JP2987740B2 - ろう付け用リング - Google Patents
ろう付け用リングInfo
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Description
造する際に用いられるろう付け用リングに関し、特に、
マグネトロンの陰極構体を製造するのに適したろう付け
用リングに関するものである。
法について、マグネトロンの陰極構体を例にして説明す
る。
造手順を示す説明図である。
の外周縁部から垂直に立ち上げられた立上げ部31と、
平板部30の中心部に形成された挿通孔33とを有する
下エンドハット3の立上げ部31に、予めろう付け用リ
ング9を焼き嵌めし、下エンドハット組立体を作ってお
く。この下エンドハット組立体の挿通孔33に、(a)
に示すように、ステム部15に取り付けらたセンターロ
ッド5を挿通すると共に、ステム部15に取り付けられ
たサイドロッド7に下エンドハット組立体を溶接する
(下エンドハット組立体に予めサイドロッド7を溶接し
たものを用いることもある)。
4の下端部を下エンドハット3に嵌入するようにして、
下エンドハット組立体上にフィラメント4を置く。
に立ち上げられた立上げ部21と、立上げ部21の中心
部に形成された嵌入孔24とを有する上エンドハット2
の立上げ部21に、予めろう付け用リング8を焼き嵌め
し、上エンドハット組立体を作っておく。この上エンド
ハット組立体の嵌入孔24に、(c)に示すように、セ
ンターロッド5の上端部を嵌入し、フィラメント4を上
エンドハット2と下エンドハット3とで挟み込む。
ト2をセンターロッド4にろう付け又は溶接する。この
時の寸法A、即ち、上エンドハット2の下端面と下エン
ドハット3の上端面との間隔は、マグネトロン球の性能
に大きく影響を与えるので、この寸法Aが所定値となる
ように、上エンドハット2は、センターロッド5にろう
付け又は溶接される。
溶融し、この溶融したろうでフィラメント4の上端部を
上エンドハット2にろう付けし、フィラメント4の下端
部を下エンドハット3にろう付けする。以上の工程によ
り(e)に示すように、マグネトロンの陰極構体が構成
される。
体より成り、平板部と立上げ部との連結部分には、強度
を高めるためのR部が形成されている。また、ろう付け
用リングは、一般に、Ru−Mo(ルテニウム−モリブ
デン)合金の焼結体から成る。そして、エンドハット
と、ろう付け用リングの焼結時の収縮差を利用して、エ
ンドハットの立上げ部に、ろう付け用リングを焼き嵌め
するように成っている(例えば、特開昭60−8673
1号公報参照)。
リングされており、スプリング効果を有している。この
フィラメント4の長さは、図7(d)に示す寸法B、即
ち、上エンドハット2の平板部20と下エンドハット3
の平板部30との間の距離に等しい。しかし、フィラメ
ント4のろう付け前の状態においては、図7(d)から
明らかなように、ろう付け用リング8,9の厚みの分だ
けフィラメント4は縮められ、フィラメント4の長さ
は、寸法Bよりも短く成っている。この状態で、炉中に
て陰極構体全体を加熱してろう付け用リングを溶融し、
このろうでフィラメント4を上,下エンドハット2,3
にそれぞれろう付けするように成っている。このろう付
けの際、フィラメント4は、高温状態となり、スプリン
グ効果が無くなる。この為、ろう付け用リング8,9が
溶融する前にフィラメント4のスプリング効果が無くな
り、フィラメントの長さが縮まって寸法Bよりも短い状
態となり、その後に、ろう付け用リング8,9が溶融す
る場合がある。この場合、フィラメント4の長さが短く
なり、その後に、ろう付け用リング8,9が溶融し、こ
のろうがそれぞれ上,下エンドハット2,3の表面で広
がり、その高さが低くなる。この為、縮まったフィラメ
ント4と、溶融し、エンドハット2,3の表面に広がっ
たろうとが接触しなくなり、この結果、図8に示すよう
に、フィラメント4のろう付け不良が生じることが多々
あった。
グの厚みを薄くし、ろう付けにおけるフィラメントの縮
みを少なくすれば良い。しかしながら、図9(a),
(b)及び図10に示すように、上エンドハット2用の
ろう付け用リング8を上エンドハット2の立上げ部21
に焼き嵌めすると、上エンドハット2にはR部22があ
るので、このR部22にろう付け用リング8が突き当た
って変形し、その高さが高く成ってしまったり、或い
