JP2984664B2 - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置

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JP2984664B2 JP10242679A JP24267998A JP2984664B2 JP 2984664 B2 JP2984664 B2 JP 2984664B2 JP 10242679 A JP10242679 A JP 10242679A JP 24267998 A JP24267998 A JP 24267998A JP 2984664 B2 JP2984664 B2 JP 2984664B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鏡面加工に係る
放電加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の放電加工装置を示す図であ
る。図において、1は電極・工作物から形成される極
間、2は極間1に加工電流を供給する直流電源であり、
通常80〜100V程度の直流電源である。また3は電
流制限用の抵抗、4は電圧の印加および出力電流の遮断
を行うスイッチング素子、5はスイッチング素子4を駆
動する駆動回路、6は極間1の電極・工作物の対向部分
に形成される静電容量である。
【0003】次に動作について説明する。加工中、電極
・工作物により形成された極間1に電圧が印加され、加
工が行われる。即ち、まず駆動回路5によりスイッチン
グ素子4がONされることにより、極間1に電圧が印加
される。極間1においてはこの印加電圧により放電が発
生するが、図示されない放電検出回路により放電が検出
された後、所定の電流パルス継続時間(パルス幅)経過
後にスイッチング素子4はOFFされ、所定のパルス幅
の電流パルスが供給される。その後、所定の休止時間の
後再びスイッチング素子4がONされ、電圧が印加され
る。以上の動作を繰り返しながら、加工が行われる。
【0004】なお、上記の加工において、加工の能力、
加工面あらさは、極間1に供給される電流パルスの電流
値により左右される。即ち、電流パルスの電流値が高く
なると加工速度は増大するが、加工面あらさは悪化す
る。また、電流パルスの電流値が低くなると加工面あら
さは改善されるが加工速度が低下する。即ち、電流パル
スの電流値を変化させることにより、所望の加工特性を
得ることができる。極間1に供給されるパルス電流値
は、直流電源2の電圧および電流制限抵抗3の値により
決定されるが、パルス電流値の制御は一般に電流制限抵
抗3の切り替えにより行われる。
【0005】良質な加工面を要する仕上加工において
は、電流制限抵抗3の値は大きな値が選択されるが、こ
の場合、極間1における電極・工作物の対向面積が変化
することにより、電流パルスの波形は大きく変化する。
即ち、極間1の対向面積が大きくなると、極間に静電容
量6が形成されるが、こうした静電容量の増加は、図8
(a)に示すように直流アーク成分30に先立つコンデ
ンサ放電成分31を増大させるとともに、図8(b)の
ようにコンデンサ放電31の後のアークが遮断された、
直流アーク成分30のない電流波形の発生を招く。こう
した、直流アークの遮断は一般にパルス割れ現象と呼ば
れるが、電流ピークが高くパルス幅のきわめて短いコン
デンサ放電成分31による加工となるため、加工面あら
さや加工速度が低下するとともに、電極の消耗が著しく
増大する。また、電極消耗により電極表面が荒らされ、
さらに加工面あらさも低下する傾向にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の放電加工装置
は、上記のように構成されており、加工電流が低く、且
つ電極・工作物の対向面積が増大すると、直流アークが
遮断されたパルス割れが頻発しコンデンサ放電成分によ
る放電やコンデンサ成分に続く直流アーク成分の放電が
発生するため、加工速度の低下、電極の消耗の増大、加
工面あらさの低下を招くなどの問題があった。
【0007】この発明は、特に鏡面加工を行う際には、
低ピークでパルス幅の短い電流パルスを安定して供給
