JP2987865B2 - 有機エレクトロルミネッセンス素子 - Google Patents
有機エレクトロルミネッセンス素子Info
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Description
るものであり、詳しくは、作製方法が簡便で安価な各種
表示装置の発光体として用いられる有機エレクトロルミ
ネッセンス素子に関するものである。
(以下EL素子という)は、無機EL素子にくらべ、駆動電
圧が低くて輝度が高く、どのような色の発光も容易に作
ることができるという特徴があり、多くの試みが報告さ
れていた。
中で蒸着することにより作製していた。しかしながら、
真空蒸着法では大量生産に向かず、また大面積の素子を
作製するには限度があった。また、EL素子をLCDなどの
非発光性のバックライト照明として用いる場合、大面積
化の要求は大きく、大量生産も必要である。ところが、
これまでよく用いられているトリス(8−ヒドロキシキ
ノリン)アルミニウムやアントラセン等の有機物低分子
蛍光物質を発光層に用いた場合、単独の物質では塗布に
よる薄膜化は容易ではない。したがって、EL素子のため
に薄膜を作製しようとすると、真空蒸着法等、限られた
製膜方法しか取り得なかった。また、ポリビニルカルバ
ゾールを代表とした高分子半導体にペリレンやトリフェ
ニルブタジエンなどの蛍光物質を分散させたものをスピ
ンコーティングしてEL素子の発光層にする試みがある
(Polymer.,24,748(1983))が、膜の強度や均一な発
光面を得るのに問題がある。
子の中で蛍光を示すものがあることに着目して鋭意検討
した結果、共役鎖の短いものを発光材料として用いる
と、スピンコーティング法やキャスト法等によって簡便
に薄膜化が可能で、しかも大面積で発光効率の高いEL素
子が得られることを見い出し、本発明に到達した。
たは半透明である一対の電極間に発光層を有する有機エ
レクトロルミネッセンス素子において、該発光層とし
て、一般式(I) −Ar−CH=CH− (I) (Arは炭素数6以上の芳香族炭化水素基、あるいは該
芳香族炭化水素基に炭素数1〜22の炭化水素基、または
炭素数1〜22のアルコキシ基を1ないし2個置換した核
置換体基、あるいは炭素数4以上のヘテロ環芳香族炭化
水素基を表す。)で示される繰り返し単位を有し、下記
一般式(II) B−CH2−Ar−CH2−B (II) (Arは前記の定義と同じであり、Bは [R1およびR2は炭素数1〜8のアルキル基、X-は対イオ
ン]を表す。) で示されるモノマーをアルカリと反応させることにより
得られる側鎖にスルホニウム塩を有する共役系高分子の
中間体、またはそれをアルコール溶媒と反応させること
により得られるアルコキシ基を側鎖に有する高分子中間
体、またはスルホニウム塩を有する共役系高分子の中間
体に芳香族スルホン酸を反応させることにより得られる
スルホン酸塩を側鎖に有する高分子中間体を室温以上20
0℃未満で熱処理することで得られる共役系高分子を含
む薄膜を用いる有機エレクトロルミネッセンス素子に係
るものである。
半透明である一対の電極間に発光層を有する有機エレク
トロルミネッセンス素子において、該発光層として、前
記(1)記載の一般式(I)で示される繰り返し単位を
有し、一般式(III) X1−CH2−Ar−CH2−X1 (III) (Arは前記(1)における定義と同じであり、X1はハロ
ゲンを表す。) で示されるジハロゲン化合物をアルカリを用いて縮重合
して得られる共役系高分子を含む薄膜を用いる有機エレ
クトロルミネッセンス素子に係るものである。
半透明である一対の電極間に発光層を有する有機エレク
トロルミネッセンス素子において、該発光層として、前
記(1)記載の一般式(I)で示される繰り返し単位を
有し、前記(2)記載の一般式(III)で示されるジハ
ロゲン化合物にトリアリールホスフィンを作用させて得
られるホスホニウム塩化合物と、一般式(IV) OHC−Ar−CHO (IV) (Arは前記(1)における定義と同じであり、Xは、ハ
ロゲンを表す。) で示されるジアルデヒド化合物とを縮重合して得られる
共役系高分子を含む薄膜を用いる有機エレクトロルミネ
ッセンス素子に係るものである。
分子が、p−フェニレン、2,6−ナフタレンジイル、炭
素数1〜22のアルキル基が一ないし二置換したp−フェ
ニレン、炭素数1〜22のアルコキシ基が一ないし二置換
したp−フェニレン、炭素数1〜22のアルキル基が一な
いし二置換した2,6−ナフタレンジイル、および炭素数
1〜22のアルコキシ基が一ないし二置換した2,6−ナフ
タレンジイルからなる群から選ばれる基を少なくとも1
