JP2985255B2 - 読取装置 - Google Patents

読取装置

Info

Publication number
JP2985255B2
JP2985255B2 JP2211195A JP21119590A JP2985255B2 JP 2985255 B2 JP2985255 B2 JP 2985255B2 JP 2211195 A JP2211195 A JP 2211195A JP 21119590 A JP21119590 A JP 21119590A JP 2985255 B2 JP2985255 B2 JP 2985255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
white
original
sided printing
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2211195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0494258A (ja
Inventor
由広 高清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2211195A priority Critical patent/JP2985255B2/ja
Publication of JPH0494258A publication Critical patent/JPH0494258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2985255B2 publication Critical patent/JP2985255B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Character Input (AREA)
  • Image Input (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 片面印刷か両面印刷かを判定して原稿の背景色を自動
的に変えて読み取ることができる読取装置に関し、 両面印刷の原稿の場合にも煩雑な操作をせずに容易に
裏面印字の読み取りを防止し、高品質の画像データを得
ることができる読取装置を提供することを目的とし、 原稿の画像を読み取る読取手段と、原稿の少なくとも
読取手段による読取位置に背景色を与えるべく、白色及
び白色以外の読取可能色の領域を有する読取ガイドと、
原稿が片面印刷であるか両面印刷であるかを判定する判
定手段と、判定手段による判定結果に基いて、片面印刷
の時は白色,両面印刷の時は白色以外の読取可能色に読
取ガイドの領域を切り換える切換手段とを備え、切換手
段によって白色或いは白色以外の読取可能色の領域に切
り換えた読取ガイド及び読取手段の間の原稿の画像を読
取手段によって読み取る構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ファクシミリ(以下FAXという)装置等に
使用される読取装置に係り、特に片面印刷か両面印刷か
を判定して原稿の背景色を自動的に変えて読み取ること
ができる読取装置に関するものである。
近来、イメージスキャナを備えた装置,例えばFAX装
置や、読み取った文字画像を認識する光学読取装置(Op
tical Character Reader:以下OCRという)等が広く使用
されている。このため原稿の紙質,厚さ,色,表面状態
等による使用条件は急速に多様化している。このような
状況に関わらず、イメージスキャナの高品質の画質,操
作の簡略化等の要請が一層高まっている。
特に原稿の紙厚が薄い場合に両面印刷された原稿の裏
面を読み取ってしまうと画質が低下するので、これを防
止する方法が望まれている。
〔従来の技術〕
第8図(a)はFAX装置等に組み込まれた読取装置の
構成図で、(a)は側面図,(b)自動給紙部及び読取
部の拡大側面図を示している。
第8図(a)及び(b)において、2は透明な読取ガ
ラス面,3は読取ガラス面2にセットされた原稿1aを押さ
える押え板,4は押え板3の端部上面に傾斜して取り付け
