JP2987990B2 - クリーンルーム空調システム - Google Patents

クリーンルーム空調システム

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JP2987990B2
JP2987990B2 JP9143991A JP9143991A JP2987990B2 JP 2987990 B2 JP2987990 B2 JP 2987990B2 JP 9143991 A JP9143991 A JP 9143991A JP 9143991 A JP9143991 A JP 9143991A JP 2987990 B2 JP2987990 B2 JP 2987990B2
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雅彦 簑島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クリーンルーム空調シ
ステムに関し、特に外気をダクトにより直接設備内に導
入するクリーンルーム空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクリーンルームは、例えば半導体
製造ラインにおいては、作業者が実際にウェハーを取り
扱う清浄度の高い作業エリアと、設備やポンプ類を設置
してある特に高い清浄度を必要としないメインテナンス
エリアとに区分し、各々の空調系統を分割し、各々の雰
囲気が混合しないようにしており、そこに供給される外
気は外気調和機より、ダクトを介して直接循環空調機又
はサプライプレナムに供給され、クリーンルーム内に供
給される空気は、クリーンルームの上流側で循環空気と
混合されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近の半導体生産設備
はインザウォール型になっており、設備の大部分はメイ
ンテナンスエリアに設置され、実際にウェハーが処理さ
れる部分もメインテナンスエリアに位置している。この
ため、通常設備内には、設備上面に設置されたHEPA
フィルタを通してメインテナンスエリアの雰囲気を導入
することとなり、メインテナンスエリアの雰囲気がウェ
ハーに触れてしまう結果となり、ウェハープロセス上の
問題となって歩留り低下の原因となる。
【0004】本発明の目的は、ウェハープロセス上の歩
留りを向上させるクリーンルーム空調システムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るクリーンルーム空調システムは、外気
供給系と、循環空調系とを有するクリーンルーム空調シ
ステムであって、外気供給系は、外気調和機と、外気供
給ダクトと、フィルタとを有するものであり、外気調和
機は、外気を取り入れ、温湿度調整を行って供給するも
のであり、外気供給ダクトは、外気調和機と、高い清浄
度を要求する生産設備との間に配管され、直接生産設備
に外気を供給するものであり、フィルタは、生産設備に
外気供給ダクトより供給される外気を濾過するものでで
あり、循環空調系は、循環空調機と、サプライプレナム
と、フィルタと、リターンエアプレナムとを有するもの
であり、循環空調機は、循環エアを供給するものであ
り、サプライプレナムは、循環空調機と高い清浄度が要
求されないエリア部との間に配管されたものであり、フ
ィルタは、サプライプレナムよりエリア部に供給される
エアを濾過するものであり、リターンエアプレナムは、
エリア部からのエアに生産設備からのエアを取込んで循
環空調機に戻すものである。また高い清浄度を要求する
エリア部と高い清浄度が要求されないエリア部とに分離
し、前記高い清浄度を要求するエリア部に前記生産設備
を設置したものである。
【0006】
【作用】本発明のクリーンルーム空調システムは、外気
調和機から生産設備にフレッシュエアを直接導入するた
めのダクトとHEPAフィルタを有しており、メインテ
ナンス室内の雰囲気を生産設備内に混入することを防止
したものである。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】(実施例1)図1は、本発明の実施例1を
示す断面図である。
【0009】図において、本実施例は、外気供給系と、
循環空調系とを有する。外気供給系は、外気調和機8
と、外気供給ダクト9と、設備用HEPAフィルタ10
とを有するものである。外気調和機8は、外気を取り入
れ、温湿度調整を行って供給するものであり、外気供給
ダクト9は、外気調和機8と、清浄度の高い生産設備1
1との間に配管されたものである。フィルタ10は、生
産設備11に外気供給ダクト9より供給される外気を濾
過するものである。
【0010】循環空調系は、循環空調機2と、サプライ
プレナム3と、HEPAフィルタ4と、リターンエアプ
レナム6とを有するものである。循環空調機2は、循環
エアを供給するものであり、サプライプレナム3は、循
環空調機2と高い清浄度が要求されないメインテナンス
エリア1との間に配管されたものであり、フィルタ4
は、サプライプレナム3よりメインテナンスエリア1に
供給されるエアを濾過するものであり、リターンエアプ
レナム6は、メインテナンスエリア1からのエアに生産
設備11からのエアを取込んで循環空調機2に戻すもの
である。
【0011】メインテナンスエリア1へ流れる空気は、
循環空調機2により、サプライプレナム3,HEPAフ
ィルタ4を通り供給され、パンチングフロア5aを通
り、リターンエアプレナム6により循環空調機2へ戻
る。
【0012】生産設備11に供給される外気は、まず外
気導入口7より外気調和機8に導入され、温湿度調整さ
れ、外気供給ダクト9により設備用HEPAフィルタ1
0を介し直接生産設備11に供給される。生産設備11
を通過した空気は生産設備11直下のパンチングフロア
5bを通り、リターンエアプレナム6内で外気としてメ
インテナンスエリア1のリターンエアと混合され、循環
空調機2へ導入される。これにより、生産設備11内を
流れる空気は全て新鮮外気ということになり、メインテ
ナンスエリア1の雰囲気が混入することが無くなる。
【0013】(実施例2)図2は、本発明の実施例2を
示す断面図である。
【0014】本実施例においては、メインテナンスエリ
アをメインテナンス室21と設備室22との2つに分け
てある。
【0015】メインテナンス室21に供給される空気
は、循環空調機23により、サプライエアプレナム2
4,HEPAフィルタ25aを通して供給され。パンチ
ングフロア26aを通過し、リターンエアプレナム27
により循環空調機23に戻る。
【0016】設備室22に導入される空気は、全て外気
導入口28から導入され外気調和機29により温湿度調
整された外気であり、外気ダクト30を介し外気サプラ
イチャンバ31に導入され、HEPAフィルタ25bを
通過して設備室22に入る。そして、生産設備33内の
空気取入れ口32より外気が生産設備33を通過し、パ
ンチングフロア26bを通して、リターンエアプレナム
27に入り、メインテナンス室21のリターンエアに混
合される。このようにメインテナンス室21と設備室2
2とに分けることにより、外気を設備に導入する際の構
造が前述の実施例1よりも簡素化される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は外気調和機
から外気をダクトにより直接生産設備に導入し、メイン
テナンスエリア室内の雰囲気を生産設備内に混入するこ
とが無くなったために、メインテナンスエリア内を漂う
プロセス上有害な雰囲気がウェハーに接触しないという
効果を有する。また、設備内を通過した空気は外気とし
てリターンエアプレナムにてメインテナンスクリーンル
ーム内の循環空気とミックスされるので、空調バランス
を崩すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例2を示す断面図である。
【符号の説明】
1 メインテナンスエリア 2 循環空調機 3 サプライエアプレナム 4 HEPAフィルタ 5a,5b パンチングフロア 6 リターンエアプレナム 7 外気導入口 8 外気調和機 9 外気供給ダクト 10 設備用HEPAフィルタ 11 生産設備 21 メインテナンス室 22 設備室 23 循環空調機 24 サプライエアプレナム 25a,25b HEPAフィルタ 26a,26b パンチングフロア 27 リターンエアプレナム 28 外気導入口 29 外気調和機 30 外気ダクト 31 外気サプライチャンバ 32 設備内空気取入口 33 生産設備