し、大面積での最良面あらさの向上を図ることのできる
放電加工装置を提供することを目的とするものである。
【0008】さらに、電極面積・加工条件の変化に対し
て常に最適な仕上加工を行うことのできる放電加工装置
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る放電加工装
置は、加工電流を供給する直流電源と、該直流電源に直
列に接続され、加工電流を鏡面加工電流(2A以下)に
制限する電流制限素子と、該直流電源および電流制限素
子に直列に接続されたスイッチング素子と、加工間隙に
対して並列に設けられ、コンデンサ放電電流成分に引き
続く直流パルス電流成分の継続を抑制する、インダクタ
ンス(20〜50μH)とコンデンサ(0.001〜
0.02μF)との直列回路と、を備える構成としたも
のである。
【0010】また本発明に係る放電加工装置は、直流電
源、リアクトル、ダイオード、および第1のスイッチン
グ素子を有し、鏡面加工電流(2A以下)を供給する定
電流供給手段と、第2のスイッチング素子を有する出力
電流断続手段と、加工間隙に対して並列に設けられ、コ
ンデンサ放電電流成分に引き続く直流パルス電流成分の
継続を抑制する、インダクタンス(20〜50μH)と
コンデンサ(0.001〜0.02μF)との直列回路
と、を備える構成としたものである。
【0011】更にまた、本発明に係る放電加工装置は、
上記放電加工装置において、インダクタンスとコンデン
サの直列回路を、極間に対して複数並列接続するととも
に、該複数の直列回路を切り替える切り替え手段を設け
たものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本発明の実施の形態1を図1〜図3に基
づき説明する。図1において、1は電極・工作物により
形成される極間、2は極間1に加工電流を供給する直流
電源であり、電極が(−)、工作物が(+)となるよう
極間1に対して接続される。3は電流制限用の抵抗であ
り、直流電源2として80Vのものが用いられる場合、
鏡面加工電流(2A以下)を得るため、40Ω以上の値
とされる。4は電圧の印加および出力電流の遮断を行う
スイッチング素子、5はスイッチング素子4を駆動する
駆動回路、6は極間1の電極・工作物の対向部分に形成
される静電容量、7は極間1に対して並列に接続された
コイル、8はコイル7に直列に接続されるコンデンサで
ある。ここでは、コイル7のインダクタンスとして20
〜50μH、コンデンサ8の静電容量として0.001
〜0.02μFが設定されている。また15a,15
b,16a,16bは極性切り替えスイッチであり、本
実施の形態1ではスイッチ16a,16bを閉状態とす
ることにより、電極極性が(−)となるよう接続され
る。
【0013】次に、動作について説明する。電極・工作
物により形成された極間1に電圧が印加され、加工が行
われる。即ち、駆動回路5によりスイッチング素子4が
ONされることにより、極間1に電圧が印加されるとと
もに、図示されない放電検出回路により放電が検出され
た後、所定の電流パルス継続時間(パルス幅)経過後に
スイッチング素子4はOFFされ、所定のパルス幅の電
流パルスが供給される。その後、所定の休止時間の後再
びスイッチング素子4がONされ、電圧が印加される。
以上の動作を繰り返しながら、加工が行われる。
【0014】極間1の対向面積が大きくなると、極間に
静電容量が形成されるため直流アーク成分30に先立っ
てコンデンサ放電成分31がまず極間に放出される。次
いで、コンデンサ8に充電されていた大きな静電エネル
ギーがコイル7を介して極間に供給されるが、本実施の
形態1のように電流制限抵抗3の値として40Ω以上
(電流値2A以下)の場合には、コイル7およびコンデ
ンサ8の値を小さく取ることにより、直流アーク成分3
0が継続しない低ピーク、短パルス幅の電流波形を得る
ことができる。図2は実施の形態1における電流波形を
示したものであり、波形としては直流パルス成分30が
継続しないほぼコンデンサ8による電流成分32のみの
波形が得られる。コンデンサ8の電流成分32はコイル
7のインダクタンスのためになまされた波形となってお
