JP2988502B2 - 真空式汚水収集システム - Google Patents

真空式汚水収集システム

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JP2988502B2
JP2988502B2 JP5193131A JP19313193A JP2988502B2 JP 2988502 B2 JP2988502 B2 JP 2988502B2 JP 5193131 A JP5193131 A JP 5193131A JP 19313193 A JP19313193 A JP 19313193A JP 2988502 B2 JP2988502 B2 JP 2988502B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空式汚水収集システム
に係り、特に末端の汚水発生源から排出される貯水タン
クに一時的に貯溜した後、真空管路を介して真空ポンプ
場に導いて汚水を収集するようにした真空式汚水収集シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている真空式汚水収集
システムは、住宅、事務所、事業所等の汚水発生源から
の汚水を自然流下方式によって貯水タンクに一旦貯溜し
た後、貯水タンクに接続した真空管路を真空ポンプ場に
導き汚水を収集して、下水処理場に圧送するようにして
いる。貯水タンクでは、貯水タンク内に一定量の汚水が
溜まって水位が上昇したら、真空管路に介装された境界
弁を開いて負圧を導入し、吸引圧力によって吸上げ管か
ら汚水を吸上げ、水位が吸上げ管より低下して所定量の
空気を吸込んだ後に弁を閉じるようにしている。空気は
真空管路内で膨張し、これが汚水を攪拌しつつ圧送力を
発揮してポンプ場に送るのである。
【0003】従来の真空式汚水収集システムにおける貯
水タンク部分の構成を図12に示す。貯水タンク1に汚
水流入管2を介して汚水が流入されようになっており、
また真空管路3の末端に設けられた吸上げ管部4が貯水
タンク1内に導かれている。吸上げの作動停止を切換え
る境界弁5が真空管路3に設けられ、水位が所定の位置
まで上がった時点で境界弁5を開く。ポンプ場に設置さ
れている集水タンク9を真空ポンプ6によって負圧に維
持し、この負圧を真空管路3を介して貯水タンク1に導
入して汚水を吸引圧送させる。境界弁5の開閉操作は機
械式コントローラ7によって行うものとされ、開閉時点
は水位検出管8による圧力変動を捉えて行うものとなっ
ている。すなわち、コントローラ7は水位の上昇に伴う
水位検出管8の圧力上昇を利用して真空管路3の負圧力
を弁動作管路に導入して開弁させ、水位が低下したとき
の水位検出管8内の圧力が大気圧となったときに、弁動
作管路に大気圧を導入して閉弁させるように構成されて
いる。この作動機構と作動形態を図13に示す。
【0004】コントローラ7は水位検出管8の管内圧力
の上昇により変位するダイヤフラム9により大気圧が導
入可能とされる第1圧力室10を有し、これに隣接して
真空管路3の負圧が導入されている第2圧力室11を有
し、これらは操作ダイヤフラム12によって仕切られて
いる。操作ダイヤフラム12は第2圧力室11を貫通し
て作動圧力室13に伸びる操作ロッド14を有し、これ
に切換えバルブ15を取り付け、当該バルブ15の切換
えによって境界弁5に負圧を作用させて開弁させ、逆に
大気圧を作用させて閉弁させるようになっている。ま
た、第1圧力室10と第2圧力室11とはニードル弁1
6を介装したバイパス管路17により接続されている。
【0005】このような構成によって、図13(1)に
示すように、最初は第1圧力室10と第2圧力室11は
ともに真空管路3と同一の圧力となっている。この状態
から、貯水タンク1の水位が上昇して内圧が上昇する
と、図13(2)に示すように、第1ダイヤフラム9が
作動して第1圧力室10を大気圧に切換え、第2圧力室
11との差圧により操作ダイヤフラム12が膨らむこと
によって、作動圧力室13の切換えバルブ15が大気開
口18を閉じて真空管路圧を導入し、境界弁5に開動作
を与える。これによって貯水タンク1から汚水が真空管
路3に吸引される。水位が水面より低下すると、図13
(3)に示すように、空気を吸込み始め、同時に水位検
出管8が大気に開口するので、ダイヤフラム9が元位置