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気供給系と、循環空調系とを有するク
    リーンルーム空調システムであって、 外気供給系は、外気調和機と、外気供給ダクトと、フィ
    ルタとを有するものであり、 外気調和機は、外気を取り入れ、温湿度調整を行って供
    給するものであり、 外気供給ダクトは、外気調和機と、高い清浄度を要求す
    る生産設備との間に配管され、直接生産設備に外気を供
    給するものであり、 フィルタは、生産設備に外気供給ダクトより供給される
    外気を濾過するものでであり、 循環空調系は、循環空調機と、サプライプレナムと、フ
    ィルタと、リターンエアプレナムとを有するものであ
    り、 循環空調機は、循環エアを供給するものであり、 サプライプレナムは、循環空調機と高い清浄度が要求さ
    れないエリア部との間に配管されたものであり、 フィルタは、サプライプレナムよりエリア部に供給され
    るエアを濾過するものであり、 リターンエアプレナムは、エリア部からのエアに生産設
    備からのエアを取込んで循環空調機に戻すものであるこ
    とを特徴とするクリーンルーム空調システム。
  2. 【請求項2】 高い清浄度を要求するエリア部と高い清
    浄度が要求されないエリア部とに分離し、前記高い清浄
    度を要求するエリア部に前記生産設備を設置したことを
    特徴とする請求項1に記載のクリーンルーム空調システ
    ム。
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