JPS5935196Y2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は円形状の扉を備えた衣類乾燥機に関し、扉の開
き方向に工夫を加えて使い勝手を向上しようとするもの
である。

従来の衣類乾燥機は扉が水平方向に開くようになってお
り、小さな外力や風により扉の開き角度が不意に変わり
、衣類の出し入れに支障をきたすことがあった。

また、洗濯機の上方に衣類乾燥機を据付けて使用する場
合には、扉が頭に当たることがあった。

本考案は上記従来の欠点を解消するもので、以下に本考
案の実施例について説明する。

図において、１は衣類乾燥機の本体で、床スペース有効
活用の目的で、洗濯機２の上方に架台３を介して据付け
られている。

本体１の前面垂直壁には円形状の開口４が設けられてい
る。

５は開口４を覆う扉であり、本体１の前面垂直壁に取付
げられたヒンジ６により回動自在に支持されている。

７，８は扉５を閉成状態に保持するマグネットである。

このヒンジ６は開口４の中心を通る線とヒンジ６の軸を
通る線との直交する点が開口４の中心を通る水平線より
下方に位置するように配設され、扉５の開放方向を水平
に対して角度αだげ下方向に傾げて設定しである。

なお、角度αは扉横開きの特長を（・かす上から１〜３
度が適している。

上記構成において、扉５を少し開（と、その開放方向が
下方へ傾いているため、その後はひとりでに開き、全開
状態に至る。

このように本考案によれば、扉の開放方向か斜め下方で
あるので、扉の位置は全閉または全開の二者択一となり
、中途半端なところには位置しない。

このため、衣類出し入れの作業性がよくなり、また、頭
などに扉が当たるおそれがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例乞示す衣類乾燥機の正面図、
第２図は同衣類乾燥機の扉部の開放状態における正面図
である。 １・・・・・・本体、４・・・・・・開口、５・・・・
・・扉、６・・・・・・ヒンジ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 前面垂直壁に円形状の開口を設げた本体と、前記開口を
   覆う円形状の扉と、前記前面垂直壁に取付けられ前記扉
   を回動自在に支持するヒンジとを備え、前記ヒンジは前
   記開口の中心を通る線と前記ヒンジの軸を通る線との直
   交する点が前記開口の中心を通る水平線より下方に位置
   するように配設され、前記扉の開放方向を水平に対して
   下方向に傾げて設定した衣類乾燥機。