は、図11に示すように、R部22によりろう付け用リ
ング8が平板部20から浮き上った状態で焼き嵌めされ
てしまう。このような状態の時のろう付け用リング8の
高さCは、C=ろう付け用リングの厚み+反り(或いは
浮上り)、で現され、具体的な数値を例示すると、C=
0.3+ 0.3=0.6(mm) と成る。
ドハット3の場合も、上エンドハット2の場合と同様
に、下エンドハット3用のろう付け用リング9を下エン
ドハット3の立上げ部31に焼き嵌めすると、R部32
にろう付け用リング9が突き当たって変形し、その高さ
が高く成ってしまったり、或いは、R部32によりろう
付け用リング9が平板部30から浮き上った状態で焼き
嵌めされてしまう。
リングの厚みを薄くしても、焼き嵌め後のろう付け用リ
ングの変形或いは浮上りにより、その高さが高くなり、
フィラメントのろう付け不良の問題を解決できない。
ろう付け用リングの変形を防止できるが、このようにR
部を無くすのは、強度上好ましくなく、特に、現在主流
である焼結体から成るエンドハットにおいては、粉末成
形技術上、好ましくない。
エンドハットにろう付け用リング焼き嵌めしても、ろう
付け用リングが変形或いは浮き上がることがなく、これ
により確実にフィラメントをエンドハットにろう付けす
ることが可能なろう付け用リングを提供することを目的
とする。
れば、平板部、該平板部から立ち上げられた立上げ部、
及び前記平板部と前記立上げ部との連結部分に形成され
たR部を有するエンドハットの前記立上げ部に焼き嵌め
され、該エンドハットにフィラメントをろう付けする際
のろう材となるろう付け用リングにおいて、前記R部と
の接触を避ける切欠き部が形成されていることを特徴と
するろう付け用リングが得られる。
の焼結体で形成されていることを特徴とする請求項1記
載のろう付け用リングが得られる。
平板部から立ち上げられた立上げ部、及び前記平板部と
前記立上げ部との連結部分に形成されたR部を有するエ
ンドハットと、該エンドハットの前記立上げ部に焼き嵌
めされ、該エンドハットにフィラメントをろう付けする
際のろう材となるろう付け用リングとを含むエンドハッ
ト組立体において、前記エンドハットの前記立上げ部に
請求項1又は請求項2記載のろう付け用リングが焼き嵌
めされていることを特徴とするエンドハット組立体が得
られる。
平板部から立ち上げられた立上げ部、及び前記平板部と
前記立上げ部との連結部分に形成されたR部を有するエ
ンドハットの前記立上げ部にろう付け用リングを焼き嵌
めする焼嵌め工程を含むエンドハット組立体の製造方法
において、前記焼嵌め工程が、請求項1又は請求項2記
載のろう付け用リングを用いて行われていることを特徴
とするエンドハット組立体の製造方法が得られる。
平板部から立ち上げられた立上げ部、及び前記平板部と
前記立上げ部との連結部分に形成されたR部をそれぞれ
有する上エンドハット及び下エンドハットと、前記上エ
ンドハットと前記下エンドハットとの間に配置されたフ
ィラメントと、該フィラメントと前記上エンドハットと
の間及び前記フィラメントと前記下エンドハットとの間
にそれぞれ配置されたろう付け用リングとを含む陰極構
体において、前記ろう付け用リングが請求項1又は請求
項2記載のろう付け用リングであることを特徴とする陰
極構体が得られる。
平板部から立ち上げられた立上げ部、及び前記平板部と
前記立上げ部との連結部分に形成されたR部を有するエ
ンドハットの前記立上げ部にろう付け用リングを焼き嵌
めする焼嵌め工程と、該焼嵌め工程で前記立上げ部に焼
嵌めされた前記ろう付け用リングにより前記エンドハッ
トにフィラメントをろう付けするろう付け工程とを含む
陰極構体の製造方法において、前記焼嵌め工程で、請求
項1又は請求項2記載のろう付け用リングが用いられ、
前記ろう付け工程で、請求項1又は請求項2記載のろう
付け用リングにより前記エンドハットに前記フィラメン
トをろう付けしたことを特徴とする陰極構体の製造方法
が得られる。
のR部との接触を避ける切欠き部が形成されているの
で、ろう付け用リングをエンドハットの立上げ部に焼き
嵌めしても、ろう付け用リングがR部に接触することが
無く、この為、焼き嵌め時におけるろう付け用リングの
変形或いは浮き上りを防止できる。
グを用いて構成された陰極構体のろう付け前の状態の縦
断面図である。
リングが用いられる陰極構体について説明する。この陰
