JP2987870B2 - 成形金型装置 - Google Patents
成形金型装置Info
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- JP2987870B2 JP2987870B2 JP2063210A JP6321090A JP2987870B2 JP 2987870 B2 JP2987870 B2 JP 2987870B2 JP 2063210 A JP2063210 A JP 2063210A JP 6321090 A JP6321090 A JP 6321090A JP 2987870 B2 JP2987870 B2 JP 2987870B2
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- Japan
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- slide core
- mold
- fixed plate
- guide pin
- guide
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は成形金型のアンダカット処理装置の動作タイ
ミングを制御できる成形金型装置に関するものである。
ミングを制御できる成形金型装置に関するものである。
従来の技術 以下、従来の成形金型装置について図面を参照して説
明する。
明する。
第６図は従来の金型装置である。
同図において10はスライドコア、11は固定板、12は移
動板、13は成形品、14は駆動構造体である。
動板、13は成形品、14は駆動構造体である。
固定板11に設けた駆動構造体14により、型開、型閉の
動作にともないスライドコア10を移動させるものであ
る。
動作にともないスライドコア10を移動させるものであ
る。
発明が解決しようとする課題 従来の金型装置は、第５図に示すように型開きとほぼ
同時にスライドコア10が後退を始めるため、下記課題を
有していた。
同時にスライドコア10が後退を始めるため、下記課題を
有していた。
１、スライドコア10の後退動作の開始タイミングを型
開き開始より任意の型開き量だけ遅らすことができな
い。
開き開始より任意の型開き量だけ遅らすことができな
い。
２、成形品13に対し、固定板11が離れるタイミングと
スライドコア10が後退を始めるタイミングが同時である
ため、成形品13が固定板11に取られる。
スライドコア10が後退を始めるタイミングが同時である
ため、成形品13が固定板11に取られる。
本発明は上記課題を解決するためにスライドコアの後
退のタイミングを型開き開始よりも一定の型開き量が開
くだけ遅らせることを可能にした成形金型装置を提供す
るものである。
退のタイミングを型開き開始よりも一定の型開き量が開
くだけ遅らせることを可能にした成形金型装置を提供す
るものである。
課題を解決するための手段 本発明は、成形金型のスライドコアに対し、摺動可能
に設置した移動板と前記スライドコアに対し型開きとと
もに離れ、型閉め時再度接近する固定板を配し、前記固
定板または前記スライドコアに固定して型の開閉を使っ
て前記スライドコアを駆動する駆動構造体を、前記スラ
イドコアもしくは前記固定板との間に隙間をもって設
け、前記スライドコアの動作を規制するガイドピンを前
記スライドコアもしくは前記固定板に設置し、前記スラ
イドコアもしくは前記固定板に設置されたガイドに、前
記ガイドピンを押し出した状態で保持し、型閉め時に納
入可能にするよう圧縮状態で設置された弾性体を設けて
構成したことを特徴とするものである。
に設置した移動板と前記スライドコアに対し型開きとと
もに離れ、型閉め時再度接近する固定板を配し、前記固
定板または前記スライドコアに固定して型の開閉を使っ
て前記スライドコアを駆動する駆動構造体を、前記スラ
イドコアもしくは前記固定板との間に隙間をもって設
け、前記スライドコアの動作を規制するガイドピンを前
記スライドコアもしくは前記固定板に設置し、前記スラ
イドコアもしくは前記固定板に設置されたガイドに、前
記ガイドピンを押し出した状態で保持し、型閉め時に納
入可能にするよう圧縮状態で設置された弾性体を設けて
構成したことを特徴とするものである。
作用 本発明によれば、型開き量がある一定量になるまで駆
動構造体の隙間だけスライドコアに作動力が働かず、そ
の間ガイドピンによりスライドコアが固定されている事
により、スライドコアの後退動作のタイミングを型開き
開始よりも一定の型開き量が開くだけ遅らせることが出
来る。
動構造体の隙間だけスライドコアに作動力が働かず、そ
の間ガイドピンによりスライドコアが固定されている事
により、スライドコアの後退動作のタイミングを型開き
開始よりも一定の型開き量が開くだけ遅らせることが出
来る。
実 施 例 本発明の実施例について以下図面を参照しながら説明
する。
する。
第１図は、本発明の第１の実施例を示したものであ
る。
る。
同図において２はスライドコア、４はスライドコア２
を摺動動作可能に設置した移動板、３はスライドコア２
に対し型開きとともに離れ、型閉め時に再度接近する固
