JP2984861B2 - フォロースピーカー - Google Patents

フォロースピーカー

Info

Publication number
JP2984861B2
JP2984861B2 JP11380991A JP11380991A JP2984861B2 JP 2984861 B2 JP2984861 B2 JP 2984861B2 JP 11380991 A JP11380991 A JP 11380991A JP 11380991 A JP11380991 A JP 11380991A JP 2984861 B2 JP2984861 B2 JP 2984861B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
performer
speakers
follow
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11380991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04319384A (ja
Inventor
武紀 尾形
八十路 水上
辰夫 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BIKUTAA AAKUSU KK
Original Assignee
BIKUTAA AAKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BIKUTAA AAKUSU KK filed Critical BIKUTAA AAKUSU KK
Priority to JP11380991A priority Critical patent/JP2984861B2/ja
Publication of JPH04319384A publication Critical patent/JPH04319384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2984861B2 publication Critical patent/JP2984861B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステージ上に設置され
る、出演者のためのフォールドバックスピーカーの改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】ヴォーカル、楽器演奏にかかわらず、現
在、ステージ上の出演者に対し、自分の声、演奏等を聞
かせることが不可欠とされ、このため、ステージ上に出
演者に向けたスピーカーを置き、ここから目的とする音
を出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ステージ上に
置かれたスピーカーは、比較的大型であることもあり、
客席からは目障りである。また、スピーカーは固定であ
るため、出演者はステージ上を動き回ることによって距
離が変化すると、聞こえる音量は変化してしまう。一
方、会場内拡声上は、スピーカーの音をマイクロホンが
拾うとハウリングが発生する等の障害が発生するので、
出演者とスピーカーの距離に応じて一々スピーカーの音
量を調節しなければならず、オペレーターには操作上の
負担となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明においては、回
転する台上にスピーカーを設置し、該スピーカーの方向
を常に出演者に向けると共に、出演者までの距離情報に
より、最適音量となるよう、出力を変化させる。
【0005】スピーカーの方向の制御は、スピーカーに
組み込まれた小型テレビカメラにより、オペレーターが
出演者を追尾することによってもよく、映像信号の処理
により、一度画像中心に捕らえた像を自動追尾する方法
によってもよい。また、2つの指向性マイクロホンの入
力信号を最大に保つように回動してもよい。
【0006】距離情報は、自動焦点カメラの合焦操作か
ら距離信号を得てもよく、2つのカメラを出演者に向
け、カメラ間の距離とその向いている方向から三角法に
よって算出してもよい。
【0007】
【実施例】図1は本発明のフォロースピーカー装置の概
念図、図2はその制御回路の概念図であり、フォールド
バックスピーカー1はターンテーブル2上に傾動自在に
設けられたスピーカー台3上に設置される。4は上下角
度変化機構部であり、スピーカー台を傾動するとともに
角度検出部5を内蔵し、角度データを出力する。6はタ
ーンテーブルの左右回転機構部であり、モータ7によっ
てスピーカー1を左右に回動すると共に、エンコーダ等
の検出器8により左右回転データを出力する。スピーカ
ー1に組み込んだ自動焦点テレビカメラ9の映像はモニ
ター10に表示される。この実施例においては、市販の
自動焦点カメラを利用したので、距離信号はレンズ鏡胴
の合焦のための回転を利用して、検出部11から取り出
