JP2986098B2 - サブ波長構造を使用する多位相フォト・マスク - Google Patents

サブ波長構造を使用する多位相フォト・マスク

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/26Phase shift masks [PSM]; PSM blanks; Preparation thereof
    • G03F1/28Phase shift masks [PSM]; PSM blanks; Preparation thereof with three or more diverse phases on the same PSM; Preparation thereof

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路の形成の
ためのフォトリソグラフィにおいて使用される位相シフ
ト・マスクに関し、特に、位相シフト・マスクに起因す
る強度ゼロ点を排除するために、隣接する位相シフト・
マスク領域間に異なる位相の転移領域を形成する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の製造において、マスク上に引
かれるパターンのイメージを再生するためにフォトリソ
グラフィが使用される。このイメージはフォトレジスト
の薄層上に形成され、フォトレジスト自身は、特にエッ
チングされる製作物、例えば二酸化ケイ素のウエハの層
上に付着される。露光後、ポジティブ・レジストの場
合、レジストの照射領域が好適な現像液により溶解され
る。逆に、ネガティブ・レジストの場合には、非照射領
域が溶解される。
【0003】半導体素子は高度に集積化されるので、高
精度で微細なレジスト・パターンを形成するフォトリソ
グラフィ技術が精力的に研究されてきた。図1はこうし
たパターン形成において一般に使用される、縮小投影露
光装置を示す図である。
【0004】露光装置では、所定の厚さを有するレジス
トが付着されるウエハ15が、ウエハ・ステージ14上
に置かれる。フォトマスク上には所定のマスク・パター
ン、すなわちレチクル12が形成され、光源11からの
光がフォトマスクを通過する。光が次に縮小投影レンズ
13を通じてウエハ15上のレジスト上に投影される。
更に、θ1は光軸とウエハの交点を、投影レンズの射出
ひとみの半径に結合することにより形成される角度を指
定する。
【0005】一般に、縮小投影露光装置の分解能(R)
の限界は、投影レンズの開口数(NA=sinθ1)、及び
光の波長(γ)により、次式(1)のように表される。
ここでk1はレジスト性能を示す定数である。
【数3】R=k1γ/NA (1)
【0006】更に、レジスト・パターンが実際に形成さ
れるとき、次式(2)で示される焦点深度(DOF)
が、基板の曲がりまたは段差にとって必要である。DO
Fは一般に、1.5μm以上に設定される。式(2)に
おいて、k2は定数である。
【数4】DOF=k2γ/(NA)2 (2)
【0007】一方、縮小投影露光装置により微細な露光
パターンを形成するためには、式(1)に従い、γが低
減されるか、NAが増加され得る。しかしながら、γが
低減されると、レンズの製作が困難になり、他方NAが
増加されると、DOFが低減される。従って、露光装置
によるレジスト材料内の微細なレジスト・パターンの形
成には限界が存在し、実際に少なくとも波長と同一の分
解能のパターンを形成することは困難である。
【0008】位相シフト・マスクを用いてレジスト・パ
ターンを形成する方法は、レジスト材料及び露光装置に
より制限されない微細なレジスト・パターンを形成する
方法として開発された。
【0009】光リソグラフィにおける位相シフト・マス
ク技術は公知である。コヒーレントなまたは部分的にコ
ヒーレントな光源からの光が、マスクにより2つ以上の
重畳ビームに分割される場合、重畳領域の強度は、ビー
ムの強度の合計を越える最大と、0であり得る最小との
間で逐次変化する。この現象は干渉と呼ばれる。位相シ
フトは、パターン設計の調整及び光ビームの故意的な位
相変化により、干渉の最大及び最小の位置及び強度に影
響し得る。その結果、より高い空間周波数オブジェク
ト、エッジ・コントラストの改善、より大きな露出寛容
度、及び焦点深度の改善がイメージングにおいて達成さ
れる。
【0010】位相シフトは通常、マスク上に透過材料の
余分なパターン化層を導入することにより達成される
