JP4965340B2 - 衣類 - Google Patents

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本発明は、伸縮性生地を用いた水着、レオタード、下着、スイミングキャップ、帽子、スポーツ用下着、シャツ、タイツ、スパッツなどの衣類の製造方法に関する。
伸縮性生地を用いた衣類の縁部は、通常袋縫いし、内部にゴム紐を入れたり、水着では生地の端部にゴムを配置して縫製し、内側に折り返して再度縫製するのが一般的である。しかし、ゴム紐では肌に食い込んで着心地が良くないうえ、シワができて外観も良くないという問題がある。この問題を改良するため、コールゴムを支持体とし、上下をポリウレタンで挟んだ積層熱可塑性接着シートを水着の縁部に配置し、加圧加熱して生地と一体化することが提案されている(特許文献1)。しかし、この提案の縁部処理品は、熱可塑性樹脂を用いて融着しているため、伸びが少なく、接着部が硬くなり、着心地が良くないという問題があった。とくに、身体の寸法よりも水着が小さいと、縁部が肌に食い込み、肌を傷めるという問題があった。
別の提案として、シリコーン系エラストマーを水着の裏面側に固着させ、肌とのズレ防止をする提案がある(特許文献2)。しかし、シリコーン系エラストマーを縁部や伸縮性強化部の弾性体として使用することは、この提案には見られない。
特開平11−50310号公報 特許第3765944号公報
本発明は、前記従来の問題を解決するため、柔軟で十分な伸縮性があり、縁部、伸縮性強化部又は生地接続部に縫製線が入らず、シワも発現しにくい衣類の製造方法を提供する。
本発明は、伸縮性生地を用いた衣類の製造方法において、未加硫状態のシリコーンゴムコンパウンドから加硫を途中まで進ませて手で取り扱いができる半硬化状態のシリコーンゴムとし、前記半硬化状態のシリコーンゴムシートを、前記衣類の縁部、伸縮性強化部及び生地接続部から選ばれる少なくとも一つの部分に配置し、前記半硬化状態のシリコーンゴムシートの少なくとも両主面を前記伸縮性生地で覆い、前記伸縮性生地とともに加熱加硫することにより、硬化シリコーンゴムシートと前記伸縮性生地一体成形することを特徴とする。
本発明は、半硬化状態のシリコーンゴムからなるシートを衣類の縁部、伸縮性強化部又は生地接続部に配置し、伸縮性生地とともに加熱加硫して伸縮性生地と一体成形する。これにより、柔軟で十分な伸縮性があり、縁部、伸縮性強化部又は生地接続部に縫製線が入らず、シワも発現しにくい衣類とすることができる。すなわち、半硬化状態のシリコーンゴムシートは、加熱加硫してシリコーンエラストマーになるが、加硫時に伸縮性生地と加圧加熱することにより、伸縮性生地とシリコーンエラストマーは一体化する。これにより縫製は不要となり、衣類の縁部、伸縮性強化部又は生地接続部は平坦に仕上がり、柔軟で十分な伸縮性があり、シワも発現しにくいものとすることができる。そのうえ、伸長率が高くて柔軟であり、剥離強度が高く、残留歪が残らずゴム弾性が高い。
本発明において、半硬化状態のシリコーンゴムとは、未加硫状態のシリコーンゴムコンパウンド又はシリコーンゲルから加硫を途中まで進ませ、手で取り扱いができる程度の硬化状態になったものである。とくにシリコーンゲルは取り扱い性とゴム弾性が高く好ましい。シートは、所定幅の直線状のテープ状物でもよいし、広幅シートから衣類の形状に合わせて曲線状に切り抜いたシートでも良い。後者の広幅シートから衣類の形状に合わせて切り抜いたシートの場合は、円弧状の縁部に適用してもシワが入りにくく、一定の幅のテープ状物よりもデザイン的に優れた衣類とすることができる。好ましくは、直線状の細幅シートと曲線状の細幅シートを衣類の形状に合わせて使用する。細幅シートの好ましい幅は、従来のゴム紐代わりの場合は例えば3〜30mm、さらに好ましくは5〜25mm、特に好ましくは6〜20mmである。細幅シートの好ましい厚さは0.5〜5mm、さらに好ましくは0.7〜4mm、特に好ましくは1〜3mmである。伸縮性強化部及び生地接続部の場合は、幅1〜100mm、厚さ0.5〜3mmが好ましい。
