JP2987915B2 - 半導体素子の選別方法 - Google Patents
半導体素子の選別方法Info
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- JP2987915B2 JP2987915B2 JP2283949A JP28394990A JP2987915B2 JP 2987915 B2 JP2987915 B2 JP 2987915B2 JP 2283949 A JP2283949 A JP 2283949A JP 28394990 A JP28394990 A JP 28394990A JP 2987915 B2 JP2987915 B2 JP 2987915B2
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- semiconductor
- measured
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体素子の静特性を測定して良品を不良
品と選別する方法に関する。
品と選別する方法に関する。
従来、半導体素子の特性を測定して選別するには、半
導体テスタと呼ばれる測定装置を用い、2個以上の半導
体素子を同時にハンドリングし、測定装置のスキャナ回
路により1個ずつ選択し、その特性を測定して選別して
いた。第4図にこの従来の測定手順を示す。
導体テスタと呼ばれる測定装置を用い、2個以上の半導
体素子を同時にハンドリングし、測定装置のスキャナ回
路により1個ずつ選択し、その特性を測定して選別して
いた。第4図にこの従来の測定手順を示す。
上述した従来の半導体素子の選別方法は半導体素子を
順次に測定・選別する為、複数個まとめてハンドリング
する場合、ハンドリングタイムと複数個分のテストタイ
ムとではテストタイムが長くなり、複数台のステーショ
ンを持つ半導体テスターでは測定に対する待ち合わせ時
間が発生し、処理能力が落ちる。また、半導体素子の測
定項目の中でもリーク電流の測定(IR,ICEO等)におい
ては、1項目当りの測定時間が長く、全体の50〜90%程
度占めており、リーク電流測定時間は半導体素子の応答
時間による影響が大きく短縮が困難となっている。
順次に測定・選別する為、複数個まとめてハンドリング
する場合、ハンドリングタイムと複数個分のテストタイ
ムとではテストタイムが長くなり、複数台のステーショ
ンを持つ半導体テスターでは測定に対する待ち合わせ時
間が発生し、処理能力が落ちる。また、半導体素子の測
定項目の中でもリーク電流の測定(IR,ICEO等)におい
ては、1項目当りの測定時間が長く、全体の50〜90%程
度占めており、リーク電流測定時間は半導体素子の応答
時間による影響が大きく短縮が困難となっている。
本発明の半導体素子の選別方法は、半導体素子のリー
ク電流の測定を2個以上の半導体素子を同時に並列接続
し一度に測定し、リーク電流の規格値Aに対し、測定結
果Bが(同時に測定した各素子のリーク電流の和)が小
さければ、同時に測定した全ての半導体素子は良品と
し、A<Bの場合は、同時に測定した半導体素子のうち
小さくとも1つは規格値よりも大きなリーク電流を有す
る(不良品)での各素子毎に再測定し、真の不良品を見
出す方法である。
ク電流の測定を2個以上の半導体素子を同時に並列接続
し一度に測定し、リーク電流の規格値Aに対し、測定結
果Bが(同時に測定した各素子のリーク電流の和)が小
さければ、同時に測定した全ての半導体素子は良品と
し、A<Bの場合は、同時に測定した半導体素子のうち
小さくとも1つは規格値よりも大きなリーク電流を有す
る(不良品)での各素子毎に再測定し、真の不良品を見
出す方法である。
次に本発明について図面を参照して説明する。第2図
は半導体素子の特性測定に用いる半導体テスタ(市販
品)のブロック図である。計測部1から出た測定線2は
スキャナ部3を通り被測定半導体素子(DUT1,DUT2)4a,
4bへ接続されている。スキャナ制御回路5は計測1から
の指令によりスキャナ部3のスキャナリレー6a,6bを動
作させ、DUT1,DUT2を選択する。
は半導体素子の特性測定に用いる半導体テスタ(市販
品)のブロック図である。計測部1から出た測定線2は
スキャナ部3を通り被測定半導体素子(DUT1,DUT2)4a,
4bへ接続されている。スキャナ制御回路5は計測1から
の指令によりスキャナ部3のスキャナリレー6a,6bを動
作させ、DUT1,DUT2を選択する。
この測定系の動作フローを第1図に示す。先ず、スキ
ャナリレー6a,6bを同時にONし、DUT1,DUT2のリーク電流
を測定する。測定値が規格値を超えた場合は再度スキャ
ナリレーを各々のDUTに切換えて、別々にリーク電流測
定を行なう。次に他の測定項目をDUT1,DUT2毎に測定す
る。ほとんどの場合、リーク電流の測定は1回目で良品
となるので個々に測定する必要はない。
ャナリレー6a,6bを同時にONし、DUT1,DUT2のリーク電流
を測定する。測定値が規格値を超えた場合は再度スキャ
ナリレーを各々のDUTに切換えて、別々にリーク電流測