定板、８は固定板３に固定されており型の開閉を使って
スライドコア２を駆動する駆動構造体（ここではフィン
ガーピン構造を使用している）、７は駆動構造体８とス
ライドコア２との間に設けられた隙間、１はスライドコ
ア２の動作を規制すべくスライドコア２に設置されたガ
イドピン、９はガイドピン１の案内として固定板３に設
置されたガイド、６はガイドピン１を押し出した状態で
保持し、型閉め時に納入可能にするよう圧縮状態で設置
された弾性体（ここでは発条を使用している）である。
を摺動動作可能に設置した移動板、３はスライドコア２
に対し型開きとともに離れ、型閉め時に再度接近する固
定板、８は固定板３に固定されており型の開閉を使って
スライドコア２を駆動する駆動構造体（ここではフィン
ガーピン構造を使用している）、７は駆動構造体８とス
ライドコア２との間に設けられた隙間、１はスライドコ
ア２の動作を規制すべくスライドコア２に設置されたガ
イドピン、９はガイドピン１の案内として固定板３に設
置されたガイド、６はガイドピン１を押し出した状態で
保持し、型閉め時に納入可能にするよう圧縮状態で設置
された弾性体（ここでは発条を使用している）である。
以下動作について説明する。
型開き開始後、型開き量がＡになるまでスライドコア
２はガイドビン１により固定されている。次に型開き量
がＡになったとき、もしくはＡ以上開いたときに隙間７
（Ｃ）がなくなりスライドコア２は駆動構造体８により
動作を始める。
２はガイドビン１により固定されている。次に型開き量
がＡになったとき、もしくはＡ以上開いたときに隙間７
（Ｃ）がなくなりスライドコア２は駆動構造体８により
動作を始める。
以上の動作により隙間７の量Ｃと、スライドコアの動
作を規制するガイドピン１の効きしろＡとの間には下記
の関係が成り立つ。
作を規制するガイドピン１の効きしろＡとの間には下記
の関係が成り立つ。
Ａ≦Ｂ＝C/cosθ 型閉め時の動作は従来のものと同一の動作であるが、
ガイドピン１が固定板３と接触し破損することを防止す
るため弾性体６の弾性を利用してガイドピン１をスライ
ドコア２内に納入するようになっている。
ガイドピン１が固定板３と接触し破損することを防止す
るため弾性体６の弾性を利用してガイドピン１をスライ
ドコア２内に納入するようになっている。
第２図は第１の実施例においての型開き時、スライド
コア２の動作タイミングを型開き量Ａだけ遅らせている
状態を示したものである。
コア２の動作タイミングを型開き量Ａだけ遅らせている
状態を示したものである。
第３図は第１の実施例においての型閉め途中でガイド
ピン１が納入されている状態を示したものである。
ピン１が納入されている状態を示したものである。
第４図は、本発明の第２の実施例を示し、第５図は第
４図の駆動構造体８′部分を抽出して示したものであ
る。
４図の駆動構造体８′部分を抽出して示したものであ
る。
同図において２′はスライドコア、４′はスライドコ
ア２′を摺動動作可能に設置した移動板、３′はスライ
ドコア２′に対し型開きとともに離れ、型閉め時再度接
近する固定板、８′は型の開閉を使ってスライドコア
２′を駆動する駆動構造体（ここではあり溝構造を使用
している）、７′は駆動構造体８′の間に設けられた隙
間、１′はスライドコア２′の動作を規制すべく固定板
３′に設置されたガイドピン、９′はガイドピン１′の
案内としてスライドコア２′の端面を使ったガイド、
６′はガイドピン１′を押し出した状態で保持し、型閉
め時に納入可能にするよう圧縮状態で設置された弾性体
（ここでは発条を使用している）である。
ア２′を摺動動作可能に設置した移動板、３′はスライ
ドコア２′に対し型開きとともに離れ、型閉め時再度接
近する固定板、８′は型の開閉を使ってスライドコア
２′を駆動する駆動構造体（ここではあり溝構造を使用
している）、７′は駆動構造体８′の間に設けられた隙
間、１′はスライドコア２′の動作を規制すべく固定板
３′に設置されたガイドピン、９′はガイドピン１′の
案内としてスライドコア２′の端面を使ったガイド、
６′はガイドピン１′を押し出した状態で保持し、型閉
め時に納入可能にするよう圧縮状態で設置された弾性体
（ここでは発条を使用している）である。
第２の実施例においては、駆動構造体８′をスライド
コア２′に形成し、固定板２′と嵌合させることによっ
て第１の実施例における駆動構造体８と同様の作用を行
ない、また、ガイドピン１′は固定板３′に装着してス
ライドコア２′の後端を規正するように動作する。
コア２′に形成し、固定板２′と嵌合させることによっ
て第１の実施例における駆動構造体８と同様の作用を行
ない、また、ガイドピン１′は固定板３′に装着してス
ライドコア２′の後端を規正するように動作する。
発明の効果 本発明によれば、スライドコアの動作でタイミングを
一定型開き量だけ遅らすことができるので、成形品の固
定板への取られを防止できる。
一定型開き量だけ遅らすことができるので、成形品の固
定板への取られを防止できる。
第１図は本発明の第１の実施例における成形金型装置の
断面図、第２図は第１の実施例において型開き時にスラ
