解析できる制御装置及び自己診断機
能を備えた空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は、例えば特開平4−62351
号公報に示された従来の室外側制御部の構成を示すブロ
ック図で、室内機よりAC電源とシリアル信号の形で室
外側制御部201に室外機を運転制御する運転指令信号
が送られている。AC電源は外来サージ吸収回路やノイ
ズフィルタ等からなる入力電源回路202を経てコンバ
ータ部203に入り直流電源化され、パワートランジス
タモジュールからなインバータ部204に連なり、圧縮
機205の三相結線に接続されている。
【0003】室内機からのシリアル信号による運転指令
信号は、シリアル信号送受装置206を経てマイクロコ
ンピュータ207に入り、マイクロコンピュータ207
を起動し、予めマスクROMに記憶された制御条件に従
い、インバータ部204へ信号波形を合成してパワート
ランジスタ駆動回路208に供給し、インバータ部20
4のパワートランジスタを制御して圧縮機205の運転
を無段階に制御している。
【0004】マイクロコンピュータ207には、EEP
ROM209が接続され、製品の完成検査時に制御条件
をマイクロコンピュータ207を介して検査治具から特
殊シリアル信号により読み込み保持する。入力電源回路
202には入力電流センサ210が、インバータ部20
4には過電流センサ211と温度過昇センサ212が設
けられ、マイクロコンピュータ207のA/D変換器2
13に接続している。
【0005】圧縮機205が起動すると、マイクロコン
ピュータ207は室内側の室温センサ、圧縮機やインバ
ータ部の温度センサ211等からの信号をマイクロコン
ピュータ207のA/D変換器213により取り込み、
予め設定された制御条件フィードバックしてインバータ
用波形合成を変え、室内状態が設定された制御状態にな
るように調整している。
【0006】この状態で電源オフが発生すると、RAM
に書き込まれた制御条件は消滅するが、EEPROM2
09に書き込まれた制御条件はそのままに保存され、再
起動の時にEEPROM209から呼び出され、RAM
に書き込まれることにより制御条件を新たにマニュアル
入力することなく、圧縮機205の運転状態を接続する
ことができる。
【0007】さらに、EEPROM209に予め電流検
出機能または温度検出機能の調整範囲を書き込んで置く
ことにより、運転中に上記検出機能または温度検出機能
の検出値を調整範囲と常時比較することにより、入力電
流検出回路214の検出精度を上げ、安定した制御運転
を行うことが出来る。
【0008】また、各種センサからの信号をマイクロコ
ンピュータ207のRAMから時系列にEEPROM2
09に書き込み記憶することにより、故障発生により電
源が切れた状態でもEEPROM209に故障状態が記
憶され、故障原因の追求により再発防止と修理作業の効
率化をはかることができる。
【0009】図18は、例えば実開平2−131158
号公報に示された他の従来の空気調和機の故障診断装置
を示しており、図において、1は室内ユニット、2はワ
イヤレス方式のリモートコントローラ3からの信号の受
信器で、自己診断機能を有する制御回路4と接続手段5
aによって接続されている。6はワイヤード方式のリモ
ートコントローラで、制御回路4と接続手段5bによっ
て接続されている。
【0010】次に動作について説明する。自己診断実施
の指令が制御基板4に与えられた場合、自己診断を実施
し、その結果は、接続手段5bを介してサービス用に接
続したワイヤード方式のリモートコントローラ6に出力
される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機のイ
ンバータ制御装置は以上のように構成されているので、
EEPROMから情報を読み出している最中に、EEP
ROMの入力ポート(CS,SK,DI)を”Hi”あ
るいはフローテング(不定)状態にしていると、EEP
ROMが読み出し状態ではなく書き込み状態と誤判定し
てしまい、不特定のアドレスへデータを誤書き込みして
しまう恐れがあった。また、EEPROMへの誤書き込
みによって読み出し専用のアドレスに保持されている制
御条件(データ)を破壊する恐れがあった。また、EE
PROMにマイクロコンピュータから情報(データ)を
書き込んでいる最中に電源電圧が不足すると、EEPR
OMに書き込んだ情報(データ)が壊される可能性があ
った。また、今までの空気調和機はどのような環境でど
のくらいの時間使用されたかを知ることができなかっ
た。
【0012】また、他の従来の空気調和機の自己診断装
置の場合、専用装置を別に必要としたり、リモートコン
トローラを用いる場合にも、リモートコントローラを
ービスモードに設定する為の専用スイッチを設けなくて
はならず、コストアップ、操作性の悪化等の問題点があ
った。又、自己診断結果の判定に対しては、サービスカ
タログや、ユニット等に貼り付けられた、判定用シート
等を参照する必要がある為、手間のかかる等の問題点が
あった。又、EEPROMについては、記憶内容の改廃
に対して、専用の装置が必要であり、容易に修理、及
び、運転条件の操作ができず、使用場所の条件に対し
て、最適な運転制御が行なえない等の問題点があった。
さらに、室内外どちら側の機器が故障しているかを見わ
けるのも容易でないという問題点もあった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、不揮発性メモリに保持されてい
る情報(データ)や制御条件(データ)を破壊または誤
書き込みすることなく、また、空気調和機がどのような
環境でどのくらいの時間使用されたかを知ることができ
る空気調和機の制御装置を提供することを目的とする。
【0014】また、この発明は容易にサービスモード
設定する事ができ、サービスの効率を向上させると共
に、初心者でも正確に故障診断できる故障診断装置を有
する空気調和装置を得ることを目的としており、さら
に、リモートコントローラにて不揮発性メモリの内容の
変更と室内機、室外機の代用を含めた操作をする事がで
きる空気調和装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の空気調和機の
制御装置は、室温設定器による設定温度、室内温度検出
器により検出された室内温度、室内熱交温度検出器によ
り検出された室内熱交温度、室内湿度からなる制御信号
を室外機に送り、該室外機の運転をマイクロコンピュー
タにより制御する室内側制御部と、圧縮機への電源周波
数及び電圧を制御するインバータ制御装置と、該インバ
ータ制御装置を制御する室外側制御部と、を有する空気
調和機において、前記室内側制御部のマイクロコンピュ
ータに接続され、該マイクロコンピュータのRAMに記
憶された情報を保持する、読み出し書き込み可能な不揮
発性メモリと、該不揮発性メモリに保持されている制御
条件情報を前記マイクロコンピュータのRAMに記憶さ