られたセット台,5はセット台4及び内部に自動給紙機構
(以下Automatic Document Feeder:ADFという)50を備
えた自動給紙部,6はスタッカ,7aは光学ユニット,40は搬
送路を示す。ADF50は繰出しローラR1,セパレータ51等で
構成されている。またR2,R3は送りローラを示す。
光学ユニット7aは、光学70,ミラー71,レンズ72及びイ
メージセンサ73で構成されており、自動給紙部5の下方
の装置内に読取ガイド8aに対向して配置され、図示省略
した移動機構によって読取ガラス面2の下面に沿って図
中2点鎖線で示す位置との間を矢印A,B方向に往復移動
する。
読取ガイド8aは白色のシリコンで形成されている。光
学ユニット7aが原稿1aを読み取る場合に、光源70からの
光は原稿1aの表面の白色の部分で乱反射し、印字等の黒
の部分では殆ど反射されない。
その反射光がレンズ72により集光されてイメージセン
サ73によって画像データに変換される。また同じ目的で
押え板3も可撓性を有する白色の樹脂材で形成されてい
る。
従って原稿1aをセット台4にセットしてADF50によっ
て一枚づつ供給して、光学ユニット7aにより読み取る
の方法と、原稿1aを読取ガラス面2に下向きにセットし
て光学ユニット7aを移動させて読み取るの方法とで読
み取りが行われる。
の方法は原稿1aが多い場合に用いられ、の方法は
原稿1aが少ない時や書物等の中開きの原稿1aを読み取る
場合等に用いられる。
また第9図に読取装置の制御ブロック図を示してい
る。図において、9は光学ユニット7a、アナログ/ディ
ジタル(以下A/Dという)変換部90及び2値化回路91を
備えた読取部,10はADF50の繰出しローラR1,及び送りロ
ーラR2,R3をモータM1の回転によって駆動させる搬送制
御部,11は光学ユニット7aを移動させる移動機構を制御
する移動機構制御部,12は操作パネル,13は圧縮部,14は
データファイル,15は伸長部,16は送信部,17は主制御部
を示す。
このような構成を有するので、原稿1aを自動給紙して
読み取る時は、セット台4に原稿1aを下向きにセットす
ると、図示省略したセンサが原稿1aを検出し、操作パネ
ル12の読取スタート釦を押下すると、搬送制御部10の制
御により、ADF50が駆動して原稿1aが繰出しローラR1及
びセパレータ51によって一枚づつ繰り出され送りローラ
R2により搬送路40を搬送される。原稿1aが光学ユニット
7aと読取ガイド8aの間を通過しながら読み取られる。読
取データはA/D変換及び2値化されて、圧縮部13で圧縮
されてデータファイル14へ記憶される。
また原稿1aを読取ガラス面2にセットして読み取る時
は、原稿1aを読取ガラス面2に下向きにセットすると、
図示省略したセンサが原稿1aを検出し、押え板3で押え
て、操作パネル12の読取スタート釦を押下すると、移動
機構制御部11の制御によりイメージセンサ7aがホームポ
ジションから矢印A方向に移動して原稿1aを読み取る。
読取データは上記と同様にしてデータファイル14へ記憶
される。
データファイル14に記憶された読取データは必要によ
り操作パネル12の送信指示釦の押下指示により出力し
て、送信部16から例えば記録装置或いはOCRに送信され
る。
この場合読取ガイド8a及び押え板3を白色にすること
により、イメージセンサ7aで原稿1aを読み取る時に、原
稿1aの外域も白として読み取って、原稿1aの輪郭を無く
して読み取り結果の見栄えを良くし、また外域も白とし
て読み取るための白黒の2値読み取り時に、原稿1aの範
囲の切出し等の処理を行わなくても、2値データの圧縮
率に大きな変化がないという利点がある。
読取ガイド8a及び押え板3を白色にすることは、片面
印刷の原稿1aの読み取りに対しては前記のように原稿1a
の輪郭が不明確になることが利点であるが、両面印刷の
原稿1aを読み取る場合には、原稿1aの紙厚が薄いと裏面
の印刷が読み取られて、画質が汚れる。即ち、原稿1aを
透過した光は読取ガイド8a或いは押え板3によって反射
し、再度原稿1aを透過して反射光と同様に画像データに
変換されてしまう。従って原稿1aの表面の読み取りたい
画像と裏面の不必要な画像が混在することになり高い品
質の画質が得られない。