イドコアの動作タイミングを遅らせていることを示す断
面図、第３図は第１の実施例において、型閉め途中でガ
イドピンが納入されている状態を示す断面図、第４図は
本発明の第２の実施例における成形金型装置の断面図、
第５図は第４図Ｖ−Ｖ′線の駆動構造体８′と固定板
３′の嵌合状態を示す断面図、第６図は従来の成形金型
装置の図である。 1,1′……ガイドピン、2,2′……スライドコア、7,7′
……隙間、8,8′……駆動構造体、9,9′……ガイド。
断面図、第２図は第１の実施例において型開き時にスラ
イドコアの動作タイミングを遅らせていることを示す断
面図、第３図は第１の実施例において、型閉め途中でガ
イドピンが納入されている状態を示す断面図、第４図は
本発明の第２の実施例における成形金型装置の断面図、
第５図は第４図Ｖ−Ｖ′線の駆動構造体８′と固定板
３′の嵌合状態を示す断面図、第６図は従来の成形金型
装置の図である。 1,1′……ガイドピン、2,2′……スライドコア、7,7′
……隙間、8,8′……駆動構造体、9,9′……ガイド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B29C 33/00 - 33/76
Claims (1)
- 【請求項１】成形金型において、スライドコアに対し摺
動可能に設置した移動板と、前記スライドコアに対し型
開きとともに離れ、型閉め時再度接近する固定板を配
し、前記固定板に固定して型の開閉を使って前記スライ
ドコアを駆動する駆動構造体を、前記スライドコアもし
くは前記固定板との間に隙間をもって設け、前記スライ
ドコアの動作を規正するガイドピンを前記スライドコア
もしくは前記固定板に設置し、前記スライドコアもしく
は前記固定板に設置されたガイドに前記ガイドピンを押
し出した状態で保持し、型閉め時に納入可能にするよう
圧縮状態で設置された弾性体を設けて構成したことを特
徴とする成形金型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2063210A JP2987870B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 成形金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2063210A JP2987870B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 成形金型装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03262609A JPH03262609A (ja) | 1991-11-22 |
| JP2987870B2 true JP2987870B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=13222609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2063210A Expired - Fee Related JP2987870B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 成形金型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2987870B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4545719B2 (ja) | 2006-07-29 | 2010-09-15 | 株式会社リコー | 画像読取信号処理ｉｃおよび画像読取装置と画像形成装置 |
| JP5545471B2 (ja) | 2010-03-26 | 2014-07-09 | 株式会社リコー | 画像読取装置、画像読取方法、及びプログラム |
| CN102275245B (zh) * | 2011-08-15 | 2013-06-19 | 苏州金安精密模塑有限公司 | 延时、先复位并存的滑块机构 |
| CN105171980A (zh) * | 2015-08-18 | 2015-12-23 | 林勇 | 带锁开模系统 |
| CN105690613B (zh) * | 2015-11-12 | 2018-04-03 | 贵州贵航汽车零部件股份有限公司华阳电器公司 | 一种斜楔式顺序合模机构 |
| CN111113735A (zh) * | 2018-11-01 | 2020-05-08 | 名硕电脑(苏州)有限公司 | 模具 |
-
1990
- 1990-03-14 JP JP2063210A patent/JP2987870B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03262609A (ja) | 1991-11-22 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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