り、電流ピークが低く抑えられるとともに、確実に直流
アーク成分30が遮断された波形が安定して得られる。
本実施の形態1のように電極(−)の極性にて、このよ
うに電流ピークが低く、パルス幅が短い波形にて仕上加
工を行うことにより、大面積においても鏡面に近い加工
を行うことが可能となる。実験によれば、50mm角の
銅電極による仕上加工加工において、50μHのインダ
クタンス,0.005μFのコンデンサとし、上記の波
形により加工を行うことにより、面あらさ1μmRma
x以下の鏡面が得られた。
【0015】上記のように、特に電流値が2A以下の電
流パルスでの加工においてコンデンサ放電成分32の後
確実に直流パルスを遮断しつつ加工を行うためには、コ
イル7のインダクタンスとして20〜50μH、コンデ
ンサとして0.001〜0.02μF程度とすると良
い。図3に、インダクタンス・コンデンサ容量と、加工
面あらさの関係を示す。図より、インダクタンス、コン
デンサ容量の組み合わせにより、加工面あらさが異なる
ことがわかり、特にインダクタンスが20〜50μH、
コンデンサが0.001〜0.02μFの範囲の適切な
値の組み合わせにより、加工面あらさが大幅に改善され
ることがわかる。特にコンデンサが0.001〜0.0
05μFの場合は、鏡面加工条件である数μs以下のパ
ルス幅が得られる。
【0016】実施の形態2.以下、実施の形態2を図4
及び図5に基づき説明する。図4において1は電極・工
作物により形成される極間、2は極間1に加工電流を供
給する直流電源であり、電極が(−)、工作物が(+)
となるよう極間1に対して接続される。100は第1の
スイッチング素子101、ダイオード102、リアクト
ル103により構成され、鏡面加工電流(2A以下)を
供給する定電流供給部であり、第1のスイッチング素子
101とダイオード102、リアクトル103による降
圧チョッパにより構成され、出力と入力の間にはダイオ
ード104が接続されるとともに、リアクトル103の
電流を検出する電流検出器105を備えている。また、
出力電流断続部110は、第2のスイッチング素子11
1とダイオード112と電圧源113との直列回路、お
よびダイオード114により構成される。106、11
5はそれぞれ第1のスイッチング素子101および第2
のスイッチング素子111を駆動する駆動回路である。
また、6は極間1の電極・工作物の対向部分に形成され
る静電容量、7は極間1に対して並列に接続されたコイ
ル、8はコイル7に直列に接続されるコンデンサであ
る。ここでは、コイル7のインダクタンスとして20〜
50μH、コンデンサ8の静電容量として0.001〜
0.02μFが設定されている。また115a,115
b,116a,116bは極性切り替えスイッチであ
り、本実施の形態2ではスイッチ116a,116bを
閉状態とすることにより、電極極性が(−)となるよう
接続される。
【0017】次に、動作について説明する。放電が発生
すると第1のスイッチング素子101、リアクトル10
3、第2のスイッチング素子111、ダイオオード11
4を通り直流電源2から極間1に電流が供給される。電
流検出器105は、電流が上限値に達した際には第1の
スイッチング素子101をオフする。この後出力電流は
ダイオード102、リアクトル103、第2のスイッチ
ング素子111、ダイオード114を通り極間1に供給
されて電流は減少する。電流検出器105により電流が
下限値まで低下したことが検出されると、第1のスイッ
チング素子101は再びオンされる。この後出力電流は
第1のスイッチング素子101、リアクトル103、第
2のスイッチング素子111、ダイオード114を通り
電極120に供給され電流は増加する。このような動作
を繰り返し出力電流は図5(a)のような波形に制御さ
れる。所望のパルス幅に相当する時間だけ上記の動作を
繰り返した後、出力電流遮断部110の第2のスイッチ
ング素子111をオフすることにより、電流が遮断さ
れ、所望の休止時間だけ電流の供給が停止される。以上
の動作を繰り返すことにより、放電加工が行われる。
【0018】極間1の対向面積が大きくなると、極間に
静電容量が形成されるため直流アーク成分30に先立っ
てコンデンサ放電成分31がまず極間1に放出される。