か、マスク基板を様々な厚さにエッチングし、少なくと
も1つの余分な層を効果的に提供することにより達成さ
れる。光は基板及び余分な層を通じて伝播するので、光
の波長は大気中の波長から、基板及び余分な層の屈折率
により、それぞれ低減される。
【0011】余分材料を通過するビームと、それが無い
場合のビームとの光路差(OPD)は、次式(3)によ
り提供され、nは余分な層の屈折率であり、aは余分な
層の厚さである。
【数5】OPD=(n−1)a (3)
【0012】位相差は、光路差を透過光の(真空中で
の)波長で割った結果に比例する。通常、180゜の位
相シフト(すなわち波長の半分)が望ましい。追加の層
は通常、移相器と見なされる。
【0013】従って、位相シフトは、フォトリソグラフ
ィ・マスク内の2つの隣接するアパーチャを通じて透過
される波が、互いに180゜位相を異にするように実現
され、それにより有害な干渉が2つのアパーチャにより
形成されるイメージ間の強度を最小化する。光学系はこ
うした位相シフト透過オブジェクトのイメージを、位相
シフトの無い対応する透過オブジェクトよりも、より優
れた分解能及びより高いコントラストで投影する。分解
能及びコントラストのこの改善は、微細線光リソグラフ
ィにおいて大いに有利であり、それは特に集積回路の形
成に当てはまる。
【0014】図2及び図3は、位相シフト・マスクの構
造及び原理を示す図であり、図2は位相マスク10の構
造を示す断面図である。図3は、レンズの光軸に垂直な
表面上の光強度分布を示すグラフであり、コヒーレント
光が図2に示される位相シフト・マスクに部分的に当て
られ、回折光がレンズによりフォーカスされる状況を示
す。これらの図を参照すると、参照番号10は、石英基
板2及び移相器1を含む位相シフト・マスクを指定す
る。更に、図3では、ポイント4として示される光強度
がほぼ0のポイントが、移相器1のエッジ3に相当す
る。
【0015】位相シフト・マスク10はレチクルとして
使用される。図1に示される縮小投影露光装置によりレ
ジストが付着されるウエハ15に、光源11からの光が
当てられるとき、光源11からの光が移相器1のエッジ
3により回折される。従って、光強度が低下する領域が
移相器1のエッジ3の真下に形成される。この時、図3
に示される光強度分布を有する透過光が、レジストを有
するウエハ15に当てられる。次に、ウエハ15上のレ
ジストがパターン露光され、通常に現像処理される。
【0016】結果として、光の波長の半分の精度を有す
る微細なレジスト・パターンが形成され得る。更に、ウ
エハ15上のレジストとして、ネガティブ・タイプのレ
ジストが使用される場合、開口パターンが位相シフト・
マスク10のエッジ3の真下に形成される。代わりに、
ポジティブ・タイプのレジストが使用される場合、位相
シフト・マスク10のエッジ3の真下のレジストが、ウ
エハ15上に残され、線状のレジスト・パターンがウエ
ハ15上に形成される。
【0017】位相シフト・マスクの使用において遭遇す
る1つの問題は、互いに隣接するマスクの2つの隣接領
域が異なる位相の時に発生する。例えば、図4の上面図
に示されるように、マスクは位相0゜の領域A及び位相
180゜の領域Bを含み、領域A及びBはウエハ上に、
例えば半導体領域などの1つの形状を定義する2つの隣
接する構造を印刷するように意図される。領域A及びB
のいずれの側の領域16、18もマスクの非露出の不透
明部分であり、クロムなどの材料で覆われる。
【0018】(光学から理解されるように)図4に示さ
れるマスクは、図5に示されるように、ウエハ上に形成
されるイメージ内の領域A及びB間の接合部に、強度ゼ
ロ点を形成する。この好ましくない強度ゼロ点20が、
図5において、反転面積像強度(点線)により示され
る。領域A及びBにより定義される形状線が、まっすぐ
な明瞭に定義された線である代わりに、転移領域にブリ
ッジ、すなわち非露出部分(点線)20が存在する。通
常のアプリケーションでは、これは領域A及びBにより
定義される半導体領域が、非常に好ましくない不連続性
を含み得ることを意味する。
【0019】この問題に対する単純な解決策は、トリム
・マスク、及び非露出部分を露出するための第2の露光
を使用することである。この解決策は、レジストに加え
られる総添加量を均等化しようとする。しかしながら、
この余分なプロシージャは、マスキング・プロセスのコ
スト及び複雑度を大幅に増加させる。
【0020】多数の他の方法がこの問題を解決するため
