JP2989357B2 - 溶接トーチのノズル清掃装置 - Google Patents
溶接トーチのノズル清掃装置Info
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- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims description 46
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims description 25
- 230000001680 brushing effect Effects 0.000 claims description 24
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 claims 1
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B23K9/328—Cleaning of weld torches, i.e. removing weld-spatter; Preventing weld-spatter, e.g. applying anti-adhesives
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- Arc Welding In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接トーチのノズル清
掃装置に関する。
掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶接トーチの先端部においてノズ
ル内面、チップ外周等に付着したスパッタを除去するノ
ズル清掃装置としては、例えば図3の縦断面図に示すよ
うなものが提案されている。すなわち図3において、溶
接トーチのトーチ本体1の内部には導管2がモールド材
3によって固着され、この導管2の先端にはチップ4が
取付けられるとともに、その内部に溶接ワイヤ5が導通
されており、またトーチ本体1の先端には、チップ4の
周りを間隙6を設けて囲繞するとともに先端が開口した
ノズル7が固着されている。更にノズル7の内側と導管
2及びチップ4との間には、後者を固定するための絶縁
リング8が介装されており、この絶縁リング8には、間
隙6へシールドガスを吹き出すガス吹出口9が穿設され
ている。しかしてこのような溶接トーチの先端部に付着
したスパッタを除去するノズル清掃装置は、回転体31
に、間隙6内のスパッタ除去用のコイルばね32、チッ
プ4の先端部のスパッタ除去用のワイヤブラシ33、ノ
ズル開口端部のスパッタ除去用のワイヤブラシ34が取
付けられたものである。
ル内面、チップ外周等に付着したスパッタを除去するノ
ズル清掃装置としては、例えば図3の縦断面図に示すよ
うなものが提案されている。すなわち図3において、溶
接トーチのトーチ本体1の内部には導管2がモールド材
3によって固着され、この導管2の先端にはチップ4が
取付けられるとともに、その内部に溶接ワイヤ5が導通
されており、またトーチ本体1の先端には、チップ4の
周りを間隙6を設けて囲繞するとともに先端が開口した
ノズル7が固着されている。更にノズル7の内側と導管
2及びチップ4との間には、後者を固定するための絶縁
リング8が介装されており、この絶縁リング8には、間
隙6へシールドガスを吹き出すガス吹出口9が穿設され
ている。しかしてこのような溶接トーチの先端部に付着
したスパッタを除去するノズル清掃装置は、回転体31
に、間隙6内のスパッタ除去用のコイルばね32、チッ
プ4の先端部のスパッタ除去用のワイヤブラシ33、ノ
ズル開口端部のスパッタ除去用のワイヤブラシ34が取
付けられたものである。
【0003】しかしながらこのようなノズル清掃装置で
は、チップ4の先端部、ノズル7の開口端部に強固に付
着したスパッタはワイヤブラシ33、ワイヤブラシ34
では容易に除去できない。またノズル7の内面及びガス
吹出口9の近くに付着したスパッタはコイルばね32に
より除去されることになっているが、ノズル7の内面と
絶縁リング8との間は非常に狭く、ここに付着したスパ
ッタを完全に除去することは困難である。更にノズル7
の内面に付着したスパッタをワイヤブラシ34で除去す
ることは困難である。
は、チップ4の先端部、ノズル7の開口端部に強固に付
着したスパッタはワイヤブラシ33、ワイヤブラシ34
では容易に除去できない。またノズル7の内面及びガス
吹出口9の近くに付着したスパッタはコイルばね32に
より除去されることになっているが、ノズル7の内面と
絶縁リング8との間は非常に狭く、ここに付着したスパ
ッタを完全に除去することは困難である。更にノズル7
の内面に付着したスパッタをワイヤブラシ34で除去す