次いで、コンデンサ8に充電されていた大きな静電エネ
ルギーがコイル8を介して極間に供給されるが、本実施
の形態2のように電流値が2A以下の場合には、コイル
7およびコンデンサ8の値を小さく取ることにより、直
流アーク成分30が継続しない低ピーク、短パルス幅の
電流波形を得ることができる。図5(b)は実施の形態
2における電流波形を示したものであり、波形としては
直流パルス成分30が継続しないほぼコンデンサ8によ
る電流成分32のみの波形が得られる。コンデンサ8の
電流成分32はコイル7のインダクタンス8のためにな
まされた波形となっており、電流ピークが低く抑えられ
るとともに、確実に直流アーク成分30が遮断された波
形が安定して得られる。本実施の形態2のように電極
(−)の極性にて、このように電流ピークが低く、パル
ス幅が短い波形にて仕上加工を行うことにより、実施の
形態1と同様に大面積においても鏡面加工を行うことが
可能となる。実験によれば、60mm角の銅電極による
仕上加工加工において、上記の波形により加工を行うこ
とにより、面あらさ0.7μmRmax以下の鏡面が得
られた。
【0019】上記のように、特に電流値が2A以下の電
流パルスでの加工においてコンデンサ放電成分31の後
確実に直流パルスを遮断しつつ加工を行うためには、コ
イル7のインダクタンスおよびコンデンサの容量は、実
施の形態2の場合と同様にそれぞれ50〜500μH、
0.02〜2μF程度とすると良い。既に説明したよう
に、図3より、インダクタンス、コンデンサ容量の組み
合わせにより、加工面あらさが異なり、特にインダクタ
ンスが20〜50μH、コンデンサが0.001〜0.
02μFの範囲の適切な値の組み合わせにより、加工面
あらさが大幅に改善される。特にコンデンサが0.00
1〜0.005μF場合は、鏡面加工条件である数μs
以下のパルス幅が得られる。
【0020】実施の形態3.なお、実施の形態1および
2においてはコイル7、コンデンサ8からなる直列回路
を1つ極間に接続した例を示したが、図6に示すよう
に、コイル、コンデンサ、スイッチからなる複数の直列
回路(コイル7a、コンデンサ8a、スイッチ9aから
なる直列回路、コイル7b、コンデンサ8b、スイッチ
9bからなる直列回路)を設けるとともに、抵抗とスイ
ッチとからなる複数の直列回路(抵抗3aとスイッチ9
aとの直列回路、抵抗3bとスイッチ9bとの直列回
路、抵抗3cとスイッチ9cとの直列回路)を設け、ス
イッチ9a,9b,9cを切り替えることにより所望す
る加工電流値を得るとともに、切り替え手段を構成する
スイッチ9a,9bによりコイル、コンデンサからなる
直列回路を切り替えることにより、加工条件・電極面積
が異なる際や変化する際に、常に最適な加工特性を得る
ことが可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、加工電流を供給する直
流電源と、該直流電源に直列に接続され、加工電流を鏡
面加工電流に制限する電流制限素子と、該直流電源およ
び電流制限素子に直列に接続されたスイッチング素子
と、加工間隙に対して並列に設けられ、コンデンサ放電
電流成分に引き続く直流パルス電流成分の継続を抑制す
る、インダクタンスとコンデンサとの直列回路とを備え
る構成としたので、コンデンサ放電の後に直流パルスを
連続させずに加工を行うとともに、コンデンサ放電波形
の電流ピークを抑えた波形を発生させて加工を行うこと
ができ、特に電極極性を(−)とした際、鏡面加工を行
う際において、低ピークでパルス幅の短い電流パルスを
安定して供給でき、ひいては大面積での最良面あらさが
著しく向上するなどの効果がある。
【0022】また、本発明によれば、直流電源、リアク
トル、ダイオード、および第1のスイッチング素子を有
し、鏡面加工電流を供給する定電流供給手段と、第2の
スイッチング素子を有する出力電流断続手段と、加工間
隙に対して並列に設けられ、コンデンサ放電電流成分に
引き続く直流パルス電流成分の継続を抑制する、インダ
クタンスとコンデンサとの直列回路とを備える構成とし
たので、コンデンサ放電の後に直流パルスを連続させず
に加工を行うとともに、コンデンサ放電波形の電流ピー
