JP2987638B2 - パッド成形品並びにその製造方法 - Google Patents

パッド成形品並びにその製造方法

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JP2987638B2 JP24071490A JP24071490A JP2987638B2 JP 2987638 B2 JP2987638 B2 JP 2987638B2 JP 24071490 A JP24071490 A JP 24071490A JP 24071490 A JP24071490 A JP 24071490A JP 2987638 B2 JP2987638 B2 JP 2987638B2
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Description

【発明の詳細な説明】 《発明の目的》 〈産業上の利用分野〉 本発明は例えば女性の身体の整姿を主目的として使用
される整姿用パッドや、身体の部位の保護を目的とする
エルボパッド、ニーパッド、野球マスクパッド等のパッ
ド成形品並びにその製造方法に関する。
〈発明の背景〉 例えば乳腺症等の手術で女性が乳房を切除した場合、
整姿目的で女性の乳房に形状を似せた整姿用パッドを使
用することがある。この整姿用パッドは、いわば身体の
一部として代用されるものであるから、なるべく身体に
近い状態であることが望まれ、柔軟性、弾力性、保形
性、軽量性、感触性、強度性などの諸条件を具備するこ
とが要求される。そこでこのような諸条件の幾つかを具
備するものとして、連続気泡で多孔化したゲル状物質か
ら成るパッドが既に開発されている(実公昭61−40728
号公報)。しかしながらこのようにゲル状物質を適用し
たパッドでは、表面がべとついているため、身体の肌触
りとはほど遠く、またその表面強度も比較的弱いもので
ある。また身体の部位の保護を目的とするエルボパッ
ド、ニーパッド、野球マスクパッド等のパッド成形品の
場合にも、以上のような肌触り性と表面強度性が要求さ
れる。そこでこのようなパッド成形品の製品化に当たっ
ては、パッドの表面処理に一つの課題が残されていた。
〈開発を試みた技術的事項〉 本発明はこのような背景に鑑みなされたものであっ
て、柔軟性、弾力性、保形性、軽量性を具えつつ、表面
の感触性及びその強度性をも兼ね具えたパッド成形品並
びにその製造方法の開発を試みたものである。
《発明の構成》 〈目的達成の手段〉 即ち本出願に係る第一の発明たるパッド成形品は、多
孔質状のシリコーンゲルの表面に伸縮性布を設けて成
り、且つ前記多孔質状のシリコーンゲルには酸化物系微
粉末脱臭剤を含ませていることを特徴として成るもので
ある。
また本出願に係る第二の発明たるパッド成形品は、前
記要件に加えてパッド成形品は整姿用パッドであること
を特徴として成るものである。
更にまた本出願に係る第三の発明たるパッド成形品の
製造方法は、伸縮性布と成形シートとを水溶性糊剤を介
在させて接着する成形シート接着工程と、前記成形シー
トをパッド成形品の型枠形状に成形するシート成形工程
と、成形された成形シート内に粒体を混入したシリコー
ンゲル原液を流し込み、その後加熱硬化するパッド成形
工程と、硬化したゲル内の流体を除去して空孔を形成す
る多孔化工程と、前記成形シートを除去する成形シート
除去工程とを具えて成ることを特徴として成るものであ
る。
更にまた本出願に係る第四の発明たるパッド成形品の
製造方法は、前記要件に加えて前記成形シート接着工程
において、前記成形シートが水溶性糊剤としても機能す
る材料であることを特徴として成るものである。
更にまた本出願に係る第五の発明たるパッド成形品の
製造方法は、前記要件に加えて前記成形シート接着工程