極構体1は、電子レンジ等に用いられるマグネトロン用
の陰極構体である。この陰極構体1は、上エンドハット
2と、下エンドハット3と、フィラメント4とを有して
いる。
から成り、断面略凸状を呈し、平板部20、立上げ部2
1、R部22を有している。平板部20は、略円盤状で
あり、立上げ部21は、平板部20の中心部から直角に
立ち上げられ、R部22は、平板部20と立上げ部21
との連結部分に形成されている。また、平板部20の外
周縁には、周壁部23が形成され、立上げ部21の中心
部には、嵌入孔24が形成されている。嵌入孔24に
は、センターロッド5の上端部が嵌入され、ろう付けさ
れている。
から成り、断面略凹状を呈し、平板部30、立上げ部3
1、R部32を有している。平板部30は、略円盤状で
あり、立上げ部31は、平板部30の外周縁から直角に
立ち上げられ、R部32は、平板部30と立上げ部31
との連結部分に形成されている。また、平板部30の中
心部には、センターロッド5との接触を避けるための挿
通孔33が形成されている。挿通孔33には、センター
ロッド5が挿通され、平板部30の下面外周部には、セ
ンターロッド7がろう付けされている。
ングステンフィラメントが用いられており、このフィラ
メント4は、コイル状である。フィラメント4は、上エ
ンドハット2と下エンドハット3とで挟持され、その中
心部には、センターロッド5が挿通されている。
ついて説明する。
るろう付け用リングを示し、(a)は上エンドハット用
のろう付け用リングの縦断面図、(b)は下エンドハッ
ト用のろう付け用リングの縦断面図である。
ろう付け用リング8は、上エンドハット2の立上げ部2
1の下部(平板部20側部分)に焼き嵌めされている。
図2(a)から明らかなように、ろう付け用リング8の
内壁面上縁部(平板部20側部分)に沿って切欠き部8
0が形成されている。この切欠き部80により、ろう付
け用リング8がR部22を跨ぐように成っている。即
ち、切欠き部80は、ろう付け用リング8が、上エンド
ハット2のR部22に接触しないようにするために形成
されている。ろう付け用リング8は、Ru−Moの焼結
体から成る。Ruの組成は、融点が最も低く(1960
℃)なる42.9Wt%としてある。
は、下エンドハット3の立上げ部31の下部(平板部3
0側部分)に焼き嵌めされている。図2(b)から明ら
かなように、ろう付け用リング9の外壁面下縁部(平板
部30側部分)に沿って切欠き部90が形成されてい
る。この切欠き部90により、ろう付け用リング9がR
部32を跨ぐように成っている。即ち、切欠き部90
は、ろう付け用リング9が、下エンドハット3のR部3
2に接触しないようにするために形成されている。ろう
付け用リング9も、Ru−Moの焼結体から成る。尚、
ろう付け用リング8,9の厚みは、0.2mm以下にす
ることが好ましい。
た陰極構体の製造方法について図3乃至図5をも参照し
て説明する。
示し、(a)は焼き嵌め前の状態の縦断面図、(b)は
焼き嵌め後の状態の縦断面図、図4は下エンドハット組
立体の組立工程を示し、(a)は焼き嵌め前の状態の縦
断面図、(b)は焼き嵌め後の状態の縦断面図、図5は
上エンドハット組立体の焼き嵌め後におけるろう付け用
リングの焼き嵌め部分の金属組織の断面を主として示す
顕微鏡写真である。
ハット2の平板部20上にろう付け用リング8を配置
し、その後、上エンドハット2及びろう付け用リング8
を加熱して焼結し、この時の両者の収縮率の差を利用
し、図3(b)に示すように、ろう付け用リング8を立
上げ部21に焼き嵌めする。これにより上エンドハット
2とこれに焼き嵌めされたろう付け用リング8とで構成
された上エンドハット組立体が得られる。この時、図3
(b)及び図5から明らかなように、ろう付け用リング
8は、上エンドハット2のR部22に接触しないので、
従来の様に、ろう付け用リングがR部22と接触して変
形し或いは浮き上ることがない。
(a)に示すように、下エンドハット3の平板部30上
にろう付け用リング9を配置し、その後、下エンドハッ
ト3及びろう付け用リング9を加熱して焼結し、この時
の両者の収縮率の差を利用し、図4(b)に示すよう
に、ろう付け用リング9を立上げ部31に焼き嵌めす
る。これにより下エンドハット3とこれに焼き嵌めされ
たろう付け用リング9とで構成された下エンドハット組
立体が得られる。この時、図4(b)から明らかなよう