せ、不時の電源低下時又は電源オフ等には不揮発性メモ
リへの書き込みを防止する手段とを備え、前記不時の電
源低下時又はオフ時等による前記RAMの情報の消滅に
対して前記不揮発性メモリに保持された情報や制御条件
を読み出し前記マイクロコンピュータのRAMに書き込
むことを特徴とするものである。
【0016】請求項2の空気調和機の制御装置は、請求
項1記載の空気調和機の制御装置において、不揮発性メ
モリに情報を書き込む際に、書き込み許可・書き込み情
報・書き込み禁止を1セットで送信する手段と、書き込
み以外の時は常に前記不揮発性メモリに対して書き込み
禁止状態にする手段と、を備えたものである。
【0017】請求項3の空気調和機の制御装置は、請求
項1記載の空気調和機の制御装置において、不揮発性メ
モリに情報を書き込む際に、書き込んだアドレスのデー
タを一度読み出し確認する手段及び判定手段と、もし、
違っていたら、読み出し専用のアドレスの制御条件を全
て書き込む手段と、を備えたものである。
【0018】請求項4の空気調和機の制御装置は、請求
項1記載の空気調和機の制御装置において、不揮発性メ
モリに情報を書き込んでいる最中に、商用電源の電圧が
不足したり或いは商用電源が遮断された時は、前記不揮
発性メモリに情報を書き込むのを中止する手段を備えた
ものである。
【0019】請求項5の空気調和機の制御装置は、請求
項1記載の空気調和機の制御装置において、不揮発性メ
モリが実装された基板が返却され、前記不揮発性メモリ
に書き込まれている情報を読み出せる手段と、該情報を
解析する手段と、を備え、前記基板がどのような環境で
どのくらいの時間使用されたかを調査でき、次回の空気
調和機の開発に役立てることができるものである。
【0020】請求項6の空気調和機の異常検出装置は、
自己診断回路を含む制御回路を有する本体ユニットと、
自己診断を遠隔操作可能なリモートコントローラと、パ
ネル上のボタンを押しながら同時に電源を投入するか、
又はパネル上のボタンを押しながら同時に電池を実装す
サービスモード切り換え手段と、を備えたものであ
る。
【0021】請求項7の空気調和機の異常検出装置は、
請求項6記載の空気調和機の異常検出装置において、リ
モートコントローラは、サービスモードの場合、その表
示部に対話方式による故障診断の手段、故障推定内容を
表示可能であることを特徴とするものである。
【0022】請求項8の空気調和機の異常検出装置は、
自己診断回路を含む制御回路を有する本体ユニットと、
自己診断を遠隔操作可能なリモートコントローラと、パ
ネル上のボタンを押しながら同時に電源を投入するか、
又はパネル上のボタンを押しながら同時に電池を実装す
サービスモード切り換え手段と、運転履歴、機種の運
転情報を記憶する不揮発性メモリと、を有する空気調和
機において、前記不揮発性メモリの情報の抹消及び変更
操作が可能なリモートコントローラを備えたものであ
る。
【0023】請求項9の空気調和機の異常検出装置は、
請求項6記載の空気調和機の異常検出装置において、リ
モートコントローラは、サービスモードの場合に、室内
外マイクロコンピュータの代用となり、室内外を個別に
故障診断する機能をリモートコントローラに備えたもの
である。
【0024】
【作用】請求項1の空気調和機の制御装置は、不揮発性
メモリの入力ポート(CS,SK,DI)を”Hi”あ
るいはフローテング(不定)状態にしない手段を設けた
ことで不揮発性メモリから情報(データ)を読み取る制
御を書き込む制御と誤判断することがなくなり、不揮発
性メモリの情報(データ)及び制御条件(データ)を破
壊しなくて済む。
【0025】請求項2の空気調和機の制御装置は、読み
出し書き込み可能な不揮発性メモリに情報(データ)を
書き込む際は、書き込み許可・書き込み情報(データ)
・書き込み禁止を1セットで送信して、書き込み以外の
時は常に不揮発性メモリに対して書き込み禁止状態にす
ることで、不揮発性メモリがREADコマンドをWRI
TEコマンドと読み違えることがなくなり、不特定のア
ドレス情報(データ)を誤書き込みすることを防止でき
る。
【0026】請求項3の空気調和機の制御装置は、不揮
発性メモリへ情報(データ)が正常に書き込めたかを確
認する手段及び判定する手段を設け、正常に書き込めて
いなかったら不揮発性メモリの読み出し専用のアドレス
の制御条件(データ)を再セットする手段を設け、その
後不揮発性メモリへ情報(データ)を書き込む手段を設
けたことで、不揮発性メモリの情報(データ)及び制御
条件(データ)を破壊しなくて済む。
【0027】請求項4の空気調和機の制御装置は、不揮
発性メモリに情報(データ)を書き込めるかを判定でき
る不揮発性メモリ及びマイクロコンピュータの電源監視
手段を設け、前記電源監視手段が正常ならば、不揮発性
メモリへ情報(データ)を書き込み許可したことで、不
揮発性メモリに書き込んだ情報(データ)及び制御条件
(データ)を破壊しなくて済む。
【0028】請求項5の空気調和機の制御装置は、空気
調和機(基板)がどのような環境でどのくらいの時間使
われたかを記憶する手段を設けたことで、前記記憶され
ている手段を解析することで次の空気調和機の開発に役
立てることができる。
【0029】請求項6の空気調和機の異常検出装置は、
従来のワイヤレス方式のリモートコントローラを用い
て、特別な装置を用いずに異常診断をすることができ
る。
【0030】請求項7の空気調和機の異常検出装置は、
故障診断手順、判断基準をリモートコントローラの表示
部に表示したので、サービスマニュアルを用いなくて
も、故障診断が可能である。
【0031】請求項8の空気調和機の異常検出装置は、
不揮発性メモリの内容確認、変更機能をリモートコント
ローラに持たせたので、故障診断が容易である。
【0032】請求項9の空気調和機の異常検出装置は、
リモートコントローラに内蔵したマイコンに室内及び室
外のマイコンと同じ仕様の情報を持たせたので、リモー
トコントローラで異常の内容を診断できる。
【0033】
【実施例】実施例1. 図1は空気調和機の制御装置の構成図であり、図におい
て、10は電源回路部で、この電源回路部10の構成は
次のようになっている。11は商用電源であり、電源ト
ランス12を介して低電圧に変換し、ダイオードブリッ
ジ13を用いて全波整流し、12V電源の三端子レギュ
レータ14を介して5V電源の三端子レギュレータ15
が接続されている。16,17,18はそれぞれの電源
を平滑し安定化するための電解コンデンサである。20
は空気調和機の制御装置の中核であるマイクロコンピュ
ータ(以下マイコンと呼ぶ)である。30はマイコン及
びEEPROMの電源電圧が十分安定しているかを監視
するためのマイコン電源監視回路部であり、40はEE
PROMへデータを書き込んでいる最中にマイコン及び
EEPROMの電源電圧が不足にならないかを監視する
ためのEEPROM電源監視回路部である。31,41
はプルアップ抵抗である。50は室内温度検出回路ブロ