に復帰し、第1圧力室10は大気と遮断されてバイパス
管路17からニードル弁16を通じて負圧が導入され
る。ニードル弁16の開度調整によって第1圧力室10
が所定の負圧に達するまでの時間が調整され、第1圧力
室10と第2圧力室11が均圧となり、操作ダイヤフラ
ム12が元位置に復帰することにより、図13(1)の
状態に戻り、これによって汚水吸込み後の空気吸込みが
確保されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のシ
ステムでは、ポンプ場の真空ポンプの作動によって所定
エリアの汚水発生源から流入する汚水を収集するが、エ
リアの多数箇所に分岐された複数の貯水タンク1に所定
の負圧を供給するようにしている。汚水流入量は時間的
にも地域的にも異なるが、従来のシステムでは貯水タン
クへの汚水流入水量や設定真空度により、境界弁5の吐
出側真空度が影響を受け、空気吸込み時間が変化する。
これにより境界弁吐出側真空度が高いと、吸引する空気
量が多く真空ポンプの運転時間が長くなる。逆に境界弁
吐出側真空度が低いと、吸引する空気量が少なく、汚水
を搬送するエネルギが小さくなってシステムが不安定に
なる問題があった。
【0007】また、この種の真空式汚水収集システムで
は、貯水タンク1から汚水を吸引した後に一定量の空気
を吸引させ、この吸引空気の膨張エネルギを得ることが
重要である。上記従来の方式では、真空管路3の真空度
は複数の貯水タンク1との接続状態により変化し、これ
は直接境界弁5の汚水吸引時間に影響を及ぼし、図14
に示しているように、真空度が低くなるほど汚水吸引時
間が長くなる。これに対して境界弁5の開弁時間はニー
ドル弁16の開度調整によってほぼ一定となるように設
定されるが、境界弁5の開放時間は真空度が低下するほ
ど短くなる傾向にある。このような境界弁制御構成で
は、汚水の吸引時間に対して弁開時間が略一定であるた
め、真空度が低いほど汚水の搬送エネルギとなる空気量
が少なくなり、搬送能力が低下するとともに、真空度が
高いほど汚水吸引時間に比して空気吸込み時間が長くな
る。すなわち、汚水と空気量の比である気液比が大幅に
変動するため、真空状態を保持するために真空ポンプの
能力を大きくしなければならないという問題があった。
また、境界弁の開弁操作は真空管路の真空度を利用して
行うため、真空度が開弁に必要な最低限度付近では弁動
作が不安定となる問題もあった。
【0008】本発明の第1の目的は、真空管路の圧力変
動を生じても、安定した最適気液比が保持でき、安定し
た汚水収集システムとすることにある。第2には真空ポ
ンプの運転時間を短くし、さらにポンプ能力を必要最小
限にすることにより、維持管理、建設費の負担が小さく
て済む真空式汚水収集システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る真空式汚水収集システムは、第1に汚
水発生源側から排出される汚水を貯水タンクに一時的に
貯溜し、当該貯水タンクから境界弁を介装した真空管路
を介して真空ポンプ場に設けた集水タンクに汚水を吸引
圧送する真空式汚水収集システムにおいて、前記真空管
路内の1または複数箇所に真空度測定センサを設け、当
該センサによる検出圧力またはそれらの最小値をもとに
前記真空ポンプ場における集水タンク内の真空度を制御
するように構成した。
【0010】第2には、特に、貯水タンクに水位計測セ
ンサを設け、このセンサにより貯水タンクが運転高水位
に達したときに前記境界弁を開放し真空管路の負圧を利
用して汚水を吸引させ、貯水タンクが運転低水位に達し
てから設定時間経過後に前記境界弁を閉鎖して吸引を停
止させるようにした。
【0011】第2の構成に加えて、水位計測センサによ
り水位上昇速度を求め、貯水タンクが運転低水位に達し
てから境界弁閉止までの設定時間をこの水位上昇速度に
基づき補正するように構成してもよい。
【0012】更に、第2の構成に加えて、貯水タンクに
接続される真空管路の内圧を検出し、貯水タンクが運転
低水位に達してから境界弁閉止までの設定時間をこの検
出値に基づき補正するようにしてもよい。
【0013】第3には、境界弁を真空管路の負圧導入に
より開弁をなすように構成するとともに、負圧導入管路
にはアキュームレータを設け、このアキュームレータと
前記真空管路とを逆止弁を介して接続したものである。