本発明において、半硬化状態のシリコーンゴムシートの両主面とは、前記シートの表裏をいう。
半硬化状態のシリコーンゴム細幅シートを衣類の縁部に配置し、伸縮性生地とともに加熱することにより、半硬化状態のシリコーンゴム細幅シートを加硫して伸縮性生地と一体化させる。衣類の縁部としては、女性の水着の場合、衿部の縁(衿ぐり部)、肩部から脇部にかけての部分の縁(脇ぐり部)、尻部から大腿部にかけての部分の縁(脚ぐり部)、背中が開いている場合は開いている部分の縁(背ぐり部)、セパレーツの場合は胸と腰(ウエスト)の縁などがある。半硬化状態のシリコーンゴム細幅シートを衣類の縁部に配置するにあたっては、例えば伸縮性生地の縁部に半硬化状態のシリコーンゴム細幅シートを置き、縁部をU字形に折り曲げ、シリコーンゴム細幅シートの全面を伸縮性生地で包み込む。このようにすると、最終製品の縁部からシリコーンゴム細幅シートを隠すことができ、外観を向上できる。
また、半硬化状態のシリコーンゴムは、伸縮性強化部に使用することもできる。伸縮性強化部としては、衣類の腹部、タイツのサポーター部分、スパッツのヒップ部分等がある。またブラジャーのゴム紐部やカップの周辺部にも使用できる。これらの場合は、伸縮性生地を必要であれば2枚使用し、その間に半硬化状態のシリコーンゴム細幅シートを配置し、所定の加熱加圧及び加硫を行う。
本発明は伸縮性生地同士を接続するのにも使用できる。伸縮性生地の端部間に半硬化状態の細幅シリコーンゴムを配置し、加熱加圧と必要により後加熱して加硫を完結させる。このようにすることで、従来の縫製に変わる接続手段とすることができる。
シリコーンゴムの細幅シートが入った縁部、伸縮性強化部又は接続部は、シワなどを入れず、平坦に仕上げるのが好ましい。シワが入ると外観上好ましくないうえ、シワ自体が肌を傷める場合もあるからである。
半硬化状態のシリコーンゴム細幅シートを加熱加硫するときは、加圧加熱と、その後のフリー状態の加熱を含むのが好ましい。最初の加圧加熱により伸縮性生地内に半硬化状態のシリコーンゴム細幅シートが浸入し、埋め込まれ、一部加硫が進み、その後のフリー状態の加熱によりさらに加硫は進んで完結する。これにより、生地とシリコーンゴム細幅シートとが一体成形される。前記加圧加熱の際の加圧は、9.8×103Pa(100g/cm2重)〜9.8×105Pa(10kg/cm2重)の範囲が好ましい。また加圧加熱の際の加熱条件は、プレス機の温度は例えば100〜180℃、好ましくは120〜170℃、さらに好ましくは140〜160℃であり、加熱時間は例えば3〜30分間の範囲が好ましい。プレス機から外してフリーの状態でさらに加熱する場合は、乾燥機の温度は例えば100〜180℃、好ましくは120〜170℃、さらに好ましくは140〜160℃であり、加熱時間は例えば3〜60分間の範囲が好ましい。作業効率は低下するが、プレス機で一貫して加圧加熱硬化させても良い。
半硬化状態のシリコーンゴムは、シリコーンゲルであることが好ましい。シリコーンゲルは弾性率、引っ張り強度、破断までの伸びがいずれも高く、着心地が良いからである。
伸縮性生地としては様々なものを使用できる。例えば、JIS1096に規定される測定方法における4.9N(500gf)荷重時の伸長率は、経方向及び緯方向から選ばれる少なくとも一方が5〜150%の範囲の編み物が好ましい。また、伸縮性生地の目付けは100〜400g/m2の範囲が好ましい。