ックであり、前記室内温度検出回路ブロック50は、室
内温度を検出するための室内温度サーミスタ51と室内
温度をマイコン20が取り込めるように電圧変換する室
温検出回路部52からなる。60は室内熱交換器温度検
出回路ブロックであり、前記室内熱交換器温度検出回路
ブロック60は、室内熱交換器温度を検出するための室
内熱交換器温度サーミスタ61と室内熱交換器温度をマ
イコン20が取り込めるように電圧変換する内管温検出
回路部62からなる。70は室内湿度検出回路ブロック
であり、前記室内湿度検出回路ブロック70は、室内湿
度を検出するための湿度センサ71と室内相対湿度をマ
イコン20が取り込めるように電圧変換する湿度検出回
路部72からなる。80は情報(データ)を書き込んだ
りまたは制御条件(データ)を読み出したりするための
不揮発性メモりであるEEPROMであり、EEPRO
M80の入力出力ポート(SK,DI,DO)とマイコ
ン20の入力出力ポートとを接続しているラインにはそ
れぞれプルアップ抵抗81がつながっていて、EEPR
OM80の入力ポート(CS)とマイコン20の出力ポ
ートとを接続しているラインにはプルダウン抵抗82と
プルアップコンデンサ83がつながっている。EEPR
OM80の電源ポート(Vcc)とGNDポート(GN
D)との間にはノイズ除去用のコンデンサが接続されて
いる。90はEEPROM80に保持されている情報
(データ)を読み出すためのEEPROM内データ読み
出し制御回路部であり、前記EEPROM内データ読み
出し制御回路部90は、EEPROMデータ読み出し切
り換えスイッチ91と、EEPROM80の読み出した
い情報(データ)のアドレスのセットと読み出された情
報(データ)を表示するためのEEPROM解析装置9
2から構成されている。前記情報(データ)のアドレス
のセットをするのは操作部93であり、前記情報(デー
タ)を表示するのはモニタ部94である。また、EEP
ROM解析装置92とマイコン20の入力出力ポート
(PO3,PI4,CLK)とを接続しているラインに
はそれぞれプルアップ抵抗96がつながっている。
【0034】次に空気調和機の制御装置の動作について
説明する。5V電源の三端子レギュレータ15の出力が
安定しているかをマイコン電源監視回路部30で監視す
る。即ち5V電源の三端子レギュレータ15の出力電圧
が5Vで安定しているかは、前記5V電源の三端子レギ
ュレータ15の入力電圧がxV以上[12V>xV>5
V,(xV>5V+n1 V),(一般には入力電圧が
6.7V以上であればよいがこの5Vの三端子レギュレ
ータは入出力間が2Vであるので入力電圧が7V以上あ
れば出力電圧は5Vを確保できるものであるので5V+
1 Vとしており、n1 はマージンを示し2≦n1 <7
である)]あるかそれともxV未満であるかを監視すれ
ばよい。即ち、マイコン電源監視回路部30の出力は、
5V電源の三端子レギュレータ15の入力電圧がxV以
上あれば”Hi”となり、マイコン20のRESET入
力も”Hi”となり、マイコン20とEEPROM80
は安定して動作できる(このマイコンとEEPROMは
電源電圧が5Vで動作できるものであるため)。マイコ
ン20のRAMに記憶された情報(データ)をEEPR
OM80に書き込めるかあるいは書き込んでいる最中に
5Vが安定状態でいられるかを監視するのがEEPRO
M電源監視回路部40であるため、マイコン20にリセ
ットがかかる前にEEPROM電源監視回路部40の出
力を”Lo(Loは5Vが不足していることを検知した
状態である)”にし、マイコン20の入力ポートPI2
に入力しなければならない(通常は、前記EEPROM
電源監視回路部40の出力は”Hi”である)。また、
EEPROM電源監視回路部40の出力が”Lo”にな
ってから、マイコン電源監視回路部30の出力が”L
o”になるまで、ある時間tがかかるものとする。この
ある時間tがあることで、マイコン20のRAMに記憶
されている情報(データ)をEEPROM80に書き込
んでいる最中においても、5V電源の三端子レギュレー
タ15の入力電圧が低下して前記5V電源の三端子レギ
ュレータ15の出力電圧が安定から不足(あるいは0
V)に切り変わる前にEEPROM80に情報(デー
タ)を正常に書き込むことができる。5V電源の三端子
レギュレータ15の出力電圧が不足(あるいは0V)に
なるのは、商用電源(AC100V)11が瞬時停電を
起こしたりAC100VがOFFされ0Vになるときで
ある。空気調和機がどのような環境で使われたかを知る
手段として、空気調和機の制御に必要なセンサ類である
室内温度サーミスタ51及び室内熱交換器温度サーミス
タ61及び湿度センサ71を兼用で用いる。前記室内温
度サーミスタ51及び室内熱交換器温度サーミスタ61
及び湿度センサ71で検出された温度及び湿度は、それ
ぞれ室温検出回路部52・内管温検出回路部62・湿度
検出回路部72を介してマイコン20のアナログポート
(AN1,AN2,AN3)に入力され、前記マイコン
20のRAMに記憶される。このRAMに記憶される温
度及び湿度はそれぞれ最大値および最小値が記憶される
ように更新され、記憶されている情報(データ)が00
H(最小値をさす)あるいはFFH(最大値をさす)に
なったら以後更新されないようになっている。また、空
気調和機の運転時間(すなわち、基板の使用時間(累計
値))も、前記マイコン20のRAMに記憶される(図
示せず)。
【0035】次に空気調和機の制御装置の制御について
図2のフローチャート図を用いて説明する。マイコン2
0のRAMに記憶されている情報(データ)をEEPR
OM80の書き込み専用のアドレスに書き込む際のマイ
コン20の制御である。ステップaaにおいて通常EE
PROM80の入力ポート(CS,SK,DI)を”L
o”状態に固定するために、前記入力ポートと接続され
ているマイコン20の出力ポート3本に”Lo”を出力
する。次に、ステップabに進みEEPROM80に情
報(データ)を書き込むかを判定し、YES(書き込
む)と判断されたらステップacに進み、EEPROM
80のポートCS入力を”Hi”にするようにマイコン
20の出力ポートPO3を”Hi”にし、続いてポート
SK入力にシリアルクロックをマイコン20の出力ポー
トPO1より送信し、書き込み許可及び書き込み情報
(データ)及び書き込み禁止の信号を1セットにして、
マイコン20の出力ポートPO2よりEEPROM80
の入力ポートDIに送信し、EEPROM80への情報
(データ)の書き込みを終了する。次にステップadに
進みEEPROM80の入力ポート(CS,SK,D
I)を”Lo”状態に固定するために、前記入力ポート
と接続されているマイコン20の出力ポート3本に”L
o”を出力する。ステップabにおいて、もしNO(書
き込まない)と判断された場合はステップadにジャン
プする。
【0036】実施例2. 次に実施例2では、EEPROM80に情報(データ)
を書き込む際、書き込んだアドレスの情報(データ)を
