JP2988344B2 - ワイヤハーネス組立図板 - Google Patents

ワイヤハーネス組立図板

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JP2988344B2
JP2988344B2 JP7289802A JP28980295A JP2988344B2 JP 2988344 B2 JP2988344 B2 JP 2988344B2 JP 7289802 A JP7289802 A JP 7289802A JP 28980295 A JP28980295 A JP 28980295A JP 2988344 B2 JP2988344 B2 JP 2988344B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • H01B13/012Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables for manufacturing wire harnesses
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    • H01B13/01227Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables for manufacturing wire harnesses the wires being disposed by hand using a layout board
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    • Y10T29/53087Means to assemble or disassemble with signal, scale, illuminator, or optical viewer

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ワイヤハ
ーネスの製造に使用するワイヤハーネス組立図板に関
し、特に、ワイヤハーネスを組立図板から持ち上げるこ
となく、分岐部分のテープ巻の検査を行うことができる
ようにした組立図板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の電装品を配線するた
めに、多数の電線を束ねてなるワイヤハーネスW/Hが
使用されている。このワイヤハーネスW/Hを製造する
際には、図10に示すような、ワイヤハーネス組立図板
1が使用される。このワイヤハーネス組立図板1は、所
要の幅及び高さを有する長方形板状(例えば、幅約18
0cm、高さ90cm程度の長方形板状)の図板本体1
aを作業者2の前方に所要角度傾斜させた状態で台座1
b上に配置した構造である。
【0003】図板本体1a上の所要箇所には、図11に
示すような昇降式電線保持具3を立設している。この昇
降式電線保持具3は、基部3aと、二股状または三股状
の電線保持部3bを先端に設けた昇降シャフト部3cと
を備えている。ワイヤハーネス組立図板1の上記昇降式
電線保持具3を取付けた箇所には、板厚方向に貫通する
貫通孔(図示せず。)を設けており、上記昇降シャフト
部3cは、図中実線で示すように上記電線保持部3bが
図板本体1a上から離れて上方に位置する突出位置と、
図中点線で示すように上記電線保持部3bが基部3aま
で下降した引き込み位置とのいずれかの位置に簡単に設
定できるようになっている。なお、この昇降式電線保持
具3の具体的な構造は、公知であるので詳細な説明は省
略する。
【0004】ワイヤハーネスW/Hを製造する際には、
まず、各昇降式電線保持具3の昇降シャフト部3cを上
方位置に設定し、ワイヤハーネスW/Hを構成する電線
5,5…を電線保持部3b上に配索する。次に、配索さ
れた電線5,5…の外周に粘着テープ6を巻き付けて結
束する。この際、上記昇降式電線保持具3のところに粘
着テープ6がさしかかると、上記昇降シャフト部3cを
引き込み位置に設定することにより、粘着テープ6と昇
降式電線保持具3の干渉を防止する。
【0005】粘着テープ6の巻き付けが終了した後、ワ
イヤハーネスW/Hの分岐部分で完全に粘着テープ6が
巻き付けられているか、すなわち、分岐部分において粘
着テープ6の下から電線5,5…が見えている箇所(い
わゆる股見え部分)がないかを検査する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のワイヤハー
ネス組立図板1では、上記股見え部分の有無の検査する
には、昇降式電線保持具3の電線保持部3bを引き込み