次に図面を用いて説明する。図1Aは本発明の一実施例における女性用水着の正面図、図1Bは同背面図である。この女性用水着1は、衿ぐり部2、脇ぐり部3、脚ぐり部4、背ぐり部5の各々の一体化縁部の伸縮性生地内にシリコーンゴムの細幅シートを入れ、伸縮性生地と一体成形したものである。6,7は縫製ラインである。
図2は本発明の一実施例における縁部10を形成する際の断面図を示すもので、伸縮性生地11の縁部10をU字形に折り曲げ、その中に半硬化状態のシリコーンゲルシートの細幅シート12を配置している。
図3は図2の状態から加圧と加熱により一体成形した一体化縁部13の断面図である。
図4A−Bは本発明の一実施例における半硬化状態のシリコーンゲルシート14から直線状の細幅シート15と曲線状の細幅シート16を切り出す方法を説明する平面図である。
図5Aは本発明の別の実施例におけるロングタイプの女性用水着の正面図であり、図5Bは同背面図である。
図6A−Bは図5A−Bに示すロングタイプの女性用水着のウエスト部に伸縮性強化部8を加えた正面図と同背面図である。
図7Aは本発明のさらに別の実施例における男性用水着パンツの正面図、図7Bは同側面図、図7Cは同背面図、図7Dは図7Aの一点差線で示す丸部分の拡大図である。一体化縁部17の内面に紐通し部18が形成されており、この中に紐19が通されている。
図8Aは図6A−Bに示す伸縮性強化部の拡大断面図であり、図8Bは伸縮性生地同士の一体化接合を示す断面図である。
本発明は、伸縮性生地を用いた水着、レオタード、下着、スイミングキャップ、帽子、スポーツ用下着、シャツ、タイツ、スパッツなどの様々な衣類に適用可能である。
以下、本発明の実施例について述べるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
未加硫の液状シリコーンゲルに加硫剤を加え混練してコンパウンドを得、このコンパウンドをプレス機に挟み、120℃、5分間加硫することによって得た、厚み2.0mm、縦400mm、横340mmの半硬化状態のシリコーンゲルシート(信越化学社製のシリコーンゲル商品名“MSS−01”)を使用し、図4A−Bに半硬化状態のシリコーンゲルシート14を示す。このシート14から女性用水着の衿ぐり部、脇ぐり部、脚ぐり部、背ぐり部の形状と寸法に合わせて、幅8mmの細幅シートを切り出した。具体的には、衿ぐり部用、脇ぐり部用、及び脚ぐり部用として直線の細幅シート15と曲線の細幅シート16を使用し、背ぐり部用として曲線の細幅シート16を使用した。
このシートを単体で160℃、30分間加熱加硫すると、弾性率は1.5〜2.0MPa、引っ張り強度は4.3MPa、破断時の伸びは750%であった。
女性水着用の伸縮性生地として、ポリエステル繊維80重量%、ポリウレタン繊維20重量%のツーウエイ編み物(美津濃社製“Speedo”JASPO製品に使用されている編み物と同様な編み物で、生地厚み平均0.54mm、目付け250g/cm2、JIS1096で測定した4.9N荷重時の伸長率が経方向30%、緯方向70%、17.6N荷重時の伸長率が経方向110%、緯方向110%)を使用した。
図2に示すように、半硬化状態の細幅シート12を、女性水着用に裁断した伸縮性生地11の各縁10をU字型に折り返し、その中にセット、プレス機の圧力:1.77×105Pa(1.8kg/cm2重)、温度:160℃、10分間加熱し、プレス機から外してフリーの状態でさらに乾燥機の温度:160℃で20分間熱処理した。図3に示すように、得られた一体化縁部13は幅平均10mm、厚さ平均1.5mmの平板状に形成されていた。
得られた水着を図1A(正面図)、及び図1B(背面図)に示す。この女性用水着1は、衿ぐり部2、脇ぐり部3、脚ぐり部4、背ぐり部5の各々の一体化縁部の伸縮性生地内にシリコーンゴムの細幅シートが入り込み、伸縮性生地と一体成形されていた。縁部の伸縮を繰り返しても剥離することはなかった。6,7は縫製ラインである。