に提案された。1つの解決策は、0゜と180゜の位相
シフトの間の中間領域を使用する。位相シフト・マスク
の状況では、通常、0゜位相は、その領域上に移相器層
が存在しないことを意味する。180゜位相は、マスク
のその領域上に、透明材料(移相器層)の完全な厚さが
存在することを示す。
【0021】中間領域は完全な厚さの特定の割合を有
し、例えば90゜位相シフト層は、180゜移相器層の
厚さの半分である。この技術は強度ゼロ点により分解能
を改善するが、しばしば幾つかの位相シフト転移層が十
分な結果を得るために必要とされる。しかしながら、図
6に示されるように、幾つかの位相シフト層を用いて
も、結果の強度分布は図7に示されるように最適とは言
えない。図6は、位相を0゜、60゜、120゜及び1
80゜異にする、それぞれ位相シフト層22、24、2
6及び28を示す。図7に示されるように、位相シフト
層22、24、26及び28間の転移に関連付けられる
強度ゼロ点30、32及び34は、完全には排除されて
いない。
【0022】その上、この技術は実質的にマスク形成の
コスト及び複雑度を増加させる。なぜなら、様々な厚さ
の位相シフト層を形成するために、複数のエッチング・
プロセスが必要となるからである。
【0023】この問題を解決しようとする別の技術は、
0°位相の厚さ(通常これは0)から180°位相の厚
さ(通常完全な厚さ)に傾斜する傾斜領域を使用する。
この技術もまた、最適とは言えない結果を有する。なぜ
なら、傾斜領域の形成が非常に困難であり、傾斜の角度
が重要であるため、マスク形成のコスト及び複雑度が多
大に増加する。
【0024】Murayによる米国特許第5246800号
で開示される更に別の技術では、0°と180°の位相
シフト層間の転移に対して個別の歯状のプロファイルを
使用する。この技術はそれなりの利点を有するが、サブ
波長領域では動作しないサブ分解能構造にもとづく。
【0025】位相シフト層間の転移構造は、サブ分解能
サイズであり、そこでは歯間のピッチ(Ω)が次式
(4)から計算され、ここでλは光の波長、NAは開口
数を表す。
【数6】Ω=2λ/5NA (4)
【0026】その上、少なくとも3つの物理的な厚さの
位相シフト層が必要とされ、2レベル構造は機能しな
い。従って、前述の技術同様、複数のエッチング・プロ
セスが必要となる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、位相シフト・マスク上の位相シフト層に起因する強
度ゼロ点を排除する位相シフト転移を提供することであ
る。
【0028】本発明の別の目的は、フォト・マスク上
に、位相シフト・マスク上の位相シフト層に起因する強
度ゼロ点を排除するサブ波長構造を提供することであ
る。
【0029】更に本発明の別の目的は、複数のエッチン
グ・プロセスの必要性を排除して、位相シフト・マスク
上の位相シフト層に起因する強度ゼロ点を排除する技術
を提供することである。
【0030】更に本発明の別の目的は、複数の露光プロ
セスの必要性を排除して、位相シフト・マスク上の位相
シフト層に起因する強度ゼロ点を排除する技術を提供す
ることである。
【0031】更に本発明の別の目的は、位相シフト・マ
スク上の位相シフト層に起因する強度ゼロ点を排除す
る、安価で複雑でない技術を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】従って、本発明によれ
ば、サブ波長構造を用いるリソグラフィ用の位相シフト
・マスクが開示され、そこでは強度ゼロ点問題の解決策
がサブ波長周期構造の有効媒体理論にもとづく。第1の
位相及び第1の屈折率を有する第1の領域を含む、第1
の透過材料の層が提供される。第2の透過材料の層も提
供され、これは第2の位相及び第2の屈折率を有する。
【0033】第1及び第2の領域間の転移内に、第1の
透過材料の複数の周期構造が配置される。構造間のピッ
チは、リソグラフィ・プロセスにおいて使用される光の
波長以下である。構造は第1及び第2の側部を有し、第
1の側部は第1の領域に接近し、第2の側部は第2の領
域に接近する。
【0034】構造は、第1の側部に沿う有効屈折率が第
1の透過材料の屈折率に近似し、第2の側部に沿う有効
屈折率が第2の透過材料のそれに近似するように、形作
られる。この構成は、第1の側部に沿う第1の透過材料
から第2の側部に沿う第2の透過材料にかけて有効屈折
率の緩やかな変化を生じる。有効屈折率のこの緩やかな
変化は更に、第1の側部における第1の位相から第2の