に、ろう付け用リング9は、下エンドハット3のR部3
2に接触しないので、変形し或いは浮き上がることがな
い。
及び下エンドハット組立体が得られたら、下エンドハッ
ト組立体の挿通孔33にステム部(図示せず)にろう付
けされたセンターロッド5を挿通し、そして、下エンド
ハット組立体をステム部にろう付けされたサイドロッド
7の上端に溶接する。次に、フィラメント4の中心部に
センターロッド5を挿通してフィラメント4を下エンド
ハット組立体上に置く。次に、上エンドハット組立体の
嵌入孔24にセンターロッド5を嵌入し、ろう付けす
る。これにより、フィラメント4は、上エンドハット組
立体と下エンドハット組立体により挟持される。次に、
以上の工程により組上がったものをRu−Mo合金の共
晶温度1960℃以上で加熱し、ろう付け用リング8,
9を溶融し、この溶融したろうでフィラメント4の上端
部を上エンドハット2にろう付けし、下端部を下エンド
ハット3にろう付けする。これにより陰極構体が得られ
る。
るろう付け用リングを示し、(a)は上エンドハット用
のろう付け用リングの縦断面図、(b)は下エンドハッ
ト用のろう付け用リングの縦断面図である。
付け用リング8の場合、上エンドハット2のR部22と
の接触を避ける切欠き部80が、内壁面の上縁部のみな
らず、下縁部にも形成されている。図6(b)に示す下
エンドハット用のろう付け用リング9の場合も、下エン
ドハット3のR部32との接触を避ける切欠き部90
が、外壁面の下縁部のみならず、上縁部にも形成されて
いる。このように形成することにより、ろう付け用リン
グ8,9の裏表が無くなり、製造の際のろう付け用リン
グ8,9の取扱いが楽になる。
ハットのR部との接触を避ける切欠き部を設けてあるの
で、焼き嵌め後において、ろう付け用リングがエンドハ
ットのR部に接触することが無く、これによりろう付け
用リングが変形或いは浮き上がることが無く、従って、
陰極構体を製造する際に、本発明のろう付け用リングを
用いれば、フィラメントを確実にエンドハットにろう付
けすることができる。
て構成された陰極構体のろう付け前の状態の縦断面図で
ある。
用リングを示し、(a)は上エンドハット用のろう付け
用リングの縦断面図、(b)は下エンドハット用のろう
付け用リングの縦断面図である。
(a)は焼き嵌め前の状態の縦断面図、(b)は焼き嵌
め後の状態の縦断面図である。
(a)は焼き嵌め前の状態の縦断面図、(b)は焼き嵌
め後の状態の縦断面図である。
う付け用リングの焼き嵌め部分の金属組織の断面を主と
して示す顕微鏡写真(30倍)である。
用リングを示し、(a)は上エンドハット用のろう付け
用リングの縦断面図、(b)は下エンドハット用のろう
付け用リングの縦断面図である。
す説明図である。
け不良の状態を示す縦断面図である。
リングが変形する過程を示し、(a),(b)は上エン
ドハット組立体におけるろう付け用リングの変形の過程
を示す断面図、(c),(d)は下エンドハット組立体
におけるろう付け用リングの変形の過程を示す断面図で
ある。
おける変形したろう付け用リングの焼き嵌め部分の金属
組織の断面を主として示す顕微鏡写真(40倍)であ
る。
おける浮き上がったろう付け用リングの焼き嵌め部分の
金属組織の断面を主として示す顕微鏡写真(40倍)で
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 平板部、該平板部から立ち上げられた立
上げ部、及び前記平板部と前記立上げ部との連結部分に
形成されたR部を有するエンドハットの前記立上げ部に
焼き嵌めされ、該エンドハットにフィラメントをろう付
けする際のろう材となるろう付け用リングにおいて、前
記R部との接触を避ける切欠き部が形成されていること
を特徴とするろう付け用リング。 - 【請求項2】 Ru−Moの焼結体で形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のろう付け用リング。 - 【請求項3】 平板部、該平板部から立ち上げられた立
上げ部、及び前記平板部と前記立上げ部との連結部分に
形成されたR部を有するエンドハットと、該エンドハッ
トの前記立上げ部に焼き嵌めされ、該エンドハットにフ
ィラメントをろう付けする際のろう材となるろう付け用
リングとを含むエンドハット組立体において、前記エン
ドハットの前記立上げ部に請求項1又は請求項2記載の