において、伸縮性布を適度に湿らせて伸縮性布と成形シ
ートとの接着を行なうことを特徴として成るものであ
る。
更にまた本出願に係る第六の発明たるパッド成形品の
製造方法は、前記要件に加えて前記粒体は塩化ナトリウ
ムであって、この塩化ナトリウムを水に溶出させて空孔
を形成する前記多孔化工程と、前記成形シート除去工程
とを同時進行させることを特徴として成るものである。
これら発明によって前記目的を達成しようとするもの
である。
〈発明の作用〉 本発明では、シリコーンゲルの表面に伸縮性布を設け
たから、表面の肌触りが良くなり、また表面の強度も強
くなる。
また多孔質状のシリコーンゲルに酸化物系微粉末脱臭
剤を含むことにより、パッド成形品が脱臭作用を有する
とともに、このものは白色であるため肌色等の着色をす
ることも可能である。
更に本発明たるパッド成形品の製造方法では、伸縮性
布に成形シートを接着し、この成形シートを伸縮性布と
一緒に適宜の形状に変形させて言わば成形型とし、この
成形型の中でシリコーンゲルを硬化させ、その後成形シ
ートを除去するという方法をとるから、目的とする形状
を正確に成形することができ、また伸縮性布とシリコー
ンゲルとの接着状態も良好となる。またこのような工程
で水溶性糊剤は、伸縮性布と成形シートとの一時的な接
着作用と、成形された成形シート内に流し込まれたシリ
コーンゲル原液が伸縮性布の成形シート側の面へ浸み出
すことを防止する作用をなす。
〈実施例〉 以上本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明す
る。符号1は本発明たるパッド成形品の一例である整姿
用パッドであって、このものはほぼ碗型をしたパッド本
体2に対し、その全面に伸縮性布3を張り設けたもので
ある。パッド本体2はシリコーンゲルから成り、内部に
は空孔4を連続形成する。ここでパッド本体2を構成す
るシリコーンゲルについて説明する。このものはジメチ
ルシロキサン成分単位からなるもので、次式[1]で使
用されるシリコーンゲルの原液たるジオルガノポリシロ
キサン(以下A成分という): RR1 2SiO−(R2 2SiO)nSiR1 2R …[1] [ただし、Rはアルケニル基であり、R1は脂肪族不飽和
結合を有しない一価の炭化水素基であり、R2は一価の脂
肪族炭化水素基(R2のうち少なくとも50モル%はメチル
基であり、アルケニル基を有する場合にはその含有率は
10モル%以下である)であり、nはその成分の25℃にお
ける粘度が100〜100,000cStになるような数である]
と、25℃における粘度が5000cSt以下であり、1分子中
に少なくとも3個のSi原子に直接結合した水素原子を有
するシリコーンゲルの原液たるオルガノハイドロジェン
ポリシロキサン(B成分)とからなり、且つこのB成分
中のSi原子に直接結合している水素原子の合計量に対す
るA成分中に含まれるアルケニル基の合計量の比(モル
比)が0.1〜2.0になるように調整された混合物を硬化さ
せることにより得られる付加反応型シリコーンコポリマ
ーである。このシリコーンゲルについてさらに詳しく説
明すると、上記A成分は直鎖状の分子構造を有し、分子
の両末端にあるアルケニル基RがB成分中のSi原子に直
接結合した水素原子と付加して架橋構造を形成すること
ができる化合物である。この分子末端に存在するアルケ
ニル基は、低級アルケニル基であることが好ましく、反
応性を考慮するとビニル基が特に好ましい。また分子末
端に存在するR1は、脂肪族不飽和結合を有しない一価の
炭化水素基であり、このような基の具体例としてはメチ
ル基、プロピル基及びヘキシル基等のようなアルキル
基、フェニル基並びにフロロアルキル基を挙げることが
できる。上記[1]式においてR2は一価の脂肪族炭化水