ることは困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、ノズル内面の奥の非常
に狭い間隙やノズル内面に付着したスパッタを容易かつ
完全に除去することができる溶接トーチのノズル清掃装
置を提供することを目的とする。
事情に鑑みて提案されたもので、ノズル内面の奥の非常
に狭い間隙やノズル内面に付着したスパッタを容易かつ
完全に除去することができる溶接トーチのノズル清掃装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の溶接
トーチのノズル清掃装置は、前処理装置と本処理装置と
を有して、溶接トーチのノズルとその内部のチップとの
間の間隙に挿入されて同ノズルの内面及び同チップの外
周に付着したスパッタを除去する溶接トーチのノズル清
掃装置であって、上記前処理装置が固定台を有し、同固
定台には、上記ノズルのノズル開口端の径より若干小さ
い径の円周に沿って先端が内側に曲げられ上記溶接トー
チの下降及び上昇に伴って同溶接トーチのノズルの主に
内面に付着したスパッタを打撃し除去する長尺ワイヤと
先端が外向きの鉤形に形成され上 記溶接トーチの下降及
び上昇に伴って同溶接トーチのノズルの主に開口部に付
着したスパッタを打撃し除去する短尺ワイヤとがそれぞ
れ複数本樹立され、上記本処理装置が回転台を有し、同
回転台には上記ノズルのノズル開口端の径より若干小さ
い径の円周に沿って先端に細いワイヤを植毛した長尺の
ブラッシング棒及び短尺のブラッシング棒がそれぞれ複
数本樹立されているとともに、上記長尺のブラッシング
棒及び短尺のブラッシング棒よりも外側において円筒状
にワイヤブラシが立設されていることを特徴とする。
トーチのノズル清掃装置は、前処理装置と本処理装置と
を有して、溶接トーチのノズルとその内部のチップとの
間の間隙に挿入されて同ノズルの内面及び同チップの外
周に付着したスパッタを除去する溶接トーチのノズル清
掃装置であって、上記前処理装置が固定台を有し、同固
定台には、上記ノズルのノズル開口端の径より若干小さ
い径の円周に沿って先端が内側に曲げられ上記溶接トー
チの下降及び上昇に伴って同溶接トーチのノズルの主に
内面に付着したスパッタを打撃し除去する長尺ワイヤと
先端が外向きの鉤形に形成され上 記溶接トーチの下降及
び上昇に伴って同溶接トーチのノズルの主に開口部に付
着したスパッタを打撃し除去する短尺ワイヤとがそれぞ
れ複数本樹立され、上記本処理装置が回転台を有し、同
回転台には上記ノズルのノズル開口端の径より若干小さ
い径の円周に沿って先端に細いワイヤを植毛した長尺の
ブラッシング棒及び短尺のブラッシング棒がそれぞれ複
数本樹立されているとともに、上記長尺のブラッシング
棒及び短尺のブラッシング棒よりも外側において円筒状
にワイヤブラシが立設されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明溶接トーチのノズル清掃装置において
は、まず前処理装置を溶接トーチのノズル開口端に当て
がってノズル内面とチップとの間の間隙に長尺ワイヤ、
短尺ワイヤを挿入し、溶接トーチの下降、上昇を数回繰
返し、長尺ワイヤ、短尺ワイヤでノズル内面及び開口端
に強固に付着したスパッタを打撃し除去する。また溶接
トーチの上昇時に短尺ワイヤでノズル開口端に付着した
環状のスパッタを引掛けることにより除去する。次いで
本処理装置をノズル開口端に当てがって間隙に長尺及び
短尺のブラッシング棒を挿入し、長尺及び短尺のブラッ
シング棒及び円筒状ワイヤブラシを取付けた回転台に回
転を与え、ノズル内面の残りのスパッタを完全に除去す
る。
は、まず前処理装置を溶接トーチのノズル開口端に当て
がってノズル内面とチップとの間の間隙に長尺ワイヤ、
短尺ワイヤを挿入し、溶接トーチの下降、上昇を数回繰
返し、長尺ワイヤ、短尺ワイヤでノズル内面及び開口端
に強固に付着したスパッタを打撃し除去する。また溶接
トーチの上昇時に短尺ワイヤでノズル開口端に付着した
環状のスパッタを引掛けることにより除去する。次いで
本処理装置をノズル開口端に当てがって間隙に長尺及び
短尺のブラッシング棒を挿入し、長尺及び短尺のブラッ
シング棒及び円筒状ワイヤブラシを取付けた回転台に回
転を与え、ノズル内面の残りのスパッタを完全に除去す
る。
【0007】
【実施例】本発明溶接トーチのノズル清掃装置の一実施
例を図面について説明すると、図1は本装置を用いて清
掃している状況を示し、同図(1)は前処理の場合の縦
断面図、同図(11)は、本処理の場合の縦断面図、図
2は本装置を示し、同図(1)は前処理装置の斜視図、
同図(11)は本処理装置の斜視図である。
例を図面について説明すると、図1は本装置を用いて清
掃している状況を示し、同図(1)は前処理の場合の縦
断面図、同図(11)は、本処理の場合の縦断面図、図
2は本装置を示し、同図(1)は前処理装置の斜視図、