一度読み出し確認して違っていたら、読み出し専用のア
ドレスの制御条件(データ)にマイコン20のRAMに
記憶された制御条件(データ)を全て書き込むことにつ
いて説明する。
【0037】空気調和機の制御装置の構成図は図1と同
じであり、動作も同じであるので、実施例2では空気調
和機の制御装置の制御について図3のフローチャート図
を用いて説明する。ステップbaにおいて通常EEPR
OM80の入力ポート(CS,SK,DI)を”Lo”
状態に固定するために、前記入力ポートと接続されてい
るマイコン20の出力ポート3本に”Lo”を出力す
る。次に、ステップbbに進みEEPROM80に情報
(データ)を書き込むかを判定し、YES(書き込む)
と判断されたらステップbcに進み、EEPROM80
のポートCS入力を”Hi”にするようにマイコン20
の出力ポートPO3を”Hi”にし、続いてポートSK
入力にシリアルクロックをマイコン20の出力ポートP
O1より送信し、書き込み許可及び書き込み情報(デー
タ)及び書き込み禁止の信号を1セットにして、マイコ
ン20の出力ポートPO2よりEEPROM80の入力
ポートDIに送信する。次にステップbdに進みEEP
ROM80の入力ポート(CS,SK,DI)を”L
o”状態に固定するために、前記入力ポートと接続され
ているマイコン20の出力ポート3本に”Lo”を出力
する。次にステップbeに進む。EEPROM80のポ
ートCS入力を”Hi”にするようにマイコン20の出
力ポートPO3を”Hi”にし、続いてポートSK入力
にシリアルクロックをマイコン20の出力ポートPO1
により送信し、EEPROM80に書き込まれた情報
(データ)を読み出すためにアドレス信号を、マイコン
20の出力ポートPO2よりEEPROM80の入力ポ
ートDIに送信し、EEPROM80の前記アドレスに
書き込まれた情報(データ)をEEPROM80の出力
ポートDOよりマイコン20の入力ポートPI2に入力
され、マイコン20のRAMに記憶される。このような
EEPROM80に書き込まれた情報(データ)を2回
連続マイコン20のRAMに呼び出す。そして、呼び出
された前記情報(データ)の両者を比較して一致した
ら、ステップbfに進む。ステップbfでは、マイコン
20がEEPROM80に書き込んだ情報(データ)と
EEPROM80に書き込まれた前記情報(データ)を
マイコン20に読み出した情報(データ)とを比較す
る。両者を比較した結果が一致したら、ステップbgに
進み、その後ステップbkに進みEEPROM80への
情報(データ)の書き込み終了処理を行う。その後ステ
ップbhに進み、EEPROM80の入力ポート(C
S,SK,DI)を”Lo”状態に固定するために、前
記入力ポートと接続されているマイコン20の出力ポー
ト3本に”Lo”を出力する。ステップbeにおいて、
情報(データ)2回一致がなされない場合は、NOの方
向に進みステップbeに戻り、再度、EEPROM80
に書き込まれた情報(データ)をマイコン20に呼び出
し情報(データ)の2回一致がとれたらステップbfに
進む。ステップbfの比較処理においてNO(両者が一
致しなかった)となった場合ステップbiに進む。ここ
では、EEPROM80の読み出し専用のアドレスの制
御条件(データ)にマイコン20のRAMに記憶されて
いる制御条件(データ)を書き込む制御を行う。即ちス
テップbaからステップbfの制御を行う(マイコン2
0が空気調和機の制御を行う最初の時点(イニシャル)
では、EEPROM80には読み出し専用のアドレスに
制御条件(データ)が保持されており、その前記制御条
件(データ)をマイコン20のイニシャライズ処理でマ
イコン2のRAMに記憶させるが、本件ではその制御に
ついては説明しない。)。
【0038】ステップbgにおいて、EEPROM80
の呼び出し専用のアドレスへ制御条件(データ)を書き
込む再セット処理をしたかを判定する。もし再セット処
理をしたならば、ステップbjに進み、マイコン20の
RAMに記憶されている制御条件(データ)をEEPR
OM80の呼び出し専用アドレスへの制御条件(デー
タ)の書き込み(再セット)が終了したかを判定し、も
し再セットが終了していなければステップbiに進む
が、再セットが終了したならばbkに進みEEPROM
80への制御条件(データ)の書き込み終了処理を行
い、その後ステップbhに進む。また、ステップbbに
おいてマイコン20が前記マイコン20よりEEPRO
M80へ情報(データ)の書き込みを行わないと判断し
たらステップbhに進む。
【0039】実施例3. 次に実施例3では、読み出し書き込み可能なEEPRO
M80に情報を書き込んでいる最中に、商用電源(AC
100V)11が不足あるいはOFFされ、5Vの電源
電圧が不足したら、EEPROM80に情報(データ)
を書き込むの中止する方法について説明する。
【0040】空気調和機の制御装置の構成図は図1と同
じであり、動作も同じであるので、本例では空気調和機
の制御装置の制御について図4のフローチャートを用い
て説明する。まず、ステップcaでマイコン電源監視回
路部30の出力すなわちマイコン20のリセット入力の
電圧レベルを検出し、もし、”Hi”ならばxV以上
[12V>xV>5V,(xV>5V+n1 V)]ある
と判定されてステップcbに進む。ステップcbではマ
イコン20の初期設定処理が行われる。その後ステップ
ccに進み、EEPROM80の入力ポート(CS,S
K,DI)を”Lo”状態に固定するために、前記入力
ポートと接続されているマイコン20の出力ポート3本
に”Lo”を出力する。そしてステップcdに進み、マ
イコン20及びEEPROM80の動作制御処理を行
う。その後ステップceに進み、EEPROM80に情
報(データ)を書き込めるかを判断する。すなわち、マ
イコン20の入力ポート(PI1)の電圧レベルが”H
i”ならばyV以上[12V>yV>xV>5V,(y
V>5V+n1 V+n2 Vでありn1 ,n2 は、実施例
1で示したように回路の負荷電流による電圧変動や三端
子レギュレータの固有のバラツキなどを見込んだマージ
ンであり、2≦n1 <7,1≦n2 <7−n1 であ
る),(EEPROM電源監視回路部40の出力が”H
i”を示す。)]あると判定されてステップcfに進
む。ステップcfではマイコン20のRAMに記憶され
た情報(データ)をEEPROM80に書き込む処理を
行う。EEPROM80への書き込みが終了したら、ス
テップcgに進みEEPROM80の入力ポート(C
S,SK,DI)を”Lo”状態に固定するために、前
記入力ポートと接続されているマイコン20の出力ポー
ト3本に”Lo”を出力する。ステップce判定におい
て、マイコン20の入力ポート(PI1)の電圧レベル
が”Lo”ならばyV未満(EEPROM電源監視回路
部40の出力が”Lo”を示す。上記例では、マイコン
及びEEPROMの電源電圧を5Vとしているが、例え
ば推奨電圧範囲が4.5〜5.5Vの場合は5Vを4.