素であり、このような基の具体的な例としては、メチル
基、プロピル基及びヘキシル基等のようなアルキル基並
びにビニル基のような低級アルケニル基を挙げることが
できる。ただし、R2のうち少なくとも50モル%はメチル
基であり、R2がアルケニル基である場合には、アルケニ
ル基は10モル%以下の量であることが好ましい。アルケ
ニル基の量が10モル%を越えると架橋密度が高くなり過
ぎて高粘度になりやすい。またnは、このA成分の25℃
における粘度が通常は100〜100,000cSt、好ましくは200
〜20,000cStの範囲内になるように設定される。上記の
B成分は、A成分の架橋剤でありSi原子に直接結合した
水素原子がA成分中のアルケニル基と付加してA成分を
硬化させる。B成分は上記のような作用を有していれば
よく、B成分としては直鎖状、分岐した鎖状、環状、あ
るいは網目状などの種々の分子構造のものが使用でき
る。また、B成分中のSi原子には水素原子の他、有機基
が結合しており、この有機基は通常はメチル基のような
低級アルキル基である。さらに、B成分の25℃における
粘度は通常は5000cSt以下、好ましくは500cSt以下であ
る。このようなB成分の例としては、分子両末端がトリ
オルガノシロキサン基で封鎖されたオルガノハイドロジ
ェンシロキサン、ジオルガノシロキサンとオルガノハイ
ドロジェンシロキサンとの共重合体、テトラオルガノテ
トラハイドロジェンシクロテトラシロキサン、HR1 2SiO1
/2単位とSiO4/2単位とからなる共重合体シロキサン、及
びHR1 2SiO1/2とR1 3SiO1/2単位とSiO4/2単位とからなる
共重合体シロキサンを挙げることができる。ただし上記
式においてR1は前記と同じ意味である。そして上記のB
成分中のSiに直接結合している水素原子の合計モル量に
対するA成分中のアルケニル基の合計モル量との比率が
通常は0.1〜2.0、好ましくは0.1〜1.0の範囲内になるよ
うにA成分とB成分とを混合して硬化させることにより
製造される。この場合の硬化反応は、通常は触媒を用い
て行なわれる。ここで使用される触媒としては、白金系
触媒が好適であり、この例としては微粉砕元素状白金、
塩化白金酸、酸化白金、白金とオレフィンとの錯塩、白
金アルコラート及び塩化白金酸とビニルシロキ酸との錯
塩を挙げることができる。このような錯塩はA成分とB
成分との合計重量に対して通常は0.1ppm(白金換算量、
以下同様)以上、好ましくは0.5ppm以上の量で使用され
る。このような触媒の量の上限については特に制限はな
いが、例えば触媒が液状である場合、あるいは溶液とし
て使用することができる場合には200ppm以下の量で十分
である。ここで硫黄、燐、錫系化合物やアミン等の化合
物は、上記白金系触媒と反応しやすいため、架橋、硬化
を阻害するいわゆる触媒毒であり、これらには、具体的
には硫黄系化合物として硫酸カリ、硫酸アンモン、過硫
酸アンモン、過硫酸ソーダ、亜硫酸ソーダ、ハイドロサ
ルファイド、硫黄ヒドロキシアミンなどの硫酸塩、硫
黄、二硫化炭素、スルホキシル酸ソーダ(ロンガリッ
ト)、チオグリコール酸ブチルなどのチオグリコール酸
とその誘導物、β−メルカプトプロピオン酸などのメル
カプタン化合物、チオ酢酸、チオ尿素、スルホン酸塩、
硫酸エステル塩などの界面活性剤などが挙げられ、燐系
化合物としては、燐酸、燐酸アンモニウム亜燐酸、次亜
燐酸ピロ燐酸ソーダ、酸性メタ燐酸ソーダ、トリポロ燐
酸ソーダなどの燐酸及びその塩、トリメチルフォスフェ
ート、ジアルキルジチオ燐酸、亜燐酸エステルなどが挙
げられ、更に錫化合物としては、各種塩化錫、酸化錫類
があり、その他ロダン塩類や硫酸第一錫などが挙げら
れ、アミン化合物としてはイミノビスプロピルアミン、
トリエチルアミン、3−ジエチルアミノプロピルアミ