そこでこれに対処するために、第10図に示すように、
原稿1aの裏当てを例えば黒色にして裏面の印刷が透して
読み取られないようにしている。即ち、読取ガイド8aを
黒色とし、押え板3の押え面を黒色としている。
上記読取ガイド8aをローラとした装置もある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来方法によれば、両面印刷の原稿に対応するた
めに、原稿の透過光を反射しない黒色等の読取ガイドを
裏当てにしているが、この方法では、 片面印刷の紙厚が薄い原稿に対しては、原稿の白地或
いは白に近いグレーの部分では、裏の読取ガイド或いは
押え板の黒が透けて、全体的にイメージセンサの出力が
低下するため、シグナル/ノイズ(S/N)比が悪くな
り、その結果高い品質の画質を得ることができない。
押え板を使用して読み取る場合には、原稿が片面印刷
の時と両面印刷の時とで原稿の裏当てを白色と黒色等に
交換して使用することができるが、その都度交換するの
は操作が煩雑で面倒である。
という問題点がある。
本発明は、両面印刷の原稿の場合にも煩雑な操作をせ
ずに容易に裏面印字の読み取りを防止し、高品質の画像
データを得ることができる読取装置を提供することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕 第1図は本発明の原理ブロック図を示す。
図において、1は原稿、 7は原稿1の画像を読み取る読取手段、 8は原稿1の少なくとも読取手段7による読取位置に
背景色を与えるべく、白色及び白色以外の読取可能色の
領域を有する読取ガイド、 18は原稿1が片面印刷であるか両面印刷であるかを判
定する判定手段、 19は判定手段18による判定の結果、片面印刷の時は白
色,両面印刷の時は白色以外の読取可能色に読取ガイド
8の領域を切り換える切換手段である。
従って切換手段19によって白色或いは白色以外の読取
可能色の領域に切り換えた読取ガイド8及び読取手段8
の間の原稿1の画像を読取手段7によって読み取るよう
に構成されている。
〔作用〕
原稿1が片面印刷であるか両面印刷であるかを判定手
段18によって判定し、その結果、片面印刷の時は原稿1a
の背景色を読取ガイド8の白色領域に、また両面印刷の
時は読取ガイド8の白色以外の読取可能色の領域に切換
手段19によって切り換えて、読取手段7によって原稿1
を読み取ることにより、原稿1が片側印刷の場合は裏当
てを白色としてS/N比の劣化を避け、両面印刷の時は裏
当てを黒色として透過光による原稿裏面の画像データの
影響をなくして、片面だけの高品質の画質を得ることが
できる。
〔実施例〕
第2図及び第3図により本発明の一実施例を説明す
る。全図を通じ同一符号は同一対象物を示す。
第2図の光学ユニット7a及び切換制御部19aは、第1
図の読取手段7,及び切換手段19に夫々対応し、また第2
図の光センサS1,S2及び判定部18aは、第1図の判定手段
18に対応している。
第2図は従来例で説明した読取装置に本発明を適用し
た実施例を示している。
第2図(a)の側面図に示すように、繰出しローラR1
と送りローラR2の間に原稿1aの両側から印刷の有無を検
出する反射型の光センサS1,S2が配置されている。また
光学ユニット7aのホームポジションに対向して、従来例
で説明した読取ガイド8aに代えて、読取ガイド8bが設け
られている。
読取ガイド8bは、円筒形の断面に対向する二面ずつの
四面を形成した型で、中心軸80で回転自在に保持されて
いる。第2図(b)の要部斜視図に示すように、四面は
隣の面が交互に白色,黒色に色分けされて、白色裏当て
部81a,81b,及び黒色裏当て部82a,82bが設けられてい
る。中心軸80の一端のプーリ83とパルスモータM2の軸84
の間にベルト85が掛けられている。
また第2図(c)の制御ブロック図は、本発明に関係
する部分だけを示しており、図において、判定部18a
は、光センサS1,S2によって原稿1aの表裏の印刷の有無
を検出して、光センサS1,S2の両方が印刷有りを検出し
たか、光センサS1が印刷有りを検出したかによって両面
印字か片面印刷かを判定する。また光センサS2だけが印
刷有りを検出した時は、片面印刷の原稿1aが裏返しにセ