側部における第2の位相にかけて緩やかな位相変化を生
み、それにより位相変化転移に関連付けられる強度ゼロ
点を実質的に排除する。
【0035】
【発明の実施の形態】図8は、本発明の第1の実施例に
従う位相シフト・マスク50の一部分の側面図である。
位相シフト・マスク50は通常、第1及び第2の領域5
2、54を含む。第1及び第2の領域52、54は、第
1及び第2の透過材料56、58を含み、それらは好適
にはそれぞれ石英及び空気である。第1及び第2の透過
材料は56、58は、それぞれ第1及び第2の屈折率を
有する。
【0036】第1の透過材料56は更に、第1の表面5
6a及び第2の表面56bを有し、第1の表面56aは
第1の領域52内にあり、第2の表面56bは第2の領
域54内にある。ステップ状部分56cが、第1の表面
56aと第2の表面56bとの間の転移領域60内に提
供され、それにより第1の表面56aが第2の表面56
bよりも隆起され、第1の表面56aにおける第1の透
過材料56は、第1の位相を生成し、第2の表面56b
における第1の透過材料56は第2の位相を生成する。
図10のポイント76及び78で示されるように、第1
の位相は好適には180゜であり、第2の位相は好適に
は0゜である。
【0037】或いは、第2の透過材料58は硝子、ポリ
マ、または光を透過する任意の材料であってよく、第2
の領域54に配置される。この構成では、第2の透過材
料58の層が0゜以外の第2の位相変化を生成する。
【0038】図9は、図8に示される位相シフト・マス
ク50の一部分の上面図を示し、転移領域60内に配置
される複数の周期構造62を有する。周期構造62を構
成する個々の構造は、第1の透過材料56から成る突起
64を含む。各突起64は、第1の透過材料56と一体
の第1の幅72の第1の側部68を有し、そこからテー
パ状の側部が、第1の幅72よりも小さい第2の幅74
の第2の側部70に向けて延びる。好適には、第2の幅
74は第1の幅72の約半分である。
【0039】第1の側部68は第1の領域52に接近
し、第2の側部は第2の領域54に接近する。突起部6
2の配列は図12に示されるように、第1の側部(ライ
ンA−Aで示される)に沿って、第1及び第2の透過材
料56、58の交互領域を形成する。同様に、第1及び
第2の透過材料56、58の交互領域が、図13に示さ
れるように、第2の側部(ラインB−Bで示される)に
沿って存在する。
【0040】本発明では、従来の転移構造とは異なり、
構造がサブ波長領域においてサイズ決めされ、突起64
間のピッチ(Ω)66が次式(5)から計算される。こ
こでnは第1の透過材料(好適には石英)の屈折率であ
る。
【数7】Ω=λ/2n (5)
【0041】図12及び図13に示されるように、ライ
ンA−A及びラインB−B間の領域は、第1及び第2の
透過材料56、58(好適にはそれぞれ石英及び空気)
の周期構造を含む。これらの周期構造の各々は、次式
(6)により与えられる有効屈折率(neff)を有す
る。ここでnairは空気の屈折率であり、これは1に等
しく、fは周期構造のデューティ・サイクルである。
【数8】 neff=(n2f+nair 2(1−f))1/2 (6)
【0042】デューティ・サイクル(f)は単に、有効
屈折率が計算されるポイント(この場合A−A)におけ
る第1の透過材料56の幅72の、ピッチ66に対する
比率である。
【0043】ラインA−Aに沿う有効屈折率は、空気の
それに近い。なぜなら、ラインA−Aに沿うデューティ
・サイクルは小さいからである。他方、ラインB−Bに
沿う屈折率は、ラインB−Bに沿う高いデューティ・サ
イクルのために石英の屈折率に近い。従って、A−Aか
らB−Bに向け、有効屈折率は空気の屈折率から石英の
屈折率に次第に変化する。結果的に、図10に示される
ように、位相変化もポイント76の180゜からポイン
ト78の0゜に次第に変化する。ウエハ上の結果の強度
分布が図11に示され、図3との比較から、通常位相シ
フト層に関連付けられる強度ゼロ点が排除されたことが
わかる。
【0044】図14は、本発明の第2の実施例に従う位
相シフト・マスク80の一部分の側面図である。位相シ
フト・マスク80は通常、第1及び第2の領域82、8
4を含む。第1及び第2の領域82、84は、第1及び
第2の透過材料86、88を含み、それらは好適にはそ
れぞれ石英及び空気である。第1及び第2の透過材料は
86、88は、それぞれ第1及び第2の屈折率を有す