クを抑えた波形を発生させて加工を行うようにしたた
め、特に電極極性を(−)とした際の、鏡面加工を行う
場合において、低ピークでパルス幅の短い電流パルスを
安定して供給でき、ひいては大面積での最良面あらさが
著しく向上するなどの効果がある。また、電流制限用抵
抗が不要なため、電源が小型かつ安価にでき、エネルギ
ーロスや発熱のない電源が得られる効果もある。
【0023】また、本発明によれば、インダクタンスと
コンデンサからなる直列回路を、極間に対して複数並列
に設けるとともに、該複数の直列回路を切り替える切り
替え手段を設け、この切り替え手段により、該複数の直
列回路を切り替えるながら加工を行うことができるよう
にしたため、電極面積・加工条件の変化などに対して最
適な電流波形を発生させつつ加工を行うことができ、電
極消耗が大幅に低減するとともに、加工速度が著しく向
上するなどの効果がある。また、電極表面の消耗による
加工面品質の低下を防止することができるなどの効果が
ある。さらに、特に鏡面加工を行う際において、低ピー
クでパルス幅の短い電流パルスを安定して供給でき、ひ
いては大面積での最良面あらさが著しく向上するなどの
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1における電流波形を示す
図である。
【図3】本発明の実施の形態1、2におけるインダクタ
ンス・コンデンサ容量と面あらさの関係を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態2の構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2における電流波形を示す
図である。
【図6】本発明の実施の形態3の構成を示す図である。
【図7】従来の放電加工装置の構成を示す図である。
【図8】従来の放電加工装置における電流波形を示す図
である。
【符号の説明】
1 極間 2 直流電源 3 電流制限抵抗 4 スイッチング素子 5 駆動回路 6 静電容量 7、7a、7b コイル 8、8a、8b コンデンサ 9a、9b リレー 100 定電流供給部 101 第1のスイッチング素子 102 ダイオード 103 リアクトル 104 ダイオード 105 電流検出器 110 出力電流断続部 111 第2のスイッチング素子 112 ダイオード 113 電圧源 106 駆動回路 115 駆動回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極と被加工物間に電圧を印加しつつ加
    工を行う放電加工装置において、加工電流を供給する直
    流電源と、該直流電源に直列に接続され、加工電流を2
    A以下の鏡面加工電流に制限する電流制限素子と、該直
    流電源および電流制限素子に直列に接続されたスイッチ
    ング素子と、加工間隙に対して並列に設けられ、コンデ
    ンサ放電電流成分に引き続く直流パルス電流成分の継続
    を抑制する、20〜50μHの値のインダクタンスと
    0.001〜0.02μFの値のコンデンサとの直列回
    路と、を備えてなる放電加工装置。
  2. 【請求項2】 電極と被加工物間に電圧を印加しつつ加
    工を行う放電加工装置において、直流電源、リアクト
    ル、ダイオード、および第1のスイッチング素子を有
    し、2A以下の鏡面加工電流を供給する定電流供給手段
    と、第2のスイッチング素子を有する出力電流断続手段
    と、加工間隙に対して並列に設けられ、コンデンサ放電
    電流成分に引き続く直流パルス電流成分の継続を抑制す
    る、20〜50μHの値のインダクタンスと0.001
    〜0.02μFの値のコンデンサとの直列回路と、を備
    えてなる放電加工装置。
  3. 【請求項3】 インダクタンスとコンデンサの直列回路
    を、極間に対して複数並列接続するとともに、該複数の
    直列回路を切り替える切り替え手段を設けたことを特徴
    とする請求項1〜請求項2の何れかに記載の放電加工装
    置。
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