ン、テトラメチルエチレンジアミン、3−メトキシプロ
ピルアミンなどが挙げられる。そして上記のようなA成
分、B成分及び触媒を混合し、室温に放置するか、ある
いは加熱することにより硬化して本発明で使用されるシ
リコーンゲルが生成する。加熱して硬化させる場合、加
熱温度が通常50〜160℃である。このようにして得られ
たシリコーンゲルは、JIS K(K−2207−1980 50g荷
重)で測定した針入度が通常5〜250を有する。このよ
うなシリコーンゲルの硬度は、上記A成分の量をB成分
中のSiに直接結合している水素原子と架橋構造を形成す
ることができる。また他の方法として両末端がメチル基
であるシリコーンオイルを、得られるシリコーンゲルに
対して5〜75重量%の範囲内の量であらかじめ添加する
ことにより調整することができる。シリコーンゲルは上
記のようにして調整することもできるし、また市販され
ているものを使用することもできる。本発明で使用する
ことができる市販品の例としては、CF5027、TOUGH−
3、TOUGH−4、TOUGH−5、TOUGH−6(トーレ・ダウ
コーニングシリコーン社製)やX32−902/cat1300(信越
化学工業株式会社製)、F250−121(日本ユニカ株式会
社製)等を挙げることができる。尚、上記のA成分、B
成分及び触媒の他に、顔料、硬化遅延剤、難燃剤、充填
剤等をシリコーンゲルの特性を損なわない範囲内で配合
することもでき、また微小中空球体のフィラーを混入し
てなるシリコーンゲルを用いてもよく、このような材料
に日本フィライト株式会社製造のフィライト(登録商
標)や同社販売のエクスパンセル(登録商標)、マツモ
トマイクロスフェアー(松本油脂製薬株式会社製造販
売)等が例示できる。また伸縮性布4は、例えばストッ
キングを構成する布地やメリヤス様の布地など縦横に伸
縮自在な布を適用する。尚説明の都合上、伸縮性布4の
面のうちシリコーンゲルと接着する側の面をうら面と定
義し、反対側の面をおもて面と定義する。また空孔4は
互いに隣接する他の空孔4と連続形成されており、これ
によりパッド本体2の通気性が担保されている。更にパ
ッド本体2内には高吸水ポリマーや脱臭剤を混入するこ
とにより、汗を吸収する作用や発汗に伴う悪臭を吸着す
る作用を併せ有するようにしてもよい。ここで脱臭剤と
しては酸化物系微粉末脱臭剤を適用することができる。
このものは粒径がミクロンないしサブミクロンオーダー
の微粉末状の脱臭剤であり、一例として酸化亜鉛と二酸
化チタンと水分子とが緊密に結合した粒子の集合体(特
開昭63−54935号を参照)が挙げられる。尚、この酸化
亜鉛と二酸化チタンと水分子とが緊密に結合した粒子の
集合体は白色であるため、このものを例えば肌色に着色
することもできる。また酸化物系微粉末脱臭剤はこの他
にも、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化
カルシウム、酸化アルミニウム、酸化珪素等の吸着性の
ある酸化物の一部又は全部を主体としたものやその他従
来公知のものを使用することもできる。因みに脱臭剤と
して酸化物系微粉末脱臭剤を適用することは、パッド成
形品の製造上のメリットもあるが、この点は後述する。
次にこのような整姿用パッドの製造方法について説明
する。この製造方法は成形シート接着工程、シート成形
工程、、パッド成形工程、多孔化工程及び成形シート除
去工程をこの順で具えて成る。以下各工程について説明
する。
成形シート除去工程 この工程は伸縮性布3と成形シート5とを水溶性糊剤
6を介在させて接着する工程である。まず0.2〜1.0mm厚
の成形シート5たる硬質塩化ビニルシート5aとストッキ
ングを構成する布地よりやや厚めの伸縮性布3及び水溶
性糊剤6たるポリビニルアルコールシート6aをそれぞれ