同図(11)は本処理装置の斜視図である。
【0008】上図において、符号1〜9は図3と同一部
材を示し、前処理装置10は、固定台11のノズル7の
開口端径より若干小さい円周上に、先端が内側に曲がっ
た長尺ワイヤ12と先端が外向鉤形に形成された短尺ワ
イヤ13が複数本樹立されている。また本処理装置20
は、回転台21のノズル7の開口端径より若干小さい円
周上に、先端に細いワイヤを植毛した長尺ブラッシング
棒22及び短尺ブラッシング棒23が複数本樹立される
とともに、その外側に円筒状ワイヤブラシ24が立設さ
れている。
材を示し、前処理装置10は、固定台11のノズル7の
開口端径より若干小さい円周上に、先端が内側に曲がっ
た長尺ワイヤ12と先端が外向鉤形に形成された短尺ワ
イヤ13が複数本樹立されている。また本処理装置20
は、回転台21のノズル7の開口端径より若干小さい円
周上に、先端に細いワイヤを植毛した長尺ブラッシング
棒22及び短尺ブラッシング棒23が複数本樹立される
とともに、その外側に円筒状ワイヤブラシ24が立設さ
れている。
【0009】このような装置において、ノズル7の内
面、チップ4の外周及び間隙6内のスパッタを除去する
にあたっては、まず前処理装置10をノズル7の開口端
に当てがって間隙6内に長尺ワイヤ12及び短尺ワイヤ
13を挿入し、トーチ本体1を下降させて、ノズル7の
内面、開口端及びガス吹出口9の近くに強固に付着した
スパッタを長尺ワイヤ12、短尺ワイヤ13により打撃
し除去する。次に、トーチ本体1を上昇するときノズル
7の開口端に環状についたスパッタを短尺ワイヤ13に
よって引掛けて除去する。その後に本処理装置20をノ
ズル7の開口端に当てがって間隙6内に長尺ブラッシン
グ棒22及び短尺ブラッシング棒23を挿入し、回転台
21に回転を与えることにより、回転台21上に配列樹
立した長尺ブラッシング棒22、短尺ブラッシング棒2
3及び円筒状ワイヤブラシ24によって、ノズル7の内
面やガス吹出口9の近辺にある残りのスパッタを完全に
除去する。
面、チップ4の外周及び間隙6内のスパッタを除去する
にあたっては、まず前処理装置10をノズル7の開口端
に当てがって間隙6内に長尺ワイヤ12及び短尺ワイヤ
13を挿入し、トーチ本体1を下降させて、ノズル7の
内面、開口端及びガス吹出口9の近くに強固に付着した
スパッタを長尺ワイヤ12、短尺ワイヤ13により打撃
し除去する。次に、トーチ本体1を上昇するときノズル
7の開口端に環状についたスパッタを短尺ワイヤ13に
よって引掛けて除去する。その後に本処理装置20をノ
ズル7の開口端に当てがって間隙6内に長尺ブラッシン
グ棒22及び短尺ブラッシング棒23を挿入し、回転台
21に回転を与えることにより、回転台21上に配列樹
立した長尺ブラッシング棒22、短尺ブラッシング棒2
3及び円筒状ワイヤブラシ24によって、ノズル7の内
面やガス吹出口9の近辺にある残りのスパッタを完全に
除去する。
【0010】かくしてこのような前処理装置10及び本
処理装置20により、ガス吹出口9の近傍のスパッタ及
びノズル7の開口端の環状スパッタが除去可能となり、
ノズル7の内外面及びチップ4の清掃がノズル7、チッ
プ4を装着したまま自動的に行なうことができ、ひいて
は溶接トーチ清掃作業に伴うロスタイムを低減し作業能
率の向上を図ることができる。また溶接トーチの清掃要
員が不要となり、自動溶接機による長時間無人化運転が
可能となる。
処理装置20により、ガス吹出口9の近傍のスパッタ及
びノズル7の開口端の環状スパッタが除去可能となり、
ノズル7の内外面及びチップ4の清掃がノズル7、チッ
プ4を装着したまま自動的に行なうことができ、ひいて
は溶接トーチ清掃作業に伴うロスタイムを低減し作業能
率の向上を図ることができる。また溶接トーチの清掃要
員が不要となり、自動溶接機による長時間無人化運転が
可能となる。
【0011】
【発明の効果】要するに、本発明の溶接トーチのノズル
清掃装置によれば、前処理装置と本処理装置とを有し
て、溶接トーチのノズルとその内部のチップとの間の間
隙に挿入されて同ノズルの内面及び同チップの外周に付
着したスパッタを除去する溶接トーチのノズル清掃装置
であって、上記前処理装置が固定台を有し、同固定台に
は、上記ノズルのノズル開口端の径より若干小さい径の
円周に沿って先端が内側に曲げられ上記溶接トーチの下
降及び上昇に伴って同溶接トーチのノズルの主に内面に
付着したスパッタを打撃し除去する長尺ワイヤと先端が
外向きの鉤形に形成され上記溶接トーチの下降及び上昇
に伴って同溶接トーチのノズルの主に開口部に付着した
スパッタを打撃し除去する短尺ワイヤとがそれぞれ複数
本樹立され、上記本処理装置が回転台を有し、同回転台
には上記ノズルのノズル開口端の径より若干小さい径の
円周に沿って先端に細いワイヤを植毛した長尺のブラッ
シング棒及び短尺のブラッシング棒がそれぞれ複数本樹