位置とした後、ワイヤハーネスW/Hを持ち上げて、ワ
イヤハーネスW/Hの作業者2と反対側(裏側)を見る
必要があるため、その分だけ工程数が増加していた。ま
た、このワイヤハーネスW/Hを持ち上げる作業は、煩
雑な作業である。すなわち、ワイヤハーネスW/Hの末
端近傍の分岐部分Aでは、容易にワイヤハーネスW/H
を持ち上げて、裏側の粘着テープ6の巻き付け状態を確
認することができるが、ワイヤハーネスW/Hの中央付
近に設けた分岐部分Bでは、この分岐部分Bのみでワイ
ヤハーネスW/Hを持ち上げることができず、その付近
の分岐部分C,DでもワイヤハーネスW/Hを持ち上げ
る必要がある。ワイヤハーネスW/H全体の重量は軽量
ではないため、頻繁に持ち上げ作業を行うのは非常に煩
雑である。
【0007】本発明は、かかる従来のワイヤハーネスW
/H組立図板における問題を解決するためになされたも
のであって、粘着テープの巻き付け状態の確認作業を容
易にできるようにすることを目的としてなされたもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って、請求項1は、図
板本体と、棒状部の先端に設けたU字状の電線保持部を
設けてなり、上記図板本体の所要箇所に立設した複数の
電線保持治具とを備えるワイヤハーネス組立図板であっ
て、上記ワイヤハーネスの分岐箇所に対応する電線保持
具の少なくとも一つの近傍に、ワイヤハーネスの裏側を
移す鏡部材を配置したことを特徴とするワイヤハーネス
組立図板を提供するものである。
【0009】この請求項1に係るワイヤハーネス組立図
板を使用してワイヤハーネスを製作する場合には、上記
ワイヤハーネスの分岐箇所に対応する電線保持具の少な
くとも一つの近傍に、配置した鏡部材にワイヤハーネス
の裏側が写るため、この鏡部材に写った像により、粘着
テープの巻き付け状態を確認する。よって、ワイヤハー
ネスを持ち上げる必要がなく、作業工数を低減される。
また、上記のように鏡部材の鏡面に写った像を見るだけ
で簡単に分岐部における粘着テープの巻き付け状態を確
認することができ、作業時間が短縮される。
【0010】上記鏡部材は、平板状であってもよい(請
求項2)
【0011】鏡部材が平板状である場合には、この鏡部
材の図板本体に対する角度を調節する角度調節手段を備
えることが好ましい(請求項3)。
【0012】この請求項3のように、鏡部材の図板本体
に対する角度を調節する角度調節手段を設けた場合に
は、鏡部材の傾斜角度を適宜設定して、ワイヤハーネス
の裏側が確実に鏡部材に写り、その像が作業者の目に入
るように調節することができる。
【0013】上記鏡部材は、鏡面が凸曲面状であっても
よい(請求項4)。
【0014】上記鏡部材は、平板状の第1部材と、該第
1部材の一側部に回動可能に連結した第2部材と、第1
部材の他側部に回動可能に連結した第3部材とを備え、
第1部材に対する第2部材及び第3部材の傾斜角度を調
節可能としてもよい(請求項5)。
【0015】この請求項4、請求項5のように、鏡部材
の鏡面を凸曲面状としたり、鏡部材を平板状の第1から
第3部材により構成し、第1部材に対する第2部材及び
第3部材の傾斜角度を調節可能とすることにより、作業
者の目の位置が多少変わった場合にも、作業者は鏡部材
に写ったワイヤハーネスの裏側を確実に見ることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す本発明の実施の
形態について詳細に説明する。なお、上記図10及び図
11に示す従来のワイヤハーネス組立図板と同一要素に
は同一符号を付し詳細な説明は省略する。図1から図3
は、本発明の第1実施形態を示している。図板本体1a
上のワイヤハーネスW/Hの分岐部分A,B,Cの近傍
の位置には、鏡部材11を配置している。この鏡部材1
1は、一方の面を鏡面11aとしており、全体として長
方形平板状を呈している。また、鏡部材11は、上記分
岐部分A,B,Cを形成するための昇降式電線保持具3
の近傍において、上記鏡面11aと反対側の面を、図板
本体1aの上面1c上に貼付けて固定している。
【0017】上記のように長方形平板状である鏡部材1
1の寸法及び取付位置は、図2中、一点鎖線で示すよう
に、作業者2が図板本体1aの前に立ったときに、鏡面
11aに写った分岐部分A,B,Cにおけるワイヤハー
ネスW/Hの裏側が作業者2から見えるように設定して
いる。
【0018】この第1実施形態のワイヤハーネス組立図
板1では、図3に示すように、分岐部A,B,Cにおけ
るワイヤハーネスW/Hの裏側が鏡部材11の鏡面11
aに写るため、この鏡面11aに写った像により、分岐
部分における裏側の粘着テープ6の巻き付け状態を確認