している。この実施例では、駆動装置はモータとしてい
るが、油圧や空気圧等、他の回転機構によってもよいこ
とは云うまでもない。
【0008】オペレータはモニターの映像を見ながら出
演者が画面中央に写るように回転操作部でスピーカー台
を手動走査すると、スピーカーは常に出演者の方向を向
くことになる。同時に、自動焦点カメラは出演者までの
距離に応じて合焦操作を行うので、そのレンズ鏡胴の回
転を検出した距離信号は、A/D変換器を経てマイクロ
コンピュータに入力され、その距離に応じた音量となる
よう制御信号が出力され、D/A変換器を経てVCA
(ボルテージ コントロールド アンプリファイヤ)の
制御電圧を制御して、出演者はステージ上での位置に関
係なく、最適な音量で聞くことが出来る。VCAには半
固定音量調整器を設け、音量最大に制御された場合でも
ハウリング等の障害が発生しないように、予めセットし
ておく。
【0009】演奏者がスピーカから距離がある間はスピ
ーカの上下の回転は不必要であるが、出演者がスピーカ
に近づいてくると、スピーカの音軸が出演者の腹に向い
てしまうので、スピーカを上向きに振る必要が生じる。
実際には、出演者の顔がモニタ画面の中央に写るように
上下角度変化機構部4で駆動する。
【0010】上記の操作は手動で行われる。しかし、同
じ曲目を演奏する場合には出演者の動きも殆ど同じにな
るので、事前の練習或は最初の演奏時等の場合に台の回
転角と距離データを記憶させておいてもよい。このた
め、上下角度変化機構部4、左右回転データ検出部7、
距離データ検出部10等で検出したデータをA/D変換
器を経てマイクロコンピュータに読み込み、メモリに記
憶させる。演奏時には、プリセットボタンによってこの
データを読みだし、自動的にスピーカの方向と音量を制
御させる。オペレータはモニター9でずれを監視するだ
けでよい。
【0011】上記の操作はマニュアル優先としてあり、
自動操作中でも手動で操作すれば、それが優先して実行
される。これは、出演者がセットした動きと異なる動き
をした場合に直ちに対応するために必要となる。
【0012】実際の使用時は、2台の回転台とスピーカ
を設置し、図3のように両スピーカを出演者に向けるこ
とによってこれを頂点とする三角形を作り、左右のスピ
ーカからの音量が同じになるようにVCAへの電圧を制
御する。周知のように、一辺の長さとその両端の角度を
知るか、或は二辺の長さとその角度を知れば、三角形は
決定できる。2つのスピーカの設置位置、従ってその間
の距離Dは既知であるから、両スピーカのモニター9、
9’によって出演者がその両画面中央に写るように操作
すれば、角度θ1、θ2が決定され、演奏者までの距離d
1、d2が直ちに算出でき、この距離情報に基づいてスピ
ーカの音量を制御できる。この場合は、原則として、各
スピーカからの距離情報は不要になる。
【0013】また、1台のスピーカの操作により、音軸
と2つのスピーカを結ぶ線とのなす角と、演奏者までの
距離とを検出すれば、他方のスピーカの向きと音量は自
動的に決定される。この場合は、他方のスピーカのビデ
オカメラは不要となり、操作すべきスピーカは1台でよ
いので、オペレータの負担は大幅に軽減出来る。
【0014】しかし、実際には、複数の演奏者が別々の
動きをする場合があり、このときはそれぞれのスピーカ
がそれぞれの演奏者を追う必要が生じるので、それぞれ
のスピーカには各別にビデオカメラを搭載する。また、
上記の操作は、スピーカーが2台に限られることなく、
複数のスピーカーを用いる場合には適当な2つのスピー
カーによって操作情報を得ることが出来る。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記のようにフォールドバッ
クスピーカーを、常にその音軸が出演者の方向に向け、
距離に応じた音量となるように制御しているので、演奏
者は常に最適音量で聞くことが出来るだけでなく、スピ
ーカの設置位置も自由度を増すので、出来るだけ観客の
邪魔にならない位置に設置することが可能となる。その
上、記憶された距離音量データによって自動操作する場
合は、オペレータの負担を大幅に減らすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフォロースピーカー装置の1実施例の
構成を示す概念図
【図2】図1に示す実施例における制御回路の概念図
【図3】複数のスピーカーを用いた場合の制御法を示す
説明図
【符号の説明】
1 フォールドバックスピーカー 2 ターンテーブル 3 スピーカー台 4 上下角度変化機構部 5 上下角度検出部 6 左右回転機構部 7 モータ 8 左右回転検出器 9 自動焦点テレビカメラ 10 モニター 11 距離検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−280198(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63J 7/00 A63J 5/04 H04R 3/00 310