る。
【0045】第1の透過材料86は更に、第1の表面8
6a及び第2の表面86bを有し、第1の表面86aは
第1の領域82内にあり、第2の表面86bは第2の領
域84内にある。ステップ状部分86cが、第1の表面
86aと第2の表面86bとの間の転移90内に提供さ
れ、それにより第1の表面86aが第2の表面86bよ
りも隆起され、第1の表面86aにおける第1の透過材
料86は第1の位相を生成し、第2の表面86bにおけ
る第1の透過材料86は第2の位相を生成する。図16
のポイント108及び114で示されるように、第1の
位相は好適には180゜であり、第2の位相は好適には
0゜である。
【0046】或いは、第2の透過材料88は硝子、ポリ
マ、または光を透過する任意の材料であってよく、第2
の領域84に配置される。この構成では、第2の透過材
料88の層が0゜以外の第2の位相変化を生成する。
【0047】図15は、図14に示される位相シフト・
マスク50の一部分の上面図を示し、転移領域90内に
配置される複数の周期構造92を有する。周期構造92
を構成する個々の構造は、第1の透過材料86から成る
第1及び第2の矩形の突起94、96を含む。第1の矩
形の突起94は、第1の透過材料86と一体の第1の幅
104の第1の側部100を有する。第2の矩形の突起
96は、第1の幅104よりも小さい第2の幅106の
第2の側部102を有する。好適には、第2の幅106
は第1の幅104の約半分である。第2の矩形の突起9
6は、第1の矩形の突起94と一体である。第1の側部
100は第1の領域82に接近し、第2の側部は第2の
領域84に接近する。突起部92の配列は、図18に示
されるように、第1の側部(ラインC−Cで示される)
に沿って、第1及び第2の透過材料86、88の交互領
域を形成する。同様に、第1及び第2の透過材料86、
88の交互領域が、図19に示されるように、第2の側
部(ラインD−Dで示される)に沿って存在する。
【0048】図18及び図19に示されるように、ライ
ンC−C及びラインD−D間の領域は、第1及び第2の
透過材料86、88(好適にはそれぞれ石英及び空気)
の周期構造を含む。これらの周期構造の各々は、式
(6)により与えられる有効屈折率(neff)を有す
る。上述の第1の実施例同様、ラインC−Cに沿う有効
屈折率は、第2の透過材料88のそれに近い。なぜな
ら、ラインC−Cに沿う第1の透過材料86のデューテ
ィ・サイクルは小さいからである。他方、ラインD−D
に沿う屈折率は、ラインD−Dに沿う高いデューティ・
サイクルのために、第1の透過材料の屈折率に近い。従
って、C−CからD−Dに向け、有効屈折率は第2の透
過材料88の屈折率から第1の透過材料の屈折率に次第
に変化する。結果的に、図16に示されるように、位相
変化もポイント108の第1の位相(好適には180
゜)から、ポイント110及び112の中間位相を介し
て最終的にポイント114の第2の位相(好適には0
゜)に次第に変化する。ウエハ上の結果の強度分布が図
17に示され、そこから位相シフト層に通常関連付けら
れる強度ゼロ点が、実質的に排除されたことがわかる。
位相変化110、112及び114にそれぞれ対応する
ポイント116、118及び120に、僅かな強度ゼロ
点が存在する。しかしながら、これらの強度ゼロ点は単
一の高さの位相シフト層を有する従来技術により達成さ
れるよりも多大な改善を示す。
【0049】前述の説明から、当業者であれば、本発明
の新規の位相シフト・マスクが、現在使用されている位
相シフト・マスクよりも、改善された効率を提供するこ
とが容易に理解されよう。本発明の構造に従い、サブ波
長周期構造を使用する位相シフト・マスクにより提供さ
れる利点は、次のようである。 a)位相シフト・マスク上の位相シフト層間の転移に起
因する好ましくない強度ゼロ点が排除される。 b)3つ以上の物理的厚さ(層)を排除することによ
り、2回以上のエッチング・プロセスの必要性を排除す
る。 c)複数の露光プロセスを排除し、位相シフト層間の転
移に関連付けられる強度ゼロ点を排除する。 d)多層及び従来の複数露光方法の排除により、位相シ
フト・マスクを形成するコスト及び複雑度を低減する。
【0050】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0051】(1)光を透過させ、集積回路上にパター
ンを設けるためのリソグラフィ用の位相シフト・マスク
であって、それぞれ異なる2つの第1及び第2の位相の