を確認することができる。そのため、第1実施形態で
は、粘着テープ6の巻き付け状態を確認するためにワイ
ヤハーネスW/Hを持ち上げる必要がなく、作業工数を
低減することができる。また、上記のように上記鏡部材
11の鏡面に11aに写った像を見るだけで分岐部A,
B,Cおける粘着テープ6の巻き付け状態を確認するこ
とができるため、検査に要する作業時間を短縮すること
ができる。
【0019】なお、第1実施形態では、鏡部材11は長
方形平板状であるが、上記のように分岐部分A,B,C
におけるワイヤハーネスW/Hの裏側部分を作業者2が
見ることができれば、三角形、円形、楕円形等の平板形
状であってもよい。
【0020】図4は、本発明の第2実施形態を示してい
る。この第2実施形態では、楕円半球状の鏡部材13
を、ワイヤハーネスW/Hの分岐部分A,B,Cの近傍
の位置に配置している。この鏡部材13では、上記楕円
半球の曲面側全体に鏡面13aを設けており、上記分岐
部分A,B,Cを構成するための電線保持具3の近傍に
接着して固定している。この第2実施形態でも、上記第
1実施形態と同様に、鏡部材13の鏡面13aに写った
像により分岐部分における裏側の粘着テープ6の巻き付
け状態を確認を確認することができ、ワイヤハーネスW
/Hを持ち上げる必要がない。
【0021】また、この第2実施形態では、上記のよう
に鏡部材13の鏡面13aを凸曲面状としているため、
作業者2の目の位置P(図2参照)が多少変わった場合
であっても、作業者2は鏡面13aに写ったワイヤハー
ネスW/Hの裏側の像を確実に見ることができる。
【0022】なお、第2実施形態では、鏡部材13を楕
円半球状としているが、例えば、図5に示すように、鏡
面部材15を半円筒状として、その側壁部分に鏡面15
aを形成してもよく、また、その他の凸曲面形状として
もよい。
【0023】図6及び図7は、本発明の第3実施形態を
示している。この第3実施形態では、ワイヤハーネスW
/Hの分岐部分A,B,Cの近傍の位置に配置した鏡部
材17は、それぞれ長方形平板状である第1部材18、
第2部材19及び第3部材20を備えている。第1から
第3部材18,19,20はそれぞれ一方側の面を鏡面
18a,19a,20aとしている。
【0024】上記第1部材18は上記鏡面18aと反対
側の面を図板本体1aの上面1cに固定している。この
第1部材18の一方の側部18bには、一対の金具21
A,21Bを介して、第2部材19aの側部19bを回
動可能に連結している。すなわち、図6中、矢印で示す
ように、図板本体1aの上面1cに固定した第1部材1
8に対して、上記金具21A,21Bを支点として上記
第2部材19を回動させ、第2部材19の第1部材18
の傾斜角度を調節できるようにしている。また、第2部
材19の裏面側には、基端側が図板本体1aに固定され
たほぼ円筒状の中空筒体41と、この中空筒耐41に摺
動自在に挿入されると共に先端を第2部材に取付けたL
字状金具の長穴35に連結した連結軸体42とを備える
昇降用シャフト31を設けている。
【0025】また、第1部材の他方の側部18cにも、
金具21A,21Bを介して、第3部材20の側部20
bを回動可能に連結し、第3部材20に対する第1部材
18に対する傾斜角度を調節できるようにしていると共
に、第3部材20の裏面側に昇降用シャフト31を設け
ている。そのため、この第3実施形態では、図7(A)
で示すように、第1から第3部材18〜20の鏡面18
a,19a,20aがほぼ一平面を構成する状態と、図
7(B)に示すように、第2部材19及び第3部材20
を第1部材18に対して所要角度傾斜させた状態で保持
し、全体としていわば三面鏡のような凹状の鏡面を構成
する状態とを選ぶことができる。よって、第3実施形態
では、作業者2の目の位置等に応じて、第2部材19や
第3部材20の傾斜角度を適宜設定して、ワイヤハーネ
スW/Hが確実に第1から第3部材18〜20のいずれ
かの鏡面18a〜20aに写り、その像が作業者の目に
入るように調節することができる。
【0026】図8及び図9は、本発明の第4実施形態を
示している。この第4実施形態では、鏡部材25は第1
実施例と同様に長方形板状であって、この鏡部材25の
一方の面を鏡面25aとしている。また、第4実施形態
では、この鏡部材25の図板本体1aの上面1cに対す
る角度を調節するための角度調節機構27を設けてい
る。
【0027】この角度調節機構27は、図板本体1aの
上面のワイヤハーネスW/Hの分岐部A,B,Cの近傍
に突設した一対の回動用シャフト30A,30Bと、こ
れらの回動用シャフト30A,30Bと所要間隔をあけ