つ含む前記(1)〜(3)のいずれかに記載の有機エレ
クトロルミネッセンス素子に係るものである。
(I)に示す共役系高分子の合成法としては、以下に述
べる方法を用いる。
載されているスルホニウム塩分解法では一般式(II) B−CH2−Ar−CH2−B (II) (Arは炭素数6以上の芳香族炭化水素基、あるいは該芳
香族炭化水素基に炭素数1〜22の炭化水素基、または炭
素数1〜22のアルコキシ基を1ないし2個置換した核置
換体基、あるいは炭素数4以上のヘテロ環芳香族炭化水
素基を表し、Bは [R1およびR2は、炭素数1〜8のアルキル基、X-は対イ
オン]を表す。) で示されるモノマーを水溶液中、約0℃でアルカリと反
応させることにより得られる側鎖にスルホニウム塩を有
する共役系高分子の中間体、それをアルコール溶媒と反
応させることにより得られるアルコキシ基を側鎖に有す
る高分子中間体、あるいはスルホニウム塩を有する共役
系高分子の中間体に芳香族スルホン酸を反応させること
により得られるスルホン酸塩を側鎖に有する高分子中間
体を熱処理することにより一般式(I)に示される共役
系高分子を得ることができる。
水素法では一般式(III) X1−CH2−Ar−CH2−X1 (III) (Arは、前記の定義と同じであり、X1はハロゲンを表
す。) で示されるジハロゲン化合物を溶液中で、t−ブトキシ
カリウムなどのアルカリにより縮重合することにより一
般式(I)の共役系高分子を得ることができる。
ハロゲン化合物にトリフェニルホスフィンなどのトリア
リールホスフィンを作用させ、ホスホニウム塩としてこ
れをジアルデヒド化合物(OHC−Ar−CHO、Arは上記のも
のと同様)を反応させて一般式(I)の共役系高分子が
得られる。
ハロゲン化水素法が、発光材料により適した、重合度が
比較的高く、共役鎖長の比較的短い共役系高分子が得ら
れるので好ましい。
素基としては炭素数6以上の芳香環化合物、あるいはそ
の核置換体が好ましい。炭素数6以上の芳香環化合物と
してはp−フェニレン、2,6−ナフタレンジイル、5,10
−アントラセンジイルが例示され、好ましくはp−フェ
ニレンである。核置換芳香族炭化水素基としては炭素数
1〜22の炭化水素基または炭素数1〜22のアルコキシ基
を1ないし2個核置換したものが好適に用いられる。
はメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキ
シル、ヘプチル、オクチル、ラウリル、オクタデシル基
などが例示される。また、炭素数1〜22のアルコキシ基
としてはメトキシ、エトキシ、プロピルオキシ、ペンチ
ルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチル
オキシ、ラウリルオキシ、オクタデシルオキシ基等が例
示される。核置換芳香族基について、より具体的にはモ
ノメチル−p−フェニレン、モノメトキシ−p−フェニ
レン、2,5−ジメチル−p−フェニレン、2,5−ジメトキ
シ−p−フェニレン、モノエチル−p−フェニレン、2,
5−ジエトキシ−p−フェニレン、2,5−ジエチル−p−
フェニレン、モノブチル−p−フェニレン、モノブトキ
シ−p−フェニレン、モノブチル−p−フェニレン、2,
5−ジブトキシ−p−フェニレン、2,5−ジヘプチル−p
−フェニレン、2,5−ジヘプトキシ−p−フェニレン、
2,5−ジオクチル−p−フェニレン、2,5−ジオクトキシ
−p−フェニレン、2,5−ジラウリル−p−フェニレ
ン、2,5−ジラウリルオキシ−p−フェニレン、2,5−ジ
ステアリル−p−フェニレン、2,5−ジステアリルオキ
シ−p−フェニレン等が例示される。これらの中でp−
フェニレン、p−フェニレン核置換体が発光輝度の高い
有機ELを与えるので好ましい。
法あるいはキャスト法で均一な薄膜を得るにはその分子
量は十分高いことが必要である。重合度は5以上であ
り、より好ましくは10〜50000である。具体的にはゲル
パーミエションクロマトグラフィーによる分子量測定に
おいて分子量2800の標準ポリスチレンに相当する溶媒溶
出位置以前に溶出する高分子量を有するものがより効果
的である。
る場合には、共役系高分子に転換するために側鎖の脱離
処理を行う。脱離処理として光エネルギー、熱を与える
方法が一般的であるが、加熱処理が好ましい。側鎖の熱
脱離処理によって共役鎖長を形成させる際、熱処理温度
によって共役鎖長を規定できる。すなわち、ある一定の
温度以下であれば熱処理温度が高いほど共役鎖長が長く
なる。したがって熱処理温度としては共役鎖長を調節す
るため、一般的に、発光材料として用いる場合は比較的