ろう付け用リングが焼き嵌めされていることを特徴とす
るエンドハット組立体。 - 【請求項4】 平板部、該平板部から立ち上げられた立
上げ部、及び前記平板部と前記立上げ部との連結部分に
形成されたR部を有するエンドハットの前記立上げ部に
ろう付け用リングを焼き嵌めする焼嵌め工程を含むエン
ドハット組立体の製造方法において、前記焼嵌め工程
が、請求項1又は請求項2記載のろう付け用リングを用
いて行われていることを特徴とするエンドハット組立体
の製造方法。 - 【請求項5】 平板部、該平板部から立ち上げられた立
上げ部、及び前記平板部と前記立上げ部との連結部分に
形成されたR部をそれぞれ有する上エンドハット及び下
エンドハットと、前記上エンドハットと前記下エンドハ
ットとの間に配置されたフィラメントと、該フィラメン
トと前記上エンドハットとの間及び前記フィラメントと
前記下エンドハットとの間にそれぞれ配置されたろう付
け用リングとを含む陰極構体において、前記ろう付け用
リングが請求項1又は請求項2記載のろう付け用リング
であることを特徴とする陰極構体。 - 【請求項6】 平板部、該平板部から立ち上げられた立
上げ部、及び前記平板部と前記立上げ部との連結部分に
形成されたR部を有するエンドハットの前記立上げ部に
ろう付け用リングを焼き嵌めする焼嵌め工程と、該焼嵌
め工程で前記立上げ部に焼嵌めされた前記ろう付け用リ
ングにより前記エンドハットにフィラメントをろう付け
するろう付け工程とを含む陰極構体の製造方法におい
て、前記焼嵌め工程で、請求項1又は請求項2記載のろ
う付け用リングが用いられ、前記ろう付け工程で、請求
項1又は請求項2記載のろう付け用リングにより前記エ
ンドハットに前記フィラメントをろう付けしたことを特
徴とする陰極構体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6119707A JP2987740B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | ろう付け用リング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6119707A JP2987740B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | ろう付け用リング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08339768A JPH08339768A (ja) | 1996-12-24 |
JP2987740B2 true JP2987740B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=14768110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6119707A Expired - Lifetime JP2987740B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | ろう付け用リング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2987740B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MY157350A (en) * | 2010-07-16 | 2016-05-31 | Toshiba Kk | End hat for magnetron, method of manufacturing the same and magnetron |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP6119707A patent/JP2987740B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08339768A (ja) | 1996-12-24 |
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---|---|---|---|
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