て並設した一対の昇降用シャフト31A,31Bとを備
えている。また、角度調節機構27は、鏡部材25の裏
面27bの所要箇所に設けた4個のL字状金具33A,
33B,33C,33Dを備えている。これらのL状金
具33A〜33Dは、上記鏡部材25の裏面25bに固
定される固定部33aと、この固定部33aに対してほ
ぼ直角に形成され、鏡部材25の裏面25bから突出す
る結部33bとを備えている。L字状金具33A,33
Bの連結部33bには、板厚方向に貫通する長穴35を
設けている。
【0028】上記回動用シャフト30A,30Bは、基
端側が図板本体1aに固定される一方、図9に示すよう
に、先端側がL字状に屈曲しており、この屈曲部分に雄
ネジ部36を設けている。各回動用シャフト30A,3
0Bの雄ネジ部36は、上記鏡部材25の裏面25bに
固定したL字状金具33A,33Bの丸穴34に挿入さ
れている。また、雄ネジ部36にはナット40を螺合し
ている。
【0029】上記昇降用シャフト31A,31Bは、基
端側が図板本体1aに固定されたほぼ円筒状の中空筒体
41と、この中空筒体41内に摺動自在挿入された連結
軸体42とを備えている。上記連結軸体41の先端側
は、L字状に屈曲しており、この屈曲部分に雄ネジ部4
3を設けている。各連結軸体の雄ネジ部43は、上記鏡
部材25の裏面25bに固定したL字状金具33,33
Dの長穴35に挿入されている。また、雄ネジ部43に
はナット40を螺合している。
【0030】上記昇降用シャフト31A,31Bの中空
筒部41には、上記連結軸体42の挿入方向とほぼ直交
する方向に外周部から中空部まで貫通する雌ネジ孔45
を設けている。この雌ネジ孔45には、下記の締付部材
47A,47Bの雄ネジ部49が螺合している。
【0031】上記締付部材47A,47Bには、円柱状
の本体48の一端に上記した雄ネジ部49を突設し、他
端側には本体48と直交するように取付けた細棒体から
なるハンドル50を設けている。
【0032】角度調節機構27により鏡部材25の図板
本体1aに対する角度を調節する場合には、以下のよう
に行う。まず、回動用シャフト30A,30B及び昇降
用シャフト31A,31Bの先端の雄ネジ部36,43
に螺合していたナット40を緩め、図9中矢印A,Bで
示すように、回動用シャフト30A,30B及び昇降用
シャフト31A,31Bの連結軸部42に対して、鏡部
材27がL字状金具33A〜33Dの丸穴34と長穴3
5を支点として回動可能な状態とする。
【0033】次に、上記締付部材47A,47Bのハン
ドル50を回して締付部材47A,47Bの雄ネジ部4
9を中空筒部41の雌ネジ孔45から抜き出す。なお、
この際、雄ネジ部49を完全に抜き出さずに、その先端
が中空筒部41内に挿入された連結軸部42から離れる
程度に雄ネジ部49を後退させてもよい。この状態で図
9中矢印Cで示すように、連結軸部42を昇降させれば
鏡部材25は、回動用シャフト33A,33Bの先端の
雄ネジ部36を支点として回動し、図板本体1aに対す
る傾斜角度を調節することができる。
【0034】鏡部材27の傾斜角度を固定する場合に
は、上記締付部材47A,47Bの雄ネジ部49を昇降
用シャフト31A,31Bの雌ネジ部45に螺合し、中
空筒部41内の連結軸部42に雄ネジ部49の先端を押
し付けることにより、連結軸部42を位置決め固定し、
さらに、昇降用シャフト31A,31B及び回動用シャ
フト30A,30Bの雄ネジ部43,36にナット40
を螺合する。
【0035】このように、第3実施形態では、鏡部材2
5の図板本体1aに対する傾斜角度を無段階的に調節す
ることができるため、作業者2の目の位置等に応じて、
鏡部材25の傾斜角度を適宜設定して、ワイヤハーネス
W/Hが確実に鏡面25aに写り、その像が作業者の目
に入るように調節することができる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るワイヤハーネス組立図板では、ワイヤハーネスの
分岐箇所に対応する電線保持具の少なくとも一つの近傍
に、ワイヤハーネスの裏側を写す鏡部材を配置している
ため、粘着テープの巻き付け状態を確認するためにワイ
ヤハーネスを持ち上げる必要がなく、作業工数を低減す
ることができる。また、上記のように鏡部材の鏡面にに
写った像を見るだけで分岐部における粘着テープ6の巻
き付け状態を確認することができるため、検査に要する
作業時間を短縮することができる。
【0037】鏡部材の図板本体に対する角度を調節する
角度調節手段を設けた場合には、鏡部材の傾斜角度を適
宜設定して、ワイヤハーネスの裏側が確実に鏡部材に写
り、その像が作業者の目に入るように調節することがで
きる。