また、得られた水着を水泳選手5名に着用してもらい、水泳と休憩で3時間の着用試験を5回実施したところ、全員の肌の傷みはなく、着心地性も良好である結果が得られた。これは、水着の縁が10mmの幅の平板状で形成されているので、ゴム弾性による応力が一部に集中することはなく、比較的広い面積に分散すること、及び生地とゴムが一体成形しており、肌ざわりがよいことに起因している。
(実施例2)
実施例1と同様に図5A−Bに示すロングタイプの女性用水着を作成した。この水着も水泳選手5名に着用してもらい、水泳と休憩で3時間の着用試験を5回実施したところ、全員の肌の傷みはなく、着心地性も良好である結果が得られた。
図5A−Bに示すロングタイプの女性用水着のウエスト部に、図6A−Bに示すように伸縮性強化部8を加えた。この水着もウエスト部が絞られたデザインとなり、着用性は良好であった。
(実施例3)
実施例1と同様に図7A−Dに示す男性用水着パンツを作成した。この水着も水泳選手5名に着用してもらい、水泳と休憩で3時間の着用試験を5回実施したところ、全員の肌の傷みはなく、着心地性も良好である結果が得られた。
(実施例4、比較例1〜2)
実施例1及び図1の脚ぐり部4の一体化縁部(幅:9mm、厚さ:1.5mm)を切り出した。この一体化縁部の各種特性を測定した。
比較例1として、伸縮性生地は実施例1と同じものを使用し、生地の縁部に天然ゴムを加工した幅:10mm、厚さ:0.75mmのゴムシートを生地に縫着し、折り返して再度縫着した。この縁部は、従来から水着に対して実施されている一般的な縁部である。
比較例2として、伸縮性生地は実施例1と同じものを使用し、縁部にコールゴムを支持体とし、上下にポリウレタンシートを配置し、170℃、圧力0.3Kg/cm2で15秒間の熱圧着を行い、幅:9mm、厚さ:1.5mmの縁部を形成した。この縁部は、特開平11−50310号公報に開示されている。
以上の実施例4、比較例1〜2の縁部について、伸縮性評価を行った。伸縮性評価は、引っ張り試験機を使用して、最大荷重19.6Nとなるように引っ張った後、1時間放置して荷重を除き、その間の伸長率を測定した。引っ張り速度は200mm/min,チャック間距離は100mmとした。
以上の結果を図9に示す。本発明の実施例品の伸長率は125%、比較例1は105%、比較例2は52%であり、本発明の実施例品は最も伸びが良好であった。加えて本発明の実施例品は柔軟であった。
(比較例3)
比較例3として、伸縮性生地は実施例1と同じものを使用し、縁部に熱接着性熱可塑性エラストマー樹脂であるポリウレタン単体シートを配置し、170℃、圧力0.3Kg/cm2で15秒間の熱圧着を行い、幅:9mm、厚さ:1.3mmの縁部を形成した。
得られた比較例3の縁部と実施例4の縁部の剥離強度試験を行った。剥離強度試験は、JIS L1089 6.10.2により、幅10mmの剥離強度を測定した。ドライは、温度:25℃、相対湿度:65%RHの条件下で試験片は乾燥した状態である。ウェットは試験片を水中に3時間浸した後の濡れた状態である。
この結果を表1に示す。
Figure 0004965340
表1からも明らかなとおり、本発明の実施例品は剥離強度が高く、その上ドライ状態でもウェット状態でも安定した剥離強度を示した。このことから、図8Bに示すように、生地同士の接続にも使用できることが確認できた。
次に前記熱接着性熱可塑性エラストマー樹脂を使用した縁部と、前記実施例4及び比較例1の縁部の残留歪試験を行った。
残留歪試験は、幅10mm、長さ300mmの試験片を用いて、長さ100mm間を固定し、50%伸長になるように荷重を加え、その状態で18時間保持し、その後、18時間後をスタート(0h)とし、1時間おきに3時間まで残留歪を測定した。