第1及び第2の領域間の位相変化転移を定義するものに
おいて、前記第1の領域を含み、前記第1の位相であ
り、第1の屈折率を有する第1の透過材料層と、前記第
2の領域を含み、前記第2の位相であり、第2の屈折率
を有する第2の透過材料層と、前記第1及び第2の領域
間の前記転移内に配置される前記第1の透過材料の複数
の周期構造と、を含み、前記構造間のピッチがリソグラ
フィ・プロセスで使用される光の波長より小さく、前記
構造が前記第1の領域に接近する第1の側部、及び前記
第2の領域に接近する第2の側部を有し、前記第1の側
部に沿う有効屈折率が前記第1の透過材料の屈折率に近
似し、前記第2の側部に沿う有効屈折率が前記第2の透
過材料の屈折率に近似するように前記構造が形作られ、
前記転移が、前記第1の側部に沿う前記第1の透過材料
から、前記第2の側部に沿う前記第2の透過材料に向
け、有効屈折率の緩やかな変化を有し、そのことが前記
第1の側部における前記第1の位相から、前記第2の側
部における前記第2の位相に向け、緩やかな位相変化を
生成し、位相変化転移に関連付けられる強度ゼロ点を実
質的に排除する、位相シフト・マスク。 (2)前記第1の透過材料が石英であり、前記第2の透
過材料が空気である、前記(1)記載の位相シフト・マ
スク。 (3)前記第1の位相が180°であり、前記第2の位
相が0°である、前記(1)記載の位相シフト・マス
ク。 (4)前記構造間のピッチが次式、
【数9】Ω=λ/2n により与えられ、ここでΩはピッチ、λは光の波長、n
は前記第1の透過材料の屈折率である、前記(1)記載
の位相シフト・マスク。 (5)前記構造が、前記第1の側部の第1の幅から、前
記第2の側部のより小さな第2の幅に次第に狭まる突起
を含む、前記(1)記載の位相シフト・マスク。 (6)前記第2の幅が前記第1の幅の約半分である、前
記(5)記載の位相シフト・マスク。 (7)前記構造が第1及び第2の矩形の突起を含み、前
記第1の矩形の突起が前記第1の側部において第1の幅
を有し、前記第2の矩形の突起が前記第1の矩形の突起
上に配置され、前記第2の側部において、前記第1の矩
形の突起の前記第1の幅よりも小さい第2の幅を有す
る、前記(1)記載の位相シフト・マスク。 (8)前記第2の幅が前記第1の幅の約半分である、前
記(7)記載の位相シフト・マスク。 (9)光を透過させ、集積回路上に光のパターンを設け
るためのリソグラフィ用の位相シフト・マスクであっ
て、それぞれ異なる2つの第1及び第2の位相の第1及
び第2の領域間の位相変化転移を定義するものにおい
て、屈折率、第1の表面及び第2の表面、及び前記第1
及び第2の表面間の転移を提供するステップ状部分を有
する透過材料層であって、前記第1の表面が前記第2の
表面上に隆起され、前記第1の表面の領域が前記第1の
領域を含み、前記第1の位相であり、前記第2の表面の
領域が前記第2の領域を含み、前記第2の位相である、
透過材料層と、前記第1及び第2の領域間の前記転移内
に配置される前記透過材料の複数の周期構造であって、
前記構造間のピッチがリソグラフィ・プロセスで使用さ
れる光の波長より小さく、前記構造が前記ステップ状部
分において、前記第1の領域に接近する第1の側部、及
び前記第2の領域に接近する第2の側部を有し、前記第
1の側部に沿う有効屈折率が前記透過材料の屈折率に近
似し、前記第2の側部に沿う有効屈折率が空気の屈折率
に近似するように、前記構造が形作られ、前記転移が、
前記第1の側部に沿う前記透過材料から、前記第2の側
部に沿う空気に向け、有効屈折率の緩やかな変化を有
し、そのことが前記第1の側部における前記第1の位相
から、前記第2の側部における前記第2の位相に向け、
緩やかな位相変化を生成し、位相変化転移に関連付けら
れる強度ゼロ点を実質的に排除する、周期構造とを含
む、位相シフト・マスク。 (10)前記透過材料が石英である、前記(9)記載の
位相シフト・マスク。 (11)前記第1の位相が180°であり、前記第2の
位相が0°である、前記(9)記載の位相シフト・マス
ク。 (12)前記構造間のピッチが次式、
【数10】Ω=λ/2n により与えられ、ここでΩはピッチ、λは光の波長、n
は前記透過材料の屈折率である、前記(9)記載の位相
シフト・マスク。 (13)前記構造が、前記第1の側部の第1の幅から、
前記第2の側部のより小さな第2の幅に次第に狭まる突
起を含む、前記(9)記載の位相シフト・マスク。 (14)前記第2の幅が前記第1の幅の約半分である、