【0014】第4には、貯水タンクに接続される真空管
路の負圧の変動に伴う定量汚水の排出開弁時間を予め求
めておき、この排出開弁時間に対して所定の空気吸引時
間を加算した最適開弁時間を設定し、当該最適開弁時間
となるように前記境界弁を開閉制御するように構成して
いる。
【0015】第5には、貯水タンクに接続される真空管
路の境界弁開後の負圧の変化率を検出し、この変化率の
変動に伴う汚水排出完了時点を決定し、当該汚水排出完
了時から所定の空気吸引時間だけ境界弁の開弁状態を持
続させるように構成したものである。
【0016】
【作用】上記第1の発明構成によれば、真空ポンプに接
続される真空管路の上流側の1箇所または複数箇所に圧
力センサを取り付けておき、これによって検出された圧
力の最小値とその経過時間を監視することができる。検
出真空度が設定真空度よりも高くなりこれが所定時間を
経過している場合には、集水タンク内の圧力を低下させ
ても問題がないので、弁制御によりあるいはインバータ
制御により真空ポンプ能力を下げるようにする。この結
果、夜間等、汚水の流入量が少ない場合には真空ポンプ
能力を下げて運転することができ、最小限のポンプ能力
で最適運転を行わせることができる。
【0017】また、第2の発明構成によれば、貯水タン
クから吸引を開始するために境界弁を開放して吸引させ
るが、水位が運転低水位に達したときから境界弁を一定
時間開放させた後に閉弁することにより、確実に吸込み
搬送用の空気を真空管路に吸込ませることができる。こ
れによって吸引する空気量を最低限確保することがで
き、吸引空気による搬送エネルギを発生させることがで
きる。
【0018】更に第3の発明構成によれば、境界弁が真
空管路からの負圧導入により作動する構成としつつ、負
圧導入管路にアキュームレータを設け、負圧変動を吸収
するようにしているため、境界弁を常に安定させて開弁
させることができ、もってシステムの安定化を図ること
ができる。
【0019】また、上記第4の発明構成によれば、真空
管路の真空度により変化する貯水タンク内から定量の汚
水排出時間特性が貯水タンクユニット毎に求めることが
できる。また、定量の汚水を吸引空気の膨張エネルギに
よって搬送するのに必要な吸込み空気量は気液比として
予め設定することができ、これは各真空度に応じて汚水
吸引時間に加算することができる。このように加算され
た開弁時間となるように境界弁の弁開時間制御すること
により、如何なる真空管路の真空度においても常に最適
気液比を保持することができ、したがって、空気吸込み
不足による搬送障害の発生や、過剰空気吸込みに伴うポ
ンプ容量の不適正の問題がなくなる。
【0020】また、第5の発明構成によれば、直接汚水
吸込み時間の完了時点を把握することができる。吸引汚
水量は一定となるので、これに対応する必要空気量を一
義的に定めて一定時間だけ吸引させるので、少なくとも
過剰あるいは過小な空気量を供給することが防止され、
安定した搬送エネルギに必要な空気を吸引させることが
可能となる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明に係る真空式汚水収集システ
ムの具体的実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は実施例に係る真空式汚水収集システ
ムの全体構成図である。図示のように、このシステムは
真空ポンプ場100を起点として場内に設置した集水タ
ンク102から分岐され収集エリアに巡らされた複数の
真空管路24を備えている。集水タンク102には場内
に設置された真空ポンプ104が接続され、これによっ
て集水タンク102内を真空状態にし、分岐されている
真空管路24側に吸引負圧を与えるようにしている。更
に、真空管路24から小エリア内の各汚水発生源からの
汚水を流入させて貯溜する複数の汚水ユニット21が接
続されている。
【0023】各汚水ユニット21は、例えば図2(1)
に示すように構成され、貯水タンク20に汚水流入管2
2を介して各住宅、事務所、あるいは事業所等からの汚
水が流入されようになっている。また真空ポンプ場10
0の集水タンク102に接続される真空管路24が当該
貯水タンク20まで延長され、その末端に設けられた吸
上げ管部26が貯水タンク20内に導かれている。吸上
げ管部26から真空管路24に至る管路の開閉をなす境