ットされていることになり、読取不能であるので主制御
部21へその旨通知する。
切換制御部19aは、読取ガイド8bの現在の裏当て色が
白色か黒色かを記憶(但し常態では白色)し、判定部18
aの判定結果の信号に基いて、切り換えの要否を判断し
て切り換えが必要な時は、読取ガイド8bを90度回転させ
る指令をモータドライバ20に発信してパルスモータM2を
駆動させ、読取ガイド8bを矢印B方向に回転させて白色
裏当て部81a,81bのいずれか,或いは黒色裏当て部82a,8
2bのいずれかに切り換える。
主制御部17aは従来例で説明した主制御部17と同様の
機能を備え、更に上記各部を制御して、片面印刷或いは
両面印刷に夫々対応する背景色への切り換えを制御す
る。
このような構成及び機能を有するので、次に第3図の
フローチャートにより作用を説明する。
まず、セット台4に例えば複数枚の原稿1aを読み取る
面を下向きにセットし、操作パネル12のスタート釦を押
して、原稿1aが繰出しローラR1によって繰り出される。
すると光センサS1,S2により原稿1aの表面と裏面に印
刷があるか否かが検出され、その検出信号が判定部18a
へ送られる。
判定部18aは光センサS1だけから検出信号がきた時に
は片面印刷,光センサS1,S2の両方から検出信号がきた
時には両面印刷と判定し、光センサS2だけから検出信号
がきた時には、原稿1aの読取面に印刷無しと判定し、主
制御部17aに通知する。
片面印刷と判定された時は、そのまま白色裏当て部81
a,81bのいずれかで、原稿1aは繰出しローラR1及び送り
ローラR2,R3によって送られて光学ユニット7aによって
読み取られる。
両面印刷と判定された時は、切換制御部19aへ通知さ
れ、記憶されている背景色と異なる色にする必要がある
ので、切換制御部19aの指令によりパルスモータM1が駆
動して読取ガイド8bを90度回転させて黒色裏当て部82a,
82bのいずれかが背景色となる。切換制御部19aは現在は
黒色裏当てであることを記憶する。
すると原稿1aが繰出しローラR1及び送りローラR2,R3
によって送られて黒色背景色で光学ユニット7aによって
読み取られる。
読み取りが終了すると、図示省略したセンサによって
原稿1aの後端が検出されて、原稿1aの残があれば次の原
稿1aが繰り出され、以降のフローが繰り返される。
原稿残が無くなると、読取ガイド8bは90度回転して白
色裏当て部81a,81bのいずれかに復帰する。
上記において一度に複数枚セットされた原稿1aは通常
最初の原稿1aと同じ片面印刷,或いは両面印刷であるこ
とが多く、その場合には読取ガイド8bの背景色をその都
度切り換えることはないが、片面印刷と両面印刷が混在
していても、夫々に対応した背景色に切り換えることが
できる。
また異なる実施例(1)を第4図に示している。第4
図が第2図で説明した実施例と異なるのは、読取ガイド
を白色領域及び黒色領域を有する板状に形成し、原稿1a
の読取位置に対して夫々背景色になるように移動可能と
したことである。
即ち、第4図(a)の側面図に示すように、読取ガイ
ド板8cは原稿1aの読み取り長さに亙って所定幅の白色裏
当て部81c及び黒色裏当て部82cを有し、一端がプランジ
ャーマグネット(以下PMという)21及び復旧ばね22に連
結されている。
読取ガイド板8cは常態では白色裏当て部81cがホーム
ポジションにある光学ユニット7aの読取位置に対向して
位置しており、PM21の励磁によって矢印C方向に移動し
て、黒色裏当て部82cが光学ユニット7aの読取位置に対
向して位置する。
この場合の制御ブロック図は第2図(c)のパルスモ
ータM2とオータドライバ20をPM21とマグネットドライバ
に置き換えただけであるので省略した。
従って、前記実施例と同様に繰出された原稿1aの両面
の印刷の有無を光センサS1,S2で検出して判定部18aで片
面印刷か両面印刷かを判定し、その判定結果により切り
換えが必要な時に切換制御部19aによって白色裏当て部8
1c,或いは黒色裏当て部82cに切り換えて、原稿1aの読み
取りの背景色とする。
この場合に読取ガイド板8cを固定として、光学ユニッ
ト7aを片面印刷の時は白色裏当て部81cへ、また両面印