【0038】上記鏡部材の鏡面を凸曲面状としたり、鏡
部材を平板状の第1から第3部材により構成し、第1部
材に対する第2部材及び第3部材の傾斜角度を調節可能
とすることにより、作業者の目の位置が多少変わった場
合にも、作業者は鏡部材に写ったワイヤハーネスの裏側
を確実に見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネス
組立用図板を示す全体斜視図である。
【図2】 第1実施形態に係るワイヤハーネス組立用図
板を示す側面図である。
【図3】 第1実施形態に係るワイヤハーネス組立用図
板を示す要部斜視図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネス
組立用図面を示す要部斜視図である。
【図5】 第2実施形態の変形例に係るワイヤハーネス
組立用図面を示す要部斜視図である。
【図6】 本発明の第3実施形態に係るワイヤハーネス
組立用図面を示す要部斜視図である。
【図7】 (A)は第3実施形態の鏡部材を裏面側から
見た斜視図、(B)は第3実施形態に係る鏡部材を鏡面
側から見た斜視図である。
【図8】 本発明の第4実施形態に係るワイヤハーネス
組立用図面を示す要部斜視図である。
【図9】 第4実施形態の鏡部材を裏面側から見た要部
斜視図である。
【図10】 従来のワイヤハーネス組立用図板を示す全
体斜視図である。
【図11】 昇降式電線保持具を示す要部斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス組立図板 1a 図板本体 1b 台座 3 昇降式電線保持具 3b 電線保持部 3c シャフト部 11,13,15,17,25 鏡部材 11a,13a,15a,17a,25a 鏡面 27 角度調節機構

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図板本体と、棒状部の先端に設けたU字
    状の電線保持部を設けてなり、上記図板本体の所要箇所
    に立設した複数の電線保持治具とを備えるワイヤハーネ
    ス組立図板であって、 上記ワイヤハーネスの分岐箇所に対応する電線保持具の
    少なくとも一つの近傍に、ワイヤハーネスの裏側を移す
    鏡部材を配置したことを特徴とするワイヤハーネス組立
    図板。
  2. 【請求項2】 上記鏡部材は、平板状であることを特徴
    とする請求項1記載のワイヤハーネス組立図板。
  3. 【請求項3】 上記鏡部材の図板本体に対する角度を調
    節する角度調節手段を備えることを特徴とする請求項2
    に記載のワイヤハーネス組立図板。
  4. 【請求項4】 上記鏡部材は、鏡面が凸曲面状であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス組立図
    板。
  5. 【請求項5】 上記鏡部材は、平板状の第1部材と、該
    第1部材の一側部に回動可能に連結した第2部材と、第
    1部材の他側部に回動可能に連結した第3部材とを備
    え、第1部材に対する第2部材及び第3部材の傾斜角度
    を調節可能としていることを特徴とする請求項1に記載
    のワイヤハーネス組立図板。
JP7289802A 1995-11-08 1995-11-08 ワイヤハーネス組立図板 Expired - Lifetime JP2988344B2 (ja)

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JP7289802A JP2988344B2 (ja) 1995-11-08 1995-11-08 ワイヤハーネス組立図板
EP96117882A EP0773559A1 (en) 1995-11-08 1996-11-07 Wiring harness assembling board
US08/745,069 US5715882A (en) 1995-11-08 1996-11-07 Wiring harness assembling board
CN96112053.3A CN1157462A (zh) 1995-11-08 1996-11-08 电线束组装板

Applications Claiming Priority (1)

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JP7289802A JP2988344B2 (ja) 1995-11-08 1995-11-08 ワイヤハーネス組立図板

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