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステージ近傍に回転する台上にスピーカ
    ーを設置し、該スピーカーの方向を常に出演者に向ける
    と共に、出演者までの距離情報により、最適音量となる
    よう、出力を変化させることを特徴とするフォロースピ
    ーカー
  2. 【請求項2】 上記スピーカーの方向の制御は、スピー
    カーに組み込まれた小型テレビカメラにより、出演者が
    常にモニター画面中央に写るように追尾することによっ
    て行われることを特徴とする請求項1のフォロースピー
    カー
  3. 【請求項3】 上記距離情報は、自動焦点カメラの合焦
    操作から得ることを特徴とする請求項1のフォロースピ
    ーカー
  4. 【請求項4】 上記スピーカーが複数配置されることを
    特徴とする請求項1のフォロースピーカー
  5. 【請求項5】 上記スピーカーの方向制御は、他のスピ
    ーカーの角度、距離情報から三角法によって算出される
    ことを特徴とする請求項4のフォロースピーカー
  6. 【請求項6】 上記スピーカーの距離情報は、複数のス
    ピーカー間の距離とその角度情報から三角法によって算
    出されることを特徴とする請求項4のフォロースピーカ
  7. 【請求項7】 上記方向、距離情報が、制御装置の中に
    記憶されており、その記憶によって制御されることを特
    徴とする請求項1ないし6の何れかのフォロースピーカ
JP11380991A 1991-04-19 1991-04-19 フォロースピーカー Expired - Lifetime JP2984861B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11380991A JP2984861B2 (ja) 1991-04-19 1991-04-19 フォロースピーカー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11380991A JP2984861B2 (ja) 1991-04-19 1991-04-19 フォロースピーカー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04319384A JPH04319384A (ja) 1992-11-10
JP2984861B2 true JP2984861B2 (ja) 1999-11-29

Family

ID=14621605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11380991A Expired - Lifetime JP2984861B2 (ja) 1991-04-19 1991-04-19 フォロースピーカー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2984861B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022172183A (ja) * 2019-08-06 2022-11-15 直之 村上 コンピユーターの目(pceye)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022172183A (ja) * 2019-08-06 2022-11-15 直之 村上 コンピユーターの目(pceye)
JP7282967B2 (ja) 2019-08-06 2023-05-29 直之 村上 コンピユーターの目(pceye)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04319384A (ja) 1992-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5479203A (en) Video camera apparatus with zoom control based on the pan or tilt operation
KR100628569B1 (ko) 복수의 음향취득장치가 결합 가능한 캠코더
US20020071661A1 (en) Audio and video reproduction apparatus
JP2005159731A (ja) 撮像装置
JP2006287544A (ja) 映像音声記録再生装置
JP2984861B2 (ja) フォロースピーカー
CN111885342B (zh) 智能设备
JP4363004B2 (ja) 音響提示装置と音響提示方法
JPH0965309A (ja) テレビ会議装置
JPH09312790A (ja) 音声記録制御装置
JPH07146687A (ja) カラオケ演出装置
JP2004153675A (ja) 再生システム及び出力特性変更方法
JPH11136553A (ja) 撮像装置
JP3497191B2 (ja) カメラ及びカメラの倍率演算方法
JPH0993690A (ja) スピーカユニット
JP4066288B2 (ja) 自動追尾装置
KR20010047989A (ko) 텔레비젼의 스피커장치와 그 장치를 제어하는 방법
JPH0715725A (ja) テレビカメラ装置
JP3218675B2 (ja) ビデオカメラ
CN211860338U (zh) 一种庭审影音记录装置
JP3072051U (ja) デジタルオーディオシステム
JP2008244865A (ja) 音場切替システム
JPH08289275A (ja) Tv会議システム
JP3338220B2 (ja) 音響装置
JPH06105306A (ja) テレビ会議システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990810