刷の時は黒色裏当て部82cの位置へ夫々移動させてその
位置で原稿1aを読み取る方法としても良い。
また異なる実施例(2)を第5図に示しており、第5
図が前記第2図の実施例及び第4図の異なる実施例
(1)と異なるのは、読取ガイドを白色裏当て部及び黒
色裏当て部を有するベルト状に形成して搬送ベルトとし
て、繰り出された原稿1aの片面印刷或いは両面印刷に対
応する背景色の先端と原稿1aの先端を同期させて原稿1a
を光学ユニット7aの読取位置へ搬送するようにしたこと
である。
即ち、第5図(a)に示すように、搬送ベルト8dは、
全長のほぼ半分ずつが夫々少なくとも原稿1aの長さを有
する白色領域の白色裏当て部81d及び黒色領域の黒色裏
当て部82dとしてプーリ84,85に掛けられ、軸86,87で図
示省略したフレームに回転自在に支持されている。プー
リ84の軸86はパルスモータM3に連結されている。またプ
ーリ85の位置に対向して搬送ベルト8dに転接する押えロ
ーラR4が設けられている。押えローラR3の近接に搬送ベ
ルト8dの白色裏当て部81d或いは黒色裏当て部82dの先端
を検出する光センサS3が配置されている。
第5図(b)の制御ブロック図は本発明に関係する部
分だけを示しており、図において、ベルト駆動制御部19
bは、判定部18aの判定結果の信号に基づいて、白色裏当
て部81d及び黒色裏当て部82dの切り換えのために、モー
タドライバ22に指令してパルスモータM3を駆動させる。
主制御部17bは、実施例で説明した主制御部17aとほぼ
同様の機能を備え、更に上記各部を制御して、光センサ
S1,S2が原稿1aの印刷の有無を検出した位置で、搬送制
御部10による原稿1aの搬送を一時停止させ、光センサS3
による検出信号に基いて、搬送制御部10に指令して繰出
しローラR1及び送りローラR2,R3を駆動させて、切り換
えられた白色裏当て部81d或いは黒色裏当て部82dの先端
と原稿1aの先端が同期して搬送されるように制御する。
このような構成及び機能を有するので、次に第6図の
フローチャートにより作用を説明する。
まず、セット台4にセットされた原稿1aが繰出しロー
ラR1の回転によって繰り出される。
すると光センサS1,S2により原稿1aの表面と裏面に印
刷があるか否かが検出され、検出信号は判定部18aへ送
られる。
判定部18aは光センサS1だけから検出信号がきた時に
は片面印刷,光センサS1,S2の両方から検出信号がきた
時には両面印刷と判定して、主制御部17bに通知して原
稿1aの搬送を一時停止し、また光センサS2だけから検出
信号がきた時には、読取面に印刷無しと判定して、主制
御部17bに通知する。
原稿1aの読取面に印刷無しと判定した時は、搬送ベル
ト19bに指定して搬送ベルト8dを駆動させて、原稿1aは
そのまま搬送される。
片面印刷と判定された時は、ベルト搬送制御部19bに
指令して、搬送ベルト8dを駆動させて白色裏当て部81d
の先端が、原稿1aの先端に同期する位置で光センサS3に
検出されると、搬送制御部10aが起動してモータM1の回
転により繰出しローラR1及び送りローラR2,R3が駆動し
て、搬送ベルト8dの駆動と共に原稿1aが白色を背景色と
して搬送される。
両面印刷と判定された時は、ベルト搬送制御部19bに
指令して、搬送ベルト8dを駆動させて黒色裏当て部82d
の先端が、原稿1aの先端に同期する位置で光センサS3に
よって検出されると、搬送制御部10aが起動してモータM
1の回転により繰出しローラR1及び送りローラR2,R3が駆
動して、搬送ベルト8dの駆動と共に原稿1aが黒色を背景
色として搬送される。
そこで原稿1aの画像が光学ユニット7aによって読み取
られる。但しの時は白色面が読み取られる。
読み取りが終了すると、図示省略したセンサによって
原稿1aの後端が検出されて、次の原稿1aが繰り出され、
以降のフローが繰り返される。
また本発明の応用例を第7図に示す。第7図は従来例
で説明した読取装置の読取ガラス面2に原稿1aをセット
した場合の両面印刷に対応する方法を示している。
即ち、第7図に示すように、押え板3aの下側の両端に
プーリ30,31が設けられ、軸32,33で押え板3aの側板に回