定を行なう。次に他の測定項目をDUT1,DUT2毎に測定す
る。ほとんどの場合、リーク電流の測定は1回目で良品
となるので個々に測定する必要はない。
なお、上述の動作は、半導体テスタの測定手順を制御
するプログラムを変更するだけで実現できる。
するプログラムを変更するだけで実現できる。
第3図に被測定半導体素子のリーク電流特性例を示
す。図のようにリーク電流は、時間とともに減少し、最
終値に漸近するので、安定した測定値を得るには、テス
トタイムを長くする必要がある。最終値は、規格値に対
し、充分マージンがあるので、並列測定しても不良には
ならない。
す。図のようにリーク電流は、時間とともに減少し、最
終値に漸近するので、安定した測定値を得るには、テス
トタイムを長くする必要がある。最終値は、規格値に対
し、充分マージンがあるので、並列測定しても不良には
ならない。
以上説明したように本発明は、リーク電流値を2個以
上の半導体素子をまとめて測定することにより1回のリ
ーク電流特性測定時間の短縮を図ることができ、安価で
容易に測定装置の処理能力を向上できる効果がある。
上の半導体素子をまとめて測定することにより1回のリ
ーク電流特性測定時間の短縮を図ることができ、安価で
容易に測定装置の処理能力を向上できる効果がある。
第1図は本発明による測定・選別手順を示す流れ図であ
る。第2図は半導体素子の特性測定装置のブロック図で
ある。第3図は、リーク電流測定時の電流波形と測定タ
イミングを表わす図である。第4図は従来の測定手順を
表わす流れ図である。図における各部は、 1……テスター部、2……測定線、3……スキャナ部、
4a,4b……被測定半導体素子、5……スキャナ制御回
路、6a,6b……スキャナリレー。 である。
る。第2図は半導体素子の特性測定装置のブロック図で
ある。第3図は、リーク電流測定時の電流波形と測定タ
イミングを表わす図である。第4図は従来の測定手順を
表わす流れ図である。図における各部は、 1……テスター部、2……測定線、3……スキャナ部、
4a,4b……被測定半導体素子、5……スキャナ制御回
路、6a,6b……スキャナリレー。 である。
Claims (1)
- 【請求項1】半導体素子のリーク電流を測定し、このリ
ーク電流値と規格値とを比較して良否を判定する半導体
素子の選別方法において、半導体素子を複数個同時に測
定し、同時に測定した各素子のリーク電流値の和が規格
値より小さいときは、同時に測定し半導体素子全てを良
品とし、規格値より大きいときは、各素子毎に再度リー
ク電流を測定して個々に良否を測定することを特徴とす
る半導体素子の選別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2283949A JP2987915B2 (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | 半導体素子の選別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2283949A JP2987915B2 (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | 半導体素子の選別方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04158275A JPH04158275A (ja) | 1992-06-01 |
JP2987915B2 true JP2987915B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=17672313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2283949A Expired - Fee Related JP2987915B2 (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | 半導体素子の選別方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2987915B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6269433B2 (ja) * | 2014-03-17 | 2018-01-31 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2018194356A (ja) * | 2017-05-15 | 2018-12-06 | 東京エレクトロン株式会社 | デバイスの検査方法 |
-
1990
- 1990-10-22 JP JP2283949A patent/JP2987915B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04158275A (ja) | 1992-06-01 |
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