5Vと示すことができる)と判定されてステップchに
進む。ステップchではマイコン20のRAMに記憶さ
れた情報(データ)をEEPROM80に書き込む処理
を実行中であるかを判定し、実行中であると判断される
とステップciに進む。ステップciでは現在マイコン
20のRAMに記憶された情報(データ)をEEPRO
M80に書き込む処理が終了後、マイコン20のRAM
に記憶された情報(データ)をEEPROM80に書き
込むのを中止する処理を行い、その後ステップcgに進
む。ステップchでマイコン20のRAMに記憶された
情報(データ)をEEPROM80に書き込む処理が実
行中でないと判断されたら、ステップcjに進みマイコ
ン20のRAMに記憶された情報(データ)をEEPR
OM80に書き込むのを中止し、その後ステップcgに
進む。また、ステップcaにおいてマイコン電源監視回
路部30の出力すなわちマイコン20のリセット入力の
電圧レベルを検出し、もし、”Lo”ならばxV未満で
あると判断されてステップckに進み、ステップckで
はマイコン20にハードリセットがかかり、マイコン2
0のプログラムの走りが待機状態になる。
【0041】実施例4. 次に実施例4では、読み出し書き込み可能なEEPRO
M80が実装された基板が返却され、EEPROM80
に書き込まれている情報(データ)を読み出せる手段を
設けて、前記情報(データ)を解析することで、上記空
気調和機(基板)がどのような環境でどのくらいの時間
使用されたかを調査でき、次回の空気調和機の開発に役
立てることができる方法について説明する。まず、動作
についてですが実施例1と異なる部分であるEEPRO
M内データ読み出し制御回路部90についてのみについ
て説明する。マイコン20は前記マイコン20の入力ポ
ート(PI3)の電圧レベルが”Lo”(データ読み出
し切り換えスイッチ91がON状態を示す)ならばEE
PROM解析装置92からの受信信号に基づいてマイコ
ン20が動作し、また、前記マイコン20の入力ポート
(PI3)の電圧レベルが”Hi”(データ読み出し切
り換えスイッチ91がOFF状態を示す)ならばEEP
ROM解析装置92に基づく動作を行わない。本件で
は、マイコン20がEEPROM80に室内温度や室内
熱交換器湿度や室内湿度等の最大値及び最小値や空気調
和機の運転時間(すなわち、基板の使用時間の累計値)
やその他の情報の書き込み方法の説明については省略す
る。
【0042】次に制御について図5のフローチャート図
を用いて説明する。まずステップdaで、マイコン20
は前記マイコン20の入力ポート(PI3)の電圧レベ
ル”Lo”であるかを判定し、もし、”Lo”と判断さ
れたら、ステップdbに進みEEPROM92の操作部
93にEEPROM80に保持されている情報(デー
タ)のアドレスをセットする。前記セットしたアドレス
がモニタ部94に表示され、同時に前記セットされたア
ドレスがマイコン20の入力ポート(PI4)にシリア
ル信号にて送信される。その後ステップdcに進み、マ
イコン20は前記アドレスを受信するとその前記アドレ
スをマイコン20の出力ポート(PO2)からEEPR
OM80の入力ポート(DI)にシリアル信号にて送信
する。その後ステップddに進み、EEPROM80は
受信したアドレスに保持されている情報(データ)をE
EPROM80の出力ポート(DO)からマイコン20
の入力ポート(PI2)にシリアル信号にて送信する。
その後ステップdeに進み、マイコン20は受信した情
報(データ)をマイコン20の出力ポート(PO4)か
らEEPROM解析装置92にシリアル信号にて送信さ
れる。そしてステップdfに進み、EEPROM92は
前記情報(データ)を受信すると、その受信した前記情
報(データ)をモニタ部94に表示する。このようにし
て、EEPROM80に保持されている情報(データ)
をEEPROM解析装置92を通して知ることができ
る。情報(データ)は室内温度や室内熱交換器温度や室
内湿度などの最大値及び最小値や空気調和機の運転時間
(すなわち、基板の使用時間の累計値)やその他の情報
である。マイコン20は前記マイコン20の入力ポート
(PI3)の電圧レベルが”Hi”ならばEEPROM
解析装置92に基づく制御を行わない。ステップdaに
おいて、マイコン20の入力ポート(PI3)の電圧レ
ベルが”Hi”ならばEEPROM解析装置92に基づ
く動作を行わない。
【0043】実施例5. 以下、この発明の実施例5を図について説明する。図6
において、1は室内ユニット、3はワイヤレス方式のリ
モートコントローラ、2はワイヤレス方式のリモートコ
ントローラからの信号の受信部で、自己診断機能を有す
る制御回路4と接続されている。7は自己診断結果の表
示LEDで、制御回路4に接続されている。8は送信
部、9は表示部、110は電源スイッチ、111はサー
ビスモード設定スイッチで、通常操作時における別機能
スイッチを兼ねている。図10は機能ブロック図、図1
1はプログラムのフローチャート図を表わしている。
【0044】ワイヤレス方式のリモートコントローラ3
は、通常時には空調機操作機能を有している。サービス
モード設定スイッチ110も、通常時には、空調機操作
用のスイッチ(キー)として用いられている。故障診断
が必要な場合、リモートコントローラ3をサービスモー
ドに切り換える。この際、前記のサービスモード設定ス
イッチを押した状態のままで、電源スイッチ110を切
→入と操作するか、又はサービスモード設定スイッチを
押した状態のままで電池を入れるとリモートコントロー
ラ3はサービスモード設定となる。サービスモード設定
となるとリモートコントローラ3は通常時には空調機操
作用のスイッチがサービスモード用のスイッチに切り換
わりそのキーが押されるごとに故障診断指示信号が送信
される。その信号は本体の受信部2で受信され、制御回
路4で故障診断が実施され、その結果が表示LED7に
出力される。
【0045】実施例6. 次に図7は、実施例6におけるサービスモード時のワイ
ヤレス方式のリモートコントローラの表示部を示す平面
図である。図において、9はワイヤレス方式のリモート
コントローラ3の表示部。112aは通増操作時の表
示、112bはサービスモード時の表示内容例である。
サービスモード設定時表示部は通常操作表示112aよ