立されているとともに、上記長尺のブラッシング棒及び
短尺のブラッシング棒よりも外側において円筒状にワイ
ヤブラシが立設されているので、まず第1段階として、
前処理装置を用いて、上記ノズルのノズル開口端の径よ
り若干小さい径の円周に沿って先端が内側に曲げられ上
記溶接トーチの下降及び上昇に伴って同溶接トーチのノ
ズルの主に内面に付着したスパッタを打撃し除去する長
尺ワイヤと先端が外向きの鉤形に形成され上記溶接トー
チの下降及び上昇に伴って同溶接トーチのノズルの主に
開口部に付着したスパッタを打撃し除去する短尺ワイヤ
とにより、ノズルの内面、開口端及びガス吹出口の近く
に強固に付着したスパッタを上記溶接トーチの下降及び
上昇に伴って打撃して、ノズルの内面、開口端及びガス
吹出口を長尺ワイヤや短尺ワイヤの先端により傷めるこ
となく除去し、その後に、ノズルの開口端に環状につい
たスパッタを短尺ワイヤによって引掛けて除去すること
ができ、このようにして上記前処理装置により、ノズル
の内面、開口端及びガス吹出口の近くに強固に付着した
スパッタや、ノズルの開口端に環状についたスパッタを
除去した後に、第2段階として、本処理装置を用いて、
長尺のブラッシング棒、短尺のブラッシング棒及び円筒
状ワイヤブラシにより、ノズルの内面やガス吹出口の近
辺にある残りのスパッタを完全に除去することができ、
前後2段階方式による完全なノズル清掃をすることがで
き、ノズル内面の奥の非常に狭い間隙やノズル内面に付
着したスパッタを容易かつ完全に除去し、キメの細かい
ノズル清掃をすることができ、ノズルの内外面及びチッ
プの清掃を、ノズル及びチップを装着したまま自動的に
行なうことができ、溶接トーチ清掃作業に伴うロスタイ
ムを低減し、作業能率の向上を図ることができ、溶接ト
ーチの清掃要員が不要となり、自動溶接機による長時間
無人化運転が可能となり、産業上極めて有益な溶接トー
チのノズル清掃装置を得ることができる。
清掃装置によれば、前処理装置と本処理装置とを有し
て、溶接トーチのノズルとその内部のチップとの間の間
隙に挿入されて同ノズルの内面及び同チップの外周に付
着したスパッタを除去する溶接トーチのノズル清掃装置
であって、上記前処理装置が固定台を有し、同固定台に
は、上記ノズルのノズル開口端の径より若干小さい径の
円周に沿って先端が内側に曲げられ上記溶接トーチの下
降及び上昇に伴って同溶接トーチのノズルの主に内面に
付着したスパッタを打撃し除去する長尺ワイヤと先端が
外向きの鉤形に形成され上記溶接トーチの下降及び上昇
に伴って同溶接トーチのノズルの主に開口部に付着した
スパッタを打撃し除去する短尺ワイヤとがそれぞれ複数
本樹立され、上記本処理装置が回転台を有し、同回転台
には上記ノズルのノズル開口端の径より若干小さい径の
円周に沿って先端に細いワイヤを植毛した長尺のブラッ
シング棒及び短尺のブラッシング棒がそれぞれ複数本樹
立されているとともに、上記長尺のブラッシング棒及び
短尺のブラッシング棒よりも外側において円筒状にワイ
ヤブラシが立設されているので、まず第1段階として、
前処理装置を用いて、上記ノズルのノズル開口端の径よ
り若干小さい径の円周に沿って先端が内側に曲げられ上
記溶接トーチの下降及び上昇に伴って同溶接トーチのノ
ズルの主に内面に付着したスパッタを打撃し除去する長
尺ワイヤと先端が外向きの鉤形に形成され上記溶接トー
チの下降及び上昇に伴って同溶接トーチのノズルの主に
開口部に付着したスパッタを打撃し除去する短尺ワイヤ
とにより、ノズルの内面、開口端及びガス吹出口の近く
に強固に付着したスパッタを上記溶接トーチの下降及び
上昇に伴って打撃して、ノズルの内面、開口端及びガス
吹出口を長尺ワイヤや短尺ワイヤの先端により傷めるこ
となく除去し、その後に、ノズルの開口端に環状につい
たスパッタを短尺ワイヤによって引掛けて除去すること
ができ、このようにして上記前処理装置により、ノズル
の内面、開口端及びガス吹出口の近くに強固に付着した
スパッタや、ノズルの開口端に環状についたスパッタを
除去した後に、第2段階として、本処理装置を用いて、
長尺のブラッシング棒、短尺のブラッシング棒及び円筒
状ワイヤブラシにより、ノズルの内面やガス吹出口の近
辺にある残りのスパッタを完全に除去することができ、
前後2段階方式による完全なノズル清掃をすることがで
き、ノズル内面の奥の非常に狭い間隙やノズル内面に付
着したスパッタを容易かつ完全に除去し、キメの細かい
ノズル清掃をすることができ、ノズルの内外面及びチッ
プの清掃を、ノズル及びチップを装着したまま自動的に
行なうことができ、溶接トーチ清掃作業に伴うロスタイ
ムを低減し、作業能率の向上を図ることができ、溶接ト
ーチの清掃要員が不要となり、自動溶接機による長時間
無人化運転が可能となり、産業上極めて有益な溶接トー
チのノズル清掃装置を得ることができる。
【図1】本発明溶接トーチのノズル清掃装置の一実施例