280×280mmの大きさに切断する。次に第2図(b)に示
すように伸縮性布3を水に浸け、これを水滴が落ちない
程度に手で軽く絞る。そして第2図(c、d)に示すよ
うに下から塩化ビニルシート5a、ポリビニルアルコール
フィルム6a、伸縮性布3の順で重ね併せ、これらを10mm
厚程度のアルミニウム板7で挟み込み、これを加硫プレ
ス機8にかける。これにより伸縮性布3に含まれた水が
浸み出して、ポリビニルアルコールフィルム6aを溶かし
て糊化させるため、伸縮性布3と塩化ビニルシート5aと
が接着される。尚、溶け出すポリビニルアルコールの成
分が伸縮性布3の反対面(うら面)まで浸出しないよう
に、伸縮性布3に浸み込んだ水の量を適度のものとす
る。尚、このようにポリビニルアルコールの成分を伸縮
性布3の反対面(うら面)まで浸出させない理由は、ポ
リビニルアルコールの成分がシリコーンゲルとの接着面
であるうら面に存在すると、シリコーンゲルと伸縮性布
4との接着性が低下するからである。またこれに関連し
てシリコーンゲル原液のB成分に相当するハイドロジェ
ンシロキサンを塗布しておけば、塗布面の架橋が促進さ
れて粘着性が減じられる。尚、これにより接着強化にも
なる。更にプライマーを塗布すれば布との接着強化が可
能になる。次に加硫プレス機8から外し、更にアルミニ
ウム板7を除いた状態で60〜70℃で30分間乾燥を行な
う。また本実施例では、ポリビニルアルコール6aを糊化
させる方法として伸縮性布3を適度に湿らせておくとい
う方法をとったが、ポリビニルアルコールの液体もしく
は他の水溶性糊成分を成形シート5に塗布してもよい。
尚この場合には、ポリビニルアルコールフィルム6aは必
ずしも必要としない。また本実施例においてポリビニル
アルコールフィルム6aは、伸縮性布3と硬質塩化ビニル
シート5aとの接着という作用をなすとともに、整姿用パ
ッド1の表面のタック性を防止するという作用をも有す
る。即ち後述するパッド成形工程でシリコーンゲルの原
液を伸縮性布3のうら面側に流し込む場合、伸縮性布3
のままであると、流し込んだ原液が伸縮性布3のおもて
面に浸透し、これを硬化させた場合に伸縮性布3のおも
て面がべとついてしまう。ポリビニルアルコールフィル
ム6aは、シリコーンゲルの原液の伸縮性布3のおもて面
側へ浸出を抑え、このようなべとつきを防止する作用を
有するのである。尚、本実施例では成形シート5として
硬質塩化ビニルシート5aを適用したが、第2図(c′)
に示すように水溶性糊剤6として使用したポリビニルア
ルコールフィルム6aをやや厚めにしたポリビニルアルコ
ールシート5bを成形シート5としてもよい。即ちこの場
合にはポリビニルアルコールシート5bは、成形シート5
と水溶性糊剤6とを兼用することになるのである。
また本実施例では、製造段階の始めの工程として成形
シート接着工程を設けたが、例えば伸縮性布3にポリビ
ニルアルコールをドクターブレードやロールコータ等を
用いて一定量反対側の面に浸み込まない程度に塗布し、
これを乾燥してラミネート状のポリビニルアルコール付
き伸縮性布3を大量に生産しておけば、このものを用い
て次工程のシート成形工程から出発することもできる。
シート成形工程 この工程は、伸縮性布3と接着された成形シート5を
整姿用パッドの型枠形状に成形する工程である。即ち第
3図(a)に示すように硬質塩化ビニルシート5a、ポリ
ビニルアルコールフィルム6a及び伸縮性布3が一体とな
ったものを真空成形機9を用いて、ほぼ半球状の型枠に
成形する。尚、真空成形機9の代りに圧縮空気圧成形機
を使用したり、これらの両方を用いて成形するようにし
てもよい。また尚、ポリビニルアルコールは水溶性糊剤
の中でも熱軟化点を有する点で利用しやすい。
パッド成形工程 シート成形工程で成形された成形シート5内に粒体10