界弁28が設けられ、水位が所定の位置まで上がった時
点で当該境界弁28を開くことにより、真空ポンプ10
4から導入されている負圧を吸上げ管部26に導入して
貯溜汚水30を吸引圧送可能としている。境界弁28の
開閉操作は真空管路24の負圧と大気圧を切換え導入す
ることによって行うように構成されており、このため境
界弁28に接続される負圧導入管路32を設けるととも
に、この管路32には逆止弁34並びに三方切換え電磁
弁36を介装している。そして、三方切換え電磁弁36
は境界弁28に対して大気開口38と前記真空管路24
とを切換え接続するように操作可能となっている。
【0024】このような構成において、真空ポンプ場1
00の集水タンク102に接続されている複数の真空管
路24における特に末端部分である上流端には圧力セン
サ42が取り付けられ、真空管路24内の上流端におけ
る真空度を検出するようにしている。圧力センサ42に
より検出された圧力信号は専用回線あるいは公衆電話回
線を利用した通信回線108によりポンプ場100に送
信され、ポンプ場100に設置したメインコントローラ
110に入力させるようにしている。メインコントロー
ラ110は、図1に示すように、各圧力センサ42から
の信号を入力し、その最小値を選択出力する最小値検出
器112を備え、複数箇所の真空度のうち最小値の圧力
信号を選択し、その値を後段の比較器114に出力させ
ている。比較器114には比較のために同時に基準圧力
信号を入力させるようにしている。基準圧力信号は、集
水タンク102内の真空度を検出する圧力センサ116
からの信号を基準にして真空管路24における末端の最
低保持真空度を設定する設定器118によって発生させ
ている。したがって、比較器114では基準真空度と検
出された最小値との比較がなされ、この実施例では上流
側真空度の最小値Pが基準真空度P0が大きい場合に
「1」の信号を出力するようにしている。この比較器1
14からの信号はカウンタ120に入力され、比較器1
14からオン信号が出力されている時間をカウントする
ようにしている。カウンタ120による計測された時間
tは基準時間t0とともに第2比較器122に入力さ
れ、t>t0のときに後段のモータ制御部124に対
し、起動信号を出力させるようにしている。モータ制御
部124は集水タンク102に接続された真空ポンプ1
04の出力制御器126を駆動するためのもので、この
場合、第2比較器122から起動信号が出力された場
合、すなわち、真空管路24の上流端の真空度が所定値
より大きく、かつこれが一定以上の時間継続されている
ときに、真空ポンプ104の出力を低下させるようにし
ている。出力の制御はこの実施例では2段階制御を行わ
せるものとなっており、したがって単純な出力切替えで
足るが、真空管路24の上流端真空度の最小値と基準圧
力の偏差を取り、この偏差量に応じて出力を可変制御す
るようにしてもよい。この場合には出力制御器126を
インバータ制御器によって構成すればよい。
【0025】このような実施例によれば、真空ポンプ場
100においてポンプ出力は汚水収集エリアの各汚水ユ
ニット21で確実に汚水を吸引できるような真空度を発
生させるように決定されるが、汚水の流入が少ない夜間
等には真空搬送状態が殆どないので、真空管路24の上
流端側では真空度が必要以上に上昇する。このような場
合には、各圧力センサ42からの信号を入力するメイン
コントローラ110は真空ポンプ104の出力を低下さ
せ、無駄なエネルギを消耗すること防止することができ
るのである。したがって、この種のシステムの省力化を
図り、かつランニングコストを低減させることができ
る。
【0026】図2(1)は第2実施例に係る汚水収集シ
ステムを構成する汚水ユニット21部分の構成図であ
る。この構成において、この汚水ユニットでは、前記三
方切換え電磁弁36を制御することによって最適な汚水
圧送排出を行わせるようにしている。このため、貯水タ
ンク20内に貯溜された汚水30の水位を検出する水位
計測センサ40および当該貯水タンク20に作用する真
空度を検出する圧力センサ42を備えている。そして、
これらのセンサ40、42によって検出された信号を入
力するバルブコントローラ44が設けられている。バル
ブコントローラ44は水位計測センサ40からの信号を
入力する水位比較器46を有し、所定の高水位(H.