を用いて清掃している状況を示し、同図(I)は前処理
の場合の縦断面図、同図(II)は本処理の場合の縦断面
図である。
を用いて清掃している状況を示し、同図(I)は前処理
の場合の縦断面図、同図(II)は本処理の場合の縦断面
図である。
【図2】本装置を示し、同図(1)は前処理装置の斜視
図、同図(II)は本処理装置の斜視図である。
図、同図(II)は本処理装置の斜視図である。
【図3】従来のノズル清掃装置の縦断面図である。
1 トーチ本体 2 導管 3 モールド材 4 チップ 5 溶接ワイヤ 6 間隙 7 ノズル 8 絶縁リング 9 ガス吹出口 10 前処理装置 11 固定台 12 長尺ワイヤ 13 短尺ワイヤ 20 本処理装置 21 回転台 22 長尺ブラッシング棒 23 短尺ブラッシング棒 24 円筒状ワイヤブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−73186(JP,A) 特開 昭56−41084(JP,A) 特開 昭61−111784(JP,A) 実開 昭60−146581(JP,U) 実開 昭59−1475(JP,U) 実開 平3−9274(JP,U) 実開 昭58−111177(JP,U) 実公 昭54−45381(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 9/32 B23K 9/29
Claims (1)
- 【請求項1】 前処理装置と本処理装置とを有して、溶
接トーチのノズルとその内部のチップとの間の間隙に挿
入されて同ノズルの内面及び同チップの外周に付着した
スパッタを除去する溶接トーチのノズル清掃装置であっ
て、上記前処理装置が固定台を有し、同固定台には、上
記ノズルのノズル開口端の径より若干小さい径の円周に
沿って先端が内側に曲げられ上記溶接トーチの下降及び
上昇に伴って同溶接トーチのノズルの主に内面に付着し
たスパッタを打撃し除去する長尺ワイヤと先端が外向き
の鉤形に形成され上記溶接トーチの下降及び上昇に伴っ
て同溶接トーチのノズルの主に開口部に付着したスパッ
タを打撃し除去する短尺ワイヤとがそれぞれ複数本樹立
され、上記本処理装置が回転台を有し、同回転台には上
記ノズルのノズル開口端の径より若干小さい径の円周に
沿って先端に細いワイヤを植毛した長尺のブラッシング
棒及び短尺のブラッシング棒がそれぞれ複数本樹立され
ているとともに、上記長尺のブラッシング棒及び短尺の
ブラッシング棒よりも外側において円筒状にワイヤブラ
シが立設されていることを特徴とする、溶接トーチのノ
ズル清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3334443A JP2989357B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 溶接トーチのノズル清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3334443A JP2989357B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 溶接トーチのノズル清掃装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05138361A JPH05138361A (ja) | 1993-06-01 |
JP2989357B2 true JP2989357B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=18277445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3334443A Expired - Lifetime JP2989357B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 溶接トーチのノズル清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2989357B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9248522B2 (en) | 2012-12-28 | 2016-02-02 | F-Tech Inc. | Friction stir welding apparatus |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5845357A (en) * | 1996-11-18 | 1998-12-08 | Motoman, Inc. | Nozzle cleaning device |
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