JP2987398B2 - 洗濯物の物干し装置 - Google Patents

洗濯物の物干し装置

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JP2987398B2
JP2987398B2 JP2192245A JP19224590A JP2987398B2 JP 2987398 B2 JP2987398 B2 JP 2987398B2 JP 2192245 A JP2192245 A JP 2192245A JP 19224590 A JP19224590 A JP 19224590A JP 2987398 B2 JP2987398 B2 JP 2987398B2
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貴之 釜山
惠一 山元
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、建物の外側に設けられる洗濯物の物干し
装置に関するものである。
従来の技術 従来、建物の屋外に洗濯物を干す場合、庭に接地した
物干し竿へ掛けるようにしている。
発明が解決しようとする課題 上記のように屋外の物干し竿へ洗濯物を干す場合、通
常は屋根は設けられていないから、雨が降り始めたとき
や火山の噴火によって灰が降り始めたときには、直ちに
取り入れる必要があった。また、仮に屋根がある場合で
あっても、風の強い日は屋根の下まで雨や灰が降り込ん
で、洗濯物を濡らしたり或いは汚損するため、やはりあ
わてて取り込んでいるのが現状である。他方、洗濯もの
を干すスペースが敷地にあれば、建物自身を拡張して屋
根のある物干し場を設けることが考えられるが、そうす
ると、建築面積が大きくなり、建坪率や住宅金融公庫の
融資条件を超過する場合があるという困難な問題を生ず
る。この発明は、このような従来の欠点を解消して、途
中で雨や灰が降り始めた場合でも洗濯物を取り入れる必
要のない物干し装置を提供することを目的としてなされ
たものである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するため、この発明では、建物の外
壁より離れて、その外壁と平行な一対のピロティ壁を互
いに直列で且つ間隔をおいて配置して、これらピロティ
壁と前記外壁との間に洗濯物の物干しスペースを設ける
とともに、建物外壁に、前記物干しスペースの上方を覆
う開閉自在な屋根部材を設け、前記ピロティ壁に両ピロ
ティ壁間を覆う戸板を引き出し自在に設けたことを特徴
とする。
同じくこの出願の第2の発明では、上記の発明におい
て、各ピロティ壁を、両ピロティ壁の対向端部とは反対
側の端部側を前記建物外壁側へ回動自在として、物干し
スペースの両側を覆うようにしたことを特徴とする。
作用 上記この出願の発明によれば、通常は屋根部材を収納
しておくことにより、開放された屋外で洗濯物を効率よ
く乾かすことが出来る。そして、雨や灰が降り始める
と、この屋根部材を張り出させて洗濯物を保護すること
が出来る。その際、ピロティ壁と戸板によって物干しス
ペースの前方及び側方をも覆うことが出来、風の強い日
でも洗濯物を取り入れる必要がない。
実施例 第1図において、1は建物の外壁、2は、この外壁1
に形成された出入りの出来る開口部で、この開口部には
引き戸4が取り付けられている。同じく開口部2両側の
外壁1に対向して、この外壁1と平行な一対のピロティ
壁3、3が、上記開口部2の幅とほぼ同じ間隔をおいて
設けられている。その際、外壁1とピロティ壁3とは、
洗濯物を干すことのできる間隔をおいて、互いに離して
配置されている。ただし、洗濯物は、このピロティ壁3
の内側ではなく、両ピロティ壁3間における前記開口部
2の外側に干すようになっている。そして、これらピロ
ティ壁3の互いに対向する端面より反対側に向けて形成
したスリット5内に、それぞれ相手形ピロティ壁3へ向
けて引き出される戸板6、6が収納されて、これらの戸
板6、6を引き出すことによって、両ピロティ壁3間を
覆うことが出来るようになっている。更に、これらのピ
ロティ壁3は、このように戸板6を引き出した状態にお
いて、その戸板6側の端部を支点として、反対側の端部
を外壁1側へ、その外壁1と直角となる位置まで90度の
範囲で回動可能とされ、これによって前記物干しスペー
ス7の両側を覆うようにしている。第2図が、そのよう
に戸板6を引き出してピロティ壁3を回動させた状態を
示しており、物干しスペース7の側方は、これらによっ
て完全に覆われている。図中8は、ピロティ壁3を回動
させたときに、そのピロティ壁3を外壁1と直角な位置
で停止させるため、外壁1より突出させたストッパーで
ある。
次に、第3図で示すように、前記開口部4の上部に
は、この開口部4と左右方向の幅を略同じにした窓9が
設けられているが、この窓障子10は、第4図のようにそ
の上端部を支点として外方へ回動可能とされ、これによ
って、前記のように引き出した戸板6の上端部と外壁1
との間へ掛け渡し、洗濯物物干しスペース7の上方を覆
うことが出来るようになっている。すなわち、この窓障
子10はこの発明の屋根部材として用いられるものであ
る。この場合、第4図のように、窓障子10は外方に向か
って降下する傾斜状に引き出され、第5図のように上端
を水平にしたピロティ壁3の上方に三角形状の隙間を生
ずるが、この程度の隙間であれば雨を防ぐには充分であ
り、また、必要であれば、ピロティ壁1の上端を傾斜状
とする等によって密閉することも可能である。
上記において、ピロティ壁3を回動可能とさせる手段
としては、これらピロティ壁3の互いに対向する端部の
みを軸で支持することが考えられ、また、窓障子10を回
動可能とする手段としては、同様に窓障子10の上端を軸
又はピンで支持するか或いは蝶番で固定することなどが
考えられる。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、通常は屋根部材を
収納しておくことにより、解放された屋外で洗濯物を効
率よく乾かすことが出来、他方、雨や灰が降り始める
と、この屋根部材を張り出させて洗濯物を保護すること
が出来るという効果がある。その際、ピロティ壁と戸板
によって物干しスペースの前方及び側方をも覆うことが
出来、風の強い日で雨が屋根部材の下方に吹き込むよう
な場合でも洗濯物を取り入れる必要がない。加えて、ピ
ロティ壁そのものは単なる屋外の施設に過ぎす、建築面
積に算入されるものではないから、建坪率や住宅金融公
庫の融資条件をオーバーするといった不都合がなく、屋
外に洗濯物の物干しスペースさえあれば、このような点
を考慮することなく設置できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例を示すピロティ壁部の水平
断面図、第2図は、同じくピロティ壁を回動させた状態
の水平断面図、第3図は、ピロティ壁内側の開口部の正
面図、第4図は、この発明の屋根部材を引き出した状態
の縦断面図、第5図は、ピロティ壁を外方からみた斜視
図である。 1……外壁、3……ピロティ壁、6……戸板、7……物
干しスペース、10……屋根部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 57/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の外壁より離れて、その外壁と平行な
    一対のピロティ壁を互いに直列で且つ間隔をおいて配置
    して、これらピロティ壁と前記外壁との間に洗濯物の物
    干しスペースを設けるとともに、建物外壁に、前記物干
    しスペースの上方を覆う開閉自在な屋根部材を設け、前
    記ピロティ壁に両ピロティ壁間を覆う戸板を引き出し自
    在に設けたことを特徴とする洗濯物の物干し装置
  2. 【請求項2】各ピロティ壁を、両ピロティ壁の対向端部
    とは反対側の端部側を前記建物外壁側へ回動自在とし
    て、物干しスペースの両側を覆うようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の洗濯物の物干し装置
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