を混入したシリコーンゲル原液11を流し込み、その後シ
リコーンゲル原液11を加熱硬化する工程である。尚、シ
リコーンゲル原液11に混入する粒体10は、採用する多孔
化方法によりそれぞれ次のような粒体を選択する。即
ち、シリコーンゲル原液に加熱消失性物質を混入して加
熱硬化させた後、この加熱消失性物質を加熱消失させる
ことにより、その部分に空孔を形成させる加熱消失法で
は加熱消失法の適宜の粒体を選択し、またシリコーンゲ
ル原液中に混入した膨潤体を乾燥収縮させ、このものを
膨潤体の痕跡から取り去る乾燥収縮法では、例えばアル
ギン酸ナトリウムがカルシウムイオンと結合して、表面
ないし表面内側に水に不溶性のアルギン酸カルシウムを
形成して成る含水ゲル状態の膨潤体を粒体とすることが
できる。更にまた、シリコーンゲル原液中に誘電体損失
係数が大きい易揮発性液体を分散させておき、このもの
を高周波電界内において誘電加熱することにより、この
液体を昇温、気化膨脹させるとともに、併せてシリコー
ンゲル原液の架橋硬化を行なうマイクロ波加熱法を適用
する場合には、水、エチルアルコール、メチルアルコー
ルを粒体として選択できる。また更には可溶性の粒体を
シリコーンゲル原液中に混入して硬化させたのち、溶媒
中で粒体を溶出させて空孔を形成させる溶出法を適用す
る場合には、溶媒が水のときにはポリアクリル酸ソー
ダ、ポリビニルアルコール、メチルセルローズ、カルボ
キシメチルセルローズ、ポリエチレンオキサイド、ポリ
ビニルピロリドン、アクリル酸アマイド、ニカワ、ゼラ
チン、カゼイン、ポリペプタイド、フノリ、寒天、アル
ギン酸ソーダ、塩化ナトリウム、ブドウ糖、ショ糖、天
然多糖体たるプルラン、ザンタンガム、デンプン、アス
コルビン酸ソーダ等が挙げられ、またアセトン、エタノ
ール、メタノール等を溶媒とするときにはポリビニルア
ルコール、メチルセルローズ、エチルセルローズ、水溶
性ナイロン、セラック、スチロール等を粒体として選択
することができる。
ここでは上記多孔化方法のうち、水を溶媒とし、塩化
ナトリウムを粒体とした溶出法を適用した実施例につい
て具体的に説明する。まず第3図(b)に示すように塩
化ナトリウムとシリコーンゲルの原液との重量比が2:1
となるように塩化ナトリウムをA成分とB成分とに振り
分けて混入し、更にA成分とB成分と触媒とを混合す
る。尚、塩化ナトリウムは、一般に市販されている結晶
が0.4mm程度のほぼ均一な立方体形状のものを使用し
た。またA成分とB成分との混合の際に、酸化物系微粉
末脱臭剤10aを一緒に混入する。そして第3図(c、
d)に示すように塩化ナトリウムとシリコーンゲルの原
液とを混合したものを、整姿用パッドの型枠形状に成形
された成形シート5内にほぼ一杯になるまで流し込み、
その上から別に用意した伸縮性布3で蓋をする。尚、蓋
としてかぶせる伸縮性布3のおもて面には、前述したよ
うに表面のタック性を解消するため、予めポリビニルア
ルコールを塗布しておく。また別の手法として、成形型
の中に先ず塩化ナトリウムだけを入れ、その上からシリ
コーンゲルの原液を流し込み、その底部への浸透を待っ
て蓋をするようにしてもよい。因みにこのような方法で
は、先に述べた方法により気孔度を若干高めることが可
能になる。次に第3図(d)に示すように、このものを
加熱して硬化させる。尚、混合の際取り込んでしまった
空気を取り除くため、硬化前に真空脱泡を行なうことが
望ましい。ここで塩化ナトリウムに対しシリコーンゲル
の原液の量が多少とも多めであると、硬化させている間
に塩化ナトリウムは自然に硬化して順次シリコーンゲル
の原液中の底から堆積し、その回りをシリコーンゲルの
原液が満たすような状態で硬化する。或いはこの間上下
からプレスすると、塩化ナトリウムに対して過剰のシリ