W.L)に達した時点でバルブドライバ48の開弁信号
発生器50を起動させるものとしている。この信号を受
けた三方切換え電磁弁36は境界弁28と真空管路24
との通路を開き、負圧を導入して境界弁28を開弁操作
する。
【0027】また、バルブコントローラ44は閉弁操作
も行うが、このため、前記水位比較器46では吸上げ管
部26の開口端に達した時の低水位(L.W.L)を検
知して閉弁開始信号を出力させるようにしている。しか
し低水位に達してから即座に閉弁させると、搬送エネル
ギを発生する空気の吸込みがなされないので、この実施
例ではタイマデレイ51を設け、予め低水位検知から1
〜15秒の時間遅れを持たせてからバルブドライバ48
の閉弁信号発生器54を起動させるように構成してい
る。これによって汚水の吸引を行わせた後、一定量の空
気吸込みが行われ、したがって吸込み空気が真空管路2
4にて膨張し、搬送エネルギを発生して真空ポンプ場1
00までの搬送を良好に行わせることができるのであ
る。
【0028】ところで、この実施例では、前記水位計測
センサ40から検出される水位の上昇率を演算する演算
部53を設けている。これは図3に示すように、貯水タ
ンク20への流入水量が増大変化すると、集水タンク1
02の設定圧が一定でも境界弁28の吐出側真空度が減
少変化し、また、図4に示すように弁吐出側真空度が変
化することによって気液比が変化してしまう。気液比は
3〜5程度であることが一般的に望ましいとされてお
り、集水タンク102側の設定真空度を一定にするとと
もに空気吸込み時間も一定にしても、図4に示すよう
に、流入水量が増大すると気液比が低下してしまう。こ
の流入流量の変化による気液比の変化は略一定の勾配で
変化するので、実施例では水位の上昇率から流入水量を
算出し、これを補正器55に出力し、ここで流量に応じ
て前記閉弁信号の遅延時間を比例補正するようにしてい
る。このようにすることによって気液比を流量の変化の
如何に拘らず一定に保持することができるようにしてい
る。
【0029】更に、当該実施例では真空管路24の真空
度を検出する圧力センサ42からの信号を受けて、弁吐
出側の真空度の変化によって閉弁遅延時間を補正するよ
うにしている。これは図5に示すように、貯水タンク2
0への流入水量の変化によって真空度が変化し、開弁遅
延時間を一定にしても気液比は変化する。したがって、
弁吐出側の真空度が変化した場合には、開弁遅延時間を
調整し、気液比が常に一定になるように補正させるので
ある。この弁吐出側真空度の変化を加味して閉弁までの
遅延時間を補正器55によって調整された状態で閉弁信
号発生器54を起動させることで、最適気液比を確保す
ることができる。
【0030】このように構成された汚水ユニット21を
具備したシステムでは、真空管路24に汚水を吸引した
後、空気吸込み量を気液比が所定の値になるように確実
に境界弁28の閉弁制御を行うことができる。したがっ
て、搬送エネルギを流入水量の程度や真空度の変化に応
じて最適化制御でき、汚水の収集を最適な状態で行わ
せ、もってシステムの安定性を図ることができるのであ
る。
【0031】次に、図2(2)に第3実施例を示す。こ
れは上記第2実施例の変形例であり、境界弁28の大気
導入や負圧の導入を三方切替え電磁弁36によって行わ
ず、二方切替え弁37、39によって行うようにした点
が異なるのみである。このような構成としても上記実施
例と全く同様な効果を持たせることができる。
【0032】更に図6には第4実施例を示す。この実施
例は、境界弁28への負圧導入管路32に内容積100
〜1000mlの真空タンクによって構成されたアキュ
ームレータ59を設けた構成としたものである。このア
キュームレータ59は直接境界弁28への負圧を供給す
るもので、真空管路24の圧力変動が境界弁28に伝達
されないようにしている。そして、当該アキュームレー
タ59内の真空度が真空管路24の真空度より低下した
ときに、真空管路24と連通させてアキュームレータ5
9の真空度を回復させ、弁動作圧を確保するようにして
いる。
【0033】このような第4実施例では、真空管路24
の圧力変動によって境界弁28が作動しなくなるような
不具合が無くなる利点がある。
【0034】更に、図7には第5実施例を示している。
この実施例は上記した第2実施例とほぼ同様に構成さ
れ、貯水タンク20に汚水流入管22と、集水タンク1