前記(13)記載の位相シフト・マスク。 (15)前記構造が第1及び第2の矩形の突起を含み、
前記第1の矩形の突起が前記第1の側部において第1の
幅を有し、前記第2の矩形の突起が前記第1の矩形の突
起上に配置され、前記第2の側部において、前記第1の
矩形の突起の前記第1の幅よりも小さい第2の幅を有す
る、前記(9)記載の位相シフト・マスク。 (16)前記第2の幅が前記第1の幅の約半分である、
前記(15)記載の位相シフト・マスク。
【図面の簡単な説明】
【図1】縮小投影露光装置の構造を示す図である。
【図2】位相シフト・マスクの構造を示す図である。
【図3】図2の位相シフト・マスクの結果の強度分布を
示す図である。
【図4】従来の位相シフト・マスクを示す図である。
【図5】図4の位相シフト・マスクの結果のウエハ・イ
メージを示す図である。
【図6】従来の多層位相シフト・マスクを示す図であ
る。
【図7】図6の多層位相シフト・マスクの結果の強度分
布を示す図である。
【図8】本発明の位相シフト・マスクの第1の実施例の
側面図である。
【図9】図8の位相シフト・マスクの上面図である。
【図10】図8の位相シフト・マスクの位相プロファイ
ルを示す図である。
【図11】図8の位相シフト・マスクの結果の強度分布
を示す図である。
【図12】図8のラインA−Aに沿う断面図である。
【図13】図8のラインB−Bに沿う断面図である。
【図14】本発明の位相シフト・マスクの第2の実施例
の側面図を示す図である。
【図15】図14の位相シフト・マスクの上面図であ
る。
【図16】図14の位相シフト・マスクの位相プロファ
イルを示す図である。
【図17】図14の位相シフト・マスクの結果の強度分
布を示す図である。
【図18】図14のラインC−Cに沿う断面図である。
【図19】図14のラインD−Dに沿う断面図である。
【符号の説明】
1 移相器 2 石英基板 3 エッジ 10、50、80 位相マスク 11 光源 12 レチクル 13 縮小投影レンズ 14 ウエハ・ステージ 15 ウエハ 16、18、52、54、82、84 領域 20 非露出部分 22、24、26、28 位相シフト層 30、32、34、116、118、120 強度ゼロ
点 56、86 第1の透過材料(石英) 58、88 第2の透過材料(空気) 60、90 転移領域 62、92 周期構造 64、94、95 突起 66、98 ピッチ 68、100 第1の側部 70、102 第2の側部 72、104 第1の幅 74、106 第2の幅 110、112、114 位相変化
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 1/00 - 1/16

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を透過させ、集積回路上にパターンを設
    けるためのリソグラフィ用の位相シフト・マスクであっ
    て、それぞれ異なる2つの第1及び第2の位相の第1及
    び第2の領域間の位相変化転移を定義するものにおい
    て、 前記第1の領域を含み、前記第1の位相であり、第1の
    屈折率を有する第1の透過材料層と、 前記第2の領域を含み、前記第2の位相であり、第2の
    屈折率を有する第2の透過材料層と、 前記第1及び第2の領域間の前記転移内に配置される前
    記第1の透過材料の複数の周期構造と、 を含み、前記構造間のピッチがリソグラフィ・プロセス
    で使用される光の波長より小さく、前記構造が前記第1
    の領域に接近する第1の側部、及び前記第2の領域に接
    近する第2の側部を有し、前記第1の側部に沿う有効屈
    折率が前記第1の透過材料の屈折率に近似し、前記第2
    の側部に沿う有効屈折率が前記第2の透過材料の屈折率
    に近似するように前記構造が形作られ、前記転移が、前
    記第1の側部に沿う前記第1の透過材料から、前記第2
    の側部に沿う前記第2の透過材料に向け、有効屈折率の
    緩やかな変化を有し、そのことが前記第1の側部におけ
    る前記第1の位相から、前記第2の側部における前記第
    2の位相に向け、緩やかな位相変化を生成し、位相変化
    転移に関連付けられる強度ゼロ点を実質的に排除する、
    位相シフト・マスク。
  2. 【請求項2】前記第1の透過材料が石英であり、前記第
    2の透過材料が空気である、請求項1記載の位相シフト
    ・マスク。