コーンゲルの原液が絞り出されるごとく、その間から溢
れ出て、塩化ナトリウムの間に適当量のシリコーンゲル
の原液が存在した状態で硬化する。そこで例えば80℃で
1時間放置すれば、A成分とB成分とが反応して、内部
に塩化ナトリウムをほぼ密に堆積した硬化物が得られ
る。尚、シリコーンゲルの原液の方が多い時は、表層の
一部にシリコーンゲルのみから成る層が形成されること
となる。シリコーンゲルのみから成る層の側に伸縮性布
3が設けられた場合には、伸縮性布3とシリコーンゲル
との接着性は高められるが、その分通気性が損なわれ
る。また実施例のように塩化ナトリウムとシリコーンゲ
ルの原液との比重比が2:1程度であれば、表層にシリコ
ーンゲルのみから成る層は形成されず、全体が塩化ナト
リウムの分散したシリコーンゲルの層となる。これとは
逆に塩化ナトリウムが多くなると、シリコーンゲルの原
液との混合及び真空脱泡操作が困難になる一方、空孔と
なる塩化ナトリウム占有部分が増えるため、仕上がり状
態において網組織が細くなったものが得られる。実際上
は塩化ナトリウムの重量とシリコーンゲルの原液との重
量比は、1.5:1〜4:1好ましくは2:1程度がよい。
多孔化工程、成形シート除去工程 多孔化工程は硬化したゲル内の粒体を除去して空孔を
形成する工程であり、またシート除去工程は水溶性糊剤
6を溶出して成形シート5を伸縮性布3から分離する工
程である。
まず前記パッド成形工程で成形されたものを第3図
(e)に示すように温水を攪拌している浴槽に入れる。
そして温水を幾度か交換しながら煮沸を繰り返す。これ
により塩化ナトリウム温水に溶出し、第3図(f)に示
すようにシリコーンゲル中の塩化ナトリウムが存在して
いた部位に除去痕跡である空孔4が形成される。尚、本
実施例のように水を溶媒とし、塩化ナトリウムを粒体と
した溶出法を適用した場合には、酸化物系微粉末脱臭剤
10aは酸化物系であるので、他の脱臭剤と異なり水や塩
化ナトリウムの影響を受けることがなく、その脱臭性能
が減じることもない。また塩化ナトリウムの溶出ととも
に、ポリビニルアルコールフィルム6aが湯水に溶けるこ
とにより、成形シート5が伸縮性布3から分離除去され
る。即ち本実施例のように、水を溶媒とする溶出法を適
用する場合には多孔化工程を成形シート除去工程とが同
時進行するものであり、この点は本発明の特徴的構成と
なっている。尚、このように多孔化工程と成形シート除
去工程を同時進行させることができるのは、溶出法にお
いて水を溶媒とした場合に限られ、溶出法で他の溶媒を
適用したり、前記加熱消失法や乾燥収縮法またはマイク
ロ波加熱法などの他の多孔化方法を採用する場合には、
多孔化工程の後に別工程として、成形シート5、伸縮性
布3及びパッド本体2が一体になったものを湯槽に浸け
て水溶性糊剤6を溶出して成形シート5を除去するシー
ト除去工程を別に設ける。
以上の各工程により整姿用パッド1が得られる。
尚、以上の実施例はパッド成形品の一例として整姿用
パッド1を挙げて説明したものであるが、本発明はこの
他にもエルボパッド、ニーパッド、野球マスクパッド等
の身体保護用の各種パッド成形品についても適用でき、
また同様な製造方法により製造することができる。
《発明の効果》 本発明にあってはシリコーンゲルの表面に伸縮性布3
を設けたから、パッド表面の肌触りが良く、しかも表面
強度の強いパッド成形品が得られる。
また酸化物系微粉末脱臭剤をパッド成形品に含ませる
ことにより、汗の匂いや体臭を吸収することができると
ともに、水を溶媒とし、塩化ナトリウムを粒体とした溶
出法を適用する場合には、酸化物系微粉末脱臭剤自体製
造過程において安定であり、その脱臭性能が減じること
がない。
更に本発明たるパッド成形品の製造方法では、伸縮性
布3に成形シート5を接着し、この成形シート5を伸縮