02に至る真空管路24の末端に設けられた吸上げ管部
26とを接続している。吸上げ管部26から真空管路2
4に至る管路の開閉をなす境界弁28が設けられ、これ
は水位が所定の位置まで上がった時点で開弁して貯溜汚
水30を吸引圧送可能としている。境界弁28の開閉操
作のために当該境界弁28に接続される負圧導入管路3
2を設けるとともに、この管路32には逆止弁34並び
に三方切換え電磁弁36を介装している。三方切換え電
磁弁36は境界弁28に対して大気開口38と前記真空
管路24とを切換え操作可能となっている。
【0035】また、前記三方切換え電磁弁36を制御す
るため、貯水タンク20内に貯溜された汚水30の水位
を検出する水位計測センサ40および当該貯水タンク2
0に作用する真空度を検出する圧力センサ42を備えて
いる。これらのセンサ40、42によって検出された信
号を入力するバルブコントローラ44が設けられてい
る。バルブコントローラ44は水位計測センサ40から
の信号を入力する水位比較器46を有し、所定の水位
(H.W.L)に達した時点でバルブドライバ48の開
弁信号発生器50を起動させることによって、三方切換
え電磁弁36は境界弁28と真空管路24との通路を開
いて境界弁28を開弁操作する。
【0036】更に、バルブコントローラ44は前記圧力
センサ42の検出信号を入力する開弁時間設定器52を
備えている。これは設備された境界弁28が開弁された
状態で汚水吸上げ時間が弁吐出側真空度によってどのよ
うに変化するかを図8に示したように、予め特性線図A
として求めておき、この特性線図Aに対して、各真空度
に応じて気液比が一定となるように必要空気量を吸引さ
せるのに必要な開弁継続時間tを定め、汚水吸上げ時間
Tに加算した時間を開弁時間T’として設定する。すな
わち、汚水を真空搬送するためのエネルギは真空管路2
4に汚水を吸引した後、一定の空気を吸引させることに
より得られる。最適な搬送エネルギは吸引空気量Vと吸
引汚水量Qの比、すなわち、気液比がV/Q=3〜5で
あることが実験的に定められている。そして、吸引汚水
量Qは吸上げ開始高さが定められ、また吸上げ管部26
の長さによって一律に定められている。したがって、吸
引空気量Vは最適気液比を充足するように計算によって
求めることができ、これは吸引圧力によって変化するの
で、各真空度によって必要空気量を吸引させるに必要な
時間を定めることができる。そこで、汚水吸上げ時間特
性Aに吸引空気量Vを吸引させる時間tを加算した開弁
時間特性線図Bを決定し、この線図Bに対応する真空度
と開弁時間の関係式を定めてプログラム化し、開弁時間
設定器52に記憶保持させておく。検出された真空度に
より設定器52は対応開弁時間を算出し、この時間だけ
経過した後、バルブドライバ48の閉弁信号発生器54
を起動させるものとしている。この信号を受けた三方切
換え電磁弁36は境界弁28と真空管路24との接続通
路を遮断し、大気圧を境界弁28に作用させて境界弁2
8を閉弁操作するのである。
【0037】また、バルブコントローラ44には気液比
調整部56によって開弁時間を調整できるようにしてお
り、これによって入力された信号を時間調整器58に出
力し、開弁時間設定器54の空気吸引時間tを加減調整
できるようにしている。
【0038】このような構成に係る真空式汚水収集シス
テムでは、境界弁28の吐出側真空度によって汚水30
の吸引時間が変化すると同時に、汚水搬送エネルギを発
生する空気の吸引時間を最適気液比が保持されるように
境界弁28の開弁時間が設定される。この結果、真空管
路24の真空度が変化しても気液比が一定になり、最大
効率で搬送エネルギを発生することができ、真空ポンプ
の能力を必要以上に大きくする必要がなくなり、設備負
担を少なくすることができる。また、真空度が低い状態
であっても、空気吸引時間が確保されるので、バルブが
不安定動作するような不具合が発生することを防止でき
る。
【0039】次に、図9には第6実施例を示す。この実
施例は境界弁28に代えて電磁開閉弁60を真空管路2
4部分に取り付けたものである。そして、この電磁開閉
弁60を開閉制御するバルブコントローラ62は、水位
計測センサ40からの信号を入力する比較器46を有
し、所定の水位に達した時点でバルブドライバ48の開
弁信号発生器50を起動させるものとしている。この信
号を受けた開閉電磁弁60は開弁操作され、汚水30を
吸引する。