り、サービスモード時表示112bとなる。図におい
て、113aは現在の故障診断項目を表示し、113b
は、故障診断の結果表示LED7の点滅と判断基準、1
13cは判断に対する指示、113dにはその後の操作
指示を表示している。サービスモード時の表示112b
と通常操作時の表示112aは、例えば2面液晶等の手
段によって構築されている。
【0046】実施例7. 次に図8は、実施例7におけるEEPROM操作機能を
有するリモートコントローラの構成を示している。図に
おいて、1〜8は図6,7と同一。114は室内ユニッ
ト1と配管および接続ケーブル115にて接続された室
外機。室外機114にはEEPROM117を搭載した
室外機制御回路116があり、接続ケーブル115によ
って、室内制御回路4と電気的に結ばれている。
【0047】次に動作について説明する。実施例5と同
じ方法にて、EEPROM書き換えモードに設定された
リモートコントローラ3よりEEPROMの内容書き換
え指示が、送信部8より受信部2へ送信される。この
際、リモコンのマイコンにより誤操作をプロテクトす
る。さらに制御回路4へ送られ、さらに接続ケーブル1
15を経由して、室外制御回路116のマイコンに送ら
れマイコンにより誤操作防止を行なった後、EEPRO
M117の書き換えを行なう。図12は上記動作を表わ
す機能ブロック図、図13はそれぞれのマイコンの動作
を表わすフローチャート図である。
【0048】この実施例7によれば、以下の効果が得ら
れる。従来EEPROMの情報の抹消、変更はEEPR
OMを登載している基板(室内、室外)を取り出して行
なわなくてはならなかった。この為、サービスのうえで
も手間がかかる上に簡単な機種切り換えや、設置場所の
気候に合わせて、運転条件を変更する事が容易にできな
かった。リモートコントローラにEEPROMの情報の
抹消及び変更の機能をもたせる事により(ポイント)、
容易にエアコンの設置場所の条件にあった運転条件をE
EPROMに設定する事ができる。
【0049】都会では、エアコンの騒音が問題となる場
合が多い為、運転周波数の条件を、通常の条件とは変え
る必要が生ずる場合がある。この様な場合、通常条件の
エアコンを設置した後、そこが、住宅密集地であった
ら、リモコンをEEPROM情報変更モードとして、リ
モコンを用いて、運転条件を変更する。
【0050】実施例8. 図9は、実施例8によるリモートコントローラのマイコ
ンによる故障診断方法を示している。なお、構成は図8
と同じである。故障診断にて、室内外共に異常と判定さ
れる例で、室内と室外が相互に関連し、共に異常となる
場合がある。この場合、一方は正常で、修理が不用であ
る為、これを判定する手段である。まず、室内外共に異
常と判断された場合(ステップ301)、リモートコン
トローラのマイコンを室外マイコン仕様とし(ステップ
302)、室内マイコンと交信して、室内マイコンをチ
ェックする(ステップ303)。次に、リモートコント
ローラのマイコンを室内マイコン仕様とし(ステップ3
04)、室外マイコンと交信して、室外マイコンをチェ
ックする(ステップ305)。その結果より、故障原因
が室内外いずれにあるか、又、両方共にあるか、その他
の部分にあるかを判定する(ステップ306)。図14
は上記動作の一例を表わした機能ブロック図であり、通
常はリモートコントローラ3はリモコン送信部8から室
内機1へ信号を送信するために仕様されるが、室内送受
信回路118と室外送受信回路119を備えることによ
り、信号線115をはずして室内機1又は室外機114
に直接接続することによって内外どちらのユニットが故
障しているかを調べることができるようにしたものであ
る。
【0051】故障診断する機能について、更に詳しく説
明すると、故障診断は、異常の内容を、マイコン内のプ
ログラムに従って判断する機能で、室内外のマイコンは
相互に、情報を交換して制御を行なっている為、一方に
異常が生ずると誤った情報が伝達され、他方が通常とは
異なる運転を指示して、異常となる場合がある。例え
ば、 室内側温度センサ異常・・・本来高温であるものが低温
であると伝える。 室外の運転をアップさせる・・・室外側温度上昇により
遮断となる。 この場合、室内が異常であるか室外が異常であるか両方
共に異常であるかを判断する事は、サービスを効率良く
行なう上で必要となる。この実施例では、リモコン内蔵
したマイコンに室内及び室外のマイコンと同じ仕様の情
報をもたせ、次の様に交信する。 リモコンの室内仕様情報→室外マイコン リモコンの室外仕様情報→室内マイコン この情報を得て、正常な動作を行なえば、対応するマイ
コンには異常がないと判断する事ができる。具体的な構
成としては、リモコンのマイコンに、故障診断用の室内
マイコン仕様と室外マイコン仕様を持たせ、上記の様に
故障診断を行なう様にしたものである。
【0052】実施例9. 図15は実施例9のリモコンの斜視図である。図におい
て、118はリモコンのフタ、119はリモコンのフタ
118に設けられた突起で、フタ118が閉じられる
と、切り換えスイッチ120と嵌合し、切り換えスイッ
チ120をONさせる。フタ118が閉まった状態にお
いて、フタ側のキー121が押される事により、これに
相対するキー122が押される。この場合、スイッチ1
20とキー122が同時に押される事により、フタ11
8が開いており、スイッチ120が押されない状態で
の、キー122操作とは異った指令がなされる。この様
な構成である為、スイッチ120と、フタ側のキー12
1と相対していないキー123は、同時に押される事は
ない。ここでは、キー123のうちのどれかを、サービ
スモード切り換えスイッチとして設定し、このキーを押
しながら、ボールペン等の突起物によって、スイッチ1
20をONさせる事により、リモコンのモードがサービ
スモードとなる(図16)。
【0053】
【発明の効果】請求項1の空気調和機の制御装置は、室
温設定器による設定温度、室内温度検出器により検出さ
れた室内温度、室内熱交温度検出器により検出された室
内熱交温度、室内湿度からなる制御信号を室外機に送
り、該室外機の運転をマイクロコンピュータにより制御
する室内側制御部と、圧縮機への電源周波数及び電圧を
制御するインバータ制御装置と、該インバータ制御装置