性布3と一緒に適宜の形状に変形させて言わば成形型と
し、この成形型の中でシリコーンゲルを硬化させ、その
後成形シートを除去するという方法をとるから、目的と
する形状を正確に形成することができ、また伸縮性布と
シリコーンゲルとの接着状態も良好となる。
また成形シート5としてポリビニルアルコールシート
5aを適用すれば、この成形シート5自身が水溶性糊剤6
としての機能も果たすから、合理的な製造方法として期
待できる。
更に多孔化方法として、水を溶媒とし、塩化ナトリウ
ムを溶出させる溶出法を適用する場合には、多孔化工程
とシート除去工程とを同時進行させることができるの
で、能率的且つ合理的な製造方法となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパッド成形品の一例である整姿用パッ
ドを一部破断して示す透視斜視図、第2図及び第3図は
本発明のパッド成形品の製造方法を段階的に示す説明図
であって、このうち第2図は成形シートに伸縮性布を貼
り付けるまでの工程を示し、第3図は前記伸縮性布を貼
り付けた成形シートを所定の形状に成形し、これを型素
材とし、本発明のパッド成形品ができるまでの工程を示
す。 1;整姿用パッド 2;パッド本体 3;伸縮性布 4;空孔 5;成形シート 5a;硬質塩化ビニルシート 5b;ポリビニルアルコールシート 6;水溶性糊剤 6a;ポリビニルアルコールフィルム 7;アルミニウム板 8;加硫プレス機 9;真空成形機 10;粒体 10a;酸化物系微粉末脱臭剤 11;シリコーンゲル原液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B32B 27/18 B32B 27/18 F B29K 83:00 105:04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多孔質状のシリコーンゲルの表面に伸縮性
    布を設けて成り、且つ前記多孔質状のシリコーンゲルに
    は酸化物系微粉末脱臭剤を含ませていることを特徴とす
    るパッド成形品。
  2. 【請求項2】前記パッド成形品は整姿用パッドであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のパッド成形品。
  3. 【請求項3】伸縮性布と成形シートとを水溶性糊剤を介
    在させて接着する成形シート接着工程と、前記成形シー
    トをパッド成形品の型枠形状に成形するシート成形工程
    と、成形された成形シート内に粒体を混入したシリコー
    ンゲル原液を流し込み、その後加熱硬化するパッド成形
    工程と、硬化したゲル内の粒体を除去して空孔を形成す
    る多孔化工程と、前記成形シートを除去する成形シート
    除去工程とを具えて成ることを特徴とするパッド成形品
    の製造方法。
  4. 【請求項4】前記成形シート接着工程において、前記成
    形シートが水溶性糊剤としても機能する材料であること
    を特徴とする請求項3記載のパッド成形品の製造方法。
  5. 【請求項5】前記成形シート接着工程において、伸縮性
    布を適度に湿らせて伸縮性布と成形シートとの接着を行
    なうことを特徴とする請求項3または4記載のパッド成
    形品の製造方法。
  6. 【請求項6】前記粒体は塩化ナトリウムであって、この
    塩化ナトリウムを水に溶出させて空孔を形成する前記多
    孔化工程と、前記成形シート除去工程とを同時進行させ
    ることを特徴とする請求項3、4または5記載のパッド
    成形品の製造方法。
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