【0040】また、コントローラ62は圧力センサ42
からの信号を入力するサンプリング回路64が設けら
れ、ここで定時間間隔で真空度を検出するようにしてい
る。サンプリング回路64からの検出信号を入力する演
算器66は真空度を変化率を算出するようになってい
る。すなわち、前回検出圧力Pn-1と今回検出圧力Pnと
の偏差を求め、計測時間tに対する変化率xを算出する
ものとしている。この演算結果は比較器68に出力さ
れ、変化率xが一定値以下になったときにタイマ70を
起動し、このタイマ70がカウントアップしたときにバ
ルブドライバ48の閉弁信号発生器54を起動し、電磁
開閉弁60を閉弁操作させるようにしている。このよう
な構成の電磁開閉弁60の制御フローを図10に示す。
【0041】このような実施例の作用は次のようにな
る。図11に示すように、汚水30を吸引し始めると、
弁吐出側の真空度は低くなり、その変化率は大きい。そ
して、汚水吸引が完了した時点では真空度はほぼ一定と
なり、弁を遮断すると真空度は徐々に回復する真空度の
変化率xが大きい間は汚水の吸引状態を示し、この状態
から変化率xがほぼ一定となる時点を検出すると、汚水
吸引完了状態に一致する。そこで、この第2実施例では
真空度の変化率xを検出し、これが汚水吸引完了時点に
対応する真空度の変化率以下になったときを始点として
一定時間tだけ開弁時間を継続し、最適気液比を満足す
るような空気量が吸引されるように構成したものであ
る。
【0042】この実施例では汚水排出を完了した時点を
真空度の変化率によって検出し、この時点から一定時間
だけ開弁状態を継続するため、確実に空気吸引を行わせ
ることができる。空気吸引時間は個々の真空度に応じて
変化させることはできないが、ほぼ全領域で平均的に最
適気液比を満足させることができる。なお、気液比の調
整はタイマ70によって設定された時間を気液比調整部
56による調整作業で時間調整器58を介して行えば良
い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポンプ場の集水タンクに接続される真空管路内の1また
は複数箇所に真空度測定センサを設け、当該センサによ
る検出圧力またはそれらの最小値をもとに前記真空ポン
プ場における集水タンク内の真空度を制御するように構
成することによって、ポンプ出力を汚水発生量に応じて
調整でき、ランニングコストの低減をはかることができ
る。
【0044】また、貯水タンクに水位計測センサを設
け、このセンサにより貯水タンクが運転高水位に達した
ときに前記境界弁を開放し真空管路の負圧を利用して汚
水を吸引させ、貯水タンクが運転低水位に達してから設
定時間経過後に前記境界弁を閉鎖して吸引を停止させる
ようにし、必要に応じてこの閉弁遅延時間を貯水タンク
への流入水量や真空管路の真空度に応じて補正するよう
に構成したことによって、最適気液比で汚水の吸引搬送
が可能となり、システムの安定化を図ることができ、更
に、アキュームレータを境界弁への真空導入管路に設け
ることによって境界弁を安定して作動させる構成とする
ことにより、同様に安定化システムを実現できる。
【0045】更に、貯水タンクに接続される真空管路の
吸引負圧の変動に伴う定量汚水の排出開弁時間を予め求
めておき、この汚水排出開弁時間に対して所定の空気吸
引時間を加算した最適開弁時間を設定し、当該最適開弁
時間となるように前記境界弁を開閉制御させ、あるいは
貯水タンクに接続される真空管路の境界弁開後の吸引負
圧の変化率を検出し、この変化率の変動に伴う汚水排出
完了時点を決定し、当該汚水排出完了時から所定の空気
吸引時間だけ開弁状態を持続させて真空排出させるよう
に構成することによって、汚水を真空吸引して圧送する
際に真空管路の圧力変動が生じても安定した最適な気液
比で汚水と空気を取込んで圧送することができ、ポンプ
能力を必要最小限にして設備負担を小さくすることがで
きるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る真空式汚水収集システムの全
体構成図である。
【図2】第2実施例および第3実施例のシステムにおけ
る汚水ユニットの構成図である。
【図3】流入水量の変化に対する弁吐出側真空度の変化
特性図である。
【図4】流入水量の変化に対する気液比の変化特性図で
ある。
【図5】弁吐出側真空度と気液比の関係特性図である。