を制御する室外側制御部と、を有する空気調和機におい
て、前記室内側制御部のマイクロコンピュータに接続さ
れ、該マイクロコンピュータのRAMに記憶された情報
を保持する、読み出し書き込み可能な不揮発性メモリ
と、該不揮発性メモリに保持されている制御条件情報を
前記マイクロコンピュータのRAMに記憶させ、不時の
電源低下時又はオフ時等には不揮発性メモリへの書き込
みを防止する手段とを備え、前記不時の電源低下時又は
オフ時等による前記RAMの情報の消滅に対して前記不
揮発性メモリに保持された情報や制御条件を読み出し前
記マイクロコンピュータのRAMに書き込む構成にした
ので、不揮発性メモリから情報を読み取る制御を書き込
む制御と誤判断することがなくなり、不揮発性メモリの
情報及び制御条件を破壊しなくて済む効果を奏する。
【0054】請求項2の空気調和機の制御装置は、請求
項1記載の空気調和機の制御装置において、不揮発性メ
モリに情報を書き込む際に、書き込み許可・書き込み情
報・書き込み禁止を1セットで送信する手段と、書き込
み以外の時は常に前記不揮発性メモリに対して書き込み
禁止状態にする手段と、を備えた構成にしたので、不揮
発性メモリがREADコマンドをWRITEコマンドと
読み違えることがなくなり、不特定のアドレスに情報を
誤書き込みすることを防止できる効果を奏する。
【0055】請求項3の空気調和機の制御装置は、請求
項1記載の空気調和機の制御装置において、不揮発性メ
モリに情報を書き込む際に、書き込んだアドレスのデー
タを一度読み出し確認する手段及び判定手段と、もし、
違っていたら、読み出し専用のアドレスの制御条件を全
て書き込む手段と、を備えた構成にしたので、不揮発性
メモリの読み出し専用のアドレスに保持すべき制御条件
を破壊しなくて済むという効果を奏する。
【0056】請求項4の空気調和機の制御装置は、請求
項1記載の空気調和機の制御装置において、不揮発性メ
モリに情報を書き込んでいる最中に、商用電源の電圧が
不足したり或は商用電源が遮断された時は、前記不揮発
性メモリに情報を書き込むのを中止する手段を備えた構
成にしたので、書き込みをしようとするアドレスの情報
(データ)を破壊しなくて済むという効果を奏する。
【0057】請求項5の空気調和機の制御装置は、請求
項1記載の空気調和機の制御装置において、不揮発性メ
モリが実装された基板が返却され、前記不揮発性メモリ
に書き込まれている情報を読み出せる手段と、該情報を
解析する手段と、を備え、前記基板がどのような環境で
どのくらいの時間使用されたかを調査でき、次回の空気
調和機の開発に役立てることができる構成にしたので、
書き込まれている情報を解析することで次回の空気調和
機の開発に役立てることができる効果を奏する。
【0058】請求項6の空気調和機の異常検出装置は、
自己診断回路を含む制御回路を有する本体ユニットと、
自己診断を遠隔操作可能なリモートコントローラと、パ
ネル上のボタンを押しながら同時に電源を投入するか、
又はパネル上のボタンを押しながら同時に電池を実装す
サービスモード切り換え手段と、を備えた構成にした
ので、装置が安価にでき、誤って使用者がサービスモー
に切り換えてしまうことがない、操作性の高い、故障
診断装置が得られる効果を奏する。
【0059】請求項7の空気調和機の異常検出装置は、
請求項6記載の空気調和機の異常検出装置において、リ
モートコントローラは、サービスモードの場合、その表
示部に対話方式による故障診断の手段、故障推定内容を
表示可能とする構成にしたので、サービスマニュアルを
用いなくても、故障診断ができるという効果を奏する。
【0060】請求項8の空気調和機の異常検出装置は、
自己診断回路を含む制御回路を有する本体ユニットと、
自己診断を遠隔操作可能なリモートコントローラと、パ
ネル上のボタンを押しながら同時に電源を投入するか、
又はパネル上のボタンを押しながら同時に電池を実装す
サービスモード切り換え手段と、運転履歴、機種の運
転情報を記憶する不揮発性メモリと、を有する空気調和
機において、前記不揮発性メモリの情報の抹消及び変更
操作が可能なリモートコントローラを備えた構成にした
ので、故障診断が容易に行えるという効果を奏する。
【0061】請求項9の空気調和機の異常検出装置は、
請求項6記載の空気調和機の異常検出装置において、リ
モートコントローラは、サービスモードの場合に、室内
外マイクロコンピュータの代用となり、室内外を個別に
故障診断する機能をリモートコントローラに備えた構成
にしたので、リモートコントローラで異常の内容を診断
できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による空気調和機の制御装
置の構成図である。
【図2】この発明の実施例1の制御フローチャート図で
ある。
【図3】この発明の実施例2の制御フローチャート図で
ある。
【図4】この発明の実施例3の制御フローチャート図で
ある。
【図5】この発明の実施例4の制御フローチャート図で
ある。
【図6】この発明の実施例5の空気調和機の異常検出装
置の正面図である。
【図7】この発明の実施例6のリモートコントローラの
表示部を示す平面図である。
【図8】この発明の実施例7のリモートコントローラの
構成図である。
【図9】この発明の実施例8の故障診断方法を示すフロ
ーチャート図である。
【図10】この発明の実施例5の機能ブロック図であ
る。
【図11】この発明の実施例5のマイコンの動作を説明
するフローチャート図である。
【図12】この発明の実施例7の機能ブロック図であ
る。
【図13】この発明の実施例7のマイコンの動作を説明
するフローチャート図である。
【図14】この発明の実施例8の機能ブロック図であ
る。
【図15】この発明の実施例9のリモートコントローラ
の斜視図である。
【図16】この発明の実施例9のフローチャート図であ
る。
【図17】従来の空気調和機の室外側制御部の構成を示
すブロック図である。
【図18】従来の空気調和機の故障診断装置を示す正面
図である。
【符号の説明】