この結果を表2に示す。
Figure 0004965340
表2からも明らかなとおり、本発明の実施例品は天然ゴムを使用した比較例1とほぼ同様の残留歪であることが確認できた。残留歪が低いことは、繰り返して使用してもゴム弾性が低下せず、元の状態に戻ることを意味している。これに対して比較例3の熱接着性熱可塑性エラストマー樹脂を使用した縁部は、残留歪が残り、引っ張った後のゴム弾性が低下し、元の状態に戻らないという問題があった。
図1Aは本発明の一実施例における女性用水着の正面図、図1Bは同背面図である。 図2は本発明の一実施例における縁部を形成する際の断面図を示す。 図3は図2の状態から加圧と加熱により成形した一体化縁部の断面図である。 図4Aは本発明の一実施例における半硬化状態のシリコーンゲルシートから直線状の細幅シート切り出す方法を説明する平面図、図4Bは同曲線状の細幅シートを切り出す方法を説明する平面図である。 図5Aは本発明の別の実施例におけるロングタイプの女性用水着の正面図であり、図5Bは同背面図である。 図6Aは図5A−Bに示すロングタイプの女性用水着のウエスト部に伸縮性強化部を加えた正面図、図6Bは同背面図である。 図7Aは本発明のさらに別の実施例における男性用水着パンツの正面図、図7Bは同側面図、図7Cは同背面図、図7Dは図7Aの一点差線で示す丸部分の拡大図である。 図8Aは図6A−Bに示す伸縮性強化部の拡大断面図であり、図8Bは伸縮性生地同士の一体化接合を示す断面図である。 図9は本発明の一実施例品と比較例の伸長率を示すグラフである。
符号の説明
1 女性用水着
2 衿ぐり部
3 脇ぐり部
4 脚ぐり部
5 背ぐり部
6,7 縫製ライン
8 伸縮性強化部
10 縁部
11 伸縮性生地
12 細幅シート
13,17 一体化縁部
14 シリコーンゲルシート
15 直線状の細幅シート
16 曲線状の細幅シート
18 紐通し部
19 紐

Claims (8)

  1. 伸縮性生地を用いた衣類の製造方法において、
    未加硫状態のシリコーンゴムコンパウンドから加硫を途中まで進ませて手で取り扱いができる半硬化状態のシリコーンゴムとし、
    前記半硬化状態のシリコーンゴムシートを、前記衣類の縁部、伸縮性強化部及び生地接続部から選ばれる少なくとも一つの部分に配置し、
    前記半硬化状態のシリコーンゴムシートの少なくとも両主面を前記伸縮性生地で覆い、
    前記伸縮性生地とともに加熱加硫することにより、硬化シリコーンゴムシートと前記伸縮性生地一体成形することを特徴とする衣類の製造方法
  2. 前記縁部、伸縮性強化部又は生地接続部は、平坦に成形する請求項1に記載の衣類。
  3. 前記加熱は、加圧加熱と、前記加圧加熱後のフリー状態の加熱を含む請求項1又は2に記載の衣類の製造方法
  4. 前記半硬化状態のシリコーンゴムは、シリコーンゲルである請求項1〜3のいずれかに記載の衣類の製造方法
  5. 前記半硬化状態のシリコーンゴムシートは、広幅シートから衣類の形状に合わせて切り抜いた直線又は曲線シートである請求項1〜4のいずれかに記載の衣類の製造方法
  6. 前記伸縮性生地内に硬化シリコーンゴムが埋め込まれている請求項1〜5のいずれかに記載の衣類の製造方法
  7. 前記衣類は、水着、レオタード、下着、スイミングキャップ、帽子、スポーツ用下着、シャツ、タイツ、スパッツ又はシャツである請求項1〜6のいずれかに記載の衣類の製造方法
  8. 前記半硬化状態のシリコーンゴムシートは、前記コンパウンドをプレス機に挟み、加硫を途中まで進ませて得る請求項1〜7のいずれかに記載の衣類の製造方法。
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