転自在に支持されている。プーリ30の軸32はパルスモー
タM4に連結されている。
プーリ30,31には押えベルト8eが掛けられ、押えベル
ト8eは読取ガラス面2に対向する長さ範囲で白色領域の
白色裏当て部81e,及び黒色領域の黒色裏当て部82eに色
分けされている。常態では白色裏当て部81eが読取ガラ
ス面2に対向している。
操作パネル12は、従来例で説明した操作パネル12と同
様の機能を有し、更に書籍等のように両面印刷でしかも
ページが重なった状態で読取面2の載せて読み取る時
に、原稿1aが両面印刷である旨を入力する背景色切換指
示釦120を備えている。
切換制御部19cは、背景色切換指示釦120の押下に基い
て、押えベルト8eの黒色裏当て部82eを読取面2に対向
させる位置までのステップ数だけパルスモータM4を回転
させる。
このような構成及び機能を有するので、原稿1aが両面
印刷である場合の読み取りの場合には、まず、背景色切
換指示釦120の押下すると、切換制御部19cの指令でパル
スモータM4が回転して、押えベルト8eが移動して黒色裏
当て部82eが読取ガラス面2に対向する。
そこで押えベルト8eを持ち上げて、原稿1aを読取ガラ
ス面2に向けてセットし、押えベルト8eで押さえてから
読取スタート釦を押下することにより、黒色裏当て部82
eの黒色を背景色として原稿1aを読み取る。
このようにして、両面印刷の原稿1aを読み取る時に黒
色を背景色とすることにより、裏面の印刷を読み取るこ
とが防止でき、高品質の画質を得ることができる。
上記例では、原稿1aが両面印刷の時に黒色を背景色と
した場合を説明したが、白色以外の読取可能色,例えば
グレー,赤色等としても良い。
また両面印刷の原稿1aの裏面が黒色以外の読取可能色
で印刷されている場合にも背景色を切り換えることによ
り同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、原稿が片面印刷
か両面印刷かを判定手段によって判定して、切換手段に
より片面印刷の時は白色,両面印刷の時は白色以外の読
取可能色に原稿の背景色を切り換えてとしてから読取手
段によって読み取ることにより、原稿が薄い場合等で両
面印刷の裏面の印刷が透けて読み取るために画質が汚れ
ることを防止することができるので、高品質の画質を得
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の実施例を示す構成図、 第3図は実施例のフローチャート、 第4図は異なる実施例(1)を示す側面図、 第5図は異なる実施例(2)を示す構成図、 第6図は異なる実施例(2)のフローチャート、 第7図は本発明の応用例を示す構成図、 第8図は本発明が適用される読取装置の構成図、 第9図は従来例の制御ブロック図、 第10図は従来例の説明図である。 図において、 1,1aは原稿、7は読取手段、 7aは光学ユニット、8,8a,8bは読取ガイド、 8cは読取ガイド板、8dは搬送ベルト、 8eは押えベルト、18は判定手段、 18aは判定部、19は切換手段、 19aは切換制御部、S1〜S3は光センサを示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿(1)の画像を読み取る読取手段
    (7)と、該原稿(1)の少なくとも該読取手段(7)
    による読取位置に背景色を与えるべく、白色及び白色以
    外の読取可能色の領域を有する読取ガイド(8)と、 該原稿(1)が片面印刷であるか両面印刷であるかを判
    定する判定手段(18)と、 該判定手段(18)による判定の結果、片面印刷の時は白
    色,両面印刷の時は白色以外の読取可能色に該読取ガイ
    ド(8)の領域を切り換える切換手段(19)とを備え、 該切換手段(19)によって白色或いは白色以外の読取可
    能色の領域に切り換えた読取ガイド(8)及び該読取手
    段(7)の間の原稿(1)の画像を該読取手段(7)に
    よって読み取ることを特徴とする読取装置。
  2. 【請求項2】前記読取ガイド(8)は、同一平面に前記
    白色及び白色以外の読取可能色の領域を有する平板状に
    形成され、 前記切換手段(19)は、前記判定手段(18)による判定