共役鎖長が短い方が好ましいので低温加熱処理を行うの
が好ましい。具体的な熱処理温度例としてポリ−p−フ
ェニレンビニレンスルホニウム塩中間体を挙げると、発
光材料として用いる場合は室温〜200℃で熱処理を行う
のが好ましい。熱処理時間については、側鎖の脱離反応
が起こる時間であれば特に制限はなく、一般的には10分
〜20時間,好ましくは30分〜8時間程度である。熱処理
する際の雰囲気については、高分子フィルムの変質が起
こらない雰囲気,特に酸素、空気による酸化反応が起こ
らない雰囲気であれば特に限定されず、一般的にはN2,A
r、He等の不活性ガス雰囲気であり、また真空下あるい
は不活性媒体中であってもよい。
は、Cl-、Br-等のハロゲンイオン、さらにそのハロゲン
イオンを置換することによって、BF4 -、p−トルエンス
ルホン酸イオン等の化合物イオンとすることもできる。
対イオンの種類によって高分子中間体スルホニウム塩の
性質は異なり、ハロゲンイオンを例にとればCl-よりもB
r-が対イオンである方が熱脱離反応が起きやすい。対イ
オンがBF4 -の場合にはN,N−ジメチルホルムアミド等の
有機溶媒可溶となり、p−トルエンスルホン酸イオンの
場合には高分子スルホニウム塩中間体側鎖をアルコキシ
基化することが可能である。
過程で用いる透明な薄膜電極としては導電性の金属酸化
物膜,半透明の金属薄膜等が用いられる。この電極の材
料として具体的には、インジウム・スズ・オキサイド
(ITO)、酸化スズ(NESA)、Au、Pt、Ag、Cu等が用い
られ、膜厚としては50Å〜1μm程度、好ましくは、10
0Å〜500Å程度であり、作製方法としては、真空蒸着
法、スパッタリング法、メッキ法などが用いられる。
れる高分子の中間体の溶液を電極上にスピンコーティン
グ法,キャスト法で薄膜を形成することができる。ま
た、共役系高分子自体が溶媒に可溶な場合は、共役系高
分子の溶液を同様にして薄膜を形成することできる。
10μm、電流密度を上げて発光効率を上げるために好ま
しくは100Å〜1μmである。
明基板1上に前記の透明電極2、共役系高分子の発光層
3、電極4を順次設けることにより得られるが、より発
光効率を上げる目的で電荷輸送体層を該発光層の片側ま
たは両側に設ける、すなわち、透明電極上に(発光層/
電荷輸送層),(電荷輸送層/発光層)または(電荷輸
送層/発光層/電荷輸送層)を設ける構造をとることも
できる。
等に記載の公知の化合物を用いることができる。具体的
にはトリフェニルジアミン誘導体、ペリレン誘導体等が
好ましく挙げられる。さらにポリ−2,5−チエニレンビ
ニレン等の共役系高分子等も用いることができる。
In、Mg、Mg−Ag合金、In−Ag合金、グラファイト薄膜等
のイオン化エネルギーの小さい金属が好ましく用いられ
る。膜厚は50Å〜1μmの素子をできる限り薄くするた
めに好ましくは、500Å〜1000Åで、作製方法としては
真空蒸着法、スパッタリング法等が用いられる。
共役系高分子中間体あるいは共役系高分子は有機溶媒に
可溶であり賦形性に富み、素子作製が容易に行える。
面状光源,フラットパネルディスプレイ等の装置として
好適に使用される。
発明はこれらによって何ら制限されるものではない。
ヘプチルオキシ−p−キシリレンジブロミドをt−ブト
キシカリウムで縮重合して、ポリ−2,5−ジヘプチルオ
キシ−p−フェニレンビニレン(HO−PPV)を得た。こ
のクロロホルム溶液を、ITO薄膜をスパッタリングによ
って200Åの厚みで付けたガラス基板上に回転数2000rpm
のスピンコーティング法により1000Åの厚みで塗布し、
発光層とした。さらに、その上にAl電極を蒸着によって
1000Åの厚みで作製した。ITO電極,Al電極には銀ペース
トで端子をとり、エポキシ樹脂で固定した。
2.5mA/cm2の電流密度で、輝度0.06cd/m2の黄橙色の発光
が確認された。発光スペクトルのピーク波長は580nmでH
O−PPVスピンコート薄膜を蛍光のスペクトルと一致して
いた。また、発光強度は電流密度に比例して増加した。
エニレンジスルホニウムブロミドをアルカリで重合し、
メタノールと反応させてポリ−2,5−チエニレンビニレ
ン(PTV)の中間体であるポリ−2,5−チエニレンメトキ
シエチレンを得た。ITO薄膜をスパッタリングによって2
00Åの厚みで付けたガラス基板に、得られたPTV中間体
のN,N−ジメチルホルムアミド(以下DMF)溶液を回転数
2000rpmのスピンコーティング法により700Åの厚みで塗
布した。その後、N2中で200℃、2時間熱処理した。熱
処理することによりPTV中間体の膜厚は400Åに減少して