1 室内ユニット 2 受信部 3 ワイヤレス方式のリモートコントローラ 4 自己診断装置を含む制御回路 5a 接続手段 5b 接続手段 6 ワイヤード方式のリモートコントローラ 7 自己診断結果表示LED 8 送信部 9 表示部 10 電源回路部 11 商用電源 14 12V電源の三端子レギュレータ 15 5V電源の三端子レギュレータ 20 マイクロコンピュータ 30 マイコン電源監視回路部 40 EEPROM電源監視回路部 50 室内温度検出回路ブロック 51 室内温度サーミスタ 60 室内熱交換器温度検出回路ブロック 61 室内熱交換器温度サーミスタ 70 室内湿度検出回路ブロック 71 室内湿度センサ 80 EEPROM 90 EEPROM内データ読み出し制御回路部 91 EEPROMデータ読み出し切り換えスイッチ 92 EEPROM解析装置 93 操作部 94 モニタ部 110 電源スイッチ 111 サービスモード設定スイッチ 112a 通常操作時表示 112b サービスモード時表示 113a 現在の故障診断項目 113b 判断基準 113c 判断後の指示 113d 操作手順 114 室外機 115 接続ケーブル 116 室外機制御回路 117 EEPROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 英世 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株 式会社 静岡製作所内 (72)発明者 糸井 裕一 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株 式会社 静岡製作所内 (56)参考文献 特開 平4−48143(JP,A) 特開 平3−225145(JP,A) 特開 昭62−163105(JP,A) 特開 平1−174850(JP,A) 特開 平4−324046(JP,A) 特開 平4−32641(JP,A) 特開 平2−225934(JP,A) 特開 平1−174848(JP,A) 実開 平1−16550(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室温設定器による設定温度、室内温度検
    出器により検出された室内温度、室内熱交温度検出器に
    より検出された室内熱交温度、室内湿度からなる制御信
    号を室外機に送り、該室外機の運転をマイクロコンピュ
    ータにより制御する室内側制御部と、圧縮機への電源周
    波数及び電圧を制御するインバータ制御装置と、該イン
    バータ制御装置を制御する室外側制御部と、を有する空
    気調和機において、前記室内側制御部のマイクロコンピ
    ュータに接続され、該マイクロコンピュータのRAMに
    記憶された情報を保持する、読み出し書き込み可能な不
    揮発性メモリと、該不揮発性メモリに保持されている制
    御条件情報を前記マイクロコンピュータのRAMに記憶
    させ、不時の電源低下時又はオフ時等には不揮発性メモ
    リへの書き込みを防止する手段とを備え、前記不時の電
    源低下時又はオフ時等による前記RAMの情報の消滅に
    対して前記不揮発性メモリに保持された情報や制御条件
    を読み出し前記マイクロコンピュータのRAMに書き込
    むことを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 不揮発性メモリに情報を書き込む際に、
    書き込み許可・書き込み情報・書き込み禁止を1セット
    で送信する手段と、書き込み以外の時は常に前記不揮発
    性メモリに対して書き込み禁止状態にする手段と、を備
    えた請求項1記載の空気調和機の制御装置。
  3. 【請求項3】 不揮発性メモリに情報を書き込む際に、
    書き込んだアドレスのデータを一度読み出し確認する手
    段及び判定手段と、もし、違っていたら、読み出し専用
    のアドレスの制御条件を全て書き込む手段と、を備えた
    請求項1記載の空気調和機の制御装置。
  4. 【請求項4】 不揮発性メモリに情報を書き込んでいる
    最中に、商用電源の電圧が不足したり或いは商用電源が
    遮断された時は、前記不揮発性メモリに情報を書き込む
    のを中止する手段を備えた請求項1記載の空気調和機の
    制御装置。
  5. 【請求項5】 不揮発性メモリが実装された基板が返却
    され、前記不揮発性メモリに書き込まれている情報を読
    み出せる手段と、該情報を解析する手段と、を備え、前
    記基板がどのような環境でどのくらいの時間使用された
    かを調査でき、次回の空気調和機の開発に役立てること
    ができる請求項1記載の空気調和機の制御装置。
  6. 【請求項6】 自己診断回路を含む制御回路を有する本
    体ユニットと、自己診断を遠隔操作可能なリモートコン
    トローラと、このリモートコントローラのパネル上のボ
    タンを押しながら同時に電源を投入するか、又は前記パ
    ネル上の前記ボタンを押しながら同時に電池を実装する
    ことによりサービスモードに切換えるサービスモード
    り換え手段と、を備えた空気調和機の異常検出装置。
  7. 【請求項7】 リモートコントローラは、サービスモー
    の場合、その表示部に対話方式による故障診断の手
    段、故障推定内容を表示可能であることを特徴とする請
    求項6記載の空気調和機の異常検出装置。
  8. 【請求項8】 自己診断回路を含む制御回路を有する本
    体ユニットと、自己診断を遠隔操作可能なリモートコン
    トローラと、パネル上のボタンを押しながら同時に電源
    を投入するか、又はパネル上のボタンを押しながら同時
    に電池を実装するサービスモード切り換え手段と、運転
    履歴、機種の運転情報を記憶する不揮発性メモリと、を
    有する空気調和機において、前記不揮発性メモリの情報
    の抹消及び変更操作が可能なリモートコントローラを備
    えた空気調和機の異常検出装置。
  9. 【請求項9】 リモートコントローラは、サービスモー
    の場合に、室内外マイクロコンピュータの代用とな
    り、室内外を個別に故障診断する機能をリモートコント
    ローラに備えたことを特徴とする請求項6記載の空気調
    和機の異常検出装置。
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