    結果に基いて、片面印刷の時は白色,両面印刷の時は白
    色以外の読取可能色が前記原稿(1)の少なくとも読取
    位置の背面色になるように、該読取ガイド(8)或いは
    該読取手段(7)を相対的に移動させる移動手段である
    ことを特徴とする請求項1記載の読取装置。
  3. 【請求項3】前記読取ガイド(8)は、少なくとも前記
    原稿(1)の長さに対応する白色及び白色以外の読取可
    能色の領域を有するベルト及び該ベルトを駆動する駆動
    手段から成り、 前記切換手段(19)は、前記判定手段(18)による判定
    結果に基いて、片面印刷の時は白色,両面印刷の時は白
    色以外の読取可能色の領域の先端を、前記繰り出される
    原稿(1)の先端に同期させて該ベルトを該駆動手段に
    よって駆動させることを特徴とする請求項1記載の読取
    装置。
JP2211195A 1990-08-08 1990-08-08 読取装置 Expired - Lifetime JP2985255B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2211195A JP2985255B2 (ja) 1990-08-08 1990-08-08 読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2211195A JP2985255B2 (ja) 1990-08-08 1990-08-08 読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0494258A JPH0494258A (ja) 1992-03-26
JP2985255B2 true JP2985255B2 (ja) 1999-11-29

Family

ID=16601953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2211195A Expired - Lifetime JP2985255B2 (ja) 1990-08-08 1990-08-08 読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2985255B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0494258A (ja) 1992-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3304555B2 (ja) 画像形成装置
JPH0226433B2 (ja)
JP2024056097A (ja) 画像読取装置
JP4387650B2 (ja) 画像読取装置
JP2985255B2 (ja) 読取装置
JPH0583480A (ja) 原稿読取り装置
JP3969215B2 (ja) 自動給紙型の画像読取装置
US20050219645A1 (en) Image processing apparatus, image reading apparatus, and document conveyance device
JP2002271576A (ja) 画像読取装置
JP3833219B2 (ja) シート供給装置及びこれを用いた画像読取装置
JPH0393348A (ja) 画像読取装置
JP3534935B2 (ja) 画像読取装置
JP2008153837A (ja) 画像読取装置
JP2005065128A (ja) 画像読み取り装置
JPH0411404Y2 (ja)
JP3245278B2 (ja) 原稿読取装置
JPS63172563A (ja) 原稿読取装置
JPH02163220A (ja) 原稿自動給紙装置
JPH03244270A (ja) 画像読取装置
JP2004179818A (ja) 画像読取装置及びその制御装置
JP5395588B2 (ja) 画像読取装置
JP2003134311A (ja) 画像読取り装置
JPH03252264A (ja) 情報読み取り装置
JPS63102460A (ja) 複写装置
JPH04139948A (ja) 原稿読取装置