いた。ここで、赤外吸収スペクトルを測定したところ11
00cm-1の中間体特有の吸収ピークがなくなっていたこと
からPTV構造を確認し、電荷輸送層とした。次いで、特
開昭59−199746の記載に従い、p−キシリレンビス(ジ
エチルスルホニウムブロマイド)を水溶液中、水酸化ナ
トリウム水溶液を滴下して重合し、ポリ−p−フェニレ
ンビニレン(以下PPV)の中間体であるポリ−p−フェ
ニレンビス(ジエチルスルホニウムブロマイド)エチレ
ン(以下PPV中間体)水溶液を得た。
ピンコーティングした。このときの膜厚は500Åであっ
た。その後、N2中で120℃、2時間熱処理を行った。熱
処理後の膜厚は400Åであり、赤外吸収スペクトルによ
って、PPV構造が完全には形成されず、一部中間体構造
が残っていることを確認した。さらに、その上に実施例
1と同様にしてAl電極を蒸着して、素子を完成させた。
ろ25mA/cm2の電流密度で、輝度0.05cd/mの黄色の発光が
観察された。発光スペクトルのピーク波長は550nmで、P
PV薄膜の蛍光のスペクトルと一致していた。
素子の一実施例の概念的な断面構造を表す図である。 1……透明基板、2……透明電極、3……発光層、4…
…電極
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも一方が透明または半透明である
一対の電極間に発光層を有する有機エレクトロルミネッ
センス素子において、該発光層として、一般式(I) −Ar−CH=CH− (I) (Arは炭素数6以上の芳香族炭化水素基、あるいは該芳
香族炭化水素基に炭素数1〜22の炭化水素基、または炭
素数1〜22のアルコキシ基を1ないし2個置換した核置
換体基、あるいは炭素数4以上のヘテロ環芳香族炭化水
素基を表す。)で示される繰り返し単位を有し、下記一
般式(II) B−CH2−Ar−CH2−B (II) (Arは前記の定義と同じであり、Bは [R1およびR2は炭素数1〜8のアルキル基、X-は対イオ
ン]を表す。) で示されるモノマーをアルカリと反応させることにより
得られる側鎖にスルホニウム塩を有する共役系高分子の
中間体、またはそれをアルコール溶媒と反応させること
により得られるアルコキシ基を側鎖に有する高分子中間
体、またはスルホニウム塩を有する共役系高分子の中間
体に芳香族スルホン酸を反応させることにより得られる
スルホン酸塩を側鎖に有する高分子中間体を室温以上20
0℃未満で熱処理することで得られる共役系高分子を含
む薄膜を用いることを特徴とする有機エレクトロルミネ
ッセンス素子。 - 【請求項2】少なくとも一方が透明または半透明である
一対の電極間に発光層を有する有機エレクトロルミネッ
センス素子において、該発光層として、請求項1記載の
一般式(I)で示される繰り返し単位を有し、一般式
(III) X1−CH2−Ar−CH2−X1 (III) (Arは請求項1における定義と同じであり、X1はハロゲ
ンを表す。) で示されるジハロゲン化合物をアルカリを用いて縮重合
して得られる共役系高分子を含む薄膜を用いることを特
徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。 - 【請求項3】少なくとも一方が透明または半透明である
一対の電極間に発光層を有する有機エレクトロルミネッ
センス素子において、該発光層として、請求項1記載の
一般式(1)で示される繰り返し単位を有し、請求項2
記載の一般式(III)で示されるジハロゲン化合物にト
リアリールホスフィンを作用させて得られるホスホニウ
ム塩化合物と、一般式(IV) CHO−Ar−CHO (IV) (Arは請求項1における定義と同じであり、Xは、ハロ
ゲンを表す。) で示されるジアルデヒド化合物とを縮重合して得られる
共役系高分子を含む薄膜を用いることを特徴とする有機
エレクトロルミネッセンス素子。 - 【請求項4】発光層に含まれる共役系高分子が、p−フ
ェニレン、2,6−ナフタレンジイル、炭素数1〜22のア
ルキル基が一ないし二置換したp−フェニレン、炭素数
1〜22のアルコキシ基が一ないし二置換したp−フェニ
レン、炭素数1〜22のアルキル基が一ないし二置換した
2,6−ナフタレンジイル、および炭素数1〜22のアルコ
キシ基が一ないし二置換した2,6−ナフタレンジイルか
らなる群から選ばれる基を少なくとも1つ含むことを特
徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の有機エレクト
ロルミネッセンス素子。
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