【図6】第4実施例のシステムにおける汚水ユニットの
構成図である。
【図7】第5実施例に係る真空式汚水収集システムの要
部構成図である。
【図8】第5実施例のシステムにおける開弁制御時間特
性を示す線図である。
【図9】第6実施例に係る真空式汚水収集システムの要
部構成図である。
【図10】第6実施例のシステムの弁制御フローチャー
トである。
【図11】汚水吸引時の真空度の変化を示す圧力変化線
図である。
【図12】従来の真空式汚水収集システムの要部構成図
である。
【図13】従来システムの弁駆動コントローラの説明図
である。
【図14】従来システムの汚水吸引時間と開弁時間の特
性線図である。
【符号の説明】
20 貯水タンク 22 汚水流入管 24 真空管路 26 吸上げ管部 28 境界弁 30 貯溜汚水 32 負圧導入管路 34 逆止弁 36 三方切換え電磁弁 38 大気開口 40 水位計測センサ 42 圧力センサ 44 コントローラ 46 比較器 48 バルブドライバ 50 開弁信号発生器 52 開弁時間設定器 54 閉弁信号発生器 56 気液比調整部 58 時間調整器 100 真空ポンプ場 102 集水タンク 104 真空ポンプ 108 通信回線 110 メインコントローラ 126 ポンプ出力制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 昌之 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日立プラント建設株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−117013(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03F 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚水発生源側から排出される汚水を貯水
    タンクに一時的に貯溜し、当該貯水タンクから境界弁を
    介装した真空管路を介して真空ポンプ場に設けた集水タ
    ンクに汚水を吸引圧送する真空式汚水収集システムにお
    いて、前記真空管路内の1または複数箇所に真空度測定
    センサを設け、当該センサによる検出圧力またはそれら
    の最小値をもとに前記真空ポンプ場における集水タンク
    内の真空度を制御することを特徴とする真空式汚水収集
    システム。
  2. 【請求項2】 汚水発生源側から排出される汚水を貯水
    タンクに一時的に貯溜し、当該貯水タンクから境界弁を
    介装した真空管路を介して真空ポンプ場に設けた集水タ
    ンクに汚水を吸引圧送する真空式汚水収集システムにお
    いて、前記境界弁を真空管路の負圧導入により開弁をな
    すように構成するとともに、負圧導入管路にはアキュー
    ムレータを設け、このアキュームレータと前記真空管路
    とを逆止弁を介して接続したことを特徴とする真空式汚
    水収集システム。
  3. 【請求項3】 汚水発生源側から排出される汚水を貯水
    タンクに一時的に貯溜し、当該貯水タンクから境界弁を
    介装した真空管路を介して真空ポンプ場に設けた集水タ
    ンクに汚水を吸引圧送する真空式汚水収集システムにお
    いて、前記貯水タンクに接続される真空管路の負圧の変
    動に伴う定量汚水の排出開弁時間を予め求めておき、こ
    の排出開弁時間に対して所定の空気吸引時間を加算した
    最適開弁時間を設定し、当該最適開弁時間となるように
    前記境界弁を開閉制御することを特徴とする真空式汚水
    収集システム
  4. 【請求項4】 汚水発生源側から排出される汚水を貯水
    タンクに一時的に貯溜し、当該貯水タンクから境界弁を
    介装した真空管路を介して真空ポンプ場に設けた集水タ
    ンクに汚水を吸引圧送する真空式汚水収集システムにお
    いて、前記貯水タンクに接続される真空管路の境界弁開
    後の負圧の変化率を検出し、この変化率の変動に伴う汚
    水排出完了時点を決定し、当該汚水排出完了時から所定
    の空気吸引時間だけ境界弁の開弁状態を持続させること
    を特徴とする真空式汚水収集システム
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