  3. 【請求項3】前記第1の位相が180°であり、前記第
    2の位相が0°である、請求項1記載の位相シフト・マ
    スク。
  4. 【請求項4】前記構造間のピッチが次式、 【数1】Ω=λ/2n により与えられ、ここでΩはピッチ、λは光の波長、n
    は前記第1の透過材料の屈折率である、請求項1記載の
    位相シフト・マスク。
  5. 【請求項5】前記構造が、前記第1の側部の第1の幅か
    ら、前記第2の側部のより小さな第2の幅に次第に狭ま
    る突起を含む、請求項1記載の位相シフト・マスク。
  6. 【請求項6】前記第2の幅が前記第1の幅の約半分であ
    る、請求項5記載の位相シフト・マスク。
  7. 【請求項7】前記構造が第1及び第2の矩形の突起を含
    み、前記第1の矩形の突起が前記第1の側部において第
    1の幅を有し、前記第2の矩形の突起が前記第1の矩形
    の突起上に配置され、前記第2の側部において、前記第
    1の矩形の突起の前記第1の幅よりも小さい第2の幅を
    有する、請求項1記載の位相シフト・マスク。
  8. 【請求項8】前記第2の幅が前記第1の幅の約半分であ
    る、請求項7記載の位相シフト・マスク。
  9. 【請求項9】光を透過させ、集積回路上に光のパターン
    を設けるためのリソグラフィ用の位相シフト・マスクで
    あって、それぞれ異なる2つの第1及び第2の位相の第
    1及び第2の領域間の位相変化転移を定義するものにお
    いて、 屈折率、第1の表面及び第2の表面、及び前記第1及び
    第2の表面間の転移を提供するステップ状部分を有する
    透過材料層であって、前記第1の表面が前記第2の表面
    上に隆起され、前記第1の表面の領域が前記第1の領域
    を含み、前記第1の位相であり、前記第2の表面の領域
    が前記第2の領域を含み、前記第2の位相である、透過
    材料層と、 前記第1及び第2の領域間の前記転移内に配置される前
    記透過材料の複数の周期構造であって、前記構造間のピ
    ッチがリソグラフィ・プロセスで使用される光の波長よ
    り小さく、前記構造が前記ステップ状部分において、前
    記第1の領域に接近する第1の側部、及び前記第2の領
    域に接近する第2の側部を有し、前記第1の側部に沿う
    有効屈折率が前記透過材料の屈折率に近似し、前記第2
    の側部に沿う有効屈折率が空気の屈折率に近似するよう
    に、前記構造が形作られ、前記転移が、前記第1の側部
    に沿う前記透過材料から、前記第2の側部に沿う空気に
    向け、有効屈折率の緩やかな変化を有し、そのことが前
    記第1の側部における前記第1の位相から、前記第2の
    側部における前記第2の位相に向け、緩やかな位相変化
    を生成し、位相変化転移に関連付けられる強度ゼロ点を
    実質的に排除する、周期構造とを含む、位相シフト・マ
    スク。
  10. 【請求項10】前記透過材料が石英である、請求項9記
    載の位相シフト・マスク。
  11. 【請求項11】前記第1の位相が180°であり、前記
    第2の位相が0°である、請求項9記載の位相シフト・
    マスク。
  12. 【請求項12】前記構造間のピッチが次式、 【数2】Ω=λ/2n により与えられ、ここでΩはピッチ、λは光の波長、n
    は前記透過材料の屈折率である、請求項9記載の位相シ
    フト・マスク。
  13. 【請求項13】前記構造が、前記第1の側部の第1の幅
    から、前記第2の側部のより小さな第2の幅に次第に狭
    まる突起を含む、請求項9記載の位相シフト・マスク。
  14. 【請求項14】前記第2の幅が前記第1の幅の約半分で
    ある、請求項13記載の位相シフト・マスク。
  15. 【請求項15】前記構造が第1及び第2の矩形の突起を
    含み、前記第1の矩形の突起が前記第1の側部において
    第1の幅を有し、前記第2の矩形の突起が前記第1の矩
    形の突起上に配置され、前記第2の側部において、前記
    第1の矩形の突起の前記第1の幅よりも小さい第2の幅
    を有する、請求項9記載の位相シフト・マスク。
  16. 【請求項16】前記第2の幅が前記第1の幅の約半分で
    ある、請求項15記